6. 赤かぶ[218215] kNSCqYLU 2024年6月05日 00:02:12 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[948]
「都合のいい解釈で…」トヨタなど5社が“認証不正” 累計500万台超 「日本車に不安」の声も【news23】
2024/06/04 TBS NEWS DIG
トヨタ自動車など大手5社は、自動車の大量生産に必要な国の認証で不正を行っていたと発表しました。対象となる車両は、5社で累計500万台を超えます。なぜここまで不正が相次いだのでしょうか。
■「日本車に不安」認証不正500万台超 トヨタなど5社で発覚
6月3日夜、埼玉県にある中古車販売店。
オートプラザ・ストリーム 泉谷 叡 店長
「こちらがヤリス クロスになります。3年落ちのモデルになるんですが、今でも人気な車種になります」
不正が明らかになった車の1つ「ヤリス クロス」。この店では扱う車の8割がトヨタ自動車の車だと言いますが…
泉谷店長
「売り上げに直結してくるのではないかという不安がこみあげてきましたね」
トヨタ自動車 豊田章男 会長(6月3日)
「本当に申し訳ございませんでした」
ホンダ 三部敏宏 社長(6月3日)
「深くお詫び申し上げます」
マツダ 毛籠勝弘 社長(6月3日)
「この度は大変申し訳ございませんでした」
大手自動車メーカー3社のトップが、同じ日に謝罪会見を行う“異例の事態”。原因は、国の認証試験で行われた不正でした。
トヨタ自動車 豊田章男 会長
「認証制度の根底を揺るがすものであり、自動車メーカーとして絶対にやってはいけないことだと考えている」
不正を行っていたのはトヨタ自動車・マツダ・ヤマハ発動機・ホンダ・スズキの日本を代表する5社。いずれも、自動車を大量生産するのに必要な「型式指定」を取得するための性能試験でした。
発端となったのはダイハツ工業などで不正行為が相次いだこと。国土交通省が国内の自動車メーカーなどに同じようなケースがないか調査を指示していたことから今回の不正が発覚しました。
トヨタ自動車は、生産中の「カローラ フィールダー」や「ヤリス クロス」など3車種で、虚偽のデータを提出していたほか、生産を終了した4車種でも衝突試験の際に車両に不正な加工を施していました。
マツダも生産中の2車種でエンジンの出力試験で制御ソフトを書き換えるなど、計5車種で不正を行っていました。ヤマハ発動機やホンダ・スズキも含めると、対象車は累計500万台を超えます。
ドライバーは…
建設業 54歳
「日本の車は安心だと言われてきているが、ここまで不祥事が続くと日本の車に乗っていて不安もある」
不正発覚の「ヤリス クロス」を所有する人
「日本製の車はいいと思っているので、あまり意識していない」
■なぜ不正?「都合のいい解釈で…」
なぜ、不正が相次いだのか…
トヨタ自動車 豊田章男 会長
「当局と相談をしながら『この仕様でこういう試験をしましょうね』と決められている言うが、担当者によって解釈の仕方によって、ずいぶんやり方が違ってくる場合がある」
ホンダ 三部敏宏 社長
「都合のいい技術的解釈と言ってもいい」
各社は、国よりも厳しい基準で独自に試験をしているため、安全性に問題はなく、都合よく解釈していたと強調しました。
ただ、国土交通省の関係者は…
「謝っているのか、国の制度に文句が言いたいのか、どちらなのか」
国交省はトヨタ・マツダ・ヤマハの3社が生産中の合わせて6車種の出荷停止を指示。不正を行った5社に対し、立ち入り検査を行う方針です。
今後の影響は…
23ジャーナリスト 片山 薫
「焦点は出荷停止がいつまで続くかです。過去には、悪質なケースで量産が出来なくなり、部品メーカーにも大きな影響を与えたことがあります」
「今回も長期化すれば日本経済への影響は大きいものとなる」
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/400.html#c6