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2024年8月29日00時35分 〜
記事 [政治・選挙・NHK295] 自民党総裁選で新キングメーカー争いの醜悪…「麻生太郎vs菅義偉」に岸田首相も参戦(日刊ゲンダイ)


自民党総裁選で新キングメーカー争いの醜悪…「麻生太郎vs菅義偉」に岸田首相も参戦
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359724
2024/08/28 日刊ゲンダイ


頑として派閥を維持してきたが、27日の派閥研修会で麻生太郎は…(C)共同通信社


「麻生太郎vs菅義偉」のキングメーカー争い(C)日刊ゲンダイ


虎視眈々とその座を狙うもうひとり(C)日刊ゲンダイ

 物議を醸している「裏金返金」発言の震源地、河野太郎デジタル相が所属する麻生派(志公会・54人)が、27日派閥研修会を開催。9月の自民党総裁選での対応をめぐり、河野を原則支持する方針を確認した。もっとも、すでに小林鷹之前経済安保相や上川陽子外相の陣営に加わっている者もいるため、派閥として一本化はしない。麻生副総裁は「同じ釜の飯を食って育った河野氏を同志として応援したい」と呼びかけつつも「一致結束(箱)弁当みたいに縛り上げるつもりはない」と話したという。

 岸田首相の派閥解消宣言に反旗を翻し、頑として派閥を唯一維持したのに一致結束できない。河野に勝ち目がないためだ。

「安倍・菅・岸田政権時代とずっと主流派で来た麻生さんですが、今回は苦しい。総裁選の構図として、ハナから言われていたのが『麻生vs菅』というキングメーカー争い。麻生さんより、小泉進次郎元環境相を推す菅前首相に勢いがある。菅さんに近いグループが進次郎さんを支援しています」(自民党関係者)

最後はやっぱり旧態依然の「数の力」

 すでに麻生の視線は、国会議員票の比重が重くなる決選投票にある。候補者乱立で1回目の投票は分散し、過半数を誰も取れないのはほぼ確実。決選投票では結束して、数の力を見せつけようと考えている。ただ、世論調査の結果などから、現状、決選投票に進む上位2人は、小泉進次郎元環境相と石破茂元幹事長になる可能性が高い。

「決選投票で“勝ち馬”に乗れば、麻生さんは非主流派に転落しなくて済む。しかし、麻生さんは石破さんを毛嫌いしているし、進次郎さんのバックには菅さんがいる。2人のどちらも選べず、決選投票も自主投票になりかねない」(前出の自民党関係者)

虎視眈々と狙う岸田首相


その先にあるものを…(C)日刊ゲンダイ

 岸田政権で非主流派だった菅首相は石破とも関係が悪くないとされる。菅にとっては決選投票でいずれが勝ってもキングメーカーとして君臨できる。「麻生vs菅」は菅に軍配か、と思いきや……。

「いえいえ、もうひとり、虎視眈々とキングメーカーの座を狙っているのが岸田首相です。岸田派(宏池会・46人)は草刈り場になるのを避けるため林芳正官房長官でまとめる。上川さんも推薦人が集まれば出るでしょう。しかし、両者とも決選投票には残れない。そこで岸田さんはどうするか。菅さんが進次郎さんだから、岸田さんは石破さんに乗るのではないか。派閥を解散したものの、岸田派は麻生派より結束力がある」(岸田首相周辺)

 岸田がその先に見据えるのは人事やポストへの関与だ。「派閥解消だ」「党刷新だ」「新生・自民党だ」などと叫んでみても、最後は派閥をベースにした旧態依然の数の力で決まるのか。麻生、菅、岸田。誰がキングメーカーになろうが醜悪でしかない。

  ◇  ◇  ◇

 ●関連記事『【もっと読む】小泉進次郎は「裏金議員の公認」が総裁選の“踏み絵”に…「推薦人40人以上」の背後に森&萩生田が暗躍』では、自民党内の動きと進次郎の“覚悟”などを詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/396.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 自民党総裁選ではクーデター並みの「世代交代」が起きる可能性 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)

自民党総裁選ではクーデター並みの「世代交代」が起きる可能性 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359733
2024/08/28 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


そうなったらなったで面白いが(C)日刊ゲンダイ 

 自民党総裁選は11人も名乗りを上げていて、誰と誰が何を巡って争おうとしているのかさっぱり分からない。ベテランの政治部記者に聞くと、「こういう時のひとつの整理の仕方は年齢別で大ざっぱにグループ分けしてみることだ。《年長組》は最有力視されている石破茂(1957年生、67歳)、茂木派内で競っている茂木敏充幹事長(55年生、68歳)と加藤勝信元厚労相(55年生、68歳)、斎藤健元経産相(59年生、65歳)ら岸田文雄首相(57年生、67歳)とほぼ同世代。一番上が上川陽子外相(53年生、71歳)だな。上川は初の女性首相に最も近いとされるが、年齢が逆進してしまうのはどうかという声もある」。

 次が《年中組》で、野田聖子元女性活躍相(60年生)、高市早苗元経済安保相(61年生)、林芳正官房長官(61年生)はガチンコ63歳同年齢で、河野太郎デジタル相(63年生)は2つ若い。これに年齢的に近い人材としては福田達夫元総務会長(67年生、57歳)がいるが、当選4回で閣僚経験がなく、今回は手を挙げられない。

