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2024年6月23日03時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK294] 都知事選告示報道を見て仰天 大新聞は女帝の学歴詐称 完全スルー(日刊ゲンダイ)

※2024年6月22日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋

※文字起こし


なるべく人前に出ない“ステルス選挙”(小池都知事)/(C)日刊ゲンダイ

 事実上、現職の小池百合子と、蓮舫との一騎打ちになっている東京都知事選は、予想通りの選挙戦になっている。

 蓮舫が街頭に立って支持を訴えているのに対し、小池はなるべく人前に立たない“ステルス選挙”を展開している。

 告示日の20日も聴衆に向けた「第一声」はなく、選挙事務所に集まった約30人の支援者に「東京をもっともっと良くしていく」と7分間、挨拶しただけだった。

 選挙戦2日目の21日も、街頭演説をしなかった。ようやく、22日街頭演説を行う予定だが、選んだ場所は繁華街ではなく人口7000人の八丈島だ。来週以降も街頭演説の予定はなく、最後までステルス選挙に徹するつもりらしい。

 かつて小池の側近だった弁護士の小島敏郎氏が、告示前「今回の選挙戦では、小池さんはほとんど表に出てこないのではないかと予想しています。(略)公開討論会などで選挙戦が盛り上がっては困るのです」と、予想していた通りの展開である。

 小池周辺は「公務でアピールするのが一番」「現職の強みを打ち出して『横綱相撲』をとる」などと解説していたが、小池が人前に出てこないのは、公務が忙しいわけでも、横綱相撲でもなく、側近だった小島氏が指摘した通り選挙戦が盛り上がることを恐れているためだ。

「新宿や渋谷といった繁華街で街頭演説をしたら、くすぶっている学歴詐称疑惑や明治神宮外苑の樹木伐採問題についてヤジを飛ばされかねない。だから、小池さんはなるべく街頭には立たないつもりのようです。公開討論会もやりたくない。告示日の前日、さすがに日本記者クラブが主催した共同会見には出席しましたが、蓮舫さんから『テレビ番組が企画した討論会に一緒に出ていただけないか』と求められても、多くの候補者がいるから……などと拒否していた。横綱相撲というなら、チャレンジャーに胸を貸すのが当たり前なのに、街頭にも立たず、討論会からも逃げているのだから異様です」(都政関係者)

問題は嘘をついているかどうか

 なぜ小池は、都知事選が盛り上がることを警戒しているのか。答えはハッキリしているのではないか。メディアと有権者の関心が集まることで、小池都政8年間の実態が明らかになることや、数々の嘘がバレることを恐れているに違いない。

 なかでも「学歴詐称疑惑」が選挙中に再燃することを嫌がっているのは間違いないだろう。実際、側近だった小島氏が6月18日、小池を「公選法違反容疑」で東京地検に刑事告発しているだけに、都知事選が盛り上がったら、本当にカイロ大を首席で卒業したのかどうか、再び学歴詐称疑惑に火がつく可能性がある。過去、小池は選挙公報に「カイロ大卒」と記載し、今回も「カイロ大卒」と書くと宣言している。

 有権者にとっても、学歴詐称疑惑は大きな判断材料になるだろう。

 ところが、大新聞テレビは女帝の学歴詐称疑惑を完全にスルーしているのだからどうかしている。

 都知事選の候補者が最多の56人に達したためにポスターを貼る枠が足りない、といったさまつなことに紙幅を大きく割き、告示日の紙面には「学歴詐称」の文字は、どこにも載っていなかった。

 日本記者クラブが主催した共同会見の時も、女帝に遠慮して、深く追及しようとしなかった。アリバイ的に1問、聞いただけだ。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)がこう言う。

「小池知事が『卒業はカイロ大が認めている』と、卒業証書を提出しても疑惑が消えないのは『本当に実力で卒業したのか』『後からエジプト政府やカイロ大に便宜をはかってもらったのではないか』と、国民が疑っているからでしょう。本来、メディアは、国民の代弁者として小池知事に卒業証書への疑問をぶつけ、紙面で問うのが役割のはずです。なのに、なぜか問題にしない。大手メディアは、小池知事が実力でカイロ大を卒業したと信じているのでしょうか。多くの国民は、小池知事が大卒だろうが高卒だろうが、どうでもいいと思っていると思う。問題は、嘘をついているのかどうかです。政治家、とくにトップに立つ者は、全人格が問われる。平気で嘘をつくような者をトップにするわけにはいかないでしょう。それに、もしエジプト政府やカイロ大に便宜をはかってもらっているとしたら、外国に弱みを握られていることになる。大手メディアは、学歴詐称疑惑の重大性を分かっているのでしょうか」

 小池を「公選法違反容疑」で告発した小島氏によると、小池がカイロ大を卒業したと主張している日付と、卒業証書の日付には、齟齬があるそうだ。それでも大手メディアはダンマリを決め込んでいる。

これは「自民vs立憲」の代理戦争


延命してしまうのか…(C)日刊ゲンダイ

 大新聞テレビは、小池都政8年の実績についても、嘘と分かりながら、小池本人の主張をそのままタレ流しているのだから話にならない。

 小池は共同会見の冒頭あいさつで「2期8年、全公約164項目の90%を達成、推進している」と真顔で語っていたが、90%達成など嘘もいいところだ(関連記事3ページ)。よくも平然と嘘をつけたものである。

