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2024年9月23日05時10分 〜
記事 [政治・選挙・NHK295] いつからこんな国になったのか 政治家は厚顔無恥、破廉恥の見本市(日刊ゲンダイ)

※2024年9月20日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大 文字お越し


※紙面抜粋


不信任決議が全会一致で可決、退場する斎藤元彦兵庫県知事(C)共同通信社

 斎藤知事は連日、袋叩きだが、この知事を担いだ維新も暇さえあれば逮捕者を出す破廉恥集団。そして、犯罪者の多さで負けちゃいないのが自民党。安倍以来のモラル低下のなかで、知事が辞めないのは「俺だけじゃない」の居直りか。

  ◇  ◇  ◇

 ついに万事休すか──。パワハラ、贈答品へのおねだり、疑惑を告発した県幹部の自殺。兵庫県政を大混乱に陥れながら、地位に恋々としてきた斎藤元彦知事が、19日開かれた県議会の本会議で、不信任可決に追い込まれた。

 不信任決議案は全会派が共同提出し、86人の県議全員が賛成の白票を投じる全会一致で可決。県議らから「繰り返される自己正当化」「人権意識は皆無」など、知事としての資質を問う言葉が次々と浴びせられた。続投への意欲を見せ続けてきた斎藤は、投票が行われている間、口を固く結んで前方を見続け、可決後も無表情のままだった。

 簡単に一連の問題を振り返ると、県西播磨県民局長だった男性が今年3月、知事の疑惑7項目を告発する文書を作り、報道機関や県の公益通報窓口に通報。県は内部調査を進め、文書を誹謗中傷と認定、局長は停職3カ月の処分を受け、7月に死亡した。

 県議会は6月に、強い調査権限のある「百条委員会」を設置。局長が作成した告発文書の事実確認などを行った。証人尋問で斎藤はパワハラを認めず、全議員による辞職要求も拒否。その結果、きのうの不信任可決となったわけだ。

 この先の世間の関心は、不信任可決を受け、斎藤がどう動くのか、である。地方自治法は不信任となった知事について、10日以内に議会を解散しない限り失職すると規定している。

 斎藤の選択肢は4つ。@自ら責任を取って辞職A議会を解散せず失職B議会を解散して続投C議会を解散したうえで辞職。

 議会を解散すれば40日以内に県議選が行われ、辞職や失職の場合は50日以内に知事選となる。解散と同時に辞職すれば、知事と議会のダブル選挙だ。斎藤が再び知事選に出馬すれば「出直し選挙」となる。一方、議会を解散して続投したとしても、県議選後の議会で再び不信任となれば、即時失職する。

 斎藤は、どれを選択するのか。きのう報道陣に囲まれると「結果責任は重い」とは言ったものの、「しっかり考えたい」と態度を明らかにしなかった。

 現地で取材を続けてきたジャーナリストの横田一氏はこう見る。

「不信任案が可決された後のぶらさがり取材でも、斎藤知事は議会の解散は『選択肢』だと答え、発言は今まで通りでした。斎藤知事は、いまだもって、いわれなき誹謗中傷を受けている、自分は嵌められたという意識です。失職や辞職ではなく議会を解散し、県議選と同時かその後か分かりませんが、出直し選挙を選ぶ可能性があると思います」

維新と自民に問われる製造物責任


自民も維新も同じ穴のムジナ(C)日刊ゲンダイ

 兵庫県政の混乱は半年近く続いている。懲戒処分を受けた局長だけでなく、昨年のプロ野球阪神・オリックス優勝パレードを担当し、告発文書で疲弊が指摘されていた職員も亡くなっていたことが明らかになってもいる。誰が見ても知事が辞職やむなしなのは間違いなく、メディアも連日、斎藤を袋叩きにしてきた。

