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2024年5月20日02時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK294] <スクープ、編集部が入手!>裏金の“源” 自民党政治パーティー 販売先リストが語る脱法手法(しんぶん赤旗日曜版)

※しんぶん赤旗日曜版 2024年05月19日号1面 紙面クリック拡大


※しんぶん赤旗日曜版 2024年05月19日号6面 紙面クリック拡大


※しんぶん赤旗日曜版 2024年05月19日号7面 紙面クリック拡大


〈スクープ〉

裏金の“源” 自民党政治パーティー 販売先リストが語る脱法手法
https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/#2024051901
しんぶん赤旗日曜版 2024年05月19日

 

裏金事件で注目される自民党派閥の政治資金パーティー。購入者の大半は企業・団体といわれているものの、その実態は闇の中でした。その一端が編集部入手の極秘資料で判明しました。


※1面文字起こし

自公案「パー券購入者の公開基準引き下げ」は無意味 編集部が独自入手

 裏金事件で注目される自民党派閥の政治資金パーティー。 購入者の大半は企業・団体といわれているものの、その実態は闇の中でした。その一端が編集部入手の極秘資料で判明しました。

 公開が必要な20万円超のパーティー券を企業が購入していたにもかかわらず、公開されないよう、政治家側と結託し、違法・脱法の疑いのある行為で、公開基準を超えないように隠していたー。極秘資料は、いくら自民・公明両党がパーティー券購入者の公開基準を引き下げても意味がないことを示す動かぬ証拠です。パーティー券購入を含む企業・団体献金の全面禁止しかありません。

 編集部が入手したのは、自民党の茂木敏充幹事長が会長の茂木派「平成研究会」に所属 する井野俊郎・元防衛副大臣(衆院群馬2区) 事務所が作成した2021年分の派閥パーティー券の販売先リスト(写真、画像は一 部加工) です。

 21年12月13日に開催された茂木派のパーティー「平成研究会セミナー」。リストによれば、井野氏側はこのパーティー券を合計846万円分販売しまし た。

 現行の政治資金規正法では、1回のパーテ ティーで20万円超購入し大口購入者の名前を政治資金収支報告書に記載し、公開することになっています。しかしリストには、大口購入者であるにもかかわらず、政治家側と企業側が結託し、違法・脱法と疑われる手口を使い、公開しないケースが複数ありました。

 ・同一企業が合計50万円を支払いながら、このうち30万円分を従業員名義で個人が購入したとして処理。

 ・同一企業が計4万円支払いながら、名義を関連会社に分散。

 さらに闇の実態を追います。

 6面につづく

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/399.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 上川外相は首相候補から脱落…「うまずして何が女性か」発言撤回、静岡県知事選は自民絶望的(日刊ゲンダイ)


上川外相は首相候補から脱落…「うまずして何が女性か」発言撤回、静岡県知事選は自民絶望的
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/340415
2024/05/20 日刊ゲンダイ


器じゃない?(支持者に手を振る上川陽子外相=静岡市)/(C)共同通信社

 やっぱりこれが“自民クオリティー”なのか──。

 日曜(26日)が投開票の静岡県知事選をめぐり、自民党が弱り目にたたり目だ。選挙応援に入った地元選出(衆院静岡1区)の上川陽子外相(71)の失言→撤回騒ぎのことである。

 上川大臣は一昨日(18日)、女性支持者が多く集まった会合で、自民党推薦候補の当選に向け、「この方を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」と演説。これが女性と出産を結び付けた不用意な発言だと批判を浴び、SNSで炎上。野党からも「女性に対する配慮に欠ける」「子どもを産みたくても産めない人がたくさんいる」などと苦言が飛んだ。

 で、一夜明けた19日、上川大臣は慌てて発言を撤回。「女性のパワーで私という衆院議員を誕生させてくださった皆さんに、いま一度、女性パワーを発揮してもらい知事を誕生させようという意味で言った」と釈明し、「私の真意と違う形で受け止められる可能性があるとの指摘を真摯に受け止め、撤回する」とした。