 だいたい、8年前に掲げた「7つのゼロ」という公約さえ、達成したのは「ペット殺処分ゼロ」だけなのだから、メディアなら、90%達成などあり得ないと分かるはずだ。

 その「ペット殺処分ゼロ」にしたって、殺処分ゼロの対象にしているのは、譲渡ができる状態にある動物だけである。2018年度には、犬や猫が約150匹殺されている。

「7.7首都決戦」が、過去の都知事選と大きく違うのは、選挙結果が国政に直結するということだ。小池が勝つのか、それとも蓮舫が勝つのかで、この国が大きく変わるのは間違いない。

 いくら小池が「自分は無所属だ」と強弁しても、この都知事選は、紛れもなく「自民VS立憲」の代理戦争である。岸田首相は「自民党都連が小池氏支援を決定している。必要な支援を党としても行っていきたい」と明言し、小池も自民党の組織票に期待しているのは明らかである。

 政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。

「もし、蓮舫氏が当選するような事態になったら、岸田政権は瓦解しておかしくない。有権者の中に『自分たちの一票で政治が動く』という意識と期待が広がり、一気に政権交代のムードが高まっていくでしょう。国民の中に“自民ノー”のマグマがたまっているだけに、予想以上に動きは速いかも知れない。一方、小池知事が勝利したら、岸田自民党はギリギリ徳俵に足が残ることになる。逆に立憲の勢いは止まるでしょう。有権者の意識も『やっぱり届かないか』となると思う。一つの選挙結果が、政治全体の流れを変えることは、ままあることです。恐らく小池陣営は、このまま最終日まで“ステルス作戦”をつづければ、さほど都知事選は盛り上がらず、自民党と公明党の組織票の力で圧勝できると計算しているのでしょう」

 いつまでも「学歴詐称疑惑」が消えない現職知事が、街頭にも立たず、3選ということになったら、ますます国民の政治不信は強まることになるのではないか。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 西村幸祐X西岡昌紀:(対談)映画「オッペンハイマー」と「ゴジラー1.0」についての対談


クリストファー・ノーラン監督の映画「オッペンハイマー」と原爆投下について、そして、更には、山崎貴監督の映画「ゴジラ-1.0」について、保守系ジャーナリストの西村幸祐氏と西岡が対談を行なひました。
よろしければ、クリックして御覧下さい。

(前編)
https://www.youtube.com/watch?v=7THVyLbguac
(後編)
https://www.youtube.com/watch?v=2cYToB82wCk]

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 広島と長崎に投下された原爆製造の中心人物であったこの物理学者については、多くの本が書かれてきた。オッペンハイマーとは何者であったのか?彼の生い立ちから青春、物理学者としての人生、晩年の政治的苦境など、世界中の多くの歴史家やジャーナリストや科学者が、オッペンハイマーについての本や記事を書いてきた。

 だが、本書は、これまで世界中で書かれてきた数多くのオッペンハイマーに関する本や記事とは、全く違う性質の中身である。
 それは、本書が、オッペンハイマーの死についての本だからである。

(西岡昌紀(著)『オッペンハイマーはなぜ死んだか/長崎に原爆が落とされた謎を解く』(飛鳥新社・2021年)10ページ)
[https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E9%95%B7%E5%B4%8E%E3%81%AB%E5%8E%9F%E7%88%86%E3%81%AF%E8%90%BD%E3%81%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E8%A5%BF%E5%B2%A1%E6%98%8C%E7%B4%80/dp/486410770X/ref=sr_1_1?dchild=1&qid=1628745051&s=books&sr=1-1&text=%E8%A5%BF%E5%B2%A1+%E6%98%8C%E7%B4%80](https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E9%95%B7%E5%B4%8E%E3%81%AB%E5%8E%9F%E7%88%86%E3%81%AF%E8%90%BD%E3%81%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E8%A5%BF%E5%B2%A1%E6%98%8C%E7%B4%80/dp/486410770X/ref=sr_1_1?dchild=1&qid=1628745051&s=books&sr=1-1&text=%E8%A5%BF%E5%B2%A1%20%E6%98%8C%E7%B4%80)

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http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/691.html
記事 [政治・選挙・NHK294] 「安保政策に何でも反対ではダメ」という立憲民主党、重要法案で軒並み与党に同調した真の理由(東京新聞)
2024年6月23日 06時00分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/335365

 野党第1党の立憲民主党は、この通常国会で成立した安全保障に関する重要法案や条約案に与党とともに軒並み賛成した。裏金問題で自民の支持率が低迷する中、政権交代の可能性を見据え、安定感の演出やほかの野党との連携を重視した。ただ、対決法案とならなかったことで、短い審議時間で成立し、十分な議論が尽くされたとは言えない。

