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2024年4月09日02時10分 〜
記事 [政治・選挙・NHK293] 日米首脳会談で「死のビジネス」 こんな首相を訪米させていいのか(日刊ゲンダイ)

※2024年4月8日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2024年4月8日 日刊ゲンダイ2面

日米首脳会談で「死のビジネス」 こんな首相を訪米させていいのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338617
2024/04/08 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


まるで「裏金問題」の日本から逃げ出すように米国へ(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 支持率1割台のレームダック首相──多くの国民が岸田首相のことをそう見ている。裏金問題を巡る党内処分でも、いい加減さを露呈。党内外からボロクソに叩かれている。

 で、退陣論が急速に広まりつつあるのだが、国民は自滅を待つだけでは駄目だ。

 岸田という男は、保身のためには何でもする。そのために国を売り、憲法をぶっ壊しても、平気の平左。安倍晋三元首相以上のスピードとタカ派ぶりで、平和憲法をないがしろにしてきたのが岸田なのだ。その目的はただ一つ、米国にすり寄り、「愛いやつ」とほめてもらいたいからだろう。2022年暮れに安保関連3文書を閣議決定、敵基地攻撃能力の保有、防衛費倍増に舵切りしたのは記憶に新しいところだ。

 国民は目を剥いたが、岸田の暴走はそれにとどまらない。トマホークを爆買いし、沖縄の島々にミサイル基地建設の計画をすすめ、英国、イタリアと共同開発している戦闘機の輸出も閣議決定で決めてしまった。今や日本は米中に次ぐ世界3位の軍事大国になりつつある。平和憲法をかなぐり捨て、米国とともに「死の商人ビジネス」をすすめている。それをあろうことか、国民から総スカンの首相が行っている。あり得ないような倒錯なのだ。

米国が国賓待遇で歓迎する思惑

 そんな岸田が8日から訪米する。国賓待遇で安倍以来9年ぶりという米議会上下両院での演説やバイデン大統領との公式晩餐会、首脳会談、フィリピンのマルコス大統領を交えた三者会談などが組まれている。

 国内では袋叩きの岸田にしてみれば、久しぶりの晴れ舞台で、この訪米には並々ならぬ執念を燃やしてきた。裏金問題の党内処分を急いだのも、訪米日程からの逆算である。

 国賓待遇訪米すれば、随行記者がわんさか詰めかけ、報道もそれ一色になる。支持率下落に歯止めがかかる。そんな思惑なのだろうが、そのためにどんな“貢ぎ物”を渡すのか。これほど危険な男の、危険な外交は見たことがない。

「岸田首相は早くも、裏金問題なんて忘れたかのように舞い上がっていますよ。公式晩餐会には米国でもファンの増えている音楽ユニット、YOASOBIや著名なスポーツ選手も呼ばれる。首相は輪島塗のお土産を渡す予定で、国会答弁でも“強固な日米関係を世界に示す有意義な機会になる”と浮かれていました」(国会関係者)

 落ち目の岸田相手に「米国はなんで、そこまで?」と不思議だったが、その裏には当然、思惑がある。

「米国だって、岸田政権が国内でどれだけ窮地に陥っているかはよく知っていますよ。知っていて、国賓待遇で歓迎する。貸しをつくる。軍事同盟の強化を目論んでいるのはもちろんですが、米国は昨年末、韓国とも核戦力の運用を巡る協議を始めるなど、軍事協力のレベルを上げています。そうした枠組みに日本も取り込み、日米の軍事協力体制を米韓並みに引き上げたい。そんな思惑があるのでしょう」(国際ジャーナリスト・春名幹男氏)

 岸田は「飛んで火に入る夏の虫」ということだ。だからこそ、国民の監視が必要なのである。

いつの間にか日米軍事同盟は次のステージへ


日米韓の軍事同盟も強化へ(日米韓首脳会談)/(C)ロイター

 実際、今度の首脳会談を前に米国のキャンベル国務副長官は講演でこう明言している。

「日米が根本的に新しい段階に入り、双方が新たな能力と明確な責任を持つようになる」 

 国民がまったく知らない間に、軍事同盟のステージが変わろうとしているのである。今度の首脳会談は、その幕開けセレモニーということだ。具体的には2つの合意が発表される段取りだ。

 ひとつは自衛隊と米軍の指揮統制の連携、もうひとつは防衛装備品の共同開発、共同生産だ。

「現在、東京にある在日米軍司令部は基地の管理など行政・管理分野を担っていて、指揮・作戦面はハワイにあるインド太平洋軍司令部が担っている。米国は在日米軍司令部の機能を強化させたい意向で、現在は“中将”格の在日米軍司令官を“大将”に格上げし、作戦・指揮の権限を付与したり、増員して、日米の軍部の運用調整を担う事務所を新設する案などが検討されているとの報道もありました。首脳会談で大枠合意し、細部を日米外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)で協議する運びになるのでしょうが、こうなれば、情報、作戦面で圧倒する米軍がすべてを主導していくことになりますよ」(政界関係者)

 バイデン政権で国家安全保障会議(NSC)東アジア担当部長を務めたクリストファー・ジョンストン氏は朝日新聞のインタビューでこんなことを言っていた。

「日米首脳会談でこうした方向性を示すことは、日米同盟が変化し、日本が新たな日本として米国の真の防衛上のパートナーとなったことを示す強いメッセージになります」

 安倍政権の集団的自衛権の容認で自衛隊は米国の戦争に自動的に巻き込まれることになったが、そのための準備がいよいよ、具体的に整うことになるわけだ。

着々と進む「死の商人ビジネス」の協力

 もうひとつの防衛装備の日米協力強化も国民不在でトントン拍子で進んでいる。

 防空ミサイルなどを念頭に日米での共同開発、生産の話が進んでいるほか、米英豪の安全保障の枠組みであるAUKUS(オーカス)においても、サイバー空間での戦闘など最先端分野での協力を深める新体制が発足、発表の段取りだという。

