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2024年10月15日04時15分 〜
記事 [政治・選挙・NHK295] 週刊ポスト<10.27総選挙289全選挙区緊急予測>自民党が「53議席減」、自公でも過半数割れの衝撃シミュレーション結果 新閣僚3人も落選危機  

※週刊ポスト 2024年10月18・25日号 誌面クリック拡大


※紙面抜粋


【10.27総選挙289全選挙区緊急予測】自民党が「53議席減」、自公でも過半数割れの衝撃シミュレーション結果 新閣僚3人も落選危機
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2024.10.07 06:57 週刊ポスト NEWSポストセブン


石破茂・首相の短期決戦の賭けはどんな結果となるか(時事通信フォト)

 国会論戦をすっ飛ばして一気に解散・総選挙へと突き進む石破茂・首相。総裁選で党の“顔”を代え、ボロが出ないうちに選挙を乗り切ろうという腹だが、有権者はそう甘くはない。永田町で50年以上にわたり政治取材を続け、数々の選挙で当落予測を的中させてきた野上忠興氏(政治ジャーナリスト)が、全289小選挙区の最新情勢を詳細分析。その結果は衝撃的なものとなった。【全3回の第1回】

石破首相が選挙を急ぐ理由

 前代未聞の解散だ。石破首相は国会召集前日、まだ首班指名前で組閣もしないうちに「10月27日に総選挙を行ないたい」と衆院解散を表明した。

 総裁選では「予算委員会を開いて野党の方々と論戦を交わした上で国民に判断いただく」と語っていたが、その予算委員会さえ開かない。

 そればかりか、解散を決めてから霞が関に経済対策、すなわち選挙向けのバラマキの検討を指示するというチグハグぶりなのだ。

 首相がそこまでして選挙を急ぐ最大の理由は、「野党の選挙協力」がまとまるのを恐れているからにほかならない。

 立憲民主党の野田佳彦・代表は、野党各党に自民党の裏金議員への対立候補一本化を呼びかけている。日本維新の会の吉村洋文・共同代表も「裏金議員のところは一本化して勝負をかけていくというのは筋が通っている」と前向きだ。

 実現すれば、自民党が大苦戦を強いられるのは間違いない。選挙情勢分析に定評がある政治ジャーナリスト・野上忠興氏が指摘する。

「立憲、維新、共産党など野党各党はバラバラで候補者擁立を進めてきたから、多くの小選挙区は候補者乱立状態です。一本化されれば自民党には脅威だが、そのためには野党間で話し合ってどの選挙区にどの党の候補者を出すかを調整し、すでに立候補が決まっている候補者を説得して降りてもらわなければならないから時間がかかる。

 石破首相は野党にその候補者調整の時間を与えないために、いきなり解散を選んだ。野党候補が乱立して潰し合ってもらったほうが、自民が有利になると考えたわけです」

 裏金議員に野党統一候補という「刺客」を送らせないためになりふり構わず解散に走ったのだ。

 しかし、「正論」を売りにしてきた石破氏が予算委員会で野党と論戦を交わして国民に政権の考え方を示すことより、党利党略を優先したことでメッキが剥がれた。

 石破首相の短期決戦の賭けはどんな結果が出るのか。


10.27解散総選挙「予想獲得議席数」

 本誌は野上氏の協力で全選挙区の情勢を緊急調査し、当落を予測した。結論は、野党の候補者調整ができない場合でも、自民党は「53議席減」の202議席。公明党も25議席へと減らし、自公合わせて「227議席」で過半数割れという衝撃的なものだった。

「総理が交代しても、有権者の裏金問題や旧統一教会問題への批判は消えていません。自民党の裏金議員たちは小選挙区で厳しい審判を受けることになる。自民党支持層が自民離れを起こしているため、自公両党ともに比例代表でも票を大きく減らすことが予想されます」(野上氏)

 さらに野党の選挙協力がなされ、自民党への対立候補が一本化されれば野党が逆転勝利可能な選挙区が53あり、自民大惨敗となる。

 では、注目選挙区の情勢を具体的に見ていこう。

初入閣から即落選危機、早くも崖っぷちの新閣僚が3人も

 石破首相は新内閣の組閣で裏金議員を排除し、13人を初入閣させて“クリーンイメージ”をアピールした。

 だが、不祥事で批判された議員がいないわけではない。

 大物議員2世の小里泰弘・農水相(鹿児島3区)は前回総選挙前、会員制ラウンジの女子大生と愛人契約関係にあったことを報じられ、批判を浴びて小選挙区では大差で落選。比例代表でなんとか復活当選した経緯がある。

