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2024年10月19日00時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK295] 意味不明な差別主義者である杉田水脈の「国会退場」は正常化の第一歩 適菜収「それでもバカとは戦え」(日刊ゲンダイ)

意味不明な差別主義者である杉田水脈の「国会退場」は正常化の第一歩 適菜収「それでもバカとは戦え」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362159
2024/10/18  日刊ゲンダイ ※後段文字お越し


「裏金事件」「差別発言」、反省なしで…(杉田水脈氏)/(C)日刊ゲンダイ

 旧安倍派の裏金議員で差別的な言動を繰り返してきた杉田水脈がやっと国会から消えた。自民党は前回比例中国ブロックの単独候補だった杉田の公認をしなかった。

 まずは第一歩。少しでも国会を正常化していかなければならない。

 もっとも、自民党の内規では比例単独は原則「通算2回まで」と規定されており、公認される資格はなかった。

 にもかかわらず杉田は出馬を「辞退」し、来年の参院選で「全国比例(代表)に挑戦し、信を問いたい」と発言。二重に意味不明。信を問うなら選挙区から出ろという話。

 自民党執行部は参院の裏金議員についても処分を下す方針なので、比例に入るのも無理だろう。

 今月10日、幹事長の森山裕から電話があり、「今回の衆院選の名簿には掲載しないほうが次につながるのではないか」と提案があったとのこと。これには笑ってしまった。波風を立てずにパージする大人のテクニック。自民党にとってもさすがにお荷物だったのだろう。

 杉田がやってきたのは、嘘とデマとヘイトを社会に垂れ流すことだけ。

 2016年、国連の委員会に民族衣装を着て出席したアイヌ民族や在日コリアンをブログで侮辱。札幌、大阪両法務局に「人権侵犯」と認定された。

 18年、月刊誌「新潮45」に同性カップルを念頭に「『生産性』がない」と寄稿、最終的に同誌を廃刊に追い込んだ。

 20年、党の会議で、性暴力の被害者支援をめぐり「女性はいくらでも嘘をつける」と発言。その後さらに「そういう発言はしていない」と嘘をついた。

 22年、ジャーナリストの伊藤詩織に対し人格攻撃を続けた件で、東京高裁は杉田に55万円の損害賠償の支払いを命令。最高裁は24年に杉田の上告を棄却し、高裁判決が確定した。

 問題になればふてくされて表面上の謝罪はするが、反省することはない。

 裏金に関しても「不正や私的流用は全くありません」とブログに記載。これも意味不明。裏金自体が不正である。

 保育所の待機児童問題に関して産経新聞のサイトでデマを流したり、杉田は常軌を逸した行動を続けてきた。

 一番の問題は国家を私物化し、このモンスターを比例に押し込んだ安倍晋三、総務政務官に起用した岸田文雄である。その周辺を含めて、こうした連中を排除しない限り、自民党の未来はない。


適菜収 作家

近著に「安倍晋三の正体」「ニッポンを蝕む全体主義」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も発行。本紙連載を書籍化した「それでもバカとは戦え」も好評発売中。6月28日には第2弾「続 それでもバカとは戦え」が発売予定。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/732.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 各社の選挙予測の分析と今後 まだ二転三転、波乱がありそうだ(日刊ゲンダイ)

※2024年10月18日 日刊ゲンダイ1面 紙面リック拡大 文字お越し


※紙面抜粋


※2024年10月18日 日刊ゲンダイ2面


裏金議員を応援(C)日刊ゲンダイ

 自民の単独過半数はギリギリか微妙。自公の過半数は確保と各社の数字がはじいているが、後半戦に向けて、この予測が出た吉凶。ご祝儀相場はまだ下がるのか、底打ちしたのか。乱立候補への投票も今後は整理、淘汰されていくのか。

  ◇  ◇  ◇

 27日投開票の衆院選を巡って、大手新聞各社が実施した選挙戦序盤の情勢分析を17日の紙面で報じていた。いずれも、15、16両日に調査したもので、「与党 過半数見通し」(読売)、「自民 過半数割れの可能性」(日経)、「与党 過半数の公算大」(毎日)といった見出しが躍った。共同通信は「与党低調、立民が議席増へ勢い」だった。

