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2024年6月15日00時55分 〜
記事 [政治・選挙・NHK294] 騙される人間がいる限り化かす…それが小池百合子 適菜収「それでもバカとは戦え」(日刊ゲンダイ)

騙される人間がいる限り化かす…それが小池百合子 適菜収「それでもバカとは戦え」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/341627
2024/06/14 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


「私は負け戦には乗らない」(出馬会見をする小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ

 小池百合子の口癖は「私は負け戦には乗らない」である。

〈異端か、正統かを決めるのは「時代」以外の何物でもない。その時代に、どちらがマジョリティーを占めたか、だけの話である〉(「異端のススメ」) 

 この究極のニヒリストにとって事実やモラルは一切関係ない。騙される人間がいる限り、徹底して嘘をつき、世の中を「化かし」にかかる。先週の定例会見を見て、改めてそう思った。

 小池は2016年の知事選初当選時に掲げた公約「七つのゼロ」の達成が不十分との批判に反論。「七つのゼロ」とは、「都道電柱」「待機児童」「ペット殺処分」「残業」「満員電車」「多摩格差」「介護離職」の7項目をゼロにするとの公約だ。

 小池は「皆さん、ネガティブキャンペーンなのか、こればかりおっしゃる」と不満を表明した上で、「都道電柱ゼロ」について「(都市防災機能の強化に向けて重点的に整備する)『センター・コア・エリア』は、もう100%達成しております」と発言。

 これが小池のいつものやり方だ。「センター・コア・エリア」に限定して、話をすり替えるわけだ。こんなデタラメが通用するなら、政治家のあらゆる公約は実現可能だ。

「待機児童ゼロ」については「言うまでもありません。ほぼ達成している。だからこそ、次の(都内在住の18歳までの子どもたちに月額5000円を支給する)『018サポート』などの提案につながっている」と説明。

 意味不明にも程がある。待機児童ゼロも大嘘(カウント方法にカラクリがある)だが、「だからこそ」ってどのように文章がつながるのか。小池の目的はただひとつ。記者をけむに巻くことである。

「ペット殺処分ゼロ」についても「皆さんご承知の通りで、達成しております」。これも大嘘。18年度には犬や猫が約150匹殺されている。カラクリも単純。殺処分ゼロに含む対象は、譲渡ができる状態にある動物だけ。基準や定義を変えれば、なんでもゼロにできる。残業ゼロや満員電車ゼロについては、テレワークが拡大しつつあると指摘し、「流れは進んでいる」とのこと。反論するのもアホらしい。

 多摩格差ゼロ、介護離職ゼロについても、すべての説明がこの調子。すでに尻尾が飛び出ている古狸にわれわれ人間は一体何回騙されるのか。


適菜収 作家

近著に「安倍晋三の正体」「ニッポンを蝕む全体主義」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も発行。本紙連載を書籍化した「それでもバカとは戦え」も好評発売中。6月28日には第2弾「続 それでもバカとは戦え」が発売予定。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/618.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 投票日前に自滅だろう 凄いことになってきた与ゆ党%熾狽フ罵り合い(日刊ゲンダイ)

※2024年6月14日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2024年6月14日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


自民は連立解消チラつかせ脅し(岸田首相=左)、公明党・山口代表(右)は沖縄現地応援で珍しく自民党を痛烈に批判(C)日刊ゲンダイ

 同じ穴の「ムジナ3兄弟」が、醜悪な罵り合いをはじめている。「政治資金規正法案」をめぐって、自民、公明、維新の3兄弟の間でバトルが勃発しているのだ。

 公明党が自民党批判をはじめたのは6月9日。沖縄県議選(16日投開票)の応援のために現地入りした山口代表が、「自民党がなかなか具体策を出さず、グズグズしているから、補欠選挙、知事選と、どんどん負けつづけた」と、自民党を痛烈に批判したのだ。温厚な山口代表が、自民党を名指しして批判するのは珍しいことだ。

 赤羽幹事長代行も11日、ラジオ番組で「岸田首相の答弁は淡々としている。国民に首相の思いが届いていない」と、首相の指導力にケチをつけている。

 読売新聞によると、自民と公明の間には感情的なわだかまりがあるという。「政治資金規正法」の修正案をめぐって、自民党が「連立解消」をちらつかせて公明党に譲歩を迫ったことに対し、公明党内には「問題を起こした自民が脅すような振る舞いをするのはありえない」との憤りがくすぶっているというのだ。

 それ以上に強烈なのは、維新の自民批判だ。国会議員に月100万円支給されている「旧文書交通費」の見直しについて、自民党の浜田国対委員長が11日、「この国会での実現は日程的に厳しい」と発言した途端、怒り狂ったように自民党を批判している。

「旧文書交通費」について、自民と維新は党首会談を開き「使途公開と残金返納を義務付ける立法措置を講ずる」との合意書をかわしたが、立法の時期は明示していなかった。

 それでも、維新の馬場代表は岸田政権を「嘘つき内閣」と罵倒し、「公党間の約束が破られることになると、最大限の力を使って自民党を攻撃することになる」と宣戦布告。

 維新の東議員は「このままでは改正案に賛成できない」と、ムジナ3兄弟で合意した「政治資金規正法案」に反対すると国会で通告している。

 2週間前、ムジナ3兄弟は意気投合していたのに、公明と維新の2兄弟は、手のヒラを返したように自民党に悪態をついているのだから前代未聞の事態だ。

自民との共倒れはノー


いつものパフォーマンス?(「日本維新の会」馬場伸幸代表)/(C)日刊ゲンダイ

 なぜ、公明党と維新は自民党批判をはじめたのか。狙いはハッキリしているのではないか。もちろん、感情的なわだかまりもあるのだろうが、国民から毛嫌いされている自民党と距離をとろうとしているのはミエミエだ。