 そして《年少組》が、小林鷹之元経済安保相(74年生、49歳)と小泉進次郎元環境相(81年生、43歳)。「これで11人すべて名を挙げたかな。こうして見ると、マスコミ、特にテレビはどうしても映りのいい年少組に目が行き、小泉と小林が手を組むことがあるのかなどとはやし立てるが、そこまで一気に世代交代したら、そりゃあもうクーデターで、年長組はもちろん『これから』と期待される人材が多い年中組までが吹っ飛んでしまう。派閥の力学が働きにくくなった分だけ、今度は世代別という力学が前面に出てくるので、そう簡単に小泉や小林の時代にはならないだろう」と、政治部記者は予測する。

 確かに上川は全候補者中で最高齢という壁があり、おのずと主戦場は60歳代後半の年長組の世代ということになる。年中組はそこにどう絡んで「次」へのチケットを握るかが勝負である。となると、いま注目の的となっている年少組はどうなるのか。「まあ波乱要因ということだろうが、しかし彼らの引っかき回し方次第では、こういったごく常識的な世代秩序論は崩れてしまうのかも知れず、そうなったらなったで面白いが」と同記者は笑うのだった。


高野孟 ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/397.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 口を開けば歯の浮くような嘘ばかり もうドッチラケになってきた自民党の総裁選(日刊ゲンダイ)

※2024年8月28日 日刊ゲンダイ1面 紙面クイック拡大 文字起こし


※文字起こし


※2024年8月28日 日刊ゲンダイ2面


裏金議員に気を遣ってどうする(C)日刊ゲンダイ

 まだ始まっていないのに、そのバカバカしさが見えてきた自民党のボス選び。「改革」「刷新」「実行」「実績」なと言っているが、中身のなさと内向き、身内の論理に国民は「やっぱりね」と呆れている。五月雨で候補者が出てきても、倒錯の喜劇の構図に変わりなし。

  ◇  ◇  ◇

 五月雨式に候補者が出てきても、中身のなさや歯切れの悪さに鼻白むばかりで百花繚乱には程遠い。自民党総裁選は9月12日の告示まで2週間、27日の投開票までは1カ月もあるのに、内向きの茶番劇でしかないことが露呈して、早くもドッチラケになってきた。

 小林鷹之前経済安保相、石破茂元幹事長に続いて名乗りを上げた“第三の男”、河野太郎デジタル相のバカバカしさも救いがたいレベルだ。

 26日の出馬会見では「改革」を連発し、「改革と言うのは簡単。大事なのは、傷だらけになりながらも改革をとことん進めていく、そういう強い意志があるのか。やるべき改革をやった実績があるのか」と威勢だけはよかったが、それこそ河野は胸に手を当てて、自分自身に問いかけてみた方がいい。

 改革派を気取りながら、総裁選での支援を当て込んで麻生派を抜けることすらできない時点でお笑いなのだ。たしかに「改革」と口で言うのは簡単だ。河野の場合、問題は中身がまったく伴っていないことである。総裁選のためには、持論だったはずの「脱原発」も封印し、「原発リプレース(建て替え)も選択肢」と言い出す変節漢。すっかり守旧派の代表みたいになっていることに自分で気づいていないとしたら、独り善がりにも程がある。

 そんなだから、マイナンバーカード問題で大混乱を起こして国民の不信を招いた反省もなく、実績として自画自賛していられるのだろう。出馬会見でも「マイナンバーカードの普及であったり、あるいはスマートフォンへのマイナンバーカードの機能の搭載であったり、かなり当初見込みよりもうまくいった」とアピールして悦に入っていた。

 自民党派閥の裏金事件についても、河野は「不記載になってしまった金額を返還することで、けじめとして前へ進んでいきたい」「けじめがつけば、自由民主党の候補として国民の審判を総選挙で仰ぐ」と言い、政治資金収支報告書に記載しなかった“裏金”を返金すれば自民党の公認候補にするという認識を示した。

安倍派に配慮でトーンダウン

 これまで国会議員による寄付は公職選挙法で規制されていたが、裏金事件を受けた今年6月の政治資金規正法改正で、収支報告書に「不記載・虚偽記入」があった場合に収入を国庫に納付できる特例が新設された。

 だが、河野の「返金すればチャラ」論については、自民党内でも異論が多い。茂木幹事長も27日の会見で「過去に遡及することはなかなか難しい」と否定的。先に出馬宣言した石破も、河野の案に対して「どこに返還するのか」「いい加減なことを言ってはいけない」と疑問を呈した。

 もっとも、それでは石破は裏金問題に厳しく対応するのかといえば、そういうわけでもない。24日の出馬会見では「裏金事件に厳しく臨む」と言い、「国民の審判を受けるにふさわしい候補者か、党として責任を持つ」と、次の国政選挙で裏金事件で処分された議員を公認しない可能性に踏み込んだが、裏金議員の反発にビビって「(公認については)新体制になって決める」「一義的には選挙管理委員会などで判断」と徐々にトーンダウン。きのうは「1回決めたものを覆すのはあるべきだと思わない」と、裏金議員に新たな処分は行わない方針を強調していた。

