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2024年8月20日02時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK295] 悪党たちのボス争い そもそも裏金議員になぜ、投票権があるのか(日刊ゲンダイ)

※2024年8月19日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大 文字起こし


※紙面抜粋


※2024年8月19日 日刊ゲンダイ2面


裏では萩生田だの二階だの麻生派だのと、目をこすりたくなる(C)日刊ゲンダイ

 この総裁選の倒錯は脱税疑惑集団が「党刷新」などと言い、国民を騙そうとしていること、そのための乱立の大仕掛け。裏では萩生田と相談、二階が了承などと平然と報じられているが、目をこすりたくなる。裏金議員たちの投票による総裁選は一片の正当性なし。

  ◇  ◇  ◇

 自民党総裁選も軽くなったものだ。

 あの岸田首相にも務まったのだから自分だってやれるとでも思ったのか。9月に行われる総裁選には、岸田が14日に不出馬宣言をしてからわずか数日間で10人超が出馬の意欲を示す異例の事態になっている。

 立候補に必要な推薦人20人をすでに集めたという小林鷹之・前経済安保相(49)は、19日にも記者会見を開いて出馬を表明。同じく推薦人確保のメドが立った林芳正官房長官(63)、河野太郎デジタル担当相(61)、石破茂・元幹事長(67)も週内に立候補を表明する見通しだ。

 閣僚では高市早苗経済安保相(63)と斎藤健経産相(65)が出馬に意欲を見せている。上川陽子外相(71)も岸田に出馬の意思を伝えたという。

 早い段階から「ポスト岸田」に並々ならぬ野心を見せてきた茂木敏充幹事長(68)に加え、加藤勝信・元官房長官(68)も出馬を検討。野田聖子・元総務相(63)も推薦人集めに奔走している。

 本人はまだ対応を明らかにしていないが、“選挙の顔”として小泉進次郎・元環境相(43)に出馬を促す声も党内では根強い。

 与党自民党の総裁選は事実上、この国の総理大臣を選ぶ選挙なのに、まるで学級委員に立候補するようなノリで「俺も、私も」と手を挙げているように見える。なんだか、候補者乱立で政策が争点にならなかった7月の東京都知事選を思い出してしまう。

「それが自民党の狙いなのでしょう。総裁選で公開討論会をやるにしても、10人も並んでいたら政策論議が深まるはずがない。質疑応答も一言ずつで終わってしまいます。何人も立候補して、ワイワイにぎやかにやっていれば、『新生自民党』の演出に国民が引っかかってくれると甘く考えているのではないか。この総裁選は国民を騙すための仕掛けでしかありません」(政治評論家・本澤二郎氏)

相も変わらず派閥の論理

 もっとも、現時点で名前が挙がっている11人のうち何人が実際に出馬できるかは分からない。

 総裁選出馬に前のめりだった茂木は、頼みの綱である麻生副総裁の支持を取り付けられずに意気消沈。総裁選への対応について、「夏の間に考える」と言い出した。今年も残暑は長く、厳しそうだ。考えている間に総裁選が終わっている可能性もある。

 また、いくら人望がないとはいえ、派閥領袖を務め幹事長を3年もやった茂木が推薦人を集められないことはないだろうが、他の候補者にとって推薦人20人のハードルは高い。11人も乱立すれば、支持基盤や交友関係が複雑に重なってくる。

 前回総裁選で善戦した高市だって、後ろ盾になった安倍元首相を失った今、20人を自力で集められるかは不透明だ。

 18日地元の岡山県で改めて立候補の意向を表明した加藤は、同じ岡山選出の衆参国会議員の大半の支持を取り付けたと報じられているが、岡山選出議員は8人しかいない。しかも、岡山1区選出の逢沢一郎・元国対委員長は総裁選選挙管理委員会の委員長だから推薦人にはなれない。20人確保は容易ではないはずだ。

 推薦人の争奪戦は熾烈で、総裁選の告示が近づくにつれて切り崩しや引きはがし工作も激しさを増す。そして、それらを伝える新聞テレビの政局報道も過熱していくわけだ。

 すでに推薦人確保がどうだとか、誰と誰が会ったとか報じてはしゃいでいるが、気になるのは、大メディアが相も変わらず派閥の論理で総裁選の構図を解説していることだ。

大メディアの政治報道は国民感覚と乖離している


結局は派閥のパワーバランス(C)日刊ゲンダイ

 河野は16日に所属する派閥会長の麻生と会って、出馬を了承されたという。ま、麻生派は解散していないから仕方ないのかもしれないが、大メディアはポスト岸田候補の推薦人集めについて、林は岸田派、加藤は茂木派中心などと平然と書いている。どの派閥が誰を推すとか、同じ派閥内から複数が名乗りを上げて推薦人の確保が困難などと書いているが、裏金問題を契機に麻生派以外の派閥は解消したのではないのか? 