 上川大臣に女性差別の意図はなかったとしても、演説では「うみの苦しみは、きょう男性もいらっしゃいますが、本当にすごい」とも話している。「女性がうまずして何が女性でしょうか」というフレーズもそうだが、感覚の古さがアウトだろう。柳沢伯夫厚労相(2007年当時)の「女性は子をうむ機械」を思い起こさせる発言で、自民党内に蔓延する「伝統的家族観」の呪縛の強さを思わせる。

「何もしない。議員バッジをつけているだけの人」


不祥事トリオ(左から塩谷立、宮沢博行、吉川赳3議員)/(C)日刊ゲンダイ

 静岡県知事選には6人が出馬し、自民党推薦の大村慎一元副知事(60)と立憲民主、国民民主両党が推薦する鈴木康友前浜松市長(66)の事実上の与野党対決の構図。告示前から大村氏が鈴木氏を追いかける展開になっていて、足を引っ張る静岡の“不祥事トリオ”の存在が揶揄されていた。組織的に裏金をつくっていた安倍派の座長だった塩谷立元文科相。「パパ活不倫」発覚で議員辞職した宮沢博行前防衛副大臣。未成年女性との「飲酒パパ活」疑惑が報じられて離党した吉川赳衆院議員である。ちなみに柳沢氏も静岡が地盤だった。

 静岡自民は「ロクでもない」と有権者に呆れられていたところに、上川失言の上塗り。さらなる自民離れを招くのは必至だ。知事選は絶望的である。

「麻生副総裁に『このおばさんやるねえ』と持ち上げられて以来、首相候補に浮上とチヤホヤされていますから、気持ちが緩んで、脇が甘くなっているのでしょう。政治家、ましてや大臣は、あらゆる言葉に慎重さが求められる。地元を取材すると、『何もしない。議員バッジをつけているだけの人』という評判です」(政治評論家・野上忠興氏)

 これで上川大臣は「ポスト岸田」から脱落。そもそも上川大臣が首相候補と言われるようになったのも、支持率ダダ下がりの自民が「女性初の宰相」でイメージアップと政権維持を狙うという、男の論理の女性利用。

 それに乗っかるだけの上川大臣は最初から器じゃなかった。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/400.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 川勝知事辞職なら上川外相辞職(植草一秀の『知られざる真実』)
川勝知事辞職なら上川外相辞職
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/05/post-e91274.html
2024年5月19日 植草一秀の『知られざる真実』

上川陽子外相は静岡県知事選に立候補している自民党推薦の大村慎一候補の応援で演説し、

「この方を私たち女性が産まずして何が女性でしょうか」

「産みの苦しみは本当にすごい。」

と発言した。

新たな知事を誕生させるとの趣旨の発言だが、

「産まずして何が女性か」

「産みの苦しみは本当にすごい」

の表現が「女性が子を産むこと」に関する表現であることは間違いない。

少なくともそのように受け取られる発言である。

「子を産まない女性を何で女性と言えるのか」

との意味に受け取られる。

上川陽子外相は静岡県選出の衆議院議員。

静岡県の自民党国会議員に

宮澤博行元衆議院議員、吉川赳衆議院議員、山崎真之輔元参議院議員

などがいる。

宮澤氏は妻子を持ちながら別の女性と金銭援助を伴う同居をしていたことなどが週刊誌で報じられて議員辞職。

吉川議員は2022年6月に、18歳の女子大学生と飲酒したなどが週刊誌で報じられ、自民党を離党したが辞職していない。

山崎氏は2021年に、一般女性との不適切な関係があったことなどが週刊誌で報じられ、自民党を離党したが辞職しなかったが、その後、2022年の参院選で落選した。

静岡県の川勝平太知事は4月1日の新規採用職員への訓示の場で、

「県庁というのは、別の言葉で言うとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、物を作ったりということと違って、基本的に皆様方は、頭脳、知性の高い方たちです」

と述べた。

この発言が徹底的に攻撃され、川勝氏は知事を辞職した。

川勝氏の言葉が配慮に欠けていたことは事実。

職種の違いを表現したかったのだと思われるが、「とは違って」、「頭脳、知性の高い方たちです」と述べれば、先に例示した仕事についている人が「頭脳、知性の低い人たちです」と発言したと受け止められてしまう。

知事として配慮に欠いた発言であったと言える。

しかし、同じように考えて、上川陽子氏の発言も同列の問題発言である。

「産まずして何が女性か」、「産みの苦しみは本当にすごい」の発言は「女性が子を産むこと」に関連した発言で、「何が女性か」の発言は「子を産まずして女性と言えるのか」の意味に受け取られる。

