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2024年4月25日02時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK294] 「政権交代望む」が急増 自民下野が現実味 政権交代前夜の興奮(日刊ゲンダイ)

※2024年4月24日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2024年4月24日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


補選全廃へ(C)日刊ゲンダイ

 本人も「こんなはずじゃなかった」と大慌てになっているのではないか。9年ぶりの「国賓待遇」で米国を訪問した岸田首相のことだ。

 日米首脳会談や日米比首脳会談などのスケジュールを次々とこなし、米議会演説や晩餐会ではジョークを交えた英語スピーチで周囲から拍手を浴びた。持ち上げられていい気分になったのだろう。ニタニタする満足げな表情からは、岸田が「これで旧統一教会問題や裏金事件で低迷した支持率も急浮上するに違いない」との思いを抱いていたであろう様子が十分、伝わってきたが、そうは問屋が卸さない。

 帰国後にメディア各社が実施した世論調査の結果を見る限り、訪米の“成果”は空振りに終わったとみていいだろう。

 毎日新聞が20、21の両日に行った全国世論調査によると、岸田内閣の支持率は3月中旬の前回(17%)から改善して22%となったものの、上昇幅はわずか5ポイントの微増。他の調査結果を見ても、FNNが3ポイント余り、朝日新聞社が4ポイントの上昇で、読売新聞社は前回と変わらずだった。

 そして、いずれの調査でも「危険水域」とされる支持率3割台を大きく下回る状況は変わっておらず、逆に不支持率が上昇傾向にあるから岸田も真っ青になっているに違いない。

国民もようやく自民党の正体に気付いた

 さらに衝撃的だったのは、世論調査で「政権交代」に対する期待感が国民の間に膨らんでいる実態がうかがえることだ。

 毎日が次の衆院選で政権交代してほしいか尋ねたところ、「政権交代してほしい」が62%で、「政権交代してほしくない」は24%。産経新聞とFNNによる同様の質問でも、「政権交代を期待」が52.8%にも達し、「自民党中心の政権の継続を期待」(40.1%)を大きく上回っていた。

 相変わらず、野党の支持率は横ばいか微増で伸びていないのだが、それを上回る自民党政権への凄まじい嫌悪感と絶望が広がっている証左だろう。おそらく岸田自民も「政権交代」を望む声が急増している展開にビビりまくっているに違いない。

 有権者が岸田自民に愛想を尽かすのも当然だ。

 派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題が発覚してから既に5カ月が過ぎようとしているにもかかわらず、何ら実態解明されていないからだ。

「誰が」「いつ」「何のためにキックバックを始めたのか」「裏金化したカネは何に使われたのか」「脱税ではないのか」……等々、多くの国民は今も不信感を抱いている。それなのに裏金自民は政治倫理審査会(政倫審)開催の有無を巡ってゴタゴタし、ようやく開かれたと思いきや、出席した安倍派(清和政策研究会)幹部らは「知らぬ存ぜぬ」。「説明責任を果たす」とは言葉だけで、逃げまくり、党は党でうやむやのまま離党勧告や党員資格停止処分でごまかす。

 産経とFNNの調査では、安倍派幹部らに対する処分については「あまり納得できない」「全く納得できない」が計55.0%に達し、岸田自身が処分対象とならなかったことについても、7割近くが「妥当ではない」と回答。自分の政治資金さえも適切、適法に扱えない政治家に血税を扱う資格があるはずがない。もはや国民は岸田自民が政権与党の座にいることに対して明確に「NO」を突きつけ始めているのだ。

 政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。

「保守層読者の多い産経新聞でも政権交代を望む声が強いということに驚きましたが、国民もようやく自民党という政党の正体に気付いたのでしょう。地方、庶民に目を向けるそぶりを見せながら、実際は大企業ばかり優遇し、庶民には大増税。自分たちは裏金をつくり、誰も責任を取らない。庶民の怒りは頂点に達しているのです」

私腹を肥やし国民に増税を強いる与党よりも野党の方がマシ


国民も気づき始めた(C)日刊ゲンダイ

 毎日の調査では、裏金事件で安倍派の会長経験者である森元首相に国会で説明するよう求めるべきかどうかを問うたところ、「求めるべきだ」との回答は全体で84%に達し、自民党支持層でも6割強が「求めるべきだ」と答えたという。

