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2024年9月03日00時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK295] 小泉進次郎の総裁選「最有力」報道でSNSに広がる危機感《セクシー解散なんて冗談じゃない!》(日刊ゲンダイ)
小泉進次郎の総裁選「最有力」報道でSNSに広がる危機感《セクシー解散なんて冗談じゃない!》
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359883
2024/08/31 日刊ゲンダイ


務まるのか?(C)日刊ゲンダイ

 2023年に放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」で、俳優の溝端淳平(35)が好演していた役が今川氏真だった。

 桶狭間の戦いで織田信長に討たれた父の今川義元に代わって家督を継いだものの、あっという間に広大な領地を奪われた人物として、今も「無能な戦国武将」「リアルバカ殿」などと揶揄されている。

 この人物評が果たして事実なのか、それとも作り話なのかはともかく、現世で起きたらたまらない。そんな漠然とした不安や危機感がネット上で広がっている。9月12日告示、27日投開票の自民党総裁選に出馬する意向を示した小泉進次郎元環境相(43)がメディアで“最有力”などと報じられていることに対してだ。

 9月6日に正式な出馬会見を開く予定の小泉氏を巡っては、8月21〜22日に日本経済新聞社とテレビ東京、同24〜25日に産経新聞社とFNNがそれぞれ行った世論調査でトップとなり、それまで人気の高かった石破茂元幹事長(67)を抑えてトップに躍り出た。

 党内でも、知名度やルックスから「新たな選挙の顔」になるとして期待する声が高まっているというのだが、小泉氏は党三役はもちろん、外相といった経験もない。

「神輿は軽い方が良い」のはビジネスの世界やお祭りでの話

 このため、女優の遠野なぎこ(44)は情報番組「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、「冗談でしょ。意味がわからない。そんな人が日本をまとめるの?日本をまかせるの?ダメでしょう」などとダメ出し発言。SNS上でも《進次郎が大本命ってマジ?国滅ぶよ》《トランプ?ハリス?どっちが米大統領になるのか分からなけれど、やりあえるの?プーチンや習近平が笑って攻めてくるよ》といった否定的な意見が広がり始めているのだ。

 元衆議院議員の金子恵美氏(46)は8月28日に放送されたフジテレビ系「めざまし8」で、小泉氏について「小泉陣営を若い優秀なブレーンが支えている」「トップが多少頼りなくても、周りに優秀なスーパーチームができていれば、仮に小泉内閣ができても期待できるのでは」などと断言し、楽観的な見方を示していた。

 しかし、「立場が人を育てる」という言葉があるとはいえ、自民党が政権与党のままであれば、言わずもがな総裁は総理大臣だ。内政や外交など課題山積の中で、すでに「頼りない」「優秀なブレーン、周りのスーパーチームが支えてくれる」などと評されている人物に務まるのか。

「神輿は軽い方が良い」のはあくまでビジネスの世界やお祭りでの話。総裁選は、小学校の学級委員を選ぶのとは訳が違うのだ。総裁選後そう遠くない時期に新首相は解散、総選挙に打って出るのは間違いないだろう。《セクシー解散なんて冗談じゃない》。SNSでもこんな声がある。

  ◇  ◇  ◇

関連記事【もっと読む】では『小泉進次郎氏が自民総裁選に出馬意向も評価真っ二つ…《こいつだけはダメ》が噴出するワケ』、【さらに読む】では『小泉進次郎の「後見人」に森喜朗が暗躍…自民党総裁選このままでは安倍派は“草刈り場”』など、総裁選を巡る小泉氏の動きを取り上げている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/428.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 総裁選を腐敗政党「最後の宴」に! 雑魚ばかり14人起訴に改めて国民の怒り(日刊ゲンダイ)

※2024年9月2日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大 文字起こし


※紙面抜粋


※2024年9月2日 日刊ゲンダイ2面


総裁選の狂騒を見ればまさにブラックジョーク(小泉進次郎元環境相)/(C)日刊ゲンダイ

 同じ秘書給与のネコババで辻元清美は逮捕なのに在宅起訴の広瀬めぐみ。長期政権の腐敗・癒着、検察の忖度なのだろうが、それでも4年で14人起訴の“犯罪集団”がイケシャーシャーと「刷新」などというブラックジョーク。

  ◇  ◇  ◇

 まんまとメディアジャックに成功している自民党。総裁選への出馬表明ラッシュとなりそうな今週は、連日、総裁選のニュースが大々的に報じられるに違いない。

 林芳正官房長官(63)は3日に、茂木敏充幹事長(68)は4日に出馬表明する予定だ。本命視されている小泉進次郎元環境相(43)は、6日に表明すると発表している。当初は8月30日を予定していたが、台風10号が接近したため延期していた。

 9月27日に投開票される総裁選には、過去最多の7人以上が立候補する見込みだ。まれにみる大乱戦になる。

 だが、すでに勝敗の趨勢は決しているという。進次郎が圧勝しそうだというのだ。候補が乱立するため、1回目の投票では誰も過半数を奪えず、上位2人による「決選投票」になる、というのが大方の予想だが、進次郎が第1回投票で過半数を奪う可能性がある、という分析さえ出始めている。

