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2024年8月28日12時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK295] さあ、どうする自民党 党内一の嫌われ者が世論調査第1位(日刊ゲンダイ)

※2024年8月27日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大 文字起こし


※紙面抜粋


※2024年8月27日 日刊ゲンダイ2面


24日に鳥取で出馬表明した石破茂元幹事長(C)共同通信社

 倒錯した自民党総裁選の矛盾とお笑いを露呈したのが、世論調査を受けた自民党議員の右往左往。

 裏金幕引き、ゴマカシ選挙を企んでいたのに、そうは問屋がおろさない世論の動向。だから、裏金議員に投票権を与えてはダメなのだ。

  ◇  ◇  ◇

「まだ石破さんなんですね。自民党支持層でも石破さんは相変わらず人気が高い。国会議員の多くが『石破さんはないよね』という感じなのに、複雑な心境です」

 こう話すのは自民党のベテラン秘書だ。党内に石破茂元幹事長を毛嫌いする空気感が漂う一方で、最新の世論調査は自民党議員らにとって悩ましい結果だった。

 自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)をめぐり、新聞各社が週末に実施した世論調査で、例によって「次の総裁に誰がふさわしいか」を質問。出馬に意欲を示す11人(石破、小泉進次郎元環境相、小林鷹之前経済安保相、河野太郎デジタル相、高市早苗経済安保相、茂木敏充幹事長、加藤勝信元官房長官、野田聖子元総務相、斎藤健経済産業相、上川陽子外相、林芳正官房長官)の名前を挙げて聞いたところ、いずれも石破がトップだったのだ。2位は小泉、3位が高市と続いた。

 各社の数字は、読売新聞が石破22%、小泉20%、高市10%。毎日新聞は石破29%、小泉16%、高市13%。朝日新聞は石破と小泉が21%で並び、高市が8%。毎日では、自民党支持層でも石破25%、小泉24%と石破が上だった。

 先週半ばに実施された日経新聞の調査では、小泉23%、石破18%と小泉がトップに躍り出て、石破との差も開いたため、永田町では「これで石破もアウト」なんて声も出ていた。小泉は、菅前首相や森元首相を“後見役”に、党員人気だけでなく議員票も稼げるとして、「進次郎に決まり」みたいなムードにもなっていたが、国民世論は頼りない小泉より、やっぱり石破なのだ。

突きつけられた不都合な現実

 石破は自民党にいながら自民党に苦言を吐くため、「身内に後ろから弾を撃つ」とか、「付き合いが悪い」「飲み会でも政策の話ばかり」など、議員仲間からは散々な評判なのだが、この期に及んでも党内一の嫌われ者が、世論調査第1位--。まさに、自民党にとって、不都合な現実を突きつけられた格好だ。

 今回の総裁選は「選挙の顔」選びじゃないのか。だからワッショイ盛り上げるのだと党全体が認識しているはずだろう。それなのに、党内世論と国民世論の乖離がクッキリ。選挙は自民党支持層を固めるだけじゃ勝てず、無党派層の票が勝敗を左右するゾ。さあ、どうする自民党、ではないか。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう話す。

「石破氏が嫌われているとか面倒見が悪いと喧伝しているのは、安倍元首相のシンパたちなんです。テレビのコメンテーターなんかもそうですよね。つまり、安倍氏が最も嫌っていたのが石破氏。その最大の理由は、安倍氏にとって石破氏がライバルとして脅威だったからでしょう。国民目線で考えれば、面倒見の悪さは一国のリーダーとしてそこまで問題なのかどうか。面倒を見るとはお金を配ることでもあるんですよ。それより、裏金をつくらず、お金を配ったりしないクリーンな政治家を国民は望んでいるのではないですか。永田町の論理でいつも通りの総裁選をやろうとしている自民党は国民感覚とズレています。いまだそれが分かっていない」

「選挙の顔」が欲しいのに、1番人気は嫌だという倒錯


裏金幕引きは失敗(C)日刊ゲンダイ

 岸田首相が総裁選不出馬に追い込まれたのは、内閣支持率どころか自民党支持率まで下落し、「選挙の顔にならない」と党内が騒ぎ立てたからだった。それで「刷新感」をキーワードに総裁選をお祭り騒ぎにして乗り切ろうと画策。そんな自民党に大マスコミも“協力”して壮大な茶番劇が幕を開けた。

