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2024年5月09日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK294] 国民は大歓迎、自民は真っ青 自爆解散に突き進む岸田首相の“蛮勇”に拍手(日刊ゲンダイ)

※2024年5月8日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2024年5月8日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


裏金集団が法改正とはまるでマンガ、解散すれば惨敗(ブラジル・サンパウロで会見する岸田首相)/(C)共同通信社

 岸田首相が裏金事件を受けた政治改革の実現に向け、妙な“やる気”を見せている。

 日本時間の5日朝、訪問先のブラジルで行われた記者会見で、岸田は「帰国当日にも自民党政治刷新本部メンバーと面会し、改革の方向性を確かなものにしていきたい」と発言。その言葉通り、6日午後3時前に羽田空港に到着するや、その足で公邸に直行し、午後4時には刷新本部で政治資金規正法改正案の実務を担う鈴木馨祐衆院議員らと約1時間にわたり協議した。

 この協議で岸田は、政治家個人に支出し使途公開義務がない「政策活動費」の公開や、パーティー券購入者の公開基準引き下げ、国会議員に月100万円支給される旧文通費の使途公開を検討するよう指示した。政活費と言えば、二階元幹事長に5年間で50億円も渡っていた“掴みガネ”。事実上の裏金に岸田は本気で切り込むつもりなのか。

 政活費と旧文通費の使途公開を巡り、岸田自民は今国会での見直しを見送る方針を固めていたはず。規正法改正案についても、常に消極的なスタンスをとり続けた。岸田が急に前向きな姿勢に転じた理由には「衆院3補欠選挙の全敗を受け、国民に改革姿勢をアピールせざるを得なくなった」(永田町関係者)との見方がある。

 どうやら、岸田は“やってるフリ”の政治改革で裏金事件にケリを付け、6月の会期末解散に突き進もうという腹積もりのようだ。

 岸田が固執する「6月解散」シナリオに、自民党内の警戒感は強い。「今やられたらマズい」と悲鳴が上がるのも当然だ。それでも岸田は本当に解散するつもりなのか。

6月解散なら「自公過半数割れ」の予測

「総理はいまなお自公で過半数割れはないと高をくくっているフシがある。秋の総裁再選を目指し、6月解散に打って出る可能性がある」(官邸事情通)

 衆院議員の任期満了は来年10月。今秋の総裁選前に解散を打たなければ、党内で「選挙の顔が岸田では戦えない」との声が高まり、総裁選で首をすげ替えられる恐れがある。岸田は総裁再選のために6月解散を模索しているわけだ。そんな自分本位な自己都合に巻き込まれる自民党議員はいい迷惑。悲鳴を上げたくなる気持ちも分かる。

 さらに都合のいいことに、JNN(TBS系列)が4〜5日に実施した世論調査では支持率が29.8%と、前回調査から7ポイントも上昇した。

「連休中のフランス、ブラジル、パラグアイ訪問で『外交の岸田』をアピールしたことが奏功したのか。先月上旬の国賓訪米でも支持率が微増したので、総理は『解散の地ならしになった』とほくそ笑んでいるでしょう」(官邸事情通=前出)

 支持率上昇に自民党議員は真っ青。「そんなはずはない」「困る。解散したらどうすんの」と不安を漏らすありさまだ。

 自民党議員の反応はある意味、正しい。岸田のシナリオに従ったら、自民の惨敗は確実だからだ。選挙予測に定評のある政治評論家の野上忠興氏の分析によると、6月解散の場合、「自公で81議席減の過半数割れ」という結果が出た。

 萩生田前政調会長や下村元文科相、丸川元五輪相ら裏金閣僚経験者も“討ち死に”必至の情勢で、完全なる「自爆解散」。やれるものならやってみろ、という話である。

「大手メディアの世論調査では、政権交代を望む声が高まっています。裏金事件のみならず、破廉恥スキャンダルが続出していますから、国民が怒るのは当然です。今すぐにでも鉄槌を下したい国民からしたら、6月解散は大歓迎でしょう」(政治評論家・本澤二郎氏)

