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2024年10月23日05時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK295] 石破内閣支持率「ご祝儀相場」完全崩壊…「墓穴で自滅」絵に描いたような転落劇

※2024年10月22日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2024年10月22日 日刊ゲンダイ2面

石破内閣支持率「ご祝儀相場」完全崩壊…「墓穴で自滅」絵に描いたような転落劇
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362307
2024/10/22 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し


田中角栄元首相の教え「握った手の数しか票は出ない」/(C)日刊ゲンダイ

 朝日新聞の選挙報道、共同の内閣支持率などに自民党の候補者たちは半狂乱だが、すべて、身から出た錆、自業自得だ。国民愚弄のシャッポのすげ替え、早期解散の野党潰しと国会軽視、いい加減な組閣、形だけ裏金決着、挙げ句が連立枠拡大とは、天下無双の浅ましさ。

  ◇  ◇  ◇

 3週間ほど前まで国民的な人気者だった石破首相に対する逆風は強まるばかりだ。変節の果ての「最速解散」で自民党の悪弊をウヤムヤにし、禊を済ませたことにしようとの企みはやはり悪手だった。衆院選の投開票まで残り5日。報道各社などによる情勢調査では、石破と自民に向けられる視線は日を追うごとに厳しくなっている。

 朝日新聞(21日付朝刊)は1面トップで〈自公、過半数微妙な情勢〉と大見出しを打ち、自民党が単独過半数(233議席)を割り込む公算が大きいと報じた。世論調査(19、20日実施)に取材で得た情報を加え、自民は公示前の247議席から50議席ほど減らす見通しと分析。連立を組む公明党についても、公示前の32議席から減らし、30議席を割り込む見通しとしている。与党が沈む分、野党はおおむね浮上。立憲民主党は公示前の98議席から大幅に増やし、140議席が視野に入るという。党勢衰退に歯止めがかからない日本維新の会を除く、ほぼすべての主要野党が議席を増やすとの見立てだ。

 石破自民党の失速を裏付けるように、内閣支持率も低迷。共同通信の世論調査(19、20日実施)では支持率は41.4%で、不支持率の40.4%を辛うじて上回る程度だった。公示前の調査(12、13日実施)と比べ、それぞれ0.6ポイント減、3.7ポイント増だったから、石破が「選挙の顔」として機能していないことがよく分かる。早朝に議員宿舎を飛び出し、超過密スケジュールで各地を回り、マイクを握って「信頼してもらえる政党になる」などと訴えても、票が離れる一方なのだ。

ブレるリアル石破で大失点

 こうした数字に自民の候補者たちは半狂乱のようだが、すべて身から出た錆だ。裏金事件が象徴する宿痾の金権腐敗。反日カルト集団の統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との断ちがたい癒着。憲法をないがしろにする軍国化。安倍1強が醸成したおごりが党内に蔓延し、庶民の暮らしには目もくれようとしなかった。首相交代による「ご祝儀相場」がアッという間に完全崩壊したのは、自業自得なのだ。

 法大大学院教授の白鳥浩氏(現代政治分析)は、こう指摘する。

「国民が期待を込めて描いていた石破首相像と、リアルな石破首相の乖離は広がるばかりです。自民党に身を置きながら、歯に衣着せぬ正論吐きの姿を評価されてきたのに、イザとなるとあっちに配慮、こっちに配慮。行動につながらない。ブレてしまったことで、取り返しのつかない大失点を喫してしまった。国民からすれば、自民党の最後の希望だった石破首相をしてこの体たらく。やはり自民党はどこまで行っても自民党なのだと、呆れた有権者は少なくないでしょう」

