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2024年10月09日04時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK295] 非公認に盗人猛々しい連中ばかり ついに始まった裏金腐敗集団の自己崩壊(日刊ゲンダイ)

※2024年10月8日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大 文字お越し


※紙面抜粋


※2024年10月8日 日刊ゲンダイ2面


「ゲル長官」の大博打(C)日刊ゲンダイ
非公認となる面々。(左上から時計回りに)下村博文元文科相、西村康稔元経産相、萩生田光一元政調会長、平沢勝栄元復興相、高木毅元国対委員長、三ツ林裕巳衆院議員(C)日刊ゲンダイ

 遅きに失した感のある裏金議員の非公認だが、まあ、やらないよりはマシ。驚くべきは彼らの怒り、反発だ。「自分だけ」の連中が宣言する「倒閣運動」は、自民内部崩壊という終わりの始まり。

  ◇  ◇  ◇

 9日、衆院が解散される。「15日公示─27日投開票」の日程で実施される総選挙が迫る中、土壇場で石破首相が意地を見せ、自民党は上を下への大騒ぎだ。世間が白眼視する裏金議員の処遇をめぐり、及び腰になっていた石破が事実上のペナルティーを断行。岸田政権下の4月に決めた党内処分が続くなどしている6人を非公認、元職を含む残りの40人超についても比例代表への重複立候補を認めないとする基準を示したからだ。国会の政治倫理審査会に出席して説明をしなかった議員は、もれなく対象となる。

 事態は週末に一気に動いた。何だかんだ言っても、これまで通りだとタカをくくっていた裏金議員が腰を抜かさんばかりの衝撃を受けたのは、想像に難くない。

 裏金事件の総本山である旧安倍派幹部「5人衆」のボス格だった萩生田光一元政調会長(東京24区)は、石破が方針を示してから間を置かずにX(旧ツイッター)で反応。〈この度の党の決定を重く受け止めております〉〈今回の政治資金に関する問題で、国民の皆様に政治への不信感を抱かせてしまったことを深く反省しております。今後は謙虚に受け止め、誠心誠意、丁寧に説明を続けてまいります〉などと殊勝な投稿をしたが、およそ半日後、事務所が運営するメールマガジンが関係者のものと思われるメールアドレスを唐突に配信。追っておわびも配信した。事務所内が混乱している様子がうかがえる。

善悪色分けで劇場型選挙へ

 石破政権発足から1週間。国民的人気を背景に自民党総裁選の決選投票で劇的な勝利を収めた割には、滑り出しは上々とは程遠い。共同通信の世論調査(1〜2日実施)によると、内閣支持率は50.7%。岸田政権の55.7%、菅政権の66.4%よりも低かった。期待が大きかった分、より深い失望を招いたということだろう。

 与野党が論戦を交わす予算委員会を開かず、早期解散を優先。それどころか首相就任前に解散を予告し、批判してきた「7条解散」を強行。選択的夫婦別姓制度の導入は棚上げ、原発は利活用にシフト。日銀による追加利上げ容認から牽制に転じ、現行の健康保険証とマイナ保険証の併用に理解を示していたのに一本化方針を堅持。総裁選を勝ち抜いた途端、選挙戦での発言を次々に後退させてきた。心底ガッカリ。ここまで国民をがっくりさせた首相は久々ではないか。そこへブッ込んできた裏金議員への対応。石破の決断は遅きに失した感はあるものの、やらないよりはずっとマシではある。横死した安倍元首相の後継を自任し、旧安倍派頼みの「高市早苗首相」が爆誕していれば、この展開はあり得なかった。

 法大大学院教授の白鳥浩氏(現代政治分析)は、こう指摘する。

「石破首相がここまで踏み込むとは想定外で、正直驚きました。世間の期待がしぼんでいくのを目の当たりにし、森山幹事長が敷きつつあった裏金議員の『原則公認』路線を押しのけざるを得なかったのでしょう。とはいえ、政治は政治。自民党の生き残り戦略もチラつく。小泉元首相が仕掛けた郵政選挙を彷彿とさせます。裏金議員と非裏金議員を『悪い自民党議員』『良い自民党議員』に色分けし、劇場型選挙を仕立て、国民の注目を自民党に集める。そうなれば、猛攻撃してくる野党は蚊帳の外。旧安倍派や旧二階派をスケープゴートにし、自民党全体に累が及ばないようにする計算でしょう」