 政治評論家の有馬晴海氏はこう言う。

「さすがに1回目の投票で進次郎が過半数を奪うのは難しいでしょうが、1位で決選投票に進むのは確実な情勢です。決選投票は進次郎VS石破茂の争いになるでしょう。現時点の1回目投票の票読みは、党員票367票のうち、進次郎さんと石破さんは、それぞれ100票近く獲得し、高市早苗さんが約50票。議員票は、進次郎さんはすでに50票以上を固め、石破さんは最終的に30票程度でしょう」

 進次郎には、いくつかラッキーが重なったという。まず、台風接近によって出馬表明が6日に延期されたことだ。後出しジャンケンのように、他の候補の会見を見た後、会見に臨める利点があるという。2つ目が、強力なライバルになるとみられていたコバホークこと、小林鷹之・前経済安保相(49)が失速したことだ。

 当初は、同じ40代のコバホークに国民の支持が集まり、進次郎人気を奪うのではないかという見方もあったが、コバホークは出馬会見がパッとせず、自民党議員のなかに「やっぱり進次郎だな」という空気が広がっているという。

 しかし、進次郎は、同僚だった金子恵美元議員から「地頭が悪い」と、身も蓋もない評価を下されているような男だ。閣僚経験も環境相だけだ。自民党議員は、マジでこの男を総理総裁に担ぐつもりなのか。

年に3人も起訴される異常集団


異常な犯罪率で次々と立件(広瀬めぐみ、堀井学2議員)/(C)日刊ゲンダイ

 もともと、この総裁選は「政治とカネ」で失墜した自民党への支持を回復させるために、自民党が仕掛けた一大イベントである。

 とにかく自民党は、9月27日の投開票日まで「生まれ変わった自民党」をトコトン演出するつもりだ。「地頭が悪い」という致命的な欠陥を抱える進次郎が次期総裁の最有力に浮上しているのも、「刷新感」を演出するのにはうってつけだからだろう。進次郎本人も「政治とカネの問題にケジメがついていないことを変えたい」と、訴えている。

「総裁選は12日告示-27日投開票の15日間です。自民党は、北海道から九州まで全国10カ所近くで街頭演説会を開くようです。10人近い候補が一団となって全国を駆け回り、それぞれが新しい自民党を訴えれば、自民党の印象も変わり支持率もアップする--と考えているようです」(有馬晴海氏=前出)

 しかし、「犯罪集団」である自民党が、イケシャーシャーと「刷新」とは、ブラックジョークにもほどがあるのではないか。

 つい先週も、自民党の参院議員だった広瀬めぐみ容疑者(58)が、東京地検に起訴されたばかりだ。国を騙して公設秘書の給与を詐取した詐欺容疑である。詐欺罪は重い。本来、逮捕されてもおかしくない案件だが、解散・総選挙が近いため、検察が自民党に忖度したのだろう。社民党議員だった辻元清美は、2003年、同じ容疑で逮捕されているからだ。

 2020年以降、広瀬容疑者を含めて14人の国会議員が起訴されている。このうち公明党の遠山清彦元衆院議員を除く13人が自民党議員である。わずか4年間に13人も起訴されるのは、どう考えても異常だ。年に平均3人も起訴される集団は、山口組か自民党ぐらいなのではないか。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。

「驚いたのは、広瀬めぐみ元議員が弁護士出身だということです。しかも、最初から違法だと認識して詐欺をはたらいていた。もはや、自民党には『ルールを守ろう』という当たり前の順法精神を持った議員さえ、ほとんどいないということなのでしょう。と考えないと、これほど高い犯罪率は説明がつきません。違法な裏金づくりにも、自民党議員の2割が手を染めていた。どんな人間も、自民党に入ると、どんどん劣化していく。自民党はそういう政党になっているのではないか」

 次々に犯罪者を出しておきながら、まるで他人事のように「刷新感」をキーワードに総裁選に狂騒しているのだから、自民党は完全に世論と乖離している。

同じ手口は通用しない

 9月27日の投開票まで、あと1カ月。メディアをジャックし、全国各地で遊説すれば、国民の支持は戻る--と考えているとしたら、大間違いだ。

 たしかに、これまで自民党は、危機に陥るたびに党の「顔」を変えて、生き延びてきた。

 読売新聞の調査によると、総裁選で新総裁が選出されると、党の刷新感につながり、自民党の支持率も上昇するのだという。2000年以降、総裁が選出されたのは13回。そのうち新総裁が選出されたのは9回あり、うち7回で政党支持率が上昇したそうだ。