改革姿勢は「裏金隠し」のポーズに過ぎない


国民の怒りは頂点(C)日刊ゲンダイ

 よくよく考えれば、岸田の“やる気”を見て、自民党内が解散を警戒し、不安を感じること自体がバカげた話だ。未曽有の裏金事件を起こした以上、本来なら岸田が“改革”姿勢を打ち出す前に「総理、キチンと法改正を議論しましょう」といった意見が党内から続出しなければおかしい。なのに、落選危機に恐れおののき、「解散警戒論」が高まっているとは、まるでマンガ。いや、マンガにも失礼である。

 要するに、自民党議員は揃いも揃って、本音では政治改革に“やる気”ナシ。野党4党は7日の国対委員長会談で、衆院政治倫理審査会で弁明していない自民党議員44人の審査を求め、申し立てを行う方針で一致。衆院では委員数が足りず申し立てができなかったが、衆院3補選で立憲民主党が全勝し、可能となった。それでも、自民党議員から政倫審出席に前向きな反応はない。

 何度も言うが、自民党派閥の裏金づくりが、いつ、誰の意図で始まり、何に使われたのか、実態解明は1ミリたりとも進んじゃいない。政治活動に使わず、手元に残せば課税対象の雑所得に当たり得る。そんな脱税疑惑もウヤムヤのまま、岸田の「改革の方向性を確かなものにしたい」なんて勇ましい発言は、コトを覆い隠す単なるポーズ。いつもの“やってるフリ”の茶番劇に過ぎないのである。

政策活動費は「廃止」一択

 そもそも、岸田が刷新本部に「検討」を指示した政活費の使途公開だって、真剣に取り組む気配はまるで見えない。これまで政活費の目的について岸田は「党勢拡大、政策立案、調査研究等に党役職の職責に応じて支出している」とし、「適正に処理されている」と強弁。党内からは「政治活動の自由を損なう」と、見直しに消極的な意見が噴出していた。

 2019年の参院選の際には、選挙対策委員長だった甘利元経産相が「陣中見舞い」として全国の公認候補に100万円をバラマキ。甘利は、中国新聞の取材に「原資は党からの金」と答え、政活費だった可能性がある。随分と使い勝手のいい「政治活動の自由」があるものだ。

〈政治資金の収支の状況を国民の前に明らかにすること〉をうたう規正法の趣旨に沿うのなら、本来、政活費の使途は1円単位で公開すべきだ。それができなければ、全面廃止がスジだ。

 パー券購入者の公開基準も、自公与党間で公明が現行の「20万円超」から「5万円超」への引き下げを提案しているのに対し、自民は「10万円超」を主張。この議論に、果たしてどこまで意味があるのか。裏金の原資となったのはパー券収入だ。「袖の下」の出どころを断つのなら、本来、政治資金パーティーを全面禁止すべきである。

 裏金事件の端緒を開いた神戸学院大教授の上脇博之氏はこう言う。

「パー券収入の公開基準については、仮に5万円超、10万円超に引き下げたとしても、それ以下の収入は非公開でOKですから、裏金をつくり放題の現状と変わらない。裏金を根本から断つには政治資金パーティーそのものを禁止するしかありません。政治家個人に支出される政活費の使途公開に関しては、ハッキリ言って意味不明です。規正法は、政治家個人に使途報告義務を課していない。法的根拠がない以上、政治家個人は公開義務を免れる余地が残ります。岸田首相はそうした法の詳細をよく理解せずに『使途公開』と言っているのか、もしくは口先だけということなのか。政活費のあり方を見直すなら『廃止』以外の選択肢はないはずです」

 この期に及んで、法の“抜け穴”づくりに励んでいるなら、度しがたい連中だ。こんな脱法集団に政治を語る資格などない。岸田に解散する気があるなら、サッサと国民に対し政権選択の機会を設けたらどうなのか。自爆解散の“蛮勇”に国民は拍手喝采、「待ってました!」と喜んで投票所に向かう。むろん、その先に待つのは政権交代に違いあるまい。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/299.html