 さらに言えば、この週末の毎日新聞に目をこすりたくなるような記事がいくつも載っていた。
<加藤氏は、15日には萩生田光一前政調会長と国会内で会談。出馬に向けて対応を協議したとみられる。加藤氏は16日夜、BS11の番組で「総裁選に向けて具体的な動きをしていきたい」と述べ、推薦人確保に向けた動きを進める意向を示した>(17日付)
<小林氏は、党の「刷新」を求める安倍派などの当選4回以下の議員に加え、所属する二階派や麻生派の一部から支持される。他候補に先んじての表明について、小林氏支持の議員は「二階俊博元幹事長も了承済みだ」と話す>(18日付)

 裏金問題の震源地になった安倍派の幹部でありながら責任逃れに終始した萩生田に相談したり、二階の了承を取り付けたり、そんな総裁候補のどこに正当性があるというのか。これを垂れ流す大メディアの政治部記者は何も疑問に思わないのだろうか。

「自民党は裏金問題の処分を大甘で済ませ、総括もしていない。裏金議員が自分たちのリーダーを選ぶ総裁選に正当性などありません。そもそも、裏金議員に総裁選の投票権があること自体がおかしいでしょう。脱税疑惑集団に日本のトップリーダーを選ぶ資格などないはずなのです。大メディアも、総裁選をもり立てて自民党の延命に加担している場合ではない。総裁選をやる前に下野すべきだと論陣を張るのがメディア本来の役割ではないでしょうか」(本澤二郎氏=前出)

安倍派議員の生き残り戦略

 20日、総裁選の選挙管理委員会が開催され、投開票の日程などが決まる。「9月12日告示.27日投開票」の日程が有力だ。それまで1カ月以上も総裁選の狂乱報道に付き合わされる国民はたまったものじゃない。政治部記者が今も派閥単位で取材をしている以上、総裁選も結局は派閥のパワーバランスに収斂されていくのではないか。それは長老たちのキングメーカー争いであり、悪党たちのボス争いでもある。

 いま名前が挙がっている11人全員が出馬することはないにしろ、候補者が乱立すれば1回の投票で決まらず決選投票になる可能性が高い。首位と2位による決選投票では地方票や党員票の比重が下がり、国会議員票の勝負になる。派閥や数の力がモノをいう展開になりそうだ。

 そういう意味では、小林を推す若手が存在感を示すことも考えられる。今の自民党は「安倍チルドレン」「魔の〇回生」などと呼ばれてきた当選4回以下が半数以上を占める。彼らが小林支持でまとまれば、知名度も経験もない新総裁が誕生するのかもしれない。そうなれば、バックの甘利前幹事長や二階元幹事長がデカい顔をするだけだ。だいたい、裏金問題では上の顔色をうかがってダンマリを決め込んでいた連中が今になって「党刷新」だとか言ってイキってみても鼻白むだけなのだ。

「派閥解消という名目で多くの人が総裁選に立候補できるようになったことはいいとしても、物価高に苦しむ国民の声に耳を傾け、日本を立て直す覚悟がある人がどれだけいるのか。自民党刷新を掲げる安倍派の若手・中堅が小林氏を推しているのも自分たちの生き残り戦略であり、一般有権者はもちろん、地方議員や党員の意識と乖離している。これで最終的に派閥や数の力で新総裁が決まったら、自民党は今度こそ国民から完全に見放されるでしょう」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 この総裁選で裏金議員の復権と派閥の復活が一気に進むのか。新総裁を選んですぐさま解散・総選挙という話があるが、そこで有権者が鉄槌を下さないかぎり、自民党は何も変わらない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/330.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 茂木幹事長が自民総裁選出馬の推薦人集めで脱落か…麻生副総裁にフラれ、加藤の乱のWショック(日刊ゲンダイ)


