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2024年10月17日03時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK295] 目立ちたがり屋の西村元経産相が一転…裏金非公認でコソコソ「ステルス選挙」徹底のダサダサぶり(日刊ゲンダイ)

目立ちたがり屋の西村元経産相が一転…裏金非公認でコソコソ「ステルス選挙」徹底のダサダサぶり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361922
2024/10/15 日刊ゲンダイ


第一声に立った西村康稔元経産相=15日午前、兵庫・明石駅前(C)日刊ゲンダイ


西村康稔元経産相 明石駅前で出陣式(C)日刊ゲンダイ


西村康稔元経産相 明石駅前で出陣式(C)日刊ゲンダイ


西村康稔元経産相 明石駅前で出陣式(C)日刊ゲンダイ

「総理になりたい男」とあだ名される自民党屈指の目立ちたがり屋が、よくぞここまで隠密に徹したものだ。15日の衆院選公示を境に、裏金事件で非公認となった旧安倍派「5人衆」の西村康稔元経産相(兵庫9区)が活動解禁。明石駅南口を皮切りに各地で出陣式を行い、支持を呼びかけた。

 地元で10日に開いた会見では、8選を狙う選挙戦について「自分自身との闘い。丁寧に説明すること、今回の事案を糧として改革、改善しないといけないこと。そういったことを訴えていきたい」などとカッコイイことを言っていたが、何のことはない。旧安倍派の還流再開をめぐる謀議に加わった疑いも消えない西村氏は、裏金議員と後ろ指をさされる姿を報じられることを嫌がり、ステルス活動を徹底。今年4月に党員資格停止1年を食らって以降の豹変に「ダサい」と揶揄されている。

「公示前の活動はすべてクローズド。地元メディアの問い合わせにも応じず、こそこそ動き回っていた。何とかして画を撮りたい社は出没しそうな場所に当たりをつけて張り込み、『ニシムラをさがせ!』状態でした」(在阪メディア記者)

 ステルス西村氏が選対本部を構えたのは、明石市役所にほど近い後援会事務所から約1キロ離れた目抜き通り。9月に完成した新築マンションの1階だ。先週末に開設したが、公示前までカーテンを下ろし、内部の様子はうかがい知れなかった。

選挙事務所には胡蝶蘭がわんさか


カーテンで閉ざされていた西村事務所(C)日刊ゲンダイ

「あることないこと報じられるでしょ。余裕がないから本人がナーバスになってるの」(西村陣営関係者)

 捨てる神あれば拾う神あり。近接する兵庫2区で赤羽一嘉前国交相の10選を目指す公明党が票欲しさで西村氏に推薦を出し、沽券は守られつつある。

「選挙事務所には胡蝶蘭が次々に届けられ、入り口付近を埋め尽くしています」(与党関係者)

 3年前は次点に10万票近く差をつけた西村氏に挑むのはいずれも新人。立憲民主党が橋本慧悟前県議、日本維新の会は元国交官僚の加古貴一郎氏を擁立した。

 橋本氏は昨年、前明石市長の泉房穂氏の後押しで政界入り。泉氏の「一番弟子」と言われているが、表立った支援は期待薄だという。

「泉さんは選挙が大好きなので血が騒いでいるはずですが、〈特定政党や特定候補の応援に入る予定はない〉と公言された。橋本と並んでマイクを握ってくれたらとは思いますが……」(橋本陣営関係者)

 有権者は都合の悪い時に逃げる男をまた選ぶのか。民意が問われる。

  ◇  ◇  ◇

 西村氏の販売ノルマを超えたパー券収入のキックバックの額は数十万円程度とされるが、政治資金の使い方はハチャメチャだ。●関連記事【もっと読む】『安倍派「5人衆」西村康稔氏の目をむくバラマキ 2022年「土産代」「差し入れ代」830万円超』で詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/719.html

記事 [政治・選挙・NHK295] それ見たことか、自民党 禁じ手の早期解散、目下の情勢ではすべて裏目(日刊ゲンダイ)