「大臣になったとはいえ、有権者はスキャンダルを忘れていない。逆風は免れず、劣勢の戦いです」(以下、「 」内は野上氏)


北海道〜埼玉の選挙区「当選予想」

 牧原秀樹・法相(埼玉5区)も厳しい。

 過去6回の選挙で連続して立憲民主党の枝野幸男・元代表に敗れ、小選挙区で勝ったことがない(比例復活で5回当選)。

 旧統一教会が2021年にさいたま市で開いた「祝福結婚と希望前進大会」で挨拶していたことが報じられたが、自民党の調査には回答を拒否したことから、公表された教団と接点のあった議員には名前が記載されていないなど、法相としての資質が疑問視されている。

 もう1人が坂井学・国家公安委員長(神奈川5区)だ。

 菅義偉・元首相の側近として知られ、念願の初入閣を果たした。しかし、NTTの接待問題では坂井氏も総務副大臣時代に同社から接待を受けていたことが発覚し、国会で釈明に追われた。旧統一教会との接点があった政治家の1人でもある。

「神奈川5区は立憲の現職と維新の新人が出馬し、野党が票を食い合うため情勢は現職大臣の坂井氏がやや有利だが、野党が候補を一本化すれば形勢逆転する可能性が高い」

 せっかく初入閣を果たしたのに、落選すれば「大臣在任27日間」という超短命に終わるケースが出てきそうだ。

(第2回に続く)

【プロフィール】
野上忠興(のがみ・ただおき)/1940年、東京生まれ。政治ジャーナリスト。1964年に早稲田大学を卒業後、共同通信社に入社。1972年より政治部、自民党福田派・安倍派(清和政策研究会)の番記者を長く務めた。自民党キャップ、政治部次長などを歴任後、2000年に退職し、フリーに。『安倍晋三 沈黙の仮面: その血脈と生い立ちの秘密』(小社刊)など著書多数。

※週刊ポスト2024年10月18・25日号

訂正/当初、表中で茨城7区の中村勇太氏を立憲からの出馬と表記していましたが、無所属で出馬予定の誤りであり、表中の表記を修正しました。(2024年10月7日16:00)


埼玉〜神奈川の選挙区「当選予想」


神奈川〜石川の選挙区「当選予想」


福井〜京都の選挙区「当選予想」


大阪〜広島の選挙区「当選予想」


山口〜沖縄の選挙区「当選予想」


【10.27総選挙289全選挙区緊急予測】最大の焦点は“裏金議員”への審判 統一教会問題と併せてW逆風に晒される萩生田光一・元政調会長、立民は有田芳生氏が刺客候補に
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2024.10.07 06:58 週刊ポスト NEWSポストセブン


裏金&旧統一教会問題で話題になった下村博文氏(左)と萩生田光一氏(時事通信フォト)

 国会論戦をすっ飛ばして一気に解散・総選挙へと突き進む石破茂・首相。総裁選で党の“顔”を代え、ボロが出ないうちに選挙を乗り切ろうという腹だが、有権者はそう甘くはない。永田町で50年以上にわたり政治取材を続け、数々の選挙で当落予測を的中させてきた野上忠興氏(政治ジャーナリスト)が、全289小選挙区の最新情勢を詳細分析。その結果は衝撃的なものとなった。【全3回の第2回。第1回から読む】

萩生田、下村、丸川…大苦戦の裏金議員たち

 最大の焦点は裏金議員への審判だろう。なかでも注目されるのは旧安倍派幹部たちの情勢だ。

 裏金問題で「1年間の党員資格停止」処分を受け、旧統一教会問題とも接点があった下村博文・元文科相(東京11区)は無所属での出馬となるが、大逆風を受けて苦戦。

「東京11区は立憲と維新から候補者が出馬を予定しているが、候補者一本化ができなくても下村氏は厳しい。無所属で比例代表への重複立候補ができないため、小選挙区で敗北すれば議席を失うことになる」