記事 [政治・選挙・NHK294] <この替え歌は最高!>「命がけだよ お注射は」HEAVENESE コロナは世紀の大茶番〜♪ 全米チャート17週連続ランクイン! :医療板リンク 
<この替え歌は最高!>「命がけだよ お注射は」HEAVENESE コロナは世紀の大茶番〜♪ 全米チャート17週連続ランクイン! 

http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/532.html



http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/300.html
記事 [政治・選挙・NHK294] “エッフェル姉さん”は何しに豪州・韓国へ? GWに再び海外視察、松川るい事務所を直撃した(日刊ゲンダイ)

“エッフェル姉さん”は何しに豪州・韓国へ? GWに再び海外視察、松川るい事務所を直撃した
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339882
2024/05/08 日刊ゲンダイ


2023年夏は「観光旅行」かと猛批判を浴びた松川るい議員(本人の旧ツイッターから、当時)

 これほど円安を実感したゴールデンウイーク(GW)は過去になかった。先月29日に一時1ドル=160円を突破。歴史的な円安水準で海外旅行が遠のく庶民を尻目に、岸田政権の政務三役と自民党議員は堂々と海外に出かけた。岸田首相を筆頭に大臣20人中14人、副大臣・政務官を含め計31人が37カ国を訪問。渡航費用は推計12.6億円に上る。原資は血税だ。

 衆参両院の事務局によると、GW中に国会へ登院できないと届け出た政務三役以外の議員は衆参計46人。衆院32人中30人、参院14人中9人が自民党所属だ。衆院は渡航届が非公開のため、全員が外遊目的とは言い切れないが、裏金2728万円の萩生田前政調会長や、離党した安倍派座長の塩谷元文科相、過去に旧統一教会関連団体の海外イベントに参加した山際元経済再生相の名前もある。

 参院は渡航先と日程、簡単な目的も確認可能だ。今月4日まで6日間、米国を訪問した裏金2403万円の山谷元国家公安委員長ら裏金議員5人がGW中に海を渡った。裏金204万円の松川るい議員もそのひとりだ。

昨夏の仏研修は大炎上

 松川氏は昨夏、党女性局の研修で仏パリ・エッフェル塔前で撮った写真をSNSに投稿し、「まるで観光旅行」と大炎上。女性局長を辞任した。それでもGWには1日まで前半6日間は豪州へ、4日まで後半3日間は韓国へと旅立っていた。

 仏研修では次女を同行、現地大使館員に世話をさせたことも批判を浴びた。今回も家族同伴の半ば観光旅行だったら問題だ。「エッフェル姉さん」は何しに海外へ? 松川事務所に聞いた。

「豪州渡航は豪州政府の招聘プログラムへの参加であり、旅費は豪側負担。プログラム詳細も豪州政府側のアレンジによるものです。サイバーセキュリティやエネルギー、安全保障における日豪協力につき、閣僚を含む政府関係者や有識者とのハイレベルな意見交換ができ、大変有益だったと考えています」

 韓国渡航は──。

「世宗研究所主催の『日韓戦略フォーラム』にパネリストとして参加招待を受け、旅費は世宗研究所の負担と承知しています。総選挙後の政治状況を把握し、厳しい安保環境下にある地域情勢の中、あるべき日韓関係、日米韓をはじめとする地域連携などについて有意義な意見交換ができました」

 豪州、韓国とも家族・親族の同行は「ない」と答えた。松川氏は元外務官僚。夫で外務官僚の新居雄介氏は先月17日付で、駐イスラエル大使に任命されたばかり。エッフェル騒動に懲りたのか、GW中に自身のSNSには一枚も外遊中の写真を投稿することはなかった。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/301.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 裏金議員44人の政倫審は「訂正された収支報告書」が突破口?自民“上から目線”で申し立て賛成の何サマ(日刊ゲンダイ)
裏金議員44人の政倫審は「訂正された収支報告書」が突破口?自民“上から目線”で申し立て賛成の何サマ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339933
2024/05/09 日刊ゲンダイ