※2024年10月16日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大 文字お越し


※文字お越し


※2024年10月16日 日刊ゲンダイ2面


鬼気迫る第一声(石破首相)/(C)日刊ゲンダイ

 何から何まで誤算続きの石破新政権だが、なかでも最大の失敗は大義なき早期解散の薄汚さが完全に見透かされたことだろう。裏金みそぎという邪な思惑、野党分断の党利党略、閣僚醜聞からの逃げ、新首相の公約破りと生煮え政策の破綻を恐れた国民愚弄の自業自得。

  ◇  ◇  ◇

 政権選択選挙の衆院選が15日、公示された。全289小選挙区と11ブロックの比例代表の計465議席を争い、9党などから1344人が立候補。安倍元首相の横死につながった自民党と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着が露呈し、旧安倍派を中心とする裏金事件がはじけてから初めての国政選挙だ。権力維持に役立つ反日カルト集団にお墨付きを与え、金権腐敗にどっぷり漬かった自民党政治に審判を下す選挙であることは言うまでもない。

 総裁選で高まった世間の期待を裏切り、ブレる石破首相に対する有権者の怒りは増幅している。1億総ガッカリだ。だからこそ、石破は数々の前言を撤回し、超早期解散に踏み切った。政権発足から8日後の解散は戦後最短だ。

 東大教授の宇野重規氏(政治学)が東京新聞(13日付朝刊)に寄稿し、石破の思惑をこう喝破していた。

〈石破首相は「日本創生解散」を掲げるが、まさに「急ぎすぎ解散」であり、当然のことながら、なぜそのように急ぐのか、何かを隠そうとしているのではないかと疑われてもやむを得ない〉

〈おそらく石破首相は取るものもとりあえず、まずは新内閣発足の勢いが落ちる前に選挙による信任を得たいのが本音であろう。政策プログラムをじっくりと練るのはそれからだと考えているのかもしれない〉

石破をしても戦力の逐次投入

 福島県いわき市の小名浜港で第一声を上げた石破は、裏金事件について「深い反省の下に、自民党は新しい日本をつくっていく」と強調。「被災地を中心として新しい日本の経済をつくる。能登とともに日本の再生にかけていきたい」「国費13兆円、事業総額37兆円が昨年の補正予算だった。きちんとした積み上げのもと、それを上回る大きな補正予算を成立させたい」などと訴えたが、被災者の置かれた苦しい状況を考えれば総選挙を先送りし、補正予算成立を優先する選択肢もあった。

 石破自民の薄汚いおためごかしは完全に見透かされ何から何まで誤算続き。目下の情勢ではすべてが裏目だ。それ見たことか、という展開である。

 とりわけ見苦しいのが、裏金議員をめぐる泥縄対応だ。当初は裏金問題を蒸し返さないという党執行部の意向を追認。総裁選での発言を後退させ、裏金議員も「原則公認」で調整していたが、世論の反発などを受けて軌道修正し、解散3日前に12人の非公認と34人の比例重複を認めない決定をした。それとて、判明分だけで総額5億7949万円の裏金をつくった85人の一部に過ぎない。

 領収書不要で使途の報告義務のないブラックボックスである政策活動費の使用をめぐっても、二転三転した。大半が選挙戦に投じられると指摘され、総裁選では廃止が俎上に載るほど問題あるカネなのに、石破は「使うということは可能性として否定しない」「違法な使い方は一切しない」などとゴマカシ。野党から追い込まれ、公示目前に「選挙に使うことはいたしません」と明言するに至った。戦力の逐次投入は負け戦の始まりだ。国防に一家言を持つ石破をしてもこのありさまだから、遠心力は増す一方である。

公約は参院選とほぼ同じ、大義なき最速解散


「裏金隠し解散」で攻める立憲民主党(C)日刊ゲンダイ

 NHKの世論調査(12〜14日実施)によると、内閣支持率は44%で、不支持率は32%。解散時期については「妥当ではなかった」が49%を占め、「妥当だった」の37%を上回った。投票先を選ぶにあたって最も重視するのは「景気・物価高対策」が最多の34%。異次元緩和のアベノミクス継続が長引かせる円安物価高に暮らしは疲弊している。