「発言を切り取った」などの批判があるが、この部分の発言がこのように受け取られることは当然のことで、そのことに対する批判が生じている。

最大の問題はメディアの取り扱い。

上川氏の演説は静岡県知事選に立候補している自民党推薦候補の大村慎一氏の応援を目的とするもの。

その知事選が行われる契機になったのが川勝知事発言であり、問題発言をメディアが激しく攻撃したことによって川勝氏が知事を辞職したことで県知事選が行われている。

その知事選で今度は応援弁士の県選出岸田内閣閣僚による問題発言で自民推薦候補がブーメランに見舞われている。

文字通り天に唾する発言だった。

問題発言の程度として川勝知事発言と上川外相発言に差はない。

ところが、メディアは川勝知事を攻撃したように上川外相を攻撃しない。

背景に政治権力とメディアの癒着がある。

石川県警が5月17日、酒酔い運転で事故を起こし、事故後に逃走した県内の警察署に勤務していた警部補の男性を懲戒免職にして書類送検した。

送検容疑は3月1日午前2時ころに酒を飲んで正常な運転ができない状態で車を運転し、標識に衝突して田んぼに転落した事故を起こしながら、警察に通報せずに現場から逃走したというもの。

通行人が1日午前4時ころ、事故現場を目撃して110番通報し、田んぼに転落した車のナンバーなどから本人に連絡して数時間後に現れた。

この重大犯罪に対して石川県警は犯人を逮捕していない。

民間人の犯行なら確実に逮捕・勾留しているはずだ。

中日新聞はこの記事の横に「つばさの党」幹部3名逮捕のニュースを報じている。


逮捕容疑はすでにSNSなどで公開されている動画映像などから特定されており、罪証隠滅の恐れはない。

逃亡の恐れも低く、逮捕する必要があるのか疑問が持たれている。

象徴的なダブルスタンダード。

キーワードは「権力との癒着」。

小池百合子氏の学歴詐称疑惑が払拭されていない。

選挙活動として小池百合子氏の学歴詐称疑惑を追及することと学歴詐称疑惑そのものを比較したときに、学歴詐称疑惑の追及を悪いことと言えるか。

日本社会が暗黒社会に転じている証左には枚挙にいとまがない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/401.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 東京15区の選挙妨害と札幌のヤジ排除は異なる事案 ヤジは原則として自由、規制拡大は不要です 三輪記子 それ、当たり前のことですか?(日刊ゲンダイ)

東京15区の選挙妨害と札幌のヤジ排除は異なる事案 ヤジは原則として自由、規制拡大は不要です 三輪記子 それ、当たり前のことですか?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/340432
2024/05/20 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


2019年参院選、安倍首相の演説にヤジを飛ばした人取り囲む北海道の警察官(当時)/(C)共同通信社

 公職選挙法225条は選挙の自由妨害罪を定めており、同条違反の疑いで強制捜査が始まったという報道がある。まず一番言いたいことは北海道で警察官らによる市民の排除が問題になった事案と本件では適用される法条が全く違い、全く違う問題であるということ。

 今回の報道で「やっぱり候補者の街頭演説で市民がヤジるのは違法なのか」「ヤジは違法になるのか」というように事案を混同して心配している人もいるようだが、事案が異なる。そもそも問題になる法条が異なる。ヤジは原則として自由です。意識的にか無意識的にか不明だが、北海道のヤジ排除と今回の選挙妨害行為を混同しているような意見がちらほら見られるが全く違う。何度でも強調しておきたい。

 ヤジ排除事案は、市民のヤジは自由(憲法21条で保障される表現の自由など)であるにもかかわらず、警察官らが「排除」したことの違法性が問われている。北海道は警察官らの行為が警察官職務執行法4条1項、同5条又は警察法2条に基づく適法な職務行為だと主張しており、市民らの公選法違反について主張したわけではない。警察官が「自分たちの行為は法律に基づく適法行為だ」と主張したのであって市民が違法行為をしたという主張ではないのである。