 自民党は選挙前勢力の256議席から減らすのは確実で、過半数の233議席を単独でギリギリ維持できるか否か、微妙な情勢だそうだ。一方、自公の過半数確保は確実と、各社は数字をはじいている。

 読売新聞の分析では、野党第1党の立憲民主党は選挙前の98議席から30議席前後の上積みをうかがっているという。一定数の国民が裏金自民にお灸を据えようと考えているのは間違いないが、組織的な裏金づくりという違法行為に手を染めた自民党が単独過半数を維持して、全て今まで通りなんて、あり得ない話だ。

 結局、自公の過半数確保は盤石というのだから、自民党候補は高笑いしているに違いない。17日の毎日新聞によると、下野回避の予測について党内からは安堵の声が上がり、自民若手は「もっと悪いと思っていた。政権交代にはならないということだ」と声を弾ませているそうだ。このまま盗人集団を許していいのか。国民はもっと怒るべきではないか。

裏金議員を許すなどあり得ない

 本紙記者は15日の公示日、新潟2区から非公認で出馬した旧安倍派の細田健一前議員の出陣式を取材した。5年間で564万円の裏金があった細田は、約300人の聴衆を前に「全て政治資金として使った」「領収書も揃えた」と釈明。すると、「もう許しているよ!」「頑張って」という声がそこかしこから上がっていた。

 さらに、応援弁士が「裏金じゃなくて不記載だ!」と声を張り上げると、拍手がわき上がってもいた。しかし、ちょっと待ってほしい。細田が揃えたという領収書は、政治資金規正法が公開義務を課している直近3年分(2020〜22年)の収支に関わるものだけだ。旧安倍派は少なくとも十数年前から裏金づくりをしてきた。さらにさかのぼった時期の政治資金の扱いは、相変わらずブラックボックスのままである。

 そもそも、裏金づくりはいつから誰の意図で始まったのか、どんな目的があったのか、といった実態解明はまるで進んでいない。裏金議員を許すのは、早計過ぎるだろう。

 とはいえ、今回、こうした情勢調査が出たことは、残りの選挙戦に少なからず影響を与えるはずだ。有権者は「まだまだお灸が足りない」と考えるのか、それとも「やっぱり勝ち馬に乗ろう」と判断するのか。自民にとって吉と出るのか、凶と出るのか。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)がこう言う。

「通常なら、『自民 単独過半数割れ』などと報じられれば、支持層は『助けないと』と考え、支援に動くものです。しかし、今回ばかりは無党派層も含めて多くの有権者が『自民党をこらしめるべきだ』と考え、投票所に向かうでしょう。組織的な違法行為を長年、行ってきたのですから当然です。本来、裏金議員は立候補する資格すらないはず。なのに、石破首相は一部を除き、公認を与えた。時事通信の直近の世論調査では、内閣支持率が28.0%で不支持の30.1%を下回りました。今後もご祝儀相場は下がっていくと思います。国民は騙されないはずです」

 自民党にとって、地獄のような展開が待っているというわけだ。

「ルール守る」と言いながら違法議員の応援行脚


鉄槌が下るか(C)日刊ゲンダイ

 だとすると、まだ二転三転、大波乱が起きてもおかしくない。カギを握るのは無党派層の投票行動だ。

 毎日の分析によると、調査対象の48%が無党派層。うち、比例代表の投票先について「まだ決めていない」と答えた人が64.4%にも上った。彼らの動向次第で、今後、情勢が激変してもおかしくないのだ。

 特に、裏金事件への無反省ぶりが浮き彫りになればなるほど、自民は票を減らすことになるに違いない。

 実際、石破に反省している様子は皆無だ。17日は、裏金368万円の若林健太前議員の応援にせっせと駆け付け、各社の情勢調査に触れた上で「与党で過半数が取れるかが最大の争点だとされている。過半数を得るべく、全身全霊、誠心誠意お願いする」と強調。裏金事件の反省もそこそこに、“とにかく勝たせてくれ”と言わんばかりの態度である。