 しかし、さすがに、もう国民は同じ手口には騙されないのではないか。

「3年前の総裁選の時、岸田首相がノートを掲げ、『聞く耳』をアピールしたのも、ある意味、刷新感の演出でした。国民の声に耳を傾けない総理がつづいたので、自分は違うと国民に訴えた。でも、結果は岸田首相も同じでした。国民の声を聞こうとしなかった。もはや自民党は、ほぼ一色に染まり、誰が総理をやっても変わらず、振り子の論理さえ使えなくなっているということだと思う。その証拠に、裏金事件が発覚した時、誰も『古い自民党からの決別』『思い切った改革』を訴えなかった。安倍派に対する強い批判も起きなかった。むしろ、党をあげて、政治とカネの元凶である『企業献金』『政治資金パーティー』『政務活動費』の3点セットを死守しようとしていた。全員、同じ穴のムジナ。どんなに総裁選を盛り上げ、誰が新総裁になろうが、自民党が『刷新』されることはないでしょう」(金子勝氏=前出)

 作家の高村薫氏が、最新号の「サンデー毎日」でこう書いていた。

「実際、次の首相が誰になっても政治資金規正法の抜本改革は行われず、経済界の原発依存は止まらず、対米追随は変わらず、国防費の大幅増も変わらず、日米地位協定の見直しや辺野古沖の埋め立て中止に言及することもないとすれば、有権者が新しい看板に期待することは何もない」

 自民党は進次郎を新総裁に担ぎ、そのまま総選挙になだれ込むつもりだ。有権者は、次の総選挙で一票を行使し、メディアジャックしているこの総裁選を腐敗政党の「最後の宴」にするしかない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/429.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 小沢一郎氏、立憲代表選で野田元首相を支援へ 民主党政権では対立(朝日新聞)
2024年9月2日 22時00分(伊沢健司)

https://www.asahi.com/articles/ASS9243PZS92UTFK016M.html

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員(82)は2日、代表選(7日告示、23日投開票)で野田佳彦元首相(67)を支援する方針を固めた。小沢氏が率いる党内グループ「一清会」(12人)の多くが野田陣営に加わる見通し。複数の関係者が明らかにした。
 小沢氏は2日、国会内で一清会のメンバーや野田氏に近い議員らと断続的に協議。3日にも野田氏と会談し、支援を伝える意向だ。これまで代表選をめぐり泉健太代表(50)の交代を唱え、野田氏のほか枝野幸男前代表(60)や江田憲司元代表代行(68)らと会談を重ねてきたが、次期衆院選で野党で幅広く連携するには野田氏が適任と判断したという。
 小沢氏は野田政権の2012年、マニフェスト(政権公約)になかった消費増税を進める執行部に反対して集団で離党。その後、野田氏は衆院解散に踏み切ったが大敗、民主党政権の下野に追い込まれており、両氏はかつて対立関係にあった。(伊沢健司)

―――以上引用

どっちらけ〜。

小沢さんは、野田さんみたいな人ですと、白状したわけか。

もうそろそろ、引退するのだしね。

引き際は、正直に、ということを、示した。

よかったね。

お疲れ様でした。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/430.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 自民総裁選・河野太郎氏の目に余るご都合主義…「総理誕生」での脱派閥とマイナ普及は矛盾だらけ(日刊ゲンダイ)

自民総裁選・河野太郎氏の目に余るご都合主義…「総理誕生」での脱派閥とマイナ普及は矛盾だらけ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/359940
2024/09/02 日刊ゲンダイ


SNSで「ブロック」継続(C)日刊ゲンダイ

「閣僚や党三役は派閥を離脱してもらうことになる」──。河野太郎デジタル大臣(61)は1日のフジテレビ番組で、「河野総理」が誕生した場合の組閣を問われ、そう明言した。ただ、自身は大臣ポストに就きながら、麻生派を離脱していない。「自分に甘く、他人に厳しい」では、誰がついてくるのか。

 河野大臣が派閥に属しながら総裁選へ立候補することに「納得できるかどうか」に関し、番組内の視聴者アンケートでは「納得できる」が18%。「納得できない」が69%にも上った。

 まるで共感を得られなかったが、河野大臣は「候補者が今の時点で派閥、旧派閥に所属しているかどうかではなく、誰が総裁になっても『次の人事に派閥は介入させないこと』が徹底されるかどうかが大事」とノラリクラリ。「皆さんには、そこをしっかり見極めていただきたいと思います」と言い放った。

 納得を得たいなら、さっさと派閥を離脱すればいい。なのに、脱派閥の改革派を気取りながらケジメはつけられず、「所属する麻生派の数の力」を頼る「ご都合主義」。

 一方、新閣僚・党三役には派閥離脱を求める。これを「矛盾」と言わずして何と言う。

 こうした態度は、旗を振るマイナカードの利用促進にも表れている。

 河野大臣は同番組で「災害時にマイナカードを持ってきてもらって、避難所でいろんな入所の確認をしたり、あるいはアレルギーや薬の情報を災害対策本部に一括で入れたりということができるようになっていきます」と“利便性”を力説。しかし、マイナ保険証がなくても、災害時は氏名、生年月日、性別、住所などの基本情報で、薬剤情報・診療情報・特定健診情報の閲覧が可能だ。