 要するに、今後は米国だけに頼らず、同盟国の間でガンガン、武器を生産し、軍拡に励みましょう、ということだ。岸田政権がシレッと次期戦闘機輸出を決めて、国民を驚かせたのはつい先月のこと。しかし、これは露払いのようなもので、本命はこちらなのだろう。一気にきな臭くなった世界で、日本は「死の商人ビジネス」に活路を見いだすつもりなのか。それが国賓待遇訪米の“条件”だったのか。だとしたら、まさしく亡国の所業だ。

岸田訪米は憲法破壊の総仕上げ

 それにしても、安倍政権の安保法制の強行採決からまだ9年弱だ。それなのに、あれよあれよで、憲法破壊が進み、今や、欠片すら残っていないありさまだ。軍事評論家の前田哲男氏が言う。

「安倍政権からスタートした一連の平和憲法の破壊行為は、今度の岸田首相の訪米で総仕上げになるような気がします。これまで日米安保の在り方では主導的な提言を行ってきたアーミテージ元米国務副長官らのグループは直近の報告書で、日米の司令部間の連携強化を提言しました。日米は一緒の軍隊になっていく。この流れは止まらないでしょう。これまでも憲法と日米安保の在り方はねじれてきました。それでも、まだ憲法の精神は生きていた。専守防衛に徹し、武器の輸出もしなかったのに、支持率2割程度の政権が閣議決定という乱暴な手法で全部をひっくり返してしまった。三権分立に反するのは言うまでもありませんが、その政治センスも疑います。岸田首相は米国に忠誠を尽くすことで、政権維持のお墨付きを得たいのかもしれませんが、米国はイスラエルでもウクライナでもうまくいっていない。米国に無条件に従っているのは世界でも岸田首相くらいのものですよ」

 改めて、こんな首相に外交をやらせてはいけない。訪米なんて、側近が羽交い締めにしなければ嘘である。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/831.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 「今の政治資金監査はザル」会計のプロが断言 総務省のマニュアルに「数字が妥当か評価しなくていい」(東京新聞)
2024年4月9日 06時00分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/320035

 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件では、政治資金規正法で義務づけられている外部監査は全く機能しなかった。現役国会議員の政治団体の監査を行う公認会計士は「そもそも(団体の)収入が監査の対象外で、不正がないことをとても保証できない」と制度が「ザル」であることを指摘。監査人が国民の目線で、支出も含めた金の流れをきちんと確認できる仕組みが必要だと訴える。(市川千晴)

◆収入は監査の対象外、支出も外形的な確認
 この会計士は企業を中心に20年以上の監査経験があるベテランだ。「登録政治資金監査人」として政治団体のチェックを始める際、総務省の研修に衝撃を受けた。政治資金監査では、「政治資金収支報告書や団体の会計帳簿の数字が、妥当か評価しなくてよい」というような説明が、研修資料の監査マニュアルの冒頭に記載されていた。
 問題となった裏金のように、政治団体の収入はそもそも監査できない。支出はすべて点検するが、「領収書と照合し、数字が合っているかの『外形的・定型的』な確認だけでよい」というのが実態だ。

◆追及もできず、企業監査と大違い
 会計士はかつて、取引先からの利益供与が疑われる支出を発見し、議員に直接ただしたことがある。適正な支出だったことは確認したが、「マニュアルに従えば、怪しい支出を発見しても、国会議員らに詳細な追及はできない」というのが本音。会計士が直接、取引先や銀行口座を調べることが可能な企業監査とは大違いだ。
 規正法には「政治資金が国民の浄財であることにかんがみ、収支の状況を明らかにする」とあるが、マニュアルには「政治活動の自由の尊重」が明記されている。自由ばかりに重きが置かれ、監査の対象や仕組みは形骸化された。
 会計士は、今の仕組みを「ザルだ」ときっぱり。「企業監査並みに制度を抜本的に改正しなければ、再び不正は起きる」。こう力を込めた。

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 政治資金の監査 事務所費の架空計上問題などを受け、2007年に政治資金規正法を改正し、研修を受けた公認会計士や弁護士、税理士ら「登録政治資金監査人」による政治資金団体などの監査が義務付けられた。総務省によると2024年1月末現在で、5150人が登録。税理士が最も多く74.5%、会計士19.0%、弁護士6.5%。
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◆自民は「派閥資金の外部監査」…ザルのままでは
 政治資金パーティー裏金事件の再発防止策として、自民党は政策集団(派閥)にも外部監査を拡大した。だが「ザル」と批判される監査のままでは、効果に乏しいのは明らかだ。
 ある与党の関係者は「収入と支出の数字が合わない国会議員は多いだろう」と明かす。今の制度では収入は対象外で、支出も形式的な確認のみだ。監査とは名ばかりで、ガラス張りの金の流れにはなっていない。

