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2024年6月03日16時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK294] 蓮舫氏の東京都知事選出馬に右往左往、毒舌批判する《#パニックおじさん》って何だ?(日刊ゲンダイ)
蓮舫氏の東京都知事選出馬に右往左往、毒舌批判する《#パニックおじさん》って何だ?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/341107
2024/06/03 日刊ゲンダイ


注目だ(C)日刊ゲンダイ

《#蓮舫パニックおじさん》――こんな造語が今、SNS上で静かに拡散されている。

 東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に出馬表明した立憲民主党の蓮舫参院議員(56)に対して厳しい意見を発言、投稿している芸能人、著名人、マスコミ人らを指すらしい。

 名前が挙がっているのは、元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)や、元NHK政治部記者でジャーナリスト岩田明子氏(50)ら。さらに彼らの発言を引用しつつ、《国政における政争を掲げた蓮舫に巻き込まれる哀れな都民》《反自民というだけで出てきた蓮舫さん。都民には全く関係ない》……などと連日、蓮舫氏を“フルボッコ”している投稿者も「パニックおじさん」の一部とみられている。

 3選出馬が見込まれる小池百合子都知事(71)についてはほとんど触れず、連日、蓮舫氏について否定、批判的かつ、事実関係もあやふやな話が次々とネット上に嬉々とした様子で広がる異様な状況。かつて「虚偽投稿」で立憲民主党などの野党批判を繰り返し、東京地裁から「投稿は会社の業務」と認定され、賠償金の支払いと投稿削除を命じられたX(旧ツイッター)の匿名アカウント「Dappi」事件を彷彿とさせるようだ。

2016年の都知事選で小池氏は「反自民」で戦った

 小池氏に対する強力なライバルの出現に驚いているのか、焦っているのかは分からないが、右往左往しているような様子は確かに「パニック状態」と指摘されてもやむを得ないだろう。

《反自民というだけで出てきた蓮舫さん。都民には全く関係ない》といった意見も多いが、小池氏が都知事選に出馬した2016年の選挙を振り返れば、この時、自民党は増田寛也元総務相(72=現・日本郵政社長)を擁立。結果的に小池氏は「反自民」となり、その後、新党「都民ファーストの会」も立ち上げている。新党発足のきっかけは、その後の衆院選で議席確保を目指すという国政を睨んだ動きだったから、都民はある意味で政争に巻き込まれた、といってもいい。

 さらに小池氏も、裏金事件と決して無関係とはいえない。国会議員時代は派閥パーティーからのキックバックが行われていたとみられる自民党の清和政策研究会に所属していたからだ。

《#蓮舫パニックおじさん》は冷静になった方がいい。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/514.html

記事 [政治・選挙・NHK294] もぬけの殻政治資金規正法改正案(植草一秀の『知られざる真実』)
もぬけの殻政治資金規正法改正案
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/06/post-90a61e.html
2024年6月 3日 植草一秀の『知られざる真実』

岸田内閣の支持率が危険水域から脱しない。

5月中旬に実施された世論調査での岸田内閣支持率は

時事通信社 18.7%(前月比+2.1%ポイント)

毎日新聞社 20%(前月比−2%ポイント)

JNN(TBS系列)が5月上旬に実施した世論調査で内閣支持率が前月比7.0%ポイント上昇して29.8%になったとの報道があったが、この数値が当初の見立て通り異常値だった。

JNNの6月調査では内閣支持率が前月比4.7%ポイント下落して25.1%になった。

メディア各社が思惑をもって世論調査数値を発表している。

2010年9月に実施された民主党代表選に際して、日本経済新聞元経済部長で当時テレビ東京副社長の職にあった池内正人氏が、ウェブサイト「あらたにす」に次のように記述した。

