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2024年5月12日00時03分 〜
記事 [政治・選挙・NHK294] 自民党の支持母体は、カルト統一教会とカルト創価学会。与党は反社会的勢力という日本の赤っ恥 (創価学会なぜなに相談室)
自民党の支持母体は、カルト統一教会とカルト創価学会。与党は反社会的勢力という日本の赤っ恥
創価学会なぜなに相談室 2022-08-07
https://ameblo.jp/cultsoudan/entry-12757452979.html

本来は規制の対象となっているはずのカルト団体「創価学会」や「統一教会」が与党と関係を持つなどあり得ない話です。
現に、多くの国で両団体は規制や監視の対象になっているのですから。

統一教会以上に危険な団体とみなされ、10か国政府・議会からカルト、セクト、反人権団体、テロ予備軍、過激派などに指定されている創価学会。

自民党は、統一教会や創価学会など海外諸国が認めた反社会的勢力を支持母体としているカルト支援党。

薄気味悪いカルトやヤクザみたいな連中に日本を支配しているのかと思うと鳥肌が立ちますよね。

両団体が海外からどのような扱いをされているのかを理解すれば、今日本が置かれている危機的状況を理解できると思います。

統一教会と創価学会がカルト指定された理由、経緯などをお伝えしますので、良く読んで、創価学会、公明党、統一教会などのカルトとは一切関わらないという強い意志を持っていただきたく願うところであります。


カルトに寛容なアメリカでも創価学会は記事にされてます。

ニューヨークタイムズの記事(和訳)
「創価学会と一体の関係にある公明党が与党入りすることになり、日本には不安が広がっている。
創価学会をオウム真理教と同じと見る人もいるが、実際は少し違う。創価学会はもっと狡猾だ。」


フランスでは今も創価学会を徹底調査したレポートを公文書として公開しています。

フランス国民議会で採択された報告書『フランスにおけるセクト』は、カルトか否かを判定する世界基準として利用されています。

フランスでは、以下の宗教団体をセクト(反社会的カルト)に指定しています。
創価学会、統一教会、エホバの証人、サイエントロジー、モルモン

ドイツの認定「カルト精神異常グループ」認定は以下のとおり。
創価学会、統一教会、ヤマギシ、東方聖堂騎士団

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%81%AE%E6%96%87%E6%9B%B8%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%A8%E5%88%86%E9%A1%9E%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%9B%A3%E4%BD%93%E4%B8%80%E8%A6%A7
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%83%88
https://21cult.web.fc2.com/cult.htm

フランスの国営テレビが1時間にわたって創価学会の批判特集を放送
https://torideorg.web.fc2.com/study/185.htm


フランス国民議会で採択された報告書『フランスにおけるセクト(カルト)』を、辞書サイトより転載。

『1995年12月、フランス国民議会で採択された報告書『フランスにおけるセクト』は「通常の宗教か、セクト(カルト)か」を判定する国際的な指針の一つとされている。
この中で、セクトの本質を「新しい形の全体主義」と定義した上で、以下のように「セクト構成要件の10項目」を列挙している。

・精神の不安定化(マインドコントロール、洗脳、人格破壊)

・法外な金銭的要求(高額なお布施徴収、寄付金強要)

・住み慣れた生活環境からの断絶(会館での長時間の拘束)

・肉体的保全の損傷(暴力および精神的虐待)

・子供の囲い込み(創価学園に入園させるなどして子供を洗脳する)

・反社会的な言説(暴言や誹謗中傷)

・公秩序の攪乱(言論妨害、出版妨害、政治権力の悪用、テロ行為など)

・裁判沙汰の多さ(対立宗派とは200件超の裁判を起こしている)

・従来の経済回路からの逸脱(詐欺や脱税、裏金捻出、不法労働の類のこと)

・公権力への浸透の試み(公明党を立ち上げて政教一体の政治運営、行政への浸透)

以上の項目のいずれかにあてはまる団体をセクトとみなしているが、創価学会は全項目に当てはまる。(最高度に危険)

創価学会はフランスだけではなくドイツ、チリ、ベルギー、オーストリア、アメリカといった国々でセクト指定されている。

フランス政府のセクト対策はキリスト教以外を排斥するためだという陰謀論じみたレベルの低い議論や、キリスト教を守れという議論はフランスでは主流とならなかった。
全く違う高度な議論の末に対策の議論が行われた。』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%83%88

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日本では創価学会に詳しいジャーナリスト古川利明は、著書『カルトとしての創価学会=池田大作』(第三書館 2000年11月)で、創価学会はカルトだと結論している。

「創価学会は、セクト構成要件の10項目(上記の10項目のこと)を全て満たしている(=最高度に危険)」

「特に「暴走財務」に象徴される(=法外な金銭要求)は広く知られていることであるし、(=子供の囲い込み)についていえば、学会員二世、三世に、小さい頃から池田大作著の絵本やアニメを見せて、いかに池田が尊敬すべき素晴らしい人間であるかを刷り込ますといったことがあてはまる。
(=裁判沙汰の多さ)のように訴訟を乱発して、批判意見を封じ込めようとする動きなどは、一般の人でもピンと来るだろう。」

「また、「通常の経済回路からの逸脱」とは、詐欺や脱税、裏金捻出、不法労働の類のことで、例えば、これまでルノワールの絵画購入に関して約十五億円の裏金を捻出したり、初代第一庶務室長・中西治雄が、一億七千五百万円入りの金庫を竹ヤブに放置したりなど、いくらでも具体例は出てくる。
「公権力に浸透する企て」も、官公庁や大企業に学会員を侵入させる「総体革命」はもとより、公明党を作って、九九年以降、自・公で政権与党入りしている現状を見れば、あまり詳しい説明はいらないだろう。」

https://21cult.web.fc2.com/cult.htm


国会でも創価学会のカルトについて論議されました。
参議院会議録 第134回 国会

○政府委員(小野元之君) :(前略)特に破壊的カルトといったような場合には、その宗教活動を主観的に判断して、閉鎖的で異端的、反社会的で危険な運動を行う団体、こういったものを指すというふうに聞いているところでございます。

○中島眞人君 :カルトがやっぱり日本にもあったんですよ、あるんですよ。外国の報道も、日本の宗教に対してカルト的だという表現を使っている。ですから、そういうことは本当にそうなんだろうか、もしそうでなかったとしたら大変迷惑な話でありますから、そういう点で外務当局にタイムとかBBCとかABC放送の内容というものを的確に見せていただきたい。そして、その言っていることが間違いだとしたら国を挙げて抗議をしなきゃいかぬでしょう。そのとおりだということであったら政治や国会という場の中でこれに対して警告を発していかなきゃいかぬじゃないですか。
そういう意味で、私どもは外務当局に先ほどお願いをいたしたわけでありますけれども、そういうことについて早急に資料をお出しいただけるということでございますから、それはその時点でお話をいたしたいと思います。
さて、実は先ほど聖教新聞のいわゆる選挙特集を発言したのでありますけれども、聖教新聞というのはどういう新聞なんですか。

○政府委員(小野元之君): 私も詳しく存じ上げませんが、創価学会の機関紙というふうに考えております。


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平成十二年六月八日に、フランスの国営テレビ局(チャンネル2)が、『創価学会―21世紀のセクト(破壊的カルト)』と題するドキュメンタリー番組を、約一時間にわたって放映した。
 フランスといえば、学会員が一万人ほどいるとされ、ヨーロッパにおける創価学会の中心地。
その地の国営放送が学会批判の特番を流したのであるから、ただごとではない。
 もっとも、フランスではすでに、国会が創価学会を「最も危険なカルト教団」と認定している。
https://torideorg.web.fc2.com/study/185.htm
https://21cult.web.fc2.com/21cultov.htm