◆規正法改正でも透明性向上の動きなし
 元衆院議員で登録政治資金監査人でもある桜内文城氏は政治活動の自由に理解を示しながらも、政治資金に税金が投入されている点から説明責任を強調する。「政治資金にお墨付きをもらうことで国民の信頼を回復し、政治活動の後押しとなる」というのだ。
 派閥への外部監査導入も、党則での規定にすぎない。岸田文雄首相が今国会で目指す政治資金規正法の改正で、透明性を担保する監査に変えようという動きはほとんどみられない。信頼回復には遠すぎる。

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http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/832.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 「ここで事故が起きたら死ぬしかない」…島根原発を抱える衆院島根1区補選で「再稼働」が問われている(東京新聞)
2024年4月7日 12時00分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/319713?rct=tokuhou

 16日告示の衆院島根1区補欠選挙では、原発稼働も焦点になっている。この選挙区は推進派の代表格だった故細田博之氏の地盤で、中国電力が8月の再稼働を見込む島根原発(松江市)がある。ただ、先の能登半島地震では住民避難の限界が露呈。その中で行われる補選は細田氏の後継に加え、脱原発を主張してきた元職が出馬を予定する。推進派の牙城で能登の教訓がどう判断されるか。各地の脱原発派も注目する。(曽田晋太郎)

◆集落が散らばる道の先に、島根原発を見た
 島根県庁や国宝松江城がある松江市中心部から車で30分ほど。市街地のにぎわいとは打って変わり、のどかな田園風景が広がる。
 距離にして10キロ弱。海沿いに点在する集落を通り過ぎると、だんだんと道幅は狭くなり、山肌が切り立つ。落石注意を呼びかける看板が立ち、所々ひびが入った道をさらに進むと、山の中腹から開けた視界の先に巨大な建屋が見えた。日本海に臨む島根原発だ。
 その島根原発の2号機は今、注目を集めている。中国電力が8月に再稼働させる計画だからだ。定期検査で2012年から停止中だが、21年に原子力規制委員会の審査を通過。22年には丸山達也知事が再稼働に同意した。今年5月に安全対策工事を完了させる想定だ。
 そうした中、今年の元日に能登半島地震が発生。いくつもの道路が寸断され、多数の集落が孤立した。震源に近い北陸電力志賀原発でもし、深刻な事故が起きていれば、住民避難は難航していたと目される。

◆原発30キロ圏内に人口45万人
 島根原発を抱える島根1区でも不安は広がる。
 「人ごとではない」。市街地で出合った会社員男性(24)は「お正月の能登地震以来、原発への不安を意識し始めている。動かすなら、みんなが避難できる万全の態勢を整えてほしい」と語る。
 地元の無職男性(80)は「原発をやめたらエネルギーはどうなるかと思うこともあるが、ここで事故が起きたら死ぬしかない」。今の避難計画にも疑問があり「私の場合は事故があったら車で3時間半くらいかかる山口県の近くまで避難することになっているが、そんなの絵に描いた餅。とても無理」と断じる。
 島根原発は北に日本海、南に宍道湖や中海があり、原発近くから逃げる場所が限定的。全国で唯一、県庁所在地に立地し、松江市中心部は10キロ前後の圏内に入る。避難計画が必要な30キロ圏には約45万人が暮らし、高齢者ら避難時に支援が必要な人は約5万人に上る。

◆「今、能登のような地震があれば…」
 原発から500メートルほどのところに暮らす無職男性(68)は表情をこわばらせる。「事故があった時に住民が避難する道は1本しかなく、その道が寸断されたら逃げられない。寸断されなくても皆が一斉に逃げたら渋滞して大混乱が起こるだろう」とも語る。
 原発への恐怖も増している。「この近くにも活断層がある。いつどこで地震が起こるか分からない今、能登のような地震があれば、壊滅的な被害を受ける可能性が高い」
 原発近くの集落に暮らす無職女性(78)は、遠くを見つめながら声を潜める。「大地震があって原発で事故が起きたら一巻の終わり。わざわざそんな危ないものを動かさなくていいのに。原発はいらない」

◆自民擁立予定の新人「原子力災害の悲惨さは十分理解」
 高まる原発への危機感。そんな中である補選は、自民党の新人と立憲民主党の元職による事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。原発推進派と慎重派が対峙(たいじ)する構図でもある。
 長く島根1区で勝ち抜いてきたのが、自民の細田博之氏。旧通産省を経て政界入りし、政府や党の要職を歴任、晩年は衆院議長を務めた。他方、原発の旗振り役でもあった。再稼働を後押しする自民の電力安定供給推進議員連盟で会長に。小泉純一郎元首相の脱原発論に関し「短絡的だ。科学に立脚しない政策を採るべきではない」と批判した。
 補選で自民が擁立する元財務省中国財務局長の新人錦織功政(にしこりのりまさ)氏(55)も稼働を容認する立場。取材に「エネルギー需給の向上やカーボンニュートラルの実現という意味で原子力発電は活用すべきだと考えている。ただ十分な安全措置が大前提の条件。私自身、復興庁で3年間勤務して原子力災害の悲惨さは十分理解しており、そこは声を大にして求めていく」と語る。

◆立民擁立予定の元職「再稼働このままでは進められない」
 立民から出馬を予定するのが亀井亜紀子氏(58)だ。島根を地盤とした元国会議員、久興氏の長女。07年の参院選に国民新党公認で島根選挙区から出馬し、初当選した。3・11後には超党派国会議員の「原発ゼロの会」のメンバーに。脱原発を掲げる「みどりの風」の結党にも参加した。共産党は今回、「脱原発の姿勢で立民と考えに矛盾はない」と擁立を見送った。
 ただ陣営幹部は「基本的に脱原発のスタンスだが、支援者の中には原発をなりわいにしている人や容認派もいるので、あまり表だって言えない」とジレンマを抱える状況を解説する。
 亀井氏本人は「島根原発の再稼働に対していろんな意見があるが、このままでは進められない。共通して言えるのは、避難計画がしっかりしていることと、安全だと保障してくれないと怖くて住めないということだ。能登半島地震を受けた今、避難計画に疑義があるので、一回立ち止まって検証し見直すべきタイミングだと思う」と話した。