 岸田が「総裁選に出たい人は気兼ねなく」と促すと、11人もが出馬に意欲を示す大混戦に。小林や小泉ら、党三役も重要閣僚の経験もない40代の若手が参戦することで、「自民党は変わった」「国民の信頼を取り戻す」と、前向きな改革だけをアピール。裏金問題はスルーして幕引きという“偽装刷新”で切り抜け、新首相選出の勢いで、ゴマカシ解散総選挙に突入。そんなシナリオを企んでいたが、そうは問屋がおろさなかった。

 世論調査で「次の総裁」に石破がトップの期待を集めたのは、24日に石破が地元・鳥取で行った出馬表明での発言が影響しているだろう。裏金議員について「自民候補として公認するにふさわしいかどうか、選対委員会で徹底的に議論すべきだ」と、非公認にする可能性に踏み込んだあの発言だ。

 派閥が組織的に裏金をつくり、政治資金収支報告書の不記載額は、安倍・二階・岸田3派で総額9億6000万円。裏金づくりの理由も実態も解明されぬままで、脱税の疑いもあるのに立件もされず、党内処分も大甘。説明責任を果たさず、のうのうと議員バッジをつけ続けている裏金議員に、多くの国民は不満を抱えているから、石破には「よくぞ言ってくれた」ってなところだ。

 もっとも、すぐさま裏金議員の巣窟の安倍派が石破発言に猛反発し、翌日、石破はややトーンダウン。「新体制になってどうするのか決める。(党総裁に)なってもいない者が予断を持っていうべきではない」と言い直してはいるが、週末には野田聖子も「自分の力で(選挙に)勝ってきませんか」と裏金議員の非公認を示唆している。

 これに対し、26日出馬会見を開いた河野は、裏金議員の公認について「不記載額の返済でけじめをつければ、自民候補として国民の審判を仰ぐことになる」と「返金」でOKの姿勢。ドロボーもカネを返せば許されるということか。国民感覚では納得できない。

 ジャーナリストの山田惠資氏がこう言う。

「石破氏が火を付けた形で、裏金事件に関与した議員の公認問題が争点化する可能性が出てきました。この先、出馬表明する人は必ず、この問題についてのスタンスや対応を問われる。ある候補の周辺からは『裏金を金庫や引き出しに入れていた人は非公認だ』『政倫審に出てきて説明すべし』など厳しい姿勢を見せるべしとの声が聞こえてきます。そうした方が国民世論の支持を得られるからです。注目は小泉氏です。安倍派の支持も得ている中で、踏み込んだ発言をするのか、それとも安倍派に配慮するのか。小泉氏は、派閥の影が見えたら自民党は終わりだと言っているぐらいですから、裏金事件に厳しいスタンスを見せてしかるべきです」

空虚なお祭り騒ぎに世論は冷ややか

 とどのつまり、こういうことだ。世論の疑念に応えて「裏金事件の実態を解明する」「裏金議員は非公認」などと旗幟鮮明にすれば、世論人気は高まり、世論の感覚に近い党員票も増えるが、一方で、裏金事件を幕引きしたい議員票は減る。そんな矛盾を抱えているのが今回の自民党総裁選なのだ。

「選挙の顔」として人気者を総裁に据えたいのに、1番人気の石破を総裁にはしたくないという倒錯。総裁選の候補者は党改革を掲げながら、議員票争奪戦を考えれば、裏金議員に厳しく当たることを躊躇する。石破ですら発言をトーンダウンさせたわけで、だから、裏金議員に総裁選の投票権を与えてはダメなのだ。

 前出の角谷浩一氏が言う。

「党員票の評価を無視して、永田町の論理が上だという行動を続けていたら痛い目に遭いますよ。世論はそんなに甘くない」

 ANNの世論調査が、総裁選は自民党が変わるきっかけになるかどうかを聞いていたが、「きっかけになる」34%に対し、「きっかけにならない」が54%と半数を超えていた。そこに、空虚なお祭り騒ぎを冷ややかに見ている世論の姿がある。多くの国民が、金権政治にどっぷり漬かった自民党が簡単に変わることはないと見抜いている。