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宗教と社会のかかわりを考える月刊誌「FORUM21」より転載。
https://forum21jp.web.fc2.com/200810_4.htm

2008-11 特集/政教一体とカルト性…国会質疑と本部幹部会
本部幹部会・熾烈な矢野攻撃と池田夫妻礼賛の異常 
本誌編集部

隠されていた“矢野攻撃”発言
 本年5月12日、公明党の委員長・書記長を20余年にわたって務めた矢野絢也氏が、創価学会から退会するとともに、創価学会の最高幹部らから言論封殺を含む激しい人権侵害行為を受けたとして、創価学会と最高幹部7名を被告として、名誉毀損に基づく損害賠償等請求訴訟を東京地裁に提訴した。
 しかしこの矢野氏の造反・提訴に対して創価学会は、矢野氏の造反直後の5月21日に開いた本部幹部会において、原田会長が矢野氏を「恩知らず」「臆病」「ウソつき」と非難して以後、「聖教新聞」をはじめとする機関紙誌などでの非難・攻撃を控えている。
 本誌の連載「今月の『悪口雑言』――『平和と人権』を看板とする団体の“ホンネ”集」にも明らかなように、創価学会は「聖教新聞」掲載の首脳座談会で、竹入義勝元公明党委員長をはじめとする造反幹部や議員を俎上にあげ、その人権も名誉も無視した口汚い誹謗中傷・罵詈罵倒を繰り返している。
 だが矢野氏の造反・提訴に対して創価学会は、表向き沈黙を守っている。その理由は、先ず第一に、矢野氏が創価学会と創価学会の最高幹部らを被告として名誉毀損に基づく訴訟を提起していることから、「聖教新聞」をはじめとする機関紙誌で口汚い矢野攻撃を繰り広げることは、訴訟戦術上、不都合との判断が働いているからと思われる。
 同時に矢野氏の造反以後、参院で多数を占める野党を中心に創価学会問題を国会で取り上げ、矢野氏や池田氏を国会に招致しようとの動きが続いていることから、機関紙誌等で激しい矢野攻撃を行えば、矢野氏の主張の正当性を裏付けることとなり、国会招致に口実を与えることになると考えたものと思われる。
 だが実際には本部幹部会等で、激しい攻撃を行っていた。しかしその事実を創価学会は「聖教新聞」等の機関紙誌で報道することを控えていたのである。
 本誌は、創価学会が隠していた激しい矢野攻撃を収録した本年7月16日と9月3日開催の第20回と第22回本部幹部会のCDを入手したので、以下に紹介する。そこでは激しい矢野攻撃と、池田大作・香峯子(本名・かね)夫妻の礼賛、そして来るべき総選挙に向けての必勝の檄が飛ばされている。
 自らと対立する人物を激しく誹謗する一方で、創価学会の「永遠の指導者」(会則)である池田大作氏と香峯子夫人に対しなされる異常なまでの礼賛。そして選挙闘争への煽りと、ここには人権侵害と政教一体という矢野氏が指摘した創価学会の問題が、集中的に現れており、極めて興味深い。

1、平成20年7月16日本部幹部会 挨拶・棚野男子部長
 みなさん、こんにちはー!師弟の月7月、池田先生からご提案いただいた、青年部幹部会も第10回。全国各地で、未聞の陣列をもって勝ちあがることができました。先生、奥様、そして壮年・婦人の皆様、ありがとうございましたー!
 男子部結成57周年、7月11日に聖教新聞に報道されたとおり、世界から池田先生に送られた名誉学術称号は、実に240、今全世界が池田先生と創価の師弟を賛嘆しています。まさしく弟子が立ち上がる時だ。頭を上げ、胸を張り、地域、社会へ池田門下の力を満天下に示してまいりたいと思いますが、皆さんいかがでしょうかー!(拍手)
 学会の題目を忘れ、私利私欲に走る輩は、最後は必ず正体を現し、無残な敗北の人生で終わる。国会議員とは、国民に奉仕する立場であるにもかかわらず、議員の立場を悪用し、金儲けと名聞名利に走った男がいる。あの元公明党委員長の矢野であります!
 矢野は昨年末、公明党の議員OB3人に、名誉毀損で訴えられた裁判で、完全敗訴。これで錯乱したのか、矢野は逆に裁判を起こし、またもや雑誌にデタラメな話を垂れ流した。だがそのデマをまたも裁判に訴えられるという無様な姿を晒している。手帳の強奪というのもウソ。脅迫されたというのもウソ。かつてマスコミも野党の富豪・矢野委員長の金、株、家、そしてウソ、虚言症などさんざん書きたて、まったく矢野の人生履歴は、金と大ウソまみれなのであります。
 平成5年2月、あの名電工事件の金銭スキャンダルで、さんざん支持者に迷惑をかけたあげく、矢野は政界を引退。このときも、記者会見で「これからは庶民の1人として、公明党のますますの発展を願い、つつましく生きていきたい」などとしゃあしゃあと言っている。これも、真っ赤なウソ。実際は、地元の大阪をさっさと捨てて、東京に逃亡。その後、矢野が公明党の支援活動に汗を流している姿など、誰も見たことがない! それどころか、自宅に公明党のポスターを貼ることも、露骨に嫌がっていたというから呆れます。
 矢野は朝日新聞に小さく10億円などと書かれ、その後も東京に数億円もする豪邸を2軒も持ち、つい先日も株で約1億円もの大損をしたと報道をされている。これのどこが、庶民の1人として、つつましくなんだ! 贅沢三昧じゃないか! まさに今流行の、満点大笑いであります。

 さて、最近、矢野は自分を正当化しようと、あろうことか、学会批判を展開、政教一致うんぬん、支援活動には問題があるなどと、バカバカしい言いがかりをつけてきた。そもそも矢野は議員時代、なんと言っていたか。政教一致だという誤った見方がある。学会と党の関係は、何人からも批判される筋合のものではない、言明をしていた。まさしく自語相違の二枚舌。だいたい今頃、学会の支援活動に問題があるというのなら、なぜ矢野は30年近くも、その支援を受け続けてきたのか。あるジャーナリストは語ります。仮に矢野が支援団体に問題ありと主張するのなら、その前に、そのような支援によって当選し続け、そうした立場を利用して、自ら得てきた個人的財産を国民に返上してお詫びをするほうが先決ではないのかと。まったくその通りであります。
 このように、さんざん支持者を欺き、国民を騙し続けてきたのが、あの矢野という男の正体であります。ロシアの文豪チェーホフいわく「ウソばかりついてきたので、骨の髄まで腐り果ててしまった」。この言葉を、そっくり矢野に送ってやりたい! そう思いますが皆さんいかがでしょうか!(拍手)
 「ついに滅びざる候はず」のご聖訓通り、結局悪党は、騒げば騒ぐほど自らの卑劣な正体をさらす。社会からバカにされ、ウソと欲得にまみれ、自ら落ちていく。戸田先生は言明された。「皆の支援によって名誉ある議員にさせてもらいながら、信心を失い、退転して恩知らずな行動をとっていく愚者や卑怯者もでるだろう。こいつらは断じて許してはならない」。
 さあ、創価師弟の正義の闘魂燃え滾る7月、青年部がいちだんと鋭く、厳しく正義を語り、忘恩の輩に鉄槌を下そうではありませんか。以上!