◆政権交代しても「外交の混乱はない」
 立民の泉健太代表は21日、衆院解散・総選挙に向けて国民に訴えたいことを記者団に問われ、「外交や防衛政策は継続性を大事にする。立民の政権をイメージしたときに外交が混乱することはないと思ってもらいたい」と強調した。
 政府間機関「GIGO(ジャイゴ)」設立に関する条約承認案は、日英伊3カ国が共同開発する次期戦闘機の輸出を前提としたもので、紛争助長につながる恐れもあるが「戦闘機の共同開発は必要」として、賛成に回った。
 「統合作戦司令部」の創設を柱にした防衛省設置法などの改正法も、自衛隊と米軍の指揮統制の枠組みがそろうことで、日本の指揮権の独立性が損なわれる懸念があるが、賛成した。
 経済安保上の機密情報の管理を厳格化するため、政府による身辺調査対象を、民間人に大幅に広げる経済安保情報保護法は、人権侵害への懸念を表明したが、賛成に回った。

◆「チェック機能果たしているか疑問」
 こうした動きについて、立民議員は「反対したら政権交代したときにどうするんだ、という問題が出る」と説明する。別の議員は、衆院選の小選挙区で勝つため「安保政策に何でも反対ではダメ。支持層のウイングを広げないと」と語る。
 法政大の白鳥浩教授(現代政治分析)は「平和国家としての国のあり方に関わる問題なのに審議が短すぎる。法律の問題点をあぶり出すなど野党第1党としてのチェック機能を果たしているか疑問だ」と指摘した。(川田篤志)

【関連記事】野党は政権交代どう迫る? 立憲・泉代表が提案した「ミッション型内閣」に他の党の足並みはそろうのか
【関連記事】政府は民間人にも「身辺調査」を行う…経済安保情報保護法が成立 「特定秘密」も拡大へ 懸念すべき点とは
【関連記事】「不透明な点が多すぎる」次期戦闘機を巡る承認案、参院委員会で可決 そのまま本会議で成立へ
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/692.html
記事 [政治・選挙・NHK294] 改正政治資金規正法が見逃した政治家の合法的な「税逃れ」 党支部寄付の「悪用」は、いつまで許されるのか(東京新聞)
2024年6月23日 06時00分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/335390?rct=politics

 国会議員が自ら代表を務める政党支部への寄付で税控除を受けた事例が相次いで発覚し、政治資金を巡る制度の抜け穴が浮き彫りになった。本来は政党への個人献金を促すために設けた税の優遇制度が、政治家自身の「税逃れ」に利用されてきたことに、野党だけでなく、自民党内からも規制強化を求める声が高まっている。19日成立の改正政治資金規正法は見直しについて、付則で「検討」項目とするにとどめており、抜け穴が見直されるか具体的な道筋はみえない。(坂田奈央)

◆裏金を原資に税控除
 この問題がクローズアップされたのは、自民党派閥の裏金事件に絡み、菅家(かんけ)一郎衆院議員が安倍派の「裏金」を原資に、自身が当時代表を務めていた党支部などに寄付し、税控除を受けたことが発覚。菅家氏自身が事実関係を認めたのが発端だ。菅家氏は税控除を「合法」と説明したものの、控除分約148万円を国庫に返納したと説明した。
 その後、自民党の平井卓也広報本部長や稲田朋美幹事長代理、福岡資麿(たかまろ)参院政審会長、立憲民主党の吉田統彦(つねひこ)衆院議員などが相次いで税優遇の事実を認めた。平井氏は「おそらく同じことをしている議員はたくさんいる」と明言。吉田氏は「身銭を切った寄付で何ら問題ない」と指摘した。

◆個人献金の裾野を広げるはずが「抜け道」に
 個人が政党や政党支部に現金を寄付すると、寄付額の約3割が税額控除されるか、または課税対象の所得総額から寄付分が差し引かれる。この仕組みは「政党等寄付金特別控除制度」に規定されており、政治資金の原資が企業・団体からの献金に集中するなか、個人献金の裾野を広げる狙いがある。
 政治家が自身の後援会や資金管理団体に寄付しても、自らに利益が及ぶ寄付になるとして税優遇は受けられない。しかし、自ら代表を務める政党支部への寄付は税優遇の除外対象になっておらず、一部の政治家が「悪用」する抜け道となってきた。

◆「国民の疑念招く」識者も批判
 改正政治資金規正法は、自民党が提出した法案を一部修正して成立した。自民案提出者の鈴木馨祐氏は参院政治改革特別委員会で、国会議員の税優遇について「決して望ましいものではないと考えている」と答弁。現在の仕組みについて不備があることを事実上認めたといえる。しかし、付則に盛り込んだ「必要な措置」について、秋の臨時国会で対応するよう求められると「(年末の)税制改正と一緒にやっていくとの認識だ」と述べるにとどめた。
 東大の谷口将紀教授(現代日本政治論)は税優遇について「派閥パーティーの還流分(の資金)や旧文通費を寄付の原資に税優遇まで受けることは、合法であっても到底妥当とは言えない」と指摘。その上で「身銭を切ったと説明しても、『他に原資があるのではないか』などと、国民が疑念を抱いている」と述べ、制度の見直しが不可欠と主張した。

【関連記事】<社説>政治家の税優遇 寄付制度の悪用許すな
【関連記事】<ぎろんの森>問われる政治家の誠実さ
【関連記事】党支部へ自ら5000万円寄付は「何ら問題ない」と立憲民主・吉田統彦議員 税控除受けても「適切な行為」
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/693.html
記事 [政治・選挙・NHK294] 小池都知事「7つのウソ・デタラメ」…首都決戦告示から2日で早くも露呈(日刊ゲンダイ)