 石破も野田聖子も、自民党では総裁になれない。離党覚悟で戦った方がいい

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/390.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 野田佳彦氏には消費税アップ含む「7つの大罪」…立憲代表選に意欲満々の裏で透ける魂胆(日刊ゲンダイ)

野田佳彦氏には消費税アップ含む「7つの大罪」…立憲代表選に意欲満々の裏で透ける魂胆
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/359659
2024/08/27 日刊ゲンダイ


23日には日本維新の会の勉強会に講師として出席(右)/(C)日刊ゲンダイ


立憲民主党の野田佳彦元首相(C)日刊ゲンダイ


立憲民主党の野田佳彦元首相(C)日刊ゲンダイ

 立憲民主党の代表選に意欲満々の野田佳彦元首相(67)。党内では「安定感がある」「論戦で政府と渡り合える」と、泉健太ヘナチョコ代表よりましだ、と期待されている。

 しかし、ちょっと待ってほしい。古い話で覚えている人も少ないだろうが、民主党が政権からズリ落ちた2012年11月の党首討論だ。

 野田氏は安倍自民党総裁に「消費税を上げる代わりに議員定数削減を約束するなら解散してもいい」と言ってのけて総選挙で惨敗した。そして政権復帰した安倍自民党は「野党との約束だ」と消費税アップをしたものの、定数削減はスルーした。

 消費税だけではない。野田氏は在任中に安倍路線のレールをすべて敷いていたのだ。日刊ゲンダイでコラムを連載中の高野孟氏は「野田の7つの大罪」としてこう指摘している。

@安保法制=野田の「国家戦略会議」で「集団的自衛権の行使」を認めていた
A武器輸出=「包括的な例外協定」を発表
Bオスプレイ=米国の要請で12年10月に沖縄配備
C尖閣諸島の国有化=根回しなしに強行して、日中関係が一挙に悪化
D原発の再稼働
ETPP=参加の協議を開始
そして、F消費税導入決定
だ。

 先週、野田氏は日本維新の会の勉強会の講師に招かれウケていた。落ち目の維新と組んで、自民党モドキの保守党をつくる。野田氏の立憲代表選出馬にそんな魂胆が透けて見える。

  ◇  ◇  ◇

 野田佳彦元首相に急接近している日本維新にも思惑があるようだ。●関連記事『【もっと読む】ジリ貧の馬場維新が立憲民主党に抱きつき延命画策…「野田佳彦新代表」爆誕に現実味で詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/391.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 共産党「自民党政権打倒へ覚悟」 田村委員長、野党連携促進に意欲(東京新聞 TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/350114?rct=politics



次期衆院選での自民党政権打倒!。

すでに有権者の過半数が「そのこと」を願い、「その思い」は、多くの市民、国民に共有されている。

それが「民意」、すなわち、主権者の意思。

憲法前文でいう。

「・・・そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。・・・」

自民党、公明党には、「権力を信託できない」という、主権者の意思表示。

自民党政権打倒のために、目指すは、市民と野党の「真の共闘」。

覚悟を固めよう。

これまでのような、総論賛成、各論反対のままでは政権打倒は出来ない。

対等、平等、相互尊重、お互いにリスペクト(尊敬)する姿勢。

その姿勢が無ければ「共に闘う」ことは叶わないのは自明だ。

「共に闘う」のか、「否」か。

覚悟を固めるとはそういうことだ。

田村委員長の言や、 天晴れ!




以下に記事(共同通信配信)の全文を転載する。


共産党の田村智子委員長は27日、共同通信加盟社論説研究会で講演し、次期衆院選での自民党政権打倒に意欲を見せた。「古い政治を打ち破る大きな一歩となるよう、覚悟を固めて臨みたい」と述べた。立憲民主党など他の野党との連携を促進したい考えも示した。

 田村氏は立民と共闘した21年衆院選で両党が議席を減らした結果に関し「政権交代を問うところまで進んだ。失敗ではない」と重ねて強調。7月の東京都知事選などで展開された「立憲共産党」批判には「市民と野党の共闘は、妨害があっても乗り越えて前に進める」と主張した。