「便利だから持った方がいいよね」

 本来は任意取得であるはずのマイナ保険証を実質的に強制する強引さがヒンシュクを買っているのに、河野大臣は「イデオロギー的に反対されている方がまだいらっしゃいます」と反省の色すらない。「義務化ですと言って『ぎゃっ』となるよりは、『便利だから持った方がいいよね』を増やしていくのが、まず当初の戦略として大事かなと思います」と続けたが、一蓮托生でマイナ保険証をゴリ押ししている厚労省は、〈利用実績が低い医療機関等に対する個別の働きかけ〉を行う方針である。現場にプレッシャーをかけることのどこが、河野大臣の言う「戦略」なのか。

 派閥離脱といい、マイナカードといい、主張は矛盾だらけ。万が一、「変節の異端児」が総理になったら「ぎゃっ」となる。

  ◇  ◇  ◇

 麻生派では河野氏では勝ち目がないため派閥として一本化はしない。国会議員票の比重が重くなる決選投票に向けて、麻生氏が躍起なのは…●関連記事『【もっと読む】自民党総裁選で新キングメーカー争いの醜悪…「麻生太郎vs菅義偉」に岸田首相も参戦』で詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/431.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 自民、9条改憲へ論点整理 自衛隊明記が軸、総裁選の争点に(東京新聞 TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/351708?rct=politics




「自民、9条改憲へ論点整理 自衛隊明記が軸・・・」

なのだそうだ。

9条へ自衛隊明記・・・何をバカなことを言っているのか。

自衛隊明記を前提に総裁選の争点に・・・馬鹿馬鹿しい、ただの恥晒しに終わる。

憲法に対して「無知の犯罪集団」が憲法改正を騙る。

喜劇に違いないが、国民にとっては、これ以上の悲劇は無い。

そんなことより、総裁選は裏金事件を争点にすべきだろう。

犯罪者集団が、犯罪者の頭を選ぶ・・・無理か〜。

ということで、総裁選の前に・・・皆さんで論争を。



以下に記事(共同通信配信)の全文を転載する。


自民党は2日、憲法改正実現本部を開き、自衛隊明記に向けた改憲の論点整理を了承した。現行の9条1、2項を維持した上で、自衛隊を追記する案を軸とする。「ポスト岸田」候補の間では賛同が広がる一方、石破茂元幹事長(67)は戦力不保持を定めた「2項削除」を持論としており、総裁選でも争点の一つとなる見通しだ。連立を組む公明党は9条改正に慎重な立場で実現のハードルは高い。

 会合には岸田文雄首相が出席し「自衛隊明記を含む、複数のテーマを一括して国民投票にかけるべく議論を加速させる準備が整った」と述べ、新総裁も論点整理を引き継ぐよう要請した。古屋圭司本部長は「総裁選の議論を拡散させないため、この考え方の範囲内にしてほしい」と求めた。

 これに対し石破氏は、自衛隊明記に賛成するとしながら「これで終わりではない。よりよい憲法を目指して努力しなければならない」と訴えた。記者団には「自衛隊明記が実現してから、2項の議論を始めても遅きに失するかもしれない」と述べ、2項削除の主張を維持する考えを示した。


記事の転載はここまで。



自民党が論点整理したという条文案は記事では把握できないが、過去の資料では次のようなものだ。

「自衛隊明記案は,憲法9条1項及び2項をそのまま残した上で,9条の2として,「前条(9条)の規定は」「必要な自衛の措置をとることを妨げる」ものではなく,「そのための実力組織として」「自衛隊を保持する」という条文を加えて自衛隊を日本国憲法に明記するという案だ。」


この自民党の「案」の肝は、

「「前条(9条)の規定は」「必要な自衛の措置をとることを妨げる」ものではなく,」

という文言にある。


そもそも、憲法9条は「自衛権」を放棄したものではない。

日本国憲法は、どの国にも等しく「自然権」としての「抵抗権」、言い換えれば「自衛権」が認められているという理念、自然権思想に基づいている。

「自然権」とする以上、放棄する必要はないし、放棄は出来ないのが道理だ。

むしろ、日本が「自衛権」を行使する場合でも、憲法9条の規定に違反することを禁じていると捉えるべきだろう。

自然権思想に照らして憲法9条の規定を読めば、日本は他国民及び自国民の「自然権」としての「生存権」を脅かしたり、侵害したりすることは永久にやりません、との宣言ともとれる。


自衛権を禁じてもいない憲法9条に、いまさら「自衛隊」を明記するのは、あくまでも「口実」であり、注意をそらすための「撒き餌」に過ぎないと言えよう。

日本は、「憲法前文の理念」と「憲法9条」の規定により、国権の発動たる戦争は勿論、他国に対して「武力行使」も武力を背景とした「威嚇」も永久に放棄した。
更に、為政者に対しては、「軍隊」を持つことを禁じ、「交戦権」をも認めないとした。

そこから導き出されるのが「専守防衛」の理念だ。

他国領土、他国民に対して「武力攻撃」も「武力による威嚇」もしない、すなわち日本は他国に対する「軍事的脅威」にはならないと宣言した上で、

万が一に、我が国が、他国からの攻撃、侵略を受けた場合は、「専守防衛」を旨とし、文字通り「守りに徹し、攻撃に抗う」というものだ。

すなわち、専守防衛の理念に従えば、憲法9条の規定は、自衛の為であっても、厳守することが大前提として生き続けている。

自然権思想に照らせば、自然権としての「抵抗権」の行使といえども、「抵抗権」の行使によって相手の自然権としての「生存権」を脅かし、侵害するものであってはならないということになろうか。