 実際、ムジナ3兄弟で合意した「政治資金規正法案」の中身が抜け穴だらけだったこともあり、公明党も維新も国民から批判を浴び、「このままでは自民党と共倒れだ」と危機感を強めていたという。

 なにしろ、3党が合意した法案はデタラメもいいところだ。自民党が死守しようとした「企業献金」「政治資金パーティー」「政策活動費」の3点セットを、ほぼ無傷で温存させてしまった。

「政治資金パーティー」の券購入者の公開基準を、現行の「20万円超」から「5万円超」に引き下げたが、実施は2027年1月と、2年半も先だ。現在、使途公開の義務がなく国会議員の裏金となっている「政策活動費」の使途公開も、公開するのは10年後のうえ、領収書は黒塗りでもOKとなっている。

 これでは、国民から「同じ穴のムジナ」と、見なされるのも当然。自業自得というものだ。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。

「公明党と日本維新の会の“自民批判”は、世論を意識したパフォーマンスなのでしょう。次の選挙のことを考えたら、自民党とケンカしている姿を見せた方が得策と計算しているのだと思う。そもそも維新は、6月23日の会期末まで残り少ないのに、本気で“旧文書交通費”の見直し法案が成立すると考えていたのでしょうか」

 6月の時事通信の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月比2.3ポイント減の16.4%と、過去最低を更新。3党が合意した「政治資金規正法案」についても、「評価しない」が72.2%に達している。

 こうなると「同じ穴のムジナ」と見られたくない公明と維新が、さらに“自民批判”を強めてもおかしくない。

自公の対立で都知事選も波乱

 遺恨にしろ、パフォーマンスにしろ、表立って批判をはじめたとなると、もはや自民党も公明党も、都知事選どころではなくなるのではないか。

 批判された自民党からは、公明党や維新に対して「パフォーマンスもいい加減にして欲しい」との声もあがっている。もともと、自民党内には公明嫌いも多いだけに、パフォーマンスで済まなくなる可能性もゼロじゃないだろう。

 都知事選に独自候補を擁立することを断念した自民党は、「確認団体」をつくり、公明党と一緒に小池知事を支援する予定らしいが、罵り合っていて、はたしてうまくいくのかどうか。

 それでなくても、公明党都議団は「自民が表に出てくるとイメージダウン。マイナス要素しかない」と、気乗りしていない。ほんの1年前(2023年5月)、自民党と公明党は、衆院東京の選挙区調整をめぐって対立し、公明党の石井幹事長が「東京での自公の信頼関係は地に落ちた」と、言い放った経緯もある。

 小池周辺も自民党と公明党の内紛を「選挙にマイナスだ」と気にしているらしい。

「自民党と公明党に期待するのは、組織票だけです。なのに互いにいがみ合っていて、組織が機能するのでしょうか。実力の半分も発揮できないのではないか。ただでさえ、都議選を来年に控える自民党都議団は半身ですからね。都議選で小池知事が率いる都民ファーストの候補と戦うことになるので、小池知事に圧勝されると困るのでしょう。そもそも、小池陣営からしたら、自民と公明が『政治とカネ』をめぐってケンカするだけでも、いい迷惑です。最大のライバルである蓮舫さんは、政治とカネを都知事選の争点にしようとしていますからね。なるべく、政治とカネの話題を消したいのに、困ったものです」(小池陣営関係者)

 下馬評では、小池知事が3選を果たすとみられている。しかし、もはや、小池知事にかつての勢いはない。そのうえ、最大の支援組織である自民と公明が力を発揮できないとなったら、どんな波乱が起きてもおかしくない。

 政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。

「もし、小池知事が敗れ、『反自民・非小池』を掲げる蓮舫氏が当選するようなことが起こったら、国政レベルでも政権交代を求める声が一気に広がっていくでしょう。そうなったら、自公関係はガタつき、崩壊に向かう可能性があります。もともと、自民と公明は、主義主張も成り立ちも違い、“利権”と“選挙互助会”という利害で結ばれている関係ですからね」

 末期的な組織は、得てして内部対立が勃発し、体力を失っていくものだ。世論調査では「自公政権の継続」よりも、「政権交代」を望む声の方が多い。ムジナ同士のケンカは、まさに末期的組織の典型である。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/619.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 「国民の利益より米国のために動いている」、日米合同委員会廃止要求デモで外務官僚らを叱咤(高橋清隆の文書館)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2062618.html
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 日米合同委員会の廃止を求める「#みちばた」主催の集会が13日、初めて外務省前で開かれ、およそ20人の市民が参加した。曇り空の下、マイクリレーが展開され、愛国団体「一水会」の木村三浩代表や元衆院議員の小林興起氏らが演説した後、参加者全員で「日米合同員会を廃止しましょう」とシュプレヒコールを上げた。


主催者あいさつ〜マイクリレー(2024.6.13筆者撮影)

 集会は午前10時半から正午近くまで開かれた。5回目となる今回は、初めての「ホーム」開催。同委員会の日本側代表を応援しようとの趣旨で、「ニッポンチャチャチャ」コールを送ることも想定し、太鼓やかねなどの持参も歓迎した。

 しかし、マイクリレーでは「日本国民のための利益を守るより、米国の顔色を伺って米国のために動いている」(木村)、「原爆を落としたのは米国だけ。米国から謝罪の言葉を求めるのが日本の外務省の仕事」(小林)など、外務省の姿勢を叱咤する発言が相次いだ。

 この日は特殊ナンバーを付けた黒塗りの外交官車両が門を出入りしていたが、合同委員会が開かれた確証はない。ただ、5月16日に開かれた証拠があり、同日ニュー山王ホテル前は閑散としていたことから、順番からすれば外務省開催になるはず。

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主催者としてあいさつする川口智也さん(2024.6.13筆者撮影)