 自民裏金事件に「トップが代われば問題が清算できるものではない」と追及を続ける意向を示した。


記事の転載はここまで。



「立憲共産党」批判に対して、・・・田村委員長曰く、

「市民と野党の共闘は、妨害があっても乗り越えて前に進める」

志位委員長の時もそうだったが、「市民」が真っ先に出てくるのは、共産党ならではの、「100年超えても変わらない思い」なのだろうか。

「立憲共産党」との言葉を浴びせることは、「批判」ではなく、あからさまな「誹謗中傷」の類いであり、田村委員長が言うように、「市民と野党の共闘」に対する「妨害」行為でしかない。

少し前のスレでも書いたが、

今の若者は歴史を、特に近代史を正しく勉強していない。
権力側が、勉強させていないと言うべきか。

その為に、今の若者は、戦前の大政翼賛な日本の風潮の中にあって、権力に迫害され、あるいは洗脳された国民から国賊呼ばわりされながらも、「侵略戦争に反対」し続けた「唯一の政党」が「日本共産党」であったことを知らない。

それでも、「変わらない思いがあるから」日本共産党は生き残り、今も悪政に立ち向かい、闘い続けている。

そのことを知っていれば、イデオロギーを超えて「リスペクトの念」が湧いてこなければならないはずだ。

振り返れば、日本共産党の100年の歴史は、妨害あり、迫害ありの「受難の歴史」であったと言っても過言ではないだろう。

彼らをして、迫害に耐えさせ、苦難を乗り越えさせてきたものは、何なのか。

彼らをそれほど強くするものは何なのか。


そんな彼らにしてみれば、

「立憲共産党」などという子供じみた中傷など、歯牙にもかけてないだろう。

歴史を正しく理解している者なら、むしろ名誉と感じるくらいのものだ。


「立憲共産党」という誹謗中傷に惑わされているなら、歴史を知れ。

「立憲共産党」という誹謗中傷の言葉を声高に叫ぶ輩は、恥を知れ。


野党は、自民党政権打倒!の覚悟を示せ。


「頑張れ、野党共闘!」





http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/392.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 台風10号が列島縦断の恐れ…災害シーズンに“終わった人”岸田首相が危機管理トップで大丈夫か(日刊ゲンダイ)

台風10号が列島縦断の恐れ…災害シーズンに“終わった人”岸田首相が危機管理トップで大丈夫か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/359657
2024/08/27 日刊ゲンダイ


不出馬表明から公務日程はスカスカ(C)共同通信社


不出馬表明から公務日程はスカスカ(C)日刊ゲンダイ


9月末には国連総会の出席を目指し訪米予定(C)日刊ゲンダイ

 突然の自民党総裁選「不出馬」表明から、間もなく2週間。14日の緊急会見で「今後も総理・総裁として最後の一日まで政策実行に一意専心、当たってまいります」と誓った岸田首相だが、出馬断念以降の首相動静を見る限り、公務日程はスカスカだ。

 26日は能登半島地震復旧・復興支援本部を開催、先週末の24日は処理水放出から1年の節目に合わせ、影響を受けた福島県いわき市の魚市場を視察──。復興支援の「やってる感」演出には余念はないが、官邸にいても目立つのは、総裁選出馬を目指す議員の「岸田詣で」を受け入れているくらい。

最大の関心事は最後の「思い出づくり」のみ

 土曜・日曜は終日、公邸で過ごす日が増え、17日は散髪後に東京・神宮前の私邸に戻り、家族と食事。平日も会食がなければ午後6時台には公邸に帰り、すでに「終わった人」として暇を持て余している状況だ。目下の関心事は最後の「思い出づくり」だけのようだ。

「9月24日から10月4日まで米ニューヨークで開かれる国連総会への出席を目指し、首相は意欲満々。バイデン米大統領をはじめ、各国首脳との会談も検討しています。自称『外交の岸田』として最後の首脳外交のハレ舞台。新総裁選出後では格好がつかないため、9月27日の総裁選の投開票よりも前に現地を訪問できるよう日程調整を重ねています」(外交関係者)

 軍拡や原発回帰などの「大転換男」は何もしないだけ、まだマシかもしれないとはいえ、現職総理の中ぶらりん状態があと1カ月も続くのは長すぎる。ましてや9月は「災害シーズン」。今まさに台風10号が非常に強い勢力に発達し、週末にかけて日本列島をゆっくり縦断する恐れがある。