 ※「聖教新聞」には一切掲載されなかった棚野発言。その主張に正当性があるというなら、堂々と「聖教新聞」に掲載したらどうか。

2、平成20年9月3日本部幹部会 挨拶・棚野男子部長
 皆さん、こんにちわー。人材拡大の年の本年も、いよいよ下半期。青年部は師弟直結で勝利の突破口を開こうと各地で正義の対話を大きく展開、池田門下の弟子が各界で大活躍をしております。そんな中、大変うれしいお知らせがあります。近年活躍が目覚ましいスポーツ関係者を対象に青年部の人材グループとして、あらたにスポーツ部が結成されることになりました。(拍手)スポーツ部の部長に男子部の笠原局長、総合部長に正木理事長についていただきます。またこのあと、スポーツ部の歌を披露合唱させていただく予定です。大変におめでとうございまーす。(拍手)
 さて先日、学会中傷のデマに、また一つ正義の鉄槌が下りました。住民票異動うんぬんと悪質なデマで騒いだあの民主党の元代議士、永田寿康に対して、罰金30万円の有罪が確定したのであります。(拍手)ことの発端は選挙直前の2005年7月、永田が国会で創価学会が住民票異動うんぬんとまったく事実無根の大嘘を言い放った。ただちに公明党が抗議、青年部の有志も厳重抗議した。すると永田は学会員を傷つけたことは残念などと弁解。民主党も遺憾の意を表明した。ところがその翌月、永田は舌の根の乾かぬうちに同じデマを蒸し返し、学会は永田を刑事告訴。そして今回、裁判所から厳然と刑事罰が下り、永田は30万円の罰金を支払ったのであります。要するに未だに住民異動などと馬鹿げたデマで騒ぐ輩がいれば、場合によっては刑事事件になる。厳しい刑事罰が下される。それがはっきりしたのであります。そもそも国会議員たるものが、国会でデマをわめき散らす。他党の支持団体を一方的に攻撃するなど言語道断であると思いますが皆さん、いかがでしょうか(拍手)。

 デマといえば、あの大嘘つきの矢野も公明党の議員OB3人を中傷するデマを週刊誌に垂れ流し、訴えられた。そして昨年末、裁判で完全敗訴。東京地裁から、雑誌社と連帯して計330万円の支払いと謝罪広告の掲載を命じられたばかりであります。この裁判で矢野はなんと言っていたか。議員OBが自宅に押しかけしつこく強要して手帳を強奪した。自分は強く反対し110番通報しようとしたが、議員OBが私につかみかかり、電話をさせなかったなどと、あたかも真実であるかのようにさんざんウソをならべたてた。ところが、真実はまったくの正反対。手帳は矢野が自ら進んで手渡したもの。その決定的な証拠がある。議員OBは手帳を受け取った日、矢野との会話を全て録音をしていたのであります。そこには矢野が議員OBに来てくれて本当にうれしかった。また自ら進んで手帳を渡す。と言っていたことがはっきりと録音されていたのです。まして110番などしていない。全て嘘の作り話。当然ながら裁判所は矢野の大ウソを一刀両断。強要や脅迫があったとは認められない。強奪したものとは認められない等々、判決で実に10数回にも渡って矢野は嘘をついていると厳しく指弾。まさに「文証も無き妄語を吐き、無量の妄語を構えて」と仰せの通りの大嘘つきであります。
 この裁判は矢野側が控訴して、現在二審の東京高裁で係争中です。さらに矢野はこの敗訴で追い込まれ 今度は言論弾圧を受けたなどといって別の裁判を起こしてきた。だがこれまた笑止千万。事実無根の大嘘、学会側は即座に矢野を提訴した。これら三件の裁判はすべて学会側が必ず勝つ。・・・・・しかも大嘘つきと断罪されたばかりの矢野を、次の臨時国会へ呼んで騒ごうとする動きがある。事実無根のデマで攻撃しようとするのであれば、あの国会を大混乱させた永田メール事件とまったく同じ構図であります。元首相補佐官の飯島勲氏がずばり指摘しています。「私は、矢野氏を国会に招くことには強い疑問を感じる。民事訴訟の片方の当事者に国会で証言を求めることは、単に政治を利用した訴訟戦術だ」。まったくの正論。裁判で争うべきことは裁判所で争って決着をつければいい。それを立法府の国会に持ち出そうなど、あきらかに党利党略。矢野のデマ話など、国民はまったく望んでなんかいない。裁判でも断罪された大嘘つきを呼んで、国会を混乱させるならば、そんな政治家は国民の敵です。ともかく、我々は党利党略の卑劣な宗教弾圧は、断じて許さない。そうあらためて宣言するものですが、みなさん、いかがでございましょうか。(拍手)。
 さあ、勝利勝利への出陣であります。青年部は今こそ、「青年よ心して、政治を監視せよ」との戸田先生の遺訓通り、総立ちとなって正義を体現しようではありませんか。
 青年部のみなさん、戦いましょ〜ぉ・。

 ※矢野氏の国会招致に戦々恐々とする創価学会のメンタリティがよく分かる発言である。同時に、来るべき衆院選を、彼等の言う「宗教弾圧」に抗うための、すなわち創価学会と池田氏を守るための法戦と位置づけ、全力を投入していることが読みとれる。

3、同本部幹部会 挨拶・山下関西婦人部長
 みなさんこんにちは〜。全世界が寿ぐ栄光燦たる8月24日、池田先生ご入信61周年を晴れやかにお元気に迎えられましたこと、これ以上の喜びはございません。先生の命がけの大闘争があったればこそ、私達の幸福と正義の人生がある。ただただ感謝の思いで一杯でございます。先生、奥様、本当にありがとうございま〜す。―中略―
 戸田先生が、芙蓉の花は香峯子だよ、と言われたとおり、先生とともになにがあっても広布のために、ひとすじに毅然と戦い続けてくださった奥様の勝利と栄光のお姿、ご境涯そのものと感動で胸が一杯でございます。
 創立80周年の2010年へ、創価の永遠の勝利を決するには、いかなる試練・逆境にあっても奥様のごとく笑顔を絶やさず、ほがらかに希望の峯、勝利の峯を登攀し、創価学会婦人部ここにあり、との戦いを展開してまいりたいと思いますが、婦人部の皆さ〜ん、いかがでしょうーか。―中略―
 これまで繰り返し語ってくださった昭和31年大阪の戦いは、28歳の若き池田先生の指揮のもと、日本中をあっと言わせたまさかが実現の大勝利でした。まだ幼かった私ですら、候補者であり初代大阪支部長であった父・白木義一郎、婦人部長であった母、そしてともに戦ってくださった同士の晴れ晴れとした笑顔は、いまもわすれることができません。
 母は「あのとき先生がいつ寝なはったんか、いつ食事されたんかわからへんかった」と、よくいっておりました。先生の人知れぬ深夜の唱題。早朝の御書講義。時には学会員がいない山深いところまで足を運ばれ、題目を大阪中にしみこませてくださいました。一人一人を幸福にせずにおくものか、とのみなぎる気迫。皆が信心の歓喜で総立ちとなり勝ち取った勝利でした。
 翌年7月3日。創価の大躍進を妬んだ不当な権力の横暴は、池田先生を無実の罪で逮捕しました。想像を絶する真夏の独房。先生のお体を思い、母たちは必死で祈りました。涙して祈り抜きました。だからこそ私たちは“負けたらあかん”と勝つことに執念を燃やし、・・誰がなんといおうと先生が大好きなんや。先生を守りに守り、常勝の砦を守ることができたのです。これからも常勝を天命とする関西、いまこそ報恩の心を燃やし、先生に仇なす輩は断固、許さないとの一念で、先生、先生、先生と叫び、断じて不可能を可能にする圧倒的拡大、完勝へ戦ってまいります。学会員のみなさ〜ん、戦いましょ〜!!。全国の同士のみなさん、よろしくお願いいたします。