 国民愚弄のシャッポのすげ替え。早期解散の野党潰しと国会軽視。立憲民主党の泉前代表が21日、「自民党は裏金で八十数人、世界平和統一家庭連合でも数十人は役職に就けない。そういう意味でいま閣僚になっているのは実は二軍三軍の選手たち。控え選手が内閣を構成するような状態だ」とクサしていた通りで、副大臣と政務官はほぼ居抜きのいい加減な組閣。最も度し難いのが、形だけの裏金決着だ。事件の総本山である旧安倍派を中心に12人を非公認とし、34人に比例代表との重複立候補を認めなかったが、そこは勝てば官軍。石破は当選すれば「党の同志としてお迎えをすることはある」として追加公認を否定せず、政権の役職起用も「適材適所だ」と含みを持たせている。再び同じ釜の飯を食うために、同僚議員が応援するのももちろんOKだ。

連日の全国ツアーで裏金カルト議員を支援


追い風吹く立憲民主の野田代表(C)日刊ゲンダイ

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「石破首相は連日、比例重複を認めなかった裏金議員の応援に出向いています。公明党は『クリーンな政治』の金看板よりも選挙区事情を優先し、非公認2人と比例重複の命綱がない議員の大半に推薦を出している。誰が見てもおかしな話で、問題の整理がてんでついていない。裏金議員にペナルティーなんか科されていないんですよ」

 だから、石破は裏金議員の選挙区にせっせと入り、堂々と支持を訴える。

 公示された15日には、少なくとも348万円の裏金をつくった亀岡偉民前議員(福島1区)の地元で街頭演説。16日には裏金168万円に加え、統一教会との関係もある井原巧前議員(愛媛2区)を応援した。17日には裏金368万円をつくり、選挙で教団のボランティア支援を受けていた若林健太前議員(長野1区)への投票を呼び掛け。18日は裏金990万円の和田義明前議員(北海道5区)の演説会に参加。20日は政界引退で処分を免れた二階俊博元幹事長の三男の伸康氏(和歌山2区)と並んでマイクを握り、「政治とカネについて深くおわび申し上げる」「公正公平、謙虚な政治をもう一度取り戻す」などとブッていた。対抗は裏金で離党に追い込まれ、無所属で鞍替えを狙う世耕弘成前参院幹事長。どちらも選良にふさわしいとは言えまい。

 石破も統一教会とは浅からぬつながりがあり、関係議員の応援となると、ますます力が入るのか。本来、裏金議員は立候補する資格すらないはずだ。裏金カルト議員はなおのことだ。出る方も出る方だし、推す方も推す方。マトモな有権者と分かり合えるわけがない。

 石破の全国ツアーはラストサタデーまで続く。21日は大阪で裏金908万円の中山泰秀元議員(大阪4区)と、新人なのに裏金が40万円もあった加納陽之助候補(大阪10区)を応援。22日は愛知入り。裏金を230万円つくり、統一教会とも関わりがあった青山周平前議員(愛知12区)らへの支持を訴える予定だ。

3年前はラスト3日で一変

 このまま行けば「墓穴で自滅」。絵に描いたような転落劇の様相である。挙げ句が連立政権の枠組み拡大とは、天下無双の浅ましさだ。NHK「日曜討論」に生出演した森山幹事長が自公で過半数割れした場合の連立のあり方について問われ、「過半数割れしようとしまいと、同じ政策をもって国の発展を図ろうという政党とは前向きに協議していくべきだ」と言及。維新や国民民主党を念頭にした発言とみられ、波紋を広げている。

「左隣に座っていた公明党の西田実仁幹事長のメンツは丸潰れ。選挙戦の最中に公明党が警戒する連立拡大をにおわせたら、支持者だってカッカする。ただでさえ名誉会長の逝去で集票力が落ちているのに、配慮がなさすぎる」(与党関係者)

 下駄の雪もいよいよ解け時か。

「もっとも、岸田前首相の下で実施された3年前の総選挙は、最後の3日間で情勢がガラリと変わった。公示前の自民党は単独過半数割れが懸念されていたのに、結果は単独で絶対安定多数を獲得。岸田前首相の政権基盤固めにつながりました。死に物狂いの自民党、緩みがちな一部野党。投票箱のフタが閉まるまで、形勢は予断を許さない」(角谷浩一氏=前出)