茂木幹事長が自民総裁選出馬の推薦人集めで脱落か…麻生副総裁にフラれ、加藤の乱のWショック
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359318
2024/08/20 日刊ゲンダイ


誰よりも総裁選出馬を目指してきたはずが…(C)日刊ゲンダイ

 候補者大乱立の自民党総裁選は、出馬できるかどうかの「イス取りゲーム」の様相だ。これまで11人もが出馬に意欲を示し、20人の推薦人集めがシ烈な争奪戦になっている。19日、小林鷹之前経済安保相(49)がイチ抜けし、河野太郎デジタル相(61)、石破茂元幹事長(67)、林芳正官房長官(63)がイスを確保したとみられている。

 そんな中で、急速に雲行きが怪しくなってきたのが茂木敏充幹事長(68)だ。

 茂木は岸田首相を支える党ナンバー2の幹事長ながら、「ポスト岸田」への意欲を隠さないほど、誰よりも総裁選出馬を目指してきたはずだ。解散はしたものの派閥の領袖だから、自派閥をまとめれば推薦人20人など軽くクリアでき、出馬は堅いと思われてきた。

 ところが……先週土曜(17日)、訪問先の金沢で総裁選への対応について聞かれると「夏の間に考える」と言葉少なに説明。予定を切り上げて帰京を急いだという。

「元気なく、慎重姿勢に転じた感じです。前日の金曜夜に、茂木派の加藤勝信元官房長官(68)が総裁選出馬に向け具体的に動くと言い出し、茂木さんに逆風が吹いている印象はある」(ジャーナリスト・山田惠資氏)

 茂木が意気消沈するのは、2つのマイナス要素が重なったためだ。

 茂木は麻生副総裁とともに3頭体制で岸田政権を支えてきた。岸田首相が再選を断念すれば、麻生の支援が得られると期待していた。しかし、麻生は自派閥に所属する河野太郎の出馬を容認。茂木が麻生派の支援を得るのは難しくなった。

 そこへ、加藤が出馬を検討。茂木派の対応が割れる可能性が出てきた。茂木にとっては泣きっ面にハチだ。

「加藤さんは菅前首相とも関係がいい。菅さんは小泉進次郎元環境相(43)を推しているが、2面作戦で加藤さんも支援すれば、茂木さんはさらに不利になる」(山田惠資氏)

国民人気がなさすぎる

 そして、茂木にとって最大のネガティブ要因は、自分自身にある。国民人気がなさすぎて「選挙の顔」になり得ないことだ。自民党内のほとんどが、今度の総裁選を任期満了まで1年ちょっとに迫った衆院の解散総選挙の「顔選び」と考えている。茂木に待望論はない。

「茂木さんは今回の出馬は見送って、急がば回れの選択肢もあるかもしれません。誰が総裁になっても次の選挙は厳しい。結果次第で次は短命政権となり、またすぐに総裁選となりかねない。来夏の参院選も終えて、衆参ともに選挙を終えた後なら、総裁は『選挙の顔』じゃなくてもいい」(山田惠資氏)

 カネと権力を握る自民党幹事長は、泣く子も黙る実力者とされてきた。そんな茂木が、まさかのイス取りゲーム脱落はあるか。

  ◇  ◇  ◇

 世論調査で「次の首相」の上位常連、小泉進次郎元環境相は「ポスト岸田」の有力候補として注目を浴びているが、ここへきて自民総裁選出馬に暗雲が漂い始めている。

 ●関連記事【もっと読む】では、その3つの原因について詳しく報じている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/331.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 「不登校は病気」という暴論(植草一秀の『知られざる真実』)
「不登校は病気」という暴論
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/08/post-42a2ca.html
2024年8月20日 植草一秀の『知られざる真実』

昨年10月4日に発表された

『児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要』(文部科学省)
https://x.gd/9MSGN

