★阿修羅♪ > アーカイブ > 2024年9月 > 06日00時50分 〜
 
 
2024年9月06日00時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK295] 河野デジタル相「マイナ推進は国のため」の笑止…現行保険証「回収」に政府が“お墨付き”(日刊ゲンダイ)

河野デジタル相「マイナ推進は国のため」の笑止…現行保険証「回収」に政府が“お墨付き”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/360072
2024/09/04 日刊ゲンダイ


ゴリ押しすることが「国のため」か?支持率下落(C)日刊ゲンダイ

 河野デジタル相が3日の会見で、次期総裁にふさわしい人物を問う世論調査で自身の支持率が落ちている要因について、マイナ保険証に言及。「改革を推進すると、『今、困ってないのに何でこんなことやらなきゃいけないの』という声は当然出てくる」「それを承知の上で改革していかなければ、この国のためにならない」などと訴えた。

 改革に反対の声が上がるのは当然だが、それでも国のためを思って断行する──と、言いたいらしいが、まさに物は言いようである。医療現場からも、患者からも、不評をかこつマイナ保険証をゴリ押しすることが「国のため」とは笑わせる。

 支持率下落の要因はひとえに、「現行の保険証を残せばいい」との声を無視して、任意取得のはずのマイナカードをアノ手コノ手で実質的に強制しているからだ。河野大臣と二人三脚でマイナ保険証の利用促進を図る厚労省も、強権ぶりが度を越えている。

 厚労省は先月30日の医療保険部会で、マイナ保険証の利用実績の低い医療機関に「個別の働きかけ」を行う方針を掲げた。さらに利用促進のために現行の保険証の回収を“奨励”までしている。

 健康保険組合連合会(健保連)が組合向けに出しているQ&Aには、マイナ保険証の加入者が現行の保険証を「自主返納」してきた場合の取り扱いについて対応が示されている。回答は健保連と厚労省が協議して決めたものだ。

自主返納の対応を百八十度転換


マイナ保険証に反対する国民の声も少なくないが…(C)日刊ゲンダイ

 今年1月時点では自主返納に関して、保険証廃止期日の12月1日まで〈受け付けないこととして頂きたい〉と周知していたが、5月に全面改定。〈保険証の回収勧奨及び自主返納に関しましては、保険者から十分な周知・説明をおこなったうえで本人が自主返納することは、差し支えありません〉と、対応を百八十度変えたのだ。

 厚労省に改定の理由を聞くと、「マイナ保険証の利用促進の一環として、自主返納の取り組みをすすめたいとの要望が組合側からあったため、一定の条件を置いて方針を示した」(保険課)とのこと。あくまでも任意の返納が前提だから問題ない、との立場である。

 どうやら、マイナ保険証に加入しても、現行の保険証を所有していると現行の保険証を使う人が多いから、自主返納させよう、ということのようだ。

 すでに現行の保険証を回収している組合もあるという。政府がお墨付きを与えてまで、マイナ保険証の利用実績を積み上げる「改革」とは何なのか。

  ◇  ◇  ◇

 マイナ保険証の利用率は7月時点で11.3%。警察庁が法令上の本人確認書類から「健康保険証等」を削除する方針を示した背景など、●関連記事『【もっと読む】もはや任意じゃなくて強制…12月2日のマイナ保険証一本化に向けて強まる国民への包囲網』で詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/449.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 利権政治、対米追従、原発推進、庶民切り捨て 誰が総裁になっても自民党は変わらない(日刊ゲンダイ)

※2024年9月4日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大 文字起こし


※紙面抜粋


※2024年9月4日 日刊ゲンダイ2面


駆け込み表明、さながら出馬ラッシュ(出馬表明会見をする林芳正官房長官=03日)(C)日刊ゲンダイ

 4人目の候補者が名乗り出たが、7人乱立でもくろむ裏金・統一教会幕引きと電波ジャックによる「刷新猿芝居」。ヤラセのような政策論争が繰り広げられるのだろうが、憲法や夫婦別姓、規制緩和やらは目くらまし。

 デタラメ政治の本質は変わらない。

  ◇  ◇  ◇

 自民党総裁選(27日投開票)の告示日が約1週間後(12日)に迫る中、駆け込み表明というのか、さながら「出馬ラッシュ」の様相を呈してきた。

「30年近い議員活動での経験、実績を生かして安定した政権運営をしていきたい。人にやさしい政治を打ち出していく」

 3日午前、東京都内で記者団にこう語っていたのは林官房長官だ。林は午後に国会内で会見を開き、「党の信頼回復に努め、国民の共感を得られる政治を取り戻していきたい」と総裁選への出馬を正式に表明。小林前経済安全保障担当相、石破元幹事長、河野デジタル相に続いて4人目の候補者となった。

 そして、4日は茂木幹事長、6日は小泉元環境相、週明け月曜日の9日には高市経済安全保障相がそれぞれ立候補会見を開く予定。上川外相も出馬を検討しているとみられており、今後、どこまで候補者が増えるのか分からないものの、現時点で7人が乱立する大混戦模様となっている。