「政治とカネ」を繰り返した自民党の70年


「ゲル長官」の大博打(C)日刊ゲンダイ

 驚くべきは裏金議員の怒り、猛反発だ。朝日新聞(6日付朝刊)によると、非公認の基準に該当する旧二階派の平沢勝栄元復興相(東京17区)は取材に「総裁選では、一生懸命石破さんを応援した。こんな仕打ちは、あまりにひどい」とぶちまけ、Xにも〈この問題に関する決定プロセスには理解に苦しむものが多々あります〉と投稿していた。毎日新聞(6日付朝刊)にも、裏金議員の恨みつらみがズラズラ。

「党を分断する史上最低の決定だ」

「自民党の一致団結なんてもうない。(石破首相は)作られた世論に迎合して仲間を売るリーダーだ」

「一度党として決めた処分を、総裁が代わってひっくり返した。こんなのは民主主義政党でもなんでもない」

 立法府の一員でありながら、違法行為に手を染めていたのに言いたい放題。東京都連会長の井上信治元万博担当相もきのうの都連会合で、「なぜもう少し早く決断してもらえなかったのか。大変遺憾だ」「ギリギリのタイミングだ。党本部から正式な伝達が何もない」などと批判していた。前会長の萩生田や平沢に加え、党員資格1年停止を食らっている下村博文元文科相(東京11区)も非公認。ほぼ比例復活で当選を重ねてきた旧安倍派の越智隆雄衆院議員(東京6区)は、勝ち目がないとみて不出馬を決めた。収拾がつきそうもない事態に悲鳴を上げるのも無理はないが、盗人猛々しい連中が宣言する「倒閣運動」に自民党の本質がよく表れている。裏金腐敗集団の自壊がついに始まった。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「一体どの口が言うのか。ア然です。自民党は来年、結党70年を迎える。その歴史を振り返れば『政治とカネ』をめぐる問題の繰り返し。ゴマカシを重ね、逃げてきたツケがついに回ってきたということ。選挙情勢調査などでは、とりわけ東京、神奈川、千葉、埼玉といった都市部は壊滅的だったと聞きます。石破首相はここで荒療治をしなければ、マトモな仲間も、ひいては自民党も守れないと腹をくくったのでしょう。そうした緊張感を持ち、捨て石になるくらいの覚悟を持って選挙に臨めない裏金議員は、自らバッジを外すのが賢明な判断です」

「高市拓」政界復帰を画策

 それにしても、自民党というのは有象無象の集まりだ。

 高市と焼けぼっくい再婚した山本拓元衆院議員が政界カムバックを画策。旧安倍派の高木毅元国対委員長(福井2区)が無所属出馬に追い込まれたのを受け、「福井2区に自民党が候補者を立てないのでは党としての責任を果たせない。自民党員の選択肢として私が受け皿となりたい」と意欲を燃やしているという。

 山本は3年前の衆院選で比例代表北陸信越ブロック単独21位に登載され、9選を目指したが、次点で落選。その後、選択的夫婦別姓に反対する高市とヨリを戻して「高市拓」となり、妻を支えていると報じられた。回転ドアじゃあるまいし、自民党の国会議員は簡単に出たり入ったりできるのか。高市政権が誕生していれば旧安倍派に矛先が向けられることはまずないし、これまたあり得ない展開だった。福井県連の良識が問われる。政界、一寸先は闇と言うが、いろいろ深すぎる。

「選挙に強い一定数の裏金議員が勝ち上がってきたとしても、自民党は単独過半数割れする可能性がある。どう転んでも、党内に禍根を残すのは間違いありません。石破首相は先を見据えて決断したのか。果たして政権を維持できるのか。来夏には参院選が実施されます。衆院の裏金議員にだけみそぎを強いるのは不公平感が残る。改選を迎える裏金参院議員は戦々恐々でしょう。衆院選が終わった途端に石破降ろしのノロシが上がるだけでなく、派閥復活の揺り戻しが起きる懸念があります」(白鳥浩氏=前出)

 野党は千載一遇のチャンスをみすみす逃しそうな気配だし、ぺんぺん草も生えないくらいトコトンやり合ってほしいものだ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/664.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 小沢一郎も、総理も、ダメだ、こりゃ!もう、この国は、終わった。上脇氏の告発(水月会)の、おバカ対応で、全て、解りました。
小沢一郎【立憲民主党】へも、総理【首相官邸ご意見箱】にも、前回・前々回の投稿【後述】を、メールしてあるのに、全く、ご存じない様子です。
【前々回の投稿より】
★『官房副長官とは、官僚事務方トップであり、次のような職務を行う。』
・首相、官房長官を直接的に補佐・支援
・内閣の重要政策の企画・立案と、総合調整
・各種情報の収集・調査
・府省庁の幹部人事を一元管理