そんな憲法9条に、

「前条(9条)の規定は」「必要な自衛の措置をとることを妨げる」ものではなく,

との「専守防衛の理念とは真逆」の記述が追加されたら、どうなるのか。

結果は簡単に想像がつく。

政府が、主観的に「自衛の為の措置」と言えば、憲法9条に妨げられることなく、国権の発動たる戦争は勿論、他国に対しての「武力行使」も武力を背景とした「威嚇」も可能となる。
更に、軍隊を持つことを禁じた2項にも妨げられることもなく、自衛隊を軍隊化し、自国領土以外、すなわち海外での自衛隊の武力の行使が可能となる。

結論的には、

政府が、主観的に「自衛の為の措置」と言えば、「憲法9条は無きに等しい」ものとなる。

自民党の自衛隊明記案は,

現在の「憲法9条」を骨抜きにし、「専守防衛の理念」を捨て去り、

その上で、

自衛隊を、現在の「憲法9条」に縛られない、「戦争をするための自衛隊」すなわち「軍隊」に変質させるということを狙ったものだ。

なぜなら、

「自衛隊」のままでは、「敵基地攻撃能力」の要のトマホークを外国の領土に撃ち込めないからだ。

台湾有事の際に「日本の存立危機事態」を宣言しても、米軍支援のために台湾近海に「自衛隊」を派遣できないからだ。

「今の自衛隊」は、日本の主権が及ぶ範囲、すなわち日本の領土、領海、領空の外では、武器の使用は禁じられているからだ。

自衛隊員が特別公務員である限り、人命を奪う行為は禁じられているからだ。彼らを戦える自衛隊員、すなわち「軍人」としなければならないからだ。


憲法前文には、

「・・・政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、・・・」

と、先の戦争に対する反省とともに、日本を「戦争をしない国」にするとの決意が記されている。

そこに出てくる「戦争」とは、「我が国の自衛の為・・・」という口実を付けて、拡大してきた「侵略戦争」であることを忘れてはならない。

憲法9条には、為政者が「我が国の自衛の為・・・」と言おうと、守らなければならない事、やってはいけないことが規定されている。

すなわち、権力の暴走を防いできた大切な条文だ。

憲法は権力を縛るものといわれるが、憲法9条こそが憲法の真骨頂といえる。

権力者が「邪魔な規定」と考えていることがその証左だろう。

そこから導き出されたのが「専守防衛」の理念。

そんな、憲法を持つ日本が、「自衛の為の措置」という言葉を付け加えることで、日本を再び「戦争をする国」にし、「専守防衛」の理念を放棄せんとする。

歴史の歯車が完全に逆回転を始めている。

傍観していれば、「喜劇のち悲劇」の結末が待っている。

私達は、日本を「戦争をしない国」のまま、後世に引き継ぐ、重い責任を背負っている。


その責任は、取り敢えず、「自公政権を打倒する」ことで果たそうじゃないか。









http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/432.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 小沢一郎氏「恩讐」乗り越え野田佳彦氏に代表選支援伝達「過去のことを言っても党まとまらぬ」(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202409030000723.html



小沢氏が、野田氏と再び連携する心境を、日刊スポーツが報じている。

「わだかまり」が残っていることも隠してはいない。

「それを乗り越えて、国民のための政治を実現するという大義に結集することが大事。今回それ(過去の思い)を乗り越え、支援を決めた」

と。

国民を生かす為に、自分を殺したという事なのだろう・・・か。


邪魔をしないように、私のコメントは割愛させていただきます。。



以下に記事の全文を転載する。


立憲民主党のベテラン、小沢一郎衆院議員(82)は3日、同党代表選(7日告示、23日投開票)に出馬表明している野田佳彦元首相(67)の議員会館事務所を訪れ、代表選で支援する考えを直接伝えた。野田氏は謝意を示して応じた。

2人は、野田氏が首相だった民主党政権時代の2012年7月、消費増税をめぐり「決別」。小沢氏は、多くの議員を連れて民主党を離れ、新党「国民の生活が第一」を立ち上げた経緯があり、これまでは「因縁の関係」にあった。

野田氏との面会後、報道陣の取材に応じた小沢氏は先月末の出馬表明後、野田氏から立候補の決意あいさつと支援要請があったとした上で、自身が率いる政策グループ「一清会」のメンバーと電話で協議。野田氏への支援に同意を得たとして、この日、野田氏を訪ねたことを明かした。

小沢氏は「大変、ありがたいというお話をいただいた」と述べた。野田氏支援を決めた理由については「同じ党なので、そう違う考えを持っているのではない」とした上で「今日の野党第1党としてのわが党を国民はどう見ているのか。支持率も一向に上がらないのでは、自民党の腐敗した政治状況を打破する力が出てこない。きちんとした体制をつくり、ほかの野党とも手を取り合い、近いであろう総選挙で勝って政権交代を実現するということで、(野田氏と)一致した。私の主張でもあるので野田候補の支援を決め、みんなの同意ももらった」とも述べた。