 最初に共同主催者の「YouTuber.JT3Reload」こと川口智也さんがビールケースに乗り、「本日は、日米合同委員会に参加している日本側の官僚にエールを送ろうというコンセプトのデモです。特定の民族や差別に基づくヘイトスピーチは禁止していますので、ご了承ください」とあいさつした。

 川口さんは8年前に体調を崩して死にかけた経験があるという。「それまではお金や自分の保身、貯金などばかり考えていた。でも、死んだら、一生懸命守ってきた金も持っていけないし、地位や名声はもともとない。なぜ日米合同委員会への抗議をみんなと一緒にやっているかと言えば、ここ(ハート)が燃えるから。肉体労働していた方がお金は稼げるが、お金を使って東京まで来ている」と吐露した。

 「確かに、外務省の皆さんは日米合同委員会でアメリカさんの言うことを聞いて日本の主権を売り渡すようなことを多少文句があっても聞いていた方が出世できるかもしれない。でも、死んだら地位や名声は持って行けません。持って行けるのは魂だけ。名声よりも、私たちと一緒に、ここが燃えるような活動を一緒にしませんか」と呼び掛けた。

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共同主催者の甲斐正康さん(2024.6.13筆者撮影)

 続いて、「#みちばた」の甲斐正康さんが登壇。「よく間違えられますが、『#みちばた』は市民団体ではありません。右や左の政治的思想の違いは一旦横に置いて、この道端から日本を住みやすい社会にしようという志で集まっている。皆さまも同じ気持ちだと思います」とくぎを刺した。

 普通の庶民としての生活を楽しむ人生を過ごしたかったが、「この国がこのままだと明らかにおかしくなるから、政治の世界に足を踏み入れました」と打ち明ける。

 5月23日の集会で米側代表の在日米軍副司令官、ジョージ.B.ラウル4世准将に手渡そうとした、返答を求める手紙を後日横田基地内に郵送し、受け取られたことを報告。「今日、ジョージB.ラウルさんが来るのでしたらぜひ、ここでお話ししましょう」と呼び掛けた。

 横田基地からの漏出が疑われる有機フッ素化合物(PFAS・ピーファス)の問題を取り上げ、「汚したなら、汚した人が片付けるのは当たり前。それが米軍に通用しないのは、日米地位協定があるから。そして、それに基づく日米合同委員会があるから。外務省さん、ラウルさんにちゃんと始末しなさいと伝えてください」と訴えた。

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木村三浩・一水会代表(2024.6.13筆者撮影)

 マイクリレーの一番手は、一水会の木村代表が務めた。木村氏は開口一番、「日米合同委員会は理不尽な会議。内容は全く国民に知らされない。官僚が米軍人と話し合い、日本をどうコントロールするか、米軍基地をどう運用していくかを決めている。本来ならば、地位協定とともに、廃止されていいはずだ」と断じると、「そうだ」の声援と拍手が湧いた。

 その理由として1990年から始まった「2プラス2(日米外務・防衛担当閣僚会合、正式名称は「日米安全保障協議委員会」)の存在を挙げ、「にもかかわらずあるのは、砂川闘争でも明らかなように、司法の判断すら米国の政治的な力によって変え、日本をコントロールし、植民地化している証明にほかならない」と指摘した。

 「外務省の皆さんが米国側と交渉して日本の利益を守るのが本来の姿だが、今や外務省はこの日米合同委員会によって、米国の意向を忖度するだけの役所になっている。日本国民のための利益を守るより、米国の顔色を伺って米国のために動いていると言われても過言ではない」と非難した。

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小林興起・元衆院議員(2024.6.13筆者撮影)

 続いて、7月7日投票の東京都知事選挙への立候補を表明した小林氏がマイクを取る。自身が日比谷高校を卒業し、同級生や先輩に外務省に入った人がたくさんいたことに触れ、「憧れの役所だった」と明かした。

 「外務省の皆さんにお話ししたいことは一つ。今、日本の政治は全く駄目だから、役人が頑張らなければ。国民の声を聞いて、政治家が間違っていたら、役人が政治家を直し、正しい政策をやりなさい」と激励した。

 自民党の裏金問題や郵政・道路公団の民営化、小池都知事の学歴詐称などを例に政治家の堕落ぶりを指摘。「郵政民営化で米国に金を渡して戦争することに賛成する方が選挙で勝ち、反対する小林興起は自民党から追放される。こんなバカなことがあるか。だから、アホしか政治家になっていない」と嘆いた。

 その上で、「今日本が駄目になっていく根本は、この国が独立していないから。ロシアや中国が突っ込んで来るとしたら、その理由は米軍がいるから」と喝破。「原爆を落としたのは米国だけ。米国から謝罪の言葉を求めるのが日本の外務省の仕事」と叱咤した。

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漫才をする(左から)真田信秋さん・金野奉晴さん(2024.6.13筆者撮影)

 第1回から参加している「主権者国民平和独立会議」代表の金野奉晴さんと動画配信者の真田信秋さんが、漫才に挑戦した。

 金野さんは冒頭、「きょうはホームだからエールを送るんだみたいな話だが、ここに立つとどうしてもエールってならない。いきなり批判しちゃいます」とぶち上げ、「害務省」と書いたボードを掲げた。

 真田さんは「農水省は農衰省」と返した。「看板をこれと換えると?」

 金野さんは「さっき、さすまたがちらちら見えたので、それはやめるとして、この害務省という名前で呼ばれていることを自覚してほしい」と強調した。

 真田さんが「ODAによるウクライナ支援や、日米合同委員会の議事録などの公開請求をしているが、ぐずぐずと出してくれず、説明責任を果たす気がない」とこぼす。金野さんは「ないですね。公開したら、相当やばいですから。米側は、交渉相手にこの外務省を選んだんでしょ。なめられたもんですね」と挑発した。