■『官房副長官の『各種情報の収集・調査』メモを、総理は、只、読み上げているだけ。』
★【上脇氏の告発【水月会】への、おバカ対応】
総理は、『事務処理のミスです。収入金額は、総額で記載されています。』
と、答えました。
この答弁では、水月会【石破】の『事務処理のミス』と言っていることになります。

★『前回の投稿のメールを、総理は、読んでいない証拠です。』
『健康保険政治連盟』が、水月会【石破】の『収支報告書のパーティー売上収入の内訳』に記載されるのが嫌で、『20万円以下の金額で、3行にして、健康保険政治連盟の収支報告書に記載した』と、これが、真相です。
水月会【石破】は、3人の内、1人が個人名で名乗っていたので、『収支報告書のパーティー売上収入の内訳には、記載しなかった』と、これが、真相です。

★『読んでいたのなら、『健康保険政治連盟』に電話すれば、簡単に解ることです。』
電話:『各年の水月会パーティーで、個人名で、支払いをした人を調べて下さい』
回答:『19年:1人【20万円】、20年:1人【20万円】、21年:2人【40万円】』
調査は、たった、これだけです。

【過去の水月会の収支報告書の『健康保険政治連盟』の収入金額を修正するのは、不可。】
間違いは、『健康保険政治連盟』にある。
総務省は、『今後、水月会パーティーに限らず、個人名での、支払いを禁ずる【1行で記載】』
と、『健康保険政治連盟』に、きつく、指導すべき問題だ。

■『さて、お仕置きを、しなければいけない奴が、ウジャウジャいるなー。』
【上脇氏】
『只の勘違いでした。ごめんちゃい。』で、済むと、思うなよ。
お前は、『岸田内閣を、政府を転覆させた』、この罪は重いぞ。
お前は、『石破内閣を、政府を窮地に貶めた』、この罪は重いぞ。

【立憲民主党・野党】
『只の勘違いでした。ごめんちゃい。』で、済むと、思うなよ。
お前達は、『岸田内閣を、政府を転覆させた』、この罪は重いぞ。
お前達は、『石破内閣を、政府を窮地に貶めた』、この罪は重いぞ。

【小沢一郎】
陸山会事件で、『冤罪被害者』の痛みを、誰よりも、知っているハズだ。
もう、『おいたわしや』と、言うほか無い。

【石破総理】
一言だけ。マスコミに洗脳された国民の意見など聞いて、何が出来る?バカヤロー!

【マスコミ】
一言だけ。バカヤロー!

【無垢な国民】
いつまでも、マスコミに洗脳されてんじゃ、ねえよ!バカヤロー!

【検察・裁判所】
いつか、ぶっ潰してやる。証拠は、全部揃っている。


●【参考資料】●
★【前回の投稿】
『総理。お助けいたします。『裏金なんて1円も無い証拠』があります。水月会・裏金議員は、全員冤罪です。解散は、大掃除後に!』_2024.10.08_阿修羅掲示板投稿
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/659.html
【前々回の投稿】
『『裏金事件』の全容解明をして、ようやく、分かりました。この国の支配者は、総理にあらず。闇の支配者は、『内閣官房副長官』』_2024.10.04_阿修羅掲示板投稿
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/633.html

★『検察の数々の悪行を、詳しく知りたい方は、こちら。【私のブログ】』
『国民への洗脳報道の数々の事例【証拠】を揃えました。是非、お読み下さい。』
『日本滅亡を回避せよ!〜『陸山会事件の真相布教』より 〜』
https://ajari4704.seesaa.net/
『【第40回:最終回】国民の皆様、これを読んで洗脳から醒めて下さい。』
https://ajari4704.seesaa.net/article/201908article_1.html

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/665.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 政界引退の足立康史議員による“復讐”まで囁かれ…衆院選後に維新を待ち受ける「分裂劇」(日刊ゲンダイ)

政界引退の足立康史議員による“復讐”まで囁かれ…衆院選後に維新を待ち受ける「分裂劇」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/361627
2024/10/09 日刊ゲンダイ