 前出の朝日調査では、この衆院選に「大いに関心がある」との回答は32%で、投票に「必ず行く」と答えた人は66%。前回の2021年衆院選では「大いに関心がある」は32%、投票に「必ず行く」は68%だったというから傾向に大きな変化はない。この時の小選挙区の投票率は55.93%。政権交代が起きた09年の69.28%と比べるとはるかに低い。一人でも多くの有権者が票を投じなければ、3年前と同じ結果を招きかねないということ。肝に銘じておきたい。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/759.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 自民“裏金非公認”は偽装だった!赤旗砲またも炸裂「党本部が非公認の支部に2000万円振り込み」の衝撃(日刊ゲンダイ)

※2024年10月23日 しんぶん赤旗1面


自民“裏金非公認”は偽装だった!赤旗砲またも炸裂「党本部が非公認の支部に2000万円振り込み」の衝撃
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/362408
2024/10/23 日刊ゲンダイ


どこまで腹黒いのか(C)日刊ゲンダイ

 裏金議員の「非公認」は“偽装”だった――。

 日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が23日付の紙面でスクープを放った。

 同紙は一面で「裏金非公認に2000万円 自民本部が政党助成金」と題した記事を掲載。それによると、自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件に関与したとして、衆院選で石破茂首相(67=党総裁)ら党執行部から「非公認」とされた裏金候補の党支部に対し、森山裕幹事長(79)が2000万円を公示前に振り込んでいたことが分かったというのだ。

 カネは税金が原資の政党助成金で、金額は公認候補と「同額」だったという。何のことはない。石破首相は裏金議員に厳しく対応する姿勢を見せながら、水面下では党を挙げて「支援」していたわけで、有権者に対する裏切り行為以外の何物でもないだろう。

涼しい顔で選挙を戦う裏金候補の謎が解けた

 大手紙の政治部記者がこう言う。

「おかしいな、とは思っていました。非公認で党支援がないにもかかわらず、いつも通りの選挙戦を展開していますからね。選挙を手伝うスタッフの費用、街宣車のレンタル代、事務所の費用など、少なくとも数百万円単位でかかっているはず。それなのに裏金候補は皆、涼しい顔していましたから。全額ポケットマネーはあり得ず、一体、どこからカネが出ているのかと話題になっていたんです。まさか党本部から、それも公認候補と同額の資金援助があったとは…」

 裏金事件はもともと「しんぶん赤旗」のスクープがきっかけだが、さらなる「赤旗砲」を撃たれた自民党。表向き「反省」を装いながら、本音は全く違うということ。まさに裏金政党の本性見たりだ。

  ◇  ◇  ◇

 裏金選挙の投開票日まで残り4日。●関連記事【もっと読む】『自民裏金「非公認」候補が窮地!頼みの綱の公明党が“石破びいき”シフトで21万票が消える』【さらに読む】『与野党一騎打ち「自公落選危機」は23人!裏金、旧統一教会、高市推しが「凶」に【一覧あり】』などを取り上げている。




http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/760.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 高市早苗氏が裏金議員の応援行脚で“石破おろし”に虎視眈々も…27人中6割強が討ち死に必至(日刊ゲンダイ)


高市早苗氏が裏金議員の応援行脚で“石破おろし”に虎視眈々も…27人中6割強が討ち死に必至
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/362357
2024/10/23 日刊ゲンダイ