 16日には、裏金168万円の井原巧前議員の応援に入り「この人の言うことなら信用できる。この人に裏表はない。この人は本当に自分のことではなく地域のこと、国のことを一心に考えている人だ」とヨイショしていた。裏金議員を前にして「裏表がない」ってマンガだ。

 非公認にした裏金議員が当選した場合、追加公認するかを野党に問われた際は「公認するということはある」とも発言。「ルールを守る」を選挙公約にした石破が、ルールをやぶった裏金議員をおとがめなしにしようとしているのだから世話はない。裏金事件への反省がないのは明白だ。

 ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「一部議員の非公認と比例重複立候補見送りは、あたかも裏金議員への処分であるかのように受け止められていますが、そうではありません。非公認は当選確率の低い議員への引導。比例重複の制限は、比例名簿に裏金議員ばかりが名を連ねていては、有権者が票を投じてくれなくなる恐れがある。そんな事態を避けるために、裏金議員の比例重複を禁じたわけです。要するに、裏金うんぬんは関係なく、選挙戦略でしかない。反省などしていないということです」

自公で過半数割れもある

 そもそも、態度を決めていない無党派層が多いのは、石破が就任から戦後最短となるわずか8日で解散に踏み切ったため、国民が政権を評価する材料が少なすぎるからだ。もちろん、石破としてはボロが出る前に選挙を済ませてしまえ、というよこしまな思惑があったのは明白である。前出の五十嵐氏はこう言う。

「野党の足並みが揃う前に選挙になだれ込む狙いもあったはずです。結果的に野党は調整がつかず、乱立してしまっている。ただ、今後は無党派層の投票先も整理されていく可能性があります。自民候補を落とすという目的に沿って、国民が最も強い野党候補に票を集中させる。そんな『戦略的な投票』が意識されれば、野党の乱立は克服できるかもしれません」

 最終的に、裏金自民に鉄槌は下るのか。

「比例代表の投票先を聞いた共同通信の情勢調査では、無党派層の3割弱が立憲と答え、自民は1割弱でした。これは、無党派層の多くが裏金事件を意識しているということでしょう。石破首相が解散を急いだため、まだ選挙の争点が何なのかよく見えず、ぼやけています。だから、余計に裏金事件に注目が集まっているのだと思います。裏金事件が争点としてさらに意識されれば、自公で過半数割れという事態もあり得るでしょう」(鈴木哲夫氏=前出)

 この期に及んで自民党に信任を与えたら、裏金事件はウヤムヤにされて終わるだろう。国民はよく考えた方がいい。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/733.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 衆院選・福井1区の戦い ネット保守は裏切り者を許さない 古谷経衡 猫と保守と憂国(日刊ゲンダイ)

衆院選・福井1区の戦い ネット保守は裏切り者を許さない 古谷経衡 猫と保守と憂国
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362009
2024/10/16 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し


古谷経衡氏(提供写真)

 いよいよ衆議院選挙が始まるが、福井1区で奇妙な戦いが行われている。参政党公認の田中こはる候補である。選挙事情に詳しい者なら、福井1区は自民党の稲田朋美氏の強固な地盤であることを知っているだろう。田中候補は、まさに「稲田つぶし」のためにこの選挙区から立候補した。ここに大山鳴動してネット保守が田中候補応援の嬌声をあげているのだ。

 稲田は安倍晋三元総理の秘蔵っ子であり、岩盤保守層から猛烈な期待を受けて2005年に政界入りした。弁護士として、いわゆる「百人斬り訴訟」の原告弁護団長を務めたことが安倍氏の目に留まったのである。「百人斬り訴訟」とは、日中戦争時に日本軍の将校が、中国人俘虜を試し斬り競争したことについて、その事実は嘘で、朝日新聞などが遺族の名誉を傷つけているなどとして訴訟に及んだものである。要するに「日本軍による残虐行為はなかった」とする類いの歴史修正主義だったが、当然稲田らの訴えは棄却されて敗訴が確定した。

 にもかかわらず、稲田はこの時期に論壇の寵児になり、また政治家としての人生を快調にスタートさせた。今でこそ女性の右派系議員では、高市早苗氏、片山さつき氏、小野田紀美氏などの名前が挙がるが、ゼロ年代後半から2010年代中盤まで、高市を抑えて稲田こそが「初の女性首相候補」として、ネット保守界隈が称揚し続けたのである。