いよいよ…(C)日刊ゲンダイ

「裏金議員よ、今夜は震えて眠れ」となるのか。それとも例によって「茶番劇」で終わるのか。

 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、同党は8日、立憲民主党などの野党側が求めていた関係議員44人に対する衆院政治倫理審査会(政倫審)の審査申し立てに賛成する方針を示した。

 自民が同日、立憲との国対委員長会談で伝達。審査の開催は委員の過半数により議決される見通しとなった。自民の御法川信英・国対委員長代理(59)は会談後、記者団に「申し立てが出た場合、自民としてもしっかり対応する」と言い、立憲の安住淳・国対委員長(62)も「自民の決断は評価したい」と語っていたが、応じるかどうかは個々の議員の判断に委ねられるため、どうなるか分からない。

「開催に応じてもいいよ」と言わんばかりの態度…

 とはいえ、自民側が「賛成する」「しっかり対応する」などと説明していること自体が妙な話。

 複数年にわたって派閥からキックバックされた怪しいカネを受け取り、政治資金収支報告書に記載しないという違法・脱法行為を常習的に繰り返し、ため込んできたのだ。本来であれば、野党側の要求がなくても、関与した自民議員は裏金事件が発覚した時点で自ら率先して政倫審に出席し、コトの経緯をすべて明らかにするべきだったのに、「野党が求めるなら仕方ない。開催に応じてもいいよ」と言わんばかりの“上から目線”の態度に呆れている国民は少なくないだろう。

 関係議員は仮に政倫審に出席しても、安倍派(清和政策研究会)幹部らのように「知らなかった」「秘書に任せていた」と繰り返すか、あるいは「検察に立件されなかった」「党の処分を受けた」などと責任逃れの発言で逃げ切れると考えているのかもしれない。

 ただ、安倍派幹部らの政倫審の時と状況が異なる点がある。カギを握るかもしれない「資料」があることだ。

「裏金事件を受けて訂正された政治資金収支報告書でしょう。収支報告書にはもともと不透明な部分が多いとはいえ、訂正された部分をひとつずつ見ていけば不自然な点はいくらでも見つかるのではないか。議員によっては、なぜか3回も4回も訂正している収支報告書もあるほか、支出先が怪しいのもありますし。結局はつじつま合わせなので、ツッコミどころ満載だと思います」(野党議員秘書)

 メディアがどう厳しく取り上げて報じるのかも焦点だ。議員たちがノラリクラリはぐらかしたら、ドジャース大谷翔平(29)を追いかけ回すくらいの熱意で徹底追及するべきだ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/302.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 自民の「政治資金規正法」改正案はデタラメ、公明は譲歩する気なし…岸田首相が立ち往生の惨め(日刊ゲンダイ)

自民の「政治資金規正法」改正案はデタラメ、公明は譲歩する気なし…岸田首相が立ち往生の惨め
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339947
2024/05/09 日刊ゲンダイ


四面楚歌(麻生副総裁、茂木幹事長らとの三者会談のために党本部に入る岸田首相=8日)/(C)日刊ゲンダイ

 終盤国会の一大テーマとなってきた政治資金規正法の改正。派閥の裏金づくりの実態を解明することなく、法改正で目くらましを図ろうとする姑息な自民党だが、その改正案ですら自民案はデタラメの極みだ。“なんちゃって連座制”を設けただけの後ろ向きで、与党協議の公明党が納得せず、GW明けから岸田首相が前面に出て動き出した。

「総理が公明案に寄せる見直しで調整役に乗り出した。執行部や国対幹部とも相次ぎ会談。裏を返せば、自ら動かざるを得ないほど、党内がみな総理にソッポを向いている証左」(ベテラン議員)

 公明案では、政治資金パーティー券の購入者の公開を、現在の20万円超から5万円超に引き下げ、政策活動費(政活費)も支給された議員に使途の明細書提出を義務づけるとしている。自民案ではパー券公開は10万円超、政活費は支給段階での項目のみの公表が検討されている。自公間の隔たりは依然大きい。