 真田さんは外務省予算について「補正を入れると1兆円規模だけど、国民のために使わず、ほとんど外国のために使っている」と指摘。SDGsや「偽情報対策」が含まれることを挙げた。

 金野さんは「何が一番まずいかと言えば、米国の戦争外交に乗せられていること。平和外交はやれないの?」と突き上げた。「拉致問題だって本当は解決できるのに、米国の意向で解決しない。北朝鮮の脅威を残しておきたいから」と看破した。

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TTBジャーナルのサルサ岩淵さん(2024.6.13筆者撮影)

 TTBジャーナルを運営するサルサ岩淵さんが、前回に引き続き、マイクを取る。「外務省の皆さんの中にも、日本が実質的に米国の属国であることが分かっていて、上司や大臣らとの板挟みに遭って心苦しい思いをされている方もいらっしゃるかと思う。そういった心ある方にぜひ、お願いがあります」と切り出し、3つの項目を挙げた。

 「横田空域は米軍の許可がないと日本の飛行機が飛べませんよね。おかしくないですか。何で日本の空域なのに、外国の米軍の許可が要るんですか。恥ずかしくないですか」「正月に羽田空港で事故があったし、ガソリンだって余計にかかる。国益損なってるじゃないですか」と責め立てた。

 「憲法改正は、米国から言われてるんでしょ。やめてください。この植民地状態で憲法を変えたらどうなりますか。宗主国のための憲法になってしまう。まず、日米地位協定を変えるまで、凍結してください」

 「日本にはスパイがいます。外務省の皆さん、小池百合子はエジプト政府に首根っこをつかまれているスパイ、売国奴です。調査して、取り締まってください」と求めた。

 最後に全員で、「日米合同委員会を廃止しましょう」「廃止しましょう」とシュプレヒコールを上げた。

 2月から毎月1回開いてきた同集会だが、主催者によれば、7月はフランスを拠点にする民間水道会社「ヴェオリア」への抗議をするため休みとし、8月に大規模集会を計画している。

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http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/620.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 「AIゆりこ」の“不気味さ”の正体は? 小池都知事の「付け焼刃」ぶりを識者が指摘(日刊ゲンダイ)


「AIゆりこ」の“不気味さ”の正体は? 小池都知事の「付け焼刃」ぶりを識者が指摘
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/341654
2024/06/15 日刊ゲンダイ


突如デビューを果たした「AIゆりこ」(小池百合子知事のXから)

 6月20日の東京都知事選挙の公示日を控え、現職の小池百合子知事(71)が13日、生成AIを使って作り出した動画をX(旧ツイッター)で公開し話題だ。

 動画には小池知事そっくりで、緑色のジャケットに身を包んだキャラクター「AIゆりこ」が登場。本人のかつての職業であるニュースキャスターよろしく、デスクに就いたAIゆりこが、これまた本人にそっくりな合成音声で、「これまでの都政での取り組みをわかりやすく広く伝える」(本人のXから)というニュース番組形式の動画だ。

 公開されるや、動画視聴者は反応しているが、SNSには《率直に言うと「気持ち悪い…」》などと違和感を覚えたという声や、《AIゆりこ、妙な面白さと不気味さが合わさってて中毒性がある》など、クセになりそうになったという声も出る。

 本人に寄せたキャラクターが合成音声ゆえ、時に妙なアクセントでしゃべる姿は珍奇に映ることも確かだが、そもそも今回の動画の「不気味さ」の本質はいったい何なのだろうか。

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、「小池知事がどこまでAIの生成動画についての知識を持っているかは分からない」としながらも、こう指摘する。

「AI発展の歴史や開発秘話などを『あまり知らないのでは?』と思われそうな小池知事が、安易に昨今のAIブームに乗っかっているように見えてしまうのが、違和感の本質ではないでしょうか。仮に今回の動画をリリースする前に『小池知事が最近、AIについて勉強しており、AIを研究する学者と対談する』といった動画を公開して、小池知事が政治にAIを利用していくことに真面目に取り組んでいるという姿勢を見せ、その上でAIゆりこをデビューさせていたら、ここまでの違和感は発生しないのでは。このような地ならしをしないでリリースしてしまったため、AIゆりこ自体が『誰かからの入れ知恵』に見えてしまうことも良くないでしょう」

 併せて井上氏はこうも語った。

「本来なら自分の口で伝えるべき政策をAIにしゃべらせて、『有権者のどの層から支持されようとしているのか』という狙いが見えて来ないため、結局はどの層にも刺さらない」

 これらを総合すると、「AIゆりこ」から漂う違和感の正体は、小池知事がAIを扱うことの「つかみどころのなさ」ということなのだろう。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/621.html

記事 [政治・選挙・NHK294] マイナ保険証はトラブル続きなのに…河野デジタル相は紙廃止「問題なし」一点張りの厚顔不遜(日刊ゲンダイ)

マイナ保険証はトラブル続きなのに…河野デジタル相は紙廃止「問題なし」一点張りの厚顔不遜
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/341611
2024/06/14 日刊ゲンダイ


ひたすら「問題ない」の一点張りで(河野太郎デジタル相)/(C)日刊ゲンダイ

〈こっちがそちらの母国語で話してんだから、そっちが理解しようと努めろよという気持ちで、(こっちが)完璧な英語を使おうとか思わない方がよい〉──。河野デジタル相が1日、自身のブログに英語スピーチの心得を説いた一節である。

 エラソーなアドバイスだが、12月2日に予定される現行の保険証廃止に国民が「残して」と日本語で訴えても「理解しよう」と努める気すらない。ひたすら「問題ない」の一点張りだ。