◆能登の地震から初の国政選挙に意義がある
 補選前の論戦では自民の裏金疑惑、少子高齢化が進む地元の活性化が主に語られる。原発再稼働の議論はいまひとつ。立地地域の松江市鹿島町の住民は「立候補予定者が集落に来ることもない。原発を進めるか、やめるか、二者択一の争点しかないのに」と漏らす。
 とはいえ今回は能登の地震後、原発稼働を問う初の国政選になる側面もある。
 島根原発2号機運転差し止め訴訟の原告団長、芦原康江さん(71)は「国が推進の方針を決めている中、国政選挙は民意を表明する機会として重要。有権者が選択できるよう、立候補予定者はきちんと考えを語ってほしい」と求める。
 推進派の牙城での審判は各地からも注目を集める。
 東北電力女川原発(宮城県)の再稼働差し止め訴訟の原告団長、原伸雄さん(81)は「能登の地震があっても平然と稼働を進めようとする現政権への審判。再稼働の流れに歯止めをかける上で大事な機会。非常に関心を持っている」と語る。東京電力柏崎刈羽原発に厳しい視線を向けてきた新潟国際情報大の佐々木寛教授(政治学)は「現政権のエネルギー政策の是非が問われれば国政全体へのインパクトにもなる」と語り、こう続ける。「民意がどう現れるか、固唾(かたず)をのんで島根の結果を見ている」
 中国電力島根原発 1974年3月に営業運転を開始。3基あり、1号機は廃炉作業が進む。2号機は東京電力福島第1原発と同じ「沸騰水型」と呼ばれるタイプで、同型で稼働すれば福島事故後初。3号機は新規稼働に向けた原子力規制委員会の審査中。

◆デスクメモ
 自民の重鎮だった細田氏。その地盤である厳しい選挙。何とか支持を広げて補選を勝ち、自民の悪政にくさびを打つ。亀井陣営の大義は分かる。が、支持拡大のために原発問題と距離を取る状況が悩ましい。他地域でも生じるジレンマ。いいかげん、解決に向けた妙案を考えねば。 (榊)
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/833.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 共産党「自民打倒へ大攻勢」 田村委員長下で初の中央委総会(東京新聞・共同)
2024年4月6日 16時08分 (共同通信)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/319687?rct=politics

 共産党は6日、第2回中央委員会総会を東京都内の党本部で開いた。田村智子委員長は、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を「党ぐるみの組織的犯罪」と批判。次期衆院選に向け「自民政治を終わらせる大攻勢をかけよう」と呼びかけ、党員拡大の取り組みを進めるよう訴えた。1月に就任した田村氏の下での中央委総会は初。
 田村氏は、裏金事件に関与した自民議員の処分を「事実解明に幕引きを図るものだ」と指摘。岸田政権の経済政策を失敗だと断定し、日本が直面する課題は「自民には解決できない」とした。
 今後2年間で約25万人の党員を27万人に回復させるなどの目標も示した。総会は7日まで。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/834.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 衆院東京15区補選は候補乱立で誰も「法定得票」に届かない? 再選挙の可能性に自民ニヤリ(日刊ゲンダイ)

衆院東京15区補選は候補乱立で誰も「法定得票」に届かない? 再選挙の可能性に自民ニヤリ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338618
2024/04/09 日刊ゲンダイ


注目が集まる衆院東京15区補選は混戦か(右は、すでに出馬表明をしている須藤元気氏)/(C)日刊ゲンダイ

 全敗したら「岸田おろし」の号砲が鳴る──と囁かれる衆院補欠選挙(28日投開票)が、来週16日に告示される。選挙が行われるのは東京15区、島根1区、長崎3区の3選挙区だ。

 そのうち東京15区にガ然、注目が集まっている。候補者が乱立し、このまま選挙戦に突入したら、どの候補も当選に必要な「法定得票数」に届かず、異例の「再選挙」になる可能性が高まっているからだ。現在、立候補を予定しているのは8人。すでに多くの候補者が活動を開始していて、降りる雰囲気がない。

「この週末(6日)には、花見客が集まる地元の木場公園に日本保守党の候補予定者や、出馬を表明している須藤元気さんが顔を出して、パンフレットを配ったり、花見客と一緒に写真を撮っていました。維新の宣伝カーも走っているし、自民党議員だった秋元司氏も各戸にチラシをポスティングしています。もう、みな選挙モードです」(地元住民)

東京15区が再選挙なら3敗回避?