 党内には旧安倍派を中心とする裏金議員が80人以上も残っている。総裁選を勝ち抜くためには、国会議員票367票(27日時点)のうち4分の1近くを占める彼らを敵に回したくない。真っ先に総裁選に名乗りを上げた小林にいたっては、裏金事件で役職を外された安倍派議員の登用を訴える始末だ。

裏金議員の非公認を言い出せる候補者はいるのか


覚悟を見せられるか(C)日刊ゲンダイ

「総裁選の立候補者は『刷新』だの『実行』だのかっこいいフレーズを口にしますが、党改革の具体策となると、旧安倍派に気を使って当たり障りのないことしか言えない。あくまで目的は党の刷新ではなく“刷新感”の演出だからです。この総裁選は、裏金問題や旧統一教会の問題にフタをして、自民党が生まれ変わったことにするセレモニーでしかない。若くても女性でも、結局は同じ穴のムジナが新しいボスを選ぶだけの話です。だから、総裁選の候補者は、そろいもそろって改憲を口にする。改憲、軍拡、腐敗の安倍政治を踏襲するということです。政治資金規正法も守れず、脱税違法議員たちを野放しにしておいて憲法改正を訴えるなんて、倒錯の喜劇以外の何物でもありません」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 総裁選をショーアップして盛り上げ、数々の不祥事をチャラにしたいという自民党の総意。それに応えるべく歯の浮くような美辞麗句を並べ立て、嘘もいとわない候補者たち。こうした身内の論理を見せつけられる国民は「やっぱりね」と呆れているのではないか。

「裏金問題に対しては今なお国民の厳しい目が向けられています。総裁選で新しい顔が選ばれればチャラになると考えているなら甘すぎるし、党内の論理で表紙を取り換えるだけの総裁選になれば、次の国政選挙で自民党は大敗するでしょう。本気で改革する姿勢を見せなければ、国民の信頼は取り戻せません。そもそも、岸田首相が裏金問題にきっちりケジメをつけられず、中途半端な対応に終わったことが国民の信頼を損ねて支持率低迷につながった。それで再選断念に追い込まれた結果の総裁選です。ここで自民党がケジメをつけられなかったら、次の政権もすぐに行き詰まりますよ」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏) 

保身延命のための総裁選

 近く立候補を表明する小泉進次郎元環境相が、裏金議員を次の国政選挙で非公認にする方針をブチ上げるという噂がある。親父の純一郎元首相が圧勝した狂気の郵政選挙を真似て、裏金議員を非公認にした上に刺客を立てでもすれば、そりゃあ国民世論は盛り上がるだろう。大メディアは自民党内の対決を面白おかしく取り上げ、野党の出る幕はなくなる。総選挙で自民党が勝つ確率は大幅にアップする。

 それに、マトモな自民党議員がいると仮定して、彼らにしてみたら裏金議員と同類だとひとくくりにされるのは迷惑なはずだ。80人程度の裏金議員を追い出して、イチから出直しするのは分かりやすい。

「もし、本気で自民党を変えるというのなら、それくらい毅然とした態度で臨んでほしいですが、進次郎氏にそこまでやる覚悟があるのかどうか。郵政選挙で党を追われても自力で勝ち上がってきた人はいるし、復党した人も少なくない。裏金議員は、党の公認を得られなくても自力で勝ち上がってくればいいじゃないですか。自民党が生まれ変わり、日本を立て直すために大ナタを振るうチャンスなのに、総裁選の立候補者が誰ひとり裏金議員の非公認を言い出せないようでは、自民党は終わっています」(山田厚俊氏=前出)

 本気で改革を進めようとすれば国民の支持を得られるが、自民党内の反発必至で総裁には選ばれないというパラドックス。

 裏金議員にとやかく言う資格があるのかという気がするが、この難しい方程式の障壁はやはり身内の論理だ。

 進次郎に対しても、党内の重鎮たちが「あまり過激なことを言うとハレーションが起きるから裏金議員の扱いは慎重に」とクギを刺しているという。

 組織のトップとして裏金事件の責任を取るという名目で退陣を決めた岸田首相にしても、不出馬表明会見で国民に対する謝罪の言葉は最後までなかった。裏金問題をウヤムヤに終わらせて禍根を残しておきながら、「私が身を引くことでケジメをつけ、総裁選に向かっていきたい」と、内向きの話に終始していた。

 自民党総裁選は、候補者乱立でにぎやかに見せても、しょせんは自分たちの保身延命のための選挙でしかない。誰が選ばれようと、次の国政選挙で有権者が鉄槌を下さなければ何も変わらないのだ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/398.html

記事 [政治・選挙・NHK295] どうなる?泉健太代表、立候補表明できないまま 迫る9月7日の告示日 推薦人集め「決して簡単ではない…」(東京新聞 TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/350402?rct=politics



推薦人集めに苦しむ姿を見るにつけ、馬鹿馬鹿しいと言うか、気の毒と言うしかない。

「自縄自縛」と言うべきか、「ひとり相撲」と言うべきか。




以下に記事の全文を転載する。


立憲民主党代表選は告示日の9月7日まで10日と迫る中、再選に意欲を示してきた泉健太代表(50)が立候補を表明できずにいる。泉氏は2021年の代表就任から3年近くなるが、党内で泉氏を支援する動きが広がっているとは言い難く、現職の代表でありながら推薦人20人の確保に苦慮している。
地方議員有志から代表選出馬要請の署名を受け取り、記者団の取材に応じる立憲民主党の泉代表