民主党政権時代にたもとを分かった野田氏と、再び連携する心境を問われると「(野田氏が踏み切った解散総選挙で)私はかろうじて当選したが、多くの仲間を失った。消費増税は、その前の選挙ではやらないと国民に約束しており、その思いはもちろん持っている」と、複雑な思いも口にした。

その上で「(今回の代表選で)野田候補は支援したくないという人の心の中には、このことが非常に大きな要素だと思うが、過去のことを言っていても、いつまでたっても、党内はまとまらない」と主張。「それを乗り越えて、国民のための政治を実現するという大義に結集することが大事。今回それ(過去の思い)を乗り越え、支援を決めた」と述べ、過去の恩讐(おんしゅう)を乗り越えてのタッグ結成だと強調した。

代表選にはこれまで、枝野幸男前代表(60)と野田氏の2人が名乗りを上げている。現職の泉健太代表(50)は、出馬に必要な20人の推薦人確保が難航しているとの見方もある。


記事の転載はここまで。







http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/433.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 告別式のような立民代表選(植草一秀の『知られざる真実』)
告別式のような立民代表選
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/09/post-64228c.html
2024年9月 3日 植草一秀の『知られざる真実』

日本の没落が止まらないなかで、また一つの政権が終わる。

2021年10月に発足した岸田内閣。

3年もの時間が経過したが過去の流れを変えることはなかった。

2012年に第2次安倍内閣が発足して以降、推進されてきた政治の流れを引き継いだだけだった。

第2次安倍内閣が推進した政治の流れとは何だったのか。

重要な柱を三つ挙げることができる。

第一は米国への隷従。

安倍内閣は憲法解釈を変更し、日本が集団的自衛権を行使できるようにした。

同時に自衛隊を米軍指揮下に完全に組み込んだ。

第二に消費税大増税の推進。

安倍内閣が消費税率を5%から10%に引き上げた。

1989年に導入された消費税の税率は2014年までは税率5%水準までしか引き上げられてこなかった。

その消費税率を2014年と2019年の二度の増税で10%にした。

わずか5年で税率を2倍に引き上げた。

消費税大増税路線が敷かれた。

第三は企業利益拡大の推進。

逆に言うと一般労働者没落の推進。

労働者一人当たりの実質賃金は2012年以降に8%も減った。

10年余りの期間に実質賃金が8%も減少したのだ。

その一方で大企業利益は史上空前の水準を更新し続けている。

「成長戦略」というのは「大企業利益の」成長戦略、「一般労働者不利益の」成長戦略だった。

この安倍路線がそのまま引き継がれてきた。

菅義偉氏、岸田文雄氏が首相に就任したが、上記の三つの基本はそのまま引き継がれてきた。

しかし、岸田内閣の支持率は22年秋以降、3割を割り込んだ。

最近の世論調査では2割割れにまで支持率が凋落した。

このまま次の総選挙に突き進めば、自民党が野党に転落してもおかしくはない。

その状況に追い込まれた。

7月7日の東京都議補選では9つの選挙区で自民党は2議席しか議席を確保できなかった。

岸田首相の下で次の総選挙に突き進めば自民党は野党に転落してもおかしくない。

この観測が強まり、選挙の顔を差し替えるべきとの声が自民党内に充満した。

この声を無視できなくなった岸田氏が自民党党首選への出馬を断念した。

日本政治を一新するチャンス到来である。

ところが、その期待が一向に盛り上がらない。

主因は野党第一党の停滞。

自民党と立憲民主党は9月に党首選を実施する。

状況によっては政権交代の気運が高まり、次の総選挙で政権交代が実現してもおかしくはない状況。

ところが、二つの政党の党首選の状況を踏まえると、政権交代の気運は高まるどころかしぼみ始めている。

自民党は党首選に新しい顔を何人も浮上させている。

40代の有力候補が二人も擁立される見通し。

誰が党首になろうが自民党の体質は変わらない。

これが衆目の一致した見方だが、雰囲気としての「刷新「感」」は演出されている。

これに対して立憲民主党の党首選は通夜か告別式の感が強い。

ネガティブ・サプライズ。

くすぶった党首選を実施して自民党総裁選を盛り上げることを狙っているとしか思われない。

1.米国の僕(しもべ)としての日本

2.消費税大増税路線の堅持

3.大企業利益拡大だけを目指す経済政策

に対して、明確な対立軸を示すのが野党の役割ではないか。

これでいいのか。

事態を是正するには主権者である国民が動くほかはない。

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記事 [政治・選挙・NHK295] 選択的別姓、総裁選の論点に 自民「伝統的家族観」根強く(時事 他)鷹市さん反対派なので過剰に叩かれてる模様
選択的別姓、総裁選の論点に 自民「伝統的家族観」根強く

2024/09/01(日) 07:32:46.54 ID:umQMP6sC9.net

【図解】選択的夫婦別姓を巡る「ポスト岸田」候補の立場
h ttps://www.jiji.com/news2/kiji_photos/202408/20240831ax10S_p.jpg