誰が当選するのか(作家の乙武洋匡氏)/(C)日刊ゲンダイ

 衆院選(小選挙区)の「法定得票数」は、有効投票総数の6分の1と定められている。「再選挙」は40日以内に行われる。最初の選挙の候補者でなくても立候補は可能だ。「再選挙」を実施しても、誰も法定得票数に届かない場合は「再々選挙」となる。

「再選挙」が懸念されているのは、候補者が乱立しそうなうえ、自民党が独自候補の擁立を断念したこともあり、圧倒的に強い候補が存在しないからだ。しかも、候補者それぞれが、そこそこの票を奪いそうなのだ。当初、小池都知事が率いる「ファーストの会」が擁立し、自民党が推薦を検討している作家の乙武洋匡氏が強いのでは、という見方もあったが、公明党が支援に難色を示したことで、混戦模様に拍車がかかっている。

 自民党にとって「再選挙」は、悪い話じゃないらしい。

「トリプル補選のうち、自民党は東京15区と、長崎3区は候補者の擁立を諦め、すでに“2敗”が確定しています。唯一、擁立する島根1区も苦戦必至。最悪、補選3連敗になってしまう。でも、東京15区が再選挙になれば、3敗を避けられます。ダメージが違います」(政界関係者)

 投票率が低くなると、「再選挙」の可能性が高くなるとみられている。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/835.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 医学的にも証明された! 適量の酒は長寿につながる(医者が教える もっと! 体にいい酒の飲み方/サライ
医学的にも証明された! 適量の酒は長寿につながる【医者が教える もっと! 体にいい酒の飲み方/サライ
https://www.msn.com/ja-jp/health/other/%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E7%9A%84%E3%81%AB%E3%82%82%E8%A8%BC%E6%98%8E%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F-%E9%81%A9%E9%87%8F%E3%81%AE%E9%85%92%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%8B-%E5%8C%BB%E8%80%85%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%82%8B-%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%A8-%E4%BD%93%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%84%E9%85%92%E3%81%AE%E9%A3%B2%E3%81%BF%E6%96%B9/ar-BB1lam3R?ocid=hpmsn&pc=EUPP_LCTE&cvid=c98f0f8d50564d2bb244dc9171571bd4&ei=14

コロナ禍で控えられていた歓送迎会が復活し、この春は飲酒をする機会が増える人も多いのではないでしょうか。お酒は健康を害するものと思われがちですが、近年は国内外の疫学研究により、「酒をまったく飲まない人より、適量飲酒を習慣にしている人の死亡率のほうが低い」ということが報告されました。これは、まさに「酒は百薬の長」という酒飲みにとって心強い格言が医学的に証明されたというエポックメイキングな出来事かもしれません。

とはいえ、やみくもに飲酒をしてしまったら病気へとつながることも事実です。『医者が教える もっと! 体にいい酒の飲み方』(宝島社)では、酒をこよなく愛する医師たちが、一生健康のまま楽しめる「酒の飲み方」、体に良い「つまみの選び方・食べ方」など、酒好き必読の新常識を指南しています。今回は、「体に負担をかけず、長寿も叶う飲み方」を紹介します。
2杯目以降はノンアルをはさむ!

脳へのダメージ減、水分補給にも有効

<監修>

栗原毅(くりはら・たけし)

栗原クリニック東京・日本橋院長。医学博士、日本肝臓学会専門医。

東京女子医科大学教授、慶應義塾大学大学院教授を歴任。「血液サラサラ」の名付け親の一人。生活習慣病や寝たきりなどの予防・改善の情報を広く発信している。著書・監修書に『肝臓の名医が明かす!1週間で内臓脂肪が自然に落ちる本』(宝島社)など多数。

2020年以降売り上げ高を伸ばしている「アルコール0.0%」のノンアルコールドリンク。「『ノンアル』は酒が飲めない人のための飲み物」という印象があるかもしれませんが、酒飲みが飲んではいけない理由はありません。例えば「味がどんどんビールに近づいている」といわれるノンアルコールビールは、2杯目以降にはさみ込むことで「アルコールの適量管理」のための武器になります。アルコール摂取によって排泄されやすい水分の補給にも有効です。

飲酒気分を維持しながらアルコールによる脳へのダメージも軽減できます。飲酒の魅力の1つである「酔い」は、一時的な脳機能のマヒです。通常の酔いは一時的な障害であり、覚めればもとに戻りますが、長期間何度もくり返していると、脳の萎縮率が高まるという報告もあります(非飲酒者、1日2合以下の飲酒者⇒脳の萎縮率 24〜27%、1日2合以上の飲酒者⇒脳の萎縮率 36%*)。

ただし、ノンアルといえども無限に飲んでもいいというわけではありません。「ビールの味に近づけるための人工添加物」や「人工甘味料」が含まれるため、病気にならないためには過剰摂取は控えましょう。

*出典:日下医院(千葉県千葉市)・日下忠文院長の研究データより

万病への扉が開いてしまう、

飲みながらの寝落ちは絶対NG!

飲みすぎてしまったとき、ついそのまま眠ってしまったという経験がある人は少なくないはずです。寝落ちは体に悪影響を与えます。できる限り避けるようにしましょう。

寝落ちが危険な理由は、アルコールによって筋肉が弛緩しているため口呼吸になりやすく、ひどいいびきや、睡眠中に無呼吸や低呼吸をくり返す「無呼吸症候群」を引き起こす可能性があるからです。さらに、口呼吸になると口の中が乾燥し、アルコールの利尿作用による体内の水分不足の影響もあって、唾液の量が減ってしまいます。なおかつ、睡眠時には唾液の分泌量は低下する特徴があるので、唾液による殺菌力が大幅に落ちます。このような条件がそろったところに歯を磨かずに寝てしまうわけですから、睡眠中の口の中で虫歯や歯周病の原因菌が大繁殖してしまいます。

