★阿修羅♪ > アーカイブ > 2024年4月 > 16日15時47分 〜
 
 前へ
2024年4月16日15時47分 〜
記事 [昼休み55] 聖書とはなんだったのか?
聖書とはなんだったのか?

宗教書だったのか?それとも科学書だったのか?
それとも、歴史書だったのか?

聖書は2000年前から歴史書として機能してきた。
そして今も、多くの歴史が聖書を元に語られている。

無論、ウィキペディアにもその歴史が記されている。

しかし、考古学的な証拠、聖書以外の文献からの証拠もなしに、正史として語られているのである。
聖書という証拠だけを元にして。

ソロモン、ダビデ、誰もその証拠を見つけてはいない。
従って、ユダ王国なるものが存在した証拠は、聖書だけにしか存在しない。

そして、その証拠を元に、イスラエルという国が建国されたのである。
http://www.asyura2.com/23/lunchbreak55/msg/752.html
コメント [政治・選挙・NHK293] 大阪万博の華「タイプA」参加国が3分の2に→芝生広場案が浮上…それでも吉村府知事ヘラヘラ軽口(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
13. 維新大嫌い[352] iNuQVpHljJmCog 2024年4月16日 16:08:20 : EkOGRdV5NE : cWxrc2luSjZ1ZUU=[230]
>芝生の広場が増えれば、ピクニック気分でランチの場所を
>確保できるくらいのメリットはありそう。

何を呑気なことを言ってるんだ。
大阪の夏の暑さを知らんのか。
あんな日陰もないような場所でピクニックなんかしたら、
熱中症で救急搬送続出だよ。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/900.html#c13

記事 [経世済民136] <社説>週のはじめに考える アベノミクスの片付け方(東京新聞)
2024年4月14日 07時16分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/321163?rct=editorial

 日銀が3月の金融政策決定会合で17年ぶりに政策金利を引き上げました。日本の金利が上がれば円を買う動きが強まって過度な円安は収まるだろうと、多くの人が思ったのではないでしょうか。
 ところが、外国為替市場で円は買われるどころか売られるばかりで、4月11日には一時1ドル=153円台まで下落しました。34年ぶりの円安水準です。日銀が苦心の末に踏み切った利上げは、完全に無視された格好です。
 日銀の植田和男総裁は9日の参院財政金融委員会で「基調的な物価の上昇率はまだ2%を下回っていて緩和的な金融状態を維持することが大切だ」「2%に上がっていけば、金融緩和を少し弱める判断も可能だ」と述べました。
 歯切れが悪い発言ですが、原材料価格の高騰など一時的要因を除いて2%付近まで上昇すれば追加利上げもあり得ることを示したとみるのが妥当でしょう。

◆円安、物価高の副作用
 黒田東彦前総裁時代の日銀は方向性が明確でした。経済低迷の要因はデフレにあるとみて、そこから脱出するためにあらゆる手法を駆使して金利を下げ続けました。「異次元金融緩和」です。
 異次元緩和には株価上昇や失業率低下、大企業の業績向上など効果の一方、副作用もありました。深刻だったのは急激な物価上昇に対応しきれなかったことです。
 ロシアのウクライナ侵攻を背景に原材料価格が高騰し、インフレの波は日本にも押し寄せました。米欧の主要国は軒並み大幅な利上げで物価高騰を抑え込もうとしました。各国の中央銀行は金融を引き締めても自国の景気は耐えられると判断したのです。
 しかし、日本では急激な利上げで景気が一気に冷え込む恐れがあり、低金利政策を続けました。その結果、日米の金利差が一気に開いて過度な円安が始まり、物価高騰への対応は、政府の給付金などその場しのぎの政策に頼らざるを得なかったのです。
 円安が物価高騰に拍車をかけ、日銀もついに利上げに踏み切りましたが、米欧と比べて内容は中途半端でした。大規模な金融緩和からの脱出口にようやく立ったものの、そこから踏み出すのに躊躇(ちゅうちょ)しているというのが実態です。
 投資家たちは日銀が追加利上げをできないと見透かし、円売りドル買いを続けているのです。
 懸念されるのは、このまま円安が抑えられない場合、輸入物価の高騰に伴って原材料価格がさらに上昇し、ただでさえ値上がりしている食品など日用品の価格に波及することです。
 異次元金融緩和は、2012年に政権復帰した安倍晋三首相が進めた経済政策「アベノミクス」3本の矢の一つです。
 この間、多くの大企業は円安の追い風で業績を上げ、もうけを内部留保としてため込みました。超低金利で資金が簡単に借りられる環境の中、新たな事業を生み出す努力を怠り、旧態依然の経営を続けられたのです。
 新陳代謝が起きなかった日本企業が、国際的な競争力を失ったことはいうまでもありません。
 政府も似たような状況です。日銀が金融機関経由で無尽蔵に国債を引き受けるため、国債を当てにした野放図な財政支出が常態化しています。
 民も官も、アベノミクスという「ぬるま湯」につかっていたのです。割を食ったのは物価高で苦しむ私たちの暮らしです。

◆まともな暮らしに戻す
 植田総裁の当面の仕事は政府と大企業をぬるま湯から出すとともに、物価高騰を抑制しつつ節約疲れの人たちに、まともな暮らしを取り戻してもらうことです。
 飲食店に関して気になる指標があります。調査会社の東京商工リサーチによると、23年のラーメン店の倒産が45件と前年から2倍以上増えたのです。
 食材や水道、光熱費の上昇や人手不足に伴う人件費の高騰が資金繰りを圧迫したことが原因です。ラーメン店が直面する現実は、景気の最前線の縮図です。
 アベノミクスの副作用と格闘する日々は、植田総裁の退任まで続くはずです。経済指標を分析し、景気を急激に冷やさないよう金融政策を徐々に正常軌道に戻す、薄氷を踏むような作業でしょう。
 ただ、暮らしぶりは指標だけでは分かりません。
 「経営はどうだい」。日銀総裁がラーメン店に入り、店主に語りかける。その会話が景気の分析に深い味わいを与え、アベノミクスの後始末に役立つと考えます。 
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/360.html
記事 [昼休み55] 聖書では、ヒラムは二人登場する。
ヒラム

聖書では、ヒラムは二人登場する。
フェニキアのティルス王ヒラムなるものが登場するが、文献にはその様な名の王は存在しない、しかし、なぜかペルシア時代にヒラムの墓というものが作られている。

もう一人は、ヒラム・アビフである。
彼は、ソロモン王の時代の建築家であり、フリーメイソンでも尊敬されている人物である。
彼も、歴史上では確認されていない。
聖書とフリーメイソンの中にしか出てこない。

アビフのアビは、ヘブライ語で"私の父"という意味である。
そして、ヒラムは、H,R,Mであることから、ヘルメスに繋がる。

ヘルメスは、トートであり、エノクとも結び付けられることがある。
http://www.asyura2.com/23/lunchbreak55/msg/753.html
コメント [環境・自然・天文板6] 支配者たちは万有引力・相対性理論など信じていない!B(抜粋) と 相対性理論は現代の天動説 お天道様はお見通し
236. なかやま[40] gsiCqYLigtw 2024年4月16日 16:10:52 : QQbSen7J3g : WlJpWUZncjB2eGs=[1]
慣性力と重力

慣性力と重力について一言。両者を並べてみて何が言えるでしょう。慣性力は慣性力、重力は重力、いずれも真の力。言えるのはこれだけのようです。並べてみてのご報告です。

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/460.html#c236

コメント [政治・選挙・NHK293] 小池都知事“学歴詐称疑惑”に「都議会でも説明」の眉ツバ…答弁は女性の都政策企画局長が(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
15. 古谷さんはもう関係ない[1] jMOSSoKzgvGCzYLggqSK1oxXgsiCog 2024年4月16日 16:12:24 : 5bdJ2ltYfk : ME9lMnlGRkdtbi4=[2]
>9古谷ひろみさんほもう都庁を退職しています。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/897.html#c15
コメント [医療崩壊12] 米国が世界の信用を完全に失った本当の理由  魑魅魍魎男
8. とりあえず、ペンネーム[135] gsaC6IKggqaCuKSDeYOTg2yBW4OA 2024年4月16日 16:14:59 : rU95xOWu8g : ZnliWXV6Q3E4TWs=[520]
とりあえず、何度もスイマセン!!

まずは、根っからのテロリスト!

根の腐ったナシぐり濡れ衣、アメ●カ国の、
バイデ●ン一味と、やめて逃げたつもりの、
ファウ●チ一味を、

もうやっちゃった罪で、即刻●刑にしてください!

この件をもみ消すためにも、
あちこちで、戦争やテロを行っています!
そんで、
バイ●デンが2度破壊した、出汁になったウク●イナの皆様!

2度目のウクライナの騒乱は、
キルゲ●ツワクチンもどきの毒物、
無差別大量殺人発覚の後から、オコシマシタ!!

サッサとしてください!
めんどくさいじゃないですか〜!!

日本のテロリスト共謀者、岸●田は、
く●そのアメ●カ国で、表明しました!!

ウク●イナの皆様のお命を出汁に、憲法違反犯罪で、
・・・1兆数億円を新たに、
ヒトゴロシ兵器村の皆様の為に、献上するそうデ●ス・・・!

(とりあえず、デ●ス・・・してあげてください!)

なんで、とってもウ●コな・・・
下僕特別ウ●コ公務員が偉そうにしているのか知りませんが、
現行法で十分可能です!

かつて、
レーガンは書きました?!・・・タイム・イズ・ナウ・・!!

よろ●くお願いします。

http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/441.html#c8

コメント [国際34] 対米従属路線の韓国与党が選挙で大敗する中、岸田首相は米国で従属度を高めた(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
13. マカロン[195] g32DSoONg5M 2024年4月16日 16:15:03 : Ff3V5DnlIE : NC80bTBldjRiOWM=[185]
<■58行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
岸田首相の訪米を『国賓(待遇)』で招かれたと報じていた日本のメディア。
それに対して、米国メディアは、『公式訪問』と報道。

空港で出迎えたのは、エマニュエル大使だけ。
晩餐会でのバイデン大統領の服装は、スーツにブラックタイ。晩餐会のお料理に和食は無し、日本酒も無し。

米国側のもてなし方を見れば、米国メディアが報じたように『公式訪問』扱いだったことが明らかだ。

米議会で行った岸田演説を、
スコット・リッター氏は、
「岸田氏は将来性のない政治的失格者だ。彼の言葉には意味がない」と酷評。
『DDジオポリティクス』は岸田総理を「新たな『ゼレンスキー』」と指摘! した。

🇯🇵🇺🇸 "Ukraine of today may be East Asia of tomorrow" - new "Zelensky" just dropped in US Congress in the form of Japanese PM Fumio Kishida.

「今日のウクライナは明日の東アジアになるかもしれない」 - 新たな「ゼレンスキー」が日本の岸田文雄首相の形で米国議会に登場した。

https://twitter.com/DD_Geopolitics/status/1778474701800509581
(リンク先に動画あり)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

CNNを付けてリモワクしていたのだが、冗談でなく、一日中、米国と日本の軍事協力に関して、報じていた。
そして、対中国作戦と、繰り返し強調。
こんな事は初めてだし、国会でもここまでの議論は無かったと記憶している。何か、緊急事態が迫っているのか?
(リンク先に動画あり)
https://twitter.com/naive_prince/status/1778435148952027145

https://search.yahoo.co.jp/realtime/search/tweet/1778435148952027145?detail=1&ifr=tl_quotedtw&rkf=1

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今回の岸田とボンボン・マルコスの訪米、既に去年の一月にこうした記事が出ている。米海兵隊の将軍の話。ここのところ日比の軍事協力の話を追うと、自衛隊がフィリピンに駐留することになっても不思議はない。この記事では台湾とあるが、確実に南沙諸島を考えてるだろう。

FTの記事。アメリカはウクライナをモデルにして日本とフィリピンを対中の前哨にしようとしている。
日米両軍の関係は「昨年だけで、指数関数的に増加した。」
やはり、今回の安保関連の閣議決定は米軍の駒として日本を動かせるようにするためのものだな。ウクライナになるのは台湾ではなく日本か。
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search/tweet/1779781719744544843?detail=1&ifr=tl_twdtl&rkf=1


今、NHKのニュースで怖い話が出ていた。 フィリピンの大統領が、もし南シナ海で兵士等に被害があったら米軍に協力を要請するという。 このタイミングで出て来たという事は、自衛隊が中国軍と戦う可能性が急激に増した危険な状況。 岸田が何故アメリカに行き、何故三者会談が用意されたか? あーあ。
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search/tweet/1779886369952903467?detail=1&ifr=tl_twdtl&rkf=1


米フィリピン演習に自衛隊参加を マルコス大統領が歓迎
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b462b4d5a6d14ff39f0c5348820a099e350b2e8?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20240415&ctg=wor&bt=tw_up



http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/490.html#c13

記事 [戦争b25] 事態は瀬戸際に:「イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性がある」と国連核監視機関の長官が警告
https://earthreview.net/situation-is-on-the-brink/

4月15日のタイムズ・オブ・イスラエルのトップ記事
https://www.timesofisrael.com/liveblog-april-15-2024/
4月15日:イスラエルの報復がイランの核施設を標的とする可能性があると懸念する国連原子監視局長

■急速に重大な局面へと

先日、イランがイスラエルへの攻撃を実施しましたが、その後、イスラエル政府からは具体的な「報復」についての言及はなかなか出なかったのですが、「イランに報復攻撃をする」ということがイスラエルの戦時内閣が決定しました。

そして、さらに事態は、非常にやっかいなところにまで接近しているようです。

冒頭の記事は、少し前のタイムズ・オブ・イスラエルの表紙です。

「イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性」

について述べているものでした。

記事そのものは以下のようなものです。

-------------
○IAEA長官はイスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性があると懸念し、4月15日に査察官を自宅に留めた

国連核監視機関の長官は、イスラエルがイランの核施設を標的にする可能性を懸念しているが、国際原子力機関(IAEA)によるイラン施設への査察は、16日に再開されると述べた。

IAEAのラファエル・グロッシ事務局長は、イラン政府は 4月14日に「安全保障上の配慮」を理由に核施設を閉鎖したと述べた。

15日に再開したが、同氏は「状況が完全に落ち着くまで」IAEA査察官を遠ざけた。

「明日再開するつもりだ」とグロッシ氏はニューヨークで記者団に語った。

イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性について質問されると、グロッシ氏は「我々は常にこの可能性を懸念している」と述べた。同氏は「極度の自制」を求めている。

timesofisrael.com
-------------

事態の極度の悪化の可能性について、米ゼロヘッジは、状況をリアルタイムで報じています。

-------------
○4月16日のゼロヘッジ「イスラエル、イランへの差し迫った攻撃の準備を表明」より抜粋

イスラエルの戦争閣僚会議が早期に終了したことを受けて、イスラエルのテレビ局チャンネル12からは、物事は急速に進んでいるように見える

イスラエル空軍はイランに対する差し迫った攻撃への準備を完了した

タイムズ・オブ・イスラエル紙のトップ見出しは「戦時内閣、イランへの厳しい反撃を決定、地域戦争を引き起こさないことを望む」に切り替わった。

多くの航空会社がこの地域へのフライトをキャンセルした。

ドイツのルフトハンザ航空は、テルアビブ、アルビル、アンマン発着の定期便を 15日まで運休した。ベイルートとテヘラン行きの航空便は少なくとも 18日まで運航停止となる。

エールフランスのオランダ部門の広報担当者によると、KLMオランダ航空は 16日までテルアビブ発着の全便をキャンセルした。

英国のイージージェットは 14日、テルアビブ発着の運航を一時停止した。同航空会社はロイターへの電子メール声明で、テルアビブ発着の運航を4月21日まで一時的に停止すると発表した。

zerohedge.com
-------------

非常に険しい状況にあるようにも見えます。

こればかりは何も先行きを予想できるものではありませんが、ただ、「イスラエルによるイランの核施設への攻撃」というキーワードから、15年くらい前のウェブボットの記述を思い出しました。ウェブボットは、米国の未来予測プロジェクトで、現実的には当たりませんが、その思想性がわりと好きなものでもありました。

思い出した部分の一部を抜粋させていただこうと思いますが、表現が強烈とはいえ、しかし、実際にはまったく科学的ではない概念で書かれていますので、あくまで「娯楽」とお考え下さい。



----------------------------------------------------------------
2009年7月20日配信のウェブボット「来たるべき未来の形」より
----------------------------------------------------------------
翻訳:高島康司

…イスラエルのシオニストによるイラン攻撃のシナリオが第1の可能性である。このシナリオは数年前からウェブボットには存在している。

イスラエルはイランを攻撃するが、それは予想を越えた反撃に合う。攻撃の最初の数分間でイスラエルは、 半分以上の兵力を失う。

だがイスラエルはこれで攻撃を停止しない。その後もイスラエルは、ミサイルや無人攻撃機などを使ってイランを攻撃する。

しかし、イスラエルはここで大きな間違いを犯す。攻撃の過程で第 3目標と呼ばれる重要度の低い目標まで攻撃してしまう。イスラエルは穀物の畑を攻撃する。だがその地下には貯蔵庫のようなものが存在しており、それが破壊されることで、火山灰のような灰が一週間にわたって撒き散らされることになる。

撒き散らされる灰は放射性である。その放射能はあまりに強力なので、動物や人間が微量を吸い込んだだけで臓器が内出血を起こし、死にいたってしまう。これを吸い込んだ動物や人間は、内蔵が壊死するような状態になるため、死の瞬間までもだえ苦しむ。そのため、その様子は「死のダンス」と呼ばれるようになる。

イスラエルが攻撃するイランの地下施設は何らかの液体を貯蔵するための施設である。この施設が攻撃されることで放射性物質が飛び散る。それはジェット気流に乗り全世界を駆けめぐることになる。それは世界を 9回駆けめぐり、約 2億人が死ぬことになる。

まず死者の増大はインドから始まる。その後、放射性物質は東南アジアから日本海、そしてシベリア東海岸へと移動する。さらにアラスカへと拡散し、そこからアメリカ西海岸へと移動する。最初の一撃でアメリカ西海岸では 2千200万人が死ぬ。それから南西部に移動してからアメリカ大陸を斜めに横切るようにして北東部に移動する。さらに放射性物質はカナダ北部に移動し、アメリカ大陸を抜ける。

だが放射性物質の移動はさらに続く。今度は、カナダ北部から北極圏の周辺を進み、そこからファロー諸島、グリーンランド、スコットランド、そしてヨーロッパへと入る。この時点で放射性の気流は二股に分岐し、一つの流れはフランスとスイスアルプスに移動した後、ロシアと中国に入る。また一方の流れは、 ヨーロッパを南下して北アフリカに入った後、中東を横切り、放射性物質の被害で廃墟と化したイランに 戻る。

ジェット気流に乗った放射性物質はこのように地球全域を移動するが、これを 9回繰り返すのである。多くの人間や動物が放射性物質の吸入で死ぬ。だが、これがもたらす被害はそれだけではない。放射性物質の拡散で、特に北半球の食料生産が完全にだめになってしまうのだ。放射性物質がある地域に入ると、その地域の食料生産は 3ヶ月で完全にだめになる。これは放射性物質に汚染された食肉用の家畜も含まれる。

放射性物質の灰によって食糧生産地がやられてしまうため、飢饉が大問題となる。そしてこれが原因で人口の大移動が始まる。

アメリカでは、難民となった約 2億人の人口が北を目指してカナダに移動する。しかし、この人口の大移動の理由は飢饉だけではない。戦争や自然災害も深く関与している。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/475.html
記事 [昼休み55] 美人妻サラ
アブラハムは美人妻サラと共にエジプトに行った。
エジプトのファラオは、勘違いして結婚している。

そしてなぜかその後、彼女には子供ができずに、高齢で出産したことになっている。

しかし、この物語は真実なのだろうか?

サラの産んだイサクは、ファラオの子ではなかったか?
そして、その真実を隠すために、高齢出産の物語をでっち上げたのではないのか?

そう考えるとヤコブがエサウと争った長子の祝福の意味が見えてこないだろうか?
http://www.asyura2.com/23/lunchbreak55/msg/754.html
コメント [政治・選挙・NHK293] 大阪万博の華「タイプA」参加国が3分の2に→芝生広場案が浮上…それでも吉村府知事ヘラヘラ軽口(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. よからぬ狐[19] guaCqYLngsqMzw 2024年4月16日 16:48:01 : HxxHfEyM9A : RHlWaTZJbDEyMWc=[7]

   良くも悪くも大阪人気質か・・・。


   ・・・。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/900.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK293] 小池知事学歴の「真実はいつもひとつ」(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
35. 曙を待望するもの[562] j4yC8JHSll2Ct4LpguCCzA 2024年4月16日 16:55:02 : 5WG5bhrVII : UDRRb2RqWFRCL1U=[155]
これまでマスコミ支持されていたが私として支持できないことを思い返してみた。日本維新の会、橋下徹、吉村大阪府知事、小池東京都知事、自民党、公明党といったところです。(28)のお方に反論。何も言わないから本物とはあまりにも短絡すぎませんか。小池都知事は陰に陽にカイロ大学やエジプトに資金提供等で援助していることを知るべきです。エジプトやカイロ大学にとって小池の卒業否定はなんの得にもならないことをするはずがない。いやむしろエジプトの国益のためには小池に都知事であってほしいだろう。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/868.html#c35
コメント [近代史3] 右翼・左翼の対立を使った分割統治政策 _ 左翼運動・マルクス主義運動は国際金融資本が資金提供していた 中川隆
76. 中川隆[-10882] koaQ7Jey 2024年4月16日 17:22:29 : HONZEEU5Kw : cVFmQW5SS1dDU2s=[2]
<■366行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2024年04月16日
飯山陽が劣勢な理由 / 左翼の長い影
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html

日本の若者は国家意識を無くした

student riots in Japan 213Japan in 1980s
(左 : 全共闘に精を出す大学生 / 右 : 80年代のバブル景気に浮かれた日本人)

  日本の政治が混迷し、没落の一途を辿っているのは、日本人にデモクラシーが適していないからだ。そもそも、民衆が代議士を選ぶことじたいが間違っている。「政治は武士の役割」というのが日本の國體(constitution)だ。幼い頃から忠君愛国を叩き込まれた武士と、目先の利益だけを追求し、受験勉強が唯一の苦労というのが平民の子供だから、才幹と気概の点で後者は比べものにならない。

  しかも、昭和の教育が劣悪で、敗戦となるや、共産主義者と反日主義者が大繁殖。日本の政治を“左傾化”させ、“鬱血状態”や“没落の悪循環”に導いたのは、何も占領軍だけのせいじゃない。アメリカ軍の“威光”を利用して出世を謀った「敗戦利得者」や学生運動で“有頂天”になった「アンファン・テリブル(enfant terrible)」*にも原因がある。(*「他人に迷惑を掛けても平気なガキども」という意味。) 歐米諸国と同じく、我が国も「高学歴社会」となっているから、政治家や官僚、企業経営者、地方公務員、ホワイトカラーの専門職、研究所や工場の技術者などは、程度の差こそあれ、「大卒者」で占められている。となれば、大学教師は未成年の精神構造に大きな影響を与える立場にあるはず。日本人の精神がどこか異常で、奇妙なくらいに歪曲しているのは、小学校から大学に至るまで、左翼陣営の「非国民化イデオロギー」が浸透しているからだ。

  日本の先を歩く米国では、幼稚園から大学までリベラル派の独擅場となっている。以前、ブルックリン・カレッジのミシェル・ランバート(Mitchell Langbert)准教授と、ヘテロドックス・アカデミー(Heterodox Academy)研究所のショーン・スティーヴンス(Sean Stevens)所長が大学教員に関する調査を行ったことがある。彼らが実施した教員の政治意識調査によれば、民衆党支持者が共和党支持者を大きく上回っており、約「9対1」の割合であることが判った。(Christian Schneider, 'Democratic professors outnumber Republican ones by 9 to 1 ratio, according to new data', The College Fix, January 22, 2020.)ランバート氏とスティーヴンス氏は、政党に登録している1万2千372名をサンプルにして大学教授の政治指向を調査したが、驚くことに、そのうちの48.4%が民衆党員であり、共和党員はたったの5.7%しかなかった。これが一般国民だと違っており、29%が民衆党員で、26%が共和党員となっている。この調査では、政治献金についても質問がなされており、民衆党の候補者に献金した教授と共和党の候補者に献金した教授の比率は、「95対1」であったというから、まさしく目眩がする数字だ。

  たぶん、日本でも状況は似たり寄ったりだろう。国立や私立の区別はなく、ほとんどがプロ左翼かピンク・リベラルとなっている。今では「遠い昔の出来事」となっているが、1960年代から70年代にかけての大学は、左翼分子の特殊部落であった。文学部や法学部、教育学部、史学部などはもちろんのこと、自然科学を専攻する学生でも、全学連や全共闘に加わって暴れ回っていた。明治から昭和の前半くらいまで、教師と学生との私的な交流というものがあったが、フランスの極左学生みたいな連中が増えたことで、日本の伝統はズタズタになってしまった。教授を皆の前で罵倒し、吊し上げることを喜んでやっていたんだから、支那の文化大革命と同じだ。

Jean-Pierr Duteuil 213343(左 / ジャン・ピエール・デュトゥール)
  1968年5月には悪名高きフランスの左翼暴動が起きたけど、日本でもこれに触発されたのか、左巻きの大学生がキャンパスで猿真似に興じていた。パリの5月暴動で学生の先頭に立っていたのは、札付きの“赤い三人衆”で、ドイツ生まれのアシュケナージ・ユダヤ人たるダニエル・コーン・ベンデット(Daniel Cohn-Bendit)、アルザス出身のユダヤ人であるアラン・ジェスマル(Alain Geismar)、そしてPSUに属していた社会主義者のジャック・ソヴァジョ(Jacques Sauvageot)であった。コーン・ベンデットの親友であったジャン・ピエール・デュトゥール(Jean-Pierr Duteuil)は、アナーキストのマルキスト。父親も筋金入りのマルキストであったから、親子代々の共産主義者だ。

Daniel Cohn Bendit 0324Alain Geismar 21334Jacques Sauvageot 324Oda Makoto 992
( 左 : ダニエル・コーン・ベンデット / アラン・ジェスマル / ジャック・ソヴァジョ / 右 : 小田実)

日本の左翼学生も様々で、ある者はマルクス・レーニン主義の心酔者。また、ある者はスターリンの独裁政治を批判し、志半ばで斃れたレオン・トロツキーを尊敬するクルクルパー。ユダヤ人の共産主義に馴染めない田舎者は、毛沢東主義者となって「アジアとの共存」を掲げていた。小田実(おだ・まこと)に感化された極左は、ベトナム戦争に反対し、観念論で「アジアとの連帯」を呼びかける始末。

Ooe Kemzaburo 324(左 / 大江健三郎)
  ちなみに、小林秀雄から「気味の小説は小説じゃない」と酷評にされた小説家の大江健三郎は、フランスの左翼やユダヤ人哲学者のサルトル(Jean-Pierr Sartre)に憧れていたのか、ナイト・クラブの酌婦の前では「僕、アルジェ生まれ」と嘯(うそぶ)いていた。一緒に居た阿川弘之は「何言ってやがんだ! お前は愛媛生まれじゃないか!」と腹を立てていたけど、遠藤周作は隣で笑っていたのかも。

  とにかく、呆れてしまうが、当時の左翼学生は“本気”なのか“ファッション”なのか、何が動機で学生運動に参加したのか判らない。だだ、60年安保闘争の世代と同じく、70年代に新左翼にのめり込むような連中は、カルト宗教の信者と変わりがなかった。ヘルメットをかぶり、ゲバ棒を持って機動隊に突っ込んだ連中は、まさしく人生を棒に振ってしまったし、逮捕された者は「前科者」となって、まともな就職先が見つからなかった。闘争の末に障碍者となった学生は、「後悔先に立たず」を実感する。しかし、上手く立ち回った連中は、藝能界やマスコミに潜り込んだ。法学部の学生は、仙谷由人のように法曹界を土俵とし、人権派弁護士になっていた。朝鮮人の支援者になる弁護士が多いのも、左翼教育の結果である。

Kan Naoto 8243(左 / 菅直人)
  「ズルカン」と呼ばれた菅直人は、東工大の暴力学生ではなかったが、日本への憎しみを“売り”にする「市民活動家」へと変貌していた。師匠の市川房枝からも「駄目な奴」と思われていたのに、マスコミの支援で我が国の総理大臣になれたんだから、永田町には悪魔と貧乏神が混在しているんだろう。だいたい、民主党の「サポーター」には国籍条件が無かったから、在日朝鮮人が「サポーター」になっていてもおかしくはなかった。

  菅直人はあるインタビューで自分の過去を偽っていた。「暴力では社会は変えられない。私はもともと、社会の矛盾をひとつひとつ解決していくという改革派なんです。そういう意味では、いまに至るまで挫折感はない」*と語っていたが、単に“卑怯者”だから仲間を見捨てただけだろう。 (*註 / 臼井敏男『叛逆の時を生きて』朝日新聞出版、2010年, p.197.)後に、機動隊を率いていた佐々淳行が茶化していたけど、菅直人は武闘派の学生じゃなかった。第五列や第六列といった後方に隠れ、逃げ足だけは早い卑劣漢であったから、障碍者にならず、弁理士になれたのだ。菅は「市民運動」とやらに邁進したが、その根底には松下圭一(法政大学教授)のドス黒い政治思想が流れていた。

Sakamoto 943
(左 / 坂本龍一)
  「元左翼」というのは藝能界 にも潜んでいる。例えば、都立新宿高校で左翼運動に熱心だった故・坂本龍一は、東京芸大に進んでYMOを結成したが、高校時代は左翼生徒であった。1980年代、シンセサイザーを演奏する坂本氏は、大量の電気を浪費するが、一向に気にする様子はなかった。「エコロジー」なんて頭の片隅にも無かったはずだ。当時は一風堂の土屋昌巳と同じで、「JAPAN」のデイヴィッド・シルヴィアンに憧れたのか、お化粧の方に夢中だった。

  ちなみに、同校で運動に加わっていたのは、坂本氏の先輩で、後に安倍内閣で官房長官となる塩崎恭久だ。塩崎と坂本の二人は、機動隊が入る前の安田講堂に足を運んだそうで、中にいた全共闘の学生らと話すことが出来たという。なるほど、生徒会長になった不良生徒(塩崎氏)が、荒れ狂う東大に赴いて、「自由」や「個性」を学んだというわけだ。さすが、二年生を率いて校長室を占拠する生徒会長は、ひと味もふた味も違っている。

Shiozaki 001
(左 / 塩崎恭久 )
 大臣を経験した塩崎氏は、議員を引退すると地元の愛媛で里親の支援をしているそうだが、自身の「転向」をどう思っているのか? だいたい、高校生の時からバリケード封鎖をしていた不良生徒が、政界に入って厚労大臣となり、不憫な子供に“温かい家庭”を斡旋するんだから、機敏なカメレオンだってビックリだ。息子の塩崎彰久はオヤジの地盤を引き継ぎ、今では自民党の代議士で、厚生労働政務官となっている。ホント、岸田文雄に林芳正、河野太郎、小渕優子、小泉進次郎といい、永田町にはボンクラの世襲議員がゾロゾロいる。一般国民というのは、自分の投票で子や孫の将来を台無しにしているが、その自覚が無いところに真の悲哀がある。

  演出家のテリー伊藤も、日本大学で学生運動に勤しんだ一人である。ただ、機動隊との衝突で一生涯の障碍を背負ったから悲惨だ。彼が機動隊から逃れる時、後ろに居た誰かが石を投げたという。不幸にも、その石が偶然、彼の左目に当たってしまい、伊藤氏は斜視になってしまった。藤竜也みたいに、同大学の芸術学部に入って映画界にスカウトされる方が、よっぽどマシである。下らない大学をさっさと辞めて、大好きなスポーツ・カーを買った方が遙かに健全だ。真田広之も日大の学生だったが、左翼分子にはならず、役者の世界に入った。二枚目俳優だから当然だけど、デビューして直ぐに『忍者武芸帖 百地三太夫』の主役なんだから凄い。(筆者も劇場で観たけど、真田氏の出演作品の中では一番いい。現在、彼はハリウッドの『Mortal Kombat』や『Shogun将軍』に抜擢され、ステレオタイプの「日本人」を演じているが、昔の方が良かった。)

  NHKの贔屓を得た小説家の高橋源一郎も、横浜国大で暴れ回ったうちの一人だ。彼は学生運動で逮捕されたり拘留されたりと、散々な青春時代を送っていたが、後に小説を書いて有名人となった。拘置所では“沈黙”を貫いたそうで、朝八時から夜の八時まで、12時間もずっと下を向いて黙っていたというから、ある意味“真面目な奴”だ。でも、取り調べの後に独房入りだから、正常な精神状態ではなかったはずだ。実際、一種の失語症に罹ったみたいで、喋るときの発音が難しくなったそうである。大学を除籍になり、筋肉労働者になっても、小説家になれたんだから良かったじゃないか。しかも、明治学院大学で教授になれたし、無事退職したことで“オマケ”として附いてくる「名誉教授」にみなれた。しかし、国際学部の学生はどんな気持ちで彼の授業を受けていたのか?