 同じく裏金と旧統一教会問題のW逆風にさらされているのが萩生田光一・元政調会長(東京24区)だ。

「高市早苗氏を幹事長にすべきだった」と石破人事を批判しているが、自分の足元ではもっと大きな有権者の批判の火が燃えさかっている。

 萩生田氏は参院選で新人候補を旧統一教会の施設に連れて行くなど、「教団の代理人」的な行動が批判された。裏金問題でも2728万円もの裏金を「事務所の机の引き出し」に現金で保管していたなどと釈明したにもかかわらず、「役職停止1年」という比較的軽い処分で逃れた。前回の総選挙では東京24区での候補擁立を見送った立憲民主が、今回は萩生田氏を標的に旧統一教会問題追及で知られる元職の有田芳生氏という“刺客候補”を送り込んだ。

「今年1月に行なわれた地元の八王子市長選では萩生田氏が擁立した自公推薦の新人が裏金批判のあおりを受けて大苦戦に陥った。あの頃よりさらに批判は強まっている。市長選は小池百合子・都知事の支援で自公推薦候補がなんとか当選したが、総選挙で小池知事が萩生田氏を応援するとは思えない。公明党・創価学会も、旧統一教会との結びつきが発覚した萩生田氏から離れている。当選は容易でないでしょう」

 一方、下村氏と同様に「1年間の党員資格停止」となって無所属で出馬する西村康稔・元経産相(兵庫9区)は、地元に張り付いて“お詫び行脚”を続け、やや有利な情勢に持ち直している。

 旧安倍派5人衆のなかで公認が微妙なのが裏金問題で「党員資格停止6か月」の処分を受けた高木毅・元国対委員長(福井2区)だ。

 解散日の10月9日には4月4日の処分から6か月が過ぎている。順当なら党員資格が回復されて自民党公認で出馬できるはずだが、石破首相は裏金議員の公認見直しを行なっている。高木氏が公認されずに無所属出馬になれば一層厳しい状況に追い込まれる。

 参院から衆院東京7区に鞍替え出馬する丸川珠代・元五輪相は立憲の前職・松尾明弘氏と横一線で並んでいる。同選挙区には維新の現職・小野泰輔氏も出馬して三つ巴の戦いだが、丸川氏は裏金問題で「戒告」処分を受けており、立憲と維新が候補を一本化すれば丸川氏は一気に劣勢に立たされそうだ。

(第3回に続く。第1回から読む)


【10.27総選挙289全選挙区緊急予測】自民党“裏金議員”45人のうち20人以上が落選の可能性 選挙後に旧派閥の勢力図が大きく変わり、安倍派の政治支配終焉か
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2024.10.07 06:59 週刊ポスト NEWSポストセブン


             二階伸康氏ら世襲議員も続々と出馬するが…(写真/共同通信社)

 国会論戦をすっ飛ばして一気に解散・総選挙へと突き進む石破茂・首相。総裁選で党の“顔”を代え、ボロが出ないうちに選挙を乗り切ろうという腹だが、有権者はそう甘くはない。永田町で50年以上にわたり政治取材を続け、数々の選挙で当落予測を的中させてきた野上忠興氏(政治ジャーナリスト)が、全289小選挙区の最新情勢を詳細分析。その結果は衝撃的なものとなった。【全3回の第3回。第1回から読む】

旧安倍派がW逆風で大惨敗

 全国を見渡すと、中根一幸氏(埼玉6区)、小田原潔(東京21区)、高鳥修一氏(新潟5区)、田畑裕明氏(富山1区)、若林健太氏(長野1区)、青山周平氏(愛知12区)、宗清皇一氏(大阪13区)、谷川とむ氏(大阪19区)など、裏金問題と旧統一教会問題の双方で名前が挙がった旧安倍派の若手議員は軒並み苦しい戦い。

 小選挙区に出馬する自民党の裏金議員45人のうち20人以上が敗北する可能性がある。

 旧統一教会と関係があった議員も厳しい審判を受ける。

「教団のイベントに参加したり、教団の活動を支援したりしてきた議員には選挙に弱い人が多い。1票でも欲しいから、選挙で教団に依存して関係が深まった。そうした議員は今回、有権者の批判にさらされるだけでなく、教団の支援もない。公明党支持者の協力も得にくいでしょう。小選挙区での当選どころか、比例復活も難しくなりそうな議員が多い」

 旧統一教会の韓鶴子総裁を「マザームーン」と呼んだ山本朋広氏(神奈川4区)、ビデオメッセージで韓総裁に「真のお母様」と呼びかけた土井亨氏(宮城1区)をはじめ、山際大志郎・元経済再生相(神奈川18区)らが旧統一教会批判で追い詰められている。