 しかし、ちょっと待て、と思うのは、そんな斎藤を3年前の知事選で推薦した日本維新の会と自民党の責任である。

 不信任可決を受け、維新の藤田幹事長は、19日早速、斎藤が辞職・失職した後の知事選を想定して「独自候補」の擁立を選択肢として検討するとか言っていた。だが、そんな資格があるのかどうか。維新は暇さえあれば逮捕者を出す破廉恥集団じゃないか。

 維新の不祥事は過去に報じられただけでも、ひき逃げ、ヤミ献金、泥酔暴行、傷害、談合有罪、公然わいせつ、DV、児童買春、政務活動費の不正使用などなど。女子中学生を恐喝なんてのもあった。

 つい最近も、「維新の元衆院議員が東京・歌舞伎町のカラオケボックスで中1女子に不同意性交の疑いで逮捕」という驚愕の事件があったばかりだ。千葉市議会では、市民から議会への請願を「自作自演」で捏造する維新市議2人まで現れ、辞職勧告決議を受ける始末。そんな維新が、どの口で斎藤を攻めるのか、なのである。

 前出の横田一氏はこう話す。

「維新は手のひら返しをやめたら、と言いたい。内部告発した局長が自殺した一因として個人情報漏洩が問題になりましたが、維新はそれに関わった“共犯者”の疑いが持たれている。総務部長が個人情報を維新の県議に見せ、それが維新の国会議員に伝わった。不信任で知事に辞職を求めるのなら、維新の県議だって辞めるべきです。維新には斎藤知事を誕生させた製造物責任がある。馬場代表も当初は知事をかばっていました。それが箕面市長選で維新の現職が敗れたことに衝撃を受け、知事に辞職を求める方針に転換した。維新のセコさが露呈しました」

支配欲全開の政治を正当化

 自民党だって同じ穴のムジナだ。維新がグズグズする中、斎藤に辞職を要求する逃げの早さを見せていたが、製造物責任は免れない。

 それに、犯罪者の多さでは自民は維新に負けちゃいない。この1カ月だけでも2人が起訴された。違法な香典を配った公職選挙法違反などの罪で、罰金と公民権停止3年の略式命令を受けた堀井学前衆院議員は有罪が確定。広瀬めぐみ前参院議員は秘書給与搾取で起訴だ。

 2020年以降、元職を含む国会議員が14人起訴されているが、そのうちの13人が自民党出身者なのである。

 だいたい、派閥パーティーをめぐる裏金事件は、党ぐるみの世紀の組織的犯罪じゃないか。自民党についても、どの口が斎藤を糾弾できるのか、というのが正直なところなのである。

 ジャーナリストの斎藤貴男氏が言う。

「分かりやすいターゲットを見つけて、ここぞとばかりに叩くと、相対的に他の人は許される。そんな構図が出来上がっているように思います。バッシングは政治家がやっているだけでなく、メディアも乗っかり、視聴者が喜ぶことで、増幅されていく。その結果として、他の悪事がカムフラージュされるのです。いま行われている自民党総裁選は、裏金事件で支持率が下がった責任を取って岸田首相が退任を決めたわけですが、自民党議員の劣化も著しいのに、どうもメディアの追及は弱い。『あいつらにマトモなことを求めても仕方ない』ということなのか。それでは自民党の思うつぼです」

「モリカケ桜」の安倍政権で自民は徹底的にモラルが低下した。裏金事件で長年の膿が噴出しても、実態解明も説明責任も果たさず、脱税を指摘されても知らんぷり。ここへきて、安倍政権時の自民党と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の癒着を朝日新聞が再燃させているが、他の大メディアは静観。一方で、兵庫県知事へのバッシングのように、落ちた犬は安心して叩くのが日本のメディアだ。ならば、同じように自民や維新の厚顔無恥の政治家たちを、もっと叩いたらどうなのか。斎藤がすんなり辞めないのは「破廉恥政治家は俺だけじゃない」の居直りだろう。

「パワハラやおねだりの問題以上に、今回の兵庫県知事の一件で嫌な気分になるのは、歪み切ったエリート意識が見えることです。これって、因果関係は証明できないけれど、安倍政治の負の遺産なのではないか。自民党総裁選の候補で言えば、河野太郎デジタル相が特に顕著ですが、自らの支配欲を満足させる振る舞いを露骨に出すことが正しい政治だと思っている。そんな政治家が増えているように思います」(斎藤貴男氏=前出)

