コバホークと石丸伸二がソックリとSNSで話題…共通点は「中身の薄さ」「長〜い自己紹介」
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2024/08/22 日刊ゲンダイ
小林鷹之前経済安保相(左)と石丸伸二前安芸高田市長(C)日刊ゲンダイ
自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)にいち早く出馬表明した「コバホーク」こと小林鷹之前経済安保相(49)が連日、メディアを賑わせている。高身長イケメンで超エリート、さらにスポーツマンでもあることから評判は上々だが、19日の出馬会見で掲げた政策は総花的でインパクト不足。「中身が薄い」「面白味がない」との評も上がり始めている。
SNSでは、そんな小林氏と、やはり「中身が薄い」と評されるあの人物が「ソックリ」と話題だ。先月の東京都知事選で善戦した石丸伸二・前安芸高田市長(42)のことである。
石丸氏は都知事選中、200回以上も街頭演説を行ったが、政策の中身についてほとんど語らずじまいだった。選挙後も、注目されるのは質問に正面から答えない“石丸構文”ばかり。小林、石丸両氏について、SNSでこんな声が上がっている。
《この2人ね、まじで動きが似てるんだよ》
《小林鷹之 石丸臭プンプンで臭いったらありゃしない》
《石丸伸二と小林鷹之 顔も雰囲気も話し方もジェスチャーもよく似てる》
45分のうち17分も自己紹介
「中身が薄い」といわれる両氏の演説には、ある共通点が浮かぶ。「自己紹介が多い」という点だ。
石丸氏は街宣の冒頭で必ず、メガバンクでアナリストを務め、米国に駐在した後、安芸高田市長を務めたエピソードを披露していた。陣営関係者によると、石丸氏は「政策の中身なんて聞いている人はいない。聴衆には自分の人となりを知ってもらうことが重要」と話し、自己紹介を徹底していたという。
一方の小林氏も自己紹介が長い。20日に行われた小林氏とスポーツ紙、夕刊紙記者による懇親では、用意された時間45分のうち約17分にわたって自己紹介を展開。ボート部に没頭した学生時代や大蔵省(現財務省)入省後の米国への留学経験、政界進出後のエピソードなどなど、問わず語りに話し続けていた。
人物像を知ってもらうことも重要だろうが、リーダーを目指すなら、理想の社会像、ビジョンを語るべきだろう。
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