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2024年6月12日03時05分 〜
記事 [政治・選挙・NHK294] 自業自得の哀れな末路 「選挙で勝てない!」自民党の内部崩壊(日刊ゲンダイ)

※2024年6月11日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2024年6月11日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


栃木県鹿沼市長選の政策ビラ(左)には茂木幹事長の姿が… やっぱりG7サミットが花道に…(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 岸田自民党が面白いほど選挙で連敗している。事実上の与野党対決だった9日投開票の栃木・鹿沼市長選でも自公が推薦した元県議会議長が惨敗。県連会長の茂木幹事長らがモーレツ支援したにもかかわらず、立憲民主党県連幹事長を務めた元県議に約8000票も差をつけられ、初当選を許した。しかも、いわくつきの黒星だ。元議長陣営は著作権侵害が濃厚なパクリ政策ビラを配布するなど、手段を選ばずに追い上げを図っていたことが判明。裏金事件で白眼視されているただ中、違法行為に手を染めてでも勝とうとする自民の腐敗体質がここでも露呈した。

 元議長の陣営がバラまいたのは、世界的人気マンガ「スラムダンク」の劇場版「THE FIRST SLAM DUNK」(2022年公開)のポスターを丸パクしたビラ。大書きされた「総力結集」の文字の下に、ユニホーム姿のオッサン5人が並ぶ。元議長を中心に、茂木や福田知事ら4人が脇を固め、「このまちをもう一度建て直す あきらめたらそこで鹿沼が終わる」とのメッセージが躍る。これも、湘北高校バスケットボール部の安西光義監督の名言「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」の剽窃とみられる。「あきらめが肝心」を知らない栃木自民は終わった。

釈明は「若いスタッフが」

 パクリ問題を特報した共同通信の取材に対し、元議長陣営の幹部は「他県の商店街が同様のポスターを使用しているのを参考に、若いスタッフが作成したようだ」と説明。告示前に新聞折り込みで市民に配布したという。その釈明は裏金議員が「派閥が」「秘書が」と異口同音だったのと同じパターンだ。自身が代表を務める党支部に寄付し、所得税の一部控除を受けていた平井卓也元デジタル相は「同じようにされている議員はたくさんいらっしゃると思う」と居直っていた。すべての道は裏金に通ず。組織的な犯罪行為を四半世紀にわたって続けてきた集団の本質は変えようがない。その上、典型的なトカゲの尻尾切りである。

 政府・自民は生成AIによる著作権侵害の取り締まりを進めている最中だ。与党ナンバー2の茂木はどうオトシマエをつけるのか。見ものだ。

 やはり、岸田自民が衆院3補選をすべて落とし、静岡県知事選も敗北したのは必然だ。連敗記録は両手で収まらなくなってきた。党内は案の定の阿鼻叫喚。4日の横浜市連の会合では、会長を務める市議が下野した2009年のムードを引き合いに「政治資金規正法改正にメドが付いた今、総裁自ら身を引く苦渋の決断をし、強いリーダーシップの取れる新進気鋭の総裁を選び、変革の証しを示さなければならない」と岸田首相に退陣を要求。党政治刷新本部長を務める岸田の一声で始まった政治刷新車座対話でも首相交代を求める声が相次いでいる。5日は青森県連幹部が、8日は長野県連幹事長の県議が「党執行部の顔ぶれを一新してほしい」と迫った。「選挙で勝てない!」となったら途端に内部崩壊するのだから、自業自得の哀れな末路だ。

 連立を組む公明党もあからさま。沖縄県議選(16日投開票)の応援演説で9日にマイクを握った山口代表は、「自民党はなかなか具体策を出さず、グズグズし、あっちの補欠選挙、こっちの知事選挙と、どんどん負け続けて今のところほとんど負け。これは国民の皆さんの政治不信がいかに強いかということを表している」などと言いたい放題だ。