 いつからこんな国になったのか……。犯罪者や不適格者だらけの政治なんてまっぴらごめんだ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/555.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 日米地位協定の見直し交渉 自民は「する」候補ゼロ、立民はおおむね賛成  基地集中の沖縄は「抜本改定を」(東京新聞 TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/355937?rct=politics




在日米軍人による日本人婦女子に対する暴行事件が後を絶たない。

日本政府は、ついこの間も、同様事件を沖縄県、沖縄県民に知らせることも無く。むしろ積極的に隠蔽を図り、米軍のもみ消しに加担し、そのことが明らかになって問題になったばかりだ。

日本で起きた事件の凶悪犯人を米国軍人ということだけで、逮捕することも、日本の法律で裁くことも出来ない。

独立国家を自称する国で、このようなことが、沖縄復帰前から、沖縄が1972年に復帰してからも、延々と繰り返されてきた。

このようなことが「問題ない」とは誰も言わないし、思わない。

日本政府、日本国民は勿論、米国政府、米国民も皆分かっている。

世界的にも類をみない差別的な「日米地位協定」が諸悪の根源だということを。

そんな「日米地位協定」は1960年の締結以来、一度も改定されていない。

「見直し交渉」を申し入れれば、国際世論も、米国世論も後押ししてくれるだろう。

にも拘らず、「見直し交渉をする」とした自民党の総裁選候補は、「ゼロ」。

尻尾フリフリ、「ポチ」振り全開。米軍に対する悪しき「シグナル」。

何を考えているのか?。何を思うのか?

彼らにとっては、「沖縄」は日本ではないのか、「うちなんちゅ」は日本人ではないのか。

見殺しにして恥じない。

そんな彼らは、いざとなったら、「やまとんちゅう」すら簡単に「見殺し」にするだろう。


以下に記事の全文を転載する。


<東京新聞 自民・立民W党首選 政策アンケート>C日米地位協定

 自民党総裁選と立憲民主党代表選の立候補者13人への本紙の政策アンケートでは、在日米軍の特権的な地位を認める日米地位協定の全般的な見直し交渉について、自民で「する」と答えた候補はゼロだった。立民は4候補のうち3人が「する」と答えた。

◆米軍を優遇する地位協定の扱いは?

 日本にある米軍基地の扱いや米兵らの地位について規定する地位協定は1960年の締結以来、一度も改定されていない。米兵らが事件を起こしても現行犯などでなければ日本の警察は身柄を拘束できず、米軍機の事故でも日本側は原因調査に関われないなど、不平等な内容となっている。

 本紙は、日本の法令の適用や基地への立ち入り権、基地提供の条件などを協定に明記する全般的な見直し交渉を党首の任期中に行うかどうか聞いた。

 自民で「しない」と答えたのは小林鷹之前経済安全保障担当相、林芳正官房長官ら4人。小泉進次郎元環境相は、日本政府が補足協定という形で問題に対応してきたことに触れ「そうした取り組みを積み上げる」と回答。河野太郎デジタル相も「最適な取り組みを通じて対応したい」とした。

◆現政府は「見ざる、言わざる、聞かざる」

 賛否を明確にしなかったのは5人。ただ、石破茂元幹事長は「改定の検討に着手する」と前向きな姿勢を示した。加藤勝信元官房長官も「状況に応じて交渉する」としたが、現時点での交渉は否定。高市早苗経済安保相は「改定自体が政治問題化することは避ける必要がある」、茂木敏充幹事長は「日米関係をうまくマネージ(管理)する」と答えた。上川陽子外相は現職閣僚として政府の立場を繰り返した。

 立民では枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員が見直し交渉を「する」と回答。改定について、枝野氏は「『見ざる、言わざる、聞かざる』の現政府の姿勢では、両国民間の信頼関係が損なわれる」と指摘した。