◆衆院3補選で全勝、成果は残すが…
 代表選には、枝野幸男前代表(60)が立候補を正式に表明しているほか、野田佳彦元首相(67)も29日に表明する。吉田晴美衆院議員(52)も出馬に意欲を示している。
 泉氏は政権交代に向けて、各党が一致できる政策で連携する「ミッション型内閣」を提案。7月の段階から、「政権準備の一環」として他の野党党首との会談を重ねるなど、再選に向けて動いてきた。それから1カ月が経過したが、正式な態度表明には踏み切らないまま。22日にはテレビ番組で「推薦人を集めるのは決して簡単ではない」と出馬準備の厳しさを明かした。
 泉氏が代表として率いた22年の参院選で、立民は議席を減らし、23年4月の衆参5補選では1議席も獲得できなかった。風向きが変わったのは、今年1月の自民党派閥の裏金事件。4月の衆院3補選では立民が全勝する結果を収めた。
地方議員有志から代表選出馬要請の署名を受け取る立憲民主党の泉代表(手前左)

◆様子見が続く立憲民主党内、自民とは対照的
 党内には、旧民主党政権で閣僚経験のない泉氏が代表のままでは、自民党に対する十分な対抗軸となり得ないとの見方もある。党重鎮の小沢一郎衆院議員は泉氏が再選された場合は「(党の)沈没だ」と断言。「(他の)野党との協力態勢がうまくいってない」などと批判を強めていた。
 一方で泉氏に近い議員は「前回の衆院選敗北から今日まで3年間、堅実に党運営し、支持率は日本維新の会を上回った。連合や他党との協議も進めている」と評価し、支持確保を進めている。
 今回の立民代表選は自民党総裁選と日程の多くが重なる。立候補の動きが早いほど、注目を集める機会も増えるが、出馬に意欲を示す議員らは、お互いの動きを様子見しているのが実情だ。党内には「いつもと同じ顔触れだと代わり映えせず盛り上がらない。刷新感が出なくて埋没してしまうよね」(中堅参院議員)との懸念もある。(中沢穣)


記事の転載はここまで。


ひとり、泉氏のみに同情しているわけではない。


朝日新聞が、江田氏について報じている。

「立憲・江田憲司氏のグループ合宿に15人 代表選立候補「もう一息」

https://www.asahi.com/articles/ASS8X3QNPS8XUTFK01QM.html?iref=pc_politics_$PAGE_TYPE_EN_list_n

以下に記事の抜粋を記す。

「・・・  合宿には、党内グループ「ブリッジの会」から、江田氏を含め衆参15人が参加。来週中の出馬表明をめざす江田氏は出馬に必要な推薦人集めについて「ここをベースに20人に届かせるよう努める」と記者団に語る一方、「もう一歩が難しいが、もう一息だ」と述べた。15人の中には他グループと掛け持ちしている議員もおり、 合宿には、党内グループ「ブリッジの会」から、江田氏を含め衆参15人が参加。来週中の出馬表明をめざす江田氏は出馬に必要な推薦人集めについて「ここをベースに20人に届かせるよう努める」と記者団に語る一方、「もう一歩が難しいが、もう一息だ」と述べた。15人の中には他グループと掛け持ちしている議員もおり、推薦人集めは難航している模様だ。

代表選では時限的な消費減税を訴えたいとしている。・・・」


抜粋はここまで。


江田氏も推薦人集めは難航している模様だ、と報じている。


そんなところにエネルギーを消耗することに、どんな意味があると考えているのか。

大切なエネルギーは、「政権打倒」、そのことにこそ使うべきだろう。

結局、最後は、水面下で候補者調整がされて、新進気鋭の人物、新星と言われるような人物は舞台に上がることを断念させられてしまうのだろう・・・か。

当然だが、立憲民主党には、国会議員ばかりではなく、全国に党員も党友もいる。

その人たちに選択肢を示す責任もある筈だ。

正直言ってしまえば、頭が固い。

「見ろやこの石頭!!」「カッチカチやで!! カッチカチやぞ!! ゾックゾクするやろ!!」


推薦人20名にどんな意味があるのか、あったのか。

推薦人10名なら、その意味を失うのか。

5名ならどうなのか、そもそも推薦人は必要なのか?