 自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)では夫婦が同姓か別姓かを選べるようにする「選択的夫婦別姓」制度導入の是非が論点の一つとなる。世論の多くや経団連が早期導入を求めているのに対し、党内では「伝統的な家族観」を重視する保守派を中心に反対論が根強い。各候補の賛否は割れている。

 既に立候補を表明した石破茂元幹事長(67)と河野太郎デジタル相(61)は賛成の立場。石破氏は「姓を選べる(ようにす)べきだ」と明言。河野氏も「選択的別姓は認めた方がいい」と語った。6日に出馬表明する小泉進次郎元環境相(43)も前向きだ。2019年にフリーアナウンサー滝川クリステルさんとの結婚後、「選択肢があればいい」と語った。

 3氏とも「ポスト岸田」を尋ねる報道各社の世論調査で上位に名を連ねる。調査では選択的別姓への賛成が反対を上回る結果が相次いでおり、こうした国民の声も意識しているとみられる。出馬を模索する野田聖子元総務相(63)も早期導入を訴える。

 これに対し、「保守」を信条とする小林鷹之前経済安全保障担当相(49)と高市早苗経済安保担当相(63)は導入に慎重な立場だ。小林氏は出馬会見で、既に住民票などで旧姓併記が認められていることに触れ、「制度改正を周知徹底し、現実的にニーズに応えるべきだ」と指摘した。

 小林氏は保守派が多い安倍派の中堅・若手の支援を受ける。同派を率いた安倍晋三元首相は生前、制度導入に否定的な見解を繰り返した。小林、高市両氏ともに保守層を支持基盤としている。

 茂木敏充幹事長(68)は昨年7月の会合で「決めるのは若い人だ。そうすると答えはおのずから明らかなのではないか」と明言を避けた。茂木氏を含め今後出馬を表明する候補は制度導入への見解を問われそうだ。

 選択的別姓制度を巡っては、経団連が6月に早期導入を提言。自民は7月、休眠中だった作業チームを再始動させた。だが、8月29日の会合でも賛否両論があり、総裁選後に議論を先送りした。新総裁の方針は党内論議に影響を与えそうだ。



時事通信 政治部2024年09月01日07時10分配信
h ttps://www.jiji.com/jc/article?k=2024083100178&g=pol


http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/435.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 自民党総裁選で蠢動する“生臭い”顔ぶれ…甘利、萩生田、菅が「復権作戦」を醜悪展開(日刊ゲンダイ)


自民党総裁選で蠢動する“生臭い”顔ぶれ…甘利、萩生田、菅が「復権作戦」を醜悪展開
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359950
2024/09/03 日刊ゲンダイ


コバホークに抱きつき作戦で“甘利印”(C)日刊ゲンダイ

 どこが「刷新感」なのか。自民党総裁選(12日告示、27日投開票)で“生臭い”面々の存在が浮き彫りとなってきた。

 筆頭は甘利前幹事長だ。いち早く出馬表明し、注目を浴びる小林鷹之前経済安保相への抱きつき作戦を展開している。先月30日、米国のトランプ前政権で駐日大使を務めた共和党のウィリアム・ハガティ上院議員らと都内で面会。ハガティの他、米民主党議員を含む7人との懇談の場で、急に小林に言及したのだ。

コバホークに抱きつき


総裁選に出馬を表明した小林鷹之前経済安保相(8月19日=国会)(C)日刊ゲンダイ

「甘利さんは以前から経済安保関連で小林さんらとチームを組み、何度か訪米しています。この日は、岸田首相への表敬で訪日していたハガティ氏らと面会したのですが、小林さんは欠席。別に言う必要もないのに、甘利さんは報道陣の前で『小林さんがもし総理大臣になれたら、まっ先に皆さまに会いに行くように勧めておきます』と発言。小林さんが“甘利印”であることを印象付けようとしたのでしょう」(官邸事情通)

 甘利が所属する麻生派に縛りはないが、基本的に河野デジタル相の支援を決めている。この日、河野の呼びかけで麻生派所属議員の会合が開かれたが、甘利は欠席。河野そっちのけで注目株の小林にしがみ付いたわけだ。

「甘利さんと小林さんは自民党の経済安全保障推進本部に所属しており“師弟”のような関係です。ただ、総裁選の小林陣営としては、後ろに甘利さんがいると思われるのはマイナス。古い政治の象徴のような存在ですし“口利きワイロ”疑惑もくすぶっている。陣営としては、甘利さんの存在を薄めたいのが本音です」(自民党関係者)

 先月20日に開かれた小林とスポーツ紙、夕刊紙による合同取材会で、本紙は「総裁選出馬に際し甘利氏の後押しがあったか」と質問。すると、小林は憮然とした表情を浮かべ「ないです」と断じ、「甘利先生は経済安保で力を合わせてやってきた先輩議員だが、それ以上でも以下でもない」とバッサリだった。

「小林さんは嫌だろうが、甘利さんは復権を狙っているようだ。何しろ、前回の衆院選では現職幹事長にもかかわらず、小選挙区で落選。失脚してしまいましたから」(同前)