(C)日刊ゲンダイ


2024年自民党総裁選に出馬表明した高市早苗氏(C)日刊ゲンダイ


2024年自民党総裁選に出馬表明で演説する高市早苗氏(C)日刊ゲンダイ


自由民主党「総裁選挙2024」 高市早苗氏の演説(C)JM PA


自由民主党「総裁選挙2024」 決選投票にもつれ込み…(C)JM PA


自由民主党「総裁選挙2024」 自民党の新たな顔には石破茂新総裁(C)JM PA


自由民主党「総裁選挙2024」 決選投票で敗れた高市早苗氏 (C)JM PA


「総裁選挙2024」後に開かれた自民党両院議員総会。健闘をたたえ合い互いに握手に歩み寄る石破茂新総裁(右)と高市早苗氏(左、中央は岸田首相)/(C)JM PA


「総裁選挙2024」後の自民党両院議員総会。手をつなぎ万歳する(左から)高市早苗氏、岸田首相、石破茂新総裁(C)JM PA


2024年衆院選公示から「裏金議員」らの応援行脚で全国を回る高市早苗氏(C)日刊ゲンダイ


旧安倍派“裏金非公認” 細田健一氏の応援入りした高市早苗氏(C)日刊ゲンダイ


バリバリの関西弁でまくしたて、”裏金非公認”萩生田光一氏を応援演説(高市早苗氏=右)/(C)日刊ゲンダイ


高市早苗氏は「特に意図はございません」というが…(公職選挙法違反による公民権停止期間を終え、無所属で出馬した菅原一秀氏=右)/(C)日刊ゲンダイ

「与党過半数割れも」──。衆院選の終盤情勢の惨憺たる結果に、自民党内は大揺れだ。朝日新聞に続き、産経新聞・FNN合同調査も、自公過半数割れの可能性を指摘。自民は公示前256議席から50〜60議席程度の大幅減もあり得る状況だ。

 想像をはるかに上回る石破首相の人気凋落に、逆風下の候補は四苦八苦。このまま大惨敗を喫すれば、選挙後の「石破おろし」は必至だ。その急先鋒となり得る存在が高市前経済安保相である。

 総裁選の1回目の投票では、石破首相を上回る181票(議員票72、党員票109)を獲得。決選投票の議員票も石破首相の189票に対し、173票と肉薄した。総裁選後は、党役員や閣僚への就任を固辞。徹底的に干された旧安倍派を味方につけ、公然と「反石破」の姿勢を鮮明にしている。

 公示後も「次の政局」を見据え、全国を応援行脚。初日こそ地元・奈良2区を回ったが、2日目以降は各地に散らばる「同志」の応援演説に駆けつけている。22日までに11都道県を回り、計25人の応援に入った【別表】。

 総裁選の推薦人20人と選挙責任者1人のうち、衆院選を戦っているのは11人。すでに9人に「義理」を果たした。21日は自身のXに〈終盤は、兵庫県、京都府、大阪府などで調整中〉と投稿し、推薦人の応援コンプリートは確実である。

6割強が討ち死に必至


この人の隣にも寄り添い…(C)日刊ゲンダイ

 萩生田元政調会長ら非公認4人と比例重複ナシの4人の選挙区にも参上し、裏金議員にとっては、もはや「女神さま」のような存在の高市氏。選挙後をにらみ、軍団形成に虎視眈々だが、いかんせん仲間は裏金で逆風下の候補だらけ。

【別表】の27人中、優勢の9人も数ポイントの僅差に過ぎず。当選が確実視されるのは立憲民主党が候補擁立を見送り、相手に恵まれた東京12区の高木啓氏のみ。6割強の17人が野党候補にリードを許し、「石破おろし」が始まる前に討ち死にしかねない。

「衆院選で軍団が壊滅すれば、高市さんの影響力は間違いなく低下する。ただ、参院側にも総裁選の推薦人や議員票を投じた人は数多い。来年夏に参院選を控え、選挙に弱い石破さんでは『顔』になり得ないと参院こそが『石破おろし』の主戦場となるかもしれません」(自民党関係者)