 TVメディアは、日本人選手が大活躍しているパリ・パラリンピックの報道そっちのけで各候補を番組に招き、総裁選で訴えたいこと、取り組みたい政策などについて問うているものの、候補の答えは総じて中身なし。

 国民の最大の関心事である党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件については、相変わらず後ろ向きの姿勢が目立ち、旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)と自民党の“癒着”問題にもほとんど触れないからだ。

有権者が新しい看板に期待することは何もない

<次の首相が誰になっても政治資金規正法の抜本改革は行われず、経済界の原発依存は止まらず、対米追従は変わらず、日米一体化も変わらず、日米地位協定の見直しや辺野古沖の埋め立て中止に言及することもないとすれば、有権者が新しい看板に期待することは何もない>
<政策も政治課題も何もない、まさに選挙の顔を選ぶだけの自民党総裁選については、有権者はただ一つのことを肝に銘じておけばよい。これで自民党は終わる、と>

 直木賞作家の高村薫氏は「サンデー毎日」のコラムで、9月8日号、15日号と2週にわたって、自民党総裁選を酷評していたが、これがまっとうで良識ある国民の見方だろう。

 人間自体もそうだが、長年受け継がれてきた組織の体質や考え方は、それこそ人知の及ばない自然災害や疫病などに遭遇しない限り、簡単には変わらない。ましてや「利権とカネ」という悪しき慣習に骨の髄までどっぷりと漬かってきた自民党だ。各候補はそろって「生まれ変わる」「信頼回復」「刷新」などと叫んでいるが、本気で考えちゃいないだろう。

 とりあえず、国民の注意、関心を裏金・旧統一教会の問題からそらし、五月雨式に名乗りを上げる候補が電波ジャックを続けていれば逃げ切れるという狙いがミエミエ。まさに高村氏が指摘する通り、政策も政治課題もヘッタクレもない。誰が総裁になっても自民党は変わらない。「刷新猿芝居」とはこのことだ。

 ジャーナリストの横田一氏がこう言う。

「今回の総裁選は古い体質の自民党が変わるためのものだったはず。ところが、石破さんの裏金議員の非公認、河野さんの裏金返納の発言など、少しでもマトモなことを言うと途端に撤回に追い込まれる。つまり、古い体質の党内力学を継承しなければ総裁選に勝てない。これでは国民が期待できるわけがありません」

競馬予想するかのような視点で総裁選を見るメディア、有権者も考えるべき


自民党は変わらない(C)日刊ゲンダイ

 そもそも総裁選で各候補がぶち上げているスローガン自体、国民をなめているとしか思えない。

 3日出馬会見した林は「人に優しい政治」を訴え、石破は「日本の未来を守り抜く」、河野は「国民と向き合う心」、小林は「安心と希望」などと言っていたが、まるで小学校や中学校の学級委員を選ぶ選挙のよう。どれもこれも当たり前で、総裁=総理に不可欠な国家観や、課題山積の内政、外交に取り組む決意や覚悟が何も感じられなかったからだ。

 石破は「守る柱」と称して真っ先に「ルール」を挙げていたが、「ルール」なんて常識以前の話だろう。よりによって政権与党の国会議員が総裁=総理を選ぶ選挙で「ルールを守る」を唱えるなんて、国民の立場からすればクラクラしてしまう。

 ネット上で<ルールを守る?自民党政治はそこから始めないとダメか><やっぱり、これまでの自民党政治はルールを守っていなかった>といった怒りの投稿があふれていたのも無理はないだろう。

 そんなガラクタぞろいの候補が国家、国民生活のために真剣に知恵を絞るはずがなく、関心があるのは最大派閥「安倍派」の議員票の行方。前出の横田氏が指摘した通り、党内力学だけだ。ここにきて唐突に各候補が横並びで口にし始めた憲法改正の議論の流れもその動きだろう。

国民の誰もが改憲を「約束」したなどと思っちゃいない

 小林は8月の会見で「(改憲は)もはや先送りできない課題だ」と強調。9月2日には青森市内で記者団に「自衛隊の明記と緊急事態条項の創設は優先順位を高くし、発議に向けて各党と交渉を進めていく」と踏み込んだ。小泉も同日、東京都内で記者団に対し、「(改憲は)自民党立党からの国民との約束。しっかり守ることが重要だ」と訴え、「国民投票を一日も早く実施したい。自衛官が憲法に位置付けられる環境をつくる」と発言。河野は「なるべく早く(改憲)発議へ持っていきたい」と言い、ウルトラタカ派の高市もここぞとばかり、改憲に前向きな発言を続けている。