国民生活は透明化でも「政治とカネ」は不透明


長野県連からも退陣要求(C)共同通信社

 あらゆる地方選で負け続けた結果、下駄の雪の公明からも恨み節を言われ、党内では「岸田じゃ勝てない」の声が蔓延しているわけだが、まったくもって違う。ズレている。世論が突きつけているNOは岸田自民のみならず、自民そのものへのNOなのだ。ついでに言えば、熱心な創価学会信者以外は公明に対してもNOだ。有権者が問題視しているのは、自民の金権腐敗体質と与党の国民愚弄。いまだに汚い選挙を平然とやっているのだから、なおさらである。

 法大大学院教授の白鳥浩氏(現代政治分析)はこう指摘する。

「自民党の規正法改正案は世論から乖離しています。政治家の責任を明確にする連座制は盛り込まれず、政治を歪める企業・団体献金の廃止はスルーし、その抜け道として裏金づくりの温床となっている政治資金パーティーもほぼ維持。パーティー券購入者の公開基準を現行の20万円超から5万円超に引き下げるとしていますが、回数を重ねれば収入はキープできる。年間上限額を設けなければ、意味をなしません。ブラックボックス化している政策活動費にしても、領収書などの公開は10年後。改正法の施行時期は27年1月です。37年までバッジをつけている議員が何人いるか。存続している政党がどれほどあるか。インボイス制度やマイナンバーカードの導入で国民生活の透明度はどんどん引き上げられているのに、『政治とカネ』は不透明なまま。世論が納得するはずがありません」

 NHKの世論調査(7〜9日実施)も散々だった。内閣支持率は前月比3ポイント減の21%に下落し、12年の政権復帰以降で最低を更新。規正法改正案の衆院通過については、「評価しない」との回答が60%を占め、「評価する」の33%を大きく上回った。50%が企業・団体献金を「禁止すべきだ」とし、パー券公開基準についても「さらに引き下げるべきだ」が24%、「パーティーはすべて禁止すべきだ」は40%に上った。政活費をめぐる10年後の領収書公開案は75%が「妥当ではない」と回答した。与ゆ党への猛反発が浮き彫りである。

ポスト岸田に展望なし

 政治評論家の野上忠興氏はこう言う。

「支持率は底なし沼に入り込んでいる。会期末(23日)が迫るにつれ、自民党内は波立ち、反岸田の空気は強まるでしょう。いずれも驚きはありません。起死回生の好機だった規正法改正は小手先で、岸田首相-麻生副総裁-茂木幹事長の三頭政治は事実上崩壊して守護神に見放された。岸田首相は超がつく能天気で知られていますが、このまま突っ走れば最後はズタズタ。菅前首相の二の舞いを演ずることになる。G7サミット(13〜15日)への出席を花道にし、一連の外遊を終えたら退陣表明をするのが本人にとってベストシナリオでしょう。ポスト岸田をめぐって名前が取り沙汰されていますが、誰になっても国民生活に展望は開けない。自民党は下野して出直すのが筋です」

 しかし、ヌエに例えられる自民はしぶとい。このところ大手メディアが注視しているのが、岸田から引きずり降ろされた非主流派の菅前首相の動向だ。菅政権の閣僚だった萩生田光一前政調会長、加藤勝信元官房長官、武田良太元総務相、小泉進次郎元環境相と6日にすし会合を開き、岸田降ろしの号砲かとザワザワ。岸田批判の口火を切った横浜市連は、菅のお膝元でもある。

 東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)をめぐり、萩生田が牛耳る都連は3選を目指す小池百合子知事に徹底して抱きつき。政党に準じた選挙運動ができる「確認団体」の設立を検討し、ステルスの相乗りで連敗記録にストップをかけようとしている。計算高い小池から表立った支援に難色を示され、いつの間にやら下駄の雪。権力は必ず腐敗するし、自壊し始めたら止める術はない。一縷の望みも同情も禁物。次期総選挙で野党に転落させなければ、この国の政治はオシマイだ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/589.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 敵は山口那津男‼️新学会理事長が公明党「解党宣言」(創価学会内部から新組織誕生)/新かっちゃんねる