小池都知事「7つのウソ・デタラメ」…首都決戦告示から2日で早くも露呈
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/341976
2024/06/23 日刊ゲンダイ


“忙しい合間”を縫って…(C)日刊ゲンダイ

 東京都知事選(7月7日投開票)の初日(20日)、現職の小池知事は「第一声」を都庁近くの選挙事務所で済ませる異例のスタート。この短期間で早くも「7つのゼロ」ならぬ「7つのウソ」をついている。

@公務はスカスカ

 小池氏は「公務優先」で街頭活動を控えているが、初日の公務は午後2時30分から渋沢栄一邸宅跡地に建てられたビル「日証館」(中央区)と、都市緑地「大手町の森」(千代田区)の視察のみ。21日も毎週金曜の定例会見をこなしただけとスカスカで、“忙しい合間”を縫って、わざわざ自ら選挙事務所に出向いて「江戸消防記念会」から推薦状を受け取っていた。「公務そっちのけ」だ。

A選挙妨害のトラウマ?

 告示日の街頭活動を見送った理由について、4月の衆院東京15区補選での選挙妨害事件に触れ「4月のあの第一声は、あまりにもプレッシャーが大きかった」とトラウマをにおわせた。身の危険を感じていたはずだが、補選の選挙戦12日間のうち9日も応援に駆け付けていた。

B完全無所属

 告示日には、自身のXで《今回も政党の推薦は受けず、完全無所属での立候補です》とアピール。〈#萩生田百合子〉が象徴するように、自民党都連のステルス支援はバレバレ。

C公約達成率90%?

 19日の日本記者クラブ主催の共同記者会見で、小池氏は2期8年で掲げた政策目標164項目のうちコロナ禍で着手できなかった項目を除き、「139項目を達成しております」と堂々胸を張った。言葉通り受け止めれば「達成率90%」だが、これもデタラメだ。

 都政策企画局作成の「『未来の東京』戦略の進捗状況」には〈9割以上の139項目で順調に推移〉とある。「順調に推移=達成」なのか都政策企画局に聞くと、「すべて2030年までに到達すべき政策目標であり、まだ達成はしていないが、目標に向かって順調に推移している」(計画調整課)と答えた。

「達成したことにしちゃった」のか。

D8年間で8100億円の財源捻出

 ライバルの蓮舫候補から「第三者評価が入っていない」「バックデータも非公開」と根拠を疑問視されている。

E神宮内苑は原生林

 共同記者会見で小池氏は神宮外苑の再開発問題について、「内苑は原生林、外苑は人工林」と訴え、「よく理解いただけていないのかな」と蓮舫をチクリ。ドヤ顔だったが、明治神宮の公式HPには内苑に関して〈明治神宮創建にあたって全国から献木された約10万本を植栽し、「永遠の杜」を目指して造成された人工林〉とハッキリ書いてある。

F島しょ部への思い入れ

 小池氏は最初の街頭演説に伊豆諸島の八丈島をチョイス。Xで《私にとって思い入れの強い島しょ部》とアピールした。

 2016年8月の知事就任直後から、島しょ部(計11島)の視察を約2年かけて制覇。その後は18年8月と11月、19年2月と9月に伊豆諸島の一部を回った。思い出したように今年5月に大島、三宅島、八丈島を訪れたのは約5年ぶり。

 この長い空白期間は何か。都は「コロナ禍が理由では」(総務局行政部振興企画課)と答えたが、コロナ禍の22年に4回も海外出張を断行したのは誰あろう小池氏だ。うち1カ所は因縁のエジプト・カイロ。島しょ部の方がよほど近い。その程度の「思い入れ」だ。

 首都決戦は火ぶたを切ったばかりなのに、女帝はもうほころびだらけ。大ウソつきに再び都のトップを任せてはダメだ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 慰霊の日と日米地位協定(植草一秀の『知られざる真実』)
慰霊の日と日米地位協定
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-57efb7.html
2024年6月23日 植草一秀の『知られざる真実』

6月23日は「慰霊の日」。

1945年6月23日。

沖縄での旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる日。

太平洋戦争末期の沖縄戦では、住民を巻き込んだ激しい地上戦で20万人を超える人が亡くなった。

県民の4人に1人が命を失った。

その6月23日を沖縄県が「慰霊の日」と定め、戦没者を追悼し、平和への願いを新たにする一日としている。

最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園では、6月23日正午前から戦没者追悼式が行われた。

この6月23日には別の意味もある。

1960年6月23日に、

「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」

が発効した。

いわゆる「日米地位協定」と呼ばれるもの。

日米地位協定により米軍は基地の「排他的管理権」を有している。

「米軍特権」、すなわち日本における「治外法権」を定めた協定である。

基地の使い方は米軍が勝手に決め、日本側に発言権はない。

日本の空に何を飛ばそうが日本政府は事実上、口を挟めない。

日本を米国の植民地状態に置く根拠となっているのが日米地位協定。

その発効日を「沖縄慰霊の日」に定めたのである。

1952年4月28日、サンフランシスコ講和条約が発効した。

敗戦日本が独立を回復した日とされる。

日本政府が国際社会に復帰を果たした日とされる。

第2次安倍内閣が発足した翌年、2013年4月28日に、東京の憲政記念館において「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」が挙行され、「天皇陛下万歳」が三唱された。