 選挙後に「裏金の女神」の仲間はどれだけ生き残れるのか。

  ◇  ◇  ◇

 窮地に立たされている野党候補とのサシ勝負に臨む自民党・公明党候補者の面々。報道各社の世論調査や日刊ゲンダイの取材をもとに自公候補者の落選危機リストを作成、●関連記事『【もっと読む】●一覧あり●与野党一騎打ち「自公落選危機」は23人!裏金、旧統一教会、高市推しが「凶」に』にて詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/761.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 石破新首相が大功績上げる可能性(植草一秀の『知られざる真実』)
石破新首相が大功績上げる可能性
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-6b22e6.html
2024年10月22日 植草一秀の『知られざる真実』

日米の重要選挙が最終局面を迎えている。

米国大統領選は州ごとに配分された選挙人を各州の勝利者が総取りして獲得選挙人数を競う方式。

選挙人総数は538人。

過半数の270人の選挙人を獲得した候補者が次期大統領に選出される。

全米に50の州が存在するが共和党が強い州と民主党が強い州が存在する。

現時点でハリス候補が225、トランプ候補が219の選挙人を確保する公算が高い状況。

残る95の選挙人の獲得が勝敗を分ける焦点になる。

選挙ごとに勝敗が入れ替わる傾向が強いのが「激戦州」で「スイングステイト」と呼ばれる。

ミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア、ネバダ、ジョージア、アリゾナ、ノースカロライナの7州が「激戦7州」として知られている。

2016年選挙ではトランプが7州の5州で

2020年選挙ではバイデンが7州の5州で

勝利して大統領に選出された。

“Real Clear Politics”

が各種調査を集計して情勢を随時更新、公表している。

10月22日時点の公表数値では激戦7州のすべてでトランプがリードしている。

本年夏にバイデンが出馬辞退し、ハリスが民主党候補に指名された。

その後に実施されたテレビ討論でハリスが得点を上げ、ハリスが優位に立ったが時間の経過とともに情勢が再逆転しつつある。

現時点では激戦7州のすべてでトランプが優位に立っている。

ただし、リードはわずかであり、現時点で投票先を決めていない有権者が一定数存在すると見られることから、結果を断定的に予測できる状況ではない。

また、かねてより「不正選挙」の疑惑が指摘されており、この点も含めて結果は投票日まで特定できない状況になっている。

主要メディアの多くがハリスを支援する情報流布を展開している。

米国を支配する巨大資本がハリスの大統領就任を希望していることは明白。

巨大資本の完全支配下に入っていないトランプの勝利を阻止するための工作は投票日まで展開されると予想される。

トランプは欠点の多い人物だが大資本隷属からやや距離を取っている点でハリス候補よりは望ましい側面を有している。

日本の主要メディア記事見出しは「激戦州で接戦」となっているものが多いが、激戦7州のすべてでハリスリードであるなら見出しを「すべての激戦州でハリスリード」としているだろう。