 党の憲法改正実現本部に出席した岸田首相も2日、「新総裁にも引き継ぐ申し送りをし、さらなる議論につなげていく」などと声を張り上げていたが、ちょっと待て。

 一体何のために改憲するのか。なぜ急ぐのか。国民に説得力ある説明をしたことがあるのか。国民の誰もが改憲を「約束」したなどと思っちゃいないだろう。

 そもそも憲法は裏金自民のような権力の暴走を抑制するためのものだ。法律を守らない、守る気のない国会議員が「改正」を訴えること自体ふざけているにも程がある。

 改憲を巡って積極的に発信する背景として、公明党関係者は「総裁選で保守層を固めたいのだろう」と言い、政府関係者は「(裏金事件の)批判の矛先をそらす狙い」と冷ややかに見ているらしいが、すべてが目くらまし。夫婦別姓、規制緩和なども同じで、デタラメ政治の本質は変わらない。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏はこう言う。

「自民党は変わるどころか、相変わらず。裏金事件で岸田首相は何ら責任を取らず、世論批判をごまかすために表紙を替えてなかったことにしようとしている。総裁選を見ていても、この国の将来を本気でどうするのかという真剣さが感じられない。責任政党の対応としてはあまりに無責任です。競馬予想するかのような視点で総裁選を見るメディア、有権者も考えるべきでしょう」

 2日付の毎日新聞が麻生派でも裏金づくりが行われていた疑いを報じたのを受け、立憲民主党の小沢一郎議員の「事務所」はX(旧ツイッター)にこう投稿。
<自民党=利権↓腐敗。自民党派閥とは利権の巣窟。業界団体と癒着、政策を利権化し、甘い蜜を吸い、裏金を貯め、選挙でばらまく。国民も腐敗になれ、3割がこれを支持。国民が変わらないと、この国は何も変わらない>

 まさにその通り。利権政治、対米追従、原発推進、庶民切り捨ての国民愚弄政党に三くだり半を突きつける日は近い。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/450.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 政治報道は永田町の日記に過ぎないの? 西村カリン ニッポン見聞考(日刊ゲンダイ)

政治報道は永田町の日記に過ぎないの? 西村カリン ニッポン見聞考
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/360150
2024/09/05 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


アドベントカレンダーだ(C)共同通信社

 毎朝テレビニュースを見ると驚く。毎日ほぼ同じ。自民党の総裁選のニュースは、なんと「アドベントカレンダー」みたいなものだ。「アドベントカレンダー」はクリスマスのおよそ3週間前からのカウントダウンで、毎日1つずつ、カレンダーの小窓を開ける。窓の中には何かが入っている。

 今回は総裁選の告示の日までカウントダウンだ。ある日に「石破茂氏が出馬を表明した」、別の日に「河野太郎デジタル相が立候補を表明した」、その後「林芳正官房長官が記者会見を開いて出馬を表明」など。毎日の新しいニュースに加えて、すでに選挙に出ることを発表した人とまだ発表していないけれどその予定がある人の動向(地元の祭りに参加したことなど)や、どうでもいい発言のまとめが政治ニュースだ。

「ポスト岸田」には誰がふさわしいか、調査が実施され、結果が発表されているけれど、一体、答えた人々は何に基づいて判断したのか、謎だ。それぞれの候補者は国会議員20人の推薦人が必要だが、彼らもどう決断するのか。

 国民は、いつの段階から具体的な政策についての報道を期待できるのか。政治ニュースは政治家の行動の報告書や永田町の日記になりがちだ。それは記者や一部の人にとっては面白いかもしれないけれど、今回の選挙は自民党内だけでなく、国民一人一人の生活に影響を及ぼす選択だ。マスコミが候補者らの動きや一方的な言葉しか報道しなければ、国民が関心を持つニュースにならない。

 自民党の総裁選に当選すれば首相になる。首相の責任と責務は自民党の議員と党員を満足させることではない。国と国民の利益を優先し政策をリードすることだ。少なくとも、出馬表明と同時に、政策や考え方をはっきり説明しないといけない。

 また、マスコミがそれぞれの候補者の政策の内容を聞くべきだし、過去の実績、失敗、不祥事などについて調査しながら本人を追及すべきだ。候補者間で何が違うのかを国民も理解できるように生放送の番組に呼んで、候補者に対し厳しいインタビューをしないといけない。茶番劇の候補者の共同記者会見ではなく、本当の議論がある討論会の機会も設けないといけない。

 ジャーナリズムの質は選挙時に現れる。


西村カリン ジャーナリスト

仏の公共ラジオ「ラジオ・フランス」とリベラシオン紙の特派員。1970年、仏で生まれ、2004年末から20年までAFP通信東京支局特派員。近著に「Japon,la face cachée de la perfection(日本、完璧さの隠れた裏側)」、初の小説「L'affaire Midori(みどり事件)」。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/451.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 小沢一郎:死んでも死にきれない!以下、おバカ共。野田:私も同じな・のだ。当事者の会:解散?河野太郎:裏金は国庫に返還。
【おバカ共】
野田:私も同じな・のだ。
当事者の会:もらう物もらったら、さっさと解散?
河野太郎:裏金は国庫に返還。マイナンバーカードで、国民全員に確定申告。