虫歯や歯周病は、単なる歯や歯茎のトラブルにとどまりません。原因菌は血流にのって全身をめぐり、さまざまな場所で悪さをするのです。その結果、糖尿病をはじめとする生活習慣病や認知症、心臓病、骨粗しょう症、関節炎など、さまざまな病気を誘発します。特に糖尿病は歯周病と深い関係にあります。歯周病になると炎症のある組織で作られた「炎症性サイトカイン」という物質が血液に侵入し、血糖値調整ホルモン「インスリン」の働きを阻害します。そして糖尿病になり高血糖状態が続くと、歯茎の毛細血管が徐々に細くなり、やがて歯茎の炎症が悪化して免疫力が低下し、さらに歯周病菌が増殖します。このように、歯周病と糖尿病は、互いの症状をより悪化させる負のスパイラル関係にあるのです。

そして、「舌やのどの筋肉」が弛緩すると、舌のつけ根などが上気道に落ち込みやすくなります。その結果がいびきや無呼吸・低呼吸であり、睡眠がしっかりとれず、疲労が蓄積します。さらに長期間続くと高血圧や糖尿病などの生活習慣病の発症リスクを高め、心臓発作や心臓病、脳卒中といった命にかかわる病につながる危険性もあるのです。寝落ちせずにすむよう、飲酒量や飲み方、飲むタイミングに注意しましょう。

Column:酒飲みの寿命を縮めるNGアクション(1)
どんなに酒やつまみにこだわっても、これらの行動をとってしまったら台なしに。心あたりがある人は、命を守るために今日からやらないよう注意を!
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/836.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 陸自公式SNSで「大東亜戦争」使い大論争に…“感情的対立”激化、鎮火はまだ先か?(日刊ゲンダイ)
陸自公式SNSで「大東亜戦争」使い大論争に…“感情的対立”激化、鎮火はまだ先か?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338647
2024/04/08 日刊ゲンダイ


陸上自衛隊第32普通科連隊のXより(一部補正)

《口にするぐらいは自由ではないか》《いや自衛隊が使うのはマズイだろう》

 ネット上では大論争となっている。陸上自衛隊第32普通科連隊(さいたま市)が公式X(旧ツイッター)で「大東亜戦争」との表現を使った投稿をしたためだ。

 同隊は硫黄島(東京都)で開催された「日米戦没者合同慰霊追悼顕彰式」に参加した様子を公式アカウントで紹介しつつ、《大東亜戦争最大の激戦地硫黄島》《日米双方の英霊のご冥福をお祈りします》などと書いた。

 この投稿表現について、朝日新聞や毎日新聞などが記事化したところ、たちまち賛否を巡る声がSNS上などで拡散したのだ。

「大東亜戦争」は、1941年12月の開戦直後、当時の政府(東條内閣)が公表した「太平洋戦争」の呼称。戦後、GHQ(連合国軍総司令部)により使用が禁止されたほか、国会でも「東南アジアなどでの植民地統治や侵略戦争を正当化する名称」として度々、取り上げられ、問題視されてきた。

冷静な議論というよりも…

 例えば、1982年12月の衆院本会議では、日本共産党の不破哲三議員が、当時の中曽根康弘首相の姿勢について、こう問い質している。

「大東亜戦争という名称自体、戦犯東條内閣が真珠湾攻撃の4日後に、日本を盟主とする大東亜新秩序建設を目的とする戦争という意味で命名したものであります。名称まで侵略戦争時のこの呼称に固執しつつ、それへの批判を排撃する、この戦争観が一私人のものでなく、日本の総理となった人物の戦争観であるがゆえに事は重大であります」

 これに対し、中曽根首相は「戦前、戦中のわが国の行為については、国際的に侵略であるという厳しい批判を受けていることも事実でありまして、この事実は、政府としても十分認識する必要があると考えております」などと答弁。

 中曽根首相は「太平洋戦争」を巡る歴史的な経緯や国際社会の視点を踏まえ、自身の言動についても慎重さが求められるとの認識を示していたわけだが、今回の投稿をめぐっては、こうした冷静な議論というよりも、“感情的な対立”が少なくないようだ。

《大東亜戦争は祖父が使っていた言葉だ。なぜ、これがいけないのか》

《自国の政府が決めた言葉を使っただけ。左翼は何でも攻撃材料にするな》

《不勉強なのか無知なのか。そのうち、大東亜共栄圏バンザイとか書き出すかも》

《先の大戦を振り返り、自戒の念を込めて使っているのであれば…》

 まだまだ炎上し続けるような雰囲気だ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/837.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 「2024年問題」で実質賃金プラス転換は絶望的…連続マイナス過去最長23カ月、家計の犠牲はまだ続く(日刊ゲンダイ)


「2024年問題」で実質賃金プラス転換は絶望的…連続マイナス過去最長23カ月、家計の犠牲はまだ続く
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/338671
2024/04/09 日刊ゲンダイ


たちはだかる「2024年問題」、人手不足倒産すらも危惧される(C)山陽新聞/共同通信イメージズ

 家計の苦しみは、いつまで続くのか。厚労省が8日発表した2月の毎月勤労統計調査でも実質賃金はマイナス。実に23カ月連続で、リーマン・ショックを背景に最も長く減少した2007年9月〜09年7月に並び、過去最長を記録した。ただ、リーマン危機の頃の実質賃金マイナスは典型的な不景気型だった。

  ◇  ◇  ◇

 当時は世界同時不況に日本も巻き込まれ、製造業を中心に大幅に人員を削減。09年7月に完全失業率は5.5%に跳ね上がり、翌8月に有効求人倍率が0.42倍と過去最低に沈んだ。09年春闘の賃上げ率は1.83%。円高も急激に進み、08年12月には一気に87円台まで上昇した。日経平均がバブル後最安値7054円98銭を付けたのは、09年3月10日のことだ。