によると、小中学生の不登校児童生徒数は前年度から54,108人(22.1%)増の299,048人で過去最多になった。

過去5年間の傾向として、小学校・中学校ともに不登校児童生徒数およびその割合は増加、全体の不登校児童生徒数は10年連続で増加した。

このなかで2016年に「教育機会確保法」という学校以外の場で教育機会を確保する法律が制定された。

文科省の原案には、学校以外の場に普通教育を受ける場、ケースを設けることが盛り込まれたが、与野党がそろってこれに反対した。

理由は、「そんなことを認めればみんな学校に行かなくなる」というものだったという。

それほどまでに「学校というのは嫌なところ」という認識が共有されていたということ。

つまり、学校は嫌々行くところであって、その嫌な学校に行って修行するのが重要との大前提が置かれていて、その「強制」を取り除いてしまえば、皆が学校に行くのをやめてしまうとの認識が持たれていたということ。

しかし、世界では「ホーム・スクーリング」、「ホーム・エデュケーション」を認めているのが主流。

日本の学校は「強制収容所」であり、子供をここに閉じ込めて「修行」、「修練」させる発想で学校を位置付けている。

その学校が子どもにとって居心地の良い場所でないことが極めて多い。

かつて「不登校」は「登校拒否」と呼ばれていた。

「登校拒否」となると、これは「直さなければならない」という話になる。

そんななかで戸塚ヨットスクールのような事例が現れて、子どもが亡くなるような事態まで発生した。

前川喜平元文科省事務次官によると、このような状況下で当時の文部省のなかで反省が生まれて有識者会議で議論が行われ、1992年に通知が出されたとのこと。

このときに「登校拒否」の用語が「不登校」に転換された。

「不登校」もネガティブな響きを持つ言葉だが、「登校拒否」よりは表現が和らげられた。

「不登校」は誰にでも起こり得るものとされ、フリースクールなどに通っている場合も在籍している学校での出席として取り扱うという、指導要録上の出席扱いとする通知が出された。

かつては登校しなければ除籍処分にするという措置まで取られていたが、これが是正された。

そもそも、日本国憲法が定めている「教育の義務」とは次のもの。

第二十六条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。

2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

「義務教育」という言葉に含まれる「義務」の意味は、

「保護する子女に普通教育を受けさせる義務」

のことで、「子どもが学校に行く義務」ではない。

保護者は子女に「普通教育」を受けさせる義務を負う。

ところが、日本では「普通教育」を受ける場が「学校」に限定されてきた。

学校教育法第一条が

「幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校」

のみを学校と定め、同法第十七条が、保護者に対して子を学校教育法が定める学校に就学させる義務を課した。

このために、「学校に行くのが義務」との誤解が生みだされてきた。

世界の潮流は普通教育の場を学校に限定しないものになっている。

2016年の「教育機会確保法」制定に際して、文科省が普通教育を受ける場を学校以外に広げることを提案したが、与野党がこぞって、この提案を葬った。

しかし、教育機会確保法ができたことによって文科省の不登校対策の大前提が変わった。

不登校の子どもに対する対応の基本を社会的な自立に導くことに置き、その結果、学校に戻すことを目標としないこととされた。

教育機会確保法が制定されて3年後に「不登校の子どもが学校に戻らなくてもよい」との通知が出されたのである。

子どもは「学校に行かない自由」を有する。

このことを銘記しなければならない。

この状況下で看過できないニュースが報道された。

「不登校は病気である」とする島根県出雲市のクリニック院長の飯島慶郎氏を紹介する記事が報じられた。

https://x.gd/LiKqg

極めて不適切な表現であり、直ちに撤回が求められる。

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ぜひご高覧賜りたい。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/332.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 小池知事は今年も朝鮮人虐殺への追悼文出さず…式典主催者が怒りの異議申し立て(日刊ゲンダイ)

小池知事は今年も朝鮮人虐殺への追悼文出さず…式典主催者が怒りの異議申し立て
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/359321
2024/08/20 日刊ゲンダイ


歴代知事らは出してきたが、小池都知事は就任翌年から追悼文を出していない(C)日刊ゲンダイ

 神宮球場で行われたプロ野球の始球式で左膝関節を剥離骨折した東京都の小池百合子知事。全治2カ月と診断され、リモートや電話で公務を行っていたが、19日、約2週間ぶりに車いすに乗って登庁した。

 車いすを押されながら笑顔で都庁内に入ってきた小池氏だが、待ち受けていた報道陣からはこの時期、毎年のように繰り返される“あの質問”が投げかけられた。

 関東大震災の際に虐殺された朝鮮人らを悼む9月1日の式典に今年も追悼文を出さないのか、である。

「小池知事は知事就任の翌年から、関東大震災時の虐殺犠牲者を含む朝鮮人の追悼式典に追悼文を出していません。その理由として、同日に行われる震災犠牲者の大法要で『極度の混乱の中で犠牲になられたすべての方々に哀悼の意を表す』と述べています」(都政担当記者)