■『次の総選挙で政権奪還を果たさねば、死んでも死にきれない!』との、小沢さんの思いは、私【野田】も同じな・のだ。って、バカ言ってんじゃねえよ!
【陸山会裁判・小沢裁判の時、てめえら、検察の味方してたじゃねえかよ!:物凄く激怒】

●『けっして報道しない事:陸山会は、土地の取得はできません。』
陸山会は、『人格の無い社団等』です。
法人格が無いということは、実印が持てないので、土地等の不動産売買ができません。
そこで、『陸山会は、土地の利用権を、地主となった小澤一郎【個人】から譲り受けたのです。』
と、いうことで、土地取得税を都税条例により、陸山会が、本登記の日付で支払いました。
ですから、陸山会は、本登記の日付でしか、収支報告書に記載する方法はありません。

『解ったかな?検察ストーリー【仮登記日で収支報告書に記載しろ】は、底抜けの阿呆だと!』

【詳しくは、私のブログのトップページや『第2回:陸山会事件の基礎知識』をご覧下さい。】
『日本滅亡を回避せよ『陸山会事件の真相布教』より 』
https://ajari4704.seesaa.net/
『第40回:最終回 国民の皆様、これを読んで洗脳から醒めて下さい。』
https://ajari4704.seesaa.net/article/201908article_1.html


■『当事者の会が解散?:検察官・裁判官は、全員、国外追放にすべきだ!』
1年間も『性被害に対する補償を、存分にふんだくってやった』ので、解散するんですって!
こんな悪党共【検察官・裁判官を含む】を、野放しにしたままで、いいんでしょうか?

●『けっして報道しない事:当時刑法第177条【強姦罪】の被害客体は、女性だけでした。』
『男性も被害客体とした刑法第177条【強制性交等】の改正』があったのは、2017年【平成29年】です。【改正前の被害客体は、『女性だけ』でした。】
ですから、『岡本カウアンさん・当事者の会』の皆さんは、『被害者』にはなれません。
『救済』と称して、『慰謝料・補償金を支払え』というのは、『恐喝【刑法第249条】』です。

しかも、告訴もせず、裁判もせずして、『すなわち、法律の定める手続によらず』して、
『社名をかえろ。社長は交代せよ。慰謝料・補償金を十分に支払ったか、監視するぞ。』
と、『再発防止特別チームの林真琴座長【元検事総長】』は、ジャニーズ事務所を潰しました。
取締役会・株主総会の承認も経ずに、何の権限も無い、たった1人の弁護士ごときが、こんな好き勝手を、何で、許されたのでしょうか?
★『この国の資本主義・会社法は、根底から破壊されました。』

なのに、検察・裁判所・全報道機関が、この真相を、国民に報道していません。
それどころか、『記者達・報道の様相は、集団リンチ【私刑】を楽しんでいる始末です。』

故に、『再発防止特別チームの林真琴座長【元検事総長】、報道機関等は、【憲法第三十一条違反】、【騒乱の罪】、【内乱に関する罪】、【恐喝】と、なります。
【日本国憲法:生命及び自由の保障と科刑の制約】
第三十一条 何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。

★『元検事総長の大暴走です。これを、誰も止めようとしませんでした。世も末です。』


■『河野太郎:裏金は国庫に返還。:国会議員がこの国の実情が何も見えていない見本。』
・裏金事件は、検察のデッチアゲだと、まだ、気づかない!
・裏金は、国庫に返還させる。
・マイナンバーカード【富士通のバグだらけのシステム】で、全国民に確定申告させる。

●『けっして報道しない事:裏金議員は、そもそも、この世に、存在しません。』
『収支報告書の作成【総務省】』の17頁に、『収入総額−催物に要した経費』の残額を、『当該催物を開催した者又はその者以外の者の政治活動に関し支出すること』と記述されています。
『9頁〜33頁』   https://www.soumu.go.jp/main_content/000077915.pdf
★【解説】★
早い話、派閥【清和政策研究会:安倍派閥本部】であろうが、派閥所属議員であろうが、『収入総額−催物に要した経費』の残額を『政治活動に関し支出する』のであれば、自由ですよ。
と、記載されております。
◆『故に、:裏金議員なんて、そもそも、この世に、存在しないことになります。』

◆『裏金事件は、収入の不記載を訴因【起訴理由】としているが、これは、間違いです!』
『パーティー売上収入の内、ノルマ分しか収支報告書に記載されていない』などと、神戸学院大学教授上脇氏が刑事告発しました。
5年分の収支報告書を分析したら、派閥所属議員毎の『ノルマ分の金額、キックバック分の金額、裏金の金額』が解ったって言っているけど、嘘をつくんじゃないよ!
そんなの、神様だって解りゃあしないよ!
その証拠に、『裏金リスト』は、有るが、『キックバックリスト』は、無い。【同じでは無いのだよ!】