足立康史衆院議員は反撃するのか(C)日刊ゲンダイ

 ただでは終わらなそうだ。

 日本維新の会から党員資格停止処分を受けている足立康史衆院議員(58=大阪9区)が政界引退を表明。4月の衆院東京15区補欠選挙で党の対応を批判し、6月に6カ月の党員資格停止処分を受けた。次期衆院選に無所属で立候補する考えを示していたが、維新が対抗馬を擁立する方針であることを踏まえ、分裂選挙を避けるために決断したという。

「足立さんの復讐が始まるだろう」と言うのは、ある維新関係者だ。

「足立さんが批判したのは、15区補選で違法な疑いのあるビラを陣営が配っていたこと。ただ、選挙中だったため東京維新の幹部が激怒。『現場を混乱させた』との理由で足立さんの処分を求めた。特に『足立だけは許さん』と激しかったのは音喜多駿政調会長でした。結果的に足立さんは処分され、引退にまで追い込まれた。そのため、足立さんと彼の支援者は恨み骨髄。衆院選で東京1区から出馬予定の音喜多さんを落選させるために、候補者をブツけてくるのではと囁かれています。実際、出馬に意欲を示している支援者もいるようです」

 東京1区の主な候補予定者は、立憲民主党の海江田万里衆院副議長と自民党の山田美樹議員。音喜多は参院東京選挙区からの鞍替えで地縁がなく、ただでさえ当選は厳しいと目されている。他に“維新的”な候補が出馬したら票が割れ、ひとたまりもないだろう。

党創設者が“新生維新”立ち上げか

 それにしても、党勢低迷が著しい維新はこんな内ゲバにかまけている場合ではないはずだ。衆院選でボロ負けしかねないだけでなく、選挙後は「分裂」する可能性が高まっているのだ。永田町では「維新創設者の橋下徹元大阪市長と大阪府の吉村洋文知事が党を割り、都知事選で名前を売った石丸伸二・前安芸高田市長と手を組み、“新生維新”を作るのでは」と囁かれている。

 前出とは別の維新関係者が言う。

「何を考えているか分からない石丸さんはともかく、橋下さんが吉村さんと新たな政党を立ち上げる可能性はある。橋下さんは古い政党になり下がった今の維新を潰すべきと考えている。馬場伸幸代表ら現職役員を除き、関西組の一部を引き連れていくだろう。まず、東京組とは決別するとみられています」

 果たして、維新はどこまで落ちていくのか。

  ◇  ◇  ◇

 石破首相は、衆院選に立候補を予定している裏金議員ら50人をどう扱うのか。●関連記事【もっと読む】『これが裏金議員50人の選挙区だ! 焦る石破自民「非公認」「比例重複なし」に方針転換も戦況悪化は加速』で詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/666.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 衆院選 北海道で野党連携に黄信号 立憲と共産、9選挙区で競合(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20241009/k00/00m/010/018000c




沖縄に続き、北海道でも・・・野党共闘「崩壊の兆し」。

政権交代の千載一遇のチャンスと言われながら、野党に求められている求心力は影も形も現れないまま、吹き荒れるのは「遠心力」ばかりとはどういうことぞ。


この現象をどう理解すればいいのか。

国民は、野党共闘、野党連携しての「自公政権の打倒」を望んでいるというのに・・・。

国民は、既に「野党統一候補」に一票を投ずる意思を固めているというのに・・・。

「野党統一候補」など「夢」、「幻」のごとし。


原因は、「野党統一候補」が「立憲民主党の指定席」という幻想・妄想に取り付かれた「勘違い男」たち。



以下に記事の全文を転載する。


15日公示、27日投開票の日程が想定される衆院選で、野党連携に黄信号がともっている。2021年の前回選は立憲民主と共産の両党が北海道3、4、9区で候補者一本化に合意し、共産が擁立を取り下げた。だが、今回は調整が難航。共産関係者は保守・中道路線を掲げる野田佳彦氏が代表に就いた立憲に対し、「共闘の原点に立ち返るべきだ」といら立ちを見せる。【金将来、横田信行】

 「自公政権を終わらせるため共闘すべきだが、今の立憲は自民とほぼ変わらない。支持者らに共闘する説明がつかない」。共産のある道内地方議員は毎日新聞の取材にこぼす。

 9月23日の立憲代表選で新代表となった野田氏は、共産との連携に否定的な見解を示す。野田氏は安全保障法制の継続を示唆する考えを明らかにし、共産は反発。30日の第3回中央委員会総会で、共産の田村智子委員長は「共闘の土台が根本から損なわれることになる」と強調し、全国の小選挙区で擁立作業を加速させる方針を打ち出した。