 実際、福井1区は元来強力な保守地盤で、いわゆる「郵政選挙」で自民党から離党した松宮勲氏の空席を埋める格好で、これまで稲田が6回連続で当選してきた。加えて、稲田の実父が日本文化チャンネル桜傘下の政治団体の役員を務めていた影響もあり、その選挙基盤は盤石。すわ初の女性宰相の声がこの界隈で高まったのも必定である。

 ところが稲田は当選を重ねるうちに「常識」に目覚めたのか、しだいにネット保守から距離をとる。決定的な転換点だったのは朝日新聞の取材で、LGBTQの人々に寛容の政治姿勢を語ったものが掲載されたことだ。ネット保守にとってこれは許しがたい裏切りであり、評価が一変して一斉に稲田呪詛を始める。21年選挙では稲田の事務所に怪文書まで届いた始末という。ところが前述のとおり、福井1区の強固な地盤のため、稲田は「常識」を保ったままむしろネット保守を黙殺する戦法で現在に至る。

 いまでは、岸田内閣で成立したLGBT理解増進法の黒幕は、稲田であったとネット保守は喧伝している。それがために、今次の選挙で何としても稲田に痛打を加えんと、冒頭の田中候補が福井1区に切り込みを入れる構図になっている。その根拠はLGBTへの憎悪と妄想が入り混じったものだが、裏切り者を執拗に追撃する熱情は福井1区に小さな波乱を呼び起こすだろう。

 かつて関ケ原の役で、敗北した西軍諸将が最も恨んだのが東軍に寝返った小早川秀秋であった。その恨みの祟りで、小早川は22歳の若さで狂死したと当時は噂された。人を呪わば穴二つ。


古谷経衡 作家

1982年生まれ。立命館大学文学部史学科卒。令和政治社会問題研究所所長。「左翼も右翼もウソばかり」「日本を蝕む『極論』の正体」「毒親と絶縁する」「敗軍の名将」「シニア右翼」など著書多数。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/734.html

記事 [政治・選挙・NHK295] “裏金非公認”萩生田光一候補は「女性頼み」の選挙戦…高市早苗氏、昭恵夫人ら猛烈ヨイショ(日刊ゲンダイ)

“裏金非公認”萩生田光一候補は「女性頼み」の選挙戦…高市早苗氏、昭恵夫人ら猛烈ヨイショ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362141
2024/10/18 日刊ゲンダイ


高市前経済安保相は関西弁丸出しで猛烈ヨイショ(左が“非公認”・萩生田元政調会長)/(C)日刊ゲンダイ


背水の「八王子のジャイアン」(C)日刊ゲンダイ


背水の「八王子のジャイアン」(C)日刊ゲンダイ


「女性頼み」の選挙戦 高市早苗前経済安保相が応援(C)日刊ゲンダイ


JR八王子駅前に集まった聴衆(C)日刊ゲンダイ


街頭演説会に掲げられたプラカード(C)日刊ゲンダイ


プラカードと隠そうとするのぼりの攻防が繰り広げられた街頭演説(C)日刊ゲンダイ


地元愛を猛アピール(C)日刊ゲンダイ

【東京24区】
 萩生田光一 61 裏前
 有田 芳生 72 立新
 佐藤 由美 52 維新
 浦川 祐輔 31 国新
 與倉さゆり 40 参新
 畑尻 文夫 69 無新

  ◇  ◇  ◇

「国際社会に出ても押し出しが強い。ケンカに強い。親分肌で面倒見がいい。かっこええなあ」──。関西弁丸出しで隣の大男を持ち上げたのは、高市早苗前経済安保相だ。17日午後4時過ぎ、JR八王子駅前。裏金議員の応援行脚中の彼女がこの日、マイクを握ったのは、萩生田光一元政調会長の選挙区だ。

 萩生田候補は裏金2728万円で役職停止1年の処分を受け、自民の公認を得られず無所属で出馬。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との深い関係も指摘され、「かつてない厳しい選挙」(本人)は自業自得だが、捨てる神あれば拾う神あり。グループ拡大の下心があるとはいえ、高市氏のように救いの手を差し伸べる人もいる。それも意外や女性が多いのだ。