現実がトランプリードであるため、見出しが「接戦」とされていると見られる。

日本の総選挙では統一協会問題と裏金不正組織犯罪の影響で自公に強い逆風が吹いている。

石破首相が設定した「自公で過半数」のハードルは極めて高く、これをクリアできるかどうか。

予断を許さない状況に移行している。

裏金不正事件に対する主権者の目は極めて厳しい。

統一協会問題も調査は不十分であり、関係遮断が断行されたのかどうか、疑念が渦巻いている。

自民党は裏金議員について

12名を非公認とし、3名が比例単独立候補を辞退、34名は公認するが比例重複立候補を認めない措置を取った。

大規模な対応を示したと言えるが世論の批判は極めて強い。

自民党が大幅に議席を減らす情勢になっている。

当選できない候補者の多くが旧安倍派議員であり、総選挙によって自民党内勢力分布が一変する可能性が高い。

このことは極めて望ましい。

総選挙で旧安倍派議員が大幅に落選するなら、石破首相はこのことだけで高く評価される。

さらに、旧安倍派勢力が不満を爆発させて自民党を破壊する行動に打って出ることも考えられる。

自民党が破壊されるなら、石破新首相の功績はさらに高く改革派国民から評価されることになる。

主権者は総選挙で、まず旧安倍派議員を排除し、その上で第二自公を目指す維新と国民民主を排除し、投票先を選択するべきだ。

共産、れいわ、社民を軸に投票先を選定するべきだ。

立憲民主党候補については、原発廃止・消費税減税廃止・安保法制廃止を明示する候補者に限って投票するべきだ。

今回の衆院選を通じて日本政治の大地殻変動が始動する可能性が見え始めている。

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http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/762.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 逆風の石破自民「重点選挙区40」の波紋…残り5日“守りの選挙戦”で勝てない候補を切り捨てか(日刊ゲンダイ)

逆風の石破自民「重点選挙区40」の波紋…残り5日“守りの選挙戦”で勝てない候補を切り捨てか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362356
2024/10/23 日刊ゲンダイ


接戦区に集中投入(C)日刊ゲンダイ

「早期解散」作戦も奏功せず、各地で苦戦している自民党。大手メディアの情勢調査は、軒並み「自民 単独過半数割れ」となっている。公示前の247議席から50議席程度、減らす可能性があるという。

 危機感を強めた石破首相は、候補者に<選挙は、いま重大な局面を迎えている>ではじまる「緊急通達」(21日付)を発した。

 10.27総選挙は、これまでの選挙とは様相が異なるという。

「通常、情勢調査を重ねると“接戦選挙区”が減っていき、優劣がついていきます。ところが、今回、情勢調査を重ねても、接戦選挙区が減っていかない。異例の選挙戦となっています。本来、強いはずの自民党候補が、終盤になっても抜け出せないということでしょう」(政界関係者)

 自民党は21日夜、石破首相や森山幹事長、小泉選対委員長ら幹部が党本部に集まり、1時間、会談。約40選挙区を、終盤戦でテコ入れする「重点選挙区」と決めた。残り5日間、この約40選挙区に幹部を集中投入する方針だ。

 重点選挙区の決め方も、これまでと異なるという。

「自民党が重点区に定めたとされる選挙区のリストが政界に出回っています。どの選挙区も接戦なのは間違いない。ただ、これまでは、リードされている選挙区も重点区に指定し、テコ入れすることで勝ち星を増やす“攻め”の姿勢が強かったが、今回は、横一線や、ややリードしている選挙区を重点区に指定し、取りこぼしを減らす“守り”の姿勢が見えます。一説には、10ポイント差をつけられている選挙区は諦めた、ともいわれている。接戦なのに“リスト”に載っていなかった選挙区の陣営からは、『見捨てられたのか』との声があがっています」(自民党事情通)

 いずれにしろ、約40ある「接戦選挙区」の行方が、全体の選挙結果を決めることになるのは間違いない。

 ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。

「勝敗のカギは、投票率です。前回(2021年)小選挙区の投票率は55.93%でした。もし、投票率が50%台後半まで高くなれば、自公を合わせても過半数割れとなる可能性が高い。逆に50%前半まで投票率が下がると、自公は過半数を維持するのではないか。20日までに期日前投票に行った人は、前回選挙の同じ時期と比べて17.56%も減っています。問題は、最終的な投票率がどこまで上がるかです」

 1選挙区の有権者は、ざっと40万人。投票率が5%上がったら自民党は大敗する可能性がある。

  ◇  ◇  ◇

 窮地に立たされている野党候補とのサシ勝負に臨む自民党・公明党の候補者の面々。報道各社の世論調査や日刊ゲンダイの取材をもとに自公候補者の落選危機リストを作成、●関連記事『【もっと読む】●一覧あり●与野党一騎打ち「自公落選危機」は23人!裏金、旧統一教会、高市推しが「凶」に』にて詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/763.html

   

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