 自民党総裁選の決選投票では、旧派閥の議員たちが再結集する動きが見られた。

 だが、野上氏は、総選挙後は旧派閥の勢力図が大きく変わることが予想されると指摘する。

「旧統一教会との関係も裏金問題も、中心になったのは最大派閥の旧安倍派であり、同派の多くの議員が関与していた。総選挙で最も情勢が厳しいのも同派の議員たちです。解散前には100人を超えていた旧安倍派ですが、大幹部をはじめ議員の落選が相次ぎ、選挙後には勢力が大きく減るでしょう。この総選挙は安倍派の政治支配の終焉をもたらすのではないか」

世襲にNO、和歌山「二階王国」も崩壊の瀬戸際

“裏金議員対決”になるのが「二階王国」と呼ばれた和歌山2区だ。

 引退する二階俊博・元幹事長の後継者で秘書を務める三男の伸康氏が自民党から出馬するが、そこに裏金問題で自民党を離党勧告処分となった世耕弘成・元参院幹事長が参院から鞍替えして無所属で出馬する意向を固めた。いわば二階王国に“殴り込み”をかける。

 野上氏は情勢をこう分析する。

「二階氏にすれば息子に地盤を継がせるために負けられない戦い。世耕氏は和歌山選出の参院議員で系列の地方議員も多い。自民党県連や地元企業を二分する激しい選挙戦が予想されるが、二階氏が持つ中央官庁や業界団体への影響力を新人の息子がそのまま引き継げるわけではない。地元では引退する二階氏より、離党しても依然として自民党参院議員の間に大きな発言力を持つ世耕氏に期待する声が大きい。世耕氏が一歩リードです」

 だが世耕氏は裏金問題で離党、二階氏も引退表明で処分は免れたとは言え、裏金問題で元秘書の有罪が確定している。

 有権者にすれば、野党統一候補など第3の候補が出なければ、一票の行使で裏金問題への審判を下す選択肢がないことになる。

自民の比例票を削る「日本保守党」

 新たな流れも出てきた。

 地方政党・減税日本を率いる河村たかし・名古屋市長が、作家の百田尚樹氏らが結成した「日本保守党」から愛知1区で総選挙に出馬すると表明した。

 日本保守党は総選挙に少なくとも候補者5人を擁立し、国政政党を目指すとしている。

「前回の参院選では参政党が比例代表で約176万票を得て1議席獲得した。日本保守党はそれ以上の集票力を持つ可能性がある。これは自民党にとってマイナスに働く。保守派の新党が増えるほど、岩盤保守層の票を奪われるため、自民党の比例代表での集票力がさらに下がると予想されます」(野上氏)

 福岡9区のように自民党本部と県連の候補者調整が難航している選挙区もある。本稿締切時点で、大家敏志・参院議員、三原朝利・北九州市議のいずれが公認候補となるか確定しておらず、2人とも出馬して潰し合いになる可能性もある。

 自民党議員たちは新首相誕生の「ご祝儀票」を期待しているのだろうが、現実はマイナス材料ばかりの選挙戦だ。

 ウソつき解散を仕掛けた石破首相には、総選挙後に茨の道が待ち受けている。

(了。第1回から読む)

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/706.html

記事 [政治・選挙・NHK295] れいわ・山本太郎代表が緊急入院 第一声は櫛渕共同代表が実施(東京新聞)
れいわ・山本太郎代表が緊急入院 第一声は櫛渕共同代表が実施
https://www.tokyo-np.co.jp/article/360375
2024年10月15日 07時29分 (共同通信) 東京新聞


山本太郎代表

 れいわ新選組は15日、山本太郎代表が緊急入院したと発表した。山本氏が東京・新宿で予定した衆院選公示日の第一声は中止し、櫛渕万里共同代表が東京・錦糸町で第一声となる街頭演説を代行する。山本氏の容体などは明らかにしていない。