ポルシェに乗っていた左翼学生

  大学で暴れていた一般の左翼学生というのは、一種の“お遊び”に興じていた不真面目な人々で、内心では政府転覆など考えてもいなかった。要するに、みんなでワッショイ、ワッショイ、と騒いでいると、何となく自分が日本全体を動かしているように思えたのである。令和の大学生が聞けばシラけてしまうが、全共闘に共鳴するアホな学生は、「チェ・ゲバラに倣え、我らも社会主義革命を!」とか、「差別の元兇たる天皇制を打倒せよ!」、「ベトナムを侵掠する米帝國に反対!」「在日米軍基地を許すな!」と本気(?)で叫んでいた。

  筆者が高校生の時、御茶ノ水駅附近にある楽器店でギターを買ったことがある。そのついでに神田の三省堂に立ち寄ろうとしたが、途中で目にした明治大学の風景のせいで気分が悪くなった。入り口や塀には汚い看板がズラリと並んでおり、殴り書きの文字(日本や米国を呪う罵倒のスローガン)が踊っているように見えた。当時、筆者は看板を眺めながら、「アルフォンス・ミーシャ(Alfons Maria Mucha)のようなアール・ヌーヴォー風じゃなくてもいいから、もっと美しい文字で綺麗なイラストを附ければいいのに・・・。」と思ったものである。しかし、怨念に凝り固まった学生には、美術的センスは皆無だ。どいつもこいつも紅衛兵みたいな奴らばかり。「安保反対」を掲げながら「国防軍の創設」を主張しない学生は、一体どんな頭をしているのか? 左翼学生というのも呑気なもので、フォーク・ギターを片手に、ボブ・ディランやジョン・レノンの歌を奏でて喜んでいる。一方、ノンポリの学生達は酒を飲みながら、共産主義の幻想に酔いしれていた。

student riots 1970sStudent riots in Paris 2134
(左 : 学園闘争に熱中する日本の大学生 / 右 : パリで抗議行動に没頭するフランスの大学生)

  ゲバ棒を振るう学生達も甘えん坊だ。自分たちは思いっきり火焔瓶を投げつけているくせに、いざ機動隊が反撃すると「暴力反対!」と叫ぶ。彼らは警察官が決して発砲しないことを確信していたから、安心して角材を振り回していた。国家に刃向かっても、“国家権力(暴力装置)”は決して民衆を射殺しない、と信じ切っている。支那大陸で北京政府に反抗したら、即座に“皆殺し”か戦車で轢き殺されるのがオチだ。北朝鮮なら学生全員が逮捕され、どこかの広場で公開処刑だろう。もしかすると、あっさりとした銃殺じゃなく、「てるてる坊主」みたいに軒先で縛り首だったりして。場合によっては、牢獄で餓死とか。

  まぁ、みんなと一緒に「武力闘争」をしているうちは、危険なようで気楽である。ところが、いざ卒業が目の前にチラつくと大変だ。おちゃらけ学生は急に“現実”が怖くなる。長髪でジーンズ姿の青年も、就職面談となれば、長い髪を切って清潔感を出すしかない。彼らは親に買ってもらった背広を着込み、真剣な面持ちで会社に赴く。面接で過去を詮索されないか、とヒヤヒヤする青年は、慎重に言葉を選びながら答える。でも、過去がバレて不合格になれば意気銷沈だ。もし、晴れて合格となれば「ああ良かった!」と胸をなで下ろす。

  在学中に勉強しなかった学生は、どうしたものかと思い悩んだ。でも、「体育会系」を前面に出してアピールすれば何とかなった。「一生懸命頑張ります!」と言えば鉄鋼メーカーに入れることもあったし、営業部では忍耐と体力が重要だ。理系の学生ならもっと有利で、金属プレス加工や化学製品のメーカー、あるいは精密部品の製造企業に受け容れられたりする。ちょっとコネがあれば総合商社に入れたし、テレビ局や新聞社、出版社は「ゴキブリ・ホイホイ」みたいな受け容れ先だった。元々労働組合やリベラル知識人が強いから、“学生運動の落ちこぼれ”でもOK。上司にも「左翼シンパ」や「左翼崩れ」がウヨウヨ居るから大丈夫。読売のナベツネだって元左翼(共産主義者)じゃないか。

  東京大学や早稲田大学、日本大学、法政大学などで左翼運動に係わっていた連中は、どこから“資金”を得ていたのか判らないが、上層部の学生には“とんでもない奴”が紛れていた。例えば、早稲田大学の荒岱介(あら・たいすけ)は飛び抜けている。彼は1965年に法学部に入るが、1968年に除籍となっていた。荒氏は「社学(社会主義学生同盟)」の委員長や「全国学生対策部長」に就任した人物で、東大安田講堂の闘争では兇器準備結集罪で指名手配を受けていた。彼は1969年4月に逮捕され、裁判に掛けられて有罪判決を受ける。刑務所には三年間服役し、1977年に出所したそうだ。塀の中に入る人間というのは“懲りない面名”なのか、荒氏は人生で七回も逮捕されたという。ちなみに、府中刑務所では民族派右翼の野村秋介(のむら・しゅうすけ)と一緒だった。

  学生運動を知らない世代は、マスコミのプロパガンダ記事に騙され、純粋で真剣な学生が腐敗した政府に反抗したと思っている。だが、教室を占領した連中なんて、ほとんどが“チンピラ左翼”か“俗物”でしかない。令和の大学生が驚いてしまうのは、荒氏が「ポルシェ」に乗っていたことだ。彼は世間の倫理道徳や組織上層部の説教が嫌いで、自らの欲望を満たすことに何の躊躇(ためら)いも無かった。荒氏は言う。

 ・・・そういうこと(道徳主義)に若者を縛り、革命的規律という名の下に、好きなことをさせない、何を買っちゃいけないとか言って、市民社会からかけ離れていくということを、俺は突破したくてね。当然、若者がBMWに乗りたいというのもいいわけじゃない。・・・俺は文化に出あいたかったんだよ。自動車はドイツ生まれで、ポルシェで言えばフェルナンド・ポルシェが作った文化である。そういう文化を知りたい、乗って味わいたいと思った。そんなの当たり前だと思う。(宮崎学『叛乱者グラフィティ』朝日新聞社、2002年、pp.84-85.)

  平成の緊縮財政で貧しい生活を“当然”と考えるようになった学生からすれば、「いった、どんな奴なんだ?」と思ってしまうだろう。しかし、1950年代から70年代までの日本だと、意外にも高額所得者の子供で左翼になる者が少なくなかった。(「元左翼財界人」に関しては別の機会で紹介したい。) チェ・ゲバラに憧れ、ベトナム戦争に反対し、人民解放のために革命を目指す荒氏であったが、段々とレーニン主義者や新左翼に懐疑的となったそうだ。彼は1990年代になると従来の思想を棄ててしまい、今度は「エコ左翼」というか、世田谷か吉祥寺に棲息する「環境革命家」へと転向する。荒氏によれば、左翼闘争はゲバ棒から火炎瓶、さらに重火器から爆弾へとエスカレートするので、世間との隔たりが大きくなってしまうという。彼は次のように述べた。

  まぁ、現実との関係においては、現実に理論が接近するんじゃなくて、現実に理論が接近できなくなってしまって、あるべき姿の方向に現実を接近させろというふうにますますなっていったんだよ。(上掲書、p.88)

  つまり、左翼学生がどんな理想を語りかけようが、世間の人々は振り向かず、むしろ軽蔑の眼差しで“距離を取る”という訳だ。確かに、1970年代の新左翼運動の頃から、一般の大学生には、ある種の“変化”が訪れていた。安保闘争の世代は、Tシャツにジーンズといった薄汚い格好であったが、新世代の学生は、米国のアイビィー・ルックを真似て、紺色のブレザーにネクタイを締めていた。街を歩くと、身綺麗な若者が、「VAN」のロゴが印刷された紙袋を手に提げ、友人や恋人と楽しそうに話している。こんな光景を目にした若者からすれば、新宿や代々木でマルクス理論を語るなんて野暮天だろう。恋人と一緒に銀座へ赴き、ウィンドー・ショッピングを堪能する方がいい。ウッドストックでのヒッピー姿なら分かるけど、麻布や目黒、あるいは新橋や神楽坂で、日本人がヒッピー・スタイルを真似ても、それは滑稽でしかない。

Ivy Look in America 2143Ivy style Americans 662
(左 : 東部の有名大学に通うエリート学生 / 右 : アイヴィー・スタイルのアメリカ人 )

  高級ブランドのVANで身を包んだお坊ちゃん達は、早稲田や法政の田舎者とは違っていた。美形の女子学生と一緒に喫茶店に入り、ジャズでも聴いている方が“格好良く”思えたのだ。一世を風靡したVAN-JAC社は、1978年(昭和53年)に営業不振で潰れてしまうが、1980年代の大学生は、もう学生運動には戻らなくなっていた。好景気は青年の精神を変えてしまうものだ。この世代は小難しい哲学議論より、ショット・バーに通って仲間と談笑したり、人気のディスコで踊り明かす方をキャンパスライフと考える。デートになればスポーツカーを用意し、女の子を乗せて軽井沢に直行だ。苗場のスキー場に赴けば、ロマンティックな夜で意中の女性を口説こうとする。「ブハーリン」と聞いても、「それ、ロシアのウィスキー?」と尋ねる世代に、共産主義革命なんて無理だろう。

  それでも、学生運動が忘れられない世代は、財界やマスコミ界で息を潜め、嘗ての仲間や後輩の左翼学生を支援する。朝日新聞と連携するテレビ朝日などは、『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を得た猪瀬直樹を持て囃し、「朝まで生テレビ」や「ビートたけしのTVタックル」に招いていた。当時の一般視聴者は猪瀬氏の過去や素性を知らず、『昭和16年夏の敗戦』を書いた著者とか、道路公団を批判する反骨の知識人、と思っていた。(『国民新聞』の読者は違うけど。)

Inose Naoki 823(左 / 猪瀬直樹)
  東京都の副知事から都知事に登り詰めた猪瀬氏は、作家になる前に、信州大学の全共闘議長を務めていた。闘争は1969年6月、文学部のバリケード封鎖から始まったというが、猪瀬氏は全共闘の主力部隊を率いていたそうである。しかし、学生運動には国家を根本的に変える中身が無かった。口先だけの学生達は、単なる観念論じゃだ。動物園で飼われているナマケモノが、「百獣の王」を気取っているようなものだ。職員から餌をもらっているシマシウマに、弱肉強食のジャングルなど解らない。学生運動にのめり込んでいた猪瀬氏も、何となく「世間の風」という“壁”に気づいていたのだろう。

  ある時、彼は国際反戦デーや佐藤栄作首相の訪米阻止のために上京するが、そこで目にした光景は彼の人生を変えるものであった。東京にやって来た猪瀬氏は、新宿の裏通りでコーラを買おうとしたそうだ。そこで、猪瀬氏は表通りから裏通りに足を運んだわけだが、迷い込んだ場所にはパチンコ屋があって、軍艦マーチが流れていたという。突然、猪瀬は通りを一つ隔てただけで“別の世界”があることに気づく。彼は当時を回想し、次のように述べていた。

 そこには日常性があるわけですよ。そのころから、学生運動はこんなものだな、という自覚はあった。学生運動で世界が変わるなんて思っていなかった。日常性の連続がふつうの生活なんです。そして日常性から日本の近代やナショナリズムをもう一度とらえなおさないといけにないと思った。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』、p.145.)

  猪瀬氏によれば、1960年代の学生運動は、69年の佐藤訪米阻止闘争で終わったそうである。(上掲書、p.144.) 「あの時点で九割の人は学生運動を止めた」というから、岩波書店の『世界』や『朝日ジャーナル』で活躍していた左翼知識人は、闘争時代の「残滓」なのかも知れない。猪瀬氏は信州大学を卒業後、東京の出版社に勤め、そこの給料で大学院への資金を貯めるにしたそうだ。

  まぁ、左翼組織が強い明治大の大学院だから、心からの“転向”は無かったと思うが、『週刊ポスト』に連載を持ったり、実際の政治に係われば、イヤでも“現実の世界”が判ってくる。学生時代には“綺麗事”を並べていればそれで良かったが、実際の仕事になれば汚いことだって進んでやるしかない。代表作の『ミカドの肖像』だって、“ネタ本隠し”があったそうで、元ネタは早川和廣の『堤義明 悪の帝王学』や草野洋の『西武商法 悪の構図』であったという。たぶん、“パクリ本”とバレるのが恥ずかしかったのか、猪瀬氏は引用先の出典を挙げていなかった。でも、佐野眞一がそれを暴露したから万事休す。『ミカドの肖像』を作成するに当たって、ノンフィクション作家の池田房雄とジャーナリストの岩瀬達哉が協力したそうだ。この二人がネタになりそうな題材とデータ集めに奮闘したそうで、猪瀬氏は触れられたくない過去の暴露に怒っていた。

  最近、国会議員の裏金問題化や悪徳知事の横暴が話題となっているが、そもそも日本人にはデモクラシーなんて“体質”に合わない。選んでいる国民が、選んだ政治家を嫌っているんだから本末転倒である。例えば、愛知県の大村秀章知事は、衆議院で出世の見込みがないと分かった鞍替え組で、津田大介に理解を示すなんちゃって左翼。静岡県の川勝平太知事は、支那人と昵懇で国益の売却者だ。しかも、大学教授の時からパワーハラスメントの常習者ときている。徳島県知事に鞍替えした後藤田正純は、“下半身検査”で不合格となった不適格議員。2000年から2022年まで、ずっと再選を果たしてきたのに、なぜか一度も大臣になれず、衆議院に見切りをつけての知事選だった。

  赤く染まった北海道は、反日や共産主義者の産地となっている。知事の鈴木直道は北海道出身じゃないけど、支那人に国土を明け渡す売国奴。有名な「夕張リゾート」は2017年、支那企業の「元大(げんだい)リアルエステート」に“たった2億円”で売却されてしまい、2019年になると、この支那企業が香港系のファンドに15億円で転売だ。本当に酷いけど、これが現実の北海道である。二階俊博に可愛がられるくらいだから、鈴木知事がどんな人物なのか、誰にでも分かるだろう。

  今、東京15区の補欠選挙が世間の注目を集めているが、世論調査で首位に立っているのは、共産党の支援を受けた立憲民主党の酒井菜摘(さかい・なつみ)である。二番手は日本維新の金澤結衣(かなざわ・ゆい)で、日本保守党の飯山陽(いいやま・あかり)は、地元民からの知名度を得るだけで精一杯。もし江東区民が正常なら、飯山氏がトップに立っているはずだけど、地元民は「この人誰?」といった反応だ。

飯山あかり00213(左 / 飯山陽)
  飯山氏は移民流入の深刻さを解っているので、平穏な暮らしを望む庶民からすれば、彼女が最も相応しい国会議員となるはず。だが、一般国民は左翼教育のせいで健全な判断能力を持たない。普段は常識的な人でも、政治となれば、ちょっと左寄りとなってしまい、無意識のリベラル派で候補者を選ぶ。左翼教育の影は長く、薄くなったように思えても、人々の脊髄に残っている。我が子や地元の将来を大切にする庶民が、知名度だけで左翼分子に投票し、自ら「故郷の破壊者」となってしまうんだから、本当に憐れだ。せめて自民党支持者の七割くらいが飯山氏に投票するのであれば、まだ救いがある。しかし、左巻きにされた国民が正常な判断を下すとは思えない。乙武候補がコケたことくらいが救いである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/296.html#c76

コメント [近代史4] 若い人は何故そんなに簡単にアホ理論に洗脳されるのか? _ 精神病の感染 フォリ・ア・ドゥ 中川隆
6. 中川隆[-10881] koaQ7Jey 2024年4月16日 17:23:01 : HONZEEU5Kw : cVFmQW5SS1dDU2s=[3]
<■366行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2024年04月16日
飯山陽が劣勢な理由 / 左翼の長い影
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html

日本の若者は国家意識を無くした

student riots in Japan 213Japan in 1980s
(左 : 全共闘に精を出す大学生 / 右 : 80年代のバブル景気に浮かれた日本人)

  日本の政治が混迷し、没落の一途を辿っているのは、日本人にデモクラシーが適していないからだ。そもそも、民衆が代議士を選ぶことじたいが間違っている。「政治は武士の役割」というのが日本の國體(constitution)だ。幼い頃から忠君愛国を叩き込まれた武士と、目先の利益だけを追求し、受験勉強が唯一の苦労というのが平民の子供だから、才幹と気概の点で後者は比べものにならない。

  しかも、昭和の教育が劣悪で、敗戦となるや、共産主義者と反日主義者が大繁殖。日本の政治を“左傾化”させ、“鬱血状態”や“没落の悪循環”に導いたのは、何も占領軍だけのせいじゃない。アメリカ軍の“威光”を利用して出世を謀った「敗戦利得者」や学生運動で“有頂天”になった「アンファン・テリブル(enfant terrible)」*にも原因がある。(*「他人に迷惑を掛けても平気なガキども」という意味。) 歐米諸国と同じく、我が国も「高学歴社会」となっているから、政治家や官僚、企業経営者、地方公務員、ホワイトカラーの専門職、研究所や工場の技術者などは、程度の差こそあれ、「大卒者」で占められている。となれば、大学教師は未成年の精神構造に大きな影響を与える立場にあるはず。日本人の精神がどこか異常で、奇妙なくらいに歪曲しているのは、小学校から大学に至るまで、左翼陣営の「非国民化イデオロギー」が浸透しているからだ。

  日本の先を歩く米国では、幼稚園から大学までリベラル派の独擅場となっている。以前、ブルックリン・カレッジのミシェル・ランバート(Mitchell Langbert)准教授と、ヘテロドックス・アカデミー(Heterodox Academy)研究所のショーン・スティーヴンス(Sean Stevens)所長が大学教員に関する調査を行ったことがある。彼らが実施した教員の政治意識調査によれば、民衆党支持者が共和党支持者を大きく上回っており、約「9対1」の割合であることが判った。(Christian Schneider, 'Democratic professors outnumber Republican ones by 9 to 1 ratio, according to new data', The College Fix, January 22, 2020.)ランバート氏とスティーヴンス氏は、政党に登録している1万2千372名をサンプルにして大学教授の政治指向を調査したが、驚くことに、そのうちの48.4%が民衆党員であり、共和党員はたったの5.7%しかなかった。これが一般国民だと違っており、29%が民衆党員で、26%が共和党員となっている。この調査では、政治献金についても質問がなされており、民衆党の候補者に献金した教授と共和党の候補者に献金した教授の比率は、「95対1」であったというから、まさしく目眩がする数字だ。

  たぶん、日本でも状況は似たり寄ったりだろう。国立や私立の区別はなく、ほとんどがプロ左翼かピンク・リベラルとなっている。今では「遠い昔の出来事」となっているが、1960年代から70年代にかけての大学は、左翼分子の特殊部落であった。文学部や法学部、教育学部、史学部などはもちろんのこと、自然科学を専攻する学生でも、全学連や全共闘に加わって暴れ回っていた。明治から昭和の前半くらいまで、教師と学生との私的な交流というものがあったが、フランスの極左学生みたいな連中が増えたことで、日本の伝統はズタズタになってしまった。教授を皆の前で罵倒し、吊し上げることを喜んでやっていたんだから、支那の文化大革命と同じだ。

Jean-Pierr Duteuil 213343(左 / ジャン・ピエール・デュトゥール)
  1968年5月には悪名高きフランスの左翼暴動が起きたけど、日本でもこれに触発されたのか、左巻きの大学生がキャンパスで猿真似に興じていた。パリの5月暴動で学生の先頭に立っていたのは、札付きの“赤い三人衆”で、ドイツ生まれのアシュケナージ・ユダヤ人たるダニエル・コーン・ベンデット(Daniel Cohn-Bendit)、アルザス出身のユダヤ人であるアラン・ジェスマル(Alain Geismar)、そしてPSUに属していた社会主義者のジャック・ソヴァジョ(Jacques Sauvageot)であった。コーン・ベンデットの親友であったジャン・ピエール・デュトゥール(Jean-Pierr Duteuil)は、アナーキストのマルキスト。父親も筋金入りのマルキストであったから、親子代々の共産主義者だ。

Daniel Cohn Bendit 0324Alain Geismar 21334Jacques Sauvageot 324Oda Makoto 992
( 左 : ダニエル・コーン・ベンデット / アラン・ジェスマル / ジャック・ソヴァジョ / 右 : 小田実)

日本の左翼学生も様々で、ある者はマルクス・レーニン主義の心酔者。また、ある者はスターリンの独裁政治を批判し、志半ばで斃れたレオン・トロツキーを尊敬するクルクルパー。ユダヤ人の共産主義に馴染めない田舎者は、毛沢東主義者となって「アジアとの共存」を掲げていた。小田実(おだ・まこと)に感化された極左は、ベトナム戦争に反対し、観念論で「アジアとの連帯」を呼びかける始末。

Ooe Kemzaburo 324(左 / 大江健三郎)
  ちなみに、小林秀雄から「気味の小説は小説じゃない」と酷評にされた小説家の大江健三郎は、フランスの左翼やユダヤ人哲学者のサルトル(Jean-Pierr Sartre)に憧れていたのか、ナイト・クラブの酌婦の前では「僕、アルジェ生まれ」と嘯(うそぶ)いていた。一緒に居た阿川弘之は「何言ってやがんだ! お前は愛媛生まれじゃないか!」と腹を立てていたけど、遠藤周作は隣で笑っていたのかも。

  とにかく、呆れてしまうが、当時の左翼学生は“本気”なのか“ファッション”なのか、何が動機で学生運動に参加したのか判らない。だだ、60年安保闘争の世代と同じく、70年代に新左翼にのめり込むような連中は、カルト宗教の信者と変わりがなかった。ヘルメットをかぶり、ゲバ棒を持って機動隊に突っ込んだ連中は、まさしく人生を棒に振ってしまったし、逮捕された者は「前科者」となって、まともな就職先が見つからなかった。闘争の末に障碍者となった学生は、「後悔先に立たず」を実感する。しかし、上手く立ち回った連中は、藝能界やマスコミに潜り込んだ。法学部の学生は、仙谷由人のように法曹界を土俵とし、人権派弁護士になっていた。朝鮮人の支援者になる弁護士が多いのも、左翼教育の結果である。

Kan Naoto 8243(左 / 菅直人)
  「ズルカン」と呼ばれた菅直人は、東工大の暴力学生ではなかったが、日本への憎しみを“売り”にする「市民活動家」へと変貌していた。師匠の市川房枝からも「駄目な奴」と思われていたのに、マスコミの支援で我が国の総理大臣になれたんだから、永田町には悪魔と貧乏神が混在しているんだろう。だいたい、民主党の「サポーター」には国籍条件が無かったから、在日朝鮮人が「サポーター」になっていてもおかしくはなかった。

  菅直人はあるインタビューで自分の過去を偽っていた。「暴力では社会は変えられない。私はもともと、社会の矛盾をひとつひとつ解決していくという改革派なんです。そういう意味では、いまに至るまで挫折感はない」*と語っていたが、単に“卑怯者”だから仲間を見捨てただけだろう。 (*註 / 臼井敏男『叛逆の時を生きて』朝日新聞出版、2010年, p.197.)後に、機動隊を率いていた佐々淳行が茶化していたけど、菅直人は武闘派の学生じゃなかった。第五列や第六列といった後方に隠れ、逃げ足だけは早い卑劣漢であったから、障碍者にならず、弁理士になれたのだ。菅は「市民運動」とやらに邁進したが、その根底には松下圭一(法政大学教授)のドス黒い政治思想が流れていた。

Sakamoto 943
(左 / 坂本龍一)
  「元左翼」というのは藝能界 にも潜んでいる。例えば、都立新宿高校で左翼運動に熱心だった故・坂本龍一は、東京芸大に進んでYMOを結成したが、高校時代は左翼生徒であった。1980年代、シンセサイザーを演奏する坂本氏は、大量の電気を浪費するが、一向に気にする様子はなかった。「エコロジー」なんて頭の片隅にも無かったはずだ。当時は一風堂の土屋昌巳と同じで、「JAPAN」のデイヴィッド・シルヴィアンに憧れたのか、お化粧の方に夢中だった。

  ちなみに、同校で運動に加わっていたのは、坂本氏の先輩で、後に安倍内閣で官房長官となる塩崎恭久だ。塩崎と坂本の二人は、機動隊が入る前の安田講堂に足を運んだそうで、中にいた全共闘の学生らと話すことが出来たという。なるほど、生徒会長になった不良生徒(塩崎氏)が、荒れ狂う東大に赴いて、「自由」や「個性」を学んだというわけだ。さすが、二年生を率いて校長室を占拠する生徒会長は、ひと味もふた味も違っている。

Shiozaki 001
(左 / 塩崎恭久 )
 大臣を経験した塩崎氏は、議員を引退すると地元の愛媛で里親の支援をしているそうだが、自身の「転向」をどう思っているのか? だいたい、高校生の時からバリケード封鎖をしていた不良生徒が、政界に入って厚労大臣となり、不憫な子供に“温かい家庭”を斡旋するんだから、機敏なカメレオンだってビックリだ。息子の塩崎彰久はオヤジの地盤を引き継ぎ、今では自民党の代議士で、厚生労働政務官となっている。ホント、岸田文雄に林芳正、河野太郎、小渕優子、小泉進次郎といい、永田町にはボンクラの世襲議員がゾロゾロいる。一般国民というのは、自分の投票で子や孫の将来を台無しにしているが、その自覚が無いところに真の悲哀がある。

  演出家のテリー伊藤も、日本大学で学生運動に勤しんだ一人である。ただ、機動隊との衝突で一生涯の障碍を背負ったから悲惨だ。彼が機動隊から逃れる時、後ろに居た誰かが石を投げたという。不幸にも、その石が偶然、彼の左目に当たってしまい、伊藤氏は斜視になってしまった。藤竜也みたいに、同大学の芸術学部に入って映画界にスカウトされる方が、よっぽどマシである。下らない大学をさっさと辞めて、大好きなスポーツ・カーを買った方が遙かに健全だ。真田広之も日大の学生だったが、左翼分子にはならず、役者の世界に入った。二枚目俳優だから当然だけど、デビューして直ぐに『忍者武芸帖 百地三太夫』の主役なんだから凄い。(筆者も劇場で観たけど、真田氏の出演作品の中では一番いい。現在、彼はハリウッドの『Mortal Kombat』や『Shogun将軍』に抜擢され、ステレオタイプの「日本人」を演じているが、昔の方が良かった。)

  NHKの贔屓を得た小説家の高橋源一郎も、横浜国大で暴れ回ったうちの一人だ。彼は学生運動で逮捕されたり拘留されたりと、散々な青春時代を送っていたが、後に小説を書いて有名人となった。拘置所では“沈黙”を貫いたそうで、朝八時から夜の八時まで、12時間もずっと下を向いて黙っていたというから、ある意味“真面目な奴”だ。でも、取り調べの後に独房入りだから、正常な精神状態ではなかったはずだ。実際、一種の失語症に罹ったみたいで、喋るときの発音が難しくなったそうである。大学を除籍になり、筋肉労働者になっても、小説家になれたんだから良かったじゃないか。しかも、明治学院大学で教授になれたし、無事退職したことで“オマケ”として附いてくる「名誉教授」にみなれた。しかし、国際学部の学生はどんな気持ちで彼の授業を受けていたのか?

ポルシェに乗っていた左翼学生

  大学で暴れていた一般の左翼学生というのは、一種の“お遊び”に興じていた不真面目な人々で、内心では政府転覆など考えてもいなかった。要するに、みんなでワッショイ、ワッショイ、と騒いでいると、何となく自分が日本全体を動かしているように思えたのである。令和の大学生が聞けばシラけてしまうが、全共闘に共鳴するアホな学生は、「チェ・ゲバラに倣え、我らも社会主義革命を!」とか、「差別の元兇たる天皇制を打倒せよ!」、「ベトナムを侵掠する米帝國に反対!」「在日米軍基地を許すな!」と本気(?)で叫んでいた。

  筆者が高校生の時、御茶ノ水駅附近にある楽器店でギターを買ったことがある。そのついでに神田の三省堂に立ち寄ろうとしたが、途中で目にした明治大学の風景のせいで気分が悪くなった。入り口や塀には汚い看板がズラリと並んでおり、殴り書きの文字(日本や米国を呪う罵倒のスローガン)が踊っているように見えた。当時、筆者は看板を眺めながら、「アルフォンス・ミーシャ(Alfons Maria Mucha)のようなアール・ヌーヴォー風じゃなくてもいいから、もっと美しい文字で綺麗なイラストを附ければいいのに・・・。」と思ったものである。しかし、怨念に凝り固まった学生には、美術的センスは皆無だ。どいつもこいつも紅衛兵みたいな奴らばかり。「安保反対」を掲げながら「国防軍の創設」を主張しない学生は、一体どんな頭をしているのか? 左翼学生というのも呑気なもので、フォーク・ギターを片手に、ボブ・ディランやジョン・レノンの歌を奏でて喜んでいる。一方、ノンポリの学生達は酒を飲みながら、共産主義の幻想に酔いしれていた。

student riots 1970sStudent riots in Paris 2134
(左 : 学園闘争に熱中する日本の大学生 / 右 : パリで抗議行動に没頭するフランスの大学生)

  ゲバ棒を振るう学生達も甘えん坊だ。自分たちは思いっきり火焔瓶を投げつけているくせに、いざ機動隊が反撃すると「暴力反対!」と叫ぶ。彼らは警察官が決して発砲しないことを確信していたから、安心して角材を振り回していた。国家に刃向かっても、“国家権力(暴力装置)”は決して民衆を射殺しない、と信じ切っている。支那大陸で北京政府に反抗したら、即座に“皆殺し”か戦車で轢き殺されるのがオチだ。北朝鮮なら学生全員が逮捕され、どこかの広場で公開処刑だろう。もしかすると、あっさりとした銃殺じゃなく、「てるてる坊主」みたいに軒先で縛り首だったりして。場合によっては、牢獄で餓死とか。

  まぁ、みんなと一緒に「武力闘争」をしているうちは、危険なようで気楽である。ところが、いざ卒業が目の前にチラつくと大変だ。おちゃらけ学生は急に“現実”が怖くなる。長髪でジーンズ姿の青年も、就職面談となれば、長い髪を切って清潔感を出すしかない。彼らは親に買ってもらった背広を着込み、真剣な面持ちで会社に赴く。面接で過去を詮索されないか、とヒヤヒヤする青年は、慎重に言葉を選びながら答える。でも、過去がバレて不合格になれば意気銷沈だ。もし、晴れて合格となれば「ああ良かった!」と胸をなで下ろす。

  在学中に勉強しなかった学生は、どうしたものかと思い悩んだ。でも、「体育会系」を前面に出してアピールすれば何とかなった。「一生懸命頑張ります!」と言えば鉄鋼メーカーに入れることもあったし、営業部では忍耐と体力が重要だ。理系の学生ならもっと有利で、金属プレス加工や化学製品のメーカー、あるいは精密部品の製造企業に受け容れられたりする。ちょっとコネがあれば総合商社に入れたし、テレビ局や新聞社、出版社は「ゴキブリ・ホイホイ」みたいな受け容れ先だった。元々労働組合やリベラル知識人が強いから、“学生運動の落ちこぼれ”でもOK。上司にも「左翼シンパ」や「左翼崩れ」がウヨウヨ居るから大丈夫。読売のナベツネだって元左翼(共産主義者)じゃないか。

  東京大学や早稲田大学、日本大学、法政大学などで左翼運動に係わっていた連中は、どこから“資金”を得ていたのか判らないが、上層部の学生には“とんでもない奴”が紛れていた。例えば、早稲田大学の荒岱介(あら・たいすけ)は飛び抜けている。彼は1965年に法学部に入るが、1968年に除籍となっていた。荒氏は「社学(社会主義学生同盟)」の委員長や「全国学生対策部長」に就任した人物で、東大安田講堂の闘争では兇器準備結集罪で指名手配を受けていた。彼は1969年4月に逮捕され、裁判に掛けられて有罪判決を受ける。刑務所には三年間服役し、1977年に出所したそうだ。塀の中に入る人間というのは“懲りない面名”なのか、荒氏は人生で七回も逮捕されたという。ちなみに、府中刑務所では民族派右翼の野村秋介(のむら・しゅうすけ)と一緒だった。

  学生運動を知らない世代は、マスコミのプロパガンダ記事に騙され、純粋で真剣な学生が腐敗した政府に反抗したと思っている。だが、教室を占領した連中なんて、ほとんどが“チンピラ左翼”か“俗物”でしかない。令和の大学生が驚いてしまうのは、荒氏が「ポルシェ」に乗っていたことだ。彼は世間の倫理道徳や組織上層部の説教が嫌いで、自らの欲望を満たすことに何の躊躇(ためら)いも無かった。荒氏は言う。

 ・・・そういうこと(道徳主義)に若者を縛り、革命的規律という名の下に、好きなことをさせない、何を買っちゃいけないとか言って、市民社会からかけ離れていくということを、俺は突破したくてね。当然、若者がBMWに乗りたいというのもいいわけじゃない。・・・俺は文化に出あいたかったんだよ。自動車はドイツ生まれで、ポルシェで言えばフェルナンド・ポルシェが作った文化である。そういう文化を知りたい、乗って味わいたいと思った。そんなの当たり前だと思う。(宮崎学『叛乱者グラフィティ』朝日新聞社、2002年、pp.84-85.)

  平成の緊縮財政で貧しい生活を“当然”と考えるようになった学生からすれば、「いった、どんな奴なんだ?」と思ってしまうだろう。しかし、1950年代から70年代までの日本だと、意外にも高額所得者の子供で左翼になる者が少なくなかった。(「元左翼財界人」に関しては別の機会で紹介したい。) チェ・ゲバラに憧れ、ベトナム戦争に反対し、人民解放のために革命を目指す荒氏であったが、段々とレーニン主義者や新左翼に懐疑的となったそうだ。彼は1990年代になると従来の思想を棄ててしまい、今度は「エコ左翼」というか、世田谷か吉祥寺に棲息する「環境革命家」へと転向する。荒氏によれば、左翼闘争はゲバ棒から火炎瓶、さらに重火器から爆弾へとエスカレートするので、世間との隔たりが大きくなってしまうという。彼は次のように述べた。

  まぁ、現実との関係においては、現実に理論が接近するんじゃなくて、現実に理論が接近できなくなってしまって、あるべき姿の方向に現実を接近させろというふうにますますなっていったんだよ。(上掲書、p.88)

  つまり、左翼学生がどんな理想を語りかけようが、世間の人々は振り向かず、むしろ軽蔑の眼差しで“距離を取る”という訳だ。確かに、1970年代の新左翼運動の頃から、一般の大学生には、ある種の“変化”が訪れていた。安保闘争の世代は、Tシャツにジーンズといった薄汚い格好であったが、新世代の学生は、米国のアイビィー・ルックを真似て、紺色のブレザーにネクタイを締めていた。街を歩くと、身綺麗な若者が、「VAN」のロゴが印刷された紙袋を手に提げ、友人や恋人と楽しそうに話している。こんな光景を目にした若者からすれば、新宿や代々木でマルクス理論を語るなんて野暮天だろう。恋人と一緒に銀座へ赴き、ウィンドー・ショッピングを堪能する方がいい。ウッドストックでのヒッピー姿なら分かるけど、麻布や目黒、あるいは新橋や神楽坂で、日本人がヒッピー・スタイルを真似ても、それは滑稽でしかない。

Ivy Look in America 2143Ivy style Americans 662
(左 : 東部の有名大学に通うエリート学生 / 右 : アイヴィー・スタイルのアメリカ人 )

  高級ブランドのVANで身を包んだお坊ちゃん達は、早稲田や法政の田舎者とは違っていた。美形の女子学生と一緒に喫茶店に入り、ジャズでも聴いている方が“格好良く”思えたのだ。一世を風靡したVAN-JAC社は、1978年(昭和53年)に営業不振で潰れてしまうが、1980年代の大学生は、もう学生運動には戻らなくなっていた。好景気は青年の精神を変えてしまうものだ。この世代は小難しい哲学議論より、ショット・バーに通って仲間と談笑したり、人気のディスコで踊り明かす方をキャンパスライフと考える。デートになればスポーツカーを用意し、女の子を乗せて軽井沢に直行だ。苗場のスキー場に赴けば、ロマンティックな夜で意中の女性を口説こうとする。「ブハーリン」と聞いても、「それ、ロシアのウィスキー?」と尋ねる世代に、共産主義革命なんて無理だろう。

  それでも、学生運動が忘れられない世代は、財界やマスコミ界で息を潜め、嘗ての仲間や後輩の左翼学生を支援する。朝日新聞と連携するテレビ朝日などは、『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を得た猪瀬直樹を持て囃し、「朝まで生テレビ」や「ビートたけしのTVタックル」に招いていた。当時の一般視聴者は猪瀬氏の過去や素性を知らず、『昭和16年夏の敗戦』を書いた著者とか、道路公団を批判する反骨の知識人、と思っていた。(『国民新聞』の読者は違うけど。)

Inose Naoki 823(左 / 猪瀬直樹)
  東京都の副知事から都知事に登り詰めた猪瀬氏は、作家になる前に、信州大学の全共闘議長を務めていた。闘争は1969年6月、文学部のバリケード封鎖から始まったというが、猪瀬氏は全共闘の主力部隊を率いていたそうである。しかし、学生運動には国家を根本的に変える中身が無かった。口先だけの学生達は、単なる観念論じゃだ。動物園で飼われているナマケモノが、「百獣の王」を気取っているようなものだ。職員から餌をもらっているシマシウマに、弱肉強食のジャングルなど解らない。学生運動にのめり込んでいた猪瀬氏も、何となく「世間の風」という“壁”に気づいていたのだろう。

  ある時、彼は国際反戦デーや佐藤栄作首相の訪米阻止のために上京するが、そこで目にした光景は彼の人生を変えるものであった。東京にやって来た猪瀬氏は、新宿の裏通りでコーラを買おうとしたそうだ。そこで、猪瀬氏は表通りから裏通りに足を運んだわけだが、迷い込んだ場所にはパチンコ屋があって、軍艦マーチが流れていたという。突然、猪瀬は通りを一つ隔てただけで“別の世界”があることに気づく。彼は当時を回想し、次のように述べていた。

 そこには日常性があるわけですよ。そのころから、学生運動はこんなものだな、という自覚はあった。学生運動で世界が変わるなんて思っていなかった。日常性の連続がふつうの生活なんです。そして日常性から日本の近代やナショナリズムをもう一度とらえなおさないといけにないと思った。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』、p.145.)