安倍首相は4月28日を「主権回復の日」に定めた。

しかし、日本は本当に独立を回復したと言えるのか。

日本に降伏を迫った最終文書である『ポツダム宣言』には次の規定が設けられた。

十二、前記諸目的カ達成セラレ且日本国国民ノ自由ニ表明セル意思ニ従ヒ平和的傾向ヲ有シ且責任アル政府カ樹立セラルルニ於テハ聯合国ノ占領軍ハ直ニ日本国ヨリ撤収セラルヘシ

日本が独立を回復した時点で連合国の占領軍が日本から撤収することが明記された。

1952年4月28日に発効したサンフランシスコ講和条約にも次の条文が置かれた。

第六条
(a) 連合国のすべての占領軍は、この条約の効力発生の後なるべくすみやかに、且つ、いかなる場合にもその後九十日以内に、日本国から撤退しなければならない。

この条項が履行され、日本が完全な独立を回復したのであれば「主権回復の日」を定める意味がある。

しかし、サンフランシスコ講和条約発効にはからくりがあった。

日本の独立を封殺する二つの重大な取り決めが同時に盛り込まれたのである。

一つは上記第六条の後段。

「但し、この規定は、一又は二以上の連合国を一方とし、日本国を他方として双方の間に締結された若しくは締結される二国間若しくは多数国間の協定に基く、又はその結果としての外国軍隊の日本国の領域における駐とん又は駐留を妨げるものではない。」

但し書きが付記され、連合国と日本国が協定を締結した場合には外国軍隊の日本駐留が妨げられないとされた。

もう一つは第三条の規定。

第三条
日本国は、北緯二十九度以南の南西諸島(琉球諸島及び大東諸島を含む。)孀婦岩の南の南方諸島(小笠原群島、西之島及び火山列島を含む。)並びに沖の鳥島及び南鳥島を合衆国を唯一の施政権者とする信託統治制度の下におくこととする国際連合に対する合衆国のいかなる提案にも同意する。
このような提案が行われ且つ可決されるまで、合衆国は、領水を含むこれらの諸島の領域及び住民に対して、行政、立法及び司法上の権力の全部及び一部を行使する権利を有するものとする。

つまり、沖縄を含む南西諸島、南方諸島を日本から切り棄てることで日本は主権を回復した。

沖縄にとって4月28日は「主権回復の日」ではなく、日本から切り棄てられた「屈辱の日」である。

そして、「慰霊の日」にあたる6月23日に米軍による治外法権を定めた「日米地位協定」が発効した。

慰霊の日戦没者追悼式に岸田首相が出席したが、日本政府の沖縄に対する欺瞞を見逃すことはできない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 石丸伸二氏したたか都知事選“ジジ殺し”「選挙の神様」が演説仕切り大物経営者が胸アツ演説(日刊ゲンダイ)

石丸伸二氏したたか都知事選“ジジ殺し”「選挙の神様」が演説仕切り大物経営者が胸アツ演説
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/341924
2024/06/21 日刊ゲンダイ


マイクを握るのはドトールコーヒー創業者の鳥羽博道名誉会長(=右側手前、街宣車上左端が石丸伸二氏)/(C)日刊ゲンダイ

 東京都知事選(7月7日投開票)に出馬した前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)はなかなかくせ者だ。議会で居眠りする市議をSNSで批判したり、会見で地元メディアとやり合うなど、市長時代の攻めた手法が若者にウケているともっぱらだが、陣営を支えるのはオールド世代。自己陶酔スマイルの奥にジジ殺しスキルが見え隠れする。

 20日の告示後の第一声は、選挙事務所を置くTKP市ヶ谷カンファレンスセンター前だった。進行を担ったのは、「選挙の神様」の異名をとる事務局長の藤川晋之助氏(71=藤川選挙戦略研究所代表理事)。自民党都連最高顧問の深谷隆司元通産相の娘婿で選対幹部の小田全宏氏(65)、政治評論家の田村重信氏(71=元自民党政調会調査役)らに次々とマイクが手渡された。「石丸伸二の魅力」がこれでもかというほど語られ、TKPの河野貴輝社長(51)も駆けつけた。熱量がハンパない。

ドトールコーヒー創業者がベタ褒め


大トリのごとくマイクを握る石丸伸二氏(C)日刊ゲンダイ

 中でも胸アツ演説をぶったのが、ドトールコーヒー創業者の鳥羽博道名誉会長(86)。安倍元首相夫妻との親交でも知られる大物経営者だ。石丸のユーチューブチャンネルを見て、5月下旬に「とにかく応援したい、一度会いたい」としたためた手紙を安芸高田市役所に送ったのが出会いだと言い、「この人は日本を変えられる。明治維新が起きようとしている」と絶賛。「どうしても石丸伸二を都知事に当選させたい」と支持を呼びかけた。

 大トリのごとくマイクを握った石丸候補は、「ナポレオン・ボナパルトが皇帝になったのは30代。この年齢は何かを始める、何かを変える、何かを動かすに際して若すぎることはない」と立て板に水のごとく訴え、遊説に向かう選挙カーの助手席に乗り込むと、すぐさまワッフルをパクッ。その後のひと言は「これ、ドトールのワッフルなんですよ」。あざとい。