 だが、「日本を守る。成長を力に。」と題した自民の公約は、岸田政権下で実施された2022年の参院選のそれとほぼ同じ。7本柱が6本柱になり、新型コロナウイルス対策が政治改革に入れ替わったくらいの違いしかない。石破が総裁選で口にした格差を拡大する金融所得課税の強化、法人増税や所得増税への言及もなし。岸田前首相を追いやって石破を担ぎ、最速解散に突っ込んだ大義は全くない。「ボロが出ないうちに解散」がミエミエなのだ。

「国民の審判を仰いだ」という自民の常套句で、裏金議員の禊を済ませたことにする邪な思惑。準備不足の野党の共闘を阻み、分断の隙を突く党利党略。統一教会から選挙支援を受けるなど、ズブズブの関係だったことをヒタ隠しにし、初入閣した大臣の醜聞エスケープ。選択的夫婦別姓制度の導入から後ずさりするなど新首相の公約破り連発。生煮え政策の破綻を恐れ、国民愚弄の自業自得が石破を襲っている。

公明党は裏金議員をほぼ推薦

 政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。

「公示前勢力は自民党247議席、公明党32議席。石破首相は勝敗ラインを自公与党で過半数(233議席)の確保としていますが、野党が分裂している選挙戦にもかかわらず、割り込む公算が大きくなっています。裏金議員の処遇をめぐる自民党のドタバタもひどいものでしたが、公明党は非公認候補2人と比例重複ナシの33人を推薦した。石井代表は『公認されないということは自民党から推薦の要請もないと思う。推薦することにはならない』と言っていたのに、3日で豹変。要するに、比例代表から鞍替えするわが身かわいさで、裏金議員の選挙協力は欠かせない。選挙区に擁立した11人の全勝が最優先事項でもある。支持母体の創価学会員ですら理解に苦しむハチャメチャをやっているのですから、集票に難儀するのは必至です」

 比例重複が認められなかった裏金議員のうち、15日の段階で公明党が推薦を出さなかったのは東京7区に鞍替えした丸川珠代前参院議員だけだ。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう指摘した。

「石破首相が土壇場で裏金議員にペナルティーを科したのは、創価学会票を回すカラクリをつくったからでしょう。命綱をつけたとはいえ、裏金議員は死に物狂いで戦いますから、自民党は盛り返す可能性がある。森山幹事長は当選すれば追加公認し、役職に起用することも示唆している。そうなれば、日本の政治は現状と何ら変わらないどころか、民主主義から軍国主義への転換が決定づけられてしまいます。裏金事件は重要な争点のひとつですが、第2次石破政権が発足すれば、首相は持論の軍拡路線を突き進み、憲法改正に全力を挙げるでしょう。政権にNOを突きつける民主主義の武器を今こそ使わなければ、取り返しがつかない事態を招いてしまいます」

 自民党が30年にわたって棚上げしている政治改革を実現し、国民軽視の政治を正す最良の処方箋は、政権交代だ。期日前投票は16日からできる。投票率が引き上がるだけでも、永田町の風景は変えられる。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/720.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 自民裏金議員「落選濃厚」20人リスト…非公認6人+比例重複なし14人が“ドボン”の瀬戸際(日刊ゲンダイ)


自民裏金議員「落選濃厚」20人リスト…非公認6人+比例重複なし14人が“ドボン”の瀬戸際
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362003
2024/10/17 日刊ゲンダイ


【落選濃厚危機の裏金議員20人】/(C)日刊ゲンダイ


「八王子のジャイアン」こと萩生田光一元政調会長(C)日刊ゲンダイ


報道陣の質問はシャットアウト(C)日刊ゲンダイ


大逆風の下村博文元文科相(C)日刊ゲンダイ


「愚か者」発言が特大ブーメラン(C)日刊ゲンダイ

 裏金議員が早くも死屍累々の気配だ。裏金隠しの衆院選が15日公示され、裏金事件に関与した自民党の前議員ら45人が立候補。11人が公認されず、残る34人は公認されたものの比例には重複立候補できない。必勝をかけた背水の陣の戦いだが、45人中20人が“ドボン”する瀬戸際に立たされている。

 石破首相は勝敗ラインについて「自公で過半数(233議席)」と設定。「状況は非常に厳しい」と引き締めを図っているが、想定以上に議席を失う可能性に党内は大揺れだ。

「自民党が今月実施した情勢調査によると、最悪のケースで120超の議席を失う可能性があるといい、単独過半数どころか200議席にすら届かない。公明党が解散前の議席を維持できたとしても、自公で過半数を割る可能性が拭えません」(永田町関係者)