 共産は10月8日、新たに道5区に新人の鈴木龍次氏の擁立を決めた。候補者の擁立はこれで9人目となる。残る7、10、12区でも候補の擁立を目指すという。

 4区も共産新人の佐々木明美氏が立候補を表明。21年の前回選は、共産が候補者の擁立を取り下げたことから自民道連会長の中村裕之氏と立憲の大築紅葉氏の一騎打ちとなった。結果は大築氏が中村氏に約700票差まで迫る激戦。今回は佐々木氏の参戦で、野党で自民批判票を食い合う可能性があり、両党関係者からは共倒れを懸念する声も聞こえる。

 17、21年衆院選で共闘が成立した6区。共産旭川地区委員会の石田尚利委員長は10月5日、立候補予定の荻生和敏氏の事務所開きで「比例代表も選挙区も自前の候補を立てて戦うのは10年ぶり。すっきりと堂々と日本共産党と訴えることができる」と候補者の「一本化」をはっきりと否定した。

 21年に野党の統一候補になりながら敗れ、今回も再挑戦する立憲の西川将人氏の陣営は当初、一本化を楽観する声があった。だが、共産との共闘に消極的な新しい立憲党本部の方針を受けて、「野党共闘の実績を積んできただけに残念だが、仕方がない」とため息が漏れる。

 野党共闘を後押しする市民団体「市民と野党の共同をすすめる6区の会」は昨年に続いて4月にも、候補者一本化実現に向けて対話集会を開くなどし、機運醸成を図ってきた。荻生氏と西川氏の両氏とも連携に前向きな発言をしていただけに一本化が暗礁に乗り上げたことに落胆の色を隠せない。前回選で候補者一本化調整の立役者となった元札幌市長の上田文雄氏は「選挙戦略のためだけに共闘できないと言う人もいるが、議席がなければ両党が掲げる政策は実現できない。政策調整は後から議論を重ねてできる。共闘すべきだ」と訴える。


■地域によっては共闘に含みも

 とはいうものの、道内の野党共闘がすべて白紙になったわけでもない。共産の田村委員長は「共闘の条件は基本的に損なわれた」としつつも、「地域によってはこれまでの経緯などを踏まえて対応することはあり得る」と言及。特定の地域での限定的な共闘の可能性について含みを持たせている。

 また、立憲道連の笹田浩幹事長は7日、毎日新聞の取材に「両党で協議は続けている。北海道での共闘の火は消さないように努力したい」と述べた。前回選でも、共産が各選挙区で候補者を正式に取り下げたのは衆院解散の前日だった。今回も公示前のギリギリまで両党の協議が継続するとみられる。両党に共闘を要請した市民団体「戦争させない市民の風・北海道」の山口たか共同代表は「最後まで共闘の実現に向けて両党に働きかけたい」と語った。


記事の転載はここまで。


そんな「勘違い男」たちに担がれた「あの小沢氏」が匙を投げてしまった。

朝日新聞が小沢氏の発言録を報じている。

https://www.asahi.com/articles/ASSB82362SB8UTFK010M.html?iref=pc_politics_$PAGE_TYPE_EN_list_n

少し引用すると次のような絶望的な言葉が並ぶ。

(立憲が呼びかける野党各党の候補者一本化は)明日(9日)解散だもの。魔法使いでもない限り、難しいんじゃないか。しょうがない。解散してからなんて、できっこない。(野田佳彦代表の新執行部発足から)2週間あったんだから、その間にできるだけのことをやらなくちゃいけなかったんだ。