 野田佳彦元首相は賛否を明らかにせず「沖縄の民意を尊重し、協定見直しや基地のあり方について米国と協議を行うべきだ」と答えた。(我那覇圭)=終わり
   ◇ 
 東京新聞が各候補者に行った書面アンケートの回答全文は以下の通りです。
     (本記事のURLで見れます・・・スレ主)

記事の転載はここまで。


立憲民主党では枝野氏、泉氏、吉田氏が見直し交渉を「する」と回答している。


そんな中、あの人の回答だけが腰が引けている。

野田氏は賛否を明らかにせず「沖縄の民意を尊重し、協定見直しや基地のあり方について米国と協議を行うべきだ」と答えた。

いつものことだが、正面から答えず、「論点をずらし」かつ「一般論」で煙に巻く。

こんな答弁しかできないのは、しっかりした「理念」も「信念」も「定見」も無いという証左なのだろう。

今は野党なので、財務省に相手にされず、指導も仰げないので、どうしていいか分からないといったところではないのか。

間違って、政権交代して総理大臣になったら、前回の様に、また財務省のご指導に従う予定なのです・・・と。

それまでは、うかつなことは言えない・・・。

日本の社会をこうしたいというものが見えてこない。

それでも、立憲民主党も誰かが代表を務めなければならない。


記事の最後は、野田氏の答えの直ぐ後ろに「終わり」の「捨て台詞」。

記者の「諦めの心境」を吐露した言葉か。

それでも諦めるにはまだ早い。

「まくとぅそーけー、なんくるないさ」











http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/556.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 教団とズブズブ自民党・萩生田光一ついに落選危機…最強刺客“統一教会キラー”が東京24区に参戦(日刊ゲンダイ)

教団とズブズブ自民党・萩生田光一ついに落選危機…最強刺客“統一教会キラー”が東京24区に参戦
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/360905
2024/09/22 日刊ゲンダイ


いよいよピンチ(C)日刊ゲンダイ

 次期衆院選はガ然面白くなりそうだ。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる問題追及の急先鋒として知られる立憲民主党の有田芳生元参院議員(72)が、東京24区に立候補する見通しだ。八王子市のほぼ全域をカバーするこの選挙区は、自民党の萩生田光一前政調会長(61)のお膝元。教団とズブズブの萩生田の首筋はいよいよ寒くなってきた。

  ◇  ◇  ◇

 萩生田氏をめぐっては、旧統一教会との蜜月を裏付ける写真を朝日新聞が特報。2013年の参院選直前、自民党本部の総裁応接室で安倍首相(当時)が教団会長らと面談し、選挙協力を依頼した場に同席していた。「統一教会キラー」との直接対決となれば、くさいモノにフタは通用しなくなる。

「有田さん擁立案は以前から温めていた。もちろん統一教会と萩生田さんの関係を浮き彫りにする戦略だ。春先の情勢調査で両者は横一線だった。相手は当選6回のベテランだが、十分チャンスはあるだろう」(立憲関係者)

 萩生田氏の急所は、教団問題にとどまらない。組織的な裏金づくりに手を染めた安倍派の幹部であり、自身も2728万円もの裏金をためこんでいた。統一教会と裏金のダブルパンチで、公明党がソッポを向いているのも逆風だ。

「公明の支持母体の創価学会の地元幹部は『次の選挙で萩生田は支援しない』と周囲に話している。地元自民の関係者は『何だかんだ言っても、最終的には助けてくれるはず』と希望的観測を抱いているようだが、甘すぎる。公明は今月末の党大会で、山口那津男氏から石井啓一幹事長への代表交代が決まっている。新体制移行は15年ぶり。自民に甘い態度を見せれば『やっぱり石井さんはダメだ』と支援者から総スカンを食らいかねません。萩生田さんに手ぬるい対応はしないでしょう」(市政関係者)