 とりわけ落選危機に立たされているのが裏金議員の面々である。非公認(無所属)のうち6人が、比例重複なしのうち14人が落選濃厚だ【別表】。

 目を引くのが「八王子のジャイアン」こと、旧安倍派幹部の萩生田光一元政調会長。政治資金収支報告書への不記載額は2728万円に上ったが、党の役職停止1年間という軽い処分で逃れた。

 萩生田候補は15日の第一声で、地元・八王子の支援者に「改めて、ご心配をおかけした、不快な思いをさせた皆さまにおわび申し上げたい」と謝罪。「反省している」と頭を下げる一方、ロクに説明責任も果たしていないのに「意図して裏金をつくるとか、私的流用を図るとか、脱税だとか、このような事実は一切ない」と疑惑を完全否定した。

「支援者を前に強気でも、逆風は裏金事件だけじゃないし、統一教会との関係も尾を引いている。応援に駆け付けた井上都連会長は『小池都知事にも応援をお願いしている』と明かしたものの、本当に小池さんが出てくるのかどうか。アテにできません」(自民党関係者)

 井上氏はなぜか、萩生田候補が7月の都議補欠選挙での自民大敗を受けて都連会長を引責辞任したことなどに触れて「反省し、責任を取っている」と意味不明な理屈で擁護。「八王子の皆さま、安心して(萩生田を)応援して欲しい」とトンチンカンなお願いを呼びかけた。

参院から鞍替えした丸川珠代元五輪相も劣勢


自業自得(萩生田光一元政調会長、丸川珠代元五輪相)/(C)日刊ゲンダイ

 同じく旧安倍派幹部だった下村博文元文科相も苦戦必至だ。「勝ち目があるとすれば野党乱立による漁夫の利」(同前)だが、下村候補も萩生田氏と同様、裏金と統一教会問題のダブルパンチで大逆風にさらされている。

 参院から鞍替えした丸川珠代元五輪相は第一声で「不透明な資金の流れに私自身が気づくことができず、解決することができなかった」などと釈明。これまた反省の弁を垂れていたが、今年1月に政治資金パーティーのノルマを超えた分を派閥に納めない「中抜き」をTBSにスクープされている。額にして700万円も抜いたのに「気づきませんでした」で済まされるわけがない。代名詞の「愚か者め!」も形無しである。

「イメージや知名度がものを言う参院選に比べ、衆院選は結局はドブ板勝負。説明責任が厳しく問われますが、丸川さんは裏金問題について釈明はしても、説明は一切していない。維新、立憲との三つ巴の戦いとはいえ、それでも劣勢です」(前出の永田町関係者)

 参院議員時代を含め当選14回を誇る大物・衛藤征士郎元衆院副議長は83歳の高齢かつ保守分裂選が重荷。いよいよ裏金をこさえたツケが回ってきた。

  ◇  ◇  ◇

 選挙予測に定評がある政治評論家・野上忠興氏に、現時点での各党の議席数を予想してもらったところ、自公にとっては衝撃の議席減に……●関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 自公・第二自公・反自公の三つ巴(植草一秀の『知られざる真実』)
自公・第二自公・反自公の三つ巴
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-70e224.html
2024年10月16日 植草一秀の『知られざる真実』