「26日は台風の影響について気象庁と国交省が合同会見を開きましたが、説明は役人任せ。なぜ岸田首相が危機管理のトップとして前面に立ち、国民に注意を呼びかけないのか。岸田首相は2018年、西日本豪雨の夜に同僚議員らと『赤坂自民亭』なる宴会に興じていた人物。そもそも防災意識が欠けているのでしょうが、政府専用機への搭乗を考える前に、国民の命と財産を守るため、最後まで首相の職務を果たすべきです」(政治評論家・本澤二郎氏)

 南海トラフ地震の危険性も過ぎ去っていない。岸田首相の正式退陣までの1カ月、大災害が起きないことを祈る。」

  ◇  ◇  ◇

 ●関連記事『【もっと読む】自民総裁選「重要6争点」を徹底比較 出馬表明・模索11人のアタマの中が丸わかり【一覧表付き】』では、自民総裁選への出馬を模索している11人の「重要6政策」への姿勢などを徹底比較している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/393.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 立憲・野田元首相、29日に代表選出馬を正式表明へ 政治改革を訴え(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASS8X2W33S8XUTFK01JM.html?iref=pc_politics_top





8月29日は何の日か、分かっていると思うのだが・・・。

こんなことがあろうとは。

告示は9月7日だからまだ日はあるのに。

テレビを付ければ、全国に荒れ狂うように大雨をもたらしている台風10号の被害の大きさの報道に、自分のところもと、不安で夜も眠れない人が多いだろう。

その台風10号が、いよいよ九州に上陸する日が、明日、すなわち8月29日。

そんな日に、出馬表明しなくたって、・・・というのが、このニュースに触れての率直な感想だ。

自民党の総裁選よりも先に、台風のニュースに埋没してしまう。

しかも、政策発表のための会見は9月5日だという。

国民は、どう感じるか。

台風10号の被災に怯え、不安を感じている人が大勢いる中、そんなことを思いやる気持ちすらない、自己中な人との評価が下る。



以下に記事の全文を転載する。

立憲民主党代表選(9月7日告示、23日投開票)への立候補に向け調整していた野田佳彦元首相(67)は29日に地元・千葉県習志野市で、正式に立候補を表明する。自民党派閥の裏金事件を追及する姿勢を通じて政治改革を訴え、次期衆院選での政権交代につなげる考えだ。政策発表の記者会見は来月5日に開く。

 野田氏は当初、出馬に慎重だった。しかし、首相を務めた政治経験や野党との連携強化への期待から、党内で待望論が高まっていることを踏まえ、政権交代には自身の立候補が必要との判断に傾いた。野田氏は今月26日、千葉県習志野市で記者団に「政権を取りに行くという思いは強く持っている」と話していた。

 野田氏は衆院千葉4区選出で当選9回。民主党時代の2011年9月から12年12月まで首相を務めた。自らが率いる党内グループ「花斉会」(14人)をはじめ、重鎮の小沢一郎衆院議員(82)や中堅・若手でつくる党内グループ「直諫(ちょっかん)の会」などから出馬を期待する声が出ていた。

 ただ野田氏は首相在任中、マニフェスト(政権公約)にはなかった消費増税を進めるなどして党分裂を招き、下野に至った経緯から、党内には拒否感も出ている。(松井望美)


記事の転載はここまで。


党内には拒否感を感じている人がいても、本人の為を思って諫言する人はいないのか。


野田氏の政治センスの悪さだけが際立っただけのニュース。

もしかしたら、立候補を断念して、推薦人を若い人や女性に回して、との圧力が強くなってきたからかも・・・。




http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/394.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 齋藤元彦氏が知事に居座る効用(植草一秀の『知られざる真実』)
齋藤元彦氏が知事に居座る効用
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-39e000.html
2024年8月28日 植草一秀の『知られざる真実』

岸田首相が辞意を表明し自民党は新しい党首を選ぶ。

新政権が発足すると内閣支持率は上昇する。

その勢いで衆院総選挙を挙行する考え。

しかし、自民党の「政治とカネ」問題は何も解決していない。

85名もの議員が犯罪行為に手を染めた。

日本の検察が権力側の犯罪は適正に取り締まらないから刑事事件としての摘発が極小だが、刑事司法が正常に機能していれば数十人規模の議員逮捕が行われるはずの巨大犯罪である。