立憲民主党の代表選の前哨戦を見て、多くの人がそんな疑問を感じているのではないか。

惰性に流されているだけなら、この際推薦人など廃止して、新生「立憲民主党」をぶち上げるくらいのことはしてもいいのではないかと思う。

「立憲民主党も変わります」・・・ってさ。

立憲民主党の在り様を立憲民主党が変える分には、誰も文句は言わないだろうし・・・。

まだ遅くはないと思うのだが・・・。

環境変化、状況に合わせて、柔軟に対応していかないと、簡単に「硬直した組織」になってしまう。

そうなることは、組織にとっては不幸極まりない。


今のところ、枝野氏と野田氏が立候補表明を済ませた。

第3の候補は、小沢氏のグループの支援を受け、推薦人となってもらった人物になるのだろうか。

江田氏は、「・・・時限的な消費減税を訴えたいとしている。」から、もしかしたら・・・。


「ジェンダー平等」も、口先だけではないことを国民に示さなければならないし。

年寄は「年の功」を取柄にするしかないのだから、若い人は、「若さ」、「刷新感」を取柄に代表選挙を戦えばいいのだが・・・。

今は、そういう道も閉ざされている。


推薦人20人に拘泥することが、「引かれ者の小唄」であってはならないのだろう。









http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/399.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 世論が求めるのは物価高対策なのに…自民総裁選で露呈した経済閣僚経験者「払底」の不毛(日刊ゲンダイ)

世論が求めるのは物価高対策なのに…自民総裁選で露呈した経済閣僚経験者「払底」の不毛
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/359727
2024/08/29 日刊ゲンダイ


後継者と育てる気はなかった(写真は、2018年自民党総裁選)/(C)日刊ゲンダイ

 期待とは裏腹に不毛な議論に終わるのか。最新の世論調査の結果、自民党総裁選で最も議論してほしいテーマは物価高・景気対策など「経済」だ。どのメディアの調査でもダントツ。長引く物価高に賃上げが追いつかず、苦しい庶民生活を反映しているが、出馬を目指す議員から具体策は聞こえてこない。すでに正式表明した3人もしかりだ。

 小林鷹之前経済安保相は「経済は財政に優先する」と自分のポリシーを語るのみ。石破茂元幹事長は今月発売の新著で「金融緩和の長期化で国の財務と日銀の財務が悪化した」とアベノミクスの弊害に触れた程度。河野太郎デジタル相は「分厚い中間層をもう一度つくっていく」と訴えるが、単なる願望に過ぎない。

 いずれも抽象論の域を出ず、本命視される小泉進次郎元環境相も「経済政策は未知数」(自民党関係者)との評判だ。マトモな議論を期待するだけムダかもしれない。

 その要因のひとつは党内における経済閣僚経験者の乏しさ。政権に返り咲いた2012年12月以降、財務・金融相に就いたのは、たった2人。安倍・菅両政権で戦後最長8年9カ月にわたって独占した麻生太郎副総裁と、現職の鈴木俊一氏だけだ。

 もうひとつの経済分野の主要閣僚は経産相。かつて田中角栄元首相が「首相になるための条件」に挙げたポストだ。政権復帰後11年8カ月で10人が就任し、平均在任期間は約1年2カ月の短さ。小渕優子選対委員長と菅原一秀元衆院議員は「政治とカネ」の問題で、1カ月余りで更迭された。

 岸田政権では萩生田光一氏、西村康稔氏と裏金事件の表面化まで安倍派5人衆が続き、政権復帰後は最長の3年1カ月務めた世耕弘成氏を含め、今回の総裁選に安倍派議員は出られっこない。10人以上が出馬に意欲を示す中、経産相経験者は政権復帰後「第1号」の茂木敏充幹事長と現職の斎藤健氏だけだ。

長期の安倍政権下で次世代育成を怠ったツケ

「歴代最長政権下で、安倍元首相が次世代育成を怠ったツケです。麻生氏の財務相独占もアベノミクスの一貫性を重視したというより、それぞれの母体である党内2大派閥の『力』を重視し、政権基盤の安定を優先させた結果です。『ポスト安倍は自分』と言わんばかりに、石破氏のような次をうかがう有力議員を干し続けた。就任1000日以上の岸田首相も同様で、『三角大福中』『安竹宮』と実力者が後継レースを競い合った往年の姿は見る影もありません」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 総裁選は「ドングリの背比べ」。人材払底を確認する作業にすぎない。

 ◇  ◇  ◇

 ●関連記事『【もっと読む】小林鷹之氏「総裁選出馬会見」は拍子抜け…報道陣150人詰めかけるも、裏金議員に“忖度”』では、小林鷹之前経済安保相の出馬表明会見の様子を詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/400.html

記事 [政治・選挙・NHK295] コバホーク小林鷹之もう完全失速…総裁選出馬表明直後に「政治とカネ」問題発覚の“間の悪さ”(日刊ゲンダイ)

コバホーク小林鷹之もう完全失速…総裁選出馬表明直後に「政治とカネ」問題発覚の“間の悪さ”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359789
2024/08/29 日刊ゲンダイ


「裏金議員の救世主」と揶揄され…(C)日刊ゲンダイ

 先陣を切って自民党総裁選への出馬を表明した「コバホーク」こと小林鷹之議員(49)。表明直後に「政治とカネ」の問題が発覚し、さすがに応援団からも「間が悪すぎる」との声が上がっている。