「大新聞が得意の世論調査をやればいい」

「これが国政選挙の場合だったらこの種の世論調査は不可能 選挙法に触れるかもしれない。

しかし一政党内の選挙ならば、規制する法律はないと思う」

なんとおぞましい発言か。

「世論調査」を使って、政治的意図を実現すべきとの趣旨の見解を示した。

民主党代表選は菅直人氏と小沢一郎氏による一騎打ちの闘いだった。

「政治的意図」とは、「世論調査を使って小沢一郎氏を落選させる方向に誘導する」との意味だ。

日本のマスメディアの腐敗ぶりを端的に示す記述だ。

マスメディアが「マスゴミ」と呼ばれるのは致し方ない面がある。

4月28日の衆院3補選で自民党は3戦全敗した。

5月26日の静岡県知事選でも自民党推薦候補が惨敗した。

2月4日の群馬県前橋市長選では自公推薦の現職市長が野党系の無所属新人に大敗した。

5月21日の神奈川県小田原市長選では自公国推薦の現職候補が無所属の元職候補に大敗した。

同様に凋落が鮮明なのが小池百合子氏。

4月21日の目黒区長選で小池氏が支援した都民ファースト系候補が大敗した。

4月28日の東京15区衆院補選では小池氏が擁立した都民ファースト副代表の乙武洋匡氏が5位に沈んだ。

小池氏の凋落も鮮明である。

このなかで、当面の最大焦点が7月7日投開票の東京都知事選。

都知事選で自民系候補が落選すれば岸田氏の自民党総裁再選は完全消滅すると見られている。

岸田首相にとってまさに背水の陣。

この都知事選に立憲民主党の蓮舫議員が名乗りを上げた。

小池氏は情勢の厳しさを踏まえて5月29日の出馬表明を見送ったと見られる。

今後、情勢調査を実施して、勝算が立てば出馬表明を行うことになるだろう。

情勢調査が厳しい場合には出馬を見送ることも考えられる。

都知事選は6月20日に告示される。

最終決断までの時間猶予は僅かになった。

この情勢下で政治権力と癒着するマスメディアの情報工作が激しく、かつ露骨になっている。

二つの大きな工作を観察できる。

第一は自公維の政治資金規正法改正案の誇大宣伝。

名前を公表するパーティー券購入最低金額を10万円から5万円にしたところでほとんど差異はない。

企業はこの金額を下回るようにパーティー券購入金額を分割して別氏名で購入するだけのこと。

最低金額を設けずに、すべてを公開するなら意味があるが、違う。

また、企業団体献金、政治資金パーティーは、これまで通り温存。

政策活動費については10年後に領収書公開としたが10年後に問題が発覚したところで「過去の話」として一蹴されるだけのこと。

事実上の「ゼロ回答」を、「大きな決断」をしたかのように「偽装」する報道が展開されている。

第二は「蓮舫叩き」。

焦点は日本の有権者がメディアの卑劣な情報工作にどう対応するかだ。

自公維(国)政治の腐敗ぶりに、ようやく日本の主権者が気付き始めた。

この「気付き」を大切にしなければならない。

7月7日は東京都民の政治意識が問われる選挙になる。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/515.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 眞鍋かをり「野党は文句しか言っていない」にツッコミ猛拡散 イベントで小池都知事と同席の過去(日刊ゲンダイ)
眞鍋かをり「野党は文句しか言っていない」にツッコミ猛拡散 イベントで小池都知事と同席の過去
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/341097
2024/06/03 日刊ゲンダイ


まずは国会中継を見た方がいい(C)日刊ゲンダイ

「なぜ政治とカネに厳しい声が国民から出ている政党と近づくのか」――。2日の東京・JR有楽町駅前でこう声を張り上げていたのが、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に出馬表明した立憲民主党の蓮舫参院議員(56)だった。

 蓮舫氏はこの日、3選出馬が見込まれる小池百合子都知事(71)について、「8年前は現職の知事はかっこよかった」と持ち上げる一方、小池氏が一時距離を置いていた自民党と再び近しい関係になりつつある状況を批判。そのうえで、「これは批判じゃない。ファクトではないですか。何かあったら蓮舫は批判ばかりというが、そうでしょうか」と聴衆に問うていた。