 1974年の美濃部都知事時代から2016年まで歴代の知事らが出してきた朝鮮人虐殺犠牲者に対する追悼文──。小池都政に変わって最初の1年目こそ出したものの、その後は出していない。これについて「いかがなものか」と、式典の実行委員長で弁護士の宮川泰彦氏は異議を唱える。

「二度手間だと考えているのか!」


追悼文問題について会見を開く宮川泰彦氏(中央)ら(C)共同通信社
歴代知事らは出してきたが、小池都知事は就任翌年から追悼文を出していない(C)日刊ゲンダイ

「(大震災時に)虐殺されたという人数に関してはいろいろと議論があるのは承知していますが、“虐殺があった”ということは歴史的に証明されています。歴代の知事も慰霊堂における大法要に出席した上で、個別に朝鮮人犠牲者に対しては、“人の命を直視し、追悼の意を述べて世代を超えて語り継いでいかなければならない”と語ってきました」

 そうした継続性を「個人の思考、事情でもって突然変えるのはおかしい」と宮川氏は言う。個別に出すのは「二度手間」だと小池氏が式典を軽んじているように見えるからだ。

「(これまでの歴代知事の)経緯を踏まえると、小池さんには“歴代の知事も二度手間をやってきたのですか”と聞いてみたいです。8月23日に実行委員会があるのですが、そこで提案をして、手続きを踏んだ上で、実行委員会の意思として抗議文は送ろうと思っています」

 3期目に入っても小池氏は変わらないのか。

  ◇  ◇  ◇

 ●関連記事『小池都知事の剥離骨折はなぜ起きた? 神宮始球式で左膝グニャリ…元中日チームドクターが解説では、小池氏の剥離骨折の背景について詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/333.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 立憲・泉氏と共産・田村氏、政権交代へ連携で一致 選挙協力は温度差(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASS8M3HL3S8MUTFK010M.html?iref=pc_politics_top


朝日新聞の記事によれば、

「・・・次期衆院選で政権交代するため、両党が連携する必要性で両氏は一致した。」

という。

その一方で、

「・・・特定の政策に絞って連立を組む「ミッション型内閣」の考え方の下、立憲と国民民主を軸に政権を担う構想を泉氏が説明し、この構想に共産が加わらないことを確認した。」

という。

このくだりは、FNNプライムオンラインの記事によれば、泉氏が会談後に、

「共産党は政権には入らないと認識しているが、共産が自民党政治を正す意味で、強い正義感と行動力で役割を果たしてきたという話をした」

と、記者団に語ったことを指しているようにも見える。

要するに、泉氏は、政権交代したとしても、共産党は「ミッション型内閣」に入れてやらないと言っているわけだ。

いわゆる、「排除」というやつ。

しかも、これまで通り、強い正義感と行動力で「候補者を取り下げる」という役割は果せ・・・と。

希望の党のDNAは不潔だ、






以下に記事の全文を転載する。


立憲民主党の泉健太代表は19日、共産党の田村智子委員長と約1時間、東京都内で会談した。次期衆院選で政権交代するため、両党が連携する必要性で両氏は一致した。一方、両党の選挙協力については温度差がみられた。

 次期衆院選後の野党連携を見据え、泉氏が始めた野党党首とのリレー会談の一環。すでに国民民主党、日本維新の会、社民党の党首と会談している。

 この日は、立憲の岡田克也幹事長と共産の小池晃書記局長も同席した。特定の政策に絞って連立を組む「ミッション型内閣」の考え方の下、立憲と国民民主を軸に政権を担う構想を泉氏が説明し、この構想に共産が加わらないことを確認した。

 泉、田村両氏は次期衆院選を「自民党の裏金体質を変える大事な機会」とする考えこそ共有したものの、具体的な選挙協力をめぐっては溝が残ったままだ。共産との選挙協力を拒絶する国民民主や維新に対する立憲の配慮があるためで、泉氏は会談後、「具体的な話はしていない」と記者団に説明。一方の田村氏は会見で、「自民を倒すために総選挙で連携が大切だということで合意した」と話すなど、食い違いがみられた。(伊沢健司)