 この点、札幌地裁も札幌高裁も警察官らの行為を「違法」と判断している。ただし、札幌高裁では原告のうち1人については、警察官らの行為が「違法」と認定されず、地裁とは逆の判決が下された。北海道は賠償が命じられた点について判決を不服とし上告。原告のうち高裁で賠償が認められなかった方も上告。上告審の判断待ちである。

 判断待ちとはいえ、原則として市民が肉声で立候補者をヤジる行為は、表現の自由で保障される市民の意見表明の一種として可能な限り保障されなければならない。拡声器を用いてがなりたてたり、選挙カーを追いかけ回したりする行為とは全く違うでしょう。選挙の自由は私たちの大切な自由です。その自由を安易に手放すような言説に乗ってはならないし、「誰が」選挙の自由を制限しようとしているのか注視しなければならない。

 まずは、北海道ヤジ排除事案は警察の排除行為が問題となったものだということをきっちりおさえておきたい。なお、今回のような事案は公選法違反に基づく強制捜査も実際可能なうえ、相当例外事案であるから現行法規制拡大の必要もないということも何度でも強調しておきたい。


三輪記子 弁護士

1976年、京都市生まれ。東大法学部卒、立命館大法科大学院修了。2010年に弁護士登録。コメンテーターとしてテレビなどのメディア出演のほか、「弁護士三輪記子のYouTubeチャンネル」などネットでも発信。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/402.html

記事 [政治・選挙・NHK294] つばさの党は新タイプのカルトか? 幹部3人逮捕で分かった奇妙な「集団生活」の実態(日刊ゲンダイ)

つばさの党は新タイプのカルトか? 幹部3人逮捕で分かった奇妙な「集団生活」の実態
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/340416
2024/05/20 日刊ゲンダイ


(左から)逮捕されたつばさの党の黒川敦彦、根本良輔、杉田勇人の3容疑者(C)共同通信社

 公選法違反(選挙の自由妨害)容疑で幹部3人が逮捕された政治団体「つばさの党」。「つばさの党」は、支援者10人前後が幹部と一緒に集団生活を送っていたという。過去には、問題を起こした多くのカルトが集団生活をしていた。「つばさの党」が、どんな活動をしているのか警視庁も関心を寄せている。

 集団生活をしていたのは、東京都練馬区の一軒家。「つばさの党」の支援者の親族が所有する物件だという。集団生活がはじまったのは、3〜4カ月前。「つばさの党」に詳しい選挙ウオッチャーのちだい氏はこう言う。

「もともと、党本部があった東京・半蔵門の事務所で2人が共同生活をしていました。ワンルームの狭い部屋で、風呂もなかった。一軒家が見つかり、不便なワンルームから転居した格好です。練馬の一軒家には、コアメンバー5〜6人が暮らし、他に、自分の住居はあるけど寝泊まりするメンバーが5〜6人いたようです。メンバーは、アジトと呼んでいる。ただ、近所と大きなトラブルがあるわけでもない。支援者からカニが届くと、皆で鍋をつくったりしていたようです。楽しいから皆が集まり、アジト化していったのでしょう」

 どうやら、オウム真理教のサティアンのような生活ではなく、大学のサークル仲間が共同生活を楽しむノリだったようだ。

陰謀論に共鳴する者たち

 ただし、過激な選挙妨害をしていた「つばさの党」の支援者には、反ワクチンを訴える者も多く、逮捕された黒川敦彦代表(45)も、さまざまな陰謀論を唱えていた。「つばさの党」は各地でデモもしていた。陰謀論に共鳴する者が、集団生活を送っていたのは間違いなさそうだ。

 カルト問題に詳しいジャーナリスト・藤倉善郎氏はこう言う。

「代表の黒川氏が支援者から崇拝されていたわけでもなく、ネットで陰謀論に触れた人たちが、一人一人、主体的に活動に参加していたようです。黒川氏は、デモや街宣の後の飲み会を大事にし、メンバーも楽しんでいた。統一教会を包囲したデモでは、音楽をかけ、踊ったりしていた。つばさの党は、陰謀論を信じる者が緩やかにつながる、新しいタイプのカルトと言えるかもしれません」

 逮捕され警視庁に入る時、ピースサインをつくって報道陣に見せていた黒川代表は起訴されたら、法廷でなにを語るのか。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/403.html

   

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