 蓮舫氏の出馬表明で俄然、面白くなってきた都知事選だが、なぜかテレビのワイドショーなどでは“蓮舫叩き”のような展開が目立つ。とりわけ、SNS上で拡散されているのがタレント眞鍋かをり(44)の発言だ。

 眞鍋は5月30日にTBS系情報番組「ひるおび!」に出演した際、「蓮舫さんが自民批判を繰り返しながら立候補されているのを聞いていると、国政のそのままの構図を延長で見てるような気がして(略)東京都の選挙でもこれがそのまま続くのかな、みたいな。ちょっとウンザリ感が残る感じがある」などと発言。

 さらに2日のフジテレビ系情報番組「ワイドナショー」でも、「自民党の裏金問題があって野党が『わ〜』って言うけど、別に文句しか言ってないみたいなのが、もうウンザリって思っている」と持論を展開した。

2019年11月の「東京五輪」盛り上げイベントで小池知事と同席

 この発言に対し、立憲民主の米山隆一衆院議員(56)がすぐに反応。X(旧ツイッター)で、《野党は其々に政治資金規正法案を出しています。「野党が文句しか言っていない」は端的に誤りで、真鍋かおり氏が国会で何が起こっているか全く知らずに「野党への文句しか言っていない」が実際です。》と投稿。(※名前部分はママ)

 呼応する形で、SNS上では《眞鍋さんは今の裏金政治でいいと思っているのか。批判のない社会は健全な社会じゃないと思うが》《立憲は文句だけではなく、医療、子育て、介護でも政策を出している。国会議事録でもなんでも調べてみたら》とのツッコミが拡散された。

「(小池知事は)すでに子育て世代からは割と人気がある」――眞鍋は番組でこうも言っていたが、なぜ、子育て世代に人気があるのか。「割と」という根拠は何なのかは謎だったが、2019年11月に都内で開かれた「東京パラリンピック」を盛り上げるイベントで小池知事と同席し、同じ女性として、肌感覚で人気を感じたのだろうか。

 デビュー時、名門「横浜国立大」出身の才女と言われていたが、「政治」はあまり得意分野じゃないのか?

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/516.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 蓮舫氏「とてつもなく大きな挑戦」民進党代表以来、久々の表舞台「これは批判じゃない」(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20240603-VH2QVUS7VFF7DK3BUVKQGKGEMU/



「退路を断てるかどうか」?

それは「やっかみ」というものでないかい?

都知事選に立候補するのに、どうして「退路を断つ」必要があるのか?

意味不明だわ。

求められるのは、「人事を尽くす」こと。

「退路を断つ」ことは必然にあらず。



産経新聞が書いている。

「会場では、土砂降りにも関わらず多くの聴衆が足を止めて蓮舫氏の演説に聞き入っていた。」

と。(産経新聞の心境や如何に・・・・)

この事実、都民の意識の中では、既に知事は代わっているということなのか。

都民にとっては「経歴詐称疑惑を持たれるような人物」が都知事では困るのだ。

この少子化の世の中、子供の教育に悪い影響を与えてしまう。



以下に記事の抜粋を転載する。


東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明した立憲民主党の蓮舫参院議員は2日、JR有楽町駅(東京都千代田区)前で街頭演説を行った。立候補表明後初めてとなる。3選出馬が有力視される小池百合子都知事に知名度の高い蓮舫氏が挑むことで、選挙戦全体の構図も一気に様変わりした。・・・

■プロジェクションマッピングは期間限定で

「とてつもなく大きな挑戦をした。たぶん人生で最大の決断だ。いまなお怖い。でも、学べば学ぶほど、東京のトップに立って、東京から行財政改革をしたい思いが強くなっている。(無駄を)削り取って作った財源を本当に必要な人に振り分けていくのが政治だ」