公明党『解党宣言』学会理事長が打倒❗️山口那津男‼️
創価学会内部から新たな組織が誕生‼️創価の新たな挑戦/新かっちゃんねる


皆さんの疑問、全部話します❗️【公明党】解体のシナリオと身延山の理由、
つばさの党との関係など赤裸々に語る‼️/新かっちゃんねる

創価学会第三代会長池田大作氏の側近として活動して来た、粟田晋氏が
6月6日に一般社団法人「池田創価学会」を設立した。

池田創価学会HP
https://ikedasoka.com/


http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/590.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 「都知事選」で前に出すぎ…自民vs都ファ“対立”に小池知事が「困惑」(日刊ゲンダイ)


「都知事選」で前に出すぎ…自民vs都ファ“対立”に小池知事が「困惑」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/341509
2024/06/12 日刊ゲンダイ


自民党の支援は欲しいが…(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ

 裏金自民の執拗な抱きつきに、女帝は困惑しきりのようだ。東京都の小池知事は12日の都議会本会議で、都知事選(20日告示、7月7日投開票)への出馬を正式に表明する予定だ。悩ましいのは、裏金事件でボロボロの自民党との距離感である。3選を確実なものにするため、自民党の支援は得たいが、近づきすぎると裏金事件の影響で票が逃げていきかねないからだ。

  ◇  ◇  ◇

 自民党は4月の衆院3補選で全敗、5月の静岡県知事選でも負け、現在、連戦連敗中。都知事選での敗北を避けるため、小池知事への抱きつきを画策している。

 ただ、自民党の看板を掲げた状態だと、小池知事に支援を拒否されかねない。そこでひねり出したのが、小池知事への「ステルス支援」作戦だ。選挙期間中でも政治活動ができる「確認団体」を設置し、政党色を薄めた上で小池知事を支援する“奇策”である。小池知事が率いる「都民ファーストの会」と共に確認団体の枠組みに加わる腹積もりだ。

「3選を自分たちの手柄にしたいだけ」

 この姑息な「ステルス支援」作戦を巡って、早速、自民党と都ファの間で一悶着が起きている。都ファ関係者はこう憤る。

「確認団体を通じた支援策については、さも自民党が主導しているかのように語られていますが、全く違います。我々としては、初めから確認団体を設置し、陣営の“別動隊”として動かすことを念頭に置いていました。なのに、いつの間にか自民党が話を進めていることになっている。『自分たちが確認団体設置を主導している』とメディアにリークしているフシすらあります。要するに、彼らは知事が3選を果たした場合に、自分たちの手柄にしたいのでしょう。“ステルス破り”もいいところですよ」

自民党の「ステルス支援」作戦は破綻する


先の東京都議補選、目黒区の勝利は「立憲民主」だった(当選した西崎つばさ議員)/(C)日刊ゲンダイ

 実際、10日の自民党東京都連の会合後、萩生田都連会長は「(小池知事を)支援する方向だ」と強調。党内で「ステルス支援」作戦が浮上しているはずなのに、わざわざ報道陣に対して小池支援を明言している。ある都ファ幹部は「ステルスどころか、表で知事支援を強調しすぎている。本当にやめてほしい」と嘆いた。

 小池知事本人も、支援組織である自民と都ファとの対立に困っているらしい。

 そもそも、自民党の「ステルス支援」作戦には無理があった。

「都知事選と同日に投開票される都内8選挙区(江東区、品川区、中野区、北区、板橋区、足立区、八王子市、府中市)の都議補選(28日告示)への対応で、自民党の『ステルス支援』作戦は破綻するとみられています。自民党は8選挙区すべてに候補を擁立し、党の看板を前面に掲げて戦う方針です。つまり、都知事選では看板を隠し、補選では看板を掲げるわけです。選挙期間が重なるだけに、都民には、都知事選も自民党の選挙のように映るはずです」(自民党関係者)

 女帝はこの際、裏金自民の推薦をもらって、正々堂々と戦ってはどうか。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/591.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 検察立件の二階基準(植草一秀の『知られざる真実』)
検察立件の二階基準
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-16cb1c.html
2024年6月11日 植草一秀の『知られざる真実』