総選挙が公示された。

投開票日は10月27日。

選挙は三つ巴の闘いになる。

与党は自公。

石破内閣は自公で過半数議席確保を目指す。

これまでの自公での絶対多数とは一変する。

自公に対する強烈な逆風が吹いている。

最大の問題は政治資金をめぐる巨大な組織犯罪。

政治資金規正法の根幹は政治資金収支の公開。

これによって政治活動を国民の不断の監視と批判の下に置く。

この措置を通じて民主主義の健全な発展に資するのが同法制定の目的。

その根幹の政治資金収支を隠ぺいし、裏金が創作されてきた。

この犯罪行為の中心になったのが自民党旧安倍派。

石破新総裁は裏金議員12名に対する公認を取りやめた。

また、裏金議員に対して比例代表での重複立候補を認めなかった。

裏金候補者は選挙区で勝利しなければ議員の職を失う。

これが主因になって自民党は議席を大幅に減らすことになる。

したがって、自公での過半数議席確保は容易でない。

自公に対峙する野党が一枚岩でぶつかれば政権交代を実現できる。

しかし、その野党は一枚岩でない。

野党勢力は自公類似勢力と自公対峙勢力に割れた。

共産党は野党共闘を求めたが立憲民主党が拒絶した。

しかし、現在の立憲民主党と共産党の基本政策は著しく乖離している。

したがって、この政策路線を踏まえれば野党陣営が二つに割れることは順当である。

重要な政策課題が三つある。

原発推進の是非

消費税減税・廃止の是非

安保法制・日米地位協定の是非

野田立民は

原発推進容認、消費税減税阻止、安保法制・地位協定容認

の姿勢を示す。

対米自立と対米隷属では対米隷属。

自公の基本路線とほぼ同一。

維新の基本政策も極めて近い。

維新が消費税減税を主張している点だけが違う。

自公政治に対峙する主権者は

原発廃止、消費税減税・廃止、安保法制・地位協定改正

を求める。

したがって、野党勢力は二つに割れるのが順当である。

立民・維新・国民の第二自公グループ


共産・社民・れいわの反自公グループだ。

自公と第二自公は基本政策路線が類似する。

これに対峙するのが反自公グループ。

自公と第二自公が票を食い合うことになるから反自公グループに勝機が生じる。

国民生活の疲弊を考えたとき、最重要の施策は消費税減税・廃止である。

立民の野田佳彦氏は「消費税増税を許さない」と叫んで2009年8月総選挙を戦った。

ところが、この公約が生きているなかで、2012年8月に消費税率を10%に引き上げる法律制定を強行した。

消費税率を5%から10%に引き上げたのは安倍内閣だが、10%への引き上げを法定化したのは野田内閣である。

この大増税法制定を強行して野田氏は2012年12月に自爆解散を決行。

民主党議席は3分の1に激減した。

自公と第二自公が票を食い合えば、反自公が浮上するチャンスを得る。

自公政治刷新を求める主権者は立民ではなく、反自公勢力に投票を集中する必要がある。

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http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/722.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 日本被団協がノーベル平和賞を受賞…核保有国フランスから来た筆者の思い 西村カリン ニッポン見聞考(日刊ゲンダイ)

日本被団協がノーベル平和賞を受賞…核保有国フランスから来た筆者の思い 西村カリン ニッポン見聞考
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/362091
2024/10/17 17:00 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し


広島に原爆を投下した爆撃機エノラ・ゲイから投下直後に撮影されたきのこ雲(米国立公文書館所蔵・共同)

 15年以上前から、日本の被爆者(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞するのではないかと思って毎年の発表を注目していた。正直いえば、最近の3〜4年は「もうないかも」と絶望していた。今月11日、帰宅途中にラジオ・フランスのパリ本社から電話。「日本被団協が受賞したよ。すぐ生中継をお願い」と言われて、なんとうれしかったことか。同じ週に、袴田巌さん「無罪確定」と被団協ノーベル平和賞。長年の2つの夢が現実になった。

 私は毎年8月に広島か長崎に行く。被爆者の取材目的だけでなく、息子たちに戦争と原爆の酷さを教えたいのだ。必ず原爆資料館にも行く。私はフランス人だ。母国フランスは1960年代から核保有国だ。「戦争の武器ではなく、あくまで防衛専用の核抑止の手法」と歴代の全大統領が強調する。私はそんな言葉を信じていない。むしろ非常に危険性のある言葉だと思っている。

 核兵器は国の存立への脅威がない限り使わないと大統領が約束をしても、使う可能性がある。使うかどうかは結局、相手国の首脳次第だ。残念なことに自国の存立を重視しない相手国の首脳もいる。そういった相手に対して、何が抑止力なのか。

