★阿修羅♪ > アーカイブ > 2024年9月 > 21日00時15分 〜
 
 
2024年9月21日00時15分 〜
記事 [政治・選挙・NHK295] 「ヘナチョコ」たちの総裁選(コラム狙撃兵・長周新聞)
「ヘナチョコ」たちの総裁選
https://www.chosyu-journal.jp/column/31835
2024年9月18日 コラム狙撃兵 長周新聞

 

 自民党の総裁選ったらまあひどいもので、政界の“破れ口”こと田中眞紀子曰く「次から次へと勘違いしたヘナチョコが出てきて、この際出ておかなきゃと売名をしている」の評がしっくりくる。過去最多の9人が立候補したのに伴って、推薦人(国会議員)に名前を連ねたのが実に180人。名義貸しのハードルは低かったことが伺える。なかには20人の推薦人のうち13人が裏金議員という高市早苗みたいなのも含まれ、統一教会問題も裏金問題もなんのその、永田町の自民党あげていくつもの御輿を担いでお祭り騒ぎをしているのである。

 ただ、世間一般の空気としては実にしらけていて、テレビがいくら自民党総裁選の動向を報じようが、総裁候補たちが大風呂敷を広げて政策を標榜しようが沸く者は乏しく、それよりも大谷翔平の「50−50」の行方が気になっている人の方が多いようでもある。腐れ自民党の首領争いよりも、朝一番のニュースくらい大谷翔平のスカッとするホームランであったり盗塁を見て、気持ちよく一日のスタートを切りたいものだ――という気持ちにもなるのだろう。スポーツもある種の目くらましという側面はあれど、「勘違いしたヘナチョコ」たちの売名騒ぎを見るよりははるかにマシと思うのだから、これは致し方ない。

 今回の総裁選には前述したように9人もが立候補しており、それ自体前代未聞の立候補者数である。しかも女史がいうように「勘違いしたヘナチョコ」揃いである。そして、目下、解雇規制緩和であったり、所得倍増であったり、それぞれの候補者が好きなことを吹聴して、売名すなわち政治家たるみずからの名前の売り込みとメディア露出に精を出し、自民党としては10月末に解散総選挙を見据えてプロモーションをしているだけなのである。そのお祭り騒ぎのなかには86人ともいわれる清和会を中心とした裏金議員及び統一教会と関係した壺議員たちもちゃっかりと紛れ込んで、高市早苗を担ぎ上げたり、あっちこっちに分散して売名にいそしんでおり、なんとも厚かましい振る舞いをしている。

 総裁選は結局のところ、電波ジャックなり都市部における街頭演説で大騒ぎをくり広げたところで、9人が第1回投票でふるいにかけられて2人に絞られた決選投票となり、最終的には自民党所属の国会議員票によってすべてが決することになる。どれだけニュースを見て一喜一憂しようが国民ははじめから終わりまで蚊帳の外であり、永田町の力学によって決まる仕組みである。9人によって賑やかしをした後の決選投票こそが主戦場なわけで、推薦人として名前を出した180人にとっても2回目の投票で誰につくかが勝ち馬、負け馬の分岐点になるのだろう。「脱派閥の総裁選」などと標榜しても、最後に拠り所となるのは国会議員票すなわち派閥や塊であり、それこそ80人をこえる最大派閥だった安倍派の裏金議員、壺議員たちも国会議員の集団としては侮れないキーマンとして君臨しているのだから笑えない。裏金をしこたま抱えて、なおかつ統一教会のようなカルト教団とつながっていた政治家たちが辞職しているのならまだしも、なにもなかったような顔をして表向きは派閥解散という体裁をとり、その実、次期総裁の選定においてキャスティングボートを握ることだってあり得るのだ。ふざけてはいるが、そうなっている。

 「ヘナチョコ」たちの賑やかしを経て、誰が誰を選ぶのか? 任期が終わる岸田文雄が退任挨拶なのか米国詣でを済ませて、次のトップにバトンを渡すそうである。岸田の次について“破れ口”の言を持ってすると「誰がなってもヘナチョコ」ということなのだろう。