 小林が代表を務める千葉県第2選挙区支部が27日、小林へ無償提供した事務所費28万円が不記載だったとして、政治資金収支報告書を訂正していたことがわかった。

 不記載額は小さいが、総裁選のテーマが「政治とカネ」とあって、ネット上でも批判されている。

《裏金議員連合に強く支持されているコバホークはさすがです。裏金議員の期待を裏切らない。やりますね。訂正すれば済むことではない》

《今回の総裁選、その後の衆院選はウラガネ、脱税、不記載が焦点ですよ。立候補する前に身ぎれいにしておくべき》

 当選4回、49歳という若さが注目を集め、「コバホーク」の呼び名も広まったが、ここにきて完全に失速。「誰が次の総裁にふさわしいか」の世論調査でも5位以下に沈んでいる。陣営からは「一番最初に出馬表明したのは失敗だったのではないか」との見方も出ているという。

「注目を集めるために、最初に名乗りをあげたのは正解だったと思う。でも結果的に、他の候補の踏み台というか、世論の風向きを見る道具にされてしまった。たとえば、コバホークが裏金議員を擁護して批判を浴びたのを見て、石破茂さんも河野太郎も裏金議員に厳しい態度を取っています」(自民党関係者)

名前を売るはずが、マイナスイメージ拡大の大誤算


出馬会見がピークだったか(C)日刊ゲンダイ

 もともと、勝敗は度外視、名前を売るための総裁選出馬だったが、マイナスイメージが広がったことは、小林本人も誤算だったようだ。

「出馬会見に若手24人が同席したのは、若手の代表という演出でした。ところが、24人のうち11人が安倍派出身、24人のうち7人が裏金づくりに関与し、うち4人が党から処分を受けている、ということに注目が集まってしまった。そのため『裏金議員の救世主』というレッテルが貼られてしまった。さらに、二階派に所属していたから、礼儀として『二階元幹事長に感謝している』と口にしたら、若いのに古いタイプと見られてしまった。想定外だったのは、当選同期で議員辞職した宮沢博行が『話を聞いていて、心に刺さらない、話が入ってこない、トップリーダーは“刺さる言葉”、これが必要なんです』と、コバホークのことをテレビで批評し、その評価がそれなりに広まっていることです。これまでは、東大卒、イケメン、高身長、『欠点がないのが欠点』と言われていたのにイメージが悪くなっています」(政界関係者)

 出馬会見がピークだった、ということか。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/401.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 安保法制「現状問題なし」 辺野古移設に疑念―立民・枝野氏(JIJI.CO)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024082800853&g=pol




枝野氏が言っちゃった。

安保法制「現状問題なし」。

これは大問題だ。


立憲民主党の政策集2022を見れば、次のように書かれている。

「現行の安保法制については、立憲主義および憲法の平和主義に基づき、違憲部分を廃止する等、必要な措置を講じ、専守防衛に基づく平和的かつ現実的な外交・安全保障政策を築きます。」

と。

つまり、立憲民主党の正式見解は、「現行の安保法制」は違憲。

日本国憲法は、違憲の法令は「排除」せよ、だ。


枝野氏の認識は、「現状問題あり」。



以下に記事の全文を転載する。


立憲民主党の代表選(9月7日告示、23日投開票)への出馬を表明した枝野幸男前代表(60)は28日、時事通信のインタビューに応じた。集団的自衛権行使を容認した2015年成立の安全保障関連法について、「現状の運用は個別的自衛権で説明される範囲だ。法律は現状では問題ない」との認識を示した。その上で、安保法制の根拠となった14年7月1日の閣議決定は「放置すると拡大解釈されるリスクがある」と述べ、対応が必要だとした。

 枝野氏は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設について「軟弱地盤問題もあり目的達成自体に疑念がある」と指摘。日米地位協定も「片務的すぎる」として、いずれも「独立国の気概をもって交渉すべきだ」と述べ、見直しが必要だとの認識を示した。

 枝野氏は代表時代の取り組みで反省することとして、21年衆院選で共産党と結んだ「限定的な閣外からの協力」合意も含めて「いかに野党がまとまるかばかり注目された」と振り返った。その上で「全国統一的にどこかの党と(協力の)話をすべきでない」と述べ、次期衆院選では立民単独での過半数獲得を目指す考えを強調した。