  猪瀬氏によれば、1960年代の学生運動は、69年の佐藤訪米阻止闘争で終わったそうである。(上掲書、p.144.) 「あの時点で九割の人は学生運動を止めた」というから、岩波書店の『世界』や『朝日ジャーナル』で活躍していた左翼知識人は、闘争時代の「残滓」なのかも知れない。猪瀬氏は信州大学を卒業後、東京の出版社に勤め、そこの給料で大学院への資金を貯めるにしたそうだ。

  まぁ、左翼組織が強い明治大の大学院だから、心からの“転向”は無かったと思うが、『週刊ポスト』に連載を持ったり、実際の政治に係われば、イヤでも“現実の世界”が判ってくる。学生時代には“綺麗事”を並べていればそれで良かったが、実際の仕事になれば汚いことだって進んでやるしかない。代表作の『ミカドの肖像』だって、“ネタ本隠し”があったそうで、元ネタは早川和廣の『堤義明 悪の帝王学』や草野洋の『西武商法 悪の構図』であったという。たぶん、“パクリ本”とバレるのが恥ずかしかったのか、猪瀬氏は引用先の出典を挙げていなかった。でも、佐野眞一がそれを暴露したから万事休す。『ミカドの肖像』を作成するに当たって、ノンフィクション作家の池田房雄とジャーナリストの岩瀬達哉が協力したそうだ。この二人がネタになりそうな題材とデータ集めに奮闘したそうで、猪瀬氏は触れられたくない過去の暴露に怒っていた。

  最近、国会議員の裏金問題化や悪徳知事の横暴が話題となっているが、そもそも日本人にはデモクラシーなんて“体質”に合わない。選んでいる国民が、選んだ政治家を嫌っているんだから本末転倒である。例えば、愛知県の大村秀章知事は、衆議院で出世の見込みがないと分かった鞍替え組で、津田大介に理解を示すなんちゃって左翼。静岡県の川勝平太知事は、支那人と昵懇で国益の売却者だ。しかも、大学教授の時からパワーハラスメントの常習者ときている。徳島県知事に鞍替えした後藤田正純は、“下半身検査”で不合格となった不適格議員。2000年から2022年まで、ずっと再選を果たしてきたのに、なぜか一度も大臣になれず、衆議院に見切りをつけての知事選だった。

  赤く染まった北海道は、反日や共産主義者の産地となっている。知事の鈴木直道は北海道出身じゃないけど、支那人に国土を明け渡す売国奴。有名な「夕張リゾート」は2017年、支那企業の「元大(げんだい)リアルエステート」に“たった2億円”で売却されてしまい、2019年になると、この支那企業が香港系のファンドに15億円で転売だ。本当に酷いけど、これが現実の北海道である。二階俊博に可愛がられるくらいだから、鈴木知事がどんな人物なのか、誰にでも分かるだろう。

  今、東京15区の補欠選挙が世間の注目を集めているが、世論調査で首位に立っているのは、共産党の支援を受けた立憲民主党の酒井菜摘(さかい・なつみ)である。二番手は日本維新の金澤結衣(かなざわ・ゆい)で、日本保守党の飯山陽(いいやま・あかり)は、地元民からの知名度を得るだけで精一杯。もし江東区民が正常なら、飯山氏がトップに立っているはずだけど、地元民は「この人誰?」といった反応だ。

飯山あかり00213(左 / 飯山陽)
  飯山氏は移民流入の深刻さを解っているので、平穏な暮らしを望む庶民からすれば、彼女が最も相応しい国会議員となるはず。だが、一般国民は左翼教育のせいで健全な判断能力を持たない。普段は常識的な人でも、政治となれば、ちょっと左寄りとなってしまい、無意識のリベラル派で候補者を選ぶ。左翼教育の影は長く、薄くなったように思えても、人々の脊髄に残っている。我が子や地元の将来を大切にする庶民が、知名度だけで左翼分子に投票し、自ら「故郷の破壊者」となってしまうんだから、本当に憐れだ。せめて自民党支持者の七割くらいが飯山氏に投票するのであれば、まだ救いがある。しかし、左巻きにされた国民が正常な判断を下すとは思えない。乙武候補がコケたことくらいが救いである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/810.html#c6

コメント [近代史3] 不破哲三の正体 中川隆
12. 中川隆[-10880] koaQ7Jey 2024年4月16日 17:23:19 : HONZEEU5Kw : cVFmQW5SS1dDU2s=[4]
<■366行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2024年04月16日
飯山陽が劣勢な理由 / 左翼の長い影
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html

日本の若者は国家意識を無くした

student riots in Japan 213Japan in 1980s
(左 : 全共闘に精を出す大学生 / 右 : 80年代のバブル景気に浮かれた日本人)

  日本の政治が混迷し、没落の一途を辿っているのは、日本人にデモクラシーが適していないからだ。そもそも、民衆が代議士を選ぶことじたいが間違っている。「政治は武士の役割」というのが日本の國體(constitution)だ。幼い頃から忠君愛国を叩き込まれた武士と、目先の利益だけを追求し、受験勉強が唯一の苦労というのが平民の子供だから、才幹と気概の点で後者は比べものにならない。

  しかも、昭和の教育が劣悪で、敗戦となるや、共産主義者と反日主義者が大繁殖。日本の政治を“左傾化”させ、“鬱血状態”や“没落の悪循環”に導いたのは、何も占領軍だけのせいじゃない。アメリカ軍の“威光”を利用して出世を謀った「敗戦利得者」や学生運動で“有頂天”になった「アンファン・テリブル(enfant terrible)」*にも原因がある。(*「他人に迷惑を掛けても平気なガキども」という意味。) 歐米諸国と同じく、我が国も「高学歴社会」となっているから、政治家や官僚、企業経営者、地方公務員、ホワイトカラーの専門職、研究所や工場の技術者などは、程度の差こそあれ、「大卒者」で占められている。となれば、大学教師は未成年の精神構造に大きな影響を与える立場にあるはず。日本人の精神がどこか異常で、奇妙なくらいに歪曲しているのは、小学校から大学に至るまで、左翼陣営の「非国民化イデオロギー」が浸透しているからだ。

  日本の先を歩く米国では、幼稚園から大学までリベラル派の独擅場となっている。以前、ブルックリン・カレッジのミシェル・ランバート(Mitchell Langbert)准教授と、ヘテロドックス・アカデミー(Heterodox Academy)研究所のショーン・スティーヴンス(Sean Stevens)所長が大学教員に関する調査を行ったことがある。彼らが実施した教員の政治意識調査によれば、民衆党支持者が共和党支持者を大きく上回っており、約「9対1」の割合であることが判った。(Christian Schneider, 'Democratic professors outnumber Republican ones by 9 to 1 ratio, according to new data', The College Fix, January 22, 2020.)ランバート氏とスティーヴンス氏は、政党に登録している1万2千372名をサンプルにして大学教授の政治指向を調査したが、驚くことに、そのうちの48.4%が民衆党員であり、共和党員はたったの5.7%しかなかった。これが一般国民だと違っており、29%が民衆党員で、26%が共和党員となっている。この調査では、政治献金についても質問がなされており、民衆党の候補者に献金した教授と共和党の候補者に献金した教授の比率は、「95対1」であったというから、まさしく目眩がする数字だ。

  たぶん、日本でも状況は似たり寄ったりだろう。国立や私立の区別はなく、ほとんどがプロ左翼かピンク・リベラルとなっている。今では「遠い昔の出来事」となっているが、1960年代から70年代にかけての大学は、左翼分子の特殊部落であった。文学部や法学部、教育学部、史学部などはもちろんのこと、自然科学を専攻する学生でも、全学連や全共闘に加わって暴れ回っていた。明治から昭和の前半くらいまで、教師と学生との私的な交流というものがあったが、フランスの極左学生みたいな連中が増えたことで、日本の伝統はズタズタになってしまった。教授を皆の前で罵倒し、吊し上げることを喜んでやっていたんだから、支那の文化大革命と同じだ。

Jean-Pierr Duteuil 213343(左 / ジャン・ピエール・デュトゥール)
  1968年5月には悪名高きフランスの左翼暴動が起きたけど、日本でもこれに触発されたのか、左巻きの大学生がキャンパスで猿真似に興じていた。パリの5月暴動で学生の先頭に立っていたのは、札付きの“赤い三人衆”で、ドイツ生まれのアシュケナージ・ユダヤ人たるダニエル・コーン・ベンデット(Daniel Cohn-Bendit)、アルザス出身のユダヤ人であるアラン・ジェスマル(Alain Geismar)、そしてPSUに属していた社会主義者のジャック・ソヴァジョ(Jacques Sauvageot)であった。コーン・ベンデットの親友であったジャン・ピエール・デュトゥール(Jean-Pierr Duteuil)は、アナーキストのマルキスト。父親も筋金入りのマルキストであったから、親子代々の共産主義者だ。

Daniel Cohn Bendit 0324Alain Geismar 21334Jacques Sauvageot 324Oda Makoto 992
( 左 : ダニエル・コーン・ベンデット / アラン・ジェスマル / ジャック・ソヴァジョ / 右 : 小田実)

日本の左翼学生も様々で、ある者はマルクス・レーニン主義の心酔者。また、ある者はスターリンの独裁政治を批判し、志半ばで斃れたレオン・トロツキーを尊敬するクルクルパー。ユダヤ人の共産主義に馴染めない田舎者は、毛沢東主義者となって「アジアとの共存」を掲げていた。小田実(おだ・まこと)に感化された極左は、ベトナム戦争に反対し、観念論で「アジアとの連帯」を呼びかける始末。

Ooe Kemzaburo 324(左 / 大江健三郎)
  ちなみに、小林秀雄から「気味の小説は小説じゃない」と酷評にされた小説家の大江健三郎は、フランスの左翼やユダヤ人哲学者のサルトル(Jean-Pierr Sartre)に憧れていたのか、ナイト・クラブの酌婦の前では「僕、アルジェ生まれ」と嘯(うそぶ)いていた。一緒に居た阿川弘之は「何言ってやがんだ! お前は愛媛生まれじゃないか!」と腹を立てていたけど、遠藤周作は隣で笑っていたのかも。

  とにかく、呆れてしまうが、当時の左翼学生は“本気”なのか“ファッション”なのか、何が動機で学生運動に参加したのか判らない。だだ、60年安保闘争の世代と同じく、70年代に新左翼にのめり込むような連中は、カルト宗教の信者と変わりがなかった。ヘルメットをかぶり、ゲバ棒を持って機動隊に突っ込んだ連中は、まさしく人生を棒に振ってしまったし、逮捕された者は「前科者」となって、まともな就職先が見つからなかった。闘争の末に障碍者となった学生は、「後悔先に立たず」を実感する。しかし、上手く立ち回った連中は、藝能界やマスコミに潜り込んだ。法学部の学生は、仙谷由人のように法曹界を土俵とし、人権派弁護士になっていた。朝鮮人の支援者になる弁護士が多いのも、左翼教育の結果である。

Kan Naoto 8243(左 / 菅直人)
  「ズルカン」と呼ばれた菅直人は、東工大の暴力学生ではなかったが、日本への憎しみを“売り”にする「市民活動家」へと変貌していた。師匠の市川房枝からも「駄目な奴」と思われていたのに、マスコミの支援で我が国の総理大臣になれたんだから、永田町には悪魔と貧乏神が混在しているんだろう。だいたい、民主党の「サポーター」には国籍条件が無かったから、在日朝鮮人が「サポーター」になっていてもおかしくはなかった。

  菅直人はあるインタビューで自分の過去を偽っていた。「暴力では社会は変えられない。私はもともと、社会の矛盾をひとつひとつ解決していくという改革派なんです。そういう意味では、いまに至るまで挫折感はない」*と語っていたが、単に“卑怯者”だから仲間を見捨てただけだろう。 (*註 / 臼井敏男『叛逆の時を生きて』朝日新聞出版、2010年, p.197.)後に、機動隊を率いていた佐々淳行が茶化していたけど、菅直人は武闘派の学生じゃなかった。第五列や第六列といった後方に隠れ、逃げ足だけは早い卑劣漢であったから、障碍者にならず、弁理士になれたのだ。菅は「市民運動」とやらに邁進したが、その根底には松下圭一(法政大学教授)のドス黒い政治思想が流れていた。

Sakamoto 943
(左 / 坂本龍一)
  「元左翼」というのは藝能界 にも潜んでいる。例えば、都立新宿高校で左翼運動に熱心だった故・坂本龍一は、東京芸大に進んでYMOを結成したが、高校時代は左翼生徒であった。1980年代、シンセサイザーを演奏する坂本氏は、大量の電気を浪費するが、一向に気にする様子はなかった。「エコロジー」なんて頭の片隅にも無かったはずだ。当時は一風堂の土屋昌巳と同じで、「JAPAN」のデイヴィッド・シルヴィアンに憧れたのか、お化粧の方に夢中だった。

  ちなみに、同校で運動に加わっていたのは、坂本氏の先輩で、後に安倍内閣で官房長官となる塩崎恭久だ。塩崎と坂本の二人は、機動隊が入る前の安田講堂に足を運んだそうで、中にいた全共闘の学生らと話すことが出来たという。なるほど、生徒会長になった不良生徒(塩崎氏)が、荒れ狂う東大に赴いて、「自由」や「個性」を学んだというわけだ。さすが、二年生を率いて校長室を占拠する生徒会長は、ひと味もふた味も違っている。

Shiozaki 001
(左 / 塩崎恭久 )
 大臣を経験した塩崎氏は、議員を引退すると地元の愛媛で里親の支援をしているそうだが、自身の「転向」をどう思っているのか? だいたい、高校生の時からバリケード封鎖をしていた不良生徒が、政界に入って厚労大臣となり、不憫な子供に“温かい家庭”を斡旋するんだから、機敏なカメレオンだってビックリだ。息子の塩崎彰久はオヤジの地盤を引き継ぎ、今では自民党の代議士で、厚生労働政務官となっている。ホント、岸田文雄に林芳正、河野太郎、小渕優子、小泉進次郎といい、永田町にはボンクラの世襲議員がゾロゾロいる。一般国民というのは、自分の投票で子や孫の将来を台無しにしているが、その自覚が無いところに真の悲哀がある。

  演出家のテリー伊藤も、日本大学で学生運動に勤しんだ一人である。ただ、機動隊との衝突で一生涯の障碍を背負ったから悲惨だ。彼が機動隊から逃れる時、後ろに居た誰かが石を投げたという。不幸にも、その石が偶然、彼の左目に当たってしまい、伊藤氏は斜視になってしまった。藤竜也みたいに、同大学の芸術学部に入って映画界にスカウトされる方が、よっぽどマシである。下らない大学をさっさと辞めて、大好きなスポーツ・カーを買った方が遙かに健全だ。真田広之も日大の学生だったが、左翼分子にはならず、役者の世界に入った。二枚目俳優だから当然だけど、デビューして直ぐに『忍者武芸帖 百地三太夫』の主役なんだから凄い。(筆者も劇場で観たけど、真田氏の出演作品の中では一番いい。現在、彼はハリウッドの『Mortal Kombat』や『Shogun将軍』に抜擢され、ステレオタイプの「日本人」を演じているが、昔の方が良かった。)

  NHKの贔屓を得た小説家の高橋源一郎も、横浜国大で暴れ回ったうちの一人だ。彼は学生運動で逮捕されたり拘留されたりと、散々な青春時代を送っていたが、後に小説を書いて有名人となった。拘置所では“沈黙”を貫いたそうで、朝八時から夜の八時まで、12時間もずっと下を向いて黙っていたというから、ある意味“真面目な奴”だ。でも、取り調べの後に独房入りだから、正常な精神状態ではなかったはずだ。実際、一種の失語症に罹ったみたいで、喋るときの発音が難しくなったそうである。大学を除籍になり、筋肉労働者になっても、小説家になれたんだから良かったじゃないか。しかも、明治学院大学で教授になれたし、無事退職したことで“オマケ”として附いてくる「名誉教授」にみなれた。しかし、国際学部の学生はどんな気持ちで彼の授業を受けていたのか?

ポルシェに乗っていた左翼学生

  大学で暴れていた一般の左翼学生というのは、一種の“お遊び”に興じていた不真面目な人々で、内心では政府転覆など考えてもいなかった。要するに、みんなでワッショイ、ワッショイ、と騒いでいると、何となく自分が日本全体を動かしているように思えたのである。令和の大学生が聞けばシラけてしまうが、全共闘に共鳴するアホな学生は、「チェ・ゲバラに倣え、我らも社会主義革命を!」とか、「差別の元兇たる天皇制を打倒せよ!」、「ベトナムを侵掠する米帝國に反対!」「在日米軍基地を許すな!」と本気(?)で叫んでいた。

  筆者が高校生の時、御茶ノ水駅附近にある楽器店でギターを買ったことがある。そのついでに神田の三省堂に立ち寄ろうとしたが、途中で目にした明治大学の風景のせいで気分が悪くなった。入り口や塀には汚い看板がズラリと並んでおり、殴り書きの文字(日本や米国を呪う罵倒のスローガン)が踊っているように見えた。当時、筆者は看板を眺めながら、「アルフォンス・ミーシャ(Alfons Maria Mucha)のようなアール・ヌーヴォー風じゃなくてもいいから、もっと美しい文字で綺麗なイラストを附ければいいのに・・・。」と思ったものである。しかし、怨念に凝り固まった学生には、美術的センスは皆無だ。どいつもこいつも紅衛兵みたいな奴らばかり。「安保反対」を掲げながら「国防軍の創設」を主張しない学生は、一体どんな頭をしているのか? 左翼学生というのも呑気なもので、フォーク・ギターを片手に、ボブ・ディランやジョン・レノンの歌を奏でて喜んでいる。一方、ノンポリの学生達は酒を飲みながら、共産主義の幻想に酔いしれていた。

student riots 1970sStudent riots in Paris 2134
(左 : 学園闘争に熱中する日本の大学生 / 右 : パリで抗議行動に没頭するフランスの大学生)

  ゲバ棒を振るう学生達も甘えん坊だ。自分たちは思いっきり火焔瓶を投げつけているくせに、いざ機動隊が反撃すると「暴力反対!」と叫ぶ。彼らは警察官が決して発砲しないことを確信していたから、安心して角材を振り回していた。国家に刃向かっても、“国家権力(暴力装置)”は決して民衆を射殺しない、と信じ切っている。支那大陸で北京政府に反抗したら、即座に“皆殺し”か戦車で轢き殺されるのがオチだ。北朝鮮なら学生全員が逮捕され、どこかの広場で公開処刑だろう。もしかすると、あっさりとした銃殺じゃなく、「てるてる坊主」みたいに軒先で縛り首だったりして。場合によっては、牢獄で餓死とか。

  まぁ、みんなと一緒に「武力闘争」をしているうちは、危険なようで気楽である。ところが、いざ卒業が目の前にチラつくと大変だ。おちゃらけ学生は急に“現実”が怖くなる。長髪でジーンズ姿の青年も、就職面談となれば、長い髪を切って清潔感を出すしかない。彼らは親に買ってもらった背広を着込み、真剣な面持ちで会社に赴く。面接で過去を詮索されないか、とヒヤヒヤする青年は、慎重に言葉を選びながら答える。でも、過去がバレて不合格になれば意気銷沈だ。もし、晴れて合格となれば「ああ良かった!」と胸をなで下ろす。

  在学中に勉強しなかった学生は、どうしたものかと思い悩んだ。でも、「体育会系」を前面に出してアピールすれば何とかなった。「一生懸命頑張ります!」と言えば鉄鋼メーカーに入れることもあったし、営業部では忍耐と体力が重要だ。理系の学生ならもっと有利で、金属プレス加工や化学製品のメーカー、あるいは精密部品の製造企業に受け容れられたりする。ちょっとコネがあれば総合商社に入れたし、テレビ局や新聞社、出版社は「ゴキブリ・ホイホイ」みたいな受け容れ先だった。元々労働組合やリベラル知識人が強いから、“学生運動の落ちこぼれ”でもOK。上司にも「左翼シンパ」や「左翼崩れ」がウヨウヨ居るから大丈夫。読売のナベツネだって元左翼(共産主義者)じゃないか。

  東京大学や早稲田大学、日本大学、法政大学などで左翼運動に係わっていた連中は、どこから“資金”を得ていたのか判らないが、上層部の学生には“とんでもない奴”が紛れていた。例えば、早稲田大学の荒岱介(あら・たいすけ)は飛び抜けている。彼は1965年に法学部に入るが、1968年に除籍となっていた。荒氏は「社学(社会主義学生同盟)」の委員長や「全国学生対策部長」に就任した人物で、東大安田講堂の闘争では兇器準備結集罪で指名手配を受けていた。彼は1969年4月に逮捕され、裁判に掛けられて有罪判決を受ける。刑務所には三年間服役し、1977年に出所したそうだ。塀の中に入る人間というのは“懲りない面名”なのか、荒氏は人生で七回も逮捕されたという。ちなみに、府中刑務所では民族派右翼の野村秋介(のむら・しゅうすけ)と一緒だった。

  学生運動を知らない世代は、マスコミのプロパガンダ記事に騙され、純粋で真剣な学生が腐敗した政府に反抗したと思っている。だが、教室を占領した連中なんて、ほとんどが“チンピラ左翼”か“俗物”でしかない。令和の大学生が驚いてしまうのは、荒氏が「ポルシェ」に乗っていたことだ。彼は世間の倫理道徳や組織上層部の説教が嫌いで、自らの欲望を満たすことに何の躊躇(ためら)いも無かった。荒氏は言う。

 ・・・そういうこと(道徳主義)に若者を縛り、革命的規律という名の下に、好きなことをさせない、何を買っちゃいけないとか言って、市民社会からかけ離れていくということを、俺は突破したくてね。当然、若者がBMWに乗りたいというのもいいわけじゃない。・・・俺は文化に出あいたかったんだよ。自動車はドイツ生まれで、ポルシェで言えばフェルナンド・ポルシェが作った文化である。そういう文化を知りたい、乗って味わいたいと思った。そんなの当たり前だと思う。(宮崎学『叛乱者グラフィティ』朝日新聞社、2002年、pp.84-85.)

  平成の緊縮財政で貧しい生活を“当然”と考えるようになった学生からすれば、「いった、どんな奴なんだ?」と思ってしまうだろう。しかし、1950年代から70年代までの日本だと、意外にも高額所得者の子供で左翼になる者が少なくなかった。(「元左翼財界人」に関しては別の機会で紹介したい。) チェ・ゲバラに憧れ、ベトナム戦争に反対し、人民解放のために革命を目指す荒氏であったが、段々とレーニン主義者や新左翼に懐疑的となったそうだ。彼は1990年代になると従来の思想を棄ててしまい、今度は「エコ左翼」というか、世田谷か吉祥寺に棲息する「環境革命家」へと転向する。荒氏によれば、左翼闘争はゲバ棒から火炎瓶、さらに重火器から爆弾へとエスカレートするので、世間との隔たりが大きくなってしまうという。彼は次のように述べた。

  まぁ、現実との関係においては、現実に理論が接近するんじゃなくて、現実に理論が接近できなくなってしまって、あるべき姿の方向に現実を接近させろというふうにますますなっていったんだよ。(上掲書、p.88)

  つまり、左翼学生がどんな理想を語りかけようが、世間の人々は振り向かず、むしろ軽蔑の眼差しで“距離を取る”という訳だ。確かに、1970年代の新左翼運動の頃から、一般の大学生には、ある種の“変化”が訪れていた。安保闘争の世代は、Tシャツにジーンズといった薄汚い格好であったが、新世代の学生は、米国のアイビィー・ルックを真似て、紺色のブレザーにネクタイを締めていた。街を歩くと、身綺麗な若者が、「VAN」のロゴが印刷された紙袋を手に提げ、友人や恋人と楽しそうに話している。こんな光景を目にした若者からすれば、新宿や代々木でマルクス理論を語るなんて野暮天だろう。恋人と一緒に銀座へ赴き、ウィンドー・ショッピングを堪能する方がいい。ウッドストックでのヒッピー姿なら分かるけど、麻布や目黒、あるいは新橋や神楽坂で、日本人がヒッピー・スタイルを真似ても、それは滑稽でしかない。

Ivy Look in America 2143Ivy style Americans 662
(左 : 東部の有名大学に通うエリート学生 / 右 : アイヴィー・スタイルのアメリカ人 )

  高級ブランドのVANで身を包んだお坊ちゃん達は、早稲田や法政の田舎者とは違っていた。美形の女子学生と一緒に喫茶店に入り、ジャズでも聴いている方が“格好良く”思えたのだ。一世を風靡したVAN-JAC社は、1978年(昭和53年)に営業不振で潰れてしまうが、1980年代の大学生は、もう学生運動には戻らなくなっていた。好景気は青年の精神を変えてしまうものだ。この世代は小難しい哲学議論より、ショット・バーに通って仲間と談笑したり、人気のディスコで踊り明かす方をキャンパスライフと考える。デートになればスポーツカーを用意し、女の子を乗せて軽井沢に直行だ。苗場のスキー場に赴けば、ロマンティックな夜で意中の女性を口説こうとする。「ブハーリン」と聞いても、「それ、ロシアのウィスキー?」と尋ねる世代に、共産主義革命なんて無理だろう。

  それでも、学生運動が忘れられない世代は、財界やマスコミ界で息を潜め、嘗ての仲間や後輩の左翼学生を支援する。朝日新聞と連携するテレビ朝日などは、『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を得た猪瀬直樹を持て囃し、「朝まで生テレビ」や「ビートたけしのTVタックル」に招いていた。当時の一般視聴者は猪瀬氏の過去や素性を知らず、『昭和16年夏の敗戦』を書いた著者とか、道路公団を批判する反骨の知識人、と思っていた。(『国民新聞』の読者は違うけど。)

Inose Naoki 823(左 / 猪瀬直樹)
  東京都の副知事から都知事に登り詰めた猪瀬氏は、作家になる前に、信州大学の全共闘議長を務めていた。闘争は1969年6月、文学部のバリケード封鎖から始まったというが、猪瀬氏は全共闘の主力部隊を率いていたそうである。しかし、学生運動には国家を根本的に変える中身が無かった。口先だけの学生達は、単なる観念論じゃだ。動物園で飼われているナマケモノが、「百獣の王」を気取っているようなものだ。職員から餌をもらっているシマシウマに、弱肉強食のジャングルなど解らない。学生運動にのめり込んでいた猪瀬氏も、何となく「世間の風」という“壁”に気づいていたのだろう。

  ある時、彼は国際反戦デーや佐藤栄作首相の訪米阻止のために上京するが、そこで目にした光景は彼の人生を変えるものであった。東京にやって来た猪瀬氏は、新宿の裏通りでコーラを買おうとしたそうだ。そこで、猪瀬氏は表通りから裏通りに足を運んだわけだが、迷い込んだ場所にはパチンコ屋があって、軍艦マーチが流れていたという。突然、猪瀬は通りを一つ隔てただけで“別の世界”があることに気づく。彼は当時を回想し、次のように述べていた。

 そこには日常性があるわけですよ。そのころから、学生運動はこんなものだな、という自覚はあった。学生運動で世界が変わるなんて思っていなかった。日常性の連続がふつうの生活なんです。そして日常性から日本の近代やナショナリズムをもう一度とらえなおさないといけにないと思った。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』、p.145.)