 吉田充春  

関連記事
田中真紀子さん80歳 総裁選にボロクソ砲撃「勘違いのヘナチョコばっかり出てきて売名」「ふざけてる」 大嫌い小泉元首相の息子もガツン! ミヤネ屋(デイリー)
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/478.html

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 自民と立民、政策の違いは何? 両党首選の全候補者に政策アンケート 原発新増設と改憲では候補者間に温度差(東京新聞 TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/355248





降って湧いたように語られ始めた、日本を埋め尽くすような数のデータセンター構想。

自民党の「原発の新増設に賛成」の理由は、このデータセンターに必要な膨大?な電力の需要を賄う為・・・らしい。

誰が言い始めたのか知らないが、聞くからに「うさん臭い」。

一方、立憲民主党の「原発の新増設に反対」の理由は、放射性廃棄物の処理方法が定まっていないから・・・らしい。

この理由だと、現在稼働中の原発そのものも止めなければ論理的に一貫しない。

立憲民主党は、「原発ゼロ」の党是を捨て、「原発の再稼働を容認」に変節している。

放射性廃棄物の処理方法が定まっていないのに・・・変なの。

地震大国の日本で原発稼働が認められない理由は、住民の安全が担保されていないからではなかったか。


「原発ゼロ」は理想ではなく、住民の安全を最優先に考え、その上で巨大地震の危険が内在する日本の現実を見たときに、そうしなければならないという「論理的帰結」だ。

原子力推進委員会と揶揄される規制委員会による安全対策の審査、

原発マネーで買われる地元の同意、

自治体に丸投げされた、机上の空論でしかない避難計画。

そんなものは、「もう信用できない」

「原発、止めよ」というべきなのだが・・・やれやれ。




以下に記事の全文を転載する。


<東京新聞 自民・立民W党首選 政策アンケート>@原発・改憲

 東京新聞は、自民党総裁選と立憲民主党代表選の立候補者全13人に政策アンケートを行った。原発は、政府が次に改定する「エネルギー基本計画」で新増設を打ち出すかが焦点となる中、自民の多くが新増設に賛成した一方、立民は全員反対。改憲でも自民と立民で違いが際立った。(長崎高大、鈴木太郎)

◆原発の新増設 自民6氏が「賛成」

 原発政策では、人工知能(AI)の活用で急増する電力需要を想定し、再稼働や建て替えに加え新増設に踏み込むかが注目される。新増設について本紙が「賛成」「反対」の二択で尋ねたところ、自民9人のうち6人が「賛成」と答えた。

 賛成の高市早苗経済安全保障担当相は地下などへの新増設や核融合発電の早期実現を主張。小林鷹之前経済安保相はエネ基を「大胆かつ早急に見直す」とし、林芳正官房長官は「需要増に対応したエネルギー政策を行う」と強調。河野太郎デジタル相は「再生可能エネルギーの最大限の導入でも足りない安定的電力供給の手段」とし、新増設に理解を示した。

 小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長、茂木敏充幹事長の3人は賛否を明確にしなかった。小泉氏は「廃炉を決定した敷地内での次世代革新炉への建て替えを具体化する」と答えるにとどめた。石破氏は「エネルギー安全保障、安定供給の観点から検討」とした。

 立民の4人は「反対」。枝野幸男前代表や吉田晴美衆院議員は、放射性廃棄物の処理方法が定まっていないことを理由に挙げた。泉健太代表は「再生エネや省エネ、蓄電による電力確保を推進すべきだ」とした。