記事の転載はここまで。


朝日新聞の記事だけでは分りづらいところがあるので、「FNNプライムオンライン」の記事も転載する。

「立憲と共産が党首会談「連携や力合わせを重視」で一致 泉氏は「政権に共産は入らない」改めて強調」

https://www.fnn.jp/articles/-/745509

立憲民主党の泉代表と共産党の田村委員長が19日、東京都内で会談し、次期衆院選後の政権交代の形などについて意見交換した。

会談は泉氏が呼びかけたもので、共産側の要望により、立憲・岡田幹事長と、共産・小池書記局長も同席した。

会談後に泉氏は、「野党間の対話を大事にし、連携や力合わせも重視していきたいと(の認識を)共有した」と説明。

また、「共産党は政権には入らないと認識しているが、共産が自民党政治を正す意味で、強い正義感と行動力で役割を果たしてきたという話をした」と述べた。

一方の田村氏は、「対等、平等、相互尊重が必要。衆院補選や都知事選、都議補選の経験も踏まえ、リスペクトの関係が非常に重要だと問題提起した」と語った。

両党とも、具体的な選挙協力の話はなかったとしている。

泉氏は、特定の政策課題の実現を目的に連携を目指す「ミッション型内閣」を提唱し、説明などを行うため、野党各党の党首と会談を重ねている。

共産党は、日本維新の会や国民民主党などに続き5党目。

まだ党首会談を行っていない、れいわ新選組についても呼びかけていて、返答を待っている段階だという。

FNNプライムオンラインの記事の転載はここまで。



「特定の政策に絞って連立を組む」と言いながら、共産党とは、憲法、安全保障などに考え方の相違があるからという理由で、「連立政権に入れない」と言う。

泉氏の言うミッションとは、「政治改革」或いは、「授業料の無償化」・・・といった程度のものだ。

そもそも、憲法、安全保障などの政策の違いが連立を組むための障害になることを避けるために「特定の政策に絞って連立を組む」という構想ではなかったのか。

結局、政治に対して定見が無いから、自己矛盾に気が付かないのだろう。

「ミッション型内閣」のスローガンを変えなければならないのではないか?

「特定の「政党」に絞って連立を組み、嫌いな共産党とれいわ新選組を排除する「エミッション型内閣」の考え方の下、・・・」

ってさ。

「・・・泉氏は会談後、「具体的な話はしていない」と記者団に説明。」

つまりは、泉氏が「・・・共産党は政権には入らないと認識しているが・・・」という部分は、具体的な話としてあったわけではなく、泉氏が個人的にそう思っている、と言っているわけだ。

今回の会談によって、両党の間の亀裂が大きくなってしまったのではないかと懸念される。

会談の雰囲気は田村委員長の「この言葉」から、おおよそ想像がつく。

「対等、平等、相互尊重が必要。衆院補選や都知事選、都議補選の経験も踏まえ、リスペクトの関係が非常に重要だと問題提起した」

異なる政党が、「共闘」、「協力」を目指すのであれば、田村委員長の言うことは「基本中の基本」、大前提として、なければならない。

対等、平等、相互尊重がなされていない。
リスペクトの関係が出来ていない。

これ、田村委員長は「怒って」言ってる?!。

この問題提起に対して、泉氏はどう応じたのか。

このような問題提起がなされなければならなかったということは、

要するに、

「立憲民主党が公認候補を立てた選挙区には他党は候補者を立てないでね・・・お願い❤」

という、従来からの立憲民主党の姿勢に変化はないという事なのだろう。

立憲民主党も変わらなければ生き残れないと思うのだが・・・。。


これでは、相手になる方は辟易するばかりで、どんな交渉事も成り立つはずもない。


単なるアリバイ作りに利用されたのではないか・・・?