スナックやラーメン屋に挨拶回りするほどの危機感

 選挙区内の公明票は約4万票とされる。区割り変更で対象区域が変わっているため単純比較はできないが、前回21年衆院選で萩生田は約15万票を獲得し、次点に10万票差で圧勝した。それが、次点に他の野党系候補2人の得票を足すと、差は約4万3000票まで縮まる。

 公明の支援を失い、与野党対決の構図になれば萩生田氏は落選危機だ。

「7月の都知事選と同日投開票だった八王子市の都議補選では、萩生田さんの子飼いの市議が無所属候補との一騎打ちで大惨敗した。この結果に萩生田さんはビビりまくっている。最近は地元の祭りに顔を出すだけでなく、ママと懇意にしているスナックやラーメン屋なども訪ね、『よろしくお願いします』『ご心配おかけしてすみません』などと挨拶して回っています。危機感は相当なものです」(地元関係者)

 旧統一教会の手を表立って借りるわけにもいかない。いよいよタダの人に落ちる可能性が高まってきた。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/557.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 立憲新代表に野田元首相、決選投票で枝野氏上回る 人事で「刷新感」(朝日新聞)
立憲新代表に野田元首相、決選投票で枝野氏上回る 人事で「刷新感」
https://www.asahi.com/articles/ASS9R1F3XS9RUTFK02TM.html
2024年9月23日 15時42分(2024年9月23日 19時06分更新) 朝日新聞


立憲民主党の臨時党大会で、決選投票前に演説する野田佳彦氏=2024年9月23日午後2時47分、東京都港区、恵原弘太郎撮影

 立憲民主党は23日、東京都内のホテルで臨時党大会を開き、野田佳彦元首相(67)を新代表に選出した。野田氏は代表選の1回目の投票で首位になったものの過半数に達せず、決選投票で枝野幸男元代表(60)を破った。早期の衆院解散・総選挙を想定し、自民党派閥の裏金事件への批判を追い風に政権奪取を目指す考えを強調した。任期は2027年9月まで。

 野田氏は演説や記者会見で「本気で政権を取りにいく覚悟だ」とした上で、24日までに党執行部の骨格人事を固める意向を表明した。人事について「私にはない刷新感をどうつくるかが重要な観点だ」とも述べた。


立憲民主党代表選の結果

 衆院選に向けては「自公過半数割れに追い込むため、野党の議席を最大化するのが現実的な戦略だ」と強調。野党間の協力の必要性を指摘したが、連携の具体策については「それぞれの野党と誠意ある対話を続けたい」と語るにとどめた。

 代表選での自らの勝因について「コアな立憲支持者だけでなく、もう少し幅広く無党派、本来は自民支持の人たちに届くメッセージを出せる可能性に期待した人もいるのでは」と分析。これまで野田氏は立憲の課題として「リベラルな方向と仲良くやりすぎているイメージ」を挙げ、次期衆院選に向けては裏金事件で自民を離れた「穏健な保守層」を取り込む戦略を示してきた。

 代表選出に先立つ党大会での演説では「格差を是正し、分厚い中間層を復活する」「金権政治を終わらせ、世襲を制限する。政権交代こそが最大の政治改革だ」などと訴えた。

 野田氏は11年9月から1年あまり、民主党政権で首相を務めた。政権公約(マニフェスト)にない消費増税を推し進め、党分裂を招いた。12年に衆院を解散。総選挙で敗れ、野党に転落した。

 代表選は野田氏、枝野氏、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4氏で争われた。1回目の国会議員、国政選挙の公認候補予定者、地方議員、一般党員・協力党員による投票で野田氏は267ポイント、枝野氏は206ポイントを獲得。ともに過半数には届かず決選投票にもつれ込んだ。泉氏は143ポイント、吉田氏は122ポイントだった。

 決選投票は国会議員、公認候補予定者、都道府県連の代表者による投票で争われ、野田氏が232ポイントを獲得。旧立憲結党の中核である枝野氏(180ポイント)との一騎打ちを制した。(伊沢健司)

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/558.html

   

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