◆改憲 立民の枝野幸男氏や吉田晴美氏が「反対」と回答

 改憲に関しては、賛否の二択のほか、賛成の場合の改正条項を聞いた。自民は全員が賛成し、立民は2人が反対の立場を明確にした。

 自民は9条への自衛隊明記や緊急事態条項の創設など4点を改憲の優先検討項目としており、9人とも党の考え方を尊重すると回答。茂木氏は「3年以内に憲法改正を実現」と訴え、上川陽子外相は「国会で建設的に協議を進めるべきだ」と答えた。加藤勝信元官房長官は「緊急事態条項の整備が最優先」とした。

 立民は、枝野、吉田両氏が「国民的議論が熟していない」「最優先課題ではない」と反対。賛否に触れなかった野田佳彦元首相は「立憲主義に立脚し、是々非々で議論する」と答えた。

   ◇ 

 東京新聞はこのほか、企業・団体献金など全7項目の書面アンケートを実施しました。順次、残るテーマも掲載します。


記事の転載はここまで。


立憲民主党が憲法改正について、「国民的議論が熟していない」「最優先課題ではない」としているが・・・。

ここは、はっきり言うべきではないか。

自民党は、統一教会との癒着を明らかにし、統一教会の影響を排除してから物申せと。

自民党が提案している、「憲法9条への自衛隊の明記」も、「緊急事態条項の加憲」も、「やってはいけないこと」だと。

そんなことをすれば、日本国憲法の「理念に反する憲法」を作ることになる。

憲法前文でも、厳しく戒めている。

「・・・われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。」

と。

自民党は批判されても、すぐには理解できない愚かさがある。

そんなことだから「違憲」なことを「改憲」と称して、無能さを取り繕うことになる。

一方、立憲民主党は批判されると、すぐに腰が砕ける弱さがある。

そんなことだから「論憲」などという造語を作って、取り繕うことになる。

もしも、本気で「論憲」というなら、立憲の名に恥じないように、日本国憲法のタブーに切り込んだらどうだ。

すなわち、第1条「天皇」と、第14条「平等の原則」の間に横たわる日本国憲法の「自己矛盾の解消」に取り組んだらどうか。

まさに立憲主義に立脚した「論憲」のテーマに相応しい。

この問題を放置して、ジェンダー平等を叫んでも、欺瞞の誹りは免れない。

「立憲主義に立脚し、是々非々で議論する」とした野田氏は、真っ先に議論から逃げ出してしまっている。

そんな人は、理念も信念も薄く、「公党の代表の資質に欠ける」と言うしかない。

「立憲主義に立脚し、是々非々で議論」した場合、憲法9条への「自衛隊の明記」、或いは、「安保法制」は排除の対象なのかどうか・・・聞いてみたいところだ。

さらに、第1条「天皇」と、第14条「平等の原則」の間に横たわる「自己矛盾」についても。

立憲主義に基づけば、憲法に例外事項も自己矛盾もあってはならない。










http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/545.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 自民党の呆れた二枚舌!総裁選で「政治改革」叫ぶ裏で「政治改革特別委員会」廃止要求の言語道断(日刊ゲンダイ)
自民党の呆れた二枚舌!総裁選で「政治改革」叫ぶ裏で「政治改革特別委員会」廃止要求の言語道断
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/360885
2024/09/21 日刊ゲンダイ


最後までヤル気なし(C)日刊ゲンダイ

 喉元過ぎれば熱さを忘れる――。

 最初から形だけでヤル気なしの姿勢は明らかだったが、ここまで酷いとは国民の誰もが予想していなかったのではないか。

 立憲民主、日本維新の会、共産、国民民主の野党4党の国会対策委員長が19日、国会内で会談。10月1日に召集される臨時国会で、新首相が衆院を解散する前に、衆参両院で所信表明演説と各党代表質問を実施し、予算委員会を開くよう与党に求めることも決めたのだが、驚いたのは会談後に立憲の安住淳国対委員長(62)が発した内容だった。

 ナント!自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受けて衆参両院に設置した「政治改革特別委員会」について自民党側から「廃止」を求められていると明かしたのだ。