 あれから15年。今や日経平均は34年ぶりにバブル期最高値を更新し、史上初の4万円台を突破。24年春闘の賃上げ率は33年ぶり5%超の高水準だ。直近2月の完全失業率は2.6%、有効求人倍率1.26倍と、見違えるほど改善している。

 2月の名目賃金に当たる現金給与総額は前年同月比1.8%増で、26カ月連続のプラスだ。それでも物価上昇に追いつかず、2年近くも家計悪化が続く深刻な事態に陥っているのである。

「リーマン危機の大不況から脱するため、政府・日銀がとった施策はあくまで大企業中心。その象徴がアベノミクスの異次元緩和です。円安誘導で輸出企業の業績が回復した半面、輸入コストは上昇し、物価は高騰。大企業の空前の利益は家計の犠牲の上に成り立っています。植田日銀の緩和継続で、1ドル=152円目前と34年ぶりの円安水準が続き、この先は賃上げ分の価格転嫁も進む。いずれも値上げ圧力となり、実質賃金のマイナスは当面、続きそうです」(経済評論家・斎藤満氏)

全就業者の12%に影響


「残業代ありき」で生計をたててきたドライバーや建設作業員の人たちには「死活問題」/(C)共同通信社

 6月には1人4万円の定額減税が実施される。財界は「6月ごろには実質賃金が(物価を)上回る」(経済同友会・新浪剛史代表幹事)とプラス転換に期待するが、立ちはだかるのは「2024年問題」だ。

 4月から建設業や物流業は時間外労働の上限規制が強化され、大幅に残業時間を削らざるを得ない。「残業代ありき」で生計を立ててきたドライバーや建設作業員には死活問題だが、毎月勤労統計からは先取りの動きがうかがえる。2月の残業代などの所定外給与は前年同月比1%減で、昨年12月から3カ月連続のマイナスなのである。

 建設業の従事者は全国で480万人、物流業は348万人(総務省・労働力調査=2月)。合わせて全就業者の約12%を占める。これだけ多くの人々の手取り収入が減れば、実質賃金に悪影響を及ぼすのは確実だ。

「企業側も残業を減らす分の労働力を新たな人材で補うしかない。人件費の総額は増えるのに、一人一人の手取りが減ってしまう悪循環です。深刻な人手不足の中、人材確保も容易ではなく、好条件を出せない企業は淘汰されるのみ。増え続ける『人手不足倒産』に拍車がかかりそうです」(斎藤満氏)

 このままでは、実質賃金がプラスに転じるのは絶望的だ。家計の苦しみだけが、リーマン危機の頃から変わっていない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/838.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 東京都知事選、野党共闘に「立候補希望」 知名度高い男性か(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASS483VXDS48OXIE02FM.html?iref=comtop_7_06



野党共闘に「立候補希望」、知名度高い男性か。

朝日新聞にしては思わせぶりな表題。・・・一体どんな人物だろう。



この8年間の小池都政にめぼしい成果はない。

公約としてぶち上げた「7つのゼロ」も「東京大改革」も、何をやっていたのか「成果ゼロ」。

さすがに公然と「成果の詐称」は憚られるのだろう、その代わり触れようともしない。

まさに「舌先三寸」、人を化かす「狸」のお家芸といったところだ。。


都民は、すでに小池都政には何も期待できないと見切っている。

東京都民の間に蔓延している「閉塞感」は、否応なしに「新しい都知事」の「新しい都政」を期待する。

ただ大きな不祥事が無かっただけで、何の改革をもたらすことが出来なかった小池都知事には、ここで引退してもらうのが、都民にとっては最良の政策ではないか。

もういいでしょう・・・。

そうしなければ、都民にとっては、再び失われる4年となろう。

野党共闘で都政を奪還し、本当の意味での都民のための都政改革を進める「千載一遇」のチャンス。

倒す相手は「狸」。

まさに「犬一代に狸一匹」という言葉が相応しい。



以下に記事の全文転載。

都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に向けて、立憲民主党や共産党などの野党と市民団体が8日、共同で擁立する候補の選定を議論する3回目の会合を開いた。出席した立憲の手塚仁雄都連幹事長は会合後、報道陣に対し、立候補希望の男性がおり、検討していることを明らかにした。

 手塚氏によると、男性から半月ほど前に立憲の長妻昭都連会長に立候補の申し出があったという。手塚氏は氏名を明かさなかった。「我こそが、という人が初めて出てきた。有資格者で皆さんも何度も見られているかなと思う」と話し、知名度の高い人物だと示唆した。

 これまで挙げられた「若さ」「女性」「行政、政治経験」などの方針には合致しないというが、今後、この男性を含めて選定作業を続ける考えを明かした。次回は5月1日の予定。(土舘聡一)