議員の中には、ノルマ超過分【キックバック】を辞退する者もいるし、ノルマ未達成でも供託金を希望する者だっています。例えば、供託金600万円をかき集められなかった議員は、当然に要求します。【だって、立候補できないでしょ!】
従って、『裏金リスト』なんてものは、各議員からの入金時に確定するものでは無く、全派閥所属議員からの『パーティー売上収入』が確定し、『催物に要した経費を控除した残額』が確定した後、各議員との話し合いで『キックバック【=裏金】リスト』が、始めて、作成できるのです。

★『解りましたか?』
・『キックバック【=裏金】リスト』を作成するのに、『ノルマ分の金額』は、まったく、不用です。
・よって、『パーティー売上収入は、ノルマ分の金額しか記載されていない』は、大嘘でした。
・『『キックバックリスト』が出来て、始めて、『キックバック【=裏金】リスト』が、出来ます。』
・故に、『キックバックリスト』よりも先に作成した『裏金リスト』は、検察がねつ造した物です。


■『いらぬ、おせっかい。』
検察は、『キックバック』の修正を、『政治活動費:寄附金』欄に記載させています。
しかしながら、『収支報告書の作成【総務省】』には、『キックバック【=裏金】』を、何処に記載するのかを明示しておりません。
上記の通り、供託金の範囲であれば、それで問題は無いのですが、各派閥所属議員が『支出』として使う場合には、問題が生じます。
供託金は、一時的な『預り金』となりますので、収支報告書には記載しません。
しかしながら、各派閥所属議員が『支出』として使う場合には、『本部又は支部から供与された交付金に係る収入』欄に記載しないと、現金預金出納帳と残高が合わなくなります。

『収支報告書の作成【総務省】』の『67頁及び77頁』に、『本部又は支部から供与された交付金に係る収入は、寄附には該当しないため、『政治団体からの寄附』に含めないで下さい』と記述されています。
『34頁〜144頁』 https://www.soumu.go.jp/main_content/000077916.pdf

★【提案:『キックバック【=裏金】』の計上方法】
『以上を、正しい収支報告書に改定するのは、とても簡単です。』
・支部の区分を、『その他の政治団体の支部』とする。
・本部の政治活動費【支出】を、『【支部への】交付金』とする。
・支部の収入は、『本部又は支部から供与された交付金に係る収入』とする。
以上、たった、これだけです。


■『マイナンバーカードで、国民全員に確定申告させる。』
年末調整廃止ですって。サラリーマン怒るよ。
毎月、去年の納税額の、ちょびっと多めに給与天引きしてくれるから、年末調整で還付金があるので、ちょっと、嬉しい気持ちになったのにー!
マイナポータルで、簡単に確定申告できるから、年末調整廃止するんですと。
『じゃあ、税理士・税務所は、不用ってか?これほど、河野太郎は、頭が悪いのか?』
『年末調整のデータだけで、確定申告なんて、出来やしないんだよ!この馬鹿者!【激怒】』

●『けっして報道しない事:浜松市の口頭意見陳述【所得税法の間違い】』
私のブログの【第40回】の『通報6:一時所得・譲渡所得の条文の間違い』をお読み下さい。


■『ちょっと、昔話』
★『マイナンバーカードで、個人情報に他人の個人情報が記録された。という、不具合。』
結局、ログアウトする前に他の人が入力してしまった、人的ミスということで結着。
あのね。どこが『人的ミス』なんだよ。
『ログアウトする前に、カードが抜き取られた瞬間に、エラーだ!バカヤロー!』
こんなの『人的ミス』でも何でも無い。富士通のシステム設計の大チョンボだ!

私、大昔、富士通に、『内部統制制度の確立』で、おじゃましたことがあります。
その時、まさしく、上記のような事が起こらないように、『業務フロー』を作成して、担当者と話し合ってシステム開発しましょうと、教えてあげたのですが・・・残念です。

★郵政民営化でも、『内部統制制度の確立』で、おじゃましたことがあります。
私の目の前で、『業務フロー、リスク、業務手順書とか、やったぞ、ってことでいいんでしょ?』
と、プロジェクトリーダーに郵政の担当部長が言うのです。
さらに、『予算は、いくらでもあるからさ。そちらでやれるだけやってよ。』と、2人で大笑い。
『皆さん。これが、現場の本当の姿です。【どこも、かしこも、こんな調子だったよ。】』

★『ついでに、兵庫県知事の件も、『内部統制制度の確立』の問題なのですよ。』
『内部統制制度の確立』は、事務の実務者が『想定される、あらゆるリスクに対処できるような業務フロー、リスク、業務手順書等』を作成し、実践するものです。
でもね。上層部が、悪いことをした場合には、お手上げです。
そこで、当時も、『内部通報者の保護』を目的とした、会社とは隔離した『内部通報室【仮名】』を開設することが必要だ。との話は、あったのですが、ウヤムヤになっちゃいました。
【公益通報に該当する、しない、で、モメてるようでは、ダメだ、コリャ。】