 裏金事件を受け、与野党は3月、それまでの「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会」(倫選特)を改組する形で「政治改革特別委員会」を新たに設置することで合意。委員数を増やし、再発防止策や政治資金規正法の改正、衆院の選挙制度改革も含めて議論を深めることになった。

「政治が国民の信頼を取り戻す第一歩」の組織だったはず……

 特別委の設置時、自民党の石井準一参院国会対策委員長(66)は記者団に対し、「与野党間では特別委員会で国民に納得してもらえるような制度設計をしていくことで合意した。政治が国民の信頼を取り戻す第一歩なので、国民に理解してもらえる議論をしっかり行いながら、法案を成立させていきたい」などと言っていた。

 政治改革を実現するため、「政治が国民の信頼を取り戻す第一歩」となる組織だったにもかかわらず、わずか半年間で「廃止して」とは言語道断ではないか。安住氏は自民党の廃止要求について「断固拒否する。政治改革の熱がないことの証明だろう」と言っていたが、その通りだろう。

 27日投開票の自民党総裁選では各候補とも政治改革の必要性を声高に叫んでいるが、それでいて、改革のために作った特別委を無くそうと動いているのだから呆れるばかりだ。

《自民党はやっぱりヤル気ないな。裏金事件を何とも思っていない》

《総裁選に出ている人たちは皆、政治改革を言っているけれど。本気じゃないのがよく分かった》

《国民を完全になめているな。こういう姿勢を二枚舌と言うのだ》

 SNS上ではこんな怒りの声ばかり。ヤルヤル詐欺より酷いだろう。

  ◇  ◇  ◇

 総裁選真っ只中の自民党。●関連記事【もっと読む】では『自民パーティー券裏金問題で“買い手責任”が炎上するか…企業が問われる政治改革への「原点回帰」』【さらに読む】では『NHK「日曜討論」で陰謀論炸裂のア然…政治改革は「自民の力を削ぐ政局」のトンデモ発言』などを取り上げている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/546.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 怪しい兵器開発計画が目白押し、目的は防衛産業へのバラマキ…自衛隊は強くならない 防衛予算8.5兆円 概算要求は本当に必要か(日刊ゲンダイ)

怪しい兵器開発計画が目白押し、目的は防衛産業へのバラマキ…自衛隊は強くならない 防衛予算8.5兆円 概算要求は本当に必要か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/360716
2024/09/19 日刊ゲンダイ


木原防衛相(C)共同通信社

 失敗まちがいなしの極超音速ミサイル開発に防衛費3200億円を投じてよいものだろうか。

 防衛省の概算要求には、胡乱(うろん)な兵器開発計画が目白押しで並んでいる。

 まずは継続事業の新戦闘機GCAP開発である。国際共同開発に来年度だけで1300億円を要求している。斜陽化した航空機産業への補助金でしかない。

 その将来も暗い。導入中の米国製F-35には、間違いなく劣る。低性能、高価格、納期未定の三重苦となる。

 共同開発そのものも怪しい。すでに英国は政権交代で心変わりしている。日本も政権交代になれば放棄を検討するだろう。

 新規事業の衛星コンステレーションもそうだ。イーロン・マスクがつくったスターリンクのモノマネで100個規模の偵察衛星を打ち上げる計画である。来年だけでも3200億円を費やす。

 これは防衛省の身の丈を超えている。本来なら米国に頼むか、組むかである。そのための日米同盟だろう。

 そして極超音速ミサイルである。これは20キロメートル以上の高空をマッハ6から8で飛ぶ兵器だ。来年度だけでも合計3200億円を支出する計画である。

 実用性からして怪しい。「高速なので迎撃ミサイルでは撃墜できない」と説明している。ただ、命中直前には空気抵抗が大きい低空に降りる。その時は100秒でマッハ3まで減速してしまう。しかも、直線飛行になるので迎撃は容易だ。