萩生田前政調会長、菅前首相も虎視眈々


復権を賭けて蠢く面々…(C)日刊ゲンダイ

 復活を図っているのは甘利だけではない。

「裏金事件で1年間の『役職停止』処分を受けた萩生田前政調会長は、バラバラになった安倍派議員を集めて『総裁選の対応は慎重に判断した方がいい』と助言して回っている。要するに『オレについてくれば悪いようにはしない』というわけ。一定数のグループを保持して、どこかの陣営に高く売るつもりだろう。処分期間明けの返り咲きを狙っているに違いない」(前出の官邸事情通)

 非主流派の“ドン”菅前首相も主流派復帰を切望している。「関係の深い小泉元環境相と石破元幹事長が決選投票に残れば、菅さんはキングメーカー確定だ」(自民中堅)とみられている。

 どいつもこいつも、生臭い思惑は一緒。醜悪な連中である。

  ◇  ◇  ◇

 ●関連記事【もっと読む】『小泉進次郎「改憲」突然ブチ上げに困惑広がる…SNS《中学生レベルの前文暗記もしていないと思う》と冷ややか』、では、総裁選を巡る小泉氏の動きや世論の反応を取り上げている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/436.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 立憲新代表「最有力は野田佳彦」で大丈夫? 仕切った大型選挙ことごとく惨敗の“黒実績”(日刊ゲンダイ)

立憲新代表「最有力は野田佳彦」で大丈夫? 仕切った大型選挙ことごとく惨敗の“黒実績”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/360004
2024/09/03 日刊ゲンダイ


「駅立ち」で勝てるのは自分の選挙だけ=2017年(C)日刊ゲンダイ


都知事選では蓮舫候補を応援するも結果は惨敗(2024年7月4日撮影)(C)日刊ゲンダイ

 7日の告示まで、あと4日。立憲民主党の代表選(23日投開票)がちっとも盛り上がらない。要因に挙がるのは高すぎる推薦人集めの「壁」だ。自民と同じ「20人」は、所属国会議員の約5%相当の自民に対し、立憲は約15%と3倍の厳しさ。若手・女性の挑戦を妨げているとの指摘がある。

 しびれを切らした立憲の有志は2日、「所属国会議員の10%」などの緩和策を執行部に提案。10%なら現状14人の推薦で立候補が可能だ。現職の泉代表ですら推薦人確保が微妙で、「野田元首相と枝野前代表という『古い顔』同士による事実上の一騎打ちは避けたい」(立憲関係者)という党内の危機感が、ついに表面化した形だ。

 その上、最有力とされる野田元首相の「実績」を知れば、ますます不安になる。民主党政権最後のトップとして12年前の衆院選で惨敗。政権転落の“A級戦犯”との批判が今もつきまとうが、野党第1党のナンバー2に返り咲き、選挙を仕切った過去はあまり知られていない。

幹事長時代も黒歴史


民進党の代表を務めた蓮舫氏を幹事長として支えたが…(2017年8月撮影)(C)日刊ゲンダイ

 2016年9月、民進党(当時)代表に就任した蓮舫前参院議員は、師匠筋にあたる野田元首相を幹事長に起用。1カ月後の衆院2補欠選挙では陣頭指揮を任されたが、結果は散々だった。

「鳩山邦夫・元総務相の死去に伴う福岡6区補選は、自民系候補2人が立つ保守分裂を生かせず、擁立した新人の女性候補は“弔い選挙”を前面に出した次男の鳩山二郎氏にダブルスコア以上の大差で惨敗。小池都知事の都政転出で空いた東京10区補選も、小池さんが全面支援した若狭勝氏に、元NHK記者の鈴木庸介氏が大敗を喫しました」(政界関係者)

 翌年7月の東京都議選は、自民が安倍元首相の「こんな人たち」演説という大失態を演じたのに、都民ファーストの会を率いた小池フィーバーに完全埋没。たった5議席しか得られなかった。

「歴史的敗北の総括のために開かれた両院議員懇談会で、野田さんは幹事長辞任を表明。代表の蓮舫さんに累が及ばないよう男気をみせたつもりが、結局、蓮舫さんは後任の幹事長を選べず、代表の座を退かざるを得なくなった」(立憲関係者)

 その蓮舫を7月の都知事選で野田元首相は全力応援するも「まさかの3位」。立憲の上げ潮ムードに水を差した。毎朝38年間続けて駅頭に立ち、「ドブ板」も辞さない姿勢は選挙強者とみられがちだが、大型選挙はからっきし。「早期解散論」が広がる中、立憲議員は惨敗続きの野田元首相に新代表を任せて本当に平気なのか。

  ◇  ◇  ◇

 党内では「安定感がある」「論戦で政府と渡り合える」と、期待されている野田元首相。しかしながら、日刊ゲンダイでコラムを連載中の高野孟氏は「野田の7つの大罪」を指摘している。●関連記事『【もっと読む】野田佳彦氏には消費税アップ含む「7つの大罪」…立憲代表選に意欲満々の裏で透ける魂胆で詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/437.html

   

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