  猪瀬氏によれば、1960年代の学生運動は、69年の佐藤訪米阻止闘争で終わったそうである。(上掲書、p.144.) 「あの時点で九割の人は学生運動を止めた」というから、岩波書店の『世界』や『朝日ジャーナル』で活躍していた左翼知識人は、闘争時代の「残滓」なのかも知れない。猪瀬氏は信州大学を卒業後、東京の出版社に勤め、そこの給料で大学院への資金を貯めるにしたそうだ。

  まぁ、左翼組織が強い明治大の大学院だから、心からの“転向”は無かったと思うが、『週刊ポスト』に連載を持ったり、実際の政治に係われば、イヤでも“現実の世界”が判ってくる。学生時代には“綺麗事”を並べていればそれで良かったが、実際の仕事になれば汚いことだって進んでやるしかない。代表作の『ミカドの肖像』だって、“ネタ本隠し”があったそうで、元ネタは早川和廣の『堤義明 悪の帝王学』や草野洋の『西武商法 悪の構図』であったという。たぶん、“パクリ本”とバレるのが恥ずかしかったのか、猪瀬氏は引用先の出典を挙げていなかった。でも、佐野眞一がそれを暴露したから万事休す。『ミカドの肖像』を作成するに当たって、ノンフィクション作家の池田房雄とジャーナリストの岩瀬達哉が協力したそうだ。この二人がネタになりそうな題材とデータ集めに奮闘したそうで、猪瀬氏は触れられたくない過去の暴露に怒っていた。

  最近、国会議員の裏金問題化や悪徳知事の横暴が話題となっているが、そもそも日本人にはデモクラシーなんて“体質”に合わない。選んでいる国民が、選んだ政治家を嫌っているんだから本末転倒である。例えば、愛知県の大村秀章知事は、衆議院で出世の見込みがないと分かった鞍替え組で、津田大介に理解を示すなんちゃって左翼。静岡県の川勝平太知事は、支那人と昵懇で国益の売却者だ。しかも、大学教授の時からパワーハラスメントの常習者ときている。徳島県知事に鞍替えした後藤田正純は、“下半身検査”で不合格となった不適格議員。2000年から2022年まで、ずっと再選を果たしてきたのに、なぜか一度も大臣になれず、衆議院に見切りをつけての知事選だった。

  赤く染まった北海道は、反日や共産主義者の産地となっている。知事の鈴木直道は北海道出身じゃないけど、支那人に国土を明け渡す売国奴。有名な「夕張リゾート」は2017年、支那企業の「元大(げんだい)リアルエステート」に“たった2億円”で売却されてしまい、2019年になると、この支那企業が香港系のファンドに15億円で転売だ。本当に酷いけど、これが現実の北海道である。二階俊博に可愛がられるくらいだから、鈴木知事がどんな人物なのか、誰にでも分かるだろう。

  今、東京15区の補欠選挙が世間の注目を集めているが、世論調査で首位に立っているのは、共産党の支援を受けた立憲民主党の酒井菜摘(さかい・なつみ)である。二番手は日本維新の金澤結衣(かなざわ・ゆい)で、日本保守党の飯山陽(いいやま・あかり)は、地元民からの知名度を得るだけで精一杯。もし江東区民が正常なら、飯山氏がトップに立っているはずだけど、地元民は「この人誰?」といった反応だ。

飯山あかり00213(左 / 飯山陽)
  飯山氏は移民流入の深刻さを解っているので、平穏な暮らしを望む庶民からすれば、彼女が最も相応しい国会議員となるはず。だが、一般国民は左翼教育のせいで健全な判断能力を持たない。普段は常識的な人でも、政治となれば、ちょっと左寄りとなってしまい、無意識のリベラル派で候補者を選ぶ。左翼教育の影は長く、薄くなったように思えても、人々の脊髄に残っている。我が子や地元の将来を大切にする庶民が、知名度だけで左翼分子に投票し、自ら「故郷の破壊者」となってしまうんだから、本当に憐れだ。せめて自民党支持者の七割くらいが飯山氏に投票するのであれば、まだ救いがある。しかし、左巻きにされた国民が正常な判断を下すとは思えない。乙武候補がコケたことくらいが救いである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/650.html#c12

コメント [近代史3] 日本共産党の(かなり危ない)アレな裏話…(おや?後ろに誰か来たようだ…(震…| 中川隆
17. 中川隆[-10879] koaQ7Jey 2024年4月16日 17:23:37 : HONZEEU5Kw : cVFmQW5SS1dDU2s=[5]
<■366行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2024年04月16日
飯山陽が劣勢な理由 / 左翼の長い影
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html

日本の若者は国家意識を無くした

student riots in Japan 213Japan in 1980s
(左 : 全共闘に精を出す大学生 / 右 : 80年代のバブル景気に浮かれた日本人)

  日本の政治が混迷し、没落の一途を辿っているのは、日本人にデモクラシーが適していないからだ。そもそも、民衆が代議士を選ぶことじたいが間違っている。「政治は武士の役割」というのが日本の國體(constitution)だ。幼い頃から忠君愛国を叩き込まれた武士と、目先の利益だけを追求し、受験勉強が唯一の苦労というのが平民の子供だから、才幹と気概の点で後者は比べものにならない。

  しかも、昭和の教育が劣悪で、敗戦となるや、共産主義者と反日主義者が大繁殖。日本の政治を“左傾化”させ、“鬱血状態”や“没落の悪循環”に導いたのは、何も占領軍だけのせいじゃない。アメリカ軍の“威光”を利用して出世を謀った「敗戦利得者」や学生運動で“有頂天”になった「アンファン・テリブル(enfant terrible)」*にも原因がある。(*「他人に迷惑を掛けても平気なガキども」という意味。) 歐米諸国と同じく、我が国も「高学歴社会」となっているから、政治家や官僚、企業経営者、地方公務員、ホワイトカラーの専門職、研究所や工場の技術者などは、程度の差こそあれ、「大卒者」で占められている。となれば、大学教師は未成年の精神構造に大きな影響を与える立場にあるはず。日本人の精神がどこか異常で、奇妙なくらいに歪曲しているのは、小学校から大学に至るまで、左翼陣営の「非国民化イデオロギー」が浸透しているからだ。

  日本の先を歩く米国では、幼稚園から大学までリベラル派の独擅場となっている。以前、ブルックリン・カレッジのミシェル・ランバート(Mitchell Langbert)准教授と、ヘテロドックス・アカデミー(Heterodox Academy)研究所のショーン・スティーヴンス(Sean Stevens)所長が大学教員に関する調査を行ったことがある。彼らが実施した教員の政治意識調査によれば、民衆党支持者が共和党支持者を大きく上回っており、約「9対1」の割合であることが判った。(Christian Schneider, 'Democratic professors outnumber Republican ones by 9 to 1 ratio, according to new data', The College Fix, January 22, 2020.)ランバート氏とスティーヴンス氏は、政党に登録している1万2千372名をサンプルにして大学教授の政治指向を調査したが、驚くことに、そのうちの48.4%が民衆党員であり、共和党員はたったの5.7%しかなかった。これが一般国民だと違っており、29%が民衆党員で、26%が共和党員となっている。この調査では、政治献金についても質問がなされており、民衆党の候補者に献金した教授と共和党の候補者に献金した教授の比率は、「95対1」であったというから、まさしく目眩がする数字だ。

  たぶん、日本でも状況は似たり寄ったりだろう。国立や私立の区別はなく、ほとんどがプロ左翼かピンク・リベラルとなっている。今では「遠い昔の出来事」となっているが、1960年代から70年代にかけての大学は、左翼分子の特殊部落であった。文学部や法学部、教育学部、史学部などはもちろんのこと、自然科学を専攻する学生でも、全学連や全共闘に加わって暴れ回っていた。明治から昭和の前半くらいまで、教師と学生との私的な交流というものがあったが、フランスの極左学生みたいな連中が増えたことで、日本の伝統はズタズタになってしまった。教授を皆の前で罵倒し、吊し上げることを喜んでやっていたんだから、支那の文化大革命と同じだ。

Jean-Pierr Duteuil 213343(左 / ジャン・ピエール・デュトゥール)
  1968年5月には悪名高きフランスの左翼暴動が起きたけど、日本でもこれに触発されたのか、左巻きの大学生がキャンパスで猿真似に興じていた。パリの5月暴動で学生の先頭に立っていたのは、札付きの“赤い三人衆”で、ドイツ生まれのアシュケナージ・ユダヤ人たるダニエル・コーン・ベンデット(Daniel Cohn-Bendit)、アルザス出身のユダヤ人であるアラン・ジェスマル(Alain Geismar)、そしてPSUに属していた社会主義者のジャック・ソヴァジョ(Jacques Sauvageot)であった。コーン・ベンデットの親友であったジャン・ピエール・デュトゥール(Jean-Pierr Duteuil)は、アナーキストのマルキスト。父親も筋金入りのマルキストであったから、親子代々の共産主義者だ。

Daniel Cohn Bendit 0324Alain Geismar 21334Jacques Sauvageot 324Oda Makoto 992
( 左 : ダニエル・コーン・ベンデット / アラン・ジェスマル / ジャック・ソヴァジョ / 右 : 小田実)

日本の左翼学生も様々で、ある者はマルクス・レーニン主義の心酔者。また、ある者はスターリンの独裁政治を批判し、志半ばで斃れたレオン・トロツキーを尊敬するクルクルパー。ユダヤ人の共産主義に馴染めない田舎者は、毛沢東主義者となって「アジアとの共存」を掲げていた。小田実(おだ・まこと)に感化された極左は、ベトナム戦争に反対し、観念論で「アジアとの連帯」を呼びかける始末。

Ooe Kemzaburo 324(左 / 大江健三郎)
  ちなみに、小林秀雄から「気味の小説は小説じゃない」と酷評にされた小説家の大江健三郎は、フランスの左翼やユダヤ人哲学者のサルトル(Jean-Pierr Sartre)に憧れていたのか、ナイト・クラブの酌婦の前では「僕、アルジェ生まれ」と嘯(うそぶ)いていた。一緒に居た阿川弘之は「何言ってやがんだ! お前は愛媛生まれじゃないか!」と腹を立てていたけど、遠藤周作は隣で笑っていたのかも。

  とにかく、呆れてしまうが、当時の左翼学生は“本気”なのか“ファッション”なのか、何が動機で学生運動に参加したのか判らない。だだ、60年安保闘争の世代と同じく、70年代に新左翼にのめり込むような連中は、カルト宗教の信者と変わりがなかった。ヘルメットをかぶり、ゲバ棒を持って機動隊に突っ込んだ連中は、まさしく人生を棒に振ってしまったし、逮捕された者は「前科者」となって、まともな就職先が見つからなかった。闘争の末に障碍者となった学生は、「後悔先に立たず」を実感する。しかし、上手く立ち回った連中は、藝能界やマスコミに潜り込んだ。法学部の学生は、仙谷由人のように法曹界を土俵とし、人権派弁護士になっていた。朝鮮人の支援者になる弁護士が多いのも、左翼教育の結果である。

Kan Naoto 8243(左 / 菅直人)
  「ズルカン」と呼ばれた菅直人は、東工大の暴力学生ではなかったが、日本への憎しみを“売り”にする「市民活動家」へと変貌していた。師匠の市川房枝からも「駄目な奴」と思われていたのに、マスコミの支援で我が国の総理大臣になれたんだから、永田町には悪魔と貧乏神が混在しているんだろう。だいたい、民主党の「サポーター」には国籍条件が無かったから、在日朝鮮人が「サポーター」になっていてもおかしくはなかった。

  菅直人はあるインタビューで自分の過去を偽っていた。「暴力では社会は変えられない。私はもともと、社会の矛盾をひとつひとつ解決していくという改革派なんです。そういう意味では、いまに至るまで挫折感はない」*と語っていたが、単に“卑怯者”だから仲間を見捨てただけだろう。 (*註 / 臼井敏男『叛逆の時を生きて』朝日新聞出版、2010年, p.197.)後に、機動隊を率いていた佐々淳行が茶化していたけど、菅直人は武闘派の学生じゃなかった。第五列や第六列といった後方に隠れ、逃げ足だけは早い卑劣漢であったから、障碍者にならず、弁理士になれたのだ。菅は「市民運動」とやらに邁進したが、その根底には松下圭一(法政大学教授)のドス黒い政治思想が流れていた。

Sakamoto 943
(左 / 坂本龍一)
  「元左翼」というのは藝能界 にも潜んでいる。例えば、都立新宿高校で左翼運動に熱心だった故・坂本龍一は、東京芸大に進んでYMOを結成したが、高校時代は左翼生徒であった。1980年代、シンセサイザーを演奏する坂本氏は、大量の電気を浪費するが、一向に気にする様子はなかった。「エコロジー」なんて頭の片隅にも無かったはずだ。当時は一風堂の土屋昌巳と同じで、「JAPAN」のデイヴィッド・シルヴィアンに憧れたのか、お化粧の方に夢中だった。

  ちなみに、同校で運動に加わっていたのは、坂本氏の先輩で、後に安倍内閣で官房長官となる塩崎恭久だ。塩崎と坂本の二人は、機動隊が入る前の安田講堂に足を運んだそうで、中にいた全共闘の学生らと話すことが出来たという。なるほど、生徒会長になった不良生徒(塩崎氏)が、荒れ狂う東大に赴いて、「自由」や「個性」を学んだというわけだ。さすが、二年生を率いて校長室を占拠する生徒会長は、ひと味もふた味も違っている。

Shiozaki 001
(左 / 塩崎恭久 )
 大臣を経験した塩崎氏は、議員を引退すると地元の愛媛で里親の支援をしているそうだが、自身の「転向」をどう思っているのか? だいたい、高校生の時からバリケード封鎖をしていた不良生徒が、政界に入って厚労大臣となり、不憫な子供に“温かい家庭”を斡旋するんだから、機敏なカメレオンだってビックリだ。息子の塩崎彰久はオヤジの地盤を引き継ぎ、今では自民党の代議士で、厚生労働政務官となっている。ホント、岸田文雄に林芳正、河野太郎、小渕優子、小泉進次郎といい、永田町にはボンクラの世襲議員がゾロゾロいる。一般国民というのは、自分の投票で子や孫の将来を台無しにしているが、その自覚が無いところに真の悲哀がある。

  演出家のテリー伊藤も、日本大学で学生運動に勤しんだ一人である。ただ、機動隊との衝突で一生涯の障碍を背負ったから悲惨だ。彼が機動隊から逃れる時、後ろに居た誰かが石を投げたという。不幸にも、その石が偶然、彼の左目に当たってしまい、伊藤氏は斜視になってしまった。藤竜也みたいに、同大学の芸術学部に入って映画界にスカウトされる方が、よっぽどマシである。下らない大学をさっさと辞めて、大好きなスポーツ・カーを買った方が遙かに健全だ。真田広之も日大の学生だったが、左翼分子にはならず、役者の世界に入った。二枚目俳優だから当然だけど、デビューして直ぐに『忍者武芸帖 百地三太夫』の主役なんだから凄い。(筆者も劇場で観たけど、真田氏の出演作品の中では一番いい。現在、彼はハリウッドの『Mortal Kombat』や『Shogun将軍』に抜擢され、ステレオタイプの「日本人」を演じているが、昔の方が良かった。)

  NHKの贔屓を得た小説家の高橋源一郎も、横浜国大で暴れ回ったうちの一人だ。彼は学生運動で逮捕されたり拘留されたりと、散々な青春時代を送っていたが、後に小説を書いて有名人となった。拘置所では“沈黙”を貫いたそうで、朝八時から夜の八時まで、12時間もずっと下を向いて黙っていたというから、ある意味“真面目な奴”だ。でも、取り調べの後に独房入りだから、正常な精神状態ではなかったはずだ。実際、一種の失語症に罹ったみたいで、喋るときの発音が難しくなったそうである。大学を除籍になり、筋肉労働者になっても、小説家になれたんだから良かったじゃないか。しかも、明治学院大学で教授になれたし、無事退職したことで“オマケ”として附いてくる「名誉教授」にみなれた。しかし、国際学部の学生はどんな気持ちで彼の授業を受けていたのか?

ポルシェに乗っていた左翼学生

  大学で暴れていた一般の左翼学生というのは、一種の“お遊び”に興じていた不真面目な人々で、内心では政府転覆など考えてもいなかった。要するに、みんなでワッショイ、ワッショイ、と騒いでいると、何となく自分が日本全体を動かしているように思えたのである。令和の大学生が聞けばシラけてしまうが、全共闘に共鳴するアホな学生は、「チェ・ゲバラに倣え、我らも社会主義革命を!」とか、「差別の元兇たる天皇制を打倒せよ!」、「ベトナムを侵掠する米帝國に反対!」「在日米軍基地を許すな!」と本気(?)で叫んでいた。

  筆者が高校生の時、御茶ノ水駅附近にある楽器店でギターを買ったことがある。そのついでに神田の三省堂に立ち寄ろうとしたが、途中で目にした明治大学の風景のせいで気分が悪くなった。入り口や塀には汚い看板がズラリと並んでおり、殴り書きの文字(日本や米国を呪う罵倒のスローガン)が踊っているように見えた。当時、筆者は看板を眺めながら、「アルフォンス・ミーシャ(Alfons Maria Mucha)のようなアール・ヌーヴォー風じゃなくてもいいから、もっと美しい文字で綺麗なイラストを附ければいいのに・・・。」と思ったものである。しかし、怨念に凝り固まった学生には、美術的センスは皆無だ。どいつもこいつも紅衛兵みたいな奴らばかり。「安保反対」を掲げながら「国防軍の創設」を主張しない学生は、一体どんな頭をしているのか? 左翼学生というのも呑気なもので、フォーク・ギターを片手に、ボブ・ディランやジョン・レノンの歌を奏でて喜んでいる。一方、ノンポリの学生達は酒を飲みながら、共産主義の幻想に酔いしれていた。

student riots 1970sStudent riots in Paris 2134
(左 : 学園闘争に熱中する日本の大学生 / 右 : パリで抗議行動に没頭するフランスの大学生)

  ゲバ棒を振るう学生達も甘えん坊だ。自分たちは思いっきり火焔瓶を投げつけているくせに、いざ機動隊が反撃すると「暴力反対!」と叫ぶ。彼らは警察官が決して発砲しないことを確信していたから、安心して角材を振り回していた。国家に刃向かっても、“国家権力(暴力装置)”は決して民衆を射殺しない、と信じ切っている。支那大陸で北京政府に反抗したら、即座に“皆殺し”か戦車で轢き殺されるのがオチだ。北朝鮮なら学生全員が逮捕され、どこかの広場で公開処刑だろう。もしかすると、あっさりとした銃殺じゃなく、「てるてる坊主」みたいに軒先で縛り首だったりして。場合によっては、牢獄で餓死とか。

  まぁ、みんなと一緒に「武力闘争」をしているうちは、危険なようで気楽である。ところが、いざ卒業が目の前にチラつくと大変だ。おちゃらけ学生は急に“現実”が怖くなる。長髪でジーンズ姿の青年も、就職面談となれば、長い髪を切って清潔感を出すしかない。彼らは親に買ってもらった背広を着込み、真剣な面持ちで会社に赴く。面接で過去を詮索されないか、とヒヤヒヤする青年は、慎重に言葉を選びながら答える。でも、過去がバレて不合格になれば意気銷沈だ。もし、晴れて合格となれば「ああ良かった!」と胸をなで下ろす。

  在学中に勉強しなかった学生は、どうしたものかと思い悩んだ。でも、「体育会系」を前面に出してアピールすれば何とかなった。「一生懸命頑張ります!」と言えば鉄鋼メーカーに入れることもあったし、営業部では忍耐と体力が重要だ。理系の学生ならもっと有利で、金属プレス加工や化学製品のメーカー、あるいは精密部品の製造企業に受け容れられたりする。ちょっとコネがあれば総合商社に入れたし、テレビ局や新聞社、出版社は「ゴキブリ・ホイホイ」みたいな受け容れ先だった。元々労働組合やリベラル知識人が強いから、“学生運動の落ちこぼれ”でもOK。上司にも「左翼シンパ」や「左翼崩れ」がウヨウヨ居るから大丈夫。読売のナベツネだって元左翼(共産主義者)じゃないか。

  東京大学や早稲田大学、日本大学、法政大学などで左翼運動に係わっていた連中は、どこから“資金”を得ていたのか判らないが、上層部の学生には“とんでもない奴”が紛れていた。例えば、早稲田大学の荒岱介(あら・たいすけ)は飛び抜けている。彼は1965年に法学部に入るが、1968年に除籍となっていた。荒氏は「社学(社会主義学生同盟)」の委員長や「全国学生対策部長」に就任した人物で、東大安田講堂の闘争では兇器準備結集罪で指名手配を受けていた。彼は1969年4月に逮捕され、裁判に掛けられて有罪判決を受ける。刑務所には三年間服役し、1977年に出所したそうだ。塀の中に入る人間というのは“懲りない面名”なのか、荒氏は人生で七回も逮捕されたという。ちなみに、府中刑務所では民族派右翼の野村秋介(のむら・しゅうすけ)と一緒だった。

  学生運動を知らない世代は、マスコミのプロパガンダ記事に騙され、純粋で真剣な学生が腐敗した政府に反抗したと思っている。だが、教室を占領した連中なんて、ほとんどが“チンピラ左翼”か“俗物”でしかない。令和の大学生が驚いてしまうのは、荒氏が「ポルシェ」に乗っていたことだ。彼は世間の倫理道徳や組織上層部の説教が嫌いで、自らの欲望を満たすことに何の躊躇(ためら)いも無かった。荒氏は言う。

 ・・・そういうこと(道徳主義)に若者を縛り、革命的規律という名の下に、好きなことをさせない、何を買っちゃいけないとか言って、市民社会からかけ離れていくということを、俺は突破したくてね。当然、若者がBMWに乗りたいというのもいいわけじゃない。・・・俺は文化に出あいたかったんだよ。自動車はドイツ生まれで、ポルシェで言えばフェルナンド・ポルシェが作った文化である。そういう文化を知りたい、乗って味わいたいと思った。そんなの当たり前だと思う。(宮崎学『叛乱者グラフィティ』朝日新聞社、2002年、pp.84-85.)

  平成の緊縮財政で貧しい生活を“当然”と考えるようになった学生からすれば、「いった、どんな奴なんだ?」と思ってしまうだろう。しかし、1950年代から70年代までの日本だと、意外にも高額所得者の子供で左翼になる者が少なくなかった。(「元左翼財界人」に関しては別の機会で紹介したい。) チェ・ゲバラに憧れ、ベトナム戦争に反対し、人民解放のために革命を目指す荒氏であったが、段々とレーニン主義者や新左翼に懐疑的となったそうだ。彼は1990年代になると従来の思想を棄ててしまい、今度は「エコ左翼」というか、世田谷か吉祥寺に棲息する「環境革命家」へと転向する。荒氏によれば、左翼闘争はゲバ棒から火炎瓶、さらに重火器から爆弾へとエスカレートするので、世間との隔たりが大きくなってしまうという。彼は次のように述べた。

  まぁ、現実との関係においては、現実に理論が接近するんじゃなくて、現実に理論が接近できなくなってしまって、あるべき姿の方向に現実を接近させろというふうにますますなっていったんだよ。(上掲書、p.88)

  つまり、左翼学生がどんな理想を語りかけようが、世間の人々は振り向かず、むしろ軽蔑の眼差しで“距離を取る”という訳だ。確かに、1970年代の新左翼運動の頃から、一般の大学生には、ある種の“変化”が訪れていた。安保闘争の世代は、Tシャツにジーンズといった薄汚い格好であったが、新世代の学生は、米国のアイビィー・ルックを真似て、紺色のブレザーにネクタイを締めていた。街を歩くと、身綺麗な若者が、「VAN」のロゴが印刷された紙袋を手に提げ、友人や恋人と楽しそうに話している。こんな光景を目にした若者からすれば、新宿や代々木でマルクス理論を語るなんて野暮天だろう。恋人と一緒に銀座へ赴き、ウィンドー・ショッピングを堪能する方がいい。ウッドストックでのヒッピー姿なら分かるけど、麻布や目黒、あるいは新橋や神楽坂で、日本人がヒッピー・スタイルを真似ても、それは滑稽でしかない。

Ivy Look in America 2143Ivy style Americans 662
(左 : 東部の有名大学に通うエリート学生 / 右 : アイヴィー・スタイルのアメリカ人 )

  高級ブランドのVANで身を包んだお坊ちゃん達は、早稲田や法政の田舎者とは違っていた。美形の女子学生と一緒に喫茶店に入り、ジャズでも聴いている方が“格好良く”思えたのだ。一世を風靡したVAN-JAC社は、1978年(昭和53年)に営業不振で潰れてしまうが、1980年代の大学生は、もう学生運動には戻らなくなっていた。好景気は青年の精神を変えてしまうものだ。この世代は小難しい哲学議論より、ショット・バーに通って仲間と談笑したり、人気のディスコで踊り明かす方をキャンパスライフと考える。デートになればスポーツカーを用意し、女の子を乗せて軽井沢に直行だ。苗場のスキー場に赴けば、ロマンティックな夜で意中の女性を口説こうとする。「ブハーリン」と聞いても、「それ、ロシアのウィスキー?」と尋ねる世代に、共産主義革命なんて無理だろう。

  それでも、学生運動が忘れられない世代は、財界やマスコミ界で息を潜め、嘗ての仲間や後輩の左翼学生を支援する。朝日新聞と連携するテレビ朝日などは、『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を得た猪瀬直樹を持て囃し、「朝まで生テレビ」や「ビートたけしのTVタックル」に招いていた。当時の一般視聴者は猪瀬氏の過去や素性を知らず、『昭和16年夏の敗戦』を書いた著者とか、道路公団を批判する反骨の知識人、と思っていた。(『国民新聞』の読者は違うけど。)

Inose Naoki 823(左 / 猪瀬直樹)
  東京都の副知事から都知事に登り詰めた猪瀬氏は、作家になる前に、信州大学の全共闘議長を務めていた。闘争は1969年6月、文学部のバリケード封鎖から始まったというが、猪瀬氏は全共闘の主力部隊を率いていたそうである。しかし、学生運動には国家を根本的に変える中身が無かった。口先だけの学生達は、単なる観念論じゃだ。動物園で飼われているナマケモノが、「百獣の王」を気取っているようなものだ。職員から餌をもらっているシマシウマに、弱肉強食のジャングルなど解らない。学生運動にのめり込んでいた猪瀬氏も、何となく「世間の風」という“壁”に気づいていたのだろう。

  ある時、彼は国際反戦デーや佐藤栄作首相の訪米阻止のために上京するが、そこで目にした光景は彼の人生を変えるものであった。東京にやって来た猪瀬氏は、新宿の裏通りでコーラを買おうとしたそうだ。そこで、猪瀬氏は表通りから裏通りに足を運んだわけだが、迷い込んだ場所にはパチンコ屋があって、軍艦マーチが流れていたという。突然、猪瀬は通りを一つ隔てただけで“別の世界”があることに気づく。彼は当時を回想し、次のように述べていた。

 そこには日常性があるわけですよ。そのころから、学生運動はこんなものだな、という自覚はあった。学生運動で世界が変わるなんて思っていなかった。日常性の連続がふつうの生活なんです。そして日常性から日本の近代やナショナリズムをもう一度とらえなおさないといけにないと思った。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』、p.145.)

  猪瀬氏によれば、1960年代の学生運動は、69年の佐藤訪米阻止闘争で終わったそうである。(上掲書、p.144.) 「あの時点で九割の人は学生運動を止めた」というから、岩波書店の『世界』や『朝日ジャーナル』で活躍していた左翼知識人は、闘争時代の「残滓」なのかも知れない。猪瀬氏は信州大学を卒業後、東京の出版社に勤め、そこの給料で大学院への資金を貯めるにしたそうだ。

  まぁ、左翼組織が強い明治大の大学院だから、心からの“転向”は無かったと思うが、『週刊ポスト』に連載を持ったり、実際の政治に係われば、イヤでも“現実の世界”が判ってくる。学生時代には“綺麗事”を並べていればそれで良かったが、実際の仕事になれば汚いことだって進んでやるしかない。代表作の『ミカドの肖像』だって、“ネタ本隠し”があったそうで、元ネタは早川和廣の『堤義明 悪の帝王学』や草野洋の『西武商法 悪の構図』であったという。たぶん、“パクリ本”とバレるのが恥ずかしかったのか、猪瀬氏は引用先の出典を挙げていなかった。でも、佐野眞一がそれを暴露したから万事休す。『ミカドの肖像』を作成するに当たって、ノンフィクション作家の池田房雄とジャーナリストの岩瀬達哉が協力したそうだ。この二人がネタになりそうな題材とデータ集めに奮闘したそうで、猪瀬氏は触れられたくない過去の暴露に怒っていた。

  最近、国会議員の裏金問題化や悪徳知事の横暴が話題となっているが、そもそも日本人にはデモクラシーなんて“体質”に合わない。選んでいる国民が、選んだ政治家を嫌っているんだから本末転倒である。例えば、愛知県の大村秀章知事は、衆議院で出世の見込みがないと分かった鞍替え組で、津田大介に理解を示すなんちゃって左翼。静岡県の川勝平太知事は、支那人と昵懇で国益の売却者だ。しかも、大学教授の時からパワーハラスメントの常習者ときている。徳島県知事に鞍替えした後藤田正純は、“下半身検査”で不合格となった不適格議員。2000年から2022年まで、ずっと再選を果たしてきたのに、なぜか一度も大臣になれず、衆議院に見切りをつけての知事選だった。

  赤く染まった北海道は、反日や共産主義者の産地となっている。知事の鈴木直道は北海道出身じゃないけど、支那人に国土を明け渡す売国奴。有名な「夕張リゾート」は2017年、支那企業の「元大(げんだい)リアルエステート」に“たった2億円”で売却されてしまい、2019年になると、この支那企業が香港系のファンドに15億円で転売だ。本当に酷いけど、これが現実の北海道である。二階俊博に可愛がられるくらいだから、鈴木知事がどんな人物なのか、誰にでも分かるだろう。

  今、東京15区の補欠選挙が世間の注目を集めているが、世論調査で首位に立っているのは、共産党の支援を受けた立憲民主党の酒井菜摘(さかい・なつみ)である。二番手は日本維新の金澤結衣(かなざわ・ゆい)で、日本保守党の飯山陽(いいやま・あかり)は、地元民からの知名度を得るだけで精一杯。もし江東区民が正常なら、飯山氏がトップに立っているはずだけど、地元民は「この人誰?」といった反応だ。

飯山あかり00213(左 / 飯山陽)
  飯山氏は移民流入の深刻さを解っているので、平穏な暮らしを望む庶民からすれば、彼女が最も相応しい国会議員となるはず。だが、一般国民は左翼教育のせいで健全な判断能力を持たない。普段は常識的な人でも、政治となれば、ちょっと左寄りとなってしまい、無意識のリベラル派で候補者を選ぶ。左翼教育の影は長く、薄くなったように思えても、人々の脊髄に残っている。我が子や地元の将来を大切にする庶民が、知名度だけで左翼分子に投票し、自ら「故郷の破壊者」となってしまうんだから、本当に憐れだ。せめて自民党支持者の七割くらいが飯山氏に投票するのであれば、まだ救いがある。しかし、左巻きにされた国民が正常な判断を下すとは思えない。乙武候補がコケたことくらいが救いである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/687.html#c17

コメント [近代史3] 左翼の本質は思想ではなく「タカリ」という生き方 中川隆
9. 中川隆[-10878] koaQ7Jey 2024年4月16日 17:23:54 : HONZEEU5Kw : cVFmQW5SS1dDU2s=[6]
<■366行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2024年04月16日
飯山陽が劣勢な理由 / 左翼の長い影
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html

日本の若者は国家意識を無くした

student riots in Japan 213Japan in 1980s
(左 : 全共闘に精を出す大学生 / 右 : 80年代のバブル景気に浮かれた日本人)

  日本の政治が混迷し、没落の一途を辿っているのは、日本人にデモクラシーが適していないからだ。そもそも、民衆が代議士を選ぶことじたいが間違っている。「政治は武士の役割」というのが日本の國體(constitution)だ。幼い頃から忠君愛国を叩き込まれた武士と、目先の利益だけを追求し、受験勉強が唯一の苦労というのが平民の子供だから、才幹と気概の点で後者は比べものにならない。

  しかも、昭和の教育が劣悪で、敗戦となるや、共産主義者と反日主義者が大繁殖。日本の政治を“左傾化”させ、“鬱血状態”や“没落の悪循環”に導いたのは、何も占領軍だけのせいじゃない。アメリカ軍の“威光”を利用して出世を謀った「敗戦利得者」や学生運動で“有頂天”になった「アンファン・テリブル(enfant terrible)」*にも原因がある。(*「他人に迷惑を掛けても平気なガキども」という意味。) 歐米諸国と同じく、我が国も「高学歴社会」となっているから、政治家や官僚、企業経営者、地方公務員、ホワイトカラーの専門職、研究所や工場の技術者などは、程度の差こそあれ、「大卒者」で占められている。となれば、大学教師は未成年の精神構造に大きな影響を与える立場にあるはず。日本人の精神がどこか異常で、奇妙なくらいに歪曲しているのは、小学校から大学に至るまで、左翼陣営の「非国民化イデオロギー」が浸透しているからだ。

  日本の先を歩く米国では、幼稚園から大学までリベラル派の独擅場となっている。以前、ブルックリン・カレッジのミシェル・ランバート(Mitchell Langbert)准教授と、ヘテロドックス・アカデミー(Heterodox Academy)研究所のショーン・スティーヴンス(Sean Stevens)所長が大学教員に関する調査を行ったことがある。彼らが実施した教員の政治意識調査によれば、民衆党支持者が共和党支持者を大きく上回っており、約「9対1」の割合であることが判った。(Christian Schneider, 'Democratic professors outnumber Republican ones by 9 to 1 ratio, according to new data', The College Fix, January 22, 2020.)ランバート氏とスティーヴンス氏は、政党に登録している1万2千372名をサンプルにして大学教授の政治指向を調査したが、驚くことに、そのうちの48.4%が民衆党員であり、共和党員はたったの5.7%しかなかった。これが一般国民だと違っており、29%が民衆党員で、26%が共和党員となっている。この調査では、政治献金についても質問がなされており、民衆党の候補者に献金した教授と共和党の候補者に献金した教授の比率は、「95対1」であったというから、まさしく目眩がする数字だ。

  たぶん、日本でも状況は似たり寄ったりだろう。国立や私立の区別はなく、ほとんどがプロ左翼かピンク・リベラルとなっている。今では「遠い昔の出来事」となっているが、1960年代から70年代にかけての大学は、左翼分子の特殊部落であった。文学部や法学部、教育学部、史学部などはもちろんのこと、自然科学を専攻する学生でも、全学連や全共闘に加わって暴れ回っていた。明治から昭和の前半くらいまで、教師と学生との私的な交流というものがあったが、フランスの極左学生みたいな連中が増えたことで、日本の伝統はズタズタになってしまった。教授を皆の前で罵倒し、吊し上げることを喜んでやっていたんだから、支那の文化大革命と同じだ。

Jean-Pierr Duteuil 213343(左 / ジャン・ピエール・デュトゥール)
  1968年5月には悪名高きフランスの左翼暴動が起きたけど、日本でもこれに触発されたのか、左巻きの大学生がキャンパスで猿真似に興じていた。パリの5月暴動で学生の先頭に立っていたのは、札付きの“赤い三人衆”で、ドイツ生まれのアシュケナージ・ユダヤ人たるダニエル・コーン・ベンデット(Daniel Cohn-Bendit)、アルザス出身のユダヤ人であるアラン・ジェスマル(Alain Geismar)、そしてPSUに属していた社会主義者のジャック・ソヴァジョ(Jacques Sauvageot)であった。コーン・ベンデットの親友であったジャン・ピエール・デュトゥール(Jean-Pierr Duteuil)は、アナーキストのマルキスト。父親も筋金入りのマルキストであったから、親子代々の共産主義者だ。

Daniel Cohn Bendit 0324Alain Geismar 21334Jacques Sauvageot 324Oda Makoto 992
( 左 : ダニエル・コーン・ベンデット / アラン・ジェスマル / ジャック・ソヴァジョ / 右 : 小田実)

日本の左翼学生も様々で、ある者はマルクス・レーニン主義の心酔者。また、ある者はスターリンの独裁政治を批判し、志半ばで斃れたレオン・トロツキーを尊敬するクルクルパー。ユダヤ人の共産主義に馴染めない田舎者は、毛沢東主義者となって「アジアとの共存」を掲げていた。小田実(おだ・まこと)に感化された極左は、ベトナム戦争に反対し、観念論で「アジアとの連帯」を呼びかける始末。

Ooe Kemzaburo 324(左 / 大江健三郎)
  ちなみに、小林秀雄から「気味の小説は小説じゃない」と酷評にされた小説家の大江健三郎は、フランスの左翼やユダヤ人哲学者のサルトル(Jean-Pierr Sartre)に憧れていたのか、ナイト・クラブの酌婦の前では「僕、アルジェ生まれ」と嘯(うそぶ)いていた。一緒に居た阿川弘之は「何言ってやがんだ! お前は愛媛生まれじゃないか!」と腹を立てていたけど、遠藤周作は隣で笑っていたのかも。

  とにかく、呆れてしまうが、当時の左翼学生は“本気”なのか“ファッション”なのか、何が動機で学生運動に参加したのか判らない。だだ、60年安保闘争の世代と同じく、70年代に新左翼にのめり込むような連中は、カルト宗教の信者と変わりがなかった。ヘルメットをかぶり、ゲバ棒を持って機動隊に突っ込んだ連中は、まさしく人生を棒に振ってしまったし、逮捕された者は「前科者」となって、まともな就職先が見つからなかった。闘争の末に障碍者となった学生は、「後悔先に立たず」を実感する。しかし、上手く立ち回った連中は、藝能界やマスコミに潜り込んだ。法学部の学生は、仙谷由人のように法曹界を土俵とし、人権派弁護士になっていた。朝鮮人の支援者になる弁護士が多いのも、左翼教育の結果である。

Kan Naoto 8243(左 / 菅直人)
  「ズルカン」と呼ばれた菅直人は、東工大の暴力学生ではなかったが、日本への憎しみを“売り”にする「市民活動家」へと変貌していた。師匠の市川房枝からも「駄目な奴」と思われていたのに、マスコミの支援で我が国の総理大臣になれたんだから、永田町には悪魔と貧乏神が混在しているんだろう。だいたい、民主党の「サポーター」には国籍条件が無かったから、在日朝鮮人が「サポーター」になっていてもおかしくはなかった。

  菅直人はあるインタビューで自分の過去を偽っていた。「暴力では社会は変えられない。私はもともと、社会の矛盾をひとつひとつ解決していくという改革派なんです。そういう意味では、いまに至るまで挫折感はない」*と語っていたが、単に“卑怯者”だから仲間を見捨てただけだろう。 (*註 / 臼井敏男『叛逆の時を生きて』朝日新聞出版、2010年, p.197.)後に、機動隊を率いていた佐々淳行が茶化していたけど、菅直人は武闘派の学生じゃなかった。第五列や第六列といった後方に隠れ、逃げ足だけは早い卑劣漢であったから、障碍者にならず、弁理士になれたのだ。菅は「市民運動」とやらに邁進したが、その根底には松下圭一(法政大学教授)のドス黒い政治思想が流れていた。

Sakamoto 943
(左 / 坂本龍一)
  「元左翼」というのは藝能界 にも潜んでいる。例えば、都立新宿高校で左翼運動に熱心だった故・坂本龍一は、東京芸大に進んでYMOを結成したが、高校時代は左翼生徒であった。1980年代、シンセサイザーを演奏する坂本氏は、大量の電気を浪費するが、一向に気にする様子はなかった。「エコロジー」なんて頭の片隅にも無かったはずだ。当時は一風堂の土屋昌巳と同じで、「JAPAN」のデイヴィッド・シルヴィアンに憧れたのか、お化粧の方に夢中だった。

  ちなみに、同校で運動に加わっていたのは、坂本氏の先輩で、後に安倍内閣で官房長官となる塩崎恭久だ。塩崎と坂本の二人は、機動隊が入る前の安田講堂に足を運んだそうで、中にいた全共闘の学生らと話すことが出来たという。なるほど、生徒会長になった不良生徒(塩崎氏)が、荒れ狂う東大に赴いて、「自由」や「個性」を学んだというわけだ。さすが、二年生を率いて校長室を占拠する生徒会長は、ひと味もふた味も違っている。

Shiozaki 001
(左 / 塩崎恭久 )
 大臣を経験した塩崎氏は、議員を引退すると地元の愛媛で里親の支援をしているそうだが、自身の「転向」をどう思っているのか? だいたい、高校生の時からバリケード封鎖をしていた不良生徒が、政界に入って厚労大臣となり、不憫な子供に“温かい家庭”を斡旋するんだから、機敏なカメレオンだってビックリだ。息子の塩崎彰久はオヤジの地盤を引き継ぎ、今では自民党の代議士で、厚生労働政務官となっている。ホント、岸田文雄に林芳正、河野太郎、小渕優子、小泉進次郎といい、永田町にはボンクラの世襲議員がゾロゾロいる。一般国民というのは、自分の投票で子や孫の将来を台無しにしているが、その自覚が無いところに真の悲哀がある。

  演出家のテリー伊藤も、日本大学で学生運動に勤しんだ一人である。ただ、機動隊との衝突で一生涯の障碍を背負ったから悲惨だ。彼が機動隊から逃れる時、後ろに居た誰かが石を投げたという。不幸にも、その石が偶然、彼の左目に当たってしまい、伊藤氏は斜視になってしまった。藤竜也みたいに、同大学の芸術学部に入って映画界にスカウトされる方が、よっぽどマシである。下らない大学をさっさと辞めて、大好きなスポーツ・カーを買った方が遙かに健全だ。真田広之も日大の学生だったが、左翼分子にはならず、役者の世界に入った。二枚目俳優だから当然だけど、デビューして直ぐに『忍者武芸帖 百地三太夫』の主役なんだから凄い。(筆者も劇場で観たけど、真田氏の出演作品の中では一番いい。現在、彼はハリウッドの『Mortal Kombat』や『Shogun将軍』に抜擢され、ステレオタイプの「日本人」を演じているが、昔の方が良かった。)

  NHKの贔屓を得た小説家の高橋源一郎も、横浜国大で暴れ回ったうちの一人だ。彼は学生運動で逮捕されたり拘留されたりと、散々な青春時代を送っていたが、後に小説を書いて有名人となった。拘置所では“沈黙”を貫いたそうで、朝八時から夜の八時まで、12時間もずっと下を向いて黙っていたというから、ある意味“真面目な奴”だ。でも、取り調べの後に独房入りだから、正常な精神状態ではなかったはずだ。実際、一種の失語症に罹ったみたいで、喋るときの発音が難しくなったそうである。大学を除籍になり、筋肉労働者になっても、小説家になれたんだから良かったじゃないか。しかも、明治学院大学で教授になれたし、無事退職したことで“オマケ”として附いてくる「名誉教授」にみなれた。しかし、国際学部の学生はどんな気持ちで彼の授業を受けていたのか?