 山本氏は14日夜のテレビ番組に各党党首と共に出演していた。



https://x.com/ISOKO_MOCHIZUKI/status/1845968271599976865

望月衣塑子
@ISOKO_MOCHIZUKI

奥能登はじめ、被災地の現場を他のどの議員よりも飛び回り、支援を政府に強く求め、選挙活動をしていたれいわの山本太郎代表が緊急入院。大丈夫だろうか心配である。

れいわ・山本太郎代表が緊急入院 第一声は櫛渕共同代表が実施:東京新聞

 れいわ新選組は15日、山本太郎代表が緊急入院したと発表した。山本氏が東京・新宿で予定した衆院選公示日の第一声は中止し、櫛渕万里共同代表が東京・錦糸町で第一声となる街頭演説を代行する。山本氏の容体などは明らかにしていない。

 山本氏は14日夜のテレビ番組に各党党首と共に出演していた。
https://tokyo-np.co.jp/article/360375

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/707.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 自民58議席減・自公で過半数割れの衝撃!政治評論家・野上忠興氏が予想<表あり>=衆院選公示(日刊ゲンダイ)


自民58議席減・自公で過半数割れの衝撃!政治評論家・野上忠興氏が予想【表あり】=衆院選公示
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/361924
2024/10/15 日刊ゲンダイ


野上忠興氏の衆院選議席予想】/(C)日刊ゲンダイ


八王子市民の審判やいかに 萩生田光一元政調会長(C)日刊ゲンダイ


頼みは公明票の下村博文元文科相(C)日刊ゲンダイ


衆院鞍替えも苦戦必至の丸川珠代元五輪相(C)日刊ゲンダイ

 超短期決戦の“裏金隠し衆院選”は15日公示。27日の投開票に向け、選挙戦に入った。自民党派閥の裏金事件をきっかけに「政治とカネ」への不信感が渦巻く中での選挙だ。言行不一致の二枚舌政権は信任されるのか、非公認・比例重複なしの44人の裏金選挙区の当落は──。本紙連載中の「総選挙全289区当落予想」(5ページ)を担当するなど、選挙予測に定評がある政治評論家・野上忠興氏に現時点での各党の議席数を予想してもらった。自民は58議席減、自公の与党は過半数(233議席)割れの惨敗と出た。

石破政権で“お灸票”が増える

 石破首相(自民党総裁)は13日、就任後初の街頭演説で、真っ先に公明党の石井代表の選挙区(埼玉14区)に入った。裏金事件の大逆風を受け、解散時まであった自民単独過半数を維持するのは困難な情勢。“公明頼み”で目標に掲げる「自公で過半数」をクリアしたいということだろうが、それも危うい。

 選挙は、小選挙区289、比例代表176、計465議席を争うが、野上氏の議席予想は【別表】の通りだ。自民は解散時から58減の198議席。公明は4減の28議席。自公で計226議席となり、過半数を7議席割り込んだ。裏金非公認で当選の4議席を追加公認したとしても、計230議席で過半数に達しない。石破首相の責任論や選挙後の政権の枠組みを巡って大騒ぎになりそうだ。

「公認をめぐるゴタゴタで、自民党が裏金事件を反省していないことがあらためて露呈し、自民離れに拍車がかかった。『自民には入れたくない』という“お灸票”が増え、選挙区内で一番勝てそうな野党候補に集まるでしょう」(野上忠興氏)

自民の情勢調査は「最悪のケースで議席減が120超」


真っ先に公明党・石井啓一代表(左)の応援に入った石破首相(C)共同通信社

 裏金選挙区ついては、非公認候補の当選予想は10人中4人。萩生田光一元政調会長(東京24区)や下村博文元文科相(東京11区)は厳しい。比例重複なし34人は20勝14敗の予想。参院から鞍替え出馬の丸川珠代元五輪相(東京7区)は苦しい戦いだ。

 地域別では、自民は新潟と大阪で全滅、北海道は12区以外全滅の予想。東京も負け越しだ。

「自民党関係者によれば、党の情勢調査で『最悪のケースでは議席減が120超』と出て、選挙担当者が大慌てしているそうです。重要閣僚の現職大臣も落選危機という驚きの結果でした」(野上忠興氏)

 14日森山幹事長は、裏金前議員が当選したら役職に登用する考えを示唆。これで自民は、さらに議席を減らすんじゃないか。

  ◇  ◇  ◇

 自民党の裏金議員の大半は公認へ。裏金事件の反省の姿勢は全く見られない。●関連記事【もっと読む】『石破自民は反省ゼロ!「非公認」逃れた“裏金議員”34選挙区はココだ』は必読だ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/708.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 維新が「政治とカネ」争点の衆院選に金満空中戦 SNSで大炎上の全面広告&新CMに4億円投入?(日刊ゲンダイ)