2024年政治決戦の前半ハイライトが東京都知事選。

この結果によって今後の政治日程が決定されることになる。

最大の焦点は次の衆院総選挙。

小池百合子都知事が3選出馬の意向を固めた模様。

情勢調査に時間をかけたが、勝算ありとの調査結果を踏まえて出馬表明する見通し。

すでに立憲民主党の蓮舫参議院議員が名乗りを上げている。

事実上の与野党一騎打ち選挙になる。

既得権勢力はマスメディアを総動員して小池氏当選に全力を注ぐ。

小池氏は表面的に自民党の支援を受けない装いを凝らすが、実態として小池氏は自民推薦候補になる。

自民の支援を受けることが逆風として作用することを恐れて表面的に支援表明しないだけのこと。

公明は小池氏支持に動く。

自民別動隊の維新・国民も実態としては小池氏支持で動く可能性が高い。

小池氏の集票力が大幅に低下していると見られるが既得権勢力の総力戦を侮ることはできない。

自民党は4月28日の衆院3補選で全敗した。

のみならず、前橋市長選、静岡県知事選、小田原市長選、鹿沼市長選などの首長選挙で連戦連敗している。

「政治とカネ」問題で国民の怒りを招いているためだ。

「政治とカネ」問題を踏まえて法改正が審議されているが、もぬけの殻法改正が進行している。

改正法は「裏金維持法」そのもの。

しかし、既得権勢力と結託するマスメディアが自民擁護の言論誘導を展開している。

ホリエモンのような自民党と癒着するタレントに自民擁護の発言を展開させる。

「政治とカネ」問題を矮小化する悪質な情報誘導である。

主権者はメディア情報操作に惑わされず与党候補にNOを突き付ける必要がある。

今回明らかになった自民党の組織犯罪の悪質性は極めて高い。

政治資金規正法の根幹は「政治資金収支の公開」である。

公開があることによって政治活動を国民の不断の監視と批判の下に置くことができる。

政治資金収支の公開はこの法律の一丁目一番地。

その収支公開を意図的に、かつ、組織的に踏みにじった。

ミステイクではなく意図的に犯罪を組織的に実行したもの。

完全な故意犯であり、悪質性が高い。

検察は摘発の基準を4000万円とした。

この基準が異常。

すでに紹介したが、2009年3月の西松事件を見るがよい。

検察は西松建設関連政治団体である「新政治問題研究会」、「未来産業研究会」からの寄附を事実通りに記載して収支報告を提出した小沢氏資金管理団体会計責任者の大久保隆規氏を「虚偽記載」の容疑で逮捕・勾留した。

まったく同じ収支報告書を提出した団体が13あったが小沢氏資金管理団体だけが刑事罰の対象とされた。

小沢氏団体が受けた寄附金額は二団体合わせて1400万円で、これに対して二階俊博議員の二階派が受けた寄附金額が778万円だった。

1000万円で線を引いたと説明されたが、これも正当性に欠ける。

大久保氏は何の前触れもなく、いきなり逮捕・勾留された。

当時の漆間巌官房副長官は「この事案は自民党に波及しない」と述べた。

小沢氏だけを標的とした検察行動がそもそも不正そのものだった。

その点を捨象して、このときの線引き基準が1000万円を踏まえれば、今回の裏金事件における境界を少なくとも1000万円にするのが妥当。

ところが今回は線引きラインが4000万円にかさ上げされた。

無罪放免の最大金額は二階俊博議員の3526万円。

つまり、二階氏の立ち位置を「無罪放免ゾーン」とする検察内規があるように見える。

1000万円基準なら21人が刑事事件として立件されている。

ちなみに、2009年3月事件は、その後に驚くべき展開を示した。

西松建設元取締役総務部長の岡崎彰文氏が法廷で、二つの政治団体に実体があったことを証言した。

この瞬間に、小沢氏事務所の収支報告が「虚偽記載」でなく「適正記載」であったことが確定した。

検察が日本政治を転覆させる史上空前の誤認逮捕を実行したことが明らかになったのだ。

しかし、メディアがこの事実を一切報道しなかったため、検察史上最悪不祥事を知る国民がほとんど存在しない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/592.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 自民に2度騙され維新赤っ恥!旧文通費見直し反故に激怒の今さら…裏切りと嘘は常套手段(日刊ゲンダイ)
自民に2度騙され維新赤っ恥!旧文通費見直し反故に激怒の今さら…裏切りと嘘は常套手段
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/341536
2024/06/12 日刊ゲンダイ