自民党は巨大犯罪組織と化している。

通常国会では政治資金規正法改正が審議されたがザル改正法を制定して終わった。

自公が提示したザル改正法に維新が賛成したことがザル法制定の決め手になった。

兵庫県では斎藤元彦知事の不適切な対応を背景に2名もの職員の命が失われている。

阪神タイガース優勝祝賀パレードの費用を捻出するために不正な補助金給付が行われたことが総務課長自死の背景と見られる。

また、斎藤知事の不正を内部通報した県幹部職員に対して斎藤知事が不当な懲戒処分を決定し、さらにPC押収により幹部職員に対して脅迫を行ったことが幹部職員自死の背景と考えられる。

五百旗頭真氏の死去も斎藤知事が主導した対応が影響したと見られている。

百条委員会での追及を待つまでもなく齋藤知事の行政上ならびに道義上の責任は重大だ。

知事辞職は不可避の情勢だが齋藤知事は知事の座に居座っている。

これを支えているのが維新である。

国民に大不評の関西万博を強行する上で維新勢力の兵庫県知事を温存しておきたい考えであると推察される。

しかし、兵庫県民も日本国民も斎藤知事辞任は当然だと判断している。

この民意を無視して自党の利害を優先して斎藤知事を擁護する維新に対する主権者の批判が拡大している。

その影響が最近の選挙結果に如実に表れている。

このまま進めば、次の衆院総選挙で維新は惨敗することになるだろう。

維新惨敗は望ましいことであるから、この意味では、斎藤元彦氏が知事の座にしがみつくことは有益であると言えるかもしれない。

しかし、情勢急変に気付いた維新が急遽、斎藤知事辞任に向けて動きを加速させる可能性がある。

この点は要注意だ。

維新の化けの皮がようやく剥がれ始めている。

政治資金規正法改正の最低ラインは21条の2の2項削除だった。

わかりやすく言えば「政策活動費廃止」だ。

自民党では幹事長に年間10億円の金が流れる。

その全額が使途不明金になる。

これが「政策活動費」と呼ばれるもの。

「政策活動費」で飲み食いの政治資金不正利用を実行してきたのは自民党だけでない。

維新、国民民主なども政策活動費名目で巨額の使途不明金を悪用してきた。

だから維新は政策活動費廃止に賛成ではないのだと思われる。

元維新の丸山穂高元衆議院議員は維新の姿勢を「税金アジャース」と表現した。

「維新も含めた幹部が使いたい放題の政策活動費など」について「税金ありがとうございまーす」の意で「税金アジャース」と表現した。

結局、法改正は形だけのザルになった。

自民党が党首選で「政治とカネ」問題への対応を示すなら、まずは21条の2の2項廃止を示すべきだ。

党首選候補者のなかに一人でも21条の2の2項廃止を明示する者がいるのか。

いないのではないか。

また、現在、自民党は原発全面推進の方針を示している。

耐震性能が絶対的に不足する原発を稼働させることのリスクを国民は認識すべきである。

元福井地方裁判所裁判長の樋口英明氏が原発廃止を強く訴えているのはこのためだ。

自民党のなかでは河野太郎氏が原発反対を明言していた。

ところが、首相になることを目指すために転向した。

「河野さんが転んだ」である。

立憲民主党の野田佳彦氏は首相になるために「消費税増税を許さない」の公約を破棄した。

こちらは「野田さんが転んだ」。

これが日本政治の実情だ。

かねてご案内させていただいているように、「ガーベラの風」は9月4日に国会イベントを開催する。


※画像クリック拡大

https://x.gd/1Djk2

当日の会場参加については申し込みが定員に達したため受付を終了した。

後日公開する予定の動画をご高覧賜りたい。

気鋭の政治学者・政治思想家である白井聡氏との共著が好評販売中です。

『沈む日本 4つの大罪
経済、政治、外交、メディアの大嘘にダマされるな!』
(ビジネス社)


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ぜひご高覧賜りたい。

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維新の凋落がいよいよ始まった! 初の現職市長「大惨敗」…牙城の大阪でも絶望的“地盤沈下”(日刊ゲンダイ)
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