ポルシェに乗っていた左翼学生

  大学で暴れていた一般の左翼学生というのは、一種の“お遊び”に興じていた不真面目な人々で、内心では政府転覆など考えてもいなかった。要するに、みんなでワッショイ、ワッショイ、と騒いでいると、何となく自分が日本全体を動かしているように思えたのである。令和の大学生が聞けばシラけてしまうが、全共闘に共鳴するアホな学生は、「チェ・ゲバラに倣え、我らも社会主義革命を!」とか、「差別の元兇たる天皇制を打倒せよ!」、「ベトナムを侵掠する米帝國に反対!」「在日米軍基地を許すな!」と本気(?)で叫んでいた。

  筆者が高校生の時、御茶ノ水駅附近にある楽器店でギターを買ったことがある。そのついでに神田の三省堂に立ち寄ろうとしたが、途中で目にした明治大学の風景のせいで気分が悪くなった。入り口や塀には汚い看板がズラリと並んでおり、殴り書きの文字(日本や米国を呪う罵倒のスローガン)が踊っているように見えた。当時、筆者は看板を眺めながら、「アルフォンス・ミーシャ(Alfons Maria Mucha)のようなアール・ヌーヴォー風じゃなくてもいいから、もっと美しい文字で綺麗なイラストを附ければいいのに・・・。」と思ったものである。しかし、怨念に凝り固まった学生には、美術的センスは皆無だ。どいつもこいつも紅衛兵みたいな奴らばかり。「安保反対」を掲げながら「国防軍の創設」を主張しない学生は、一体どんな頭をしているのか? 左翼学生というのも呑気なもので、フォーク・ギターを片手に、ボブ・ディランやジョン・レノンの歌を奏でて喜んでいる。一方、ノンポリの学生達は酒を飲みながら、共産主義の幻想に酔いしれていた。

student riots 1970sStudent riots in Paris 2134
(左 : 学園闘争に熱中する日本の大学生 / 右 : パリで抗議行動に没頭するフランスの大学生)

  ゲバ棒を振るう学生達も甘えん坊だ。自分たちは思いっきり火焔瓶を投げつけているくせに、いざ機動隊が反撃すると「暴力反対!」と叫ぶ。彼らは警察官が決して発砲しないことを確信していたから、安心して角材を振り回していた。国家に刃向かっても、“国家権力(暴力装置)”は決して民衆を射殺しない、と信じ切っている。支那大陸で北京政府に反抗したら、即座に“皆殺し”か戦車で轢き殺されるのがオチだ。北朝鮮なら学生全員が逮捕され、どこかの広場で公開処刑だろう。もしかすると、あっさりとした銃殺じゃなく、「てるてる坊主」みたいに軒先で縛り首だったりして。場合によっては、牢獄で餓死とか。

  まぁ、みんなと一緒に「武力闘争」をしているうちは、危険なようで気楽である。ところが、いざ卒業が目の前にチラつくと大変だ。おちゃらけ学生は急に“現実”が怖くなる。長髪でジーンズ姿の青年も、就職面談となれば、長い髪を切って清潔感を出すしかない。彼らは親に買ってもらった背広を着込み、真剣な面持ちで会社に赴く。面接で過去を詮索されないか、とヒヤヒヤする青年は、慎重に言葉を選びながら答える。でも、過去がバレて不合格になれば意気銷沈だ。もし、晴れて合格となれば「ああ良かった!」と胸をなで下ろす。

  在学中に勉強しなかった学生は、どうしたものかと思い悩んだ。でも、「体育会系」を前面に出してアピールすれば何とかなった。「一生懸命頑張ります!」と言えば鉄鋼メーカーに入れることもあったし、営業部では忍耐と体力が重要だ。理系の学生ならもっと有利で、金属プレス加工や化学製品のメーカー、あるいは精密部品の製造企業に受け容れられたりする。ちょっとコネがあれば総合商社に入れたし、テレビ局や新聞社、出版社は「ゴキブリ・ホイホイ」みたいな受け容れ先だった。元々労働組合やリベラル知識人が強いから、“学生運動の落ちこぼれ”でもOK。上司にも「左翼シンパ」や「左翼崩れ」がウヨウヨ居るから大丈夫。読売のナベツネだって元左翼(共産主義者)じゃないか。

  東京大学や早稲田大学、日本大学、法政大学などで左翼運動に係わっていた連中は、どこから“資金”を得ていたのか判らないが、上層部の学生には“とんでもない奴”が紛れていた。例えば、早稲田大学の荒岱介(あら・たいすけ)は飛び抜けている。彼は1965年に法学部に入るが、1968年に除籍となっていた。荒氏は「社学(社会主義学生同盟)」の委員長や「全国学生対策部長」に就任した人物で、東大安田講堂の闘争では兇器準備結集罪で指名手配を受けていた。彼は1969年4月に逮捕され、裁判に掛けられて有罪判決を受ける。刑務所には三年間服役し、1977年に出所したそうだ。塀の中に入る人間というのは“懲りない面名”なのか、荒氏は人生で七回も逮捕されたという。ちなみに、府中刑務所では民族派右翼の野村秋介(のむら・しゅうすけ)と一緒だった。

  学生運動を知らない世代は、マスコミのプロパガンダ記事に騙され、純粋で真剣な学生が腐敗した政府に反抗したと思っている。だが、教室を占領した連中なんて、ほとんどが“チンピラ左翼”か“俗物”でしかない。令和の大学生が驚いてしまうのは、荒氏が「ポルシェ」に乗っていたことだ。彼は世間の倫理道徳や組織上層部の説教が嫌いで、自らの欲望を満たすことに何の躊躇(ためら)いも無かった。荒氏は言う。

 ・・・そういうこと(道徳主義)に若者を縛り、革命的規律という名の下に、好きなことをさせない、何を買っちゃいけないとか言って、市民社会からかけ離れていくということを、俺は突破したくてね。当然、若者がBMWに乗りたいというのもいいわけじゃない。・・・俺は文化に出あいたかったんだよ。自動車はドイツ生まれで、ポルシェで言えばフェルナンド・ポルシェが作った文化である。そういう文化を知りたい、乗って味わいたいと思った。そんなの当たり前だと思う。(宮崎学『叛乱者グラフィティ』朝日新聞社、2002年、pp.84-85.)

  平成の緊縮財政で貧しい生活を“当然”と考えるようになった学生からすれば、「いった、どんな奴なんだ?」と思ってしまうだろう。しかし、1950年代から70年代までの日本だと、意外にも高額所得者の子供で左翼になる者が少なくなかった。(「元左翼財界人」に関しては別の機会で紹介したい。) チェ・ゲバラに憧れ、ベトナム戦争に反対し、人民解放のために革命を目指す荒氏であったが、段々とレーニン主義者や新左翼に懐疑的となったそうだ。彼は1990年代になると従来の思想を棄ててしまい、今度は「エコ左翼」というか、世田谷か吉祥寺に棲息する「環境革命家」へと転向する。荒氏によれば、左翼闘争はゲバ棒から火炎瓶、さらに重火器から爆弾へとエスカレートするので、世間との隔たりが大きくなってしまうという。彼は次のように述べた。

  まぁ、現実との関係においては、現実に理論が接近するんじゃなくて、現実に理論が接近できなくなってしまって、あるべき姿の方向に現実を接近させろというふうにますますなっていったんだよ。(上掲書、p.88)

  つまり、左翼学生がどんな理想を語りかけようが、世間の人々は振り向かず、むしろ軽蔑の眼差しで“距離を取る”という訳だ。確かに、1970年代の新左翼運動の頃から、一般の大学生には、ある種の“変化”が訪れていた。安保闘争の世代は、Tシャツにジーンズといった薄汚い格好であったが、新世代の学生は、米国のアイビィー・ルックを真似て、紺色のブレザーにネクタイを締めていた。街を歩くと、身綺麗な若者が、「VAN」のロゴが印刷された紙袋を手に提げ、友人や恋人と楽しそうに話している。こんな光景を目にした若者からすれば、新宿や代々木でマルクス理論を語るなんて野暮天だろう。恋人と一緒に銀座へ赴き、ウィンドー・ショッピングを堪能する方がいい。ウッドストックでのヒッピー姿なら分かるけど、麻布や目黒、あるいは新橋や神楽坂で、日本人がヒッピー・スタイルを真似ても、それは滑稽でしかない。

Ivy Look in America 2143Ivy style Americans 662
(左 : 東部の有名大学に通うエリート学生 / 右 : アイヴィー・スタイルのアメリカ人 )

  高級ブランドのVANで身を包んだお坊ちゃん達は、早稲田や法政の田舎者とは違っていた。美形の女子学生と一緒に喫茶店に入り、ジャズでも聴いている方が“格好良く”思えたのだ。一世を風靡したVAN-JAC社は、1978年(昭和53年)に営業不振で潰れてしまうが、1980年代の大学生は、もう学生運動には戻らなくなっていた。好景気は青年の精神を変えてしまうものだ。この世代は小難しい哲学議論より、ショット・バーに通って仲間と談笑したり、人気のディスコで踊り明かす方をキャンパスライフと考える。デートになればスポーツカーを用意し、女の子を乗せて軽井沢に直行だ。苗場のスキー場に赴けば、ロマンティックな夜で意中の女性を口説こうとする。「ブハーリン」と聞いても、「それ、ロシアのウィスキー?」と尋ねる世代に、共産主義革命なんて無理だろう。

  それでも、学生運動が忘れられない世代は、財界やマスコミ界で息を潜め、嘗ての仲間や後輩の左翼学生を支援する。朝日新聞と連携するテレビ朝日などは、『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を得た猪瀬直樹を持て囃し、「朝まで生テレビ」や「ビートたけしのTVタックル」に招いていた。当時の一般視聴者は猪瀬氏の過去や素性を知らず、『昭和16年夏の敗戦』を書いた著者とか、道路公団を批判する反骨の知識人、と思っていた。(『国民新聞』の読者は違うけど。)

Inose Naoki 823(左 / 猪瀬直樹)
  東京都の副知事から都知事に登り詰めた猪瀬氏は、作家になる前に、信州大学の全共闘議長を務めていた。闘争は1969年6月、文学部のバリケード封鎖から始まったというが、猪瀬氏は全共闘の主力部隊を率いていたそうである。しかし、学生運動には国家を根本的に変える中身が無かった。口先だけの学生達は、単なる観念論じゃだ。動物園で飼われているナマケモノが、「百獣の王」を気取っているようなものだ。職員から餌をもらっているシマシウマに、弱肉強食のジャングルなど解らない。学生運動にのめり込んでいた猪瀬氏も、何となく「世間の風」という“壁”に気づいていたのだろう。

  ある時、彼は国際反戦デーや佐藤栄作首相の訪米阻止のために上京するが、そこで目にした光景は彼の人生を変えるものであった。東京にやって来た猪瀬氏は、新宿の裏通りでコーラを買おうとしたそうだ。そこで、猪瀬氏は表通りから裏通りに足を運んだわけだが、迷い込んだ場所にはパチンコ屋があって、軍艦マーチが流れていたという。突然、猪瀬は通りを一つ隔てただけで“別の世界”があることに気づく。彼は当時を回想し、次のように述べていた。

 そこには日常性があるわけですよ。そのころから、学生運動はこんなものだな、という自覚はあった。学生運動で世界が変わるなんて思っていなかった。日常性の連続がふつうの生活なんです。そして日常性から日本の近代やナショナリズムをもう一度とらえなおさないといけにないと思った。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』、p.145.)

  猪瀬氏によれば、1960年代の学生運動は、69年の佐藤訪米阻止闘争で終わったそうである。(上掲書、p.144.) 「あの時点で九割の人は学生運動を止めた」というから、岩波書店の『世界』や『朝日ジャーナル』で活躍していた左翼知識人は、闘争時代の「残滓」なのかも知れない。猪瀬氏は信州大学を卒業後、東京の出版社に勤め、そこの給料で大学院への資金を貯めるにしたそうだ。

  まぁ、左翼組織が強い明治大の大学院だから、心からの“転向”は無かったと思うが、『週刊ポスト』に連載を持ったり、実際の政治に係われば、イヤでも“現実の世界”が判ってくる。学生時代には“綺麗事”を並べていればそれで良かったが、実際の仕事になれば汚いことだって進んでやるしかない。代表作の『ミカドの肖像』だって、“ネタ本隠し”があったそうで、元ネタは早川和廣の『堤義明 悪の帝王学』や草野洋の『西武商法 悪の構図』であったという。たぶん、“パクリ本”とバレるのが恥ずかしかったのか、猪瀬氏は引用先の出典を挙げていなかった。でも、佐野眞一がそれを暴露したから万事休す。『ミカドの肖像』を作成するに当たって、ノンフィクション作家の池田房雄とジャーナリストの岩瀬達哉が協力したそうだ。この二人がネタになりそうな題材とデータ集めに奮闘したそうで、猪瀬氏は触れられたくない過去の暴露に怒っていた。

  最近、国会議員の裏金問題化や悪徳知事の横暴が話題となっているが、そもそも日本人にはデモクラシーなんて“体質”に合わない。選んでいる国民が、選んだ政治家を嫌っているんだから本末転倒である。例えば、愛知県の大村秀章知事は、衆議院で出世の見込みがないと分かった鞍替え組で、津田大介に理解を示すなんちゃって左翼。静岡県の川勝平太知事は、支那人と昵懇で国益の売却者だ。しかも、大学教授の時からパワーハラスメントの常習者ときている。徳島県知事に鞍替えした後藤田正純は、“下半身検査”で不合格となった不適格議員。2000年から2022年まで、ずっと再選を果たしてきたのに、なぜか一度も大臣になれず、衆議院に見切りをつけての知事選だった。

  赤く染まった北海道は、反日や共産主義者の産地となっている。知事の鈴木直道は北海道出身じゃないけど、支那人に国土を明け渡す売国奴。有名な「夕張リゾート」は2017年、支那企業の「元大(げんだい)リアルエステート」に“たった2億円”で売却されてしまい、2019年になると、この支那企業が香港系のファンドに15億円で転売だ。本当に酷いけど、これが現実の北海道である。二階俊博に可愛がられるくらいだから、鈴木知事がどんな人物なのか、誰にでも分かるだろう。

  今、東京15区の補欠選挙が世間の注目を集めているが、世論調査で首位に立っているのは、共産党の支援を受けた立憲民主党の酒井菜摘(さかい・なつみ)である。二番手は日本維新の金澤結衣(かなざわ・ゆい)で、日本保守党の飯山陽(いいやま・あかり)は、地元民からの知名度を得るだけで精一杯。もし江東区民が正常なら、飯山氏がトップに立っているはずだけど、地元民は「この人誰?」といった反応だ。

飯山あかり00213(左 / 飯山陽)
  飯山氏は移民流入の深刻さを解っているので、平穏な暮らしを望む庶民からすれば、彼女が最も相応しい国会議員となるはず。だが、一般国民は左翼教育のせいで健全な判断能力を持たない。普段は常識的な人でも、政治となれば、ちょっと左寄りとなってしまい、無意識のリベラル派で候補者を選ぶ。左翼教育の影は長く、薄くなったように思えても、人々の脊髄に残っている。我が子や地元の将来を大切にする庶民が、知名度だけで左翼分子に投票し、自ら「故郷の破壊者」となってしまうんだから、本当に憐れだ。せめて自民党支持者の七割くらいが飯山氏に投票するのであれば、まだ救いがある。しかし、左巻きにされた国民が正常な判断を下すとは思えない。乙武候補がコケたことくらいが救いである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/671.html#c9

コメント [近代史3] かぐや姫 神田川 _ 1970年代 四畳半フォークの時代 中川隆
25. 中川隆[-10877] koaQ7Jey 2024年4月16日 17:24:18 : HONZEEU5Kw : cVFmQW5SS1dDU2s=[7]
<■366行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2024年04月16日
飯山陽が劣勢な理由 / 左翼の長い影
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html

日本の若者は国家意識を無くした

student riots in Japan 213Japan in 1980s
(左 : 全共闘に精を出す大学生 / 右 : 80年代のバブル景気に浮かれた日本人)

  日本の政治が混迷し、没落の一途を辿っているのは、日本人にデモクラシーが適していないからだ。そもそも、民衆が代議士を選ぶことじたいが間違っている。「政治は武士の役割」というのが日本の國體(constitution)だ。幼い頃から忠君愛国を叩き込まれた武士と、目先の利益だけを追求し、受験勉強が唯一の苦労というのが平民の子供だから、才幹と気概の点で後者は比べものにならない。

  しかも、昭和の教育が劣悪で、敗戦となるや、共産主義者と反日主義者が大繁殖。日本の政治を“左傾化”させ、“鬱血状態”や“没落の悪循環”に導いたのは、何も占領軍だけのせいじゃない。アメリカ軍の“威光”を利用して出世を謀った「敗戦利得者」や学生運動で“有頂天”になった「アンファン・テリブル(enfant terrible)」*にも原因がある。(*「他人に迷惑を掛けても平気なガキども」という意味。) 歐米諸国と同じく、我が国も「高学歴社会」となっているから、政治家や官僚、企業経営者、地方公務員、ホワイトカラーの専門職、研究所や工場の技術者などは、程度の差こそあれ、「大卒者」で占められている。となれば、大学教師は未成年の精神構造に大きな影響を与える立場にあるはず。日本人の精神がどこか異常で、奇妙なくらいに歪曲しているのは、小学校から大学に至るまで、左翼陣営の「非国民化イデオロギー」が浸透しているからだ。

  日本の先を歩く米国では、幼稚園から大学までリベラル派の独擅場となっている。以前、ブルックリン・カレッジのミシェル・ランバート(Mitchell Langbert)准教授と、ヘテロドックス・アカデミー(Heterodox Academy)研究所のショーン・スティーヴンス(Sean Stevens)所長が大学教員に関する調査を行ったことがある。彼らが実施した教員の政治意識調査によれば、民衆党支持者が共和党支持者を大きく上回っており、約「9対1」の割合であることが判った。(Christian Schneider, 'Democratic professors outnumber Republican ones by 9 to 1 ratio, according to new data', The College Fix, January 22, 2020.)ランバート氏とスティーヴンス氏は、政党に登録している1万2千372名をサンプルにして大学教授の政治指向を調査したが、驚くことに、そのうちの48.4%が民衆党員であり、共和党員はたったの5.7%しかなかった。これが一般国民だと違っており、29%が民衆党員で、26%が共和党員となっている。この調査では、政治献金についても質問がなされており、民衆党の候補者に献金した教授と共和党の候補者に献金した教授の比率は、「95対1」であったというから、まさしく目眩がする数字だ。

  たぶん、日本でも状況は似たり寄ったりだろう。国立や私立の区別はなく、ほとんどがプロ左翼かピンク・リベラルとなっている。今では「遠い昔の出来事」となっているが、1960年代から70年代にかけての大学は、左翼分子の特殊部落であった。文学部や法学部、教育学部、史学部などはもちろんのこと、自然科学を専攻する学生でも、全学連や全共闘に加わって暴れ回っていた。明治から昭和の前半くらいまで、教師と学生との私的な交流というものがあったが、フランスの極左学生みたいな連中が増えたことで、日本の伝統はズタズタになってしまった。教授を皆の前で罵倒し、吊し上げることを喜んでやっていたんだから、支那の文化大革命と同じだ。

Jean-Pierr Duteuil 213343(左 / ジャン・ピエール・デュトゥール)
  1968年5月には悪名高きフランスの左翼暴動が起きたけど、日本でもこれに触発されたのか、左巻きの大学生がキャンパスで猿真似に興じていた。パリの5月暴動で学生の先頭に立っていたのは、札付きの“赤い三人衆”で、ドイツ生まれのアシュケナージ・ユダヤ人たるダニエル・コーン・ベンデット(Daniel Cohn-Bendit)、アルザス出身のユダヤ人であるアラン・ジェスマル(Alain Geismar)、そしてPSUに属していた社会主義者のジャック・ソヴァジョ(Jacques Sauvageot)であった。コーン・ベンデットの親友であったジャン・ピエール・デュトゥール(Jean-Pierr Duteuil)は、アナーキストのマルキスト。父親も筋金入りのマルキストであったから、親子代々の共産主義者だ。

Daniel Cohn Bendit 0324Alain Geismar 21334Jacques Sauvageot 324Oda Makoto 992
( 左 : ダニエル・コーン・ベンデット / アラン・ジェスマル / ジャック・ソヴァジョ / 右 : 小田実)

日本の左翼学生も様々で、ある者はマルクス・レーニン主義の心酔者。また、ある者はスターリンの独裁政治を批判し、志半ばで斃れたレオン・トロツキーを尊敬するクルクルパー。ユダヤ人の共産主義に馴染めない田舎者は、毛沢東主義者となって「アジアとの共存」を掲げていた。小田実(おだ・まこと)に感化された極左は、ベトナム戦争に反対し、観念論で「アジアとの連帯」を呼びかける始末。

Ooe Kemzaburo 324(左 / 大江健三郎)
  ちなみに、小林秀雄から「気味の小説は小説じゃない」と酷評にされた小説家の大江健三郎は、フランスの左翼やユダヤ人哲学者のサルトル(Jean-Pierr Sartre)に憧れていたのか、ナイト・クラブの酌婦の前では「僕、アルジェ生まれ」と嘯(うそぶ)いていた。一緒に居た阿川弘之は「何言ってやがんだ! お前は愛媛生まれじゃないか!」と腹を立てていたけど、遠藤周作は隣で笑っていたのかも。

  とにかく、呆れてしまうが、当時の左翼学生は“本気”なのか“ファッション”なのか、何が動機で学生運動に参加したのか判らない。だだ、60年安保闘争の世代と同じく、70年代に新左翼にのめり込むような連中は、カルト宗教の信者と変わりがなかった。ヘルメットをかぶり、ゲバ棒を持って機動隊に突っ込んだ連中は、まさしく人生を棒に振ってしまったし、逮捕された者は「前科者」となって、まともな就職先が見つからなかった。闘争の末に障碍者となった学生は、「後悔先に立たず」を実感する。しかし、上手く立ち回った連中は、藝能界やマスコミに潜り込んだ。法学部の学生は、仙谷由人のように法曹界を土俵とし、人権派弁護士になっていた。朝鮮人の支援者になる弁護士が多いのも、左翼教育の結果である。

Kan Naoto 8243(左 / 菅直人)
  「ズルカン」と呼ばれた菅直人は、東工大の暴力学生ではなかったが、日本への憎しみを“売り”にする「市民活動家」へと変貌していた。師匠の市川房枝からも「駄目な奴」と思われていたのに、マスコミの支援で我が国の総理大臣になれたんだから、永田町には悪魔と貧乏神が混在しているんだろう。だいたい、民主党の「サポーター」には国籍条件が無かったから、在日朝鮮人が「サポーター」になっていてもおかしくはなかった。

  菅直人はあるインタビューで自分の過去を偽っていた。「暴力では社会は変えられない。私はもともと、社会の矛盾をひとつひとつ解決していくという改革派なんです。そういう意味では、いまに至るまで挫折感はない」*と語っていたが、単に“卑怯者”だから仲間を見捨てただけだろう。 (*註 / 臼井敏男『叛逆の時を生きて』朝日新聞出版、2010年, p.197.)後に、機動隊を率いていた佐々淳行が茶化していたけど、菅直人は武闘派の学生じゃなかった。第五列や第六列といった後方に隠れ、逃げ足だけは早い卑劣漢であったから、障碍者にならず、弁理士になれたのだ。菅は「市民運動」とやらに邁進したが、その根底には松下圭一(法政大学教授)のドス黒い政治思想が流れていた。

Sakamoto 943
(左 / 坂本龍一)
  「元左翼」というのは藝能界 にも潜んでいる。例えば、都立新宿高校で左翼運動に熱心だった故・坂本龍一は、東京芸大に進んでYMOを結成したが、高校時代は左翼生徒であった。1980年代、シンセサイザーを演奏する坂本氏は、大量の電気を浪費するが、一向に気にする様子はなかった。「エコロジー」なんて頭の片隅にも無かったはずだ。当時は一風堂の土屋昌巳と同じで、「JAPAN」のデイヴィッド・シルヴィアンに憧れたのか、お化粧の方に夢中だった。

  ちなみに、同校で運動に加わっていたのは、坂本氏の先輩で、後に安倍内閣で官房長官となる塩崎恭久だ。塩崎と坂本の二人は、機動隊が入る前の安田講堂に足を運んだそうで、中にいた全共闘の学生らと話すことが出来たという。なるほど、生徒会長になった不良生徒(塩崎氏)が、荒れ狂う東大に赴いて、「自由」や「個性」を学んだというわけだ。さすが、二年生を率いて校長室を占拠する生徒会長は、ひと味もふた味も違っている。

Shiozaki 001
(左 / 塩崎恭久 )
 大臣を経験した塩崎氏は、議員を引退すると地元の愛媛で里親の支援をしているそうだが、自身の「転向」をどう思っているのか? だいたい、高校生の時からバリケード封鎖をしていた不良生徒が、政界に入って厚労大臣となり、不憫な子供に“温かい家庭”を斡旋するんだから、機敏なカメレオンだってビックリだ。息子の塩崎彰久はオヤジの地盤を引き継ぎ、今では自民党の代議士で、厚生労働政務官となっている。ホント、岸田文雄に林芳正、河野太郎、小渕優子、小泉進次郎といい、永田町にはボンクラの世襲議員がゾロゾロいる。一般国民というのは、自分の投票で子や孫の将来を台無しにしているが、その自覚が無いところに真の悲哀がある。

  演出家のテリー伊藤も、日本大学で学生運動に勤しんだ一人である。ただ、機動隊との衝突で一生涯の障碍を背負ったから悲惨だ。彼が機動隊から逃れる時、後ろに居た誰かが石を投げたという。不幸にも、その石が偶然、彼の左目に当たってしまい、伊藤氏は斜視になってしまった。藤竜也みたいに、同大学の芸術学部に入って映画界にスカウトされる方が、よっぽどマシである。下らない大学をさっさと辞めて、大好きなスポーツ・カーを買った方が遙かに健全だ。真田広之も日大の学生だったが、左翼分子にはならず、役者の世界に入った。二枚目俳優だから当然だけど、デビューして直ぐに『忍者武芸帖 百地三太夫』の主役なんだから凄い。(筆者も劇場で観たけど、真田氏の出演作品の中では一番いい。現在、彼はハリウッドの『Mortal Kombat』や『Shogun将軍』に抜擢され、ステレオタイプの「日本人」を演じているが、昔の方が良かった。)

  NHKの贔屓を得た小説家の高橋源一郎も、横浜国大で暴れ回ったうちの一人だ。彼は学生運動で逮捕されたり拘留されたりと、散々な青春時代を送っていたが、後に小説を書いて有名人となった。拘置所では“沈黙”を貫いたそうで、朝八時から夜の八時まで、12時間もずっと下を向いて黙っていたというから、ある意味“真面目な奴”だ。でも、取り調べの後に独房入りだから、正常な精神状態ではなかったはずだ。実際、一種の失語症に罹ったみたいで、喋るときの発音が難しくなったそうである。大学を除籍になり、筋肉労働者になっても、小説家になれたんだから良かったじゃないか。しかも、明治学院大学で教授になれたし、無事退職したことで“オマケ”として附いてくる「名誉教授」にみなれた。しかし、国際学部の学生はどんな気持ちで彼の授業を受けていたのか?

ポルシェに乗っていた左翼学生

  大学で暴れていた一般の左翼学生というのは、一種の“お遊び”に興じていた不真面目な人々で、内心では政府転覆など考えてもいなかった。要するに、みんなでワッショイ、ワッショイ、と騒いでいると、何となく自分が日本全体を動かしているように思えたのである。令和の大学生が聞けばシラけてしまうが、全共闘に共鳴するアホな学生は、「チェ・ゲバラに倣え、我らも社会主義革命を!」とか、「差別の元兇たる天皇制を打倒せよ!」、「ベトナムを侵掠する米帝國に反対!」「在日米軍基地を許すな!」と本気(?)で叫んでいた。

  筆者が高校生の時、御茶ノ水駅附近にある楽器店でギターを買ったことがある。そのついでに神田の三省堂に立ち寄ろうとしたが、途中で目にした明治大学の風景のせいで気分が悪くなった。入り口や塀には汚い看板がズラリと並んでおり、殴り書きの文字(日本や米国を呪う罵倒のスローガン)が踊っているように見えた。当時、筆者は看板を眺めながら、「アルフォンス・ミーシャ(Alfons Maria Mucha)のようなアール・ヌーヴォー風じゃなくてもいいから、もっと美しい文字で綺麗なイラストを附ければいいのに・・・。」と思ったものである。しかし、怨念に凝り固まった学生には、美術的センスは皆無だ。どいつもこいつも紅衛兵みたいな奴らばかり。「安保反対」を掲げながら「国防軍の創設」を主張しない学生は、一体どんな頭をしているのか? 左翼学生というのも呑気なもので、フォーク・ギターを片手に、ボブ・ディランやジョン・レノンの歌を奏でて喜んでいる。一方、ノンポリの学生達は酒を飲みながら、共産主義の幻想に酔いしれていた。

student riots 1970sStudent riots in Paris 2134
(左 : 学園闘争に熱中する日本の大学生 / 右 : パリで抗議行動に没頭するフランスの大学生)

  ゲバ棒を振るう学生達も甘えん坊だ。自分たちは思いっきり火焔瓶を投げつけているくせに、いざ機動隊が反撃すると「暴力反対!」と叫ぶ。彼らは警察官が決して発砲しないことを確信していたから、安心して角材を振り回していた。国家に刃向かっても、“国家権力(暴力装置)”は決して民衆を射殺しない、と信じ切っている。支那大陸で北京政府に反抗したら、即座に“皆殺し”か戦車で轢き殺されるのがオチだ。北朝鮮なら学生全員が逮捕され、どこかの広場で公開処刑だろう。もしかすると、あっさりとした銃殺じゃなく、「てるてる坊主」みたいに軒先で縛り首だったりして。場合によっては、牢獄で餓死とか。

  まぁ、みんなと一緒に「武力闘争」をしているうちは、危険なようで気楽である。ところが、いざ卒業が目の前にチラつくと大変だ。おちゃらけ学生は急に“現実”が怖くなる。長髪でジーンズ姿の青年も、就職面談となれば、長い髪を切って清潔感を出すしかない。彼らは親に買ってもらった背広を着込み、真剣な面持ちで会社に赴く。面接で過去を詮索されないか、とヒヤヒヤする青年は、慎重に言葉を選びながら答える。でも、過去がバレて不合格になれば意気銷沈だ。もし、晴れて合格となれば「ああ良かった!」と胸をなで下ろす。

  在学中に勉強しなかった学生は、どうしたものかと思い悩んだ。でも、「体育会系」を前面に出してアピールすれば何とかなった。「一生懸命頑張ります!」と言えば鉄鋼メーカーに入れることもあったし、営業部では忍耐と体力が重要だ。理系の学生ならもっと有利で、金属プレス加工や化学製品のメーカー、あるいは精密部品の製造企業に受け容れられたりする。ちょっとコネがあれば総合商社に入れたし、テレビ局や新聞社、出版社は「ゴキブリ・ホイホイ」みたいな受け容れ先だった。元々労働組合やリベラル知識人が強いから、“学生運動の落ちこぼれ”でもOK。上司にも「左翼シンパ」や「左翼崩れ」がウヨウヨ居るから大丈夫。読売のナベツネだって元左翼(共産主義者)じゃないか。

  東京大学や早稲田大学、日本大学、法政大学などで左翼運動に係わっていた連中は、どこから“資金”を得ていたのか判らないが、上層部の学生には“とんでもない奴”が紛れていた。例えば、早稲田大学の荒岱介(あら・たいすけ)は飛び抜けている。彼は1965年に法学部に入るが、1968年に除籍となっていた。荒氏は「社学(社会主義学生同盟)」の委員長や「全国学生対策部長」に就任した人物で、東大安田講堂の闘争では兇器準備結集罪で指名手配を受けていた。彼は1969年4月に逮捕され、裁判に掛けられて有罪判決を受ける。刑務所には三年間服役し、1977年に出所したそうだ。塀の中に入る人間というのは“懲りない面名”なのか、荒氏は人生で七回も逮捕されたという。ちなみに、府中刑務所では民族派右翼の野村秋介(のむら・しゅうすけ)と一緒だった。

  学生運動を知らない世代は、マスコミのプロパガンダ記事に騙され、純粋で真剣な学生が腐敗した政府に反抗したと思っている。だが、教室を占領した連中なんて、ほとんどが“チンピラ左翼”か“俗物”でしかない。令和の大学生が驚いてしまうのは、荒氏が「ポルシェ」に乗っていたことだ。彼は世間の倫理道徳や組織上層部の説教が嫌いで、自らの欲望を満たすことに何の躊躇(ためら)いも無かった。荒氏は言う。

 ・・・そういうこと(道徳主義)に若者を縛り、革命的規律という名の下に、好きなことをさせない、何を買っちゃいけないとか言って、市民社会からかけ離れていくということを、俺は突破したくてね。当然、若者がBMWに乗りたいというのもいいわけじゃない。・・・俺は文化に出あいたかったんだよ。自動車はドイツ生まれで、ポルシェで言えばフェルナンド・ポルシェが作った文化である。そういう文化を知りたい、乗って味わいたいと思った。そんなの当たり前だと思う。(宮崎学『叛乱者グラフィティ』朝日新聞社、2002年、pp.84-85.)