 森は1998〜2006年に会長を務めていて、複数の派閥幹部が森会長時代に裏金づくりが始まった可能性について言及。共同通信も2005年1〜3月にかけて森派の裏金疑惑を報じており、「議員に配った数億円 森派明細不記載か 1998年-2003年の収支報告書」との見出しがついた記事もある。つまり、森が裏金の経緯を知り得る「キーパーソン」の一人であるのは間違いないだろう。

 岸田が裏金事件の解明について「火の玉になって先頭に立つ」というのであれば当然、森を国会に呼んで問いただすべきなのは言うまでもない。ところが岸田は、電話で確認しただけで「シロ」判定だ。22日の衆院予算委で、立憲民主党の岡田幹事長にこのやりとりを問われた岸田は「私の責任で聞き取り調査した。記録はございません」と言い放っていたから何をか言わんや。

 誰が聞いても「私がちょっと電話したよ」という程度に過ぎず、一体どこが「聞き取り調査」なのか。岡田が「それで納得する国民がどれだけいるのか」と呆れていたのも当然ではないか。

公明が自問に「NO」を言うのも時間の問題

 脱税について問われると「国税当局が」などと言い、自身の処分を問われると「国民と党員が……」とこれまたゴニョゴニョ。岸田の姿勢は一事が万事、この調子で、てんでヤル気がない。

 今国会の焦点でもある政治資金規正法の改正でも曖昧な答弁を繰り返し、同じ与党の公明議員から「首相が先頭に立って取り組んでいると言えるのか。覚悟があるならすぐ案を提示すべきだ」などと突き上げられる始末だ。

 これでは、公明も岸田自民に「NO」を言い出すのも時間の問題だろう。

 衆院3補選で自民は東京15区と長崎3区で不戦敗。島根1区で総力戦を展開しているが、公明の山口代表はきのう(23日)の会見で、自民候補の応援に自身が入る予定はないと明言。「国会の状況などもある」などと説明していたが、他党候補とはいえ、公明も推薦し、その候補が苦戦を伝えられているのだ。それなのに代表が応援に入らないのは異例の対応だ。

 全国有数の「保守王国」島根で自民が負ければ補選全敗。最近の世論を見ると、「野党はだらしない」というステレオタイプの意見から、「まっとうな野党を育てる必要がある」との意見も増えている。裏金をつくって私腹を肥やしながら国民に増税を強いる与党よりも野党の方がマシ--との機運がより高まれば、自民下野が現実味を帯びてくるだろう。2009年の衆院選で敗北し、自民が下野した前夜の興奮が蘇るかのようだ。

 ジャーナリストの横田一氏がこう言う。

「補選の島根を取材していても、裏金・脱税疑惑に対する有権者の怒りはすさまじいものがあります。保守や革新などと言っている場合ではなく、今の自民に政権与党を任せていたら、どれだけ自分たちの生活が苦しめられるか分からないと、本気で立ち上がり始めたのでしょう」

 野党も“期待”に応える義務があるだろう。ふらふらせず、国民に選択肢となる政策を提示し、第2自民党を公言する維新はさっさと切り捨て「本気」の野党で結集する。「受け皿」になる覚悟を決めることだ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/166.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 衆院補選「島根1区」現地ルポ 記者が身をもって感じた60年超に及ぶ鉄壁の保守地盤(日刊ゲンダイ)

衆院補選「島根1区」現地ルポ 記者が身をもって感じた60年超に及ぶ鉄壁の保守地盤
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339356
2024/04/25 日刊ゲンダイ


ちょっとやそっとじゃ揺らがない(C)日刊ゲンダイ

 それでもまだ、熱烈に支持するのか──。

 与野党一騎打ちの衆院島根1区補欠選挙(28日投開票)は、細田博之前衆院議長の死去によるもの。1996年の小選挙区制導入以降、昨年11月に鬼籍に入るまで30年近く議席を守り続けた。中選挙区時代までさかのぼれば、父・吉蔵元運輸相が初当選した1960年以来、実に60年以上も「細田」の名前を支持し続けた全国きっての保守王国である。

 日刊ゲンダイは22日、県庁所在地・松江の中心地から車で1時間ほど離れた県北の農村地域に向かった。50世帯ほどの小さな集落で、自民党候補の錦織功政氏が演説するというのだ。