 改めて鳥羽氏に石丸推しの理由を聞くと、「僕は20年来、国家経営ができる人を追い求めてきた。ユーチューブを見て『この人だ!』と。刺さったんです。胆識がすごい。いうなれば、どんな状況でもストレスを感じない人」とベタ褒めだった。

「石丸陣営を支えているのは鳥羽氏の人脈です。スタッフ30人、常時100人のボランティアを抱えている。鳥羽氏はすでに個人献金の年間上限いっぱいの150万円を寄付するなど多方面にわたって支援している。寄付総額はすでに9000万円を突破したそうです」(選対関係者)

 次のシナリオが練られていそうな展開である。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 「基地問題の早期解決を」 沖縄・玉城デニー知事の平和宣言全文(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20240622/k00/00m/040/157000c




今日23日は、沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」です。

沖縄・玉城デニー知事の平和宣言を読むことが出来ます。

しばし、79年間の沖縄の苦難に思いをはせ、「うちなんちゅう」になったつもりで、玉城デニー知事の言葉に耳を傾けてはいかがでしょうか?

平和を求めて闘う「うちなんちゅう」の姿に、感動します。


(記事の最後に、※しまくとぅば・英語の訳(エッセンス)も掲載されています。)


以下に記事の全文を転載する。


沖縄は23日、第二次世界大戦末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎えた。最後の激戦地だった沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園で県と県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」が営まれ、玉城デニー知事が「平和宣言」を読み上げた。平和宣言の全文は次の通り。

        ◇

 あの忌まわしい悲惨な戦争が、かつて、この美しい島で繰り広げられました。

 鉄の暴風といわれるおびただしい数の砲弾による空襲や艦砲射撃により、私たちの島は、戦火に焼き尽くされ、多くの尊い命が失われました。

 私たちは、あの悲惨な体験から戦争の愚かさ、命の尊さ、平和の大切さという教訓を学びました。

 あの戦争から79年の月日が経(た)った今日、私たちの祖先(うやふぁーふじ)は、今の沖縄を、そして世界を、どのように見つめているのでしょうか。

 広大な米軍基地の存在、米軍人等による事件・事故、米軍基地から派生する環境問題など過重な基地負担が、今なお、この沖縄では続いています。


 加えて、いわゆる、安保3文書により、自衛隊の急激な配備拡張が進められており、悲惨な沖縄戦の記憶と相まって、私たち沖縄県民は、強い不安を抱いています。

 今の沖縄の現状は、無念の思いを残して犠牲になられた御霊(みたま)を慰めることになっているのでしょうか。


 かつて、沖縄の本土復帰にあたり、日本政府は、「沖縄を平和の島とし、わが国とアジア大陸、東南アジア、さらにひろく太平洋圏諸国との経済的、文化的交流の新たな舞台とすることこそ、この地に尊い生命を捧(ささ)げられた多くの方々の霊を慰める道であり、沖縄の祖国復帰を祝うわれわれ国民の誓いでなければならない。」との声明を出しました。

 この声明を想(おも)い起こし、沖縄県民が願う、平和の島の実現のため、在沖米軍基地の整理・縮小、普天間飛行場の一日も早い危険性の除去、辺野古新基地建設の断念など、基地問題の早期解決を図るべきです。


 世界に目を向けると、今なお、争いは絶えることなく、ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエル・パレスチナ情勢など、戦争という過ちを繰り返し続けています。

 東アジアでは、米中対立や中国の軍事力の強化、台湾や朝鮮半島を巡る問題など、自国の軍事増強により、抑止力の強化がかえって地域の緊張を高めている一方、経済面での緊密な結びつきが併存するなど、安全保障環境が複雑化しています。

 世界の平和と安定に向けて、各国・各地域に求められているのは、それぞれの価値観の違いを認め合い、多様性を受け入れる包摂性と寛容性に基づく平和的外交・対話などのプロセスを通した問題解決です。

 私たち沖縄県民は、万国津梁(しんりょう)の精神で、近隣諸国との交流により、信頼関係を築いてきた歴史があり、また、「命(ぬち)どぅ宝」「ユイマール」「チムグクル」など多様な価値観の受容、相互扶助といった精神文化を継承しています。

 「新たな建議書」「平和の礎(いしじ)」「沖縄平和賞」は、人類普遍の価値である平和を願う「沖縄のこころ」の表れであり、世界の恒久平和は、沖縄県民の切なる願いです。

 私は、沖縄が国際平和創造拠点となり、万国津梁の精神をもって、「沖縄のこころ」を国内外に発信し、世界の平和構築や相互発展、国際的課題の解決に向け地域外交を展開していくことが、地域の緊張緩和と信頼醸成に貢献し、世界の恒久平和に繋(つな)がっていくものと確信しています。

 国連ピース・メッセンジャーであり、自然保護や人道問題へ取り組む世界的な環境活動家でもあるジェーン・グドールさんは、「私たちの行動は、毎日必ず何かしらの影響を世界に与えています。どんな行動を取るかが“違い”を生み、どのような“違い”を生み出したいのかを決めなければなりません。」と語っています。