 ※池田氏とともに香峯子夫人を礼賛する山下関西婦人部長。初代大阪支部長で、池田大作青年部参謀室長が指揮をとった昭和31年の参院選・大阪地方区で当選した白木義一郎氏を父にもつ山下関西婦人部長は、創価学会内で「昭和31年大阪の戦い」と称される、この選挙での池田氏の闘争を引き合いに出して、来るべき総選挙の勝利を呼びかける。
  その目的は「(池田大作)先生に仇をなす輩は断固、許さない」ためだという。すなわち創価学会問題を国会で取り上げ、矢野氏や池田氏の国会招致を求める民主党をはじめとする野党を打倒して、自公政権を守ろうということだ。そのために「不可能を可能にする圧倒的拡大、完勝」をと絶叫する。
  まさに宗教と政治が、池田氏という創価学会に独裁的に君臨する宗教指導者を守るために翻弄されている事実を、この山下発言に見ることができる。
  同時に、この発言は、学会員の政党支持の自由を、宗教的呪縛によって、実質的に阻害していると指摘することが可能だ。
  ちなみにこの山下発言は棚野発言と異なり「聖教新聞」に掲載されているが、「先生に仇なす輩は断固、許さないとの一念で、先生、先生、先生と叫び」という部分は割愛され、掲載されていない。
https://forum21jp.web.fc2.com/200810_4.htm

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/324.html
記事 [政治・選挙・NHK294] 「私から電話があったことをおっしゃらないでください」森喜朗元首相が、岸田首相「事情聴取」の全容を明かした!(文藝春秋)

※文藝春秋 2024年6月号 各誌面クリック拡大 続きは文藝春秋をご覧ください





「私から電話があったことをおっしゃらないでください」森喜朗元首相が、岸田首相「事情聴取」の全容を明かした!
https://bunshun.jp/articles/-/70588
2024/04/26 「文藝春秋」編集部 文藝春秋 2024年6月号 文春オンライン

「総理は早く結論を出して(4月8日からの)訪米にそなえたい気持ちが強かったのでしょう。だから、私にも真実を確認するためにやむをえず電話をかけてきて、それで済んだ、という形をつくろうとしたのだと思います」

 4月18日、森喜朗元首相が都内の事務所でノンフィクション作家の森功氏のインタビューに応じた。

 その中で森元首相は、自民党の政治資金パーティを巡る裏金問題について、4月上旬に岸田文雄首相から電話で聴取をされた際のやり取りについて詳細に明かした。

「岸田総理からの電話は、『例の問題について、森先生の話を聞いたかどうか、質問が集中しますので、含みおいてください』というような内容です」


240分にわたってインタビューに応じた森元首相 🄫時事通信社

「私が裏金作りを始めたと言っているのは誰なんだ」

 岸田首相は、これまでマスコミ各社の取材などに対し、森元首相には、裏金作りへの関与について、直接尋ねたと説明してきた。

 しかし今回、森功氏が、「(岸田首相から)『キックバックを知っていたか』、あるいは『裏金システムそのものを作ったのではないか』という質問はなかったのですか」と確認すると、森元首相は「はい」と認め、上記のように詳しい内容に踏み込んだやり取りはなかったと答えた。

 岸田首相としては気遣ったつもりかもしれないが、調べる立場の自民党総裁として事実関係をきっちり問いただすべきだろう。森元首相は次のように補足した。

「ただ岸田総理も、私の関与がなかったことについては、だいたい分かっているんです。電話があったのは訪米前が初めてではありません。私に聞けと野党が騒ぎ始める前から、総理には『私の会長時代には、派閥ぐるみの裏金作りなどありませんでした。それは私がいちばんよく知っています』と話してきました。(中略)もし国会に呼ばれたら、『森が裏金作りを始めたと言っているのはいったい誰なんだ』と言いたいです」


国会で答弁する岸田首相 🄫時事通信社

「強いてお目にかかることはありません」

 岸田首相が4月上旬に改めて電話をかけてきた理由について、冒頭のように訪米にそなえたい意向が強かったのだろうと推測した。

「総理はこう言っていました。

『私から森先生に電話した事実を言わなければならない事態になれば、それを公表させていただきます。それまでは、私から電話があったことをおっしゃらないでください』

 私は『承知しました』とだけ答えました。あとは『ご体調はいかがですか』とか『強いてお目にかかることはありません』というようなことを言われました」

 岸田首相はこれまで聴取について、「森氏の(裏金問題への)具体的な関与は確認できなかった」と説明。国会でたびたび追及を受けた際には、「記録はございません」などと語り、会話の内容については一切明かしてこなかった。しかし森元首相の今回のインタビューから、事情聴取の実態がお粗末なものだったことがよくわかる。

「キックバック復活」への関与は?

 ノルマ超過分のキックバックは、安倍晋三元首相が中止するよう指示したにもかかわらず、2022年8月5日に下村博文氏や世耕弘成氏、塩谷立氏、西村康稔氏ら派閥幹部が会合を開き、復活が決まったとされる。キックバックが復活したことについて、森元首相が関与していたのではないかという疑惑には、次のように語った。

「キックバックを復活させるかどうか議論したとされる会合の日、私は東京オリンピックの後始末のために静岡県の下田へ行っていました。会合にも出ていませんし、話し合いがあったことすら知らなかった。どんな経緯で再開されたか、本当にわかりません。下村君一人だけが、私がそこに関係しているかのように言っているわけです。あの会合に参加している他の誰も、私が関与したなんて言っていません」


下村元文科相 🄫時事通信社

 240分にわたってインタビューに応じた記事「森喜朗元首相『裏金問題』真相を語る」は、5月10日発売の「文藝春秋」6月号に掲載するほか、「文藝春秋 電子版」では、4月26日に先行配信を行い、全文を公開。森元首相は、自身が清和政策研究会の会長を務めていた頃に始まったとされる裏金作りについて詳細に語っている。

 さらに、昨年7月、清和研の会長になることを望んだ下村元文科相から、2000万円の入った紙袋を持参された際のやり取りの詳細や、今年1月、塩谷元座長に対して、「(裏金問題の)全責任を取って仲間を救ってやれ」などと説得したことについても明かしている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/325.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 「塩谷先生が派閥の責任を引き受けてくれたらありがたい、というのが皆の意見です」“塩谷座長の説得”を森喜朗元首相に依頼した安倍派五人衆(文藝春秋)

「塩谷先生が派閥の責任を引き受けてくれたらありがたい、というのが皆の意見です」“塩谷座長の説得”を森喜朗元首相に依頼した安倍派五人衆
https://bunshun.jp/articles/-/70652
2024/05/09 「文藝春秋」編集部 文藝春秋 2024年6月号 文春オンライン