 集落は昼過ぎでも人通りはまばらで、静まり返っていた。予定の10分前、本当に来るのかと不安に思っていると、降って湧いたように25人ほどの住民がぞろぞろと集まり出した。子供の姿も数人見えるが、ほとんど高齢者だ。

「自民党でなければ島根は崩壊する」

 ジャージー姿の70代男性は「この地域の9割が自民支持者だ」と、こう続けた。

「裏金問題だ、細田さんのスキャンダルだとメディアが好き勝手言ってるけど、俺は変わらず自民に投票するよ。裏金が500万円でも、5年で割れば1年でたったの100万円。大した額ではないし、民主党政権の暗い時代には戻りたくない」

 しばらくすると、錦織候補を乗せた選挙カーが到着。聴衆の拍手で迎えられ、先ほどまでの静けさが嘘のような盛り上がりだ。15分ほど演説した錦織候補を拍手で見送ると、作業服姿のおとなしそうな高齢男性が記者に話しかけてきた。

「島根は建設業者と自民党の関係で成り立っている。自民党でなければ島根は崩壊します。裏金問題も、錦織さんは新人で全く関係ない。自民党を良くするためにも、若い人を送り込みたいんです。どうか記者さん、良く書いてくださいね」

 情勢は、立憲民主党の亀井亜紀子候補リードと伝わるが、亀井陣営の幹部はこう話す。

「追い風が吹いているとはいえ、自民の岩盤支持層はこんな程度じゃ揺るがない。何十年間も築き上げてきた組織力があり、人員の数もウチとは桁違い。本気を出されたら、ひとたまりもない」

 最後まで気が抜けそうにない。

(取材・文=橋本悠太/日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/167.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 自民は「政治とカネ」解決の意思なし(植草一秀の『知られざる真実』)
自民は「政治とカネ」解決の意思なし
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-96af6e.html
2024年4月24日 植草一秀の『知られざる真実』