 そりゃそうだ。自民党は使途を明らかにせず動かすカネこそが力の源泉だとしてきた政党だ。党内からは「パー券公表を5万円になんてしたら、政治資金が集まらなくなる。事務所運営にも支障が出る」(中堅議員)と悲鳴が上がる。

衆院解散か、自滅退陣か…

 一方、公明党に譲歩する気配はない。山口那津男代表は8日も「透明性をどう高めていくかが焦点」と言い、公明幹部は「自公が同じ方向を向いているかどうか分からない」と不満を漏らしている。

「公明党は世論の猛批判を浴びる自民党の道連れは避けたいのだろう。選挙を考えたら法改正はできるだけ厳しい案にしたい。最終的に総理は公明党案を丸のみするつもりじゃないか」(官邸関係者)

 自公で合意できたとしても、その先の与野党協議は視界不良だ。政治資金パーティー禁止や企業・団体のパー券購入禁止を主張する野党案との距離がありすぎる。与党案にない企業・団体献金の禁止でも、野党は一致している。

 来月23日の国会会期末まで1カ月半。会期内に規正法改正を成立させられるのか。野党案への譲歩は、厳しい改正を求める公明党はのめるとしても、自民党内は紛糾必至。岸田は立ち往生することになる。

 岸田は会期末解散・総選挙を視野に入れている。しかし、規正法改正がまとまらなければ会期延長を余儀なくされる。ただでさえ党内にソッポを向かれている岸田の求心力はさらに低下する。法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。

「岸田首相は相変わらずの『やってる感』。世論を見て対応を変えるので、サプライズで野党に寄って、維新に救いの手を求める可能性もある」

 衆院解散か、自滅退陣か──。規正法改正の行方に岸田の命運がかかる。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/303.html

記事 [政治・選挙・NHK294] ほんとにあった怖い話(植草一秀の『知られざる真実』):経済板リンク 
ほんとにあった怖い話(植草一秀の『知られざる真実』)

http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/382.html



http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/304.html
記事 [政治・選挙・NHK294] 憲法記念日に、憲法9条を変えて戦争のできる国にしたい与党と「ゆ党」がうごめく不気味 ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)

憲法記念日に、憲法9条を変えて戦争のできる国にしたい与党と「ゆ党」がうごめく不気味 ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339907
2024/05/09 日刊ゲンダイ


5月3日、有明防災公園で行われた護憲集会には3万2000人が参加した(C)日刊ゲンダイ

 5月3日は憲法記念日。毎年憲法論議が盛んになる。今年はとくに、自民党がやりたくて仕方がない憲法改正。それを推し進めたい側の意見が目立った。考えてみれば憲法記念日に改憲を考えるのは、お父さんの誕生日にお父さんを取り換える相談をしているようなもので、不謹慎な話だ。

 与党とその周りにまとわりつく「ゆ」党の皆さんがとくにうるさい。9条を書き換え、基本的人権をなくし、緊急事態条項を取り入れ、要するに日本を「戦争のできる国」にしたい人たちだ。

 国民民主党の玉木代表は「安全保障を議論するのは、どういうときなら戦争していいんだということを国民と共有するプロセス」などと言い出した。おい、おい。おい!日本は戦争を永久に放棄してるんだぞ。もう改憲されたみたいに言うな。

 そして彼は、衆議院が解散した直後の災害や有事が起こって選挙ができない時のための、前議員の任期延長を主張する。

 だが、現在は「参院緊急集会」という制度がある。これは先の戦争で、衆院が任期延長により真珠湾攻撃などの権力乱用をした反省を基に作られた制度で、衆院がない間参院が機能するものだ。

 政権が国民に信を問うために選挙を行うのなら、何かしら問題があったはずだ。その政権が有事だからと、そのまま居座るのは危険な話だ。だいたい長期間、日本中で選挙ができないなどというのはどんな有事だ。ゴジラが日本を縦断したのか。

 維新の音喜多議員は「緊急事態条項は強権的なイメージを持たれがちですが全くの逆。権力者の暴走を防ぎ、国民の権利を守るために極めて重要」と言ったがこれこそ全くの逆。デタラメだ。過去にドイツはこのためにヒトラー政権が生まれた。

