石川県・馳浩知事は危機感ゼロ! 能登豪雨災害でやっと珠洲市視察もKY能天気コメント
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/360953
2024/09/24 日刊ゲンダイ
1月の大地震に続き2度目の大災害というのに、まるで危機感がない(C)共同通信社
能登半島を襲った記録的豪雨から3日目。死者7人、行方不明2人。避難者は632人、停電や断水は5000戸に及ぶ。
1月の大地震から2度目の大災害だ。石川県知事の馳浩(63)が23日珠洲市を視察したが、なんとも悠長なコメントだ。
避難者から「通信環境を復旧してほしい」との要望に「米国のスペースX社のスターリンクを用意する」と。1月の能登地震の時、民間ボランティアがスターリンクを設置したことがあり、県はとっくに準備していなければならないことだ。
また、輪島市長からの「孤立している仮設住宅住民400人の2次避難の支援体制を」との要望に「住民の意向調査を踏まえて対応が必要だ」と。アホか。電気・水道が途絶えた住民に、どうやって意向調査をするのか。
8月の被災地視察はたったの4回
この知事には、そもそも危機意識とか管理能力に欠けている。夏の山の日に白山登山をやろうとしたり、公務出張で頻繁に上京したり。知事日程記録を見ると8月に県の被災地を訪れたのは日帰りで4回だけ。やたら多いのが県内のイベントでの挨拶。
被災県知事として総理官邸に乗り込んで「補正予算を組んでくれ」と直談判しても、バチは当たるまい。
◇ ◇ ◇
●関連記事【もっと読む】『五輪招致“黒い工作”疑惑の馳浩知事「機密費でアルバム作成」全面撤回もブログに“証拠”しっかり』では、馳知事が東京五輪招致運動の際、機密費を使っていた疑惑などについて報じている。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/566.html