引用はここまで。


国民民主党からは、党の基本政策を国民民主に合わせろとばかりに、軽んじられ、

共産党からは、「共闘の土台が根本から損なわれた」と三行半を頂き、

れいわ新選組からは「仁義なき戦い」を仕掛けられたと言われ、早速「出入り」になり、

日本維新の会からは、選挙協力はあり得ないと、袖にされる。


先の総選挙からは3年、野田代表の新執行部発足から2週間、これまでどのような対応をすれば、こんな結果になるのか。


これが「党のアイデンティティ」を捨ててまで掲げた「現実路線」の結果か。

過去に政権交代を成し遂げた唯一の経験者の小沢氏が「しょうがない」と言うのだから、しょうがない。

2週間あったんだから、その間にできるだけのことをやらなくちゃいけなかったんだ。

「野党統一候補」が「立憲民主党の指定席」という幻想も妄想も捨てて・・・。


甘い期待が外れ戦意喪失気味の立憲民主党、追い詰められて背水の陣で臨む自民党。

勝負あったんじゃないか・・・。


いやいや、待て待て、

「火事場の馬鹿力」という言葉がある。

「野党統一候補」が「立憲民主党の指定席」という幻想・妄想を捨てれば、また活路も開けよう。

国民は、既に「野党統一候補」に一票を投ずる意思を固めているのだから。







http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/667.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 衆議院解散で10月27日投開票(植草一秀の『知られざる真実』)
衆議院解散で10月27日投開票
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-363732.html
2024年10月 9日 植草一秀の『知られざる真実』

10月9日、党首討論実施後に衆議院が解散される。

日本国憲法第7条に基づく衆議院解散については疑義が持たれている。

〔天皇の国事行為〕
第七条 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
(中略)
三 衆議院を解散すること。
(後略)

衆議院解散の根拠はもう一つある。

〔不信任決議と解散又は総辞職〕
第六十九条 内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。

衆議院で内閣不信任案が可決された場合、内閣は衆議院を解散することができる。

他方、第7条は天皇の国事行為を定めた条文で、歴代内閣はこの条文を用いて衆議院解散を実行してきた。

衆議院の任期は4年だが、内閣が内閣の都合で勝手に衆議院を解散できるのかどうか。

疑義が示されてきた。

とはいえ、歴代内閣が7条の条文を用いて衆議院解散を実行してきたことは事実であり、現時点でこの問題を蒸し返しても意味はない。

今後、国会で議論を整理すべきである。

衆院総選挙は10月15日に公示され、10月27日に投開票日を迎える。

石破内閣が発足してメディアが新内閣攻撃を展開しているが、そこには大きな背景があることを見落とせない。

本来、新政権が発足する場合には、その政権に対する一定の敬意を示すのが習わし。

米国でも大統領就任直後の100日間は新大統領が提示する政策に一定の敬意を示す風習が存在した。

ハネムーンの100日と呼ばれる。

日本でも新たな総理大臣が誕生すると、とりあえずは新総理を好意的に紹介することが多かった。

ところが、いくつかの例外がある。

鳩山由紀夫氏が総理大臣に就任した際、メディアは好意的な報道を展開しなかった。

記録的に高い支持率を記録した政権であったのに、鳩山新総理を攻撃する報道が多かった。

今回の石破新総理に対しても新総理を攻撃する報道が目立つ。

最大の背景は日本の宗主国である米国の新総理に対するスタンスだ。

小泉純一郎氏が総理に就任したときはメディアが一斉に新総理を絶賛した。

宗主国米国にとって最善の総理が誕生したからである。

鳩山総理誕生をメディアが歓迎しなかったのは鳩山新総理が宗主国米国の意に反する総理だったからだ。

この文脈で考えると石破新総理を宗主国米国が歓迎していなということ。

米国は米国の命令に絶対服従の日本の総理を歓迎するのである。

重要なのは日本国民がこの背景を認識すること。

宗主国米国が歓迎しない総理は日本国民にとって貴重な存在である側面がある。

メディアに洗脳されて安易な判定を下すべきではない。

「アベノミクス」は異常な金融緩和政策を強行して日本円を暴落させた。

日本円暴落を歓迎しているのがハゲタカ資本である。

日本の優良な資産を半値で買い取ることができる。

安倍内閣が異常な金融緩和で日本円暴落を誘導したのはハゲタカ資本に対する利益供与の側面がある。

この面でも石破新内閣はにらまれる。

日銀による金融政策正常化を肯定している。

日本円暴落が是正されれば、日本の優良資産を半値水準で買い占めることができなくなる。

石破内閣の経済政策が激しく攻撃されているのは、このことが背景であると思われる。

総選挙に際して石破首相は一部の裏金議員を公認しない方針を示した。

当初、裏金議員も公認すると報じられたが、これに対して批判が沸騰。

結局、石破内閣は一部の裏金議員に公認を出さない方針を示した。

世論は一定の評価を与えることになるだろう。

野党は主権者の支持を得ていない。

自民党は議席を多く減らすと思われるが壊滅的敗北にはならないのではないか。

石破首相としては総選挙後に自民党を掌握することが重要になる。

石破自民惨敗と決めつけない方がよいと思われる。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/668.html

   

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