維新が「政治とカネ」争点の衆院選に金満空中戦 SNSで大炎上の全面広告&新CMに4億円投入?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/361874
2024/10/13 日刊ゲンダイ


これだけで1億円超え/(C)日刊ゲンダイ

 衆院選(10月15日公示、27日投開票)に向け、日本維新の会が空中戦を大展開している。

 9日からネットやテレビで流している30秒のCMは「なぜ、政治だけが非常識なのか」といったナレーション入り。朝日、読売など大手5紙の10日付朝刊には、馬場伸幸代表(59)と吉村洋文大阪府知事(49)の写真入り全面カラー広告が掲載された。〈さあ、維新だ〉〈古い政治を打ち破れ〉というメッセージが躍る。

 CMも新聞広告も正論推しの妙にカッコいいつくり。パワハラやおねだり、女子中学生への不同意性交容疑で逮捕者を出すなど、不祥事連発の維新に似つかわしくないだけにSNSは大炎上中だ。〈「何故、政治は非常識なのか!」って自己紹介乙としか言いようがない〉〈自党の非常識さを棚に上げて何言ってるのか?〉〈気持ち悪いもん流すな〉と批判が殺到している。

「金食い虫の大阪・関西万博や、袋叩きに遭っている兵庫県の斎藤前知事をめぐる問題で維新の党勢はボロボロ。起死回生を図るため、イメージ戦略でCMや広告を打ったということです」(維新OB)

政党CMに巨費も中身は“薄口”

 しかし、どうにも内容が“薄口”。党員資格停止処分を受けた末、政界引退に追い込まれた足立康史前衆院議員もX(旧ツイッター)で〈これだけ中身のない政党CMを見たことがない〉と酷評。かつての仲間もボロクソだ。

 衆院選の争点は「政治とカネ」。維新はこんなスカスカのプロモーションに巨費を投じているのだから、ますますセンスを疑われる。

「大手紙の全面カラー広告は1本3000万〜5000万円。5紙に掲載すると1.5億〜1.8億円ほどです。テレビCMは本数によりますが、出稿料は1億円を下らない。ネット広告や制作費などを含めれば、総コストは3億〜4億円といったところでしょう」(広告業界関係者)

 維新の政治資金収支報告書によると、前回の衆院選が実施された2021年は12月24日に「衆院選広報業務委託費」として大手広告代理店に約3億6000万円を支出。旧態依然の金満選挙を繰り広げている政党に何を打破できるのか。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/709.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 野党に政権能力なし 公明党・石井啓一代表―党首第一声(24衆院選)(JIJI.COM)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101500908&g=pol



言葉ばかりが上滑りしている公明党・石井啓一新代表。

党首第一声を記事で読む限り、公党の代表以前に、政治家としての能力がない。


以下に記事の全文を転載する。


失われた政治への信頼をどの政党、どの政治家が取り戻すことができるのかが問われる選挙だ。政治資金規正法改正をリードしてきた実績のある公明党しかできない。物価高対策をどうしたらいいのか。少子化、人口減少をどう抑えていくのか。防災・減災対策をどう進めていくのか。安全保障環境も本当に厳しい。国内外の課題に答えを出すことができるのは豊富な実績と経験のある自公連立政権しかない。野党に政権を担当する能力はない。(東京・JR池袋駅西口で)。


記事の転載はここまで。


「物価高対策をどうしたらいいのか。」・・・そのことを有権者に教えを乞うてどうするの?

「少子化、人口減少をどう抑えていくのか。」・・・有権者のせいにされちゃってるゥ〜。

{防災・減災対策をどう進めていくのか。」・・・今までどうして何もしてなかったの?

「安全保障環境も本当に厳しい。」・・・嘆くだけなら、わしでもでけるわ。

「国内外の課題に答えを出すことができるのは豊富な実績と経験のある自公連立政権しかない。」・・・答え出てないんですけど。


「失われた政治への信頼をどの政党、どの政治家が取り戻すことができるのかが問われる選挙だ。」

その一方で、公明党が推薦した自民党の裏金候補は計35人にも上る。

多くの有権者が理解に苦しんでいるのではないか。


これにはきっと、裏があるね。・・・裏がね。


最早、自公には政権を担当する資格はない。







http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/710.html

   

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