 保険証廃止とマイナ保険証への一本化は「国民の不安払拭」が大前提だったはずだが、不安・不満は募り続けている。現行の保険証の規定を削除する厚労省令の改正に関するパブリックコメント募集について、全国保険医団体連合会(保団連)が6日にXで〈保険証を残して!の声をぜひお送りください!〉と呼びかけたところ、13日時点でインプレッションは200万回を突破。異例の反響を呼んでいる。

「資格情報が無効」「カードリーダーでエラー」


本日も「マイナ保険証」はトラブルばっかり(C)共同通信社

 不安払拭もままならず、いまだにマイナ保険証はトラブル続きだ。

 大阪府保険医協会が先月末から今月3日まで、府内の会員医療機関(約4000カ所)を対象にマイナ保険証に関するアンケート調査を実施(有効回答247件)。今年1月以降にマイナ保険証のトラブルが「あった」との回答が約64%に上った。

「具体的な事例として、『資格情報が無効』や『カードリーダーでエラーが出る』など多数報告されています。漢字が黒丸で表示されるトラブルも多い。現行の保険証が廃止された場合、受付業務が『混乱すると思う』と答えた医療機関は9割超。『受付業務に忙殺される』『待ち時間が長くなる』との懸念が噴出しています。現行の保険証がなくなったら、現場の混乱は避けられません」(府保険医協会事務局参与の田川研氏)

 政府は昨年、デジタル庁にマイナンバー情報総点検本部を設置。今年1月に総点検を終えて再発防止を打ち出したが、いまだ「他人の情報が紐付けられている」などの根本的なトラブルが発生しているありさまだ。

 点検本部長を務めたのは何を隠そう、河野氏である。デジタル庁に再度点検を実施するか尋ねたが、「引き続き、マイナンバー情報の正確性確保に関する取り組みを推進していきます」(広報担当)と木で鼻をくくった対応だった。

 保険証廃止への不安・不満を無視して、足元で続くトラブルは放置。河野大臣は外国人に対してと同様に不遜な態度で、マイナ問題に向き合っている場合じゃないゾ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/622.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 蓮舫氏「ブラックボックスを開けたい」 都知事選向け“神宮外苑再開発”“政治とカネ”問題などへ今後の対応を語る(弁護士JPニュース)
https://www.ben54.jp/news/1237



小池都知事が必死で閉じる、都政の「ブラックボックス」を、蓮舫氏が開けたいと言う。

私も、是が非でも開けてほしいと思う。

多くの都民も同じ気持ちだろう。

なぜなら・・・

東京都の政治刷新のためには、「ブラックボックス」を開けて、税金の使われ方、重要な政策決定過程の透明性、独裁、汚職、癒着の有無などなど、長い間隠されてきた都政の実態を都民の前に示すことで、今後の都政はどうあるべきかが自ずと明らかになる。

今、東京都の政治刷新を叫ぶなら、目の前にある「ブラックボックス」は絶対に開けなければならない。

それが道理というものだ。

東京都は、これまで革新系の知事は美濃部氏しか経験していない。

これまでの都政は、自民党、或いは自民党くずれの小池氏などと、その取り巻き政党、団体、官僚が牛耳ってきた。

その自民党は、集団で、組織的に、長期にわたり裏金作りで私腹を肥やしてきた「犯罪者集団」であることが、天下に晒された。

そんな政党が牛耳ってきた都政、その「ブラックボックス」からは耐えがたい腐臭が漂ってくるのも当然といえば当然だ。

「長期政権は必ず腐敗する」ということは、歴史が何度も教えている必然だ。

元都知事の石原氏ほか、ここ数代の腐敗ぶりを思い起こすだけでも、納得がいくはずだ。

権力は腐るものであり、そのことを都民の目から隠そうとするそのことで「ブラックボックス」が生れ、際限も無く膨らむ。

政権交代は、都政の闇「ブラックボックス」を開け、都民、市民の前に「真実」をつまびらかにするという、大きな意義を持つ。


都民は、都庁の「プロジェクションマッピング」よりも、東京都の「ブラックボックス」を是非見たいじゃないですか。

都民一人ひとりが貴重な一票を「蓮舫氏」に投じれば、「それが叶う」となれば、何人の人が立候補しようとも、選択肢は一つしかない。



以下に記事の全文を転載する。


6月14日、日本外国特派員協会(東京都)で、東京都知事選挙への立候補を表明した蓮舫氏が記者会見を行った。

神宮外苑の再開発問題を強調

蓮舫氏は5月27日に立候補の意向を表明。6月12日に、立憲民主党に離党届を提出した。現在は参議院議員の職を継続しているが、20日における都知事選告示日の正式な立候補に伴い、自動失職となる。

「今回は、都知事になったら何をしたいか話します」(蓮舫氏)。具体的な政策については「詳細は最後まで詰めたいので、来週に発表したい」としつつ、会見では小池百合子現都知事を批判しながら、自身が都知事になった際に予定している政策の概要を語った。

蓮舫氏がまず取り上げたのは「再開発のあり方」について。とくに、明治神宮外苑の再開発の見直しを主張した。

「人口が減少していく東京で、10年前の計画に基づいて緑を伐採するようなことは、本当に必要なのか。

神宮外苑の再開発は、いちど立ち止まるべきだ。多くの市民が“おかしい”と声を上げている」(蓮舫氏)

2023年9月、小池都知事は、神宮外苑の樹木の保全策を具体的に示すよう事業者に対して要請した。蓮舫氏はこの対応を「きわめて評価ができる」としながらも、現在に至るまで事業者が返答を提出しておらず、小池都知事も再要請を行っていないことを批判した。

「予算のブラックボックスを開ける」“政治とカネ”問題にも言及

蓮舫氏は都の予算の問題についても語った。

「東京は豊かな都市。年間の予算は8・5兆円、特別会計を入れると17兆円、補助金だけで年間1・7兆円ある。この補助金が誰に流れているのか、どういう形でどの事業者や自治体に流れているのか、残念ながら、都民やジャーナリストが客観的に調査することはできない。