 死刑の抑止力と同じだ。死んでも構わないテロリストに対して、死刑の抑止力はゼロだ。自国の国民が死んでも構わない独裁者に対して、核兵器の抑止力は無意味だ。

 私は自分の国が核抑止力を持っているから安心・安全だと全く思っていない。むしろ、核兵器を持っているからこそエスカレーションしてしまうし、より高いリスクにつながる。

 母国では核兵器についての議論があまりない。多くのフランス人にとって、核兵器を持つのは当たり前のことになったようだ。広島や長崎の被爆者の話を聞いたことのあるフランス人が少なすぎると思う。もちろん、毎年8月にフランスの新聞でも被爆者の証言が掲載されるけれど、実際に被爆者に会って、生で話を聞くのとは大違いだ。

 被爆者の平均年齢は85歳を超えている。日本の若い人たちが、彼らの活動を引き継いでほしいが、これは日本人だけの問題ではない。いつか被爆者がいなくなる日が来る。どうすれば彼らの経験を同様の説得力で引き続き伝えられるかが核兵器に反対する全ての人にとっての問題であり、引き継ぐのは全員の役割だ。


西村カリン ジャーナリスト

仏の公共ラジオ「ラジオ・フランス」とリベラシオン紙の特派員。1970年、仏で生まれ、2004年末から20年までAFP通信東京支局特派員。近著に「Japon,la face cachée de la perfection(日本、完璧さの隠れた裏側)」、初の小説「L'affaire Midori(みどり事件)」。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/723.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 山本太郎(氏、小沢一郎氏のエールに「国会対策や選挙区調整まで剛腕振るうことが出来ていれば…」(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202410160000382.html



かつての師弟が、互いに相手を思いやり、気遣う、静かなやりとり。

一服の清涼剤のごとし。



以下に記事の全文を転載する。


「アナフィラキシーの疑い」で緊急入院のち、退院したれいわ新選組の山本太郎代表(49)が16日、X(旧ツイッター)を更新。立憲民主党の前衆議院議員、小沢一郎氏(82)からのエールに返答した。

小沢氏から「山本太郎代表。常に全身全霊で取り組むあなただけに、この間、かなり疲労が蓄積されたものと思います。まだ先は長いです。くれぐれも御自愛ください。お互い頑張りましょう。小沢一郎」とXを通じ、エールが届いていた。山本氏は小沢氏の投稿を引用し「ご無沙汰いたしております。ありがとうございます!」と感謝した上で、思いをつづった。

「自民党の手の内、その全てを知る小沢さんが国会対策や選挙区調整まで剛腕を振るうことが出来ていれば 政権交代も夢ではなかった、と思っています。この選挙で、れいわ新選組は 野党内でも無視できない議席数を獲得します」と意気込んだ。

山本氏は14日夜、テレビ朝日系「報道ステーション」で放送された7与野党党首による討論会に生出演し、積極的に発言していた。このところは代表として連日、さまざまな討論会などに出席し、党の業務もこなしていた。その後の15日、党の公式Xで入院が発表され、東京・錦糸町駅北口で行う予定だった当日の第一声は共同代表の櫛渕万里氏(56)が務めた。

山本氏は自身の緊急入院について、退院後に「昨夜、発疹ができていることに気づき、そこからかゆみを伴って全身に拡大。救急で診察いただいた結果、アナフィラキシーの疑い。念の為、入院となりました」と伝え、15日の街宣は大事を取って中止すると発表した。


記事の転載はここまで。


れいわ新選組と立憲民主党は、今や「仁義なき戦い」の最中。

今は、敵味方の関係なるも、かつては「国民の生活が第一」を目指し、同じ釜の飯を食った師弟。

「立憲民主党」と「れいわ新選組」の関係修復は、こんなところから、ゆっくり始まりそうな兆しを感じさせる。


「・・・れいわ新選組は 野党内でも無視できない議席数を獲得します」

「常に全身全霊で取り組むあなただけに、・・・くれぐれも御自愛ください。お互い頑張りましょう。」


82歳の大政治家が、50歳に満たない若者政治家に払う尊敬、敬意、リスペクトが、短い文面にあふれている。

今の立憲民主党の幹部には無い、一番大切なことを、小沢氏が実践して諭しているかのようではないか。

そういえば、共産党も同じことを問題として指摘していたっけ。・・・偶然ではないような。











http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/724.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 自民・丸川珠代候補まるで「悲劇のヒロイン」…昭恵夫人を傍らに“安倍先生”にすがる涙の街頭演説(日刊ゲンダイ)