 15日の第一声に有村治子元女性活躍相が駆けつけ、16日は安倍元首相の妻・昭恵氏が支援者に挨拶。「主人の分も日本のために頑張っていただきたい」と涙の訴え。公示前の13日には保守論客の櫻井よしこ氏がミニ集会に出席。投開票日(27日)前の5日間はスケジュールが空いているとし、「ほとんど毎日、選挙を手伝う」と宣言した。

為書きのもっとも目立つ位置に「小池都知事」


大接戦を制することができるか(C)日刊ゲンダイ

 選挙事務所にも三原じゅん子こども政策相や生稲晃子参院議員らの選挙応援ポスター「為書き」がズラリ。事務所奥のひときわ目立つ位置にあるのは、小池百合子都知事の為書きだ。

「24区には、小池知事の息のかかる『ファーストの会』が支援する国民民主党の公認候補がいる。それでも知事が萩生田さんをバックアップするのは、非公認とはいえ自民とのパイプ役を期待してのこと。終盤にギリギリで勝てそうな状況なら、知事も恩を売るため、応援に入るかもしれません」(都政関係者)

 女性だらけの選挙戦で、まるでジゴロの萩生田候補は「八王子生まれ、八王子育ちの唯一の候補」を前面に打ち出し、地元愛を猛アピール。街頭演説で市議時代から30年以上に及ぶ地元への貢献を強調するだけでなく、事務所のXでは「#八王子PRIDE」のハッシュタグをつけ、連日、萩生田候補が八王子グルメを紹介中だ。〈コシのあるうどんが特徴の人気店〉なんて食リポもこなれてきた。

 対立候補の有田芳生元参院議員は共産党との事実上の共闘関係が成立。選挙情勢は現状、萩生田候補と大接戦だ。非公認で小選挙区を落とせば即、ただの人。選挙後は女性への好感度を生かし、“グルメリポーター萩生田光一”が爆誕するのか。

  ◇  ◇  ◇

 萩生田光一候補は旧統一教会との関係が深く背水の陣。“強力な援軍”のジャーナリストの櫻井よしこ氏だが、保守派の論客として嫌韓、嫌中で知られる。●関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/735.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 自民が東京・神奈川で大苦戦…下村元文科相、甘利元幹事長が落選危機、裏金前職は7人中6人が劣勢(日刊ゲンダイ)


自民が東京・神奈川で大苦戦…下村元文科相、甘利元幹事長が落選危機、裏金前職は7人中6人が劣勢
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362142
2024/10/18 日刊ゲンダイ


【東京 2024年衆院選の当落予想】/(C)日刊ゲンダイ


立憲候補に苦戦の甘利明前幹事長(C)日刊ゲンダイ


こちらも苦戦中の下村博文元文科相(C)日刊ゲンダイ


「女性頼み」の選挙戦を繰り広げる萩生田光一元政調会長(C)日刊ゲンダイ


安倍昭恵夫人にすがる丸川珠代元五輪相(C)日刊ゲンダイ


「マザームーン」こと山本朋広前議員(C)日刊ゲンダイ

 27日投開票の衆院選。報道各社が17日報じた序盤情勢では裏金事件による自民への逆風がクッキリ。複数の野党候補が立っていても自民が劣勢の選挙区が少なくない。その傾向は首都圏の東京、神奈川で顕著だ。

 そこで、報道各社や政党の情勢調査に日刊ゲンダイの取材を加えて独自に情勢分析し、当落を探った。

【別表】がその結果だ。「裏金議員」は(裏)、非公認などの無所属も自民党籍のある候補は自民系とした。野党系については、自民系候補とトップ争いをしている、もしくは次点の候補を表記した。

 裏金議員が6人もいる東京では、自民は30選挙区中15で劣勢だ。丸川珠代元五輪相、下村博文元文科相が苦戦。萩生田光一元政調会長は僅差の劣勢で、立憲候補とデッドヒート。優勢でも、3区、10区、15区、28区、29区、30区は激しい接戦で、投票先を決めていない無党派層の動向次第で野党系が逆転する可能性は十分ある。