私はこのブラックボックスを開けたいと思います」(蓮舫氏)

蓮舫氏は円安が進み国民の生活が厳しくなっているからこそ、東京都民が納めた税金の使われ方を明らかにすべきだと主張。「自分の最も得意な、行政改革を行いたい」と語った。

また、国会における「政治とカネ」の問題についても言及。自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件に触れたのち、以下の通り宣言した。

「政治とカネの問題、私自身が疑われることのないよう、大規模な権力に臨む立場として、政治資金パーティーは行いません」(蓮舫氏)


会見後、蓮舫氏は「スピーチと質疑応答。神宮外苑再開発、貧困や格差などへの関心が高かったです」とXに投稿した。

外国人参政権は検討せず

質疑応答では、複数の外国人記者が、多様性や国籍に関わる質問を投げかけた。

外国人政策に関する質問については、経済面では外国人が働きやすい環境を加速させることや、教育面では日本語の読み書きが難しい外国籍の子どものために都が対応を行うことなどに言及。

一方で、昨年に武蔵野市でも議論された外国人にも投票権を認める住民投票制度については「現段階で、(外国人の)政治参加について具体的に私が検討していることはありません」と回答した。

ジェンダー政策に関する質問には「まだ日本のジェンダーは道半ばだと思っています」として、積極的に関わる意向を表明。

また、小池都知事との選挙戦がメディアで「女傑対決」と表現されることについて「男性同士の選挙でそんなことが言われますか?」と苦言を呈した。

その小池都知事も、6月12日、3期目を目指し立候補の意向を正式に表明した。他にも50名以上が立候補の意向を示している。

都知事選の投票日は7月7日(日)。


記事の転載はここまで。



すでに「確認団体」の自民党が党名を隠す目的で、新たに確認団体を「詐称」することを画策しているという。

経歴詐称の疑惑に潰されそうな小池氏を、団体名を詐称して支援するという「犯罪者集団」の自民党。

そんな「犯罪者集団」が支援する小池氏を、今では労働組合のナショナルセンターを詐称しているような実態の「連合」が支援するという。

理由は「共産党が嫌い」だからだと・・・。

都政を、都民を、非正規雇用に苦しむ労働者を、炊き出しに並ぶ経済弱者のことを、思う様子は欠片も見えない。

そんな「連合」と同じことを言い、金魚の糞の様に、恥ずかし気もなくついて回るだけの、今にも消えそうな泡沫政党もある。

腐った「連合」でも、その支援を失えば、その瞬間に党は消滅することを自覚しているのだろうが、国民に支援されない、消えゆく党の断末魔でしかない。

元々「蓮舫氏」を支援する気が無いのに、「共産党」を持ちだし、理由にもならない唯一の「口実」にするところは、犯罪者集団が支援する小池氏を支援することに対しての、うしろめたさ、恥ずかしいという気持ちの表れなのか。

ただ既得権益にしがみつき、これからも労働者を食い物にするための自己保身なのか。

いずれにしても、到底信用できない面々と言えようか。


内々に、蓮舫氏の支援を申し出ている組合組織もあるという。

当然といえよう。

この際、「連合」の「ブラックボックス」も天下に晒してほしい。


一方の小池氏は「AIゆりこ」なるパフォーマンスで悦に入っているらしい。

「愚かしい」と言ってしまえば、それまでなのだが・・・。

「AIゆりこ」のプロフィールの発表はないが、「カイロ大は裏口編入も2年生で落第」なのかな?。

「AIゆりこ」を持ちだしても、今更詐称が出来るのは、「年齢」と、皺も、シミも無い「若い素肌」くらいか。

業績を詐称しようとしても、「汚点」ばかり・・・。自身の口からはとても言えない。

そん事情もあっての「AIゆりこ」。・・・しかし出来が悪すぎた。

「不気味・・・」とまで言われて、さんざんな評価。

個人的には、それでも本人よりはずっとましだと思うのだが・・・。


小池氏が最初に「AI」について語ったのは、何時だったか。

日刊ゲンダイの記事から引用すれば、

築地市場の豊洲移転問題で「意思決定過程の記録が残っていない」ことを問われたときだ。

「それはAIだから」、「人工知能、つまり、政策決定者である私が決めた」

これが、小池氏のその時の答えだ、

自分でも、何を話しているのか分かっていないような、痴ほう症の症状にも似ている。

そんな小池氏が、3選をねらう都知事選挙を前に、「AIゆりこ」なるものを使う。

出来の悪い「詐欺の小道具」なのか。

或いは、思わず出てしまった本音か。

小池氏なりの、今後とも、「重要政策の意思決定過程の記録は残さない」との宣言であり、「ブラックボックス」の強化宣言なのだろう。

小池氏にしてみれば、何としても、「ブラックボックス」を開けられるわけにはいかない。

その為に権力者は、権力にしがみつく。

何を隠そうとしているのか・・・「ブラックゆりこ」。


「ホワイト蓮舫」が暴く。


それを支援する「オール東京」・・・がんばれ。


組織的には多勢に無勢だが、選挙の火ぶたが切って落とされたら、「白馬の騎士」も現れよう。


その前に、都民一人ひとりが「白馬の騎士」たらん。


都政の「ブラックボックス」を開け、天下に晒そう。

皆が知りたいと思っている「学歴詐称疑惑の真実」も、そこに隠されている。


「オール東京」「開けろ、ブラックボックス」。










http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/623.html
記事 [政治・選挙・NHK294] 連合東京が都知事選で小池氏支持へ…運動スローガン「連帯・共助・平和」はどこに(日刊ゲンダイ)
連合東京が都知事選で小池氏支持へ…運動スローガン「連帯・共助・平和」はどこに
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/341650
2024/06/15 日刊ゲンダイ