  平成の緊縮財政で貧しい生活を“当然”と考えるようになった学生からすれば、「いった、どんな奴なんだ?」と思ってしまうだろう。しかし、1950年代から70年代までの日本だと、意外にも高額所得者の子供で左翼になる者が少なくなかった。(「元左翼財界人」に関しては別の機会で紹介したい。) チェ・ゲバラに憧れ、ベトナム戦争に反対し、人民解放のために革命を目指す荒氏であったが、段々とレーニン主義者や新左翼に懐疑的となったそうだ。彼は1990年代になると従来の思想を棄ててしまい、今度は「エコ左翼」というか、世田谷か吉祥寺に棲息する「環境革命家」へと転向する。荒氏によれば、左翼闘争はゲバ棒から火炎瓶、さらに重火器から爆弾へとエスカレートするので、世間との隔たりが大きくなってしまうという。彼は次のように述べた。

  まぁ、現実との関係においては、現実に理論が接近するんじゃなくて、現実に理論が接近できなくなってしまって、あるべき姿の方向に現実を接近させろというふうにますますなっていったんだよ。(上掲書、p.88)

  つまり、左翼学生がどんな理想を語りかけようが、世間の人々は振り向かず、むしろ軽蔑の眼差しで“距離を取る”という訳だ。確かに、1970年代の新左翼運動の頃から、一般の大学生には、ある種の“変化”が訪れていた。安保闘争の世代は、Tシャツにジーンズといった薄汚い格好であったが、新世代の学生は、米国のアイビィー・ルックを真似て、紺色のブレザーにネクタイを締めていた。街を歩くと、身綺麗な若者が、「VAN」のロゴが印刷された紙袋を手に提げ、友人や恋人と楽しそうに話している。こんな光景を目にした若者からすれば、新宿や代々木でマルクス理論を語るなんて野暮天だろう。恋人と一緒に銀座へ赴き、ウィンドー・ショッピングを堪能する方がいい。ウッドストックでのヒッピー姿なら分かるけど、麻布や目黒、あるいは新橋や神楽坂で、日本人がヒッピー・スタイルを真似ても、それは滑稽でしかない。

Ivy Look in America 2143Ivy style Americans 662
(左 : 東部の有名大学に通うエリート学生 / 右 : アイヴィー・スタイルのアメリカ人 )

  高級ブランドのVANで身を包んだお坊ちゃん達は、早稲田や法政の田舎者とは違っていた。美形の女子学生と一緒に喫茶店に入り、ジャズでも聴いている方が“格好良く”思えたのだ。一世を風靡したVAN-JAC社は、1978年(昭和53年)に営業不振で潰れてしまうが、1980年代の大学生は、もう学生運動には戻らなくなっていた。好景気は青年の精神を変えてしまうものだ。この世代は小難しい哲学議論より、ショット・バーに通って仲間と談笑したり、人気のディスコで踊り明かす方をキャンパスライフと考える。デートになればスポーツカーを用意し、女の子を乗せて軽井沢に直行だ。苗場のスキー場に赴けば、ロマンティックな夜で意中の女性を口説こうとする。「ブハーリン」と聞いても、「それ、ロシアのウィスキー?」と尋ねる世代に、共産主義革命なんて無理だろう。

  それでも、学生運動が忘れられない世代は、財界やマスコミ界で息を潜め、嘗ての仲間や後輩の左翼学生を支援する。朝日新聞と連携するテレビ朝日などは、『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を得た猪瀬直樹を持て囃し、「朝まで生テレビ」や「ビートたけしのTVタックル」に招いていた。当時の一般視聴者は猪瀬氏の過去や素性を知らず、『昭和16年夏の敗戦』を書いた著者とか、道路公団を批判する反骨の知識人、と思っていた。(『国民新聞』の読者は違うけど。)

Inose Naoki 823(左 / 猪瀬直樹)
  東京都の副知事から都知事に登り詰めた猪瀬氏は、作家になる前に、信州大学の全共闘議長を務めていた。闘争は1969年6月、文学部のバリケード封鎖から始まったというが、猪瀬氏は全共闘の主力部隊を率いていたそうである。しかし、学生運動には国家を根本的に変える中身が無かった。口先だけの学生達は、単なる観念論じゃだ。動物園で飼われているナマケモノが、「百獣の王」を気取っているようなものだ。職員から餌をもらっているシマシウマに、弱肉強食のジャングルなど解らない。学生運動にのめり込んでいた猪瀬氏も、何となく「世間の風」という“壁”に気づいていたのだろう。

  ある時、彼は国際反戦デーや佐藤栄作首相の訪米阻止のために上京するが、そこで目にした光景は彼の人生を変えるものであった。東京にやって来た猪瀬氏は、新宿の裏通りでコーラを買おうとしたそうだ。そこで、猪瀬氏は表通りから裏通りに足を運んだわけだが、迷い込んだ場所にはパチンコ屋があって、軍艦マーチが流れていたという。突然、猪瀬は通りを一つ隔てただけで“別の世界”があることに気づく。彼は当時を回想し、次のように述べていた。

 そこには日常性があるわけですよ。そのころから、学生運動はこんなものだな、という自覚はあった。学生運動で世界が変わるなんて思っていなかった。日常性の連続がふつうの生活なんです。そして日常性から日本の近代やナショナリズムをもう一度とらえなおさないといけにないと思った。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』、p.145.)

  猪瀬氏によれば、1960年代の学生運動は、69年の佐藤訪米阻止闘争で終わったそうである。(上掲書、p.144.) 「あの時点で九割の人は学生運動を止めた」というから、岩波書店の『世界』や『朝日ジャーナル』で活躍していた左翼知識人は、闘争時代の「残滓」なのかも知れない。猪瀬氏は信州大学を卒業後、東京の出版社に勤め、そこの給料で大学院への資金を貯めるにしたそうだ。

  まぁ、左翼組織が強い明治大の大学院だから、心からの“転向”は無かったと思うが、『週刊ポスト』に連載を持ったり、実際の政治に係われば、イヤでも“現実の世界”が判ってくる。学生時代には“綺麗事”を並べていればそれで良かったが、実際の仕事になれば汚いことだって進んでやるしかない。代表作の『ミカドの肖像』だって、“ネタ本隠し”があったそうで、元ネタは早川和廣の『堤義明 悪の帝王学』や草野洋の『西武商法 悪の構図』であったという。たぶん、“パクリ本”とバレるのが恥ずかしかったのか、猪瀬氏は引用先の出典を挙げていなかった。でも、佐野眞一がそれを暴露したから万事休す。『ミカドの肖像』を作成するに当たって、ノンフィクション作家の池田房雄とジャーナリストの岩瀬達哉が協力したそうだ。この二人がネタになりそうな題材とデータ集めに奮闘したそうで、猪瀬氏は触れられたくない過去の暴露に怒っていた。

  最近、国会議員の裏金問題化や悪徳知事の横暴が話題となっているが、そもそも日本人にはデモクラシーなんて“体質”に合わない。選んでいる国民が、選んだ政治家を嫌っているんだから本末転倒である。例えば、愛知県の大村秀章知事は、衆議院で出世の見込みがないと分かった鞍替え組で、津田大介に理解を示すなんちゃって左翼。静岡県の川勝平太知事は、支那人と昵懇で国益の売却者だ。しかも、大学教授の時からパワーハラスメントの常習者ときている。徳島県知事に鞍替えした後藤田正純は、“下半身検査”で不合格となった不適格議員。2000年から2022年まで、ずっと再選を果たしてきたのに、なぜか一度も大臣になれず、衆議院に見切りをつけての知事選だった。

  赤く染まった北海道は、反日や共産主義者の産地となっている。知事の鈴木直道は北海道出身じゃないけど、支那人に国土を明け渡す売国奴。有名な「夕張リゾート」は2017年、支那企業の「元大(げんだい)リアルエステート」に“たった2億円”で売却されてしまい、2019年になると、この支那企業が香港系のファンドに15億円で転売だ。本当に酷いけど、これが現実の北海道である。二階俊博に可愛がられるくらいだから、鈴木知事がどんな人物なのか、誰にでも分かるだろう。

  今、東京15区の補欠選挙が世間の注目を集めているが、世論調査で首位に立っているのは、共産党の支援を受けた立憲民主党の酒井菜摘(さかい・なつみ)である。二番手は日本維新の金澤結衣(かなざわ・ゆい)で、日本保守党の飯山陽(いいやま・あかり)は、地元民からの知名度を得るだけで精一杯。もし江東区民が正常なら、飯山氏がトップに立っているはずだけど、地元民は「この人誰?」といった反応だ。

飯山あかり00213(左 / 飯山陽)
  飯山氏は移民流入の深刻さを解っているので、平穏な暮らしを望む庶民からすれば、彼女が最も相応しい国会議員となるはず。だが、一般国民は左翼教育のせいで健全な判断能力を持たない。普段は常識的な人でも、政治となれば、ちょっと左寄りとなってしまい、無意識のリベラル派で候補者を選ぶ。左翼教育の影は長く、薄くなったように思えても、人々の脊髄に残っている。我が子や地元の将来を大切にする庶民が、知名度だけで左翼分子に投票し、自ら「故郷の破壊者」となってしまうんだから、本当に憐れだ。せめて自民党支持者の七割くらいが飯山氏に投票するのであれば、まだ救いがある。しかし、左巻きにされた国民が正常な判断を下すとは思えない。乙武候補がコケたことくらいが救いである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/284.html#c25

コメント [近代史3] 若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (2007年) _ 1970年代はこういう時代だった 中川隆
147. 中川隆[-10876] koaQ7Jey 2024年4月16日 17:24:51 : HONZEEU5Kw : cVFmQW5SS1dDU2s=[8]
<■366行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2024年04月16日
飯山陽が劣勢な理由 / 左翼の長い影
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html

日本の若者は国家意識を無くした

student riots in Japan 213Japan in 1980s
(左 : 全共闘に精を出す大学生 / 右 : 80年代のバブル景気に浮かれた日本人)

  日本の政治が混迷し、没落の一途を辿っているのは、日本人にデモクラシーが適していないからだ。そもそも、民衆が代議士を選ぶことじたいが間違っている。「政治は武士の役割」というのが日本の國體(constitution)だ。幼い頃から忠君愛国を叩き込まれた武士と、目先の利益だけを追求し、受験勉強が唯一の苦労というのが平民の子供だから、才幹と気概の点で後者は比べものにならない。

  しかも、昭和の教育が劣悪で、敗戦となるや、共産主義者と反日主義者が大繁殖。日本の政治を“左傾化”させ、“鬱血状態”や“没落の悪循環”に導いたのは、何も占領軍だけのせいじゃない。アメリカ軍の“威光”を利用して出世を謀った「敗戦利得者」や学生運動で“有頂天”になった「アンファン・テリブル(enfant terrible)」*にも原因がある。(*「他人に迷惑を掛けても平気なガキども」という意味。) 歐米諸国と同じく、我が国も「高学歴社会」となっているから、政治家や官僚、企業経営者、地方公務員、ホワイトカラーの専門職、研究所や工場の技術者などは、程度の差こそあれ、「大卒者」で占められている。となれば、大学教師は未成年の精神構造に大きな影響を与える立場にあるはず。日本人の精神がどこか異常で、奇妙なくらいに歪曲しているのは、小学校から大学に至るまで、左翼陣営の「非国民化イデオロギー」が浸透しているからだ。

  日本の先を歩く米国では、幼稚園から大学までリベラル派の独擅場となっている。以前、ブルックリン・カレッジのミシェル・ランバート(Mitchell Langbert)准教授と、ヘテロドックス・アカデミー(Heterodox Academy)研究所のショーン・スティーヴンス(Sean Stevens)所長が大学教員に関する調査を行ったことがある。彼らが実施した教員の政治意識調査によれば、民衆党支持者が共和党支持者を大きく上回っており、約「9対1」の割合であることが判った。(Christian Schneider, 'Democratic professors outnumber Republican ones by 9 to 1 ratio, according to new data', The College Fix, January 22, 2020.)ランバート氏とスティーヴンス氏は、政党に登録している1万2千372名をサンプルにして大学教授の政治指向を調査したが、驚くことに、そのうちの48.4%が民衆党員であり、共和党員はたったの5.7%しかなかった。これが一般国民だと違っており、29%が民衆党員で、26%が共和党員となっている。この調査では、政治献金についても質問がなされており、民衆党の候補者に献金した教授と共和党の候補者に献金した教授の比率は、「95対1」であったというから、まさしく目眩がする数字だ。

  たぶん、日本でも状況は似たり寄ったりだろう。国立や私立の区別はなく、ほとんどがプロ左翼かピンク・リベラルとなっている。今では「遠い昔の出来事」となっているが、1960年代から70年代にかけての大学は、左翼分子の特殊部落であった。文学部や法学部、教育学部、史学部などはもちろんのこと、自然科学を専攻する学生でも、全学連や全共闘に加わって暴れ回っていた。明治から昭和の前半くらいまで、教師と学生との私的な交流というものがあったが、フランスの極左学生みたいな連中が増えたことで、日本の伝統はズタズタになってしまった。教授を皆の前で罵倒し、吊し上げることを喜んでやっていたんだから、支那の文化大革命と同じだ。

Jean-Pierr Duteuil 213343(左 / ジャン・ピエール・デュトゥール)
  1968年5月には悪名高きフランスの左翼暴動が起きたけど、日本でもこれに触発されたのか、左巻きの大学生がキャンパスで猿真似に興じていた。パリの5月暴動で学生の先頭に立っていたのは、札付きの“赤い三人衆”で、ドイツ生まれのアシュケナージ・ユダヤ人たるダニエル・コーン・ベンデット(Daniel Cohn-Bendit)、アルザス出身のユダヤ人であるアラン・ジェスマル(Alain Geismar)、そしてPSUに属していた社会主義者のジャック・ソヴァジョ(Jacques Sauvageot)であった。コーン・ベンデットの親友であったジャン・ピエール・デュトゥール(Jean-Pierr Duteuil)は、アナーキストのマルキスト。父親も筋金入りのマルキストであったから、親子代々の共産主義者だ。

Daniel Cohn Bendit 0324Alain Geismar 21334Jacques Sauvageot 324Oda Makoto 992
( 左 : ダニエル・コーン・ベンデット / アラン・ジェスマル / ジャック・ソヴァジョ / 右 : 小田実)

日本の左翼学生も様々で、ある者はマルクス・レーニン主義の心酔者。また、ある者はスターリンの独裁政治を批判し、志半ばで斃れたレオン・トロツキーを尊敬するクルクルパー。ユダヤ人の共産主義に馴染めない田舎者は、毛沢東主義者となって「アジアとの共存」を掲げていた。小田実(おだ・まこと)に感化された極左は、ベトナム戦争に反対し、観念論で「アジアとの連帯」を呼びかける始末。

Ooe Kemzaburo 324(左 / 大江健三郎)
  ちなみに、小林秀雄から「気味の小説は小説じゃない」と酷評にされた小説家の大江健三郎は、フランスの左翼やユダヤ人哲学者のサルトル(Jean-Pierr Sartre)に憧れていたのか、ナイト・クラブの酌婦の前では「僕、アルジェ生まれ」と嘯(うそぶ)いていた。一緒に居た阿川弘之は「何言ってやがんだ! お前は愛媛生まれじゃないか!」と腹を立てていたけど、遠藤周作は隣で笑っていたのかも。

  とにかく、呆れてしまうが、当時の左翼学生は“本気”なのか“ファッション”なのか、何が動機で学生運動に参加したのか判らない。だだ、60年安保闘争の世代と同じく、70年代に新左翼にのめり込むような連中は、カルト宗教の信者と変わりがなかった。ヘルメットをかぶり、ゲバ棒を持って機動隊に突っ込んだ連中は、まさしく人生を棒に振ってしまったし、逮捕された者は「前科者」となって、まともな就職先が見つからなかった。闘争の末に障碍者となった学生は、「後悔先に立たず」を実感する。しかし、上手く立ち回った連中は、藝能界やマスコミに潜り込んだ。法学部の学生は、仙谷由人のように法曹界を土俵とし、人権派弁護士になっていた。朝鮮人の支援者になる弁護士が多いのも、左翼教育の結果である。

Kan Naoto 8243(左 / 菅直人)
  「ズルカン」と呼ばれた菅直人は、東工大の暴力学生ではなかったが、日本への憎しみを“売り”にする「市民活動家」へと変貌していた。師匠の市川房枝からも「駄目な奴」と思われていたのに、マスコミの支援で我が国の総理大臣になれたんだから、永田町には悪魔と貧乏神が混在しているんだろう。だいたい、民主党の「サポーター」には国籍条件が無かったから、在日朝鮮人が「サポーター」になっていてもおかしくはなかった。

  菅直人はあるインタビューで自分の過去を偽っていた。「暴力では社会は変えられない。私はもともと、社会の矛盾をひとつひとつ解決していくという改革派なんです。そういう意味では、いまに至るまで挫折感はない」*と語っていたが、単に“卑怯者”だから仲間を見捨てただけだろう。 (*註 / 臼井敏男『叛逆の時を生きて』朝日新聞出版、2010年, p.197.)後に、機動隊を率いていた佐々淳行が茶化していたけど、菅直人は武闘派の学生じゃなかった。第五列や第六列といった後方に隠れ、逃げ足だけは早い卑劣漢であったから、障碍者にならず、弁理士になれたのだ。菅は「市民運動」とやらに邁進したが、その根底には松下圭一(法政大学教授)のドス黒い政治思想が流れていた。

Sakamoto 943
(左 / 坂本龍一)
  「元左翼」というのは藝能界 にも潜んでいる。例えば、都立新宿高校で左翼運動に熱心だった故・坂本龍一は、東京芸大に進んでYMOを結成したが、高校時代は左翼生徒であった。1980年代、シンセサイザーを演奏する坂本氏は、大量の電気を浪費するが、一向に気にする様子はなかった。「エコロジー」なんて頭の片隅にも無かったはずだ。当時は一風堂の土屋昌巳と同じで、「JAPAN」のデイヴィッド・シルヴィアンに憧れたのか、お化粧の方に夢中だった。

  ちなみに、同校で運動に加わっていたのは、坂本氏の先輩で、後に安倍内閣で官房長官となる塩崎恭久だ。塩崎と坂本の二人は、機動隊が入る前の安田講堂に足を運んだそうで、中にいた全共闘の学生らと話すことが出来たという。なるほど、生徒会長になった不良生徒(塩崎氏)が、荒れ狂う東大に赴いて、「自由」や「個性」を学んだというわけだ。さすが、二年生を率いて校長室を占拠する生徒会長は、ひと味もふた味も違っている。

Shiozaki 001
(左 / 塩崎恭久 )
 大臣を経験した塩崎氏は、議員を引退すると地元の愛媛で里親の支援をしているそうだが、自身の「転向」をどう思っているのか? だいたい、高校生の時からバリケード封鎖をしていた不良生徒が、政界に入って厚労大臣となり、不憫な子供に“温かい家庭”を斡旋するんだから、機敏なカメレオンだってビックリだ。息子の塩崎彰久はオヤジの地盤を引き継ぎ、今では自民党の代議士で、厚生労働政務官となっている。ホント、岸田文雄に林芳正、河野太郎、小渕優子、小泉進次郎といい、永田町にはボンクラの世襲議員がゾロゾロいる。一般国民というのは、自分の投票で子や孫の将来を台無しにしているが、その自覚が無いところに真の悲哀がある。

  演出家のテリー伊藤も、日本大学で学生運動に勤しんだ一人である。ただ、機動隊との衝突で一生涯の障碍を背負ったから悲惨だ。彼が機動隊から逃れる時、後ろに居た誰かが石を投げたという。不幸にも、その石が偶然、彼の左目に当たってしまい、伊藤氏は斜視になってしまった。藤竜也みたいに、同大学の芸術学部に入って映画界にスカウトされる方が、よっぽどマシである。下らない大学をさっさと辞めて、大好きなスポーツ・カーを買った方が遙かに健全だ。真田広之も日大の学生だったが、左翼分子にはならず、役者の世界に入った。二枚目俳優だから当然だけど、デビューして直ぐに『忍者武芸帖 百地三太夫』の主役なんだから凄い。(筆者も劇場で観たけど、真田氏の出演作品の中では一番いい。現在、彼はハリウッドの『Mortal Kombat』や『Shogun将軍』に抜擢され、ステレオタイプの「日本人」を演じているが、昔の方が良かった。)

  NHKの贔屓を得た小説家の高橋源一郎も、横浜国大で暴れ回ったうちの一人だ。彼は学生運動で逮捕されたり拘留されたりと、散々な青春時代を送っていたが、後に小説を書いて有名人となった。拘置所では“沈黙”を貫いたそうで、朝八時から夜の八時まで、12時間もずっと下を向いて黙っていたというから、ある意味“真面目な奴”だ。でも、取り調べの後に独房入りだから、正常な精神状態ではなかったはずだ。実際、一種の失語症に罹ったみたいで、喋るときの発音が難しくなったそうである。大学を除籍になり、筋肉労働者になっても、小説家になれたんだから良かったじゃないか。しかも、明治学院大学で教授になれたし、無事退職したことで“オマケ”として附いてくる「名誉教授」にみなれた。しかし、国際学部の学生はどんな気持ちで彼の授業を受けていたのか?

ポルシェに乗っていた左翼学生

  大学で暴れていた一般の左翼学生というのは、一種の“お遊び”に興じていた不真面目な人々で、内心では政府転覆など考えてもいなかった。要するに、みんなでワッショイ、ワッショイ、と騒いでいると、何となく自分が日本全体を動かしているように思えたのである。令和の大学生が聞けばシラけてしまうが、全共闘に共鳴するアホな学生は、「チェ・ゲバラに倣え、我らも社会主義革命を!」とか、「差別の元兇たる天皇制を打倒せよ!」、「ベトナムを侵掠する米帝國に反対!」「在日米軍基地を許すな!」と本気(?)で叫んでいた。

  筆者が高校生の時、御茶ノ水駅附近にある楽器店でギターを買ったことがある。そのついでに神田の三省堂に立ち寄ろうとしたが、途中で目にした明治大学の風景のせいで気分が悪くなった。入り口や塀には汚い看板がズラリと並んでおり、殴り書きの文字(日本や米国を呪う罵倒のスローガン)が踊っているように見えた。当時、筆者は看板を眺めながら、「アルフォンス・ミーシャ(Alfons Maria Mucha)のようなアール・ヌーヴォー風じゃなくてもいいから、もっと美しい文字で綺麗なイラストを附ければいいのに・・・。」と思ったものである。しかし、怨念に凝り固まった学生には、美術的センスは皆無だ。どいつもこいつも紅衛兵みたいな奴らばかり。「安保反対」を掲げながら「国防軍の創設」を主張しない学生は、一体どんな頭をしているのか? 左翼学生というのも呑気なもので、フォーク・ギターを片手に、ボブ・ディランやジョン・レノンの歌を奏でて喜んでいる。一方、ノンポリの学生達は酒を飲みながら、共産主義の幻想に酔いしれていた。

student riots 1970sStudent riots in Paris 2134
(左 : 学園闘争に熱中する日本の大学生 / 右 : パリで抗議行動に没頭するフランスの大学生)

  ゲバ棒を振るう学生達も甘えん坊だ。自分たちは思いっきり火焔瓶を投げつけているくせに、いざ機動隊が反撃すると「暴力反対!」と叫ぶ。彼らは警察官が決して発砲しないことを確信していたから、安心して角材を振り回していた。国家に刃向かっても、“国家権力(暴力装置)”は決して民衆を射殺しない、と信じ切っている。支那大陸で北京政府に反抗したら、即座に“皆殺し”か戦車で轢き殺されるのがオチだ。北朝鮮なら学生全員が逮捕され、どこかの広場で公開処刑だろう。もしかすると、あっさりとした銃殺じゃなく、「てるてる坊主」みたいに軒先で縛り首だったりして。場合によっては、牢獄で餓死とか。

  まぁ、みんなと一緒に「武力闘争」をしているうちは、危険なようで気楽である。ところが、いざ卒業が目の前にチラつくと大変だ。おちゃらけ学生は急に“現実”が怖くなる。長髪でジーンズ姿の青年も、就職面談となれば、長い髪を切って清潔感を出すしかない。彼らは親に買ってもらった背広を着込み、真剣な面持ちで会社に赴く。面接で過去を詮索されないか、とヒヤヒヤする青年は、慎重に言葉を選びながら答える。でも、過去がバレて不合格になれば意気銷沈だ。もし、晴れて合格となれば「ああ良かった!」と胸をなで下ろす。

  在学中に勉強しなかった学生は、どうしたものかと思い悩んだ。でも、「体育会系」を前面に出してアピールすれば何とかなった。「一生懸命頑張ります!」と言えば鉄鋼メーカーに入れることもあったし、営業部では忍耐と体力が重要だ。理系の学生ならもっと有利で、金属プレス加工や化学製品のメーカー、あるいは精密部品の製造企業に受け容れられたりする。ちょっとコネがあれば総合商社に入れたし、テレビ局や新聞社、出版社は「ゴキブリ・ホイホイ」みたいな受け容れ先だった。元々労働組合やリベラル知識人が強いから、“学生運動の落ちこぼれ”でもOK。上司にも「左翼シンパ」や「左翼崩れ」がウヨウヨ居るから大丈夫。読売のナベツネだって元左翼(共産主義者)じゃないか。

  東京大学や早稲田大学、日本大学、法政大学などで左翼運動に係わっていた連中は、どこから“資金”を得ていたのか判らないが、上層部の学生には“とんでもない奴”が紛れていた。例えば、早稲田大学の荒岱介(あら・たいすけ)は飛び抜けている。彼は1965年に法学部に入るが、1968年に除籍となっていた。荒氏は「社学(社会主義学生同盟)」の委員長や「全国学生対策部長」に就任した人物で、東大安田講堂の闘争では兇器準備結集罪で指名手配を受けていた。彼は1969年4月に逮捕され、裁判に掛けられて有罪判決を受ける。刑務所には三年間服役し、1977年に出所したそうだ。塀の中に入る人間というのは“懲りない面名”なのか、荒氏は人生で七回も逮捕されたという。ちなみに、府中刑務所では民族派右翼の野村秋介(のむら・しゅうすけ)と一緒だった。

  学生運動を知らない世代は、マスコミのプロパガンダ記事に騙され、純粋で真剣な学生が腐敗した政府に反抗したと思っている。だが、教室を占領した連中なんて、ほとんどが“チンピラ左翼”か“俗物”でしかない。令和の大学生が驚いてしまうのは、荒氏が「ポルシェ」に乗っていたことだ。彼は世間の倫理道徳や組織上層部の説教が嫌いで、自らの欲望を満たすことに何の躊躇(ためら)いも無かった。荒氏は言う。

 ・・・そういうこと(道徳主義)に若者を縛り、革命的規律という名の下に、好きなことをさせない、何を買っちゃいけないとか言って、市民社会からかけ離れていくということを、俺は突破したくてね。当然、若者がBMWに乗りたいというのもいいわけじゃない。・・・俺は文化に出あいたかったんだよ。自動車はドイツ生まれで、ポルシェで言えばフェルナンド・ポルシェが作った文化である。そういう文化を知りたい、乗って味わいたいと思った。そんなの当たり前だと思う。(宮崎学『叛乱者グラフィティ』朝日新聞社、2002年、pp.84-85.)

  平成の緊縮財政で貧しい生活を“当然”と考えるようになった学生からすれば、「いった、どんな奴なんだ?」と思ってしまうだろう。しかし、1950年代から70年代までの日本だと、意外にも高額所得者の子供で左翼になる者が少なくなかった。(「元左翼財界人」に関しては別の機会で紹介したい。) チェ・ゲバラに憧れ、ベトナム戦争に反対し、人民解放のために革命を目指す荒氏であったが、段々とレーニン主義者や新左翼に懐疑的となったそうだ。彼は1990年代になると従来の思想を棄ててしまい、今度は「エコ左翼」というか、世田谷か吉祥寺に棲息する「環境革命家」へと転向する。荒氏によれば、左翼闘争はゲバ棒から火炎瓶、さらに重火器から爆弾へとエスカレートするので、世間との隔たりが大きくなってしまうという。彼は次のように述べた。

  まぁ、現実との関係においては、現実に理論が接近するんじゃなくて、現実に理論が接近できなくなってしまって、あるべき姿の方向に現実を接近させろというふうにますますなっていったんだよ。(上掲書、p.88)

  つまり、左翼学生がどんな理想を語りかけようが、世間の人々は振り向かず、むしろ軽蔑の眼差しで“距離を取る”という訳だ。確かに、1970年代の新左翼運動の頃から、一般の大学生には、ある種の“変化”が訪れていた。安保闘争の世代は、Tシャツにジーンズといった薄汚い格好であったが、新世代の学生は、米国のアイビィー・ルックを真似て、紺色のブレザーにネクタイを締めていた。街を歩くと、身綺麗な若者が、「VAN」のロゴが印刷された紙袋を手に提げ、友人や恋人と楽しそうに話している。こんな光景を目にした若者からすれば、新宿や代々木でマルクス理論を語るなんて野暮天だろう。恋人と一緒に銀座へ赴き、ウィンドー・ショッピングを堪能する方がいい。ウッドストックでのヒッピー姿なら分かるけど、麻布や目黒、あるいは新橋や神楽坂で、日本人がヒッピー・スタイルを真似ても、それは滑稽でしかない。

Ivy Look in America 2143Ivy style Americans 662
(左 : 東部の有名大学に通うエリート学生 / 右 : アイヴィー・スタイルのアメリカ人 )

  高級ブランドのVANで身を包んだお坊ちゃん達は、早稲田や法政の田舎者とは違っていた。美形の女子学生と一緒に喫茶店に入り、ジャズでも聴いている方が“格好良く”思えたのだ。一世を風靡したVAN-JAC社は、1978年(昭和53年)に営業不振で潰れてしまうが、1980年代の大学生は、もう学生運動には戻らなくなっていた。好景気は青年の精神を変えてしまうものだ。この世代は小難しい哲学議論より、ショット・バーに通って仲間と談笑したり、人気のディスコで踊り明かす方をキャンパスライフと考える。デートになればスポーツカーを用意し、女の子を乗せて軽井沢に直行だ。苗場のスキー場に赴けば、ロマンティックな夜で意中の女性を口説こうとする。「ブハーリン」と聞いても、「それ、ロシアのウィスキー?」と尋ねる世代に、共産主義革命なんて無理だろう。

  それでも、学生運動が忘れられない世代は、財界やマスコミ界で息を潜め、嘗ての仲間や後輩の左翼学生を支援する。朝日新聞と連携するテレビ朝日などは、『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を得た猪瀬直樹を持て囃し、「朝まで生テレビ」や「ビートたけしのTVタックル」に招いていた。当時の一般視聴者は猪瀬氏の過去や素性を知らず、『昭和16年夏の敗戦』を書いた著者とか、道路公団を批判する反骨の知識人、と思っていた。(『国民新聞』の読者は違うけど。)

Inose Naoki 823(左 / 猪瀬直樹)
  東京都の副知事から都知事に登り詰めた猪瀬氏は、作家になる前に、信州大学の全共闘議長を務めていた。闘争は1969年6月、文学部のバリケード封鎖から始まったというが、猪瀬氏は全共闘の主力部隊を率いていたそうである。しかし、学生運動には国家を根本的に変える中身が無かった。口先だけの学生達は、単なる観念論じゃだ。動物園で飼われているナマケモノが、「百獣の王」を気取っているようなものだ。職員から餌をもらっているシマシウマに、弱肉強食のジャングルなど解らない。学生運動にのめり込んでいた猪瀬氏も、何となく「世間の風」という“壁”に気づいていたのだろう。

  ある時、彼は国際反戦デーや佐藤栄作首相の訪米阻止のために上京するが、そこで目にした光景は彼の人生を変えるものであった。東京にやって来た猪瀬氏は、新宿の裏通りでコーラを買おうとしたそうだ。そこで、猪瀬氏は表通りから裏通りに足を運んだわけだが、迷い込んだ場所にはパチンコ屋があって、軍艦マーチが流れていたという。突然、猪瀬は通りを一つ隔てただけで“別の世界”があることに気づく。彼は当時を回想し、次のように述べていた。

 そこには日常性があるわけですよ。そのころから、学生運動はこんなものだな、という自覚はあった。学生運動で世界が変わるなんて思っていなかった。日常性の連続がふつうの生活なんです。そして日常性から日本の近代やナショナリズムをもう一度とらえなおさないといけにないと思った。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』、p.145.)