自民党の裏金・脱税疑惑事件。

表面化したのは昨年秋。

組織ぐるみの巨大犯罪。

政治資金の入りと出は収支報告書に記載しなければならない。

政治資金規正法が定めている。

この法律は議員立法で制定された。

国会議員が自らの行動を規制するために定めた法律。

その法律を自民党が組織ぐるみで踏みにじった。

しかし、検察は自民党の組織ぐるみ犯罪を適正に摘発しない。

権力者の犯罪は無罪放免にし、権力者にとって邪魔な者は無実であるのに犯罪者に仕立て上げる。

こうした刑事司法不正が繰り返されている。

しかし、政治とカネの問題の核心は顕在化した巨大犯罪にあるのではない。

政治資金規正法にポッカリと大きな穴が開いている。

議員が政治資金規正法の実効性を失わせるために意図的に開けた大穴。

この大穴を塞がなければ法改正の意味はない。

この点を踏まえて、私は必要最小限の法改正事項を提示してきた。

三つの事項を盛り込むことが必要不可欠。

第一は21条の2の2項削除。

規正法の大穴を塞ぐこと。

第二は連座制の適用。

政治資金の不正が表面化したときに最終責任を負うのは政治家自身である。

会計責任者に罪をなすりつけて政治家本人の責任を問わないことはあり得ない。

第三は総括収支報告義務を課すこと。

政治家に関わる政治団体、資金管理団体は多数存在する場合が多い。

政治家が不正に資金を受領しても、その資金の帰属を特定できないと不正を摘発することが難しいと言われる。

この問題を解消するために、政治家に総括収支報告の提出を義務付ける。

政治家が受領した資金は必ず総括収支報告に記載されねばならなくなる。

このことによって資金の帰属が不明という問題を解消できる。

この三点を政治資金規正法改正に盛り込むことが必要不可欠。

最大の問題は21条の2の2項削除。

規正法は政治家個人への寄附を禁じているが、現行法21条の2の2項で政党が行う寄附を除外している。

この条文に基づき、巨額の政治資金が政党や政党支部から政治家個人に寄附され、その使途が明らかにされていない。

50億円もの政治資金がどのように使われたのかが完全に不明なのだ。

これでは規正法が存在する意味がない。

したがって、21条の2の2項を削除することが絶対に必要。

連座制の適用がなければ犯罪が繰り返される。

連座制の適用によって政治家の行動が規制される。

政治家が「政治とカネ」で不正を行わないのは当然のこと。

したがって、不正があった場合に政治家の責任を問うことは当然のことだ。

これ以外に、企業団体献金の全面禁止を定めるべきだ。

政党交付金制度を構築した際の大前提は企業団体献金を廃止することだった。

この点も明確にすべきだ。

野党は本来、予算審議の際に岸田首相から法改正の具体的内容について確約を取り付けるべきだった。

岸田首相が確約しなければ予算審議に応じない。

この強い姿勢が必要だったが、野党は予算の年度内成立に全面的に協力した。

野党が本気で法改正を断行する意思を有しているのかどうか。

疑問符が付く。

ただ、一方で自民党は、後半国会においても抜本法改正の方針を示さない。

この自民党の対応をまずは断罪しなければならない。

4月28日に衆院3補選がある。

主権者はこの選挙で自民党に明確なNOを突きつける必要がある。

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岸田自民「政治資金規正法」改正案は“抜け穴”だらけのザル…専門家「悪質な論点ずらし」とバッサリ(日刊ゲンダイ)
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http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/168.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 世襲批判も裏金事件もどこ吹く風…自民・二階俊博氏「三男」に出馬要請した和歌山県町村会に賛否(日刊ゲンダイ)
世襲批判も裏金事件もどこ吹く風…自民・二階俊博氏「三男」に出馬要請した和歌山県町村会に賛否
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339393
2024/04/24 日刊ゲンダイ


和歌山の有権者はどう判断?(C)日刊ゲンダイ

 世襲批判も裏金事件も関係ねぇ!――そんな会話が地元から聞こえてきそうだ。

「政界50億円プレーヤー」と揶揄される自民党の二階俊博元幹事長(85)が不出馬を表明した次期衆院選の新・和歌山2区の候補者について、和歌山県町村会が23日、二階氏の公設秘書を務める三男の伸康氏(46)に出馬要請することを決めた。

「彼は和歌山県のことでお願いをすると和歌山県のために動いてくれる」

 和歌山県町村会長を務める岡本章・九度山町長(70)は会見で出馬要請の理由についてこう切り出し、「世襲が気になると思うが、そういう話ではない。出馬要請した理由は世襲批判を和らげる方法の一つだと思った」と語っていたが、報道直後からネット上では賛否の声が飛び交った。

《世襲により国会議員にしても日本の為にならない事を私達は理解しないといけません。目先の利益よりもより先の自分達の未来の為》

《二階さんは裏金事件で派閥の会計責任者が立件されたのに責任も取らず、その息子に出馬要請って。和歌山の民度が分かるな》

《これが日本の政治の姿。地元も二階王国を守る事しか考えていない。それは、つまり自分たちの利権につながるから》

いっそ「オヤジの悪事を暴く」といって出馬したら…

 和歌山県町村会は21の町村で構成。ホームページを見ると、「町村が直面している諸課題に対し、その解決のため調査・研究を行い、町村相互間の連絡協調を一層強固にし(略)国・県並びに関係機関に対し強力かつ積極的な政務活動を実施する」などとある。公的な色合いの濃い団体が国政選挙で特定の候補を支援する姿は地方都市でよくみられる光景とはいえ、さすがに有権者はどう思うのか。

 24日に町村会から出馬要請された伸康氏は、「私のようなものに対して全会一致で出馬要請をいただいたということは本当に重く重く受け止めなければならないと考えている」と前向きな姿勢を示しつつ、記者から裏金事件について問われると、「二階代議士がこの件に関して政治責任を明らかにした。私たちも同じ秘書という立場として、その責任は連帯して負うべきものだと考えている。従って次の選挙に自ら手を挙げるとかに関しては、果たして自分自身にその資格があるのだろうかということを常に自問してきた」と答えた。

 地元有権者と見られるSNSでは、《いっそ「オヤジの悪事を暴く」といって出馬したら》といった投稿もみられたが、果たして……。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/169.html

記事 [政治・選挙・NHK294] 福島第一原発、「停電」でまたもや汚染水の放出を停止(HANKYOREH)
https://japan.hani.co.kr/arti/international/49834.html



日本政府は韓国政府に厳重に抗議したのだろうか。


韓国では正式呼称が「汚染水」だってさ。

日本では、科学的根拠に基づいて、政府もメディアもこぞって「処理水」なんだぞ〜!