 技術的な困難もある。空気との法外な摩擦熱が生じるためミサイル全体の冷却は必須だが、その実現は宇宙ロケット開発よりも難しい。日本の宇宙航空産業には荷が重い。

 価格も問題となる。完成しても1発30億円や50億円では数は揃わない。それなら10倍の数のトマホークを買うほうがよいとなる。

 なぜこのような事業を進めるのか。

 防衛産業へのバラマキのためである。与党が強引な防衛費増額を推進したのはそのためだ。そしてバラまくには大金を支払う名分、最先端の雰囲気がある事業が必要だ。だから新戦闘機や人工衛星、極超音速を持ち出したのだ。成功の見込みなしは承知である。

 防衛産業の業績は改善するだろう。ざっと1兆円の補助金に相当する。ただし産業は腐る。補助金で衣食すれば業界は防衛の寄生虫になる。

 また自衛隊が強くなるわけでもない。防衛産業が富んでも防衛力の強化とはならないのである。 (つづく)


文谷数重 元3等海佐・軍事研究家

1973年、埼玉県生まれ。早大大学院修了。元3等海佐・軍事研究家

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/547.html

記事 [政治・選挙・NHK295] マイナ「文字化けトラブル」続出も…河野太郎は現場の混乱放置、総裁選演説で改革派気取り(日刊ゲンダイ)

マイナ「文字化けトラブル」続出も…河野太郎は現場の混乱放置、総裁選演説で改革派気取り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/360841
2024/09/20 日刊ゲンダイ 


どうにも言わないと気が済まない…(C)日刊ゲンダイ

「いろんな改革の先頭に立てば、当然、逆風の中で傷つきます」──。19日、東京・秋葉原駅前で開かれた自民党総裁選の街頭演説会で、河野太郎デジタル大臣(61)はマイナカード普及などを念頭に、そう訴えた。続けて「傷だらけになりながらも、やらなければならない改革をしっかりと進めてきた河野太郎」と自画自賛。厳しい残暑に、お寒い限りだ。

 やたら自己評価の高い河野は14日に名古屋で行われた演説会でも、その片鱗をのぞかせた。

 マイナカードを使ったコンビニでの住民票などの交付に関して、名古屋市民から「できない」との声が寄せられた際に「市長を代えてください」と応じていると発言。曲がりなりにも市民が選んだ市長を上から目線で「代えろ」なんて、言わなきゃいい話だ。それでも、いらんことを言わないと気が済まないあたり、まさに「河野太郎」だ。

 いくら改革派を気取ったところで、マイナ保険証をゴリ押しされる医療現場はたまったもんじゃない。政府が5〜7月を「利用促進強化月間」に位置付け、アノ手コノ手を講じた結果、利用率は約1割に微増。そのせいで医療機関の窓口でのトラブルが増えている。

 全国保険医団体連合会(保団連)がきのう、5月以降に発生したマイナトラブルの調査結果を公表。約1万の医療機関のうち「トラブルがあった」が約70%に上り、昨年末に実施された前回調査に比べて10ポイント増えた。

「●」が出て誰だか分からない

 トラブル内容は「●が出る」(67%)、「カードリーダーの接続、認証エラー」(52%)、「資格情報が無効」(48%)など。ちなみに、前回調査でも「●が出る」が約7割で最多だった。保団連事務局次長の本並省吾氏がこう言う。

「文字コードが異なることから生じる『文字化け』です。要するに、システムの根幹の問題。河野大臣は『文字化け』を『仕様』と主張していますが、漢字の複雑さをナメてかかり、システム構築したせいです。医療機関の窓口で患者さんに正しい漢字を聞かなければならず、事務の手間を増やしています」

 文字化けトラブルに関して、医療現場からは〈「」など特殊な文字について●となり、カルテの修正を求められる〉〈姓にも名にも●が出て、もはや誰だか分からない〉などの苦情が相次いでいる。

 トラブルが減るどころか、むしろ増えている現状を河野大臣は放置。「いらん改革」を誇るよりも、現行の保険証を残して欲しい。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/548.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2024年9月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。