 一人ひとりの思いや行動は、たとえ微力でも、確実に世の中を変えていく力があると、勇気を与えてくれる言葉です。

 今こそ、私たち一人ひとりに求められるのは、不条理な現状を諦めるのではなく、微力でも声をあげ、立ち上がる勇気、そして、行動することです。

 先人から受け継いだ精神文化をもって、他者を尊敬し、思いやり溢(あふ)れる社会を造り上げ、核兵器の廃絶、戦争の放棄、恒久平和の確立に向けて、共に絶え間ない努力を続けてまいりましょう。

 わったー元祖(ぐゎんす)んかい誇(ちむふくい)ないる沖縄(うちなー)あらんとーないびらん。

 わったーや近隣(けーとぅない)ぬ諸国(くにぐに)とぅ交流(とぅぃふぃれー)っしちゃるたみ、信頼関係(どぅしびれー)ぬ仲までぃ積(ち)み上ぎてぃちゃる歴史(でー)ぬあいびーん。

 わったーや平和(ゆがふーゆー)大切(てーしち)にする精神(たまし)ぬあいびーん。

 わったーや価値観(ありましくりまし)ぬ違(ち)げーぬあてぃん互(たげー)に容認合(ちむあーし)ぬないる精神文化(ちむだまし)ぬ継承(ふぃちちじ)さっとーいびーん。

 沖縄県(わったーしま)が世界(しけー)ぬ恒久平和(ながゆがふーゆー)ぬ架橋(はしわたし)ないるぐとぅ一緒(まじゆん)っし目標(みやてぃ)んかい向(ん)かてぃいちゃびらな。

 We strive to make Okinawa an island we and our ancestors are proud of.

We have a history of trust that has been established through exchanges with our neighboring countries.

We bear hearts that cherish peace.

We carry on the spirit of accepting diverse values.

We,the people of Okinawa,shall together aim to be the bridge to world peace for all time.

 本日、慰霊の日に当たり、犠牲になられた全ての御霊に心から哀悼の誠を捧げるとともに、戦争に繋がる一切の行為を否定し、人間の尊厳を重く見る「人間の安全保障」を含めた、より高次の平和を願い続け、この島が世界の恒久平和に貢献する国際平和創造拠点となるよう、全身全霊で取り組んでいくことをここに宣言します。

 ※しまくとぅば・英語の訳(エッセンス)

 私たちの祖先に対して誇れる沖縄でありたい。

 私たちは近隣諸国との交流により信頼関係を築いてきた歴史があります。

 私たちは平和を大切にする心があります。

 私たちは価値観の違いを認め合う精神文化を継承しています。

 沖縄県が世界の恒久平和の架け橋となるよう、ともに目指してまいりましょう。


記事の転載はここまで。


宣言の中で引用されているジェーン・グドールさんの言葉。

「私たちの行動は、毎日必ず何かしらの影響を世界に与えています。どんな行動を取るかが“違い”を生み、どのような“違い”を生み出したいのかを決めなければなりません。」


都知事選挙の候補者掲示板を悪用してバカ騒ぎしている輩に聞かせてやりたい・・・。





http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/697.html
記事 [政治・選挙・NHK294] 田母神俊雄候補には「追い風」か…参政党代表・神谷宗幣参院議員が都知事選でモーレツ支援(日刊ゲンダイ)

田母神俊雄候補には「追い風」か…参政党代表・神谷宗幣参院議員が都知事選でモーレツ支援
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/341927
2024/06/21 日刊ゲンダイ


応援演説する参政党の神谷宗幣代表(左)と田母神俊雄氏(C)日刊ゲンダイ

 火ぶたが切られた東京都知事選(7月7日投開票)。「普通の保守派の受け皿になる」と訴えて出馬した元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)は20日の告示後、築地で第一声をあげた。

 そこに駆けつけたのは、参政党代表の神谷宗幣参院議員。マイクを握って「メーク・トウキョウ・グレート・アゲイン。田母神さんには強い東京をつくってもらいたい」と支持を訴えた。つづく防衛省前での街頭演説にも参政党関係者が入り、一心同体の様相だ。陰謀論まで唱える反ワク政党と「普通の保守」とは相いれなさそうなものだが、「神谷氏の応援は党を代表したものではない保守として共鳴するものがあったから」(田母神陣営関係者)という。

 田母神氏はかつて参政党のアドバイザーを務めていた。通ずるものがあるのだろう。気になるのは、参政党の存在が追い風になるのかどうかだ。

 カルト問題に詳しいジャーナリストの藤倉善郎氏はこう指摘する。

「田母神氏は今年5月に日比谷公園で行われた大規模な反ワクチン集会に出席していた。これまでの経緯からいっても、主張が重なる部分があるのでしょうが、反ワクチンや陰謀論界隈にいるのはキワモノばかり。そこがクローズアップされれば、保守派の中でも浮いてしまいかねない。選挙戦ではマイナスに働くのではないか」

 勝ちに行くなら、つるむ相手は選ぶ必要がある。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK294] ドッチラケだった都知事候補4人討論会…顔ぶれ中途半端、公平性担保でむしろアンフェア(日刊ゲンダイ)