  猪瀬氏によれば、1960年代の学生運動は、69年の佐藤訪米阻止闘争で終わったそうである。(上掲書、p.144.) 「あの時点で九割の人は学生運動を止めた」というから、岩波書店の『世界』や『朝日ジャーナル』で活躍していた左翼知識人は、闘争時代の「残滓」なのかも知れない。猪瀬氏は信州大学を卒業後、東京の出版社に勤め、そこの給料で大学院への資金を貯めるにしたそうだ。

  まぁ、左翼組織が強い明治大の大学院だから、心からの“転向”は無かったと思うが、『週刊ポスト』に連載を持ったり、実際の政治に係われば、イヤでも“現実の世界”が判ってくる。学生時代には“綺麗事”を並べていればそれで良かったが、実際の仕事になれば汚いことだって進んでやるしかない。代表作の『ミカドの肖像』だって、“ネタ本隠し”があったそうで、元ネタは早川和廣の『堤義明 悪の帝王学』や草野洋の『西武商法 悪の構図』であったという。たぶん、“パクリ本”とバレるのが恥ずかしかったのか、猪瀬氏は引用先の出典を挙げていなかった。でも、佐野眞一がそれを暴露したから万事休す。『ミカドの肖像』を作成するに当たって、ノンフィクション作家の池田房雄とジャーナリストの岩瀬達哉が協力したそうだ。この二人がネタになりそうな題材とデータ集めに奮闘したそうで、猪瀬氏は触れられたくない過去の暴露に怒っていた。

  最近、国会議員の裏金問題化や悪徳知事の横暴が話題となっているが、そもそも日本人にはデモクラシーなんて“体質”に合わない。選んでいる国民が、選んだ政治家を嫌っているんだから本末転倒である。例えば、愛知県の大村秀章知事は、衆議院で出世の見込みがないと分かった鞍替え組で、津田大介に理解を示すなんちゃって左翼。静岡県の川勝平太知事は、支那人と昵懇で国益の売却者だ。しかも、大学教授の時からパワーハラスメントの常習者ときている。徳島県知事に鞍替えした後藤田正純は、“下半身検査”で不合格となった不適格議員。2000年から2022年まで、ずっと再選を果たしてきたのに、なぜか一度も大臣になれず、衆議院に見切りをつけての知事選だった。

  赤く染まった北海道は、反日や共産主義者の産地となっている。知事の鈴木直道は北海道出身じゃないけど、支那人に国土を明け渡す売国奴。有名な「夕張リゾート」は2017年、支那企業の「元大(げんだい)リアルエステート」に“たった2億円”で売却されてしまい、2019年になると、この支那企業が香港系のファンドに15億円で転売だ。本当に酷いけど、これが現実の北海道である。二階俊博に可愛がられるくらいだから、鈴木知事がどんな人物なのか、誰にでも分かるだろう。

  今、東京15区の補欠選挙が世間の注目を集めているが、世論調査で首位に立っているのは、共産党の支援を受けた立憲民主党の酒井菜摘(さかい・なつみ)である。二番手は日本維新の金澤結衣(かなざわ・ゆい)で、日本保守党の飯山陽(いいやま・あかり)は、地元民からの知名度を得るだけで精一杯。もし江東区民が正常なら、飯山氏がトップに立っているはずだけど、地元民は「この人誰?」といった反応だ。

飯山あかり00213(左 / 飯山陽)
  飯山氏は移民流入の深刻さを解っているので、平穏な暮らしを望む庶民からすれば、彼女が最も相応しい国会議員となるはず。だが、一般国民は左翼教育のせいで健全な判断能力を持たない。普段は常識的な人でも、政治となれば、ちょっと左寄りとなってしまい、無意識のリベラル派で候補者を選ぶ。左翼教育の影は長く、薄くなったように思えても、人々の脊髄に残っている。我が子や地元の将来を大切にする庶民が、知名度だけで左翼分子に投票し、自ら「故郷の破壊者」となってしまうんだから、本当に憐れだ。せめて自民党支持者の七割くらいが飯山氏に投票するのであれば、まだ救いがある。しかし、左巻きにされた国民が正常な判断を下すとは思えない。乙武候補がコケたことくらいが救いである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/287.html#c147

コメント [環境・自然・天文板6] 支配者たちは万有引力・相対性理論など信じていない!B(抜粋) と 相対性理論は現代の天動説 お天道様はお見通し
237. なかやま[41] gsiCqYLigtw 2024年4月16日 17:27:34 : 06xVee8MFg : VHdXMUZJaU0xVE0=[1]
Accelerated Motion and Non-Accelerated Motion (again) (クリ)

Difference between the two motions above will be the difference of motion with respect to aether frame. A mass point moving in accelerated motion is accompanied by inertial force, that corresponds qualitatively and quantitatively. A mass point moving in non-accelerated motion (uniform linear motion) is not accompanied by inertial force.

A saying are trying about inertial force and gravity. What can we say by comparing the two words ? Inertial force is inertial force, gravity is gravity and both are true forces ! That seems to be all that can be said. This is a short report.

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/460.html#c237

コメント [政治・選挙・NHK293] 岸田政権キモいり「子育て支援制度」財源めぐる大ウソ…金持ちを優遇、自営業者には重い負担(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
21. 多摩川[69] kb2WgJDs 2024年4月16日 17:29:00 : FmayFqMLaA : Z0kzSXdWb1cwbEU=[111]
<<こんな制度設計で国民の理解を得られるのか。ゼロからやり直さなければおかしい。

 国民が 政治家を あてにしないで 無視すること
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/899.html#c21

コメント [国際34] 「世界政府」の理想と危険性 佐藤鴻全
4. HIMAZIN[4134] SElNQVpJTg 2024年4月16日 17:33:42 : hgTwPL8FQU : NEh1LjhjdnN0Q2s=[348]
>>3

非グローバリストで云々したいなら、わざわざイスラエルを例に出さなくてもいいだろう。それをわざわざ持ち出す辺り、どうしても擁護したい思惑が透けて見えるね。


http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/502.html#c4

コメント [マスコミ・電通批評15] ジャニーズ事務所“スキャンダル連発”は内部リークの可能性 黒幕は滝沢秀明氏 / 滝沢はすべて知っていた 奇跡的なタイミン… 西大寺
2. 2024年4月16日 17:52:11 : pFOo12dNeQ : S2x6SVQxaHdmaVE=[1583]
h ttps://blog-imgs-175.fc2.com/t/e/s/tesuto93/fOld4jG.jpeg

2024/04/15(月) 23:57:05.79 ID:URxXF/Ew0
ジャニーズの公式グッズのぬいぐるみに付いてる

2024/04/16(火) 07:43:41.77 ID:/WAFfeTY0
くっだらねえ、バカじゃねえの?

2024/04/16(火) 09:27:51.77 ID:IAAGqdqC0
ようはオタクをいじめたいから騒いでいるだけだもんな
ほんとごみ屑すぎる
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/671.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK197]
21. 2024年4月16日 17:59:35 : pFOo12dNeQ : S2x6SVQxaHdmaVE=[1584]
2024/04/13(土) 10:14:36.97 ID:ES6w9XYq0 弱者男性が絵でシコシコ自らの血を絶やそうとしてるように弱者女性も他人の子供育てた気になって現実逃避してろよ
http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/484.html#c21
コメント [政治・選挙・NHK293]
1. 赤かぶ[214453] kNSCqYLU 2024年4月16日 18:10:46 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2546]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK293]
2. 赤かぶ[214454] kNSCqYLU 2024年4月16日 18:11:59 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2547]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK293]
3. 赤かぶ[214455] kNSCqYLU 2024年4月16日 18:13:23 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2548]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK293] イランのイスラエル報復に「強い非難」…岸田政権の露骨な“名誉白人”外交ここに極まれり(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
4. 赤かぶ[214456] kNSCqYLU 2024年4月16日 18:15:49 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2549]
https://twitter.com/ikarinuma/status/1779748908190880137

ぬまちゃん
@ikarinuma

イスラエルについては言及しないところがすごい。メデアもいい加減おかしいと指摘しろよ。いま世界で一番とんでもないことをしている国は間違いなくイスラエルだろう。そのイスラエルに陰で武器を供給しているのは米国。非難すべき相手すらぽちには分からないらしい。上川もしかり。


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK293] 杉田水脈さんバッシングに勤しむ人たち何故かハングル文字を好むのですよね(現X 他) メモノート
9. 2024年4月16日 18:16:23 : pFOo12dNeQ : S2x6SVQxaHdmaVE=[1585]
<△26行くらい>

今度は朝鮮籍。歩行者の男性死亡ひき逃げ。橋本隆大(24)アルコール検出でトンスル飲んだか? 世田谷

2024/04/11(木) 11:06:04.66 ID:RKBNmzPq0●.net PLT(21500)
未明に死亡ひき逃げの疑いで24歳の男逮捕、酒気帯びも 世田谷


h ttps://news.yahoo.co.jp/articles/f3fe818af33107e9a166a27a2292283717482a49

歩行者の男性を乗用車ではね、そのまま逃げたとして、警視庁は11日、朝鮮籍で職業不詳の橋本隆大容疑者(24)=東京都新宿区=を自動車運転死傷処罰法違反(無免許過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕し、発表した。

 世田谷署によると、橋本容疑者は今月2日午前2時50分ごろ、東京都世田谷区若林3丁目の都道で乗用車を無免許で運転し、道路を横断していた会社員男性(30)をはねてそのまま逃げた疑いがある。男性は全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。

 発生直後に警視庁交通機動隊が大破した乗用車を発見し、停止を求めたが、車は走り去った。追跡して身柄を確保したところ、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕した。橋本容疑者はその際、「何かにぶつかった」と話したという。運転免許を持っておらず、運転していたのは知人に手配してもらったレンタカーだったという。

2024/04/11(木) 11:22:48.18 ID:ulcrZpm20.net

在日コリアンの通名廃止しろよ

2024/04/11(木) 11:40:37.35 ID:fZldiHca0.net

犯罪はいつも朝鮮人

:2024/04/11(木) 14:11:00.98 ID:LmAp6FKD0.net

これ轢かれたおっさんが韓国籍じゃなかったっけ?

:2024/04/11(木) 11:13:10.74 ID:sU/ptuOV0.net

ちゃんと本名を出せよ・・・

h ttps://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1712801164
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/867.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK293]
5. 赤かぶ[214457] kNSCqYLU 2024年4月16日 18:19:23 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2550]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK293]
6. 赤かぶ[214458] kNSCqYLU 2024年4月16日 18:20:39 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2551]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK293]
7. 赤かぶ[214459] kNSCqYLU 2024年4月16日 18:24:43 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2552]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK293]
8. 赤かぶ[214460] kNSCqYLU 2024年4月16日 18:25:22 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2553]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c8
コメント [国際34]
3. 阿部史郎[511] iKKVlI5qmFk 2024年4月16日 18:27:19 : H3qewymxyA : akJmdGxndm1hajY=[-9059]
クラウス・シュワブが緊急入院の噂。

中国共産党と結託して、様々なものを破壊してきたと言える人物。
rapt-plusalpha.com/78365/
rapt-plusalpha.com/96928/

悪人が次々と裁かれているようです。
rapt-plusalpha.com/96488/
rapt-plusalpha.com/98298/
rapt-plusalpha.com/99053/
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/504.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK293]
9. 赤かぶ[214461] kNSCqYLU 2024年4月16日 18:27:20 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2554]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK293]
10. 赤かぶ[214462] kNSCqYLU 2024年4月16日 18:29:28 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2555]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK293] 「核なき世界」も基地問題も…ガッカリだった岸田首相のアメリカ議会演説 日本に求められる平和外交とは(東京新聞) 蒲田の富士山
1. 蒲田の富士山[2288] ipeTY4LMlXiObY5S 2024年4月16日 18:33:23 : MgGbK6uGWE : bzMuVnU4b3gyVzI=[11]
<▽32行くらい>
<ぎろんの森>国賓待遇に覚える違和感(東京新聞)
2024年4月13日 07時12分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/321006?rct=discussion

 やたら「国賓待遇」と強調されることが気になります。
 岸田文雄首相が米ワシントンを訪問し、バイデン大統領と会談しました。宿泊先はホワイトハウスと道路を隔てて北側に位置する大統領迎賓館「ブレアハウス」。元首でない首相は国賓にはなり得ませんが、米政権は公式夕食会を開くなど、最大限のもてなしで迎えたことになります。
 外交を考えれば、友好国かどうかを問わず、国家の首脳同士の関係が良好なことに越したことはありません。米国が日本の首相を国賓待遇とした心遣いは分からないでもないのですが、今回の訪米には違和感も覚えます。
 その要因の一つは、首相が国内では自民党派閥の裏金事件などで厳しい状況にあることです。首相は日本にいるときよりも居心地がいいのでしょうが、「国賓待遇」で浮かれているときではない、と言いたくもなります。
 もう一つの理由が、むしろこちらの方が重要ですが、今回の首脳会談で日米の軍事一体化で合意したことです。
 東京新聞は12日の社説で、自衛隊と在日米軍との相互運用性を高めるための指揮・統制枠組み見直しなど合意内容について「岸田政権が2022年12月に改定した国家安全保障戦略に沿った内容だが、同戦略は国会の議決も国民の審判も受けていない」「米国との軍事一体化を国民的な議論を経ず、既成事実化するような振る舞いを糾(ただ)さねばならない」と指摘しました。
 中国の軍事的台頭など東アジアの情勢緊迫に、日米が協力して対処することは重要でも、軍事的増強で対応すれば逆に緊張を高める「安全保障のジレンマ」に陥ります。
 何より、戦後日本の「平和国家の歩み」を逸脱するような防衛政策の転換を、日本国内での徹底した議論や国民の幅広い合意を欠いたまま、米国と約束することで既成事実化していいのでしょうか。
 首相は今回の外交成果を政権浮揚にも利用したいと考えているのでしょう。でも首相が誠実に向き合うべきは、日本国民であることを忘れてもらっては困るのです。 (と)
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/901.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK293] 大阪万博の華「タイプA」参加国が3分の2に→芝生広場案が浮上…それでも吉村府知事ヘラヘラ軽口(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
15. [404] iKQ 2024年4月16日 18:39:31 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[419]

 愛は 銀行から 上得意様ということで 入場券をもらったら

 家内が 行く気になっちゃったぞ〜〜〜

 ===

 さて は さて は さて


 原っぱを見に行くのかな〜〜〜

 
 
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/900.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK293]
11. 2024年4月16日 18:39:39 : pFOo12dNeQ : S2x6SVQxaHdmaVE=[1586]
<△25行くらい>
【炎上】

サヨク「ミサイル用の避難訓練だと。どんどんアホになる日本」

コミュノ「イスラエルや韓国といった世界各地でも同じ訓練をしています。役に立ちましたか?」

もへもへ
@gerogeroR
·
フォローする

また始めたっていいますけど「爆風に対する訓練」ではこれ基本です。マジで核兵器なら万単位で生き残る人の数が変わります。
というか実践経験バリバリのイスラエルがこれと同じ訓練してますが「無駄ですか?」と。… さらに表示

Holmes#世論の理性
@Holms6
また始めた、頭を抱えて伏せる「訓練」。こんな滑稽な「訓練」に何の意味がある。市民に戦争の危機意識を植え付けたいという権力の意思が透けて見えるが、戦時中のバケツリレーより無意味。こんな愚劣極まりない「訓練」に唯々諾々と参加しないでなぜ拒否しない。
h ttps://news.yahoo.co.jp/articles/aaab5b8610de7feb389bc1cbae7653699d6e96e5

閲覧したユーザーが背景情報を追加しました

該当のポストは、射爆理論の考えからすると不適切で、頭を抱え伏せる事は効果があります。
射爆理論については後述のサイトを参照していただきたいのですが、端的に言うと、「兵器の運用において、砲撃で相手を加害するための理論」です。
mitok.info/?p=99944

こちらでは、被害者の暴露面積が小さいほど、殺傷の可能性は低くなるため、頭を抱え伏せることは効果的です。
なお、屋外で遮蔽物が無い場合は、最も被害を抑えることが出来るのは、しゃがむでは無く、地面に伏せる状態であることを追記します。
また、前述のサイトには爆発物の破片の放物線シミュレーションもあるためご参照ください。
午後0:38 · 2023年11月7日

h ttps://mona-news.com/archives/92756533.html
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK293] 「植民地ニッポン」の作り方。米国と自民売国政府は“よく働きよく従う”優良属国をどう実現したか? (まぐまぐニュース) 西大寺
19. にゃみこ[43] gsmC4YLdgrE 2024年4月16日 18:47:11 : ktWHmvW3MU : eUZyMEpGYUlicVk=[8]
<▽33行くらい>
●怖すぎる「アメリカ」蝶ネクタイ岸田首相の屈辱 〜ドレスコードの統一は最低限のエチケットである。
日本の首相が原爆を投下した国の議会でロシアの核がもたらす脅威を批判……「何という恥辱」=露国連次席大使
歴史修正主義者・安部首相は色々問題も多かったが、それでも最低限の基礎知識。日本がアメリカと戦争した歴史を覚えていたが、なんちゃって広島出身の(幼少期から首都東京やアメリカで育った)岸田文雄首相は完璧に日米が戦争をした(今のパレスチナ自治区ガザ地区ジェノサイドのように、徹底的にボコボコに日本が破壊された)過去を失念しているらしい。まさに家畜人間ヤプーである。
我が国の歴史を無視し、米国に媚びを売った岸田演説…戦後直後の日米関係は、「同盟」なんかじゃない。GHQに占領されとったんです!しかも、未だにその占領は続いている。横田も沖縄も横須賀も占領されっぱなしなわけです!六本木という東京のど真ん中にも、米軍基地がある!!しかも日米合同会議があって、米軍が日本の政府組織を、国会や首相官邸に何のお伺いもたてずに自由に使える体制が今もなお残っている。そのことについての現実認識が全くない。だから、岸田さんが言うような「対等なパートナー」と言い得るような状況には、未だに全くない。
岸田首相の「メチャクチャな嘘」とネオコンの影…自由と民主主義の欧米がイスラエルのパレスチナ自治区ガザ地区ジェノサイドを半年も応援しているのですから、すべてが噓八百。この地球を「自由と民主主義」と呼称するということは、日中外交、日ソ外交、イランとの外交も全てやめて、戦争を仕掛ける対象と見なす(というかそう言ったに等しい)。そもそも、自由と民主主義のイデオロギーってのは、普遍的なものじゃない。そんな特殊なイデオロギーで世界を支配しようなんていうのは、米国の「ネオコン」思想そのもの。
かつて戦争で打ち負かしてボコボコにしてやった日本のリーダーが、自分たちをボコボコにしたアメリカの理想である「自由と民主主義」のために貢献するぞ、ってのこのこ議会にまでやってきて言った。
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/6f340890ebc4fff52f5b5fe8e607115a
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/878.html#c19
コメント [戦争b25] 事態は瀬戸際に:「イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性がある」と国連核監視機関の長官が警告 てんさい(い)
1. [405] iKQ 2024年4月16日 18:49:17 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[420]

 イスラエルは やるでしょう だって ネタニヤフなんだから

 イランも やらざるをえない

 バン バン バン バン バン バン

 やるでしょうね〜〜

 ===

 ブレーキは 無いのだから ね〜〜〜

 

 


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/475.html#c1

コメント [戦争b25] 事態は瀬戸際に:「イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性がある」と国連核監視機関の長官が警告 てんさい(い)
2. [406] iKQ 2024年4月16日 18:50:46 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[421]

 ネタニヤフに ブレーキがついていたら 

 そもそも こんなことには なっていない

 
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/475.html#c2

コメント [戦争b25] 事態は瀬戸際に:「イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性がある」と国連核監視機関の長官が警告 てんさい(い)
3. [407] iKQ 2024年4月16日 18:55:52 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[422]

 ただね〜〜〜

 イランは 大国で 人口密度も低い

 イランの 何処かを攻撃しても いっぺんに 一個しか たたけない

 ===

 イスラエルは 小さい国で 物が集積しているのだから 一発当たれば

 大きな被害が出るよね〜〜〜

 ===

 つまり 3カ月後には イスラエルが劣勢になることは間違いないのだから

 最後の手段 核兵器を 平気で使うことになる

 
 う〜〜〜む

 ブレーキのついていない 自動車が 最初は 時速10KMで 動き出す
 
 
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/475.html#c3

コメント [戦争b25] 事態は瀬戸際に:「イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性がある」と国連核監視機関の長官が警告 てんさい(い)
4. [408] iKQ 2024年4月16日 19:07:36 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[423]

 ソ連は 核兵器を イスラエルに ぶち込むことができないので

 はるかに高いところで 電磁波爆弾を破裂させると

 イスラエルを含む ヨーロッパなどでも 電子機器が使えなくなるだろう

 ===

 いかに アメリカが イスラエルを助けようにも 通信は届かないのだから

 援護のしようがないよね〜〜

 ===

 結局は ローテクの兵器が 多い イランが 優勢になるだろうね〜〜〜

 
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/475.html#c4

コメント [医療崩壊12] 米国が世界の信用を完全に失った本当の理由  魑魅魍魎男
9. 第n次嫌々期(仮)[583] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年4月16日 19:13:06 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[12004]
>これで怒らないほうが不思議だ。
日本国『政府』は怒ってないみたいですけどね……国民は怒り心頭。
(厚労省は未だにワクチンもどき続けてるんですよ?)

http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/441.html#c9
コメント [戦争b25] 72時間前に警告して実施された攻撃で使用された極超音速ミサイルを撃墜できず(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
11. 第n次嫌々期(仮)[584] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年4月16日 19:18:29 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[12005]
マスゴミはカスラエルの大本営発表を垂れ流ししてましたが、7/331は1%より多いですよ?
2%くらいっすね(笑)。
(マスゴミは99%撃墜と『主張』してましたねー。計算もできないみたいで……嗤)

http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/472.html#c11
コメント [戦争b25] 事態は瀬戸際に:「イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性がある」と国連核監視機関の長官が警告 てんさい(い)
5. 2024年4月16日 19:21:01 : hOZSeqFwkI : blUzQ29ZMm1zelk=[1392]

 イスラエルには今現在イランに対抗できる軍事的能力はない。

実際に、イランへの爆撃はほぼすべて防がれている。

このような、現実の話と「愛」氏の語るお話をならべている阿修羅については
まことに言葉がないが、それは仕方ないのだろう。

が、しかし世間メデイアが言わないことをここで
言って欲しいという願いがかなわないのであれば、
この阿修羅の意味もない。

存在して来たということは体制が許したという事である。
だから仕方ないと思う事は多々ある。
ではあるが、今後、世界ははっきり変わる。
それはネットを見ている者は知っているはずだ。

ネット情報がラジオテレビと同じであるなら、接触する意味はない。

どうするかは自分で考えてもらいたい。



http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/475.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK293] 「核なき世界」も基地問題も…ガッカリだった岸田首相のアメリカ議会演説 日本に求められる平和外交とは(東京新聞) 蒲田の富士山
2. 2024年4月16日 19:27:23 : hOZSeqFwkI : blUzQ29ZMm1zelk=[1393]

 岸田クンは米国に行っていない。
だからこの記事その他があれこれ言っていることについては失笑するしかない。
いつまでこういう馬鹿芝居をやるのか知らんが、
いずれ近日中には終わる。

あまりに下らない事に従事している者については
どうなろうと関心はない。



http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/901.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK293] イランのイスラエル報復に「強い非難」…岸田政権の露骨な“名誉白人”外交ここに極まれり(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
12. 第n次嫌々期(仮)[585] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年4月16日 19:28:31 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[12006]
櫻井某さんによると、超音速ミサイル「だけ」撃墜できなかったみたいですね(笑)。
(陽動のドローンは撃墜できたってね)
それもターゲットは軍事施設で、大使館をやったイスラエルよりずっと優しい。

>>11
広島長崎の原爆で、空襲も体験してた当時の国民は、当然の様に防空訓練もやってたはずですが、何か役に立ちましたか?
(熱線と放射能放射線被爆で死屍累々。まあはっきり役立たず。嗤)

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK293] よくも意気揚々と帰国できたものだ 岸田国賓待遇訪米 とてつもない代償(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
36. 第n次嫌々期(仮)[586] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年4月16日 19:36:45 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[12007]
岸田支持率の上がる要因は「皆無」ですが、共同通信の「捏造」支持率は上昇しましたよ。
(訪米など支持率をあげるわけが無い。裏金問題から逃げただけ)

>>27, >>29, >>30
日本は太平洋戦争に負けたときから、似非独立の植民地ですが、なにか?
植民地にされる、じゃなくて、すでにされてるのですよ。
(そんならダメリカから独立を目指さないとダメでしょ。嗤)
……日本が独立国だと信じ込んでる君らのような脳内お花畑は邪魔くさい。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/898.html#c36

コメント [政治・選挙・NHK293] 大阪万博の華「タイプA」参加国が3分の2に→芝生広場案が浮上…それでも吉村府知事ヘラヘラ軽口(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
16. 第n次嫌々期(仮)[587] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年4月16日 19:40:38 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[12008]
原っぱ(屋外)ならメタンガスが溜まって爆発ってことは無いかな。
行かんけど(嗤)。

>>15
何で、そんなもの買うのに金出してるんだって、その得意先とやらに詰め寄らんかい!
業績がその分悪化するだろが!!

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/900.html#c16

コメント [戦争b25]
6. 怒鳴るド虎nプ[3392] k3uWwoLpg2iM1W6Ddg 2024年4月16日 19:42:21 : LHtoLF6G8o : blAxQWR2eURGSlU=[2]
<▽30行くらい>
「ブレーキが無い」のは、阿修羅の汚物「便壺弁之助iちゃん」だろ

中身のない便所の落書き、するなよ便壺i

---------------------------------------------

さてと。

イスラエルがイランを攻撃すれば、「倍返し」されると思う






Акичка
@4mYeeFHhA6H1OnF
US Marine Scott Ritter: "As an American I

http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/475.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK293]
40. バカウヨ2号[51] g2@DSoNFg4iCUY2G 2024年4月16日 19:42:26 : 5oFEoryox6 : dFhDVGNDbkwvWVk=[1]
>たとえば珠洲市では、1日3食のうちの1回分の食事に必要な最低量が2500食であるにもかかわらず、
>自衛隊が提供する食事は1日で1600食程度だ。圧倒的に足りない。
それはひょっとすると、こういうことを言っているんですか?
・そうした困窮の裏では、裏金党が裏金で、飲めや歌えや乱痴気騒ぎをやっていたということ。
・裏金の原資は、企業献金と政党交付金。どちらも基を質せば国民の労働生産の対価だ。
・が、大方の労働者は、働けど働けど・・・
引用元:谷原一安の葛城市政だより
https://katuragi-tk.jugem.jp/?eid=1624
いわゆる「失われた30年」ですね。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/887.html#c40
コメント [政治・選挙・NHK293]
41. バカウヨ2号[52] g2@DSoNFg4iCUY2G 2024年4月16日 19:45:23 : 5oFEoryox6 : dFhDVGNDbkwvWVk=[2]
>底辺層が過労死者まで出して働いた労働報酬から払った税金を福祉や社会保障に用いず、
>土建箱物軍備原発空港港湾道路などに注ぎ込んだ。
それはひょっとすると、こういうことを言っているんですか?
引用元:長州新聞
https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2021/03/e72f810b8e9fc57f563ac50ad1db9085.jpg
大方の労働者はウダツが上がらず、非正規も未婚世帯も増加の一途。ただ企業だけが経常利益と内部留保を肥やした。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/887.html#c41
コメント [戦争b25] ミアシャイマー:イスラエルは基本的に制御不能である(pars today) 幽季 茶良
3. 第n次嫌々期(仮)[588] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年4月16日 19:47:13 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[12009]
このミアシャイマーって御仁は、ダメリカがカスラエルを止めようとしているとでも信じ込んでるんかねぇ……。
事実だけ見れば、兵器の援助などしており、焚き付けてるとしか考えられない。
こういう族に発言させて、ダメリカがカスラエルを止めに入ってるという「洗脳報道」を続けるわけだ。

http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/471.html#c3
コメント [医療崩壊12]
29. 抗菌屋[84] jVKL24mu 2024年4月16日 19:49:00 : KmPS7mGdlk : SkozYWtZckVQbGs=[104]
<▽30行くらい>
 
パンデミック条約のデモは、コレを誘導してる某女性議員I田は、改憲派です。
(国民投票)に持ち込まれたら、奴らの思う壺です。

http://www.asyura2.com/24/cult49/msg/577.html
 
国民投票とは改憲するための大義名分、
例え反対票が大差で賛成票を上回ったとしても不正操作で必ずひっくり返され
改憲に同意したとみなされます。

国民投票は罠です。
 

 
 

 


http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/438.html#c29
コメント [政治・選挙・NHK293] イランのイスラエル報復に「強い非難」…岸田政権の露骨な“名誉白人”外交ここに極まれり(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
13. 第n次嫌々期(仮)[589] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年4月16日 19:50:18 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[12010]
>>12 訂正です。
×大使館→○領事館
確認不足でした。
申し訳ありません。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c13
コメント [国際34] 騙され、見捨てられ......:ウクライナ戦線から脱走するロシア兵たちの数が増大/ Zeleb.es 仁王像
4. 第n次嫌々期(仮)[590] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年4月16日 19:52:27 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[12011]
ここの読者に、こういう「一方的な」記事は通用しないと思う。
(ウクライナ兵は高齢化が進んでるんでしょ?)

http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/504.html#c4
コメント [医療崩壊12] 日本政府が暴走する遺伝子操作薬の接種推進は背後にアメリカ国防総省(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
7. 2024年4月16日 19:57:01 : aD39qGVdqU : Q3Q3LkplbkZkNTI=[814]
■『日本政府が暴走する遺伝子操作薬の接種推進は 

       背後にアメリカ国防総省(櫻井ジャーナル)』

  多分・・・櫻井ジャーナルの書いてる通り

     『背後にアメリカ国防総省』は正しい事であろう

 奴らは コロナ・コロナワクチンで億単位の死人を出す

 おぞましい犯罪を起こした!

 この殺人犯の一人に 岸田スネ夫日本も

 悪行の加担者に仕込み中なのでアル!



http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/432.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK293] イランのイスラエル報復に「強い非難」…岸田政権の露骨な“名誉白人”外交ここに極まれり(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. 一倍とは[65] iOqUe4LGgs0 2024年4月16日 20:00:18 : OCnYR253pQ : ZlpnUHhSUGhVSTI=[1]
副島氏によると上川陽子大臣は笹川良一の娘なのか

敗戦の亡霊どこ隠れてたのか ぞろぞろと・・・・・
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK293] 大阪万博の華「タイプA」参加国が3分の2に→芝生広場案が浮上…それでも吉村府知事ヘラヘラ軽口(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
17. パーマン3号[78] g3CBW4N9g5MzjYY 2024年4月16日 20:02:22 : uCG3PnqqsM : NnN4RVBKQ2hrL3c=[13]
会場は元々4区画あって、その中でも第1区は危険な物が沢山埋まっているとか。有害なガスや粉塵が舞っている可能性もあり更に近接区域からはメタガスが出ている。
そんなゴミ処分地として作られた場所に、新たなゴミにしかならないチープな建物がまだらまだらに建つらしい。
そこに毎日1万人以上の小学生が見学に来て、座る場所もない地べたで弁当を食べるのだそうだ。

有毒粉塵+メタンガス+直射日光+バス停から遠距離の移動という4重苦の可能性がゼロとは言えない。
地獄の行軍を子供に強いる各市町村の教育委員会は、子供が傷つくことがあったらどう責任を取るのだろうか?