カンカン(C)日刊ゲンダイ

《1度ならぬ2度も騙すとは……》

 SNS上でこんな声が広がっている。自民党の浜田靖一国対委員長(68)が11日、日本維新の会などが主張していた「調査研究広報滞在費」(旧文書通信交通滞在費)の見直しについて、「日程的に厳しい」などとして、23日までの今国会中に成案を得るのは困難との認識を示したためだ。

 国会議員に月額100万円が支給される旧文通費は使途公開の必要がないため、「第二の歳費」などと呼ばれてきた。岸田文雄首相(66=自民総裁)は5月末、維新の馬場伸幸代表(59)と会談した際、旧文通費の使途公開と残金返納を義務付ける立法措置を講ずることで一致。これを受け、維新は現在、参院で審議中の政治資金規正法改正の自民修正案について衆院で賛成した経緯がある。

 浜田氏の発言に対し、馬場氏は記者団に「『うそつき内閣』と言っても過言ではない。約束を破るなら最大限の力で自民を攻撃する」とカンカン。審議中の規正法改正案の採決で、反対も辞さない考えを示していたが、自民が維新を“裏切る”のはこれが初めてではない。

 規正法改正案でも岸田、馬場の両党首が署名した合意書では、政策活動費について「年間の使用上限を設定し、10年後に領収書、明細書等とともに使用状況を公開する」となっていたにもかかわらず、自民がその後に示した条文では「(1件当たり)50万円超」という文言を忍び込ませていたことが発覚。維新が反発し、自民が法案の再修正を迫られた。

 旧文通費の見直しは維新が「看板政策」に掲げてきただけに、馬場氏の怒りが爆発したようだ。

トリガー条項の発動協議を巡っても国民民主党との約束を反故に…

 もっとも、自民が野党に「抱きつく」と見せかけて取り込み、その後、一転して約束を反故にするのは常套手段だ。

 資源高を背景に国民民主党が訴えていた、ガソリン税の一部を軽減する「トリガー条項」の発動を巡っても、自民は公明、国民民主の3党で実務者協議を行うことをチラつかせつつ、国民民主が23年度補正予算案に賛成した途端、態度を硬化。国民民主が反発すると、与党の「税制改正大綱」原案に「引き続き協議を行う」と盛り込みながら、後に削除した。

「信義にもとる」と言っていい自民の態度について、ネット上ではこんな投稿が目立つ。

《政権与党として、公党としてふさわしい態度なのか。誰も信用しない自民党》

《何度も騙される維新も維新だが、それにしても自民の対応は酷い。反社だよ》

《「嘘つきが勝つ」は安倍政権時代から続く自民クォリティ》

 浜田氏は旧文通費の見直しが今国会で難しい理由として「日程」をあげているが、延長するなど、やり方はいくらでもあるだろう。そのうち、忘れるだろうと思っているのであればとんでもない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/593.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 住民税決定通知書「デジタル化」に非難囂々!“紙より不便”で収益3割増、天下り法人肥え太り(日刊ゲンダイ)


住民税決定通知書「デジタル化」に非難囂々!“紙より不便”で収益3割増、天下り法人肥え太り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/341460
2024/06/12 日刊ゲンダイ


「地方税共同機構(LTA)」(上)が開発・運営、マニュアルは40ページ以上…(下)/(C)日刊ゲンダイ

 メリットゼロだ。毎年この時期に会社や自宅に届く住民税の納税通知書。今年度から総務省は希望する事業者に従来の「紙」だけでなく「デジタル化」での通知を奨励している。ところが、この電子通知の評判がすこぶる悪い。とにかく手間がかかり過ぎるのだ。

「まず会社から届くZIP(圧縮)ファイルの通知書が『Windows』の標準機能では解凍できない。いちいち対応可能な無料ソフトを確認してダウンロード。やっと解凍しようにも『展開を完了できません』とエラー表示の連続です。実はこのソフト、わざわざ右クリックの後に『その他のオプションを確認する』を開き、『解凍』を選ばないとダメ。パスワードも必要で、それを知るには別添のPDFファイルを開き、専用URLをクリック。パスワードをコピーして……と説明するだけで疲れてきます」(都内勤務の50代会社員)