韓国も「処理水」と言え!って。


上川外相に国会で問いただす必要があるんじゃないのだろうか。



以下に記事の全文を転載する。


東京電力が24日、停電が発生した福島第一原発の汚染水の海洋放出を停止したという。汚染水の放出が途中で中断されたのは2度目だ。

 NHKは、同日午前10時43分頃、原発内の設備に電気を供給する系統の一部が停止し、停電が発生したと報道した。

 停電の影響で19日から始まった汚染水の放出も中断された。東京電力は来月17日までに計7800トンの汚染水を放出する予定だった。NHKによると、林官房長官は「(周辺の放射線量を測定する)モニタリングポストの数値などに有意な変動はない。停電の原因は、構内で行われていた掘削作業で誤ってケーブルを損傷したためと推定されると報告を受けている」と説明した。

 東京電力の建物の近くで掘削作業をしていた作業者1人がけがを負ったという。福島中央テレビは「建屋の近くでは掘削作業をしていた作業員1人がやけどを負っていて、この作業中に電源ケーブルを傷つけたことが停電の原因とみられている」と報じた。

 これに先立ち、先月15日にも福島県で「震度5」の地震が発生し、指針に従って汚染水の海洋放出を停止した。

 東京電力は昨年8月、初の放出を開始し、先月まで4回にわたって計3万1200トンの汚染水を海に流した。2024年度(2024年4月〜2025年3月)には7回に分けて汚染水約5万4600トンを放出する計画だ。

東京/キム・ソヨン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )


記事の転載はここまで。


記事では、

林官房長官は「・・・停電の原因は、構内で行われていた掘削作業で誤ってケーブルを損傷したためと推定されると報告を受けている」

と報じ、同時に、

福島中央テレビは「建屋の近くでは掘削作業をしていた作業員1人がやけどを負っていて、・・・」

と、作業者がやけどを負ったことを報じている。


やけどの原因は「感電」だろう。

何ボルトの電流を通していたケーブルだろうか。

恐らくケーブル埋設の図面がいい加減だったか、確認しようにも埋設図が無かったか、そのいずれかではないだろうか。

そして、一国の官房長官には「推定」で報告され、一国の官房長官は「推定」の報告で良しとする。


こんなことが今後50年、いやさ、半永久的に続く。

何時か必ず「重大事故」を誘発するのではないか。

原発は爆発し、内部のあらゆるものを溶かしてメルトダウンした。

その状況を図面で確認することは永久に出来ない。

当然、炉の内部の詳細も未だ把握できていない。

ここも「推定」で報告され、内部の状況が変わったとしても、「推定」で変化なしと報告されるのだろう。

これで、どうやって廃炉を達成しようというのか。


「汚染水」の海洋放出も、その安全性の根拠は「推定」なのだろう。

そうでなければ、中国への対応と同じように、韓国に対しても「汚染水」との呼称を改めるよう厳重に抗議出来るはずだ。

「処理水」と言え、と。


これまで、そして未だ、韓国に抗議したというニュースは流れてこない。






http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/170.html
記事 [政治・選挙・NHK294] <社説>現行保険証廃止 責任転嫁せず撤回せよ(東京新聞 TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/323413?rct=editorial



政府・自民党が「現行保険証の廃止を撤回」しなければ、近いうちに実施される総選挙の「一大争点」となることは必然。

そして、ほとんどの国民が反対している以上、「現行保険証の廃止」に反対する有権者の一票は雪崩を打って「野党共闘」候補に流れていく。

そんなことは、選挙の素人の私にでも、想定が付く。



これほど怒りを露わにした「社説」は稀有だ。

そして、ストンと腑に落ちる。

メディアを名乗るなら、全ての社が沈黙せず、社説で「意見表明」するべきではないか。



以下に社説の全文を転載する。


武見敬三厚生労働相=写真(左)=が、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」の利用率に関係なく、閣議決定通り、現行の健康保険証を12月に廃止すると言明した。

 マイナ保険証の利用率は3月も5・47%と低迷している。

 背景にはマイナカードへの国民の疑問や不安があり、誠実に対応しないまま現行保険証を廃止すれば、混乱は避けられまい。政府には廃止方針の撤回を求めたい。

 政府は、マイナ保険証の利用率低迷を「現行保険証を前提とした(医療機関の)対応」(武見氏)のためと分析。5〜7月を利用促進集中取り組み月間に定め、利用者を増やした病院に最大20万円、診療所や薬局にも同じく10万円の一時金を支給するという。