万博協会に、会場内の化学的実態調査さえ求めないまま子供を送るこむ自治体教育委員会と市長は業務上過失傷害の罪を負うことになるかも知れない。

目先とにかく箱物だけはこしらえたいと思っている万博協会に、会場内の環境保全や衛生管理、感染予防など眼中にあるとは思えない。


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/900.html#c17

コメント [医療崩壊12] <「ワクチン反対!」 の大合唱!>パンデミック条例に国民の怒り爆発、東池袋中央公園がとんでもないことに/2万人規模の大集… 赤かぶ
30. 抗菌屋[85] jVKL24mu 2024年4月16日 20:09:54 : KmPS7mGdlk : SkozYWtZckVQbGs=[105]
実際には効力のないパンデミック条約を利用し、

裏も調べず乗せられる庶民の不安を煽り、

国民投票に持ち込み、改憲が目的。

パンデミック条約反対デモは、反対のように見えるだけ。
その本質は、緊急事態条項を通すための改憲であり、
庶民に国民投票への機運を醸成する事にある。
 
 
 
 
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/438.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK293]
1. 赤かぶ[214463] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:10:37 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2556]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK293] 衆院3補選で立憲「全勝」あるか?すべてで公認候補擁立、情勢調査で優勢もネックは詰めの甘さ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[214464] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:13:26 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2557]
https://twitter.com/poponpgunyan/status/1780191877876343018

ぽぽんぷぐにゃん
@poponpgunyan

衆院3補選で立憲「全勝」あるか?すべてで公認候補擁立、情勢調査で優勢もネックは詰めの甘さ https://nikkan-gendai.com/articles/view/news/338978
#日刊ゲンダイDIGITAL 『過去の選挙を見ても、立憲は最後の詰めが甘い。余裕をかましていると、足をすくわれる。』これはその通りやな。


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK293]
3. 赤かぶ[214465] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:15:10 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2558]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK293]
4. 赤かぶ[214466] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:16:08 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2559]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK293]
5. 赤かぶ[214467] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:16:52 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2560]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK293]
6. 赤かぶ[214468] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:17:29 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2561]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK293]
7. 赤かぶ[214469] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:17:57 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2562]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK293]
8. 赤かぶ[214470] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:20:08 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2563]
<△23行くらい>


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK293]
9. 赤かぶ[214471] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:22:28 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2564]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK293]
10. 赤かぶ[214472] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:24:47 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2565]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c10
コメント [政治・選挙・NHK293]
11. 赤かぶ[214473] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:26:27 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2566]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK293] イランのイスラエル報復に「強い非難」…岸田政権の露骨な“名誉白人”外交ここに極まれり(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
15. 野火[12] luyJzg 2024年4月16日 20:27:15 : MYsXkaapdU : UVZaR1BLaDVZUC4=[1]
>>12櫻井某さんによると、超音速ミサイル「だけ」撃墜できなかったみたいですね(笑),

この100機あまりのドローンは一機約$2,000、イランからイスラエルまで約3時間かかって到着するもので、さあ、お前のところにドローン送ったから、数億円もするミサイルで撃ち落としてくださいな、というもの。 

この作戦で、イランは数拾億円費やしただけ、イスラエルは撃ち落としに2000億円以上もかかったとか(笑)。

超音速ミサイルは、思い通りの所に命中。
イランの言いたかったのは、俺達を甘く見るな、いつでもお前達をやっつけることが出来るんだ、です。

米国はというと、イランに「どうか米軍基地をアタックしないで、撤退するお金にも欠乏してるのですから。」とお願いする次第。

米国はハイパーソニックミサイルを所有してないし、敵のハイパーソニックミサイルを撃ち落とす技術も持っていない。


そういえば、アメリカ製のドローンは使い物にならないので、ウクライナは中国製を輸入することにしたとか。

日本が購入するアメリカ製兵器は陳列用かパレード用。
欧米製の兵器は戦場では使い物にならない事が今回のロシアのSMOで証明されている。

これが現状。



http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c15

コメント [政治・選挙・NHK293]
12. 赤かぶ[214474] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:27:32 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2567]
<△28行くらい>


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK293]
13. 赤かぶ[214475] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:30:14 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2568]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c13
コメント [政治・選挙・NHK293]
14. 赤かぶ[214476] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:31:44 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2569]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c14
コメント [近代史4] アダムスミス『国富論』の世界 中川隆
3. 中川隆[-10875] koaQ7Jey 2024年4月16日 20:39:38 : HONZEEU5Kw : cVFmQW5SS1dDU2s=[9]
<■82行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカのインフレを加速させる労働者増加の減速
2024年4月16日 GLOBALMACRORESEARCH
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/47340

前回の記事ではアダム・スミスが経済の需要と供給を見るにあたって、労働参加率と生産性に着目していたことを紹介した。

アダム・スミスが説明する富裕国と貧困国の違い


今回の記事ではこの考え方を使って現在のアメリカのインフレ動向を予想してゆきたい。

マクロ経済を分析する方法

アダム・スミスの『国富論』は現代のマクロ経済学の始まりとも言える本であり、前回の記事で説明したように本の最初には国の豊かさが生産性と労働参加率によって決まると書かれている。

それはつまり、労働に参加している人が、労働せず消費するだけの人に比べてどれだけいるか(労働参加率)、そして労働者1人あたりどれだけのものを生産できるか(生産性)ということである。

このアダム・スミスの考え方は現代のマクロ経済学者にも受け継がれている。例えばコロナ前までの先進国の経済の成長率減速について、マクロ経済学者のラリー・サマーズ氏は長期停滞論を提唱し、その原因は人口増加率の減速や国民の高齢化による労働参加率の減少などの人口動態の長期的変化にあると主張していた。

コロナ後はインフレに警鐘を鳴らす経済学者として有名となったサマーズ氏だが、コロナ前までは長期停滞論の経済学者として知られていた。

経済を分析する上で人口動態をこれほど重視するサマーズ氏の姿勢が一般の読者にどれだけ自然に映るかは分からないのだが、人口動態や労働参加率を気にするマクロ経済学の姿勢はまさにこの『国富論』の一番最初の文章の影響なのである。

人口動態とアメリカのインフレ

ではこのアダム・スミスの考え方はコロナ後のインフレについて何を予想できるか。

投資家が注目している雇用統計では、ここ1年ほど特に労働者数の増加が強かったことを読者は覚えているだろうか。

労働者が増加するということは、経済の需要と供給で言えば供給が増加するということであり、インフレ抑制にはプラスの効果となってきた。

平均時給のインフレ率は以下のように推移しており、高いものの加速している気配はない。


賃金のインフレが落ち着いている1つの理由は、上で述べた労働者の増加である。

ラリー・サマーズ氏は人口増加よりもハイペースな労働者の増加を持続不可能なものとし、警鐘を鳴らしてきた。だがこの人口増加には理由がある。コロナ後のロックダウンによる労働者減少のリバウンドである。

コロナ後の労働者数の変化

マクロ経済学的に見たコロナ後の経済の大きな変化は、労働者が減ったことである。

特にアメリカではロックダウンで働けなくなった人に多額の失業保険が支払われたので、職場に復帰するよりも失業を続けた方が儲かるとも言われ、ロックダウンで失われた労働人口が戻ってくるまでにかなり時間がかかった。

また、高齢化社会アメリカの労働力の源泉だった移民の数もロックダウンによって一時的にかなり制限された。

その結果労働者数の増加率がどうなったかと言えば、次のようになった。


一時的にマイナス10%以上にまで落ち込んだ労働者数の変化率は、ロックダウン解除後に持ち直し、その後コロナで働かなくなった人の復帰が徐々に進んだこと、そして移民の流入が再開したことによって、コロナ前の増加率より高い状態が続いていた。

これが最近の労働者増加の理由であると言える。本質的に増えたわけではなく、コロナで減った分が戻っているため一時的に増加率が高まっている。

労働人口の増加率はこれからどうなるか

コロナからの正常化が終わりつつあることで労働者の増加率はコロナ前の水準に戻りつつあるが、コロナ前の増加率はおおよそ1.3%程度だった一方で、今の増加率は1.9%と、まだ高いのである。

だがコロナ後の正常化が終わり、増加率が元に戻る時期が近づいている。例えば労働可能世代の労働参加率は、既にコロナ前の水準を上回り、ここ1年ほど頭打ちとなっている。


だからコロナ休職からの復帰はほぼ終わっているのではないか。

移民の方はどうなっているのかと言えば、人口の増加率を見ると以下のようにまだ加速傾向にあり、先進国であるアメリカの人口増加率が長期的には減少トレンドで普通の状態だったことを考えれば、まだ一時的な流入加速が続いていると思われる。(別にコロナ後によく子供を生むようになったわけではないだろうからである。)


バイデン大統領の国境政策がガバガバということもあるのだが、いずれにしても人口の増加率は長期的には減速トレンドに復帰せざるを得ないだろう。特に今年の大統領選挙でトランプ氏が勝利した場合、国境政策を厳しくしてそうなる可能性が高い。

結論

ということで、アダム・スミスの『国富論』の考え方を借りて労働人口を分析すれば、賃金インフレが今のところ収まっているのは一時的な労働者増加に支えられていると言える。

だが一時的な賃金インフレへの下方圧力は、恐らく来年や再来年に向けて正常化されることになるだろう。

それはただでさえ懸念されているインフレの再燃に、賃金インフレの過熱というもう1つの材料を与えることになる可能性が高い。そしてインフレで利上げということになれば、利下げを期待して上がってきた株価がどうなるかである。

レイ・ダリオ氏やラリー・サマーズ氏がインフレ再加速を警告しているのがますます正しく思えてくるのである。

レイ・ダリオ氏: 米国は利下げすべきではない
サマーズ氏: 米国は利上げの可能性、市場に利下げを織り込ませたのは馬鹿げた間違い

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/47340
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/917.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK293]
15. 赤かぶ[214477] kNSCqYLU 2024年4月16日 20:40:21 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2570]
<■86行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

衆院3補選 告示 東京・島根・長崎で議席争う 自民党は2選挙区で公認候補擁立見送る

2024/04/16 TBS NEWS DIG

岸田総理の政権運営や解散戦略にも影響を与える可能性のある衆議院の3つの補欠選挙がきょう、告示されました。

きょう告示されたのは東京15区、島根1区、長崎3区の3つの選挙区です。

東京15区は、公職選挙法違反事件で自民党を離党した柿沢未途前法務副大臣の辞職に伴うもので、これまでに9人が立候補の届け出を済ませています。

自民党は公認候補をたてず、推薦も見送りました。立憲民主党、日本維新の会、参政党の新人と無所属3人、諸派3人で議席を争います。

島根1区は細田前衆院議長の死去に伴うもので、午前11時までに、自民党の新人と立憲民主党の元衆院議員の2人が立候補を届け出ました。3つの補欠選挙で、事実上、与野党が対決する唯一の選挙区となります。

長崎3区は、派閥の裏金事件で自民党を離党した谷川弥一前衆院議員の辞職に伴うもので、立憲民主党の前職と日本維新の会の新人による野党一騎打ちの構図で、自民党は公認候補の擁立を見送りました。

これにより、自民党は3つの選挙区のうち、2つで「不戦敗」となる見通しです。

3つの補欠選挙は衆議院選挙の前哨戦の位置づけで、「政治とカネ」の問題などをめぐり、論戦が交わされるものとみられます。

結果は、岸田総理の今後の政権運営や衆議院の解散戦略に影響を与える可能性があります。

投票は28日に行われ、即日開票されます。

【東京15区】届け出順・午前11時現在

▼諸派
福永活也(ふくなが・かつや)氏
▼無所属(国民推薦)
乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)氏
▼参政党
吉川里奈(よしかわ・りな)氏
▼無所属
秋元司(あきもと・つかさ)氏
▼日本維新の会(教育推薦)
金澤結衣(かなざわ・ゆい)氏
▼諸派
根本良輔(ねもと・りょうすけ)氏
▼立憲民主党
酒井菜摘(さかい・なつみ)氏
▼諸派
飯山陽(いいやま・あかり)氏
▼無所属
須藤元気(すどう・げんき)氏

【長崎3区】届け出順・午前11時現在

▼立憲民主党(社民推薦)
山田勝彦(やまだ・かつひこ)氏
▼日本維新の会(教育推薦)
井上翔一朗(いのうえ・しょういちろう)氏

【島根1区】届け出順・午前11時現在

▼自民党(公明推薦)
錦織功政(にしこり・のりまさ)氏
▼立憲民主党
亀井亜紀子(かめい・あきこ)氏


▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c15
コメント [戦争b25] 72時間前に警告して実施された攻撃で使用された極超音速ミサイルを撃墜できず(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
12. 野火[13] luyJzg 2024年4月16日 20:43:51 : MYsXkaapdU : UVZaR1BLaDVZUC4=[2]
イランが送った100機あまりのドローンは一機約$2,000、イランからイスラエルまで約3時間かかって到着するもので、さあ、お前のところにドローン送ったから、数億円もするミサイルで撃ち落としてくださいな、というもの。 

この作戦で、イランは数拾億円費やしただけ、イスラエルは撃ち落としに2000億円以上もかかったとか(笑)。

超音速ミサイルは、思い通りの所に命中。
イランの言いたかったのは、俺達を甘く見るな、いつでもお前達をやっつけることが出来るんだ、です。

米国はというと、イランに「どうか米軍基地をアタックしないで、撤退するお金にも欠乏してるのですから。」とお願いする次第。

米国はハイパーソニックミサイルを所有してないし、敵のハイパーソニックミサイルを撃ち落とす技術も持っていない。


そういえば、アメリカ製のドローンは使い物にならないので、ウクライナは中国製を輸入することにしたとか。

日本が購入するアメリカ製兵器は陳列用かパレード用。
欧米製の兵器は戦場では使い物にならない事が今回のロシアのSMOで証明されている。

これが現状。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/472.html#c12

コメント [政治・選挙・NHK293] よくも意気揚々と帰国できたものだ 岸田国賓待遇訪米 とてつもない代償(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
37. どうたん[12] gseCpIK9gvE 2024年4月16日 20:53:38 : vMeqHOjxKI : MkxzemtIY0VEV2s=[3]
岸田文雄親子親戚一同国外退去。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/898.html#c37
コメント [医療崩壊12] 米国が世界の信用を完全に失った本当の理由  魑魅魍魎男
10. 怒鳴るド虎nプ[3393] k3uWwoLpg2iM1W6Ddg 2024年4月16日 21:40:41 : iPuGpKSQNK : bzMwTkQxZjVtSkE=[1]
>>6

レプリコンワクチンとやらの

 動物実験結果 ど〜っだったのか?

 人間に対する治験結果(状況)効果・安全性・

 副作用状況等々・・・

 どこまで進んでるのか・・・?

ーーーーーーーーーーーーーー
心配ないよ

今秋、日本人を使って「人体実験」する予定ですから。

これが動物実験です

みなさんもビシバシとレプリコンワクチンの接種をお願いしますね😂。

医学の発展に巨大な貢献することになりますんで。
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/441.html#c10

コメント [医療崩壊12]
11. 怒鳴るド虎nプ[3394] k3uWwoLpg2iM1W6Ddg 2024年4月16日 21:42:30 : iPuGpKSQNK : bzMwTkQxZjVtSkE=[2]


http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/441.html#c11
コメント [医療崩壊12] <「ワクチン反対!」 の大合唱!>パンデミック条例に国民の怒り爆発、東池袋中央公園がとんでもないことに/2万人規模の大集… 赤かぶ
31. パーマン3号[79] g3CBW4N9g5MzjYY 2024年4月16日 21:44:28 : uCG3PnqqsM : NnN4RVBKQ2hrL3c=[14]
自分の説に酔いしれている人間が居るが、取り敢えず別の話題。

相変わらずマスコミはワクチン問題を報道しない。取材さえしない。
しかし放送法では「世論の要望を知るために、協会は定期的に科学的な世論調査を行い、その結果を公表しなければならない」とある。
別に内閣支持率の調査をしろとは書いてない。
「良い放送番組の報道を行うことで公衆の要望を満たすとともに文化水準の向上に寄与するよう最大の努力を払うこと」とあるのだ。

要するにどういう放送にすべきかの要望を把握しろという事で、内閣支持率を把握しろというものではないのだ。

そしてそれは番組のジャンル構成について意見を聞くといった形式的な問題に留まらない。個別具体的に重要なニーズがあれば、その要望の程度について把握する義務があるのだ。
まして、今回の集会やデモで繰り返し言われていたのは「マスコミは膨大な数に超過死亡を報道せよ」というものだったではないか。

国民から受信料をむしり取る高額給料集団は、直ちに国民が遭遇しているワクチン被害とさらなる危害の強制に結びつく国際保険規則の改正について、早急に大々的に報道しなければその存在意味はない。

仮に何時までも報道しない場合は、国民に放送要望が少ないことをNHKが科学的に証明するしかないのだ。
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/438.html#c31

コメント [戦争b25]
2. 怒鳴るド虎nプ[3395] k3uWwoLpg2iM1W6Ddg 2024年4月16日 21:46:18 : iPuGpKSQNK : bzMwTkQxZjVtSkE=[3]



http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/474.html#c2
コメント [戦争b25]
3. 怒鳴るド虎nプ[3396] k3uWwoLpg2iM1W6Ddg 2024年4月16日 21:47:55 : iPuGpKSQNK : bzMwTkQxZjVtSkE=[4]


シオニストがガザ中心部に投下した1トン爆弾の衝撃の影響で、高さ数百メートルの「キノコ」は広島を彷彿とさせる。

ガザは西側兵器の不気味な実験場となり、パレスチナ人は実験台となっている。

http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/474.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK293] イランのイスラエル報復に「強い非難」…岸田政権の露骨な“名誉白人”外交ここに極まれり(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
16. 2024年4月16日 21:50:16 : aD39qGVdqU : Q3Q3LkplbkZkNTI=[815]
■『イランは紳士すぎるほど紳士的対処』

 普通やられたら 倍返しが常識なのだが

 * 72時間前の事前通告!(非戦闘員対応)

 * 攻撃地は 他国内にあるイラン領土に対し

   不法侵入中の他国領土内のイスラエルの占拠地!

 ・・・これらの事実を前に

 日本の 岸田や上川が言ってる事は・・・

 頭 おかしいんじゃない・・・である

 日本の中東外交は・・・いずれにもくみしない!

 じゃ〜なかったけ!

 ここでもまた 戦争参加へ一歩前進!

 日本を滅ぼす岸田なのでアル!



http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c16

コメント [医療崩壊12] <「ワクチン反対!」 の大合唱!>パンデミック条例に国民の怒り爆発、東池袋中央公園がとんでもないことに/2万人規模の大集… 赤かぶ
32. 抗菌屋[86] jVKL24mu 2024年4月16日 21:50:49 : KmPS7mGdlk : SkozYWtZckVQbGs=[106]
カルト爺婆にとっては耳の痛い話だからなw

ジジィはちゃんと報道してるぞ
http://img.asyura2.com/up/d15/5727.jpg


http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/438.html#c32

コメント [戦争b25] 事態は瀬戸際に:「イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性がある」と国連核監視機関の長官が警告 てんさい(い)
7. [409] iKQ 2024年4月16日 21:56:57 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[424]

 中身を 必死で考えてるのか ドナルド  止めとけ お前では無理だ

 
 そもそも

 イスラエルとイランなんて 何を考えてるのか さっぱりわからんです


 事実など どれだけ 掘り起こしても 無駄だ〜〜


 イスラエルが 大使館を爆撃などというのも よそうできないし

 イランが イスラエル本土を 直接 爆撃などというのも 予想できない


 ただただ  ブレーキのない車  程度のものなのだ

 
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/475.html#c7

コメント [戦争b25] イランの無人機攻撃は数々の神話を打ち破り、イスラエルと米国の関係を緊張させる(locom2 diary) HIMAZIN
4. 怒鳴るド虎nプ[3397] k3uWwoLpg2iM1W6Ddg 2024年4月16日 21:57:45 : iPuGpKSQNK : bzMwTkQxZjVtSkE=[5]
<■83行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
https://twitter.com/4mYeeFHhA6H1OnF/status/1780087508090667050


Акичка
@4mYeeFHhA6H1OnF
@


まず、攻撃の詳細についてはこれから説明しますが、イスラエルの反応はどうでしょうか?戦争内閣が召集され、今後48時間はどのような展開になると思いますか?

今見ているのは、イスラエルの国内政治だと思う。これは伝統的な立場から見たイスラエルの安全保障とは何の関係もない。ハマスがイスラエルを攻撃した10月7日、イスラエル史上最大の安全保障上の失敗を監督したベンヤミン・ネタニヤフ首相の政治的存続に関わることです。

そのため、現在、いくつかのポーズがとられている。近代において、イスラエルに背を向けて選挙に勝ったアメリカ大統領はいないし、アメリカに背を向けて政権を維持したイスラエル首相もいない。

そして今、ジョー・バイデンが、イスラエルの常軌を逸した行動のために、背を向け始めている状況にある。イスラエルがイランを攻撃した場合、アメリカはイスラエルと一緒に行動しないと明言し、イスラエルの首相がアメリカ大統領に『あなたが何を言おうが、何をしようが関係ない』と語っている。両氏の動機は本質的に政治的なものだ。ジョー・バイデンは再選を目指しており、もう戦争はできないし、エネルギー安全保障の危機を引き起こすようなイランとの戦争もできない。


繰り返しますが、バイデンのリーダーシップの下で、米国の戦略石油備蓄は17日未満に減少しています。イランがホルムズ海峡を封鎖し、地域の重要な石油生産インフラに対して攻撃を開始した場合、経済的に存続できるのは2週間強です。イスラエルは、アメリカの援助なしには、イランに対して実行可能な軍事行動を開始し、維持することはできない。


https://twitter.com/4mYeeFHhA6H1OnF/status/1780097054347612346

A
ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、首相を続けることがイスラエル国家にとってマイナスであるにもかかわらず権力にしがみつき、辞任するか退任するとすぐに汚職容疑で起訴され、おそらく残りの人生を刑務所で過ごすことになるだろうという事実を踏まえて、自分自身の保身のためにそうしている。

ジョー・バイデンは、アメリカ経済を破壊するようなイランとの大規模な戦争が起これば、11月の政治的展望が完全に水面下に沈みかねないことを認識している。つまり、2人とも、それぞれの国民の集団的利益ではなく、政治的生存のための個人的欲望に突き動かされているのです。政治的存続が最優先事項であることを考えれば、将来を予測するのは非常に難しい。


だが、ひとつだけ予測可能なことがある。


それは、アメリカ議会がイスラエルに何百億ドルもの追加収入を流すこと。今週末の緊急議会では、共和党のマイク・ジョンソン下院議長がイスラエルへの追加援助を推し進めた。これ以上ウクライナに資金を流せば、彼は議長の職を失うことになる。だから、議会はイスラエルにより多くの資金や武器、支援を送ることに意欲的なようだ。

https://twitter.com/4mYeeFHhA6H1OnF/status/1780102898145517661

B
今週末の攻撃と、ミサイルの一部がイスラエル国内の主要目標に命中したことを取り上げましたね。

そして、冒頭で話したように、主要メディアの見出しは、『99%命中、全く心配なし、かすり傷ひとつなかった』というものでした。実際、私はイスラエル人から『かすり傷ひとつない』という言葉を聞いた。しかし今、私達はかすり傷以上のものがあったことを知りつつある。説明していただけますか?あなたはこのことについてツイートしていますし、イスラエル国内の特定の標的に対する壊滅的な攻撃であったという具体的な内容もあります。

【壊滅的】という用語に修飾語を付け加えたいと思います。私にとって、壊滅的な攻撃とは、施設が完全に消滅し、永久に運用不能になることを意味します。3つの主要な戦略目標があり、いくつかの二次的な戦略目標もありました。これは、イランが攻撃したイスラエルのミサイル防衛に関連する標的を指します。

一つはゴラン高原にあるイスラエルの諜報施設で、誰も話していないが、イラン側が『触るだけ』というルールに例外を適用した場所であるようです。実際にこの施設に深刻なダメージを与えた可能性がある。この施設は、イスラエルがシリアの情報収集に利用する諜報施設で、高地の優位性などを利用しており、イスラエルによるイラン領事館攻撃にも関与している。

イラン側は『これを撤去する』と言い、イスラエルメディアはこのことに触れたり、議論したりすることを禁じられ、情報がブラックアウトされている。

空軍基地は2つあり、そのうちの1つについてだけお話しします。そこはアメリカがXバンドレーダー(X-band)、AN/TPY-2レーダー(AN/TPY-2監視可搬レーダー:Raytheon社製)を配備した基地だ。

これは現在世界で最も強力なオーバー・ザ・ホライズン・レーダー(over the horizon radar:超水平線レーダー)だ。このレーダーによって、米国と間接的にイスラエルは、イランの弾道ミサイル発射をオーバー・ザ・ホライズンで監視することができる。このレーダーは、イランの弾道ミサイル発射を収集するために特別に設計されたもので、イスラエルのネバティム空軍基地(Nevatim Airbase)に10年以上前から設置されている。アメリカの弾道ミサイル防衛システムとリンクしており、本部のあるコロラド州との接続や、アメリカの衛星、監視衛星との接続など、アメリカの対弾道ミサイルの世界全体がこれとリンクしており、イスラエルはアメリカの弾道ミサイル防衛の延長線上にある。


http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/474.html#c4

コメント [戦争b25]
5. 怒鳴るド虎nプ[3398] k3uWwoLpg2iM1W6Ddg 2024年4月16日 22:00:32 : iPuGpKSQNK : bzMwTkQxZjVtSkE=[6]
ろくでなしのマクロン(無能)



http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/474.html#c5
コメント [戦争b25] 72時間前に警告して実施された攻撃で使用された極超音速ミサイルを撃墜できず(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
13. 知的上級者 さん[300] km2TSY_ji4mO0iCCs4Lx 2024年4月16日 22:03:59 : VTH59AY6XQ : WWk1VDA0bXVWVGM=[4377]
昔ペルシャだったイランのミサイルは
ラムジェットエンジン搭載でマッハ15で
頭の壊れたイスラエル人目がけて飛んでいくという

そりゃ頭の壊れた寄生虫民族を爆破するのは早い方がいいに決まっている
奴らを生かして置けば、それだけ人類は苦しめられるからだ
発射ボタンを押した瞬間に、壊れた頭が爆発するような兵器が望まれる


日本はイラクに北朝鮮経由で原発を作り
日本の商社が軍事基地も作った
そして宮内庁の特別会計で育てたイスラエルがその原発を空爆した
ニュースではアメリカだけが悪者になっているが

日本は悪魔である
日本も頭の壊れた寄生虫民族に支配されているのだ

そしてイラク同様にイランにも核を与えてイスラエルに攻撃させることを計画していた
日本が空母を作ったのは、戦闘機をイラン戦争に参加させるためだ
しかしアベノイラン戦争はトランプに阻止された

しかし結局、アベノイラン戦争は、まだくすぶっているようである
どうしてもアベノハルマゲドンを成功させたいのだろ
頭の壊れた民族なので
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/472.html#c13

コメント [戦争b25]
11. 怒鳴るド虎nプ[3399] k3uWwoLpg2iM1W6Ddg 2024年4月16日 22:08:01 : iPuGpKSQNK : bzMwTkQxZjVtSkE=[7]
<▽45行くらい>
これも酷い話だ









http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/468.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK293] 衆院3補選で立憲「全勝」あるか?すべてで公認候補擁立、情勢調査で優勢もネックは詰めの甘さ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
16. ノーサイド[950] g22BW4NUg0ODaA 2024年4月16日 22:09:53 : V05bCQ7RB2 : WE9lcEhiLmxWZ00=[1]

”立憲共産党”で3勝するってのも考えもんだな。
(大笑)
  
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/903.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK293]
1. 赤かぶ[214478] kNSCqYLU 2024年4月16日 22:18:21 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2571]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/904.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK293] 学歴詐称疑惑“偽装メール”入手! 小池都知事がカイロ大声明“捏造”を追及されたのは2度目だった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[214479] kNSCqYLU 2024年4月16日 22:19:34 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2572]
https://twitter.com/augst48tokyo/status/1780083603067797652

アウ爺
@augst48tokyo

これはアウトか?


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/904.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK293] 学歴詐称疑惑“偽装メール”入手! 小池都知事がカイロ大声明“捏造”を追及されたのは2度目だった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[214480] kNSCqYLU 2024年4月16日 22:20:23 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2573]
https://twitter.com/MX2JTSuC278lqKn/status/1780071172845273495

政権交代
@MX2JTSuC278lqKn

#ワイロ大学🤣 追い詰められる
#小池百合子は嘘のデパート


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/904.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK293] <れいわを突破口に地殻変動起こす>政治取り戻す有権者の大運動を―今国会で何が動いているか? 地方破壊・軍事拡張・公共資… 赤かぶ
42. バカウヨ2号[53] g2@DSoNFg4iCUY2G 2024年4月16日 22:22:45 : Vf8N7R5Xec : WkI4ajFiZE9SR3c=[1]
>>40 の「実質賃金の推移」グラフから分かること
(阿修羅諸賢の前で書くこともなかろうが・・・)

  「働けどはたらけどなお、わがくらし楽にならざり」

これじゃ若年世代は(とくに非正規労働者は)生活が安定せず、
安心して結婚・子育てへの展望を開くことは容易でなかろう。
 

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/887.html#c42

コメント [政治・選挙・NHK293] <れいわを突破口に地殻変動起こす>政治取り戻す有権者の大運動を―今国会で何が動いているか? 地方破壊・軍事拡張・公共資… 赤かぶ
43. バカウヨ2号[54] g2@DSoNFg4iCUY2G 2024年4月16日 22:24:09 : Vf8N7R5Xec : WkI4ajFiZE9SR3c=[2]
>>41 のグラフから分かること
(これも阿修羅諸賢の前で書くこともなかろうが・・・)

   自民・官僚による、カネモチのための公金投入

いわゆる補助金・交付金である。
○○案件の「国家プロジェクト」や、ODAバラマキ即受注の公金投入である。
大企業はそうしたぬるま湯にどっぷり浸かり、技術力・競争力を鈍らせ、
上から下まで、データ改ざん・統計不正をやらないと競争相手に太刀打ちできない。

もちろん、裏金党にも官僚にもたっぷり見返りがある。
独り納税者だけが馬鹿を見てるワケだ!!!
 

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/887.html#c43

コメント [政治・選挙・NHK293]
4. 赤かぶ[214481] kNSCqYLU 2024年4月16日 22:27:14 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2574]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/904.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK293]
5. 赤かぶ[214482] kNSCqYLU 2024年4月16日 22:28:08 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2575]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/904.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK293]
6. 赤かぶ[214483] kNSCqYLU 2024年4月16日 22:29:06 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2576]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/904.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK293]
7. 赤かぶ[214484] kNSCqYLU 2024年4月16日 22:33:48 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2577]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/904.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK293]
8. 赤かぶ[214485] kNSCqYLU 2024年4月16日 22:34:40 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2578]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/904.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK293] 学歴詐称疑惑“偽装メール”入手! 小池都知事がカイロ大声明“捏造”を追及されたのは2度目だった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
10. 赤かぶ[214487] kNSCqYLU 2024年4月16日 22:40:26 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2580]
https://twitter.com/uedareiko/status/1780119123898593686

上田令子(東京都議/自由を守る会代表)
@uedareiko

拡散希望‼️学歴詐称疑惑“偽装メール”入手! 小池都知事がカイロ大声明“捏造”を追及されたのは2度目だった

「メールは、上田令子都議(無所属)が日刊ゲンダイに提供…上田氏は22年12月の都議会本会議で、カイロ大声明について、小池知事に質問」
点と点が繋がりドス黒い線に❗️


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/904.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK293]
11. 赤かぶ[214488] kNSCqYLU 2024年4月16日 22:42:06 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2581]


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/904.html#c11
コメント [医療崩壊12] 米国が世界の信用を完全に失った本当の理由  魑魅魍魎男
12. 抗菌屋[87] jVKL24mu 2024年4月16日 22:44:02 : KmPS7mGdlk : SkozYWtZckVQbGs=[107]
 
サウジアラビアに出来て
ナゼ日本には出来ないのか?

明治、大正、先の大戦と、米国のヤラセを遂行するポチとなった連中は、
美味しい既得権益を代々受け継いできたのに、今更、その美味しい既得権益を
自ら進んで改革しようなどと有りえんだろ

だから庶民側が既得権益層にノーを突きつけるか、排除するか、無視するか
態度で示さないといけないわけだが

なぜか日本の場合は、たいした既得権益も何もない一般庶民が、
ポチに対し、ノーも、排除も、無視もしないという面白さがあるな

それどころか、生活費を切り詰めて、ポチに餌やっちゃうからな
 
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/441.html#c12

コメント [医療崩壊12] 米国が世界の信用を完全に失った本当の理由  魑魅魍魎男
13. 抗菌屋[88] jVKL24mu 2024年4月16日 22:52:22 : KmPS7mGdlk : SkozYWtZckVQbGs=[108]
まぁ、サウジアラビアも
一般庶民は支配層に対し、何も言えんわなw

日本の場合は、支配層がポチだからな


長期にわたってポチってきたので
やめるにやめれない中毒状態だなw
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/441.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK293]
12. 赤かぶ[214489] kNSCqYLU 2024年4月16日 22:55:26 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[2582]
<■73行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

https://twitter.com/uedareiko/status/1780126687591887040

上田令子(東京都議/自由を守る会代表)
@uedareiko

【小池百合子は在日エジプト大使館が公表する前日に「声明文」を持っていた?!】
2年前に私の元へ届いていたリーク文。
小池知事のものらしいメールアドレスから、在日本エジプト大使館Facebookで2020年6月9日に公表された、知事の卒業を証明する「声明文」の公表前夜の6月8日…
偽装工作を提案した側近「A」氏らしい方へ「声明文」画像と
「明日の4時から、郷原と黒木亮が外国特派員協会寺記者会見とのこと。その前に全部済ませます」
とのメッセージを送っている写し2枚が入っていました。(現物はばっちり小池百合子のメールアドレスが入っていました)
真贋をはかりかねたことから
上田は2022年12月8日に一般質問をしていました。
▼こちら
https://youtube.com/watch?v=76rXkfFt7Sc

小池百合子は答えなかった、答えられなかった、それが「答え」だったのです。


小池知事がアラビア語で語らなかった瞬間|カイロ大編

2023/11/17 東京都議会議事堂 自由を守る会代表 上田令子チャンネル

令和4年第4回定例会の一般質問にて、小池知事にカイロ大での日本人留学生に対する講演の際に、アラビア語を話さなかったことを追求いたしました。

知事は答弁を拒否する結果に。。。

▼参考動画▼
小池百合子都知事の学歴詐称疑惑に元同居人が覚悟の実名証言(前篇)2023.11.10
• 小池百合子都知事の学歴詐称疑惑に元同居人が覚悟の実名証言(前篇)
   https://www.youtube.com/watch?v=oz_o5qGlpms&t=0s

後編
• 小池百合子都知事の学歴詐称疑惑に元同居人が覚悟の実名証言(後篇)
   https://www.youtube.com/watch?v=tXm4iOCt-8o&t=0s


http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/904.html#c12
コメント [政治・選挙・NHK293] イランのイスラエル報復に「強い非難」…岸田政権の露骨な“名誉白人”外交ここに極まれり(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
17. ExecutorNX[179] gmSCmIKFgoOClYKUgo@CkoJtgnc 2024年4月16日 23:27:27 : pNlPCkSbrE : UHFWeXlvcDg5aEk=[3173]
>>11

爆風というか破片でアウトだぞ

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/902.html#c17

コメント [政治・選挙・NHK293] 岸田政権キモいり「子育て支援制度」財源めぐる大ウソ…金持ちを優遇、自営業者には重い負担(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
22. ExecutorNX[180] gmSCmIKFgoOClYKUgo@CkoJtgnc 2024年4月16日 23:30:38 : pNlPCkSbrE : UHFWeXlvcDg5aEk=[3174]
国保が逆進性の高い保険料の取り方なのがそもそもの問題だけどね。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/899.html#c22
コメント [政治・選挙・NHK293] 学歴詐称疑惑“偽装メール”入手! 小池都知事がカイロ大声明“捏造”を追及されたのは2度目だった(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. 乳良〜くTIMES[971] k_uXxyYjMTIzMTY7gq1USU1FUw 2024年4月16日 23:32:42 : y2IJanYg52 : Nkh0Y2xYNWxmM0k=[552]
政治家が一旦学歴を詐称し出したら、途中で嘘だと認めたら辞職に追い込まれかねないことは、

旧・統一教会との関係を指摘された政治家達を見れば明らかなので、

嘘を貫かざるを得ない……と、私は冷めた眼で見ている。

特に女性が確信犯的に嘘をつき出すと、自分自身をも欺き、嘘を真実と誤認識して嘘をつき続ける場合が

多い……と言うのが通説である。

でも前回、「カイロ大学卒業は嘘」だと思っていたにも関わらず、小池百合子に投票した人も少なくない

のではないか?

それくらい、この国の有権者には、「問題大アリ」と思いつつも自民系政治家支持する、困った人が

溢れている。

もっと「政治家を見る眼」を養う方法を中学、高校で教えないと、この国の政治家の大部分が「クズ」

であり続けることだろう。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/904.html#c14

コメント [医療崩壊12] 米国が世界の信用を完全に失った本当の理由  魑魅魍魎男
14. 怒鳴るド虎nプ[3400] k3uWwoLpg2iM1W6Ddg 2024年4月16日 23:37:20 : iPuGpKSQNK : bzMwTkQxZjVtSkE=[8]
https://yanai.theletter.jp/posts/c1c109d0-f4d0-11ee-ad56-234c783996fd?utm_medium=email&utm_source=newsletter&utm_campaign=c1c109d0-f4d0-11ee-ad56-234c783996fd

ワクチン接種後死亡の被害認定で補償なしの遺族も 明日提訴へ


【検証コロナ禍】コロナワクチンによる健康被害者や死亡者遺族らが明日、集団で提訴する。厚労省の審査で健康被害の認定を受けながら、国から補償を受けていない遺族もいる。これまでの経緯や胸の内を聞いた。
楊井人文
2024.04.16
読者限定
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/441.html#c14

   前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2024年4月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。