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/452.html
記事 [政治・選挙・NHK295] トップを「エラい」と勘違いさせる周りの媚びへつらいが自己正当化とパワハラの元凶だ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)

トップを「エラい」と勘違いさせる周りの媚びへつらいが自己正当化とパワハラの元凶だ ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/360091
2024/09/05 日刊ゲンダイ


責任を感じ辞める気配がない(齋藤元彦兵庫県知事)/(C)日刊ゲンダイ

 最近はある程度大所帯の演劇が行われる場合、顔合わせの時に「ハラスメント講習」を受けることが多くなった。確かに一昔前までは演出家や監督が物を投げる、「死ね」と罵倒する、なんて現場はよくあった。

 さすがに最近ではそういった例は少なくなってきたが、今は自覚のないパワハラが多いそうで、「一生懸命仕事して何が悪い」と本人は気が付かない。

「部下を道具と思わない」「階級の違いはない。役割の違いがあるだけ」などと講習を受けるうち、これはまんま兵庫県知事の斎藤氏に聞かせたいと思った。

 客観的に考えて、彼のパワハラはグレーではなく真っ黒で、弁解の余地はないと思うが、本人は全く責任を感じ辞める気配がない。驚くほどの自己正当化。それこそがパワハラ体質なのだが、人が何人も亡くなっているのに眉ひとつ動かさない鉄面皮には空恐ろしくなる。

 そもそも「知事はエラい」と思っているのが間違いだが、実はそう思わせる周りにも問題があると思う。

 神奈川県知事の黒岩氏は私の大学の後輩であり、その関係でしばらくある委員会に呼ばれて出席していた。

 彼は温和な人間でパワハラ体質はないが、委員会では我々委員が全員テーブルにつき、それから知事が呼ばれる。知事の歩いてくる経路の箇所箇所に職員が立ち、「知事がいらっしゃいました」「知事がいらっしゃいました」と伝言していき、委員会の部屋に「いらっしゃいました」と通され、本人は「はい」と鷹揚に応えて席に着く。まるで「お殿様のおなーりー」状態だ。

 黒岩氏が悪いのではない、本人は知らないのだ。しかし毎回こうされていたら、自然とそれが当たり前になる。「私はエラい」と勘違いする人間も出てくるだろう。

 この、職員の、とくに幹部職員の媚びへつらい体質が、トップを勘違いさせ権力を振りかざす地盤をつくる。

 これは東京都知事も同じである。議会や記者会見における小池氏の立ち居振る舞いはまさに女帝のそれだ。

 関東大震災で虐殺された朝鮮人慰霊の文をなぜ出さないかと問われ、「震災の被害に遭われた皆さまへは慰霊しております」と答え「震災の被害と虐殺とは違う」と言うと、虐殺には多くの証言が残っており国会議事録にも記載があるのにもかかわらず「さまざまな研究がある」と答える。「虐殺はなかったという研究があるということか」と聞くと、笑顔で「さまざまな研究があるということです」と答えた。

「答えになってません」と記者に叫んで欲しかった。女帝の笑みに「しつこいぞ。もう聞くな」という威圧を感じ背筋が凍った。


ラサール石井 タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/453.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 衰退する日本政治を立て直す(植草一秀の『知られざる真実』)
衰退する日本政治を立て直す
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-8b9659.html
2024年9月 5日 植草一秀の『知られざる真実』

9月4日(水)午後3時から衆議院第二議員会館多目的会議室で

災害・食料・消費税
総選挙で日本をアップデート
ガーベラの風″国会イベント

が開催された。

主催は「ガーベラの風(オールジャパン平和と共生)」

事前申込制を採用したが事前申し込みがすぐに定員に達し、多くの参加希望者に参加を断念していただいたことを深くお詫び申し上げたい。

多くの動画配信が実施される見通しなので、改めて紹介させていただき、ぜひ動画映像を拡散賜りたい。

天候にも恵まれ、秋風に見守られてイベントは成功裏に開催された。

多数の国会議員にもご登壇賜った。

鳩山友紀夫元内閣総理大臣にもビデオメッセージで貴重なご高話を賜った。

多くの方の温かなご支援を賜り、素晴らしいイベントを開催できたことに深く感謝の意を表明させていただきたいと思う。

日本共産党の穀田恵二衆議院議員・国会対策委員長にご臨席、ご登壇賜ったが、当方のミスでご高話の時間表示を誤って提示してしまいご迷惑をおかけしてしまったことを深くお詫び申し上げたい。

自民党、立憲民主党が党首選を実施する予定になっている。

自民党は新しい党首を選出し、新しい内閣を発足させると、直ちに衆院解散、総選挙に突き進むものと予想される。

11月にも衆院総選挙が実施される可能性が高まっている。

日本政治が堕落と腐敗を強めるなかで政治刷新が求められているが、次の総選挙を通じて刷新が実現するのかどうか。

予断を許さない状況にある。

イベント冒頭で鳩山友紀夫元内閣総理大臣からのビデオメッセージが放映された。

鳩山元総理が大変お世話になった方が逝去され、急遽、室蘭を訪問しなければならなくなったため、イベントへの参加が不可能になり、急遽、ビデオメッセージを送ってくださった。