すでに仲良し(C)日刊ゲンダイ

 7月7日投開票の東京都知事選の告示日(6月20日)まで1週間と迫る中、連合東京(日本労働組合総連合会東京都連合会)が19日の執行委員会で、3選を目指す現職の小池百合子知事(71)を支援する方針を固めたと報じられた。

 連合は立憲民主党の最大の支持団体で、連合東京は都内で働く125万人の勤労者で組織する労働組合だ。知事選には離党届を提出したとはいえ立憲出身の蓮舫参院議員(56)も出馬表明しているから、連合東京も蓮舫支援に動くのが自然の流れと思いきや、共産党が蓮舫氏の支持に回ったことが影響したらしい。

 もっとも、連合の芳野友子会長(58)は「大」の共産党嫌いで知られていて、知事選対応についても、「連合は共産党とは考え方が全く違う。そこの考え方を再度、立憲民主党には申し上げることになる」と言い、小池氏に対しては「全体的に連合東京の政策に理解をいただき評価できる」と語っていたから、こうなるのも予想されていた。

 ネット上では《蓮舫さん誤算(笑)》《蓮舫、労働者を敵に回す》《もはや小池さんに決まりだな》といった意見が見られるが、果たしてそうだろうか。というのも、すでに連合自体が「労働者の味方」「立憲や国民民主などの野党支持」とは程遠い状況にあることは周知の事実だからだ。

「社会を変える」ために組織力を結集するべき候補者は誰なのか

 連合が組合員を対象に実施した政治アンケート調査によると、2016年に立憲や国民民主の前身である旧民進党支持が39%、支持政党なしが35.6%だったのに対し、19年は支持政党なしが36%に増え、自民党支持も17.3%から20.8%に増加した。

 毎日新聞は立憲関係者の話として、「自民支持が50〜60%の民間労組もある」と報じていたから、連合東京が今さら態度を鮮明にしなくても、自民党東京都連が支援を打ち出した小池氏を支持するのは容易に想像できたことだ。

 ストライキなどの労働運動が活発だった昭和の頃は、連合などの労組も選挙に一定程度の影響力はあっただろう。だが今や幹部らが組合員に発破をかけたところで投票行動を左右するほど大きな動きになるとは考えにくい。

 それよりも、連合東京が小池支持を打ち出すことは逆に組合員の反発を買う可能性もあるのではないか。

 連合東京が2024〜25年に掲げた運動のスローガンは「連帯・共助・平和 〜社会を変える組織力の結集 こころをつなぐ運動の推進〜」だ。ホームページをみると、労働条件の改善、向上や平和・人権を守る活動ーーとうたっている。

 2期8年の小池都政は「連帯・共助・平和」だったのだろうか。7つのゼロ、隠蔽ゼロなどの公約は実現したのか。「排除の論理」を打ち出し野党分断に動いた政治手法は、連合東京が理想に掲げる連帯や共助とは真逆の動きではないのか。

 そして何よりも労働者に増税を強いる一方で、自分たちは違法・脱法行為で裏金を作り、未だに誰一人として説明もせず、納税もしない自民党が支援する候補者は「労働者の味方」と言えるのだろうか。

「社会を変える」ために組織力を結集するべき候補者は誰なのか。組合員は分かっているだろう。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/624.html

記事 [政治・選挙・NHK294] ストップさせなきゃいけない小池都知事の政策は山ほどあるぞ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)

ストップさせなきゃいけない小池都知事の政策は山ほどあるぞ ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/341528
2024/06/13 日刊ゲンダイ


小池百合子都知事(C)日刊ゲンダイ

 さて、おそらく12日に小池都知事が3選に向けて出馬表明しているはずだ(まさかの引退宣言していたらごめんなさい)。

 かなり引っ張りましたね。まあ風を読むのに長けた、っていうか他に長けたものはないぐらい、その能力だけで生きてきた人だから、この間さまざまなあの手この手を考えていたのだろう。

 190万の低所得世帯に1万円分の商品券を配るそうだ。なぜ今なのか。年末や年度末でよかったではないか。これもう露骨な事前運動じゃないですか。これがあるから出馬表明を遅らせたのか。それも現金じゃなく商品券でというのが、誰かが間に入っていそうで、うさんくさい。

 またあの緑の服を着て選挙戦をやるのか。なぜイメージカラーが緑なのか。都内から緑を奪い続けているくせに。神宮外苑再開発、葛西臨海公園再開発、築地再開発。全国の人にはわかりにくいかもしれないが、都民の憩いの場である景観が失われ、「商業施設」という名の小洒落た名前のついた、言ってみればただの雑居ビルが立ち並ぶ。

 もういらないよ「商業施設」は。

 しかも、それらを施工するのがほとんど三井不動産。そして、なんとここに都のOBが9人も天下りしていた。これが癒着でなくてなんなのか。

 さらに、五輪選手村の跡地を9割引きで民間に売却した不動産会社やコンサル会社に、22人のOBが天下りしている。そこに都民のための公営住宅が建つならまだしも、億ションが建設されるという。

 東京は住みやすくなっているのか住みにくくなっているのか。1人の女性が生涯に産む子供の数を表す「合計特殊出生率」で、東京はついに1を切って0.99。ワースト1位だ。つまり、安心して子供を産み育てられない街なのだ。7つのゼロは達成しないで、出生率0を達成してどうする。それを解消するために都が画策しているのがマッチングアプリだって。いやいや住みやすい街づくりが先だろう。

 都知事は8年のレガシーを強調するだろうが、ストップさせなきゃいけない政策は山ほどあるぞ。


ラサール石井 タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

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記事 [政治・選挙・NHK294] 「敵対的民主主義」の時代が日本にも? 自民が温存したい「企業・団体献金」、事実上OKのアメリカに学ぶ(東京新聞)
2024年6月15日 19時23分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/333833