 4月26日に「文藝春秋 電子版」が配信した「森喜朗元首相『裏金問題』真相を語る」が波紋を広げている。240分にわたってノンフィクション作家・森功氏のインタビューに応じた森元首相は、これまで口を閉ざしていた自民党の政治資金パーティを巡る裏金問題について初めて言及した。


240分にわたってインタビューに応じた森元首相 🄫時事通信社

 4月上旬に岸田文雄首相から電話で聴取をされた際のやり取りについても詳細に明かしたが、その内容は、岸田首相のこれまでの説明と大きく異なっており、今後の国会で議論となる可能性が高い。

「岸田首相は国会などで、裏金作りへの関与について、森元首相に直接尋ねたと説明してきましたが、森元首相はインタビューで、キックバックへの関与などについて、岸田首相から具体的な質問はなかったと語っています。5月10日には政治改革を議論する特別委員会が参院で開催される予定です。今後の国会で、岸田首相は森元首相の証言について追及されると見られます」(政治部記者)

「森先生に頼むしかない」

 今回のインタビューで初めて明かした秘話は、岸田首相からの事情聴取だけではない。そのひとつが、裏金問題を巡って安倍派(清和政策研究会)幹部の五人衆が、森元首相を介して座長である塩谷立元文科相が引責辞職することで、派閥としての責任を取るかたちにしようとしていたという一件だ。

 五人衆の要請を受けた森元首相は今年1月26日、塩谷氏を呼び出して、安倍派座長として裏金事件の責任を取って議員辞職するよう迫っていたことを明かし、その経緯についてこう説明した。

「『誰かが罪をかぶり、総理の判断を願い出るようにすればいい』と知恵をつけた人が党内にいたそうです。それで五人衆が相談し、座長の塩谷君にその役を担ってもらおう、となった。五人衆の総意として、塩谷君の説得を『森先生に頼むしかない』となったようです」


自民党を離党した塩谷氏 🄫時事通信社

 塩谷氏を説得するよう連絡してきたのは、萩生田光一前政調会長だったという。

「萩生田君から『こんなことを先生にお願いするのも変だけれど、ここは塩谷先生が引き受けてくれたらありがたい、というのが皆の意見です』と連絡をもらいました。直接会うとマスコミがうるさいので電話です」

「なんで私一人が貧乏くじを……」

 萩生田氏の要請を受けて、森元首相は塩谷氏を呼び出してこう説得した。

「ここはいったん議員辞職して次をねらったらどうかね。全責任を取るので仲間を救ってください、と申し出れば、君は立派だと光り輝くよ」

 だが、塩谷氏は首を縦に振らなかった。

「なんで私一人が貧乏くじを引かねばならないのですか。議員辞職だけは絶対に承服できません」

 結局、15分ほどの面談は物別れに終わり、塩谷氏は4月4日、岸田首相から党内で2番目に重い離党勧告処分をくだされた。処分理由について「事実と違う」などと訴えて再審査請求を行ったものの認められず、4月23日には離党届を提出した。


総理総裁への可能性を残した萩生田氏 🄫時事通信社

 他方、森元首相に塩谷氏の説得を依頼した萩生田氏に対する処分は、「党の役職停止」に留まった。萩生田氏にとって処分としての実質的な意味はなく、将来の総理総裁候補としての目も残した。

 森元首相もインタビューの中でこう語っている。

「派閥内では萩生田君を(総理総裁に)推す声が多いけれど、彼もあちこちに弾を受けてますから、少し時間を置いた方がいい」

 240分にわたってインタビューに応じた記事「森喜朗元首相『裏金問題』真相を語る」は、「文藝春秋 電子版」で先行配信しているほか、5月10日発売の「文藝春秋」6月号に掲載している。森元首相が会長を務めていた頃に始まったとされる裏金作りについて、詳細に述べただけでなく、昨年7月、安倍派の会長になることを望んだ下村博文元文科相から、2000万円の入った紙袋を持参された際のやり取りなどについても明かしている。

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記事 [政治・選挙・NHK294] まるでヤクザのような自民党と清話会 月刊誌 森インタビューをどう読むか(日刊ゲンダイ)

※2024年月11日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋

※文字起こし


清和会元会長の細田博之前衆院議長の通夜に参列する森元首相(C)共同通信社

 自民党の裏金事件が表沙汰になってから5カ月あまり。一連の事件では初の正式裁判が10日、東京地裁で開かれた。初公判に臨んだのは、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪に問われた安倍派(清和会)の事務局長で、会計責任者の松本淳一郎被告(76)。起訴内容を大筋で認めたものの、この日は裏金問題の焦点には触れられなかった。派閥の政治資金パーティーをめぐり、販売ノルマ超過分の還流が復活した経緯だ。

 2022年4月に会長だった安倍晋三元首相は、幹部4人を集めた会合で現金還流の中止を指示。それが、安倍の横死から1カ月後に撤回された。幹部4人による8月の会合でキックバック再開が決まったとされる。松本はいずれも参加していたが、誰が主導したのか不明のまま。次回公判は来月18日。重い口が開かれるのかどうか。

 何を語るかが注目されていたのは、かねて清和会を仕切っている森喜朗元首相も同様だ。1998年から2006年にかけて、首相在任期間(00年4月〜01年4月)を除いて会長を務め、安倍死去後はキングメーカーとして振る舞ってきた。10日発売の月刊誌「文芸春秋」が〈森喜朗元首相「裏金問題」真相を語る240分〉と題した12ページにわたるインタビュー記事を掲載。聞き手はノンフィクション作家の森功氏だ。先月末に電子版で先行公開されたものだが、改めて読み直しても舌を巻く。永田町は策謀や裏切り、脅しにたけた動物たちが密集するジャングルに例えられるとはいえ、これほどのタヌキはなかなかいない。

怒りの矛先は下村元文科相へ

 パー券収入の裏金化を始めた疑惑については案の定、全面否定だ。

〈これだけは申し上げておきます。裏金作りは清和政策研究会が始めたものではありません。長い間に、個々に議員や秘書の間に伝わってきたものです〉

〈仮に国会の証人喚問に呼ばれても、知らないものを知っているとは言えない。磔にされ、拷問に遭っても、ないものをあるとは言えません。むしろ、もし国会に呼ばれたら、「森が裏金作りを始めたと言っているのはいったい誰なんだ」と言いたいです〉

 なんだかんだで、怒りの矛先は蛇蝎のごとく嫌う下村博文元文科相へ。森肝いりの新国立競技場ザハ案をボツにしたことなどで目の敵にし、徹底的にパージしてきた。

〈下村君一人だけが、私がそこに関係しているかのように言っているわけです〉

〈下村君がマスコミに派閥の資料を持ち込んで売り込んだ、といった類の話もあります〉

 そうして、いわゆる「土下座事件」の詳細を暴露。総理総裁を目指す下村が23年7月に森を訪ね、会長就任の後押しを求めて膝を折り、袖の下を渡してきたというのである。

〈一喝したら、下村君はますます滑稽なことを言いました。

「いや、二つ入ってます」

 紙袋の大きさからすると、中身は二百万円ではなく、二千万円。だから、「俺は許さん。持って帰れ」と突き返したんです〉

 下村はそうしたやりとりを否定しているが、事実だとしたら表に出せるカネのわけがない。

 自民党内で日常的に裏金が行き来していたことを示すエピソードでもある。

主権者無視の「ボス支配」を続ける自民党政治


岸田首相は訪米前の党内処分を急いだという(C)共同通信社

 最終的に離党勧告処分を食らい、追放された座長の塩谷立元文科相に詰め寄った逸話も生々しい。

 萩生田光一前政調会長、西村康稔前経産相、松野博一前官房長官、高木毅前国対委員長、世耕弘成前参院幹事長。森が目をかける「5人衆」の総意を受けて塩谷を呼び出したという。今年1月のことだ。