自民・丸川珠代候補まるで「悲劇のヒロイン」…昭恵夫人を傍らに“安倍先生”にすがる涙の街頭演説
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/362079
2024/10/17 日刊ゲンダイ


もれなく泣き…(丸川珠代元五輪相=左、右端は安倍昭恵・安倍元首相夫人)/(C)日刊ゲンダイ


安倍昭恵夫人の応援演説に目を潤ませる丸川珠代元五輪相(C)日刊ゲンダイ


まるで「悲劇のヒロイン」(C)日刊ゲンダイ


比例復活なしの厳しい選挙戦が続く(C)日刊ゲンダイ


安倍昭恵夫人も応援を受けた丸川珠代元五輪相(C)日刊ゲンダイ


安倍昭恵夫人も応援を受けた丸川珠代元五輪相(C)日刊ゲンダイ

【東京7区】

 丸川 珠代 53 自新
 松尾 明弘 49 立元
 小野 泰輔 50 維(前)
 石川友梨香 28 参新

  ◇  ◇  ◇

「失われた30年、厳しい厳しい時間を未来に希望が持てる日本にしてくださったのは、安倍先生だと思います……」

 16日、渋谷区内で行われた丸川珠代元五輪相の街頭演説会。目に涙をたたえ声を詰まらせながら、そう語る丸川候補の傍らで、涙を拭うアッキーこと安倍昭恵夫人の姿があった。

 京王新線の初台駅から歩くこと5分。「ふどう通り」の至る所に「安倍昭恵さん来たる! 16日(水)午後6時」と告知したビラが貼られ、定刻間際には演説場所のスーパーの目の前に子ども連れや高齢者など約30人がゾロゾロ。テレビカメラを見かけて「何事か」と足を止める通行人もいた。

 夕飯前の時間帯、しかも買い物客が行き交うスーパー前は通行量が多い。ただ、道が狭い上、演説者と聴衆の間を通り過ぎゆく人の多さに、場所の悪さが否めなかった。

 参院から鞍替えした丸川候補が出馬した東京7区は、区割り変更前は自民党の松本文明元衆院議員と立憲民主党の長妻昭代表代行がしのぎを削った選挙区だ。

 松本氏は今回の選挙戦で丸川を選対本部長としてバックアップ。「安倍政治を日本は続けていかなくちゃいけない」などと、安倍元首相の“実績”を強調しつつ、支援を呼びかけていた。

 応援に駆け付けた昭恵夫人がマイクを握ると、聴衆は一斉に拍手。昭恵夫人は目をウルウルさせながら「今回の選挙、大変厳しい中、主人と一緒に応援をして回りたい」と意気込みを語り、丸川候補との出会いのエピソードを披露。「今も主人はきっとどこかで『頑張れよ』と応援をしていると思います」とエールを送った。この時点ですでに感極まった丸川候補は、自分の演説の番が回ってくる間に目元を拭っていた。

 丸川候補も安倍元首相との出会いや初当選時を振り返り、「以来17年間、いつも安倍先生のお姿を見て、そして広い懐と高い視野と何よりも温かい心にご指導いただいた」と感謝の言葉を連発。万感胸に迫った様子で「こんなに安倍先生がいないことが悲しく思える選挙はありません」と、か細い声で訴えた。

 聴衆から「ガンバレー!」と声をかけられながら、裏金事件について「不透明な金の流れに気付けず、正せなかった」「本当に悔しい思い」と語る姿は被害者ヅラを通り越して、まるで悲劇のヒロイン。

 演説を丸川候補の横で聞いていた渋谷区議もなぜか涙していた。

 丸川候補が立憲候補の後塵を拝す情勢調査もある。比例復活はできない厳しい立場だ。何だか「愚か者よ おまえの流した涙を受けよう」の歌詞が聞こえてくる。

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 裏金事件に関与した自民党の前議員ら45人が立候補。11人が公認されず、残る34人は公認されたものの比例には重複立候補できない。必勝をかけた背水の陣の戦いだが、45人中20人が“ドボン”する瀬戸際に立たされている。●関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

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