鳩山元総理は日本の課題として「日本の独立」と「利権財政の打破」の二つを提示され、そのなかの「日本の独立」に焦点を当ててメッセージを示された。

鳩山元総理のメッセージを要約してお伝えさせていただきたい。

「自民党政治が混迷を深めているが、何としても思いを共有する人々が手を携えて、自民党を政権から引きずり下ろす覚悟で事態に対応そることが必要だ。

日本敗戦からあと20年足らずで敗戦100年を迎える。

そのなかで、日本には米軍駐留がなお続けられている。

ポツダム宣言、サンフランシスコ講和条約に日本独立後の駐留軍撤退が明記されたが、米軍の日本駐留がいまなお続いている。

米国の植民地状態にある日本を日本独立に変えなければならない。

欧州は欧州共同体をつくり、欧州のなかでの戦争が起こらないように取り組みを進めた。

和をもって貴しとなすとの考え方を有するアジアで非戦の共同体をつくることがどうしてできないのか。

アジアにおける非戦の共同体、とりわけ東アジア共同体の創設が必要であると考える。

平和を確立する外交とは相互理解、相互尊重、相互扶助である。

多極化世界新秩序を生み出す基本理念は友愛であり、友愛の外交とは相互理解、相互尊重、相互扶助である。

米国は価値観を共有するものだけを同志とみなし、価値観の異なる者を排除しようとして戦争を引き起こすが、平和を確立するために必要な姿勢は、価値観の異なる者の存在を認め、相互理解、相互尊重、相互扶助の精神で平和を確立することであると思う。

先進国とグローバルサウスとの対立が深まるなかで、日本はその対立を助長するのではなく、その間に立って、両者のかけ橋の役割を果たすべきである。

2009年の施政方針演説で、インドのマハトマ・ガンジー氏の慰霊碑に書かれていた七つの大罪を紹介した。

七つの大罪とは「理念なき政治」、「労働なき富」、「良心なき快楽」、「人格なき教育」、「道徳なき商業」、「人間性なき科学」、そして「犠牲なき宗教」である。

まさに現代社会が抱える問題点を見事に言い当てているように思う。

とくに「理念なき政治」が日本のみならず、世界を席巻してしまっているようで大変危惧している。

本日参集くださっているみなさま方には、どのような理念で衰退する日本政治を立て直すべきかを大いに論じていただきたいと思う。」

イベントに先立ち、JAL123便事件訴訟原告の吉備素子さまとご関係のみなさまと国会議員の面談が行われた。

末松義規衆議院議員、原口一博衆議院議員、川内博史衆議院議員同席の下、鳩山元総理メッセージに引き続いてJAL123便事件訴訟の概要ならびに吉備素子さまからの訴えが提示された。

本年8月9日、11日、12日の本ブログ、メルマガに123便事件についての解説を書かせていただいた。

123便の圧力隔壁が損傷して123便が墜落したという説は虚偽である疑いが濃厚である。

公表されているボイスレコーダーデータ書き起こし記録には

8月12日18時24分35秒と同36秒ころに2度、「ドーン」という2度の音声記録

が示されている。

そのまったく同じ時刻、秒に異常外力の着力があったことが明らかになった。

最愛の夫を失われた吉備素子さまは123便墜落の真相を明らかにすることを求められている。

あたりまえの要請である。

国会議員への働きかけを通じて、国会の場を通じて真相解明の動きが始動することを強く願う。

気鋭の政治学者・政治思想家である白井聡氏との共著が好評販売中です。

『沈む日本 4つの大罪
経済、政治、外交、メディアの大嘘にダマされるな!』
(ビジネス社)


https://x.gd/3proI

ぜひご高覧賜りたい。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/454.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 河野太郎「マイナ活用で確定申告」総裁選公約ブチ上げで大炎上…識者「新たな強制策」とバッサリ(日刊ゲンダイ)

河野太郎「マイナ活用で確定申告」総裁選公約ブチ上げで大炎上…識者「新たな強制策」とバッサリ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/360196
2024/09/06 日刊ゲンダイ


「有事の今こそ」?要は個人情報を一元管理する国家づくり(C)日刊ゲンダイ

 河野デジタル相が5日、自民党総裁選の公約を発表。現役世代の保険料の負担軽減や厚労省の分割などを並べたが、何といっても注目は、突如としてブチ上げた「全納税者が確定申告する仕組みづくり」だ。

 発表前日に河野大臣は「税の使い道に厳しい目を注いでいこうという環境がつくられる」と説明。5日の会見では「最終的には、すべての皆さんの確定申告表が自動で入力されて、その数字を見ていただいてポチッとボタンを押していただければ、確定申告が終わるというのがゴール」と理想を語った。