〈「ここはいったん議員辞職して次をねらったらどうかね。全責任を取るので仲間を救ってください、と申し出れば、君は立派だと光り輝くよ」

 そうも言いました。ところが彼は納得しない。

「なんで私一人が貧乏くじを引かねばならないのですか。議員辞職だけは絶対に承服できません」〉

 選挙に弱いと散々こき下ろしながら、次のチャンスを待てと諭す矛盾。さすが古ダヌキだ。自分の非は一切認めず、知らぬ存ぜぬ。その一方で、真偽はともかくカネで土下座、人身御供で幕引きなど、自民党の金権体質、腐敗体質が赤裸々である。

 森インタビューをどう読むか。

 法大大学院教授の白鳥浩氏(現代政治分析)はこう指摘する。

「昭和の悪しき政治、それも最も悪いパターンが健在であることが浮き彫りです。自民党はいまだに人間関係で動いていて、ガバナンスもへったくれもない。〈引退後は議員ではありませんし、まして清和会も離れていました〉という森氏の発言をなぞれば、国政に対して何ら責任を負う立場にない。にもかかわらず、岸田首相に人事の処遇を押し込み、党総裁選に出たがる西村前経産相に待ったをかけたと言っている。岸田首相による電話での事情聴取の内幕もバラした。主権者から選挙で選ばれてもいない人物が『ボス支配』を続けているも同然で、自民党政権では権力の二重構造がまかり通っているということ。裏金事件に怒り心頭の国民は自民党に対する不信感をますます強めるでしょう」

5人衆はひいきの引き倒し

 まるでヤクザのような自民党と清和会。マトモな人間であれば墓まで持っていく類いの話を平然と口にする元首相の感覚、自民党の旧態依然、時代錯誤には改めて唖然である。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「森氏が語っている内容は、核心のようで核心ではない。要するに自分にとって都合のいい話しかしていない。ひいきにする5人衆にしてみても、まさにひいきの引き倒し。党内でも派閥内でも大きな顔をしていながら、裏ではOBに媚びへつらい、何かと手を回してもらっていたなんて公然と語られたくはないでしょう。政治家をやっている限り、この件はついて回ることになる。『ボス政治』は日本維新の会も同様です。高利貸し疑惑が浮上している中条きよし参院議員に対し、政界を引退した松井一郎前代表が辞職を迫り、橋下徹元代表も何だかんだと党運営や府政・市政に口を挟む。馬場伸幸代表や藤田文武幹事長ら、党執行部の方針も決定事項も平気でひっくり返す。維新は『第2自民党』を自負していますが、『第2清和会』でもある」

 幸い維新は失速してきているが、補完勢力の本領を発揮し、自民党政治を延命させる可能性は十分にある。昭和、平成、令和に至るまで連綿と続くチンピラ政治の根を断つには、政界ガラガラポンは待ったなしだ。

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「塩谷先生が派閥の責任を引き受けてくれたらありがたい、というのが皆の意見です」“塩谷座長の説得”を森喜朗元首相に依頼した安倍派五人衆(文藝春秋)
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記事 [政治・選挙・NHK294] 会計責任者の初公判尻目に安倍派は3分裂 「数は力」の論理で裏金議員せっせと“新派閥”づくり(日刊ゲンダイ)

会計責任者の初公判尻目に安倍派は3分裂 「数は力」の論理で裏金議員せっせと“新派閥”づくり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/340052
2024/05/12 日刊ゲンダイ


松本淳一郎被告は「トカゲの尻尾切り」の憂き目に(C)日刊ゲンダイ

 実態解明の糸口は出てくるのか。自民党の裏金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪に問われた安倍派事務局長で会計責任者の松本淳一郎被告(76)の初公判が10日、東京地裁で開かれた。松本被告が起訴内容を大筋で認めた一方、検察は収支報告書の作成に政治家の関与はなかったと指摘。罪をかぶった事務方を横目に、安倍派内では新たな派閥づくりに裏金議員が蠢動している。

 ◇  ◇  ◇

 検察は冒頭陳述で、裏金づくりが始まった経緯について政治家の関与の有無に触れなかったものの、虚偽記入については松本被告が事務局長に就任した2019年2月から行われており、前任者から引き継いだと指摘。裏金づくりが長期にわたって行われていたことが改めて浮き彫りになった。

 金庫番が裁判にかけられているのに、「不記載額3000万円」に満たなかった安倍派の裏金議員70人超は立件を回避。今月2日には、政治資金規正法違反などで刑事告発されている「5人衆」の萩生田光一前政調会長と世耕弘成前参院幹事長が不起訴となった。典型的すぎる「トカゲの尻尾切り」だ。

 幹部連中はそろって“おとがめなし”で、いつ誰がどのように裏金づくりを始めたのか、実態は不明のまま。派閥が裏金づくりの温床となった反省のカケラもなく、新たな派閥形成にいそしんでいるらしい。

「まだ正式に安倍派は解散していませんが、今年9月の総裁選をにらんだグループづくりが派内で活発化しているようです。その筆頭が萩生田さん、そして『派閥のプリンス』と呼ばれる元総務会長の福田達夫さんです。『数は力』と言われるように、それぞれ自身のグループづくりに血道を上げており、会合を開いては人数集めに必死な様子。すでに萩生田グループ、福田グループ、さらに、どちらにも属さない“第3極”に分かれているとか。一時は衆参100人もの勢力を誇っていた安倍派は今や、3つに分派しそうな形勢なのです」(自民党関係者)

背後にチラつく森喜朗元首相の影


議員争奪戦(萩生田前政調会長と福田元総務会長)/(C)日刊ゲンダイ

 安倍派の参院議員グループ「清風会」を仕切っていた世耕氏の離党を受け、同グループに所属していた約40人は「大将の復権」を様子見しつつ態度を保留しているという。安倍派の衆院議員約60人をめぐり、萩生田氏と福田氏は“議員争奪戦”を繰り広げているようだ。

「福田さんは当選4回ながら、すでに将来の総理候補との呼び声も高く、4回生以下の若手議員を中心に支持を集めているといいます。一方、萩生田さんのグループは萩生田さんに近い大西英男衆院議員と、佐々木紀衆院議員が中心となって勧誘に力を入れているようです」(前出の関係者)

 佐々木氏は石川2区選出で、安倍派を牛耳ってきた森元首相の後釜。森は5人衆の中でもことのほか、萩生田氏を気にかけていただけに、萩生田グループの後ろには、今なおキングメーカー気取りの森喜朗元首相の影がチラつく。

「5人衆の中で萩生田さんは離党勧告や党員資格停止の処分を免れた。自分以外の4人が身動きを取れないうちに、森さんの威を借りて勢力を拡大する魂胆なのでしょう」(別の自民党関係者)