田村委員長の、苛立ちと、不甲斐ない立憲民主党への怒りが伝わってくる。

対等、平等、相互尊重、そしてリスペクトの関係・・・。失望を隠して、そんな当たり前な言葉を伝えなければならない・・・。


「そんなことではダメでしょ、」・・・と優しく諭すように。


怒りを抑える魔法の呪文、

「100年超えても変わらない思いがあるから、私たち日本共産党も変わります」





http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/334.html
記事 [政治・選挙・NHK295] (驚愕) れいわ支持者「大阪県じゃなくて大阪府っていうんか。東京都以外にも『県』で終わらない地域があるのか。はじめて知った」(モナ)
【驚愕】

れいわ支持者「大阪県じゃなくて、大阪府っていうんか。東京都以外にも『県』で終わらない地域があるのか。はじめて知った」

TOKO@れいわ応援
@TOKO858786
·
フォローする

大阪県じゃなくて、大阪府っていうんか
東京都以外にも「県」で終わらない地域があるのか。はじめて知った
維新なんか支持してる地域が何カッコつけてるんだか(笑)
午後9:29 · 2024年8月16日

沖みら
@okimira_jp
·
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47都道府県とは?
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TOKO@れいわ応援
@TOKO858786
大阪県じゃなくて、大阪府っていうんか
東京都以外にも「県」で終わらない地域があるのか。はじめて知った
維新なんか支持してる地域が何カッコつけてるんだか(笑)
午後10:03 · 2024年8月16日

沖みら
·
2024年8月16日
@okimira_jp
·
フォローする
返信先: @okimira_jpさん

色々学んでから発言した方がいいと思う。
画像

沖みら
@okimira_jp
·
フォローする
「トヨタが出してるトミカ」発言の人でした。
h ttps://x.com/TOKO858786/status/1815427160129294596

TOKO@れいわ応援
@TOKO858786
返信先: @rayion89さん、@Scp1681jpKさん、他2人

トヨタが出してるトミカですよね?
実際の戦車と勘違いしてたのは謝りますが、子供を武器と慣れ親しませて、戦争国家へ導こうとしてるのは否定できません
閲覧したユーザーが背景情報を追加しました
トミカはタカラトミーより発売・販売されているミニチュア自動車玩具です。
ラインナップにトヨタ自動車の車両は含まれますがトヨタ自動車が発売・販売してはいません。

takaratomy.co.jp/products/tomic…
午前8:47 · 2024年8月17日

h ttps://mona-news.com/archives/93597172.html

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/335.html
記事 [政治・選挙・NHK295] 岸田首相「不出馬」…看板の付け替えでは自民党の裏金体質は変わらない 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)

岸田首相「不出馬」…看板の付け替えでは自民党の裏金体質は変わらない 金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359334
2024/08/20 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


あたかも裏金問題の責任を取ったかのようなポーズ(C)共同通信社

 岸田首相が自民党総裁選への不出馬を表明した。裏金問題の責任をとったかのようなポーズを取り、退陣をもって「自民党が変わる最初の一歩」と述べた。だが、ちょっと待て。

 二階元幹事長も3月、派閥の事務局長や自らの秘書が立件されたことを受け、次期衆院選への「不出馬」を明かしていたが、約3500万円に上る裏金についてはロクに説明せず、5年間で約50億円も受領した政策活動費の使途も語らずじまい。不出馬とは「裏金問題を曖昧にするための第一歩」であることは明らかだ。

 裏金の象徴である安倍派の問題も忘れてはいけない。会計責任者だった松本淳一郎被告が6月の公判で繰り出した証言は重大だ。派閥会長だった安倍元首相が中止を決めたキックバックについて、4幹部が出席した会合で「『やむを得ない』ということで還流再開が決定した」と発言。しかも、幹部らは派閥議員に再開を伝えたという。政倫審での幹部らの証言は完全な偽証であった。このまま幕引きするなど、決して許されない。

 目下、岸田は4〜6月期の名目GDPが年換算で初めて600兆円を超えたと誇っているが、防衛費倍増による戦車やミサイルの購入は全てGDPの「投資」に計上される。マッチポンプ同然で、それが「成長」でないのは明らかだ。むしろ、アベノミクスの円安誘導で大手企業はウハウハだが、円安インフレで中小企業や農業、非正規は苦しくなるばかりだった。

 こうした防衛費倍増や円安誘導といった愚策の裏にあるのが、今般、明らかになった「政治とカネ」である。自民党政権は、献金した大手企業を潤わせるような政策ばかりを採用してきたのだ。防衛費倍増でいえば防衛産業が、原発回帰を巡っては「日本原子力産業協会」が、自民党側に巨額の献金を拠出。問題続出のマイナンバーカードについても、関連システムの開発・運営を担う「地方公共団体情報システム機構」(J-LIS)に加盟する企業の一部が約10年間で7億円も自民党側に献金していた。