 納税意識の向上は結構だが、河野大臣がとことんこだわるのはあくまでマイナカードの普及だ。カード取得者向けサイト「マイナポータル」の活用を念頭に「個々人の手間が増えることはない」と強調するが、そもそも、任意のマイナカード取得を前提に「全納税者の確定申告」を訴えること自体、おかしな話だ。

「日本は給与所得者の申告権が確立されておらず、それはそれで問題です。しかし、河野大臣の場合、動機が不純に思えてなりません。要するに、個人情報を一元的に管理する国家が理想なのでしょう。全国民にマイナカードを取得させるため、新たな強制策を出してきたように見えます」(立正大法制研究所特別研究員の浦野広明氏=税法)

 当然「ボタンポチッと確定申告」には、システム改修が必須。そう簡単ではなさそうだが、不安に拍車をかけるのがマイナ保険証の惨状である。現行の保険証の廃止が12月に迫っているのに、いまだにトラブルは絶えない。

 千葉県保険医協会が会員の県内4243医療機関を対象に「5月以降のマイナトラブル」について調査すると、回答した646医療機関のうち68%でトラブルを確認。55%が「その日に持ち合わせていた健康保険証でトラブルを回避した」という。

 トラブルの中身は「●が出てくる」(45.8%)、「カードリーダーの接続不良・認証エラー」(34.8%)、「資格情報が無効」(31.3%)など、相変わらずだ。

「前回調査に比べ『トラブルがあった』が約16ポイントも増えました。政府が5月からマイナ保険証の利用促進を強化したのでトラブルも増えたのでしょうが、昨年末に政府が示した再発防止策が機能していないのではないか」(千葉県保険医協会・宮崎博幸主任)

 マイナ保険証すらトラブル続きでは、マイナ活用の確定申告なんて絶望的だ。「有事の今こそ、河野太郎」──やはり、悪い冗談にしか聞こえない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/455.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 日本は近代国家としてすでに崩壊している。腐り果てた土壌からは腐ったものしか出てこない 適菜収「それでもバカとは戦え」(日刊ゲンダイ)

日本は近代国家としてすでに崩壊している。腐り果てた土壌からは腐ったものしか出てこない 適菜収「それでもバカとは戦え」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/360206
2024/09/06 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


誰がなっても問題の解決にはならない(C)日刊ゲンダイ

 先日、田原総一朗がテレビの討論番組で「岸田さんからおかしくなった、日本の総理大臣が」「安倍(晋三)さんまではね……小泉(純一郎)さんも安倍さんも僕はしょっちゅう話をして、日本のやるべきことをガンガンやって。ところが岸田さんからはそれをやると逃げるんだよ」「安倍さんは逃げなかったよ」と発言。

 この判断に限っては岸田は正しい。公共の電波で妄想を垂れ流す田原は、プロパガンダにすら使えないと見切られただけだろう。

 もちろん、自民党は岸田政権のはるか前からおかしい。特に平成元年以降、自民党は政治制度、選挙制度の改悪により、構造的に腐敗し、その流れは腐敗の極致とでも呼べる安倍政権に行き着く。そこでは国家の根幹が完全に破壊された。デタラメな手続きで安保法制は通され、憲法は空洞化した。公文書改ざん、日報隠蔽、データ捏造、基幹統計の書き換えなど、省庁をまたがる大規模な不正も発生。反日カルト教団との密接なつながり、官房機密費の私的流用問題などを抱える自民党は“反社会組織”と言っても過言ではない。

 裏金問題に関する法の恣意的運用を見てもわかるように、日本は近代国家としてはすでに崩壊している。腐り果てた土壌からは腐ったものしか出てこない。よって自民党総裁に誰がなっても、問題の解決にはならない。だったら、総選挙で自民党を下野させればいいのだが、野党第1党の立憲民主党は政権交代を全力で拒絶しているように見える。

 7月23日、泉健太と日本維新の会の馬場伸幸は会食。泉は連携を呼びかけた。さらには民主党政権が崩壊する引き金を引いた野田佳彦が党代表選に立候補を表明。党内の若手・中堅議員からの要請を踏まえたとのこと。8月23日には維新が企画した勉強会に講師として参加。連携を深めるという。なお、維新の正体については本連載で繰り返し述べてきたとおりである。この絶望的な政治センスのなさに、SNSでは絶望の声があがった。

 安倍晋三は「民主党政権は悪夢だった」と国会で何度も言い、その後「国会答弁で悪夢のような民主党と答えたことはない」とすぐにバレる嘘をついた。悪夢から目を覚ましたと思っても実は悪夢の中にいたという悪夢を見ているのが、現在のわれわれ日本人の状況だ。


適菜収 作家

近著に「安倍晋三の正体」「ニッポンを蝕む全体主義」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も発行。本紙連載を書籍化した「それでもバカとは戦え」も好評発売中。6月28日には第2弾「続 それでもバカとは戦え」が発売予定。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/456.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2024年9月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。