 河野太郎デジタル相=写真(右)=も自民党の国会議員に、支援者らがマイナ保険証の使えない医療機関を見つけた際、政府窓口へ連絡するよう求める文書を配った。

 しかし、利用率低迷の原因は不安を顧みずマイナカードの普及を強引に進める政府にある。医療機関への責任転嫁は筋違いだ。

 昨年、約1万6千件もの「ひも付け」ミスや負担割合の誤表示が発覚したが、政府は「不安払拭のための措置」を講じることを前提に現行保険証の廃止を決めた。

 しかし、システムの不具合はいまだ解消されていない。千葉県保険医協会は昨年12月の調査に応じた医療機関のうち53%でトラブルがあったと発表。沖縄県や島根県の国民健康保険組合も2月、マイナポータルで医療費情報が閲覧できないトラブルを公表した。

 現行保険証を維持すれば、暗証番号のないマイナ保険証や保険証に代わる資格確認書も不要だ。

 政府が現行保険証の廃止に固執する背景には、医療分野の個人情報を集積し、活用したいという経済界の要請があるが、人命に優先する経済政策などあり得ない。

 河野氏らは保険証を「人質」に任意であるマイナカード取得を事実上強制。「密告」を奨励して医療機関に圧力を強めるが、こうした手法こそがマイナカード不信を増幅させたと気付くべきだ。


転載はここまで。



武見さん、総選挙までは撤回するなよ。(東京新聞さん、ごめんなさいね。)






http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/171.html
記事 [政治・選挙・NHK294] 河村たかし名古屋市長のトンデモ発言は浅薄な頭にネトウヨ思想を流し込んだだけ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)

河村たかし名古屋市長のトンデモ発言は浅薄な頭にネトウヨ思想を流し込んだだけ ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/339368
2024/04/25 日刊ゲンダイ


河村たかし名古屋市長(C)日刊ゲンダイ

「あの戦争は何だったのか」「東京裁判は何だったのか」「天皇の戦争責任は」、それらを問う芝居「夢の泪」(井上ひさし作)を上演中であるが、トンデモ発言が飛び出した。

 またまた河村名古屋市長である。

 5月14日、名古屋城が戦火で燃えた日であることから、この日を「なごや平和の日」と決めたという会見で、普通なら戦争を否定し平和を祈念するメッセージを発するところを、「(戦争で)死んでいった人たちに思いを寄せないといけない」と述べ(ここまではいい)、「祖国のために命を捨てるのは高度な道徳的行為だ」と発言したのだ。

 その後の記者の質問に答えて「国に命を捧げるのは大変勇気のあること。『サンキューベリーマッチ』と言わなきゃ、みんなの福祉も平和も保てないんじゃないんですか」とも言っている。

 あの戦争で死んだ日本人は兵士230万人、外地の一般邦人死者数約30万人、内地での戦災死亡者約50万人、合わせて約310万人となっている。

 兵士の多くは補給路を断たれた末の餓死。民間人はずるずると降伏を遅らせ、空襲や原爆で死んだ。これがお国のために戦ったと言えるのか。これは「見殺し」である。殺したのは敵ではなく、味方の日本ではないか。こんな死を憂えることはあっても賛美してはならない。

「夢の泪」のセリフ。「政府は8月7日の時点で、すべての役所のすべての文書を焼却するよう指示した」

 証拠隠滅である。「ということは、その時はもう負けると決めていた。だったら早く降伏すれば、長崎には原爆は落ちなかったのに」

 だいたい、「サンキューベリーマッチ」とはなんと軽い言い方か、そもそも300万人が死んだ段階で、福祉も平和も保たれていないではないか。

教養というものが感じられない

 他人の金メダルをかじり、トリエンナーレの大村知事リコールの投票偽造事件に肩入れした。この人にはおおよそ教養というものが感じられない。浅薄な頭にネトウヨ思想を流し込んだだけだ。名古屋の人たちは本当にこれでいいのか。考えた方がいいのではないか。

 さらに「残念ながら戦争というものは起こるから」と言い放った。適当なこと言うな。再び井上ひさし氏のセリフ。「戦争は自然現象ではない。一から十まで人間の行為である」

 国のために人があるのではない。人のために国があるのだ。為政者は戦争を起こさない努力を誓うべきではないのか。それでこそ「なごや平和の日」だろう。


ラサール石井 タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/172.html

   

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