蓮舫氏は街頭演説で、都知事選に挑戦する意義について、こう語った。

蓮舫氏は、都庁第1本庁舎の壁面で行っているプロジェクションマッピングについて、巨額の予算投入と効果との兼ね合いを疑問視している。演説では・・・解決策も提起した。

蓮舫氏には、日ごろから「批判が目立つ」と指摘される側面があるが、この日は「これは批判じゃない。ファクトだ」と繰り返し訴えた。都連幹部は「行財政改革のイメージを大切にして、切り込むスタイルは少し封印している。批判は抑えている」と語った。・・・

・・・

会場では、土砂降りにも関わらず多くの聴衆が足を止めて蓮舫氏の演説に聞き入っていた。

■退路を断てるかどうか

蓮舫氏の評価については、党内でも「刺さるところには刺さる。嫌われるところには嫌われる。好き嫌いがはっきりしている」(党重鎮)という声がある一方、「遠心力を働かせる意味で蓮舫氏のレベルに達するものはいない」(党中堅)ととらえる見方もある。

ただ、近年の蓮舫氏は、人気に陰りも見えている。平成28年の参院選東京選挙区では110万票あまりを集めていたが、前回の令和4年の参院選は約67万票にとどまった。・・・

一方、立民にとっては4月の衆院3補欠選挙で3勝した勢いを次の衆院選に向けて維持する上で、7月の都知事選は重要な戦いとなる。党内からは「今世紀初めて勝負できる野党候補を擁立できた」(関係者)、「メディアジャックできる候補だ」などと蓮舫氏の出馬を称賛する声が相次いでいる。

蓮舫氏は「首相候補」と目されたことから、衆院転身論がくすぶった過去もある。蓮舫氏の周囲は「選挙後のことを考える人ではない。覚悟の挑戦だ」と反論するが、都知事選に敗れた場合、次期衆院選で都内の選挙区から出馬するのではないかとの臆測がある。

国民民主党の榛葉賀津也幹事長は5月31日の記者会見で、蓮舫氏について「退路を断ってやるのか。まさか選挙の後、負けたら『衆院選に出ます』なんてないと思うが」と牽制してみせた。(奥原慎平)


記事の抜粋はここまで。


記事によれば、蓮舫氏が「これは批判じゃない。ファクトだ」と訴えたそうだ。

「批判」とは、「ものごとの真偽や可否を検討して、それに対する判定を下す」という意味がある。

「批判する」ためには、その前に物事の「ファクト」を明らかにし、認識を一にすることが必要だ。

蓮舫氏は、都政の問題の「ファクト」(事実・,実態)を訴えたということだね。

「批判」は、これからだと・・・。


蓮舫氏によって、今やメディアまでジャックされてしまった感がある。


ただ、そのメディアの多くが報じるのは、蓮舫氏に対する「非難」、「悪口」、そして「難癖」、いわゆる根拠のない「誹謗・中傷」の類い、酷いのになると、最早「罵詈・雑言」のカオスの世界。

しかも、卑怯にも、メディアとして自分の意見として報じるのではなく、大方が「誰かの口」を借り、「誰かの言葉」として紹介する形式で、当のメディアへの非難をかわそうと目論んでいる。

そんな彼らに対しては、「報道の自由」をはき違えている、と「批判しなければならない」のだろう。

私の中では、「報道機関」のイメージが壊れ、残念で、そして恥ずかしい。

「報道」機関を名乗るのであれば、8年間の小池都政を客観的に振り返り、今尚、東京都の抱えている問題、残されている課題、東京都民の期待する「福祉」の在り方、等々を、一行くらい、一項目くらいは書いたらどうかとも思う。


「これは非難じゃないよ」・・・「これは批判だよ」


「他人の言動に対し、その誤りや欠点を指摘し、正すよう求めること」

これが「批判」というもの。決して悪いことではないでしょ?