 結局、仲間内にカネをばらまく国家体制を取ったことで、日本の産業競争力は衰えて貿易赤字が定着し、実質賃金は下落の一途。人口もどんどん減っている。誰がこの問題を整理するのか。党内基盤が弱い石破元幹事長も自民党内にとどまるかぎり、問題を根本的に転換するような政策を打ち出すことはできないだろう。

 総裁選で看板をかけ替えても何も変わらないのは明らかだ。国民は決して騙されてはいけない。


金子勝 淑徳大客員教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/336.html

記事 [政治・選挙・NHK295] 小林鷹之氏「総裁選出馬会見」は拍子抜け…報道陣150人詰めかけるも、裏金議員に“忖度”(日刊ゲンダイ)



小林鷹之氏「総裁選出馬会見」は拍子抜け…報道陣150人詰めかけるも、裏金議員に“忖度”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/359319
2024/08/20 日刊ゲンダイ

 にわかに注目を集める「コバホーク」こと小林鷹之前経済安保相(49)が19日、国会内で会見を開き、9月の自民党総裁選への出馬を表明した。裏金事件で失った国民の信頼を取り戻すため政治改革と党改革に取り組むとし、「自民党は生まれ変われることを証明したい」と語ったが、改革に向けた具体的な道筋はなし。期待感が高まっていたが拍子抜けもいいところだった。

  ◇  ◇  ◇

 出馬表明は小林氏が第1号。注目度の高さもあり、報道陣約150人が詰めかけた。開始時刻10分前になると、国会議員が続々と入室。立候補に必要な推薦人の数と同じ「20席」が用意されていたが、定刻と同時に満席になり立ち見する議員も。最終的に安倍派を中心に、麻生、二階、岸田、森山各派の所属議員や無派閥を含む24人が出席した。

 小林氏が現れるや議員席からは拍手と共に「よしっ!」「いいぞっ!」と野太い声が上がる。昭和感丸出しの出迎えに笑みを浮かべた小林氏は冒頭の挨拶を済ませると、総裁選で掲げる政策として「経済」「外交安保」「安心と希望」「改憲」の4つに言及。自信に満ちた表情を浮かべていたが、いずれもどこかで聞いたことがあるような内容で新味はなかった。

「自民党の調査には限界がある」

 気がかりだったのは、目下、国民の最大の関心事である裏金事件について、切り込んでいく姿勢がまるで見えなかったことだ。肝心の実態解明などについて、約30分に及んだ前半のスピーチでは一切触れずじまい。ようやく言及したのは、後半の質疑応答で促されてのことだった。実態解明に後ろ向きな党の態度や再調査の必要性について問われるとこう答えた。

「私も実態がよく分からない思いはあるが、権限を持っている検察当局が調べる中で不起訴処分となった。そんな中で、自民党の調査には限界がある」

 実態は分からないけど、もう調査はしないというわけだ。それも、岸田首相や党執行部が繰り返してきた弁明と全く同じ理屈だ。政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。

「生まれ変わると言うのなら、当然、裏金事件の徹底調査をイの一番に掲げるべきです。ところが、ほとんど言及しないのですから、ヤル気がないのでしょう。それに、全体を通して発言が抽象的で、これまでのアベスガ岸田政治と何が違うのか分からない。要するに、刷新とは名ばかりで、何も変えないと宣言したも同然。古い自民党政治と何ら変わらない印象です」

 小林氏が裏金事件の解明にここまで消極的なのには理由がある。

「小林さんを支援するのは、組織的な裏金づくりに手を染めた安倍派の議員が多い。あまり厳しい態度を打ち出し過ぎると、彼らの不信を買ってしまい、下手をすると支援してもらえなくなる可能性もある。だから、トーンを抑えざるを得ないわけです」(官邸事情通)

 裏金議員に“忖度”しているのだから世話はない。勇ましい「鷹」とはかけ離れた姿だった。

  ◇  ◇  ◇

 ●関連記事『【もっと読む】自民総裁選に出馬する小林鷹之を「シン・保守」などと持ち上げるTVメディアの醜悪』では過去の小林氏の発言などをもとに“真の姿”を詳報している。

http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/337.html

   

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