 表では「国民の政治不信を払拭する」とか言いながら裏では「数は力」、旧態依然の派閥の論理にしがみつく浅ましさ。政治不信は強まるばかりである。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/328.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 高橋洋一氏「岸田さんの弟さんがこのビジネスをやっている」→インドネシアの国内就労者が、総理就任以来激増(Total News World)
高橋洋一氏「岸田さんの弟さんがこのビジネスをやっている」→インドネシアの国内就労者が、総理就任以来激増
http://totalnewsjp.com/2024/05/12/kishida-1004/
2024/5/12 Total News World



外国人労働者、特にインドネシアが岸田氏が総理就任以来伸びている。

高橋洋一氏「厚労省のデータで、10年ごとに国籍別外国人労働者の推移を書いている。

東野氏「ミャンマーとインドネシアが岸田総理の就任以来伸びている。どういうことか」

高橋洋一氏「なかなかわかりにくいが、よく言われている話。インドネシアがバブルになっている。岸田さんの弟さんがこのビジネスやっている方ですよね」

東野氏「岸田首相の弟さんがインドネシアの国内就労の支援を行う会社をやっている。これは家族への利益誘導のための法改正という噂がある」

高橋洋一氏「脇が甘いというか、普通は親族に有利になるようなことはしない」

藤井聡氏「李下に冠を正さずって言いますから、責任のある方はこういう疑われることをしたらダメなんです、本当は」


岸田総理の家族への利益誘導!疑惑。


松丸まこと氏のポストより


岸田文雄首相の実弟は、インドネシア人の国内就労を支援する会社を経営

会社概要 会社名 株式会社フィールジャパン with K (Feel Japan with K Co., Ltd.)

本社 〒164-0011 東京都中野区中央 設立 2009年9月
代表取締役 岸田武雄 業務内容 特定技能制度 外国人採用支援(特定技能制度登録支援機関 20登ー005429)

特定技能制度を活用したインドネシア人の国内就労を支援

フィールジャパン with K(以下、FJK)では、「特定技能制度」を活用したインドネシア人採用の支援を行っています。当社コンサルタントが、雇用側が求めるスキル等を把握し、人材の確保から退職まで、就労のライフサイクルをトータルに支援しています(feeljapank-jobsupport

岸田武雄(1960年(昭和35年)6月17日 – )は、日本の実業家。株式会社フィールジャパン with K(Feel Japan with K Co., Ltd.) 代表取締役、元三菱商事社員。一般社団法人日本登録支援機関協会理事。兄は衆議院議員で第27代自民党総裁、第100・101代内閣総理大臣の岸田文雄wikipedia



ネットの声

なるほどね、常日頃の外国人関連の歯切れの悪いトークの謎はこれ?

なるほど外国人留学生、外国人労働者が大好きなのはこれかな?

分かりやすいわ。

まさか、一国の総理が国益ではなく、親族の為の政策をしているという事?そんな馬鹿な。でも岸田ならやりかねんね。

あの無能のドラ息子を公設秘書にしたくらいだからね。何やっても不思議ではない。

さすが自分ファースト、親族ファースト。

まさか岸田氏は身内のため?まさかね。

外国人大好きの理由はこれ?

弟思いなんだね。きっと。国の宝を日本に入れたがる理由はこれなの?

なるほどだね。これは。。。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/329.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 杉田水脈を比例名簿で厚遇し「適材適所」としてきた自民党。支持者の頭はどうなっているのか 適菜収 だから何度も言ったのに(BEST TiMES)


杉田水脈を比例名簿で厚遇し「適材適所」としてきた自民党。支持者の頭はどうなっているのか【適菜収】
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/2849455/
2024.05.10 適菜 収 だから何度も言ったのに 第63回 BEST TiMES

屋山太郎にデタラメ記事を書かせてきたメディアの責任は重い。もはや倫理観も無くなったこの国にジャーナリズムは成立するのか? 杉田水脈はじめ「日本国の恥晒し」が跋扈する自民党も、腐ったメディアに育てられた。裏金問題、統一教会問題……。いまだに自民党を支持する国民に問いたい。いつまでメディアに騙されるんですか? 『日本人は豚になる 三島由紀夫の予言』(KKベストセラーズ)の著者適菜収氏の「だから何度も言ったのに」第63回。


屋山太郎

■見識と倫理観なき屋山の大罪

 「政治評論家」の屋山太郎が死んだらしい。ネット上の記事には《屋山氏は政治家の倫理観の欠落と先見性のなさ、政党の大衆迎合を危惧して発言を続けた》とあったが、倫理観の欠落と先見性のなさ、大衆迎合って屋山そのものではないか。改革バカの走り。時流にひたすら阿り、その時々の権力者に媚びる。小泉純一郎の構造改革を大絶賛し、民主党を大絶賛し、橋下維新を大絶賛し、安倍政権を大絶賛。『それでも日本を救うのは安倍政権しかない』というヨイショ本まで書いていた。「曲学阿世」とはこのこと。

    *

 デマも流し放題。2019年2月6日、静岡新聞が屋山が書いた「ギクシャクし続ける日韓関係」なるコラムを掲載。「徴用工に賠償金を払えということになっているが、この訴訟を日本で取り上げさせたのは福島瑞穂議員」「実妹が北朝鮮に生存している」などとデマを連ねたが、そもそも福島に妹はいないし、生まれも育ちも国籍も日本。元徴用工訴訟にも関与していない。静岡新聞は「事実ではありませんでした」と訂正のうえ謝罪。しかし、ボケ老人に記事を書かせ、すぐにわかるデマを校閲で通す新聞社もすごい。

    *

 ほんこんや三浦瑠麗みたいなカテゴリーはともかく、屋山太郎とか門田隆将とか大手メディアにいた人間が、デタラメな記事を書くのが謎。特に時事通信はすごい。屋山をはじめ、田崎史郎とか加藤清隆とかそんなのばかり排出している。排出というより排泄に近い。世の中にうんこを垂れ流している。

    *

 橋下徹について屋山はこう述べる。

《本物の政治家が誕生したと私はみる》

《橋下徹氏は、二〇〇八年に大阪府知事として出発したときから着手、着眼点が正攻法だった》

《橋下氏は政治に真っ正面から切り込み、「バカ文科省」「クソ教育委員会」と若干、下品ではあるが的確な言葉で敵を討つ。例えば国の公共事業における地方分担金の問題に、「明細のない『ボッタクリバー』の勘定は払わない」との一言でケリを付けた。言葉を的確に繰り出して討論し、説得する突破力を独自に持っている政治家を、日本で見るのは初めてだ》

《橋下氏のはじけるような明るさ》

《大衆民主主義の時代にふさわしい政治家が登場したのだと思う》

    *

 屋山の見識のなさはあの界隈の中でもずば抜けている。規制緩和と大声を上げ、官僚を悪玉にして大衆受けを狙う。芸はこれだけ。この30年以上にわたる「改革ブーム」と日本の凋落を考えたとき、屋山が犯した罪は重い。

■「日本国の恥晒し」杉田水脈

 杉田水脈の飼い主である安倍晋三は3秒くらいでバレる嘘ばかりついていたが、杉田の場合、2秒くらいでバレる嘘をつく。2016年には、国連女性差別撤廃委員会でアイヌ女性らを無断で撮影。ブログには「国連の会議室では小汚い格好に加え、チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」「とにかく、同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなるくらい気持ち悪く、国連を出る頃には身体に変調をきたすほどでした」「ハッキリ言います。彼らは、存在だけで日本国の恥晒しです」と書き込んでいた。