指摘が図星の時は、「耳が痛い」し、「嫌なもの」ではある。

しかし、「批判」が無ければ、「改善」も無い。

都政の「改革」・「改善」を訴えるとき、その前に必ずなければならないのが「批判」。

そして、「批判」の前には「ファクト」の把握。

逆の言い方をすれば、「批判が少ない」候補者は、都民が期待する「改革、改善」も少ないという事。

ワンイシューの政策で立候補している人・・・私なら興味は無い。


「会場では、土砂降りにも関わらず多くの聴衆が足を止めて蓮舫氏の演説に聞き入っていた。」

とはいうものの、「勝敗は兵家の常」、「勝敗は時の運」と言う。

全ては、都民の選択に委ねるしかない。

「人事を尽くして天命を待つ 」のみ。

であればこそ、メディアの役割が重要さを増す。

メディアには、8年間の小池都政を客観的に振り返り、今尚、東京都の抱えている問題、残されている課題、東京都民の期待する「福祉」の在り方等々を、蓮舫氏に言われる前に、その「ファクト」を「正しく」、「正確に」、そして「より多く」都民に提供することが求められる。

「報道の自由」が保障されているのは、「正しい報道」が「国民の知る権利に奉仕している」とされているからだ、ということを忘れてはいけないのではないか。


残念ながら私は都民ではない。

私が都民なら、

「弱者を「排除して」平然としている人物」ではなく、

「2番でもいいんだと、誰もを「排除しない」人物」に都知事になってもらいたい。


そう思っている。


「頑張れ、野党共闘!」








http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/517.html
記事 [政治・選挙・NHK294] <子連れも、カップルも、子育て世帯がいる衝撃>蓮舫氏、都庁下の食料配布を視察 プロジェクションマッピングの影で(田中龍作ジャーナル)
蓮舫氏、都庁下の食料配布を視察 プロジェクションマッピングの影で
https://tanakaryusaku.jp/2024/06/00030770
2024年6月1日 19:46 田中龍作ジャーナル


食料配布に立ち会った蓮舫氏は、700を超す人数や働く世代が多いことに驚いていた。=1日午後、都庁下 撮影:田中龍作=

 来月7日、投開票(20日告示)の東京都知事選挙に立候補を表明している蓮舫参院議員がきょう、都庁下の炊き出しを視察した。(主催:新宿ごはんプラス、もやい)

 摩天楼の壁面では都の事業として夜な夜な悪趣味な映像が投射されている。電通の巨額なシノギ「プロジェクションマッピング」である。

 その足元では食べて行けなくなった労働者や年金生活者が食事を求めて長蛇の列を作る。

 小池都政の光と影だ。

 主催者に先導されて食料配布をつぶさに見て歩いた蓮舫氏は、開口一番つぎのように感想を語った―

 「数の多さに驚いた。ホームレスさんばかりでなく、子連れもいる。カップルもいる。高齢者ばかりでなく、若い人たち、子育て世帯がいることも衝撃的だった」。


配布される食料1人分。非常食がほとんど。弁当はない。以前はもっとボリュームがあった。=1日午後、都庁下、撮影:田中龍作=

 主催者が用意した800食は30分ではけた。手渡される食事はかつてよりボリュームがなくなった。

 財政難である。他の団体も同じような事情を抱えている。公助がないので、カンパ頼みだ。

 行政はプロジェクションマッピングなんぞに現(うつつ)を抜かしている場合ではないのである。田中はそこを蓮舫氏に聞いた。

 「令和6年度(今年度)は契約が終わっているので、年度内に変えることはなかなか難しいかもしれない」

 「プロジェクションマッピングは期間限定で集中した方が観光インバウンドの効果が高いんじゃないか」。

 「それで予算を削減し余剰を足りない部分(食料配布への援助)に付け足していく(中略)それは知事になってすぐ考えたい」

 食料配布は毎週土曜日に行われていて10年も続いているが、主催者によると小池知事は「一度も視察に来たことがない」。

 プロジェクションマッピングの機材が置かれ、食料を求めて並んだ生活困窮者が都庁下から「排除」されたこともあった。


予算を湯水のように使うプロジェクションマッピングの下で、住居を失った路上生活者が多数暮らす。=1日午後、都庁下、撮影:田中龍作=

   〜終わり〜

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/518.html

   

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