 ネット上のマニュアルサイトにたどり着くのもひと苦労で、枚数は40ページ以上。デジタルネーティブの若手会社員も「面倒くさすぎて確認を諦めた」と音を上げ、「6月分の住民税ゼロという岸田首相肝いりの『定額減税』の恩恵を、そんなに知らせたくないのか」(40代男性)といった、うがった見方すらある。

 デジタル化=簡易化を期待したら大間違いで、手順は分かりにくいし、使いづらい。むしろ紙より不便なシステムは「eLTAX(エルタックス=地方税ポータルシステム)」で、「地方税共同機構(LTA)」なる組織が開発・運営する。

LTAは天下り法人

 LTAは2019年設立。全国1788の地方公共団体が共同で運営する「地方共同法人」で、職員数62人のうち約半数は地方団体からの出向者だ。地方税に関する事務の合理化、納税者の利便向上を設立趣旨に掲げるが、やってることは真逆。現在の理事長は都庁主税局OB、副理事長は所管する総務省の元大臣官房審議官という「天下り法人」である。

 岸田政権が音頭を取るデジタル化の波に乗り、経常収益は設立当初の約47億円から昨年度は約100億円と倍増。さらに今年度は約140億円の収益を見込む。地方税で生計を立てる天下り法人が、その地方税をロクに確認できない「デジタル化」で肥え太るとは、納税者は納得できない。

 この不便なシステムに苦情は殺到していないのか。LTAに確認すると、「問い合わせの記録はあるが、まだ集計にはいたっていない」(システム部の担当者)とのこと。保険証と同様「紙からデジタル」は何ひとつ、良かったためしがない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/594.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 「小池さんはカイロ大を卒業していない」都知事の父を支えてきた“最後のフィクサー”都庁で「緊急会見」で語った中身(Smart FLASH)
https://smart-flash.jp/sociopolitics/289942/1/1/#google_vignette



6月10日の「文芸春秋」が不発かと思いきや、とてつもない伏兵がいた。

その衝撃は文春砲を遥かに越え、その威力はメガトン級。

小池都知事が「おじさま」と呼ぶくらいの旧知の中、というよりは「小池家の恩人」といった方がいいくらいの、カイロ時代前後の小池氏を良く知る人物が口を開いた。

朝堂院大覚氏、その人。


小池都知事の「学歴詐称疑惑」問題は、都知事選挙を目前にして、国民、そして都民の「最大の関心事」と言っても過言ではない。

不可解なのは、主要メディアが小池都知事の「学歴詐称疑惑」問題に触れることも無く、今回の朝堂院大覚氏の都庁での「緊急会見」についても、主要メディアは報じていない。

「報道の自由」を曲解して、報道内容の編成権は報道機関にある、などとそっくり返っているわけではないだろうが、報道が国民の知る権利に奉仕していればこその「報道の自由」であることを見失ってはいまいか。

国民、都民の「関心事」が、あたかも口裏を合わせたかのように、主要メディアで報道されない。

国民の見えないところで、何か大きな力が蠢いているような、不気味な「沈黙」・・・息苦しい。

ジャニー喜多川の性犯罪に対してメディアがそろって「沈黙」していた、そのことを彷彿とさせる。

あの時の「反省」が形ばかりだったという事か。


そんな中、朝堂院氏がさらりと言ってのける。

「小池氏は、家庭の事情で関西学院大学を1年生の時に退学し、家族ともどもカイロに渡り、そこで1年間アメリカンスクールに通い、その後、地元の有力者と父親の尽力で、カイロ大に社会学部に2年生として編入編入した」という。

ここで気が付くのは、小池氏には「アラビア語」をまともに勉強する期間がないまま、カイロ大に編入された?ということだ。

そして朝堂院氏が言う。

「小池さんはアラビア語がしゃべれないし、書けない。だから、アラビア語だけの試験は、おそらく白紙だったと思う。落第して3年生には上がれなかったんだよ。・・・。結局、小池さんはカイロ大を中退したんだ」