ドッチラケだった都知事候補4人討論会…顔ぶれ中途半端、公平性担保でむしろアンフェア
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/341875
2024/06/20 日刊ゲンダイ


必死で追い上げていく蓮舫・前参院議員(C)共同通信社

 予想通り、消化不良だった。東京都知事選の告示前日の19日、日本記者クラブで行われた候補者の公開討論。呼ばれたのは、学歴詐称疑惑の再燃をものともせずに3選を目指す小池百合子知事(71)、「反自民党、非小池都政」を掲げる前参院議員の蓮舫氏(56)、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)の4人。セットされたのは1時間だけ。議論はちっとも煮詰まらず、ドッチラケだった。

 今夏の首都決戦には史上最多の50人ほどが名乗り。これまで過去最多だった4年前の22人から倍増だ。そうした事情もあって、討論に「どこまで呼ぶか」でひと悶着あったという。

「今回の構図は小池氏と蓮舫氏による事実上の与野党対決。小池氏が逃げ切るか、蓮舫氏が追い上げるか。三つ巴の戦いは想定されていません。有権者の投票行動に資することを第一に考えれば、2人の1対1討論で問題点をあぶり出すべきだという意見があった。一方で、候補者に対する公平性を担保するため、首長経験のある石丸氏らも呼ぶべきだとの声もあり、網が広げられた」(大手紙記者)

 田母神氏は「普通の保守系の都民が投票する人がいない」という理由で2度目の挑戦。もっとも、2014年の選挙をめぐり、公職選挙法違反(買収)で有罪が確定し、5年間の公民権停止を食らっている。だったら、知名度のあるタレントの清水国明氏(73)はなぜはじかれたのか。災害支援活動を生かした減災政策の充実を訴えている。陣営関係者は「勝敗に絡む得票数が見込めないと軽く見られたのでしょう」と寂しげだ。

 政治評論家の本澤二郎氏はこう言う。

「このクラブ討論はむしろフェアじゃない。争点のひとつと言っていい小池氏の公選法違反(虚偽事項公表罪=学歴詐称)疑惑を深掘りさせないために、人数を増やしたのではないか。そんな印象が拭えません。小池氏を応援する自民党や公明党の支持者は高齢者が多く、NHKなどの大手メディアしか見ていない人が少なくないですから、今回も緑のタヌキにまんまとだまされてしまうかもしれない。カイロ大の元幹部が学歴詐称を打ち消すために表に出てきたり、イカサマのにおいがますます強まっている。小池3選を許せば、民主主義の根幹をなす選挙は台無しです」

 蓮舫はこの4人による討論会の継続開催を求めていたが、どうなるか。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK294] <都知事選>「石丸現象」都ファ登場時を彷彿とさせる熱狂(田中龍作ジャーナル)
【都知事選】「石丸現象」都ファ登場時を彷彿とさせる熱狂
https://tanakaryusaku.jp/2024/06/00030858
2024年6月21日 23:09 田中龍作ジャーナル


聴衆にハイタッチする石丸候補。=21日、八王子駅前 撮影:田中龍作=

 夜の帳が下り始めた八王子駅前には、蓮舫演説の余韻が残っていた―

 蓮舫候補が会場を後にしても、街宣会場に立ち尽くしていた100人近くの人々は一向に動こうとしなかった。

 なぜ帰らないのかと聞くと、「これから石丸さんが来るのを待っている」と言う。「早く着いたので聞いていただけ」。

 石丸さんとは広島県安芸高田市の石丸伸二元市長(41歳)のことである。

 「石丸さんのどこがいいですか?」と中年の女性2人連れに聞いた。

 「まっとうな政治家が出てきた」。
 「安芸高田で実績がある」。2人は答えた。

 蓮舫陣営の街宣車が演説後も車道に止まっていたことから、石丸支持者から「帰れ、帰れ」コールが巻き起こった。怒気を含んだコールだ。

 4月にあった衆院東京15区補選で参政党や日本保守党の街宣に来ていた人たちと似た雰囲気をまとっている。


聴衆の熱気はこれまでに見たことのない異質なものだった。=21日、八王子駅前 撮影:田中龍作=

 誰かが、「石丸さんはあっちだよ!」と叫ぶと、立ち止まっていた人々が一斉に移動を始めた。中年の女性3人連れがはしゃいで走り出した。

 2016年、都民ファーストが世に出た時、女性たちが緑色の服を着て声援を送った。あのはしゃぎ様が蘇る。明らかなポピュリズムである。

 ロータリーの反対側に陣取った石丸陣営はテーマカラーの紫色のTシャツを着たボランティアがロープを張って仕切っていた。聴衆の中にも紫のTシャツを着た人たちの姿があった。

 演説しなれていないのか。石丸氏の声はあまりよく通らない。それでも―

 「行政を知る初めての知事となることをここに宣言します。日本は経済小国になる。目指すは経済強国です。

 東京の政治が変われば日本が変わります。どこの既存政党からも支援を受けていない人間が東京都知事になれば日本に激震が走る。日本が変わる」。

 大言壮語の割には中味のない石丸氏の演説だった。


女子高校生がチラシ配りに汗を流していた。=21日、八王子駅前 撮影:田中龍作=

   〜終わり〜

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/700.html

   

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