 維新の馬場代表は「我が国の手足を縛ってきた現憲法」と言った。この人は何もわかっていない。憲法が縛るのは時の政権だ。

 子供たちに出される憲法の基本クイズがある。「憲法を守るのは誰でしょう?」答えは「国民」ではなく「権力者」だ。立憲主義とは「政治権力が憲法によって実質的に制限されなければならないという政治理念」だ。

 憲法第99条には「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」とある。

 改憲ではなく憲法を守らねばならない。

 そもそも法律も守らない裏金泥棒集団が、戦争のできる国にしてまた一儲けしようとするために改憲するなどチャンチャラおかしい話なのだ。


ラサール石井 タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/305.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 中国新聞が安倍元首相「現金100万円手渡し」報道… “こんにゃく”疑惑で真実味帯びる「森友事件の100万円寄付」(日刊ゲンダイ)

※補足 2024年5月9日 中国新聞1面トップ
※引用元 https://twitter.com/kisaran_77/status/1788353834794066364


※補足 2024年5月9日 中国新聞5面 紙面クリック拡大


中国新聞が安倍元首相「現金100万円手渡し」報道… “こんにゃく”疑惑で真実味帯びる「森友事件の100万円寄付」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/339986
2024/05/09 日刊ゲンダイ


2019年の参院選でも……(C)日刊ゲンダイ

《「選挙に強い安倍自民」の最大の理由がコレだったのか》《派閥議員らにとって、安倍さんはカネを配る「花咲か爺」のような存在だったんだな》――。SNS上では揶揄する声が目立つ。

「中国新聞デジタル」が9日、故・安倍晋三元首相が2013年7月の参院選で、東日本の選挙区で争う同党公認候補に現金100万円を渡していた疑いがあると報じたためだ。記事によると、匿名を条件に中国新聞の取材に答えた人物は、参院選の応援演説に入った安倍氏と個室で面会した際、A4判の茶封筒を渡され、その中に白い封筒に入った現金100万円が入っていたという。

 公訴時効が成立しているとはいえ、政治資金収支報告書への記載がなければ政治資金規正法違反(不記載)などに当たる可能性が高い。中国新聞は2019年の参院選広島選挙区を巡る公職選挙法違反(買収)事件でも、河井克行元法相(61)=実刑確定=が、当時の安倍首相から現金2800万円を渡された疑いを示すメモが検察に押収されていたことをスクープしている。

 一連の報道が事実であれば、安倍氏は選挙の度に候補者に現金を渡していた疑いが強くなるだろう。

 永田町では「表に出せない」カネで、1000万円を「れんが」、100万円を「こんにゃく」などいう隠語で呼んでいるが、使途の公開が不要な「官房機密費」や、今国会でも焦点となっている「政策活動費」など億単位のカネを自由に扱えた安倍氏にとって、「こんにゃく」を手渡すことは通常の“政治活動”の感覚だったのかもしれない。

政策活動費も機密費も使途を公開しなくていい、というから賄賂性が高くなる

 こうなると、今さらとはいえ、俄然、真実味を帯びてくるのが2017年に発覚した「森友事件」でも話題となった「安倍氏からの100万円寄付」の話だ。

 国有地が8億円も値引きされ、学校法人に払い下げられた前代未聞の事件では、当時の森友学園理事長が安倍氏の妻の昭恵氏から「領収書は結構です」と言われて現金100万円を受け取った、などと国会の証人喚問で証言。真偽を巡って国会質疑でも繰り返し取り上げられたものの、結局、真相は闇のまま終わった。

《政策活動費も機密費も使途を公開しなくていい、というから賄賂性が高くなる。もうやめるべき》

《報道が事実であれば、総理大臣自らがカネで票を買うという違法行為を犯していたことになる》

 政策活動費の使途公開を巡っては、自民、公明両党の協議が続いているが、中国新聞のスクープもあり、ネット上の意見はほとんどが政策活動費そのものの「廃止」か「全面公開」を求めている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/306.html

   

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