 国民民主党に関しては「共通の支持基盤に支えられている」として、「(国民の)意向や立場も踏まえ(歩み寄りを)模索する責任はある」と語った。


記事の転載はここまで。



記事によれば、枝野氏は、


集団的自衛権行使を容認した2015年成立の安全保障関連法について、

「現状の運用は個別的自衛権で説明される範囲だ。法律は現状では問題ない」

との認識を示した。

とある。


「現状の運用は個別的自衛権で説明される範囲だ。法律は現状では問題ない」

この言葉の中の「詭弁」に気が付いただろうか。

一つ目の詭弁は、

集団的自衛権行使を容認した「安保法制」について問われているのに、何故か「個別的自衛権で説明できる」と、論点ずらしと、問題のすり替えをしている事。

二つ目の詭弁は、

前段では「現状の運用」を評価し、その評価がそのまま、後段では「法律」の評価にすり替えられている事。

立憲民主党の正式見解があるにもかかわらず、それに反して何故、このように「詭弁を弄する」ようなことを言うのか。

理由は分からないが・・・。


詭弁と言えば、もう一つ。


「全国統一的にどこかの党と(協力の)話をすべきでない」と言いつつ、

「政権交代を目指す」と言えば、

必然的に、「単独過半数の獲得を目指す」ことになるわけだが、

定員の過半数にも満たない200人の候補者擁立にも四苦八苦している現状を無視した発言も、言ってみれば「詭弁」じゃないのかな。

総選挙は10月、11月とも囁かれている・・・。


ちなみに、立憲民主党の政策集は結構いいことが書いてあるよ。

非核三原則は堅持。

専守防衛。

辺野古新基地建設を中止。

原発ゼロ社会を一日も早く実現。

原子力発電所の新設・増設は行わず、全ての原子力発電所の速やかな停止と廃炉決定を目指す。


などなど。








http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/402.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 共産・田村智子氏 代表選出馬の野田元総理「一緒に政権担えない」発言に「公党間の合意」と主張(東京新聞)共産・田村智子氏 代表選出馬の野田元総理「一緒に政権担えない」発言に「公党間の合意」と主張(東京新聞)
2024年8月29日 19:45

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/314926

 日本共産党の田村智子委員長は29日に国会内で開いた会見で、立憲民主党代表選(9月7日告示、23日投開票)への立候補を表明した野田佳彦元首相の発言に言及した。
 野田氏の同代表選への出馬表明は枝野幸男前代表に続いて2人目。永田町関係者によると、野田氏は地元・千葉県習志野市で報道陣の取材に対して次期衆院選に向けて自民党を過半数割れに追い込むと強調。共産党との関係には「同じ政権と一緒に担えるかというと、それはできないと思う」と話し、連立政権を組む可能性を否定した。
 自民党政権の打倒へ野党連携の必要性に強い意欲を示す田村氏は、野田氏の発言に「私は立憲代表選に私はコメントしないと述べてきました」と前置きをした上でこう主張した。
「(立憲の)泉代表と私は、総選挙に向けて自民党を倒すための連携と力合わせが重要だと合意しています。これは公党間の合意ですから、私はこの立場で立憲代表選は注視はしていますけども、公党間の合意だということで(代表選の)結果に関わらず、合意として尊重されるべきだと考えています」
 野田氏と共産党の意見がわかれるのが消費税をめぐる対応だ。野田氏は首相在任時に政権公約になかった消費税増税に道筋をつけ、旧民主党の分裂を招いたこともあり、立憲内でもアレルギーが残っている。野田氏は今後の消費税対応について「将来的にベーシックサービスを実現していく財源には、消費税がきちんと位置づけられるべきだ。この時期に安易に減税するのではなく、現状を維持するのが基本だと思っている」と説明している。
 これに田村氏は野田氏の消費税減税への姿勢について「立憲の中で議論されるべきことだと思います。私たちは消費税に対しては一貫して、これだけの物価高騰の時に国民の中で求められる消費税の減税を掲げて総選挙に臨んでいきたいと考えています」とした。
http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/403.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 堀井学は議員辞職だけでは済まされない 裏金集団の自民党から“足抜け”するためにやるべき3つのコト(日刊ゲンダイ)
堀井学は議員辞職だけでは済まされない 裏金集団の自民党から“足抜け”するためにやるべき3つのコト
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359774
2024/08/29 日刊ゲンダイ


五輪メダリストから裏金議員に転落……(C)日刊ゲンダイ

《議員辞職が相次いでいる。説明からせずに辞めていく。状況から判断するに逮捕されそうになってやっと議員辞職しているようにしか見えない。驕り昂り私利私欲に走った犯罪集団を許してなるものかと思う。》

 立憲民主党の原口一博議員(65)は自身のX(旧ツイッター)にこう投稿していたが、多くの国民も同じ考えではないか。

 選挙区内の有権者に香典などを配ったとして公職選挙法違反の疑いで捜査を受けている堀井学衆院議員(52/比例代表北海道ブロック)が28日、議員辞職する意向を表明した。

 堀井はこの問題発覚後、7月に自民党を離党。同日発表したコメントで、「全て私の順法精神の欠如が原因で、議員辞職する決意をした」としていたが、これにて一件落着ではない。堀井にはまだまだやるべきことが残っている。

 自民党の最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)に所属していた堀井は、政治資金パーティーを巡る裏金事件で、派閥からキックバックされた計2196万円を政治団体の収支報告書に記載していなかったことが分かっている。

五輪メダリストとしての誇りを取り戻せるか

 堀井は当初、多額の裏金について「お金のことは秘書に任せていた」と言い、さらに自身で道内に運んだ現金約500万円についても「当初は何の金かは分からず、秘書にLINEで尋ねて、キックバックであることがわかった」などと、すっとぼけていたのだが、ここにきて特捜部の調べに対し、「収支報告書に記載しないことを了承していた」という趣旨の供述をしたというのだ。

 改正前の政治資金規正法は収支報告書の記載や提出の義務を政治団体の会計責任者に課し、違法行為があった際、政治家本人を立件するには、その事実を「確認、了承」していた場合に限られていた。このため、裏金議員らは一様に「秘書が」「知らなかった」と繰り返し、堀井もこれまで同様の釈明をしていたわけだ。

 だが、堀井が特捜部に「了承していた」と証言したということは、自身が裏金作りに関与していたとする動かぬ証拠を突きつけられて逃げ切れないと観念したからだろう。「順法精神の欠如」を猛省しているのであれば、このまま議員辞職でダンマリを決め込むのは許されない。