裏口から入ったものの、アラビア語がしゃべれなくてはどうにもならない・・・。

落第の汚名背負って、退学。

ストンと腑に落ちる説明ではないか。





以下に記事の全文を転載する。


現職の小池百合子知事が6月12日に、東京都知事選の3選出馬を正式表明する意向だ。


「小池氏は、もともと都議会定例会が開会する5月29日に立候補を表明すると見られていました。ですが、表明するのは、約半月遅れの6月12日に。遅れた理由は、5月27日に蓮舫氏が出馬表明したからですよ。小池氏は想定外の“宿敵”の出現によって、自身の出馬表明時期を慎重に検討せざるをえなかったんです」(政治担当記者)

 その前日の6月11日、都庁で意外な人物が緊急の記者会見を開いた。朝堂院大覚氏だ。

「朝堂院氏は、大阪にある空調設備工事会社・ナミレイの元会長です。1982年、高砂熱学工業に対して業務提携を強要したとして逮捕され、懲役2年執行猶予4年の判決を受けています。ナミレイ会長時代はパレスチナ解放機構のアラファト議長の来日に尽力し、法曹政治連盟総裁に就任するなど、“最後のフィクサー”の異名でも知られていました」(社会部記者)

 朝堂院氏は、小池知事のカイロ大学卒業という学歴が詐称ではないかという疑惑について、会見で「真実を述べて、嘘を取り消し、出直してくれ」と語った。両者の間には、意外な接点があった。

「もともと、小池さんの父親の勇二郎氏は、エジプトから石油を輸入する会社をやっていた。ところが、会社が倒産してしまう。その会社の倒産整理を引き受けたのが、私だった。私は勇二郎氏に『油を購入していたエジプトに行ったらどうだ』と提案し、私が資金援助して、カイロに日本料理店を開いた。当時、小池(百合子)さんは関西学院大学の1年生だったが、会社が倒産して学費が払えなくなったので、同大学を退学、父親ら家族と一緒にカイロに渡ったのだ」(朝堂院氏・以下同)

 カイロに渡った小池知事は、1年間、アメリカンスクールに通い、その後、地元の有力者と父親の尽力でカイロ大に編入したという。

「日本の大学で1年生だったから、カイロ大では社会学部に2年生として編入できた。それは家族も喜んでいたよ。当時のカイロ大は、名門で厳格な大学だった。そこに編入できたからね」

 しかし、小池知事は3年生に進級できなかったというのだ。

「小池さんはアラビア語がしゃべれないし、書けない。だから、アラビア語だけの試験は、おそらく白紙だったと思う。落第して3年生には上がれなかったんだよ。それは、小池さんのルームメイトが克明に本で説明していたとおりだった。結局、小池さんはカイロ大を中退したんだ」

 カイロ大を中退した小池氏は、「カイロで空手の雑誌を創刊したいから資金援助してほしい」と、朝堂院氏に頼んだという。これに対し朝堂院氏は400万円を用立てた。

「空手雑誌は1年ほどやっていたが、『空手は儲からない』といって、やめてしまった。それで、小池さんは東京に戻るというので、神田にある私の事務所でしばらく働いてもらうことにしたんだ。大学に通いながら、空手雑誌を作っていたわけじゃない。大学を中退して次の仕事をしたいというから資金を出した。だから大学を卒業なんてしていないのだ」

 朝堂院氏が最後に小池知事に会ったのは、20年ほど前だったという。

「久しぶり、ご無沙汰ですと言って、立ち話をした程度だった。それ以来、会っていない」

 これまで、学歴詐称問題について小池知事は「カイロ大が卒業を認めている」として、詐称疑惑を突っぱねてきた。あえてこのタイミングで朝堂院氏が会見をおこなったのは、「政治家が嘘をつきまくると、国が亡びる」という朝堂院氏の思いからだったという。

 はたして小池知事は、会見内容をどう受け止めるのか――。

( SmartFLASH )