甘利候補は今回、年齢制限で比例重複ナシ


【神奈川 2024年衆院選の当落予想】/(C)日刊ゲンダイ

 神奈川では、自民は20選挙区中14で劣勢だ。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着が報じられた2人が苦しい戦いで、「マザームーン」こと山本朋広前議員は比例復活も危うい。

 山際大志郎元経済再生相は接戦ではあるが劣勢だ。口利きワイロ疑惑の“元祖裏金議員”甘利明元幹事長も劣勢。立憲候補に大きく引き離されている。

 前回比例復活の甘利候補は、今回は年齢制限で比例重複ナシ。小選挙区で負ければ落選でドボンだ。

  ◇  ◇  ◇

 今回の衆院選には裏金事件に関与した自民党の前議員ら45人が立候補。11人が公認されず、残る34人は公認されたものの比例には重複立候補できない。必勝をかけた背水の陣の戦いだが、45人中20人が“ドボン”する瀬戸際に立たされている。●関連記事【一覧表】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/736.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 全国行脚の高市早苗氏が10.20再度の奈良入り…今度は1区の“あの場所”で劣勢自民候補を応援(日刊ゲンダイ)

全国行脚の高市早苗氏が10.20再度の奈良入り…今度は1区の“あの場所”で劣勢自民候補を応援
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362153
2024/10/19 日刊ゲンダイ


“裏金議員”応援行脚を敢行(C)日刊ゲンダイ

「本当に今日だけ。丸一日ではありませんけれども、奈良2区を回れる日でございます」──。

 自身の選挙区である奈良2区の斑鳩町で第一声を発した高市早苗・前経済安保相。冒頭の言葉通り、それ以降は地元では選挙活動を行わず、全国応援にいそしんでいる。

「第一声後の囲み取材で、『応援依頼が130件を超えたが、残念ながら全てを回ることはできない。ギリギリまであと一押しという方々を党の調整に応じて応援していきたい』などと話していました」(地元メディア記者)

 その言葉通り、2日目以降、高市氏は劣勢とみられる“裏金議員”らの応援行脚を敢行。新潟(2選挙区)、長野、東京(4選挙区)、神奈川などを回り、大忙しである。

「次に高市さんが奈良に入るのは今月20日。ですが、自身の選挙区ではなく、隣の奈良1区。自民党の調査で立憲民主党の馬淵澄夫元国土交通大臣の後塵を拝しているとされた小林茂樹前議員の応援に入る予定です」(同前)

『高市早苗氏 大和西大寺駅に来たる!』のビラが


事件直後の近鉄・大和西大寺駅(C)日刊ゲンダイ

 そんな高市氏が街頭演説の場に選んだのが、よりによって“あの場所”だというのだ。

「安倍晋三元首相が銃撃された近鉄大和西大寺駅北口です。高市さん本人たっての希望だったと聞きます。ですが、北口には小林氏の親族の会社があることなどから、県警は“演説を行うならテナントの飲食店を閉めろ”と要請するなど、警察庁とも協議しているようです」(同前)

 日刊ゲンダイが入手した高市氏の来訪を示す「内部事務連絡」と書かれたビラには「緊急告知」の白ヌキ文字とともに【前経済安全保障担当大臣 高市早苗氏 大和西大寺駅に来たる!】などと仰々しい文字が並んでいる。

 果たして高市氏は本当にあの場所で応援演説を行うのだろうか。

 当日のスケジュールについて小林氏の選挙事務所に確認すると、「大和西大寺駅北口に(高市に応援演説に)来ていただくということは決まっています」との回答。

 一方、高市事務所は20日の大和西大寺駅での応援演説予定を認めつつも、「時間があれば自身の選挙区にも回る予定です。(大和西大寺駅を選んだのは)候補者側の意向です」と本人の希望ではないと否定した。

 死してなお、安倍元首相の威光にすがろうとするのか……。

  ◇  ◇  ◇

 萩生田光一候補は「かつてない厳しい選挙」(本人)だが、捨てる神あれば拾う神あり。グループ拡大の下心があるとはいえ、高市氏のように救いの手を差し伸べる人も。それも意外や女性が多いという……●関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/737.html

   

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