 派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた自民党の政治資金規正法改正案は、立憲民主党などが禁止を求めた「企業・団体献金」の見直しに手を付けず、温存した。企業・団体献金を事実上容認している米国では、11月の大統領選を控え、巨額の政治資金が批判合戦に投じられ、世論の分断をあおる「敵対的民主主義」の問題も深刻化している。識者は、中途半端な法改正を進めるのではなく、国会であるべき民主主義の在り方の議論を深めるよう訴える。(大杉はるか)

◆企業・団体献金 自民25億円、立憲民主は79万円
 岸田文雄首相は、企業・団体献金の必要性について国会で「多様な収入を確保することが政策立案のバランスにつながる」と繰り返しているが、立民など野党は、巨額の献金が政策決定をゆがめると批判する。
 自民の2022年の単年収入は約249億円。6割以上の約160億円が税金を原資とする政党交付金で、寄付収入は約29億円。このうち約25億円が企業・団体献金で、大半は党の政治資金団体「国民政治協会」を経由する。一方、野党第1党の立民は79万円で、自民が桁違いに多い。
 現在、政党に対する企業・団体献金の上限は最高1億円と高額だ。自民は「企業の政治活動の自由」を主張し、禁止どころか、規制の強化に抵抗。改正案では献金の上限額を下げるなどの見直しも行わなかった。

◆献金制限撤廃のアメリカ、大統領選に「1兆円」投じられ
 米国では制度上、企業・団体献金を禁止しているが、企業や労働組合が設置した政治活動委員会(PAC)を通じ、役員らが制限内で寄付することが可能だ。
 連邦最高裁は10年と14年、献金額の制限は言論の自由の侵害につながるとの判決を出した。これを機に、特定の候補者から独立した政治団体「スーパーPAC」への献金制限が撤廃された。20年の前回大統領選では総額64億ドル(約9600億円)以上の資金がつぎ込まれ、批判合戦が過熱し、政治対立が深まっている。

◆「政治活動の自由」個人と企業では異なる
 言論や政治活動の自由を理由に、際限のない資金集めは認められるのか。
 中央大の橋本基弘教授(憲法学)は「主権者である個人に保障される『政治活動の自由』と企業のそれは同じではない。企業献金を続けるということは、日本も米国のような敵対的民主主義の方向に向かうのでは」と懸念を示す。
 その上で「お金を集めた方が勝ちという選挙になれば、理性的な討論や調整といった民主主義本来の姿とは懸け離れ、分断を招く。どういう民主主義を目指すのかという議論がない。今国会での成立を急ぐ必要はない」と語った。

【関連記事】裏金に「気付かなかった」場合、議員はセーフ…自民が認める 野党「今までと同じ」 あちこち抜け穴の自民案
【関連記事】「収支報告書」検索はしづらく、公開延長もしない…政治資金めぐる自民党案 首相が語る「透明性」の疑わしさ
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/626.html
記事 [政治・選挙・NHK294] 小池3選の足引っ張る自民党…萩生田都連会長「旧統一教会&裏金」ネガイメージがアキレス腱(日刊ゲンダイ)


小池3選の足引っ張る自民党…萩生田都連会長「旧統一教会&裏金」ネガイメージがアキレス腱
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/341666
2024/06/15 日刊ゲンダイ


この顔に自民支持者も「NO」(自民党都連の萩生田光一会長)/(C)日刊ゲンダイ

 東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)への3選出馬表明から2日後の14日の小池百合子知事(71)の定例記者会見。都庁クラブ詰め記者らの質問は毎度のゆる〜い内容だったが、それでも記者らの関心は、選挙戦においての自民党との関係性や支援体制に集中した。これに小池知事は「保守の方々の支援は大変心強い」などと真正面から答えず、笑顔の裏で「自民隠し」に必死だ。

 確かに自民党は、小池知事の足を引っ張っている。中でも“アキレス腱”は東京都連の萩生田光一会長だ。

「ある政党が継続的に知事選の情勢調査をやっている。自民党都連が会議で小池氏の支援方針を決定し、萩生田会長が報道陣のぶらさがり取材で『小池氏が出馬するなら支援する』と明言した日に、それまで蓮舫氏に10ポイントほどリードしていた小池氏の数字が、4〜5ポイント下がってしまったそうです」(永田町関係者)

 あの萩生田発言は、ネットはもちろんのこと、テレビニュースでも繰り返し報道された。小池知事と萩生田氏は定期的に会談する仲。出直し江東区長選や八王子市長選など都内の選挙を二人三脚でやってきた。しかし……。

支援者から「旧統一教会や裏金事件を思い出させる」と

「支援者から、『萩生田さんの、あの顔が画面に映ると、旧統一教会や裏金事件を思い出させる。見たくない』と言われてしまいました」(都内の自民党地方議員)

 14日は蓮舫参院議員も、小池知事の定例会見と同時刻に都内の外国特派員協会で会見。神宮外苑の再開発について、「一度立ち止まるべき」「私はこれを争点にしたい」と言い切った。神宮外苑問題が選挙戦でクローズアップされると、ここでも萩生田氏の存在が小池知事にとってマイナス要因。最近も、東京都の内部文書によれば、萩生田氏が森喜朗元首相の手先となって、神宮外苑再開発をプッシュしていたと、国会審議で暴露されている。

「どうも萩生田氏は自分の次の選挙にかなりの危機感を持っていて、常に露出したい意識が強いようです。しかし、旧統一教会と裏金のダブルのイメージがついているので、露出すると票が逃げていくでしょうね」(政治評論家・野上忠興氏)

 蓮舫氏は14日の会見で都庁の巨額予算の行く先について触れ、「ブラックボックスを開けたい」と強調していた。8年前は小池知事が自民党都連を「ブラックボックス」と指弾していたのだが……。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/627.html

   

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