記事の転載はここまで。


もう一つのメディア、

東スポ WEB によれば、

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/305663

・・・小池氏の学歴詐称騒動は10日に都知事選への立候補を表明した元衆院議員の小林興起氏も取り上げた。「学歴詐称が事実なら潔くわびて、知事を辞職すべき。事実でないなら名誉毀損で訴えるべき」としたうえで、小池氏がカイロ大を卒業していないことを示した書類を報道陣に公開した。

 この書類は小池氏の学歴詐称騒動がまだ話題になっていなかった2005年にある女性が大学側に問い合わせたもの。来週にもこの女性は当時の経緯について、会見を開く予定だ。


東スポ WEBの記事の引用はここまで。

(報道陣に公開されたという書類は、記事には載っていない・・・。)


朝堂院氏は言う。

小池氏は、「関西学院大学1年中退、カイロ大学2年中退、これが真実だ。」

と。


「報道の自由」を守るためにも、主要メディアは、「真実」の「裏どり」に力を注ぐべきではないか・・・。











http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/595.html
記事 [政治・選挙・NHK294] 止まらないマイナ保険証ゴリ押しに我慢の限界! 河野デジタル相に怒りのパブコメ殺到(日刊ゲンダイ)


止まらないマイナ保険証ゴリ押しに我慢の限界! 河野デジタル相に怒りのパブコメ殺到
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/341508
2024/06/12 日刊ゲンダイ


言いたい放題で現場に責任転嫁(河野太郎デジタル相)/(C)日刊ゲンダイ

「何事もやりすぎということにならないように気を付けていただく必要はある」──。マイナ保険証の利用促進について、河野デジタル相は11日の会見で、そう言い放った。マイナ保険証への移行を呼びかける医療機関の窓口で患者とのトラブルが生じたからだ。

 政府は5〜7月を「利用促進集中取組月間」に位置付け、病院や薬局などに窓口でマイナ保険証への移行を呼びかけるよう依頼。利用者を増やした病院・薬局を対象に最大20万円の支援金までバラまいている。ゴリ押ししている張本人が「やりすぎ注意」とは、ツラの皮でも鍛えているのか?

 政府は今年12月2日に現行の保険証を廃止する。「残してほしい」との声を無視して、マイナ保険証の普及の旗を振ってきたのが河野大臣だ。

 11日の会見でも、「いま一番のネックが医療機関の窓口で(マイナ保険証ではなく)『(現行の)保険証をお持ちですか』というふうに声がかかってしまうところ」「そこ(声かけ)の是正に力を入れていただくようお願いしている」と言いたい放題だった。

 河野大臣の「やりすぎ注意」発言に、現行の保険証の存続を訴える全国保険医団体連合会(保団連)事務局次長の本並省吾氏は「声かけの『台本』を作ってまで、利用促進に医療機関を協力させながら、現場に責任転嫁とは典型的なトカゲの尻尾切りです」と指摘。「問題があるなら声かけをやめるべきなのに、『是正』とは何様でしょうか」と語気を強めた。

患者の窓口負担増


ゴリ押しだからトラブル続き…(C)共同通信社

 政府のゴリ押しは異常な域に達している。今月1日の診療報酬改定ではマイナ保険証の利用を促す医療機関への診療報酬を増やした。病院に入る報酬は初診で80円増えた代わりに、患者の支払いは3割負担で24円増である。

 河野大臣をはじめ、あまりに強引な政府のやり方に国民の我慢も限界だ。

 厚労省は先月24日から今月23日まで、保険証廃止に伴う省令改正に関するパブリックコメントを募集。現行の保険証の規定が削除されるため、保団連が6日にXで〈保険証を残して! の声をぜひお送りください!〉と呼びかけたところ、11日時点でインプレッションが180万回を突破。〈意見送りました〉との声が相次いでいるのだ。

「異例の勢いで拡散しています。政府が既定路線にしている現行の保険証の廃止やマイナ保険証のゴリ押しへの不満・反発が一気に爆発している印象です」(本並省吾氏)

 パブコメの件数や内容について厚労省に問い合わせたが、「集計中」(国民健康保険課)とのこと。保険証廃止を撤回しない限り、怒りの炎は大きくなるばかりだ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/596.html

   

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