 一刻も早く会見を開き、@裏金作りは誰の指示でいつから始めたのかA裏金を何に使っていたのかB自民党で裏金づくりを了承していた国会議員は他に誰がいるのか――などを洗いざらい明かすべきではないか。

 堀井はスピードスケート選手として、「練習の虫」と言われるほどストイックに競技に打ち込む姿が話題だった。果たして裏金反社集団から「足抜け」し、五輪メダリストとしての誇りを取り戻せるか。

  ◇  ◇  ◇

 ●関連記事【もっと読む】【さらに読む】では、裏金事件以降の堀井のこれまでの不可解な行動や自民党を巡る話題を取り上げている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/404.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 河野太郎氏の「突破力」自民党内で炸裂か…総裁選出馬会見でブチ上げ「裏金返納」発言で波紋(日刊ゲンダイ)
河野太郎氏の「突破力」自民党内で炸裂か…総裁選出馬会見でブチ上げ「裏金返納」発言で波紋
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/359710/2
2024/08/27 日刊ゲンダイ


総裁=首相には向かないが……(C)日刊ゲンダイ

 毒を以て毒を制す――というのか。9月12日告示、27日投開票の自民党総裁選に現職閣僚として初めて出馬表明した河野太郎デジタル相(61)が会見で突然ブチ上げた「裏金返納」発言を巡り、党内で波紋が広がっている。

 26日に国会内で記者会見した河野氏は、派閥の政治資金パーティーの裏金事件の対応について、「検察が調べて分からないものを真相究明するのは難しいが、書類を訂正したら終わりというのは国民の理解を得られない」と指摘。その上で、関与した議員に対し、「(政治資金収支報告書への)不記載額の返納を求める」と踏み込んだ。

 自身のX(旧ツイッター)に寄せられる批判的な意見を片端から拒否することから「ブロック太郎」と揶揄され、大臣会見や国会答弁で見せる子供じみた態度や、上から目線で相手を小ばかにした物言いで世論批判が絶えない河野氏。だが、メディアが持ち上げる「突破力」によほど自信があるのか、その矛先は裏金事件へ向いたようだ。

安倍派議員は「返せという考えは、我々としては理解できない」とカンカン

 だが、この「裏金返納」には早速、党内で反発の声が上がった。

 二階派(志師会)幹部だった武田良太元総務相(56)は26日配信のネット番組で、河野発言に露骨に不快感を示し、「一事不再理という言葉があるように、党紀委員会で決定された処分を再度新しい組織にかけるべきではない(略)ずっとこの問題をやっていれば国益になるかといえば私はそうは思わない」などと持論を展開。

 裏金事件の“震源地”となった最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)の衛藤征士郎元衆院副議長(83)も27日、「返せという考えは、我々としては理解できない。あまりにも唐突なご発言だとみんな思うんじゃないか。河野さんから説明してもらわないと」とカンカンだ。

 茂木敏充幹事長(68)も同日の会見で、「(今年)6月の政治資金規正法改正で、不記載収入を国庫に納付できる特例が新設されたが、過去に遡及するのはなかなか難しい。立法趣旨も踏まえ、対応を検討していく必要がある」とやんわり返納を否定していた。

 だが、こうした裏金返納に後ろ向きな態度を示す自民党国会議員に対し、SNS上では《返納すればオシマイというワケではないないが、それすら嫌がるとは。反省ゼロだな》《河野大臣は総裁=首相にふさわしくないが、裏金事件に切り込んだことは評価したい。裏金議員はカネを返すことすら拒否するのか》《自分たちに都合のいいザル法を作りながら、「遡及が難しい」とは舐めているな》などと、あらためて批判的な投稿が続出する事態となった。

「一時不再理」を言うなら裏金議員は全員起訴し、裁判所の判決を待つべき

 ちなみに武田氏が例に挙げた「一時不再理」とは、刑事事件の裁判で判決が確定している場合は、その事件を再度審理することを許さないとする刑事手続上の原則のことだ。ただ、それを言うのであれば、まずは金額の多寡にかかわらず、裏金を作った議員は一人残らず全員、政治資金規正法や脱税などの罪で逮捕、起訴し、裁判所の判決を待つべきではないか。

 その上で「無罪判決」が確定したのであれば、武田氏が言う通り、「一時不再理」は成り立つだろう。しかし、実際はどうだったかといえば、逮捕や在宅起訴に至った裏金額の線引きは曖昧で、真相解明せず、党員資格停止などの内規処分で幕引きだ。仮に一般国民が同じように裏金を作っていたら、脱税で追徴課税は免れない。そもそも返納すれば終わりという問題ではないのだ。

 武田氏は「国益になるかといえば私はそうは思わない」とも言っていたが、国益を考える政治家であれば最初から裏金作りに手を染めることはしなかったはず。法律を守らない政治家が今もなお立法府に大量に存在していること自体がすでに国益を損なっているのだ。

  ◇  ◇  ◇

 ●関連記事【もっと読む】【さらに読む】では<裏金自民はやっぱり反省ゼロ? 総裁選めぐり《安倍派幹部》がXでトレンド入りのワケ>など、総裁選で裏金事件をごまかしたい自民党の動きなどを取り上げている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/405.html

   

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