    *


杉田水脈

 こうした投稿について、2023年、札幌法務局は「人権侵犯の事実があった」と認定。杉田に対し「啓発」の措置を取った。大阪法務局も人権侵犯と認定。

 その後の展開がすごすぎる。

 2024年5月2日、杉田はSNSに《そもそも「民族衣装のコスプレおばさん」なんて投稿していませんし》と投稿。意味不明にも程がある。ブログの投稿はアーカイブに残っているし、国会でも杉田は事実だと認めている。要するに、杉田は自民党のデマゴーグ要員。基本嘘しかつかない。

    *

 杉田の行動パターンは同じである。

@嘘をつく。

A嘘がばれる。

Bそれを指摘されると「そんなことは言っていない」とさらに嘘をつく。

➃その嘘もばれる。

D誤魔化す。

Eほとぼりが冷めた頃、同じ嘘をつく。

    *

 2017年、ジャーナリストの伊藤詩織が元TBSワシントン支局長の山口敬之から性的暴行を受けたとして実名を公表した後は、杉田は一貫して人格攻撃を続けた。ブログには「伊藤詩織氏のこの事件が、それらの理不尽な、被害者に全く落ち度がない強姦事件と同列に並べられていることに女性として怒りを感じます」と投稿。

 また《もし私が、「仕事が欲しいという目的で妻子ある男性と二人で食事にいき、大酒を飲んで意識をなくし、介抱してくれた男性のベッドに半裸で潜り込むような事をする女性」の母親だったなら、叱り飛ばします》とツイート。

 さらには伊藤を誹謗中傷するツイートに「いいね」ボタンを押して拡散し、東京高裁は杉田に55万円の損害賠償の支払いを命じている。英BBCのインタビューには「彼女の場合は明らかに女としての落ち度があった」と答え、自民党内の会議では「女性はいくらでも嘘をつけますから」と性暴力被害の虚偽申告があるような発言をしている。

 このときも会議後に、「そんなことは言っていない」と大嘘をついている。

    *
 このいかれた卑劣な女を再び政界に呼び込み、比例名簿で厚遇したのが安倍だった。「適材適所」などと言って野放しにしてきた岸田文雄も含め、自民党は極めて異常な組織になっている。

    *

 某エセ保守、ビジウヨの類が、百田尚樹を批判していた。一瞬、正気を取り戻したのかと思ったが逆で、百田が安倍をけなしたからとのこと。もっとも、社会のダニが内ゲバをはじめるのは悪いことではない。

    *

 デマゴーグや嘘つき、法螺吹きが幅を利かせる自民党。岸田は憲法改正に関し「自民党総裁任期中に実現したいという思いは、いささかも変わりはない」と発言。そもそも自民党の改憲案は、憲法の体をなしていない。統一教会≒勝共連合の改憲案と自民党の改憲草案が、なぜ酷似しているのかについても、日本人はきちんと考えたほうがいい。

    *

 元総理大臣が反日カルト統一教会の広告塔。元国家公安委員長が統一教会系のイベントの実行委員長。元文部科学大臣が統一教会と「政策協定」を結んでいた。憲法改正実現本部最高顧問は統一教会の元顧問弁護士。これを異常とも思わず、この期に及んで自民党を支持するやつは頭がいかれている。

文:適菜収

適菜 収 てきな おさむ
1975年山梨県生まれ。作家。ニーチェの代表作『アンチクリスト』を現代語にした『キリスト教は邪教です!』、『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』、『ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒』、『ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒』、『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?」(以上、講談社+α新書)、呉智英との共著『愚民文明の暴走』(講談社)、中野剛志との共著『思想の免疫力 賢者はいかにして危機を乗り越えたか』、『遅読術』、『安倍でもわかる政治思想入門』、『日本をダメにした新B層の研究』(KKベストセラーズ)、『ニッポンを蝕む全体主義』『安倍晋三の正体』(祥伝社新書)など著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も好評。https://foomii.com/00171

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/330.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 政策活動費廃止が出発点(植草一秀の『知られざる真実』)
政策活動費廃止が出発点
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/05/post-2f8aae.html
2024年5月12日 植草一秀の『知られざる真実』

この国の政治が歪んでいる根幹にある問題は「カネ」。

「地獄の沙汰もカネ次第」

という言葉があるが、結局

「カネのために政治をやっている」

という現実が広がっている。

これは選挙で選ばれた「議員」の側だけの問題でない。

選挙で選ぶ側の「選挙民」の問題でもある。

政治の役割にいろいろあるが、最大の役割=権限は予算編成。

毎年100兆円から150兆円のお金を集めて使っている。

制度を決定して制度に基づいて支出を決める部分がある。

これを「プログラム支出」と呼ぶ。

「プログラム支出」には不正は入りにくい。

社会保障支出などが典型だ。

しかし、巨額の財政支出には「プログラム支出」以外の費目がある。

それが「裁量支出」。

このカネを差配できるのが政治。

権力を握るのは与党だ。

与党議員と与党を支援する選挙民がこの裁量支出のカネに群がる。

結局、自分たちのカネ儲けのために政治をやっている、という側面が強い。

選挙に足を運ぶ有権者が全体の約半分。

選挙に足を運ぶ有権者の約半分が与党に投票している。

有権者全体の4分の1=25%だ。

この25%の人々が政治を私物化してしまっている。

『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社新書)


https://x.gd/kKB9n

自民党議員のほとんどが「カネのために」政治をやっている。

これが日本政治をダメにしている原因。

どこから手直しするべきか。

最重要の方策は「政治とカネ」のルールをクリーンにすること。

これがいま論議されている政治資金規正法改正だ。

不透明政治資金の最大の温床が政策活動費。

同法21条の2は政治家個人への寄附を禁止している。

ところが、21条の2の2項が、政党が行う寄附を除外している。

この条文が同法をザルにする最大の根源になっている。

自民党の二階俊博元幹事長は幹事長時代の5年間に47億円の寄附を受けた。

その47億円の資金使途が一切不明。

これは犯罪ではなく、合法のもの。

47億円もの政治資金が何にどのように使われているかが完全なブラックボックスなのだ。

この制度を利用してきたのは自民党だけでない。

維新や国民民主党も巨額の政治資金使途を明らかにしていない。

したがって、法改正の出発点が21条の2の2項削除になる。

政治資金は透明、公正に取り扱うべきだ。

領収書を添付して使途を全面公開することを義務付けるのは当然。

自民党の巨大な組織犯罪が明らかになった。

この問題を背景に法改正が必要になった。

予算審議の段階で野党は与党から法改正の具体案についての確約を取り付けるべきだった。

確約を得ない限り予算審議に応じないとの対応を示すべきだった。

国会少数の野党が実効ある成果を生むには予算審議を活用するしかない。

ところが、立憲民主党は予算の年度内成立に全面協力。

この時点で立憲の姿勢に大きな疑問符がついた。

後半国会で法改正を実現することが課題になっているが、自公の提案はほぼゼロ回答。

政治資金の私物化、裏金化を絶対に手放さないとの姿勢が鮮明だ。

こんな政治が続くなら日本は衰退の一途を辿る。

国民が幸福になることはない。

21条の2の2項削除、連座制導入、済活収支報告義務導入の具体案で足並みを揃える勢力が共闘して自公に対案を突き付けるべきだ。

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