記事の転載はここまで。


野党共闘に「立候補希望」。・・・一体どんな人物だろう。


「人物」も大切だが、それに劣らず「野党共闘」の内容が大切だ。

記事では「立憲民主党と共産党など」と書いているが、他の野党のことにも触れてもらいたいものだ。

社民党の参画は当然として、都知事選には因縁浅からぬ「れいわ新選組」はどうしているのだろう。

国政での野党共闘には否定的になっているようだが、逆に言えば地方選挙の都知事選挙には、野党共闘を拒む理由は無いともいえるのだが・・・。

一体どんな人物だろう。・・・山本太郎のような人物なら盛り上がるだろう。

いっそのこと、「山本太郎」を「野党共闘の候補」として担ぐのはどうだ。


今はまだ野党第一党の立憲民主党としては、「乾坤一擲の戦い」。

候補者選定を誤れば、「捕らぬ狸の皮算用」になりかねない。

腹をくくって「立憲民主党の興廃この一戦にあり」の覚悟で、党内外に広く人材を求めるべきなのだろう。

野党第一党として懐の広さを示さなければ、政権などに手が届くわけがない。


「頑張れ 野党共闘!」








http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/839.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 株価上昇で日本の「幸福度」は上がるのか いつの間にか世界50位前後に低迷しっぱなし 経済ニュースの核心(日刊ゲンダイ):経済板リンク 
株価上昇で日本の「幸福度」は上がるのか いつの間にか世界50位前後に低迷しっぱなし 経済ニュースの核心(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/352.html



http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/840.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 乙武洋匡氏は実質的に都民ファーストの候補…自民は、公明はどう動く?衆院東京15区は4月16日告示(東京新聞 TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/320061?rct=politics



「狐七化け、狸は八化け」

狐と狸の化かし合い。古来「狸」が上手と相場が決まっている。

狸に利用される狐の末路や哀れ。


以下に記事の全文を転載する。


衆院東京15区(江東区)補欠選挙(16日告示)で、作家で新人の乙武洋匡氏(48)が8日、区内で出馬会見を開き、無所属で立候補する意向を表明した。乙武氏は、小池百合子都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が国政進出を目指して設立した「ファーストの会」副代表。都民ファーストの会は乙武氏を擁立することで、初めての事実上の国政議席獲得を目指す。ただ、告示が来週に迫る中で、思い描いていた各党による支援体制は固まっていない。

◆まるで「公認候補」のようなポスターだが…「無所属」と説明

 東京都江東区内で8日に開かれた会見。乙武氏は「無所属」で出馬するとしつつも、小池知事とのポスターを背に「知事が進めてきた政策も、日本大改革ということで全国に広げていきたい」と知事との関係を強調した。

 都民ファにとって国政挑戦は2度目。初戦は2022年の参院選で当時の代表だった荒木千陽氏の出馬だった。結果は当選ラインを大きく下回る10位で、惨敗に終わった。

 今回の衆院東京15区補選に向け、都民ファは当初、「保守系の大きなかたまりをつくる」(幹部)と、自公や国民民主党との連携を想定していた。

◆自民は「推薦」方針だが…公明も国民民主も冷ややか

 自民は推薦方針を示したが、「政治とカネ」の逆風に苦しむ上に、地元からは乙武氏支援に反発がある。小池知事と関係が近いとされる公明は方針を明らかにしていないが、過去に報じられた女性問題を念頭に党本部からは「非常に厳しい」との声が上がる。国民民主幹部も「自民が推薦を出すような人は応援できない」と突き放す。

 支援の枠組みが見えない中、乙武氏は会見で「政策を見てご賛同いただけるようであれば。待ちの姿勢で臨みたい」と平常心を強調してみせた。(渡辺真由子)

  ◇
 東京15区には他に、日本維新の会の新人金沢結衣氏(33)、参政党の新人吉川里奈氏(36)、政治団体「日本保守党」の新人飯山陽氏(48)、元自民党衆院議員の秋元司氏(52)、元格闘家で参院議員の新人須藤元気氏(46)、立憲民主党新人の元江東区議酒井菜摘氏(37)が出馬表明している。共産党は新人小堤東氏(34)の擁立を取り下げ、立民の酒井氏の支援に回る。


記事の転載はここまで。


出馬会見で「無所属」と表明する乙武氏。

立憲民主党の米山氏から、にわか仕立てとはいえ、「ファーストの会」副代表を辞さずに「無所属」を名乗るのは、「二枚舌」とこき下ろされる。

出馬会見で、既に国民を「愚弄」しているのだろう。


公明党が忌み嫌う「性スキャンダル」・・・。

自民が推薦を出すような人・・・。


いずれも、候補者の人となり、人格に疑念を抱いて支援を躊躇している様子を記事に取り上げている。


本人も、知ってか知らずか、

「政策を見てご賛同いただけるようであれば。待ちの姿勢で臨みたい」

と言う。

「人物を見てください」と言えないところが、全てを物語っている。


記事によれば、共産党は新人小堤東氏(34)の擁立を取り下げ、立民の酒井氏の支援に回るそうだ。

国民民主党は、自らの候補擁立には失敗するは、乙武氏を支援しよう構えていたら、あの自民党に「推薦する」と先にアナウンスされて立場を失い、「自民が推薦を出すような人を支援できない」と言い出すなど、何時までもドタバタ劇を続け、散々な始末だ。

そこまで言ってしまったら、たとえ自民党が推薦を取りやめて自主投票に切り替えても、国民民主党としての支援は出来ないだろう。

「自民が推薦を出すような人・・・」であることに変わりはないわけだから。

そうした中、国民民主党の玉木代表は、「推薦(依頼)が来た際には真摯に対応したい」と言ったそうだ。

これもまた「二枚舌」。国民を「愚弄」した話だ。

何とも「主体性」も「信念」も無い事よ・・・。

まるで、出来の悪いガキの振舞い。

さぞかし、共産党の「大人対応」が眩しいのではないか。

そして、玉木代表は立憲民主党の酒井氏の支援も出来ないと言う。

理由が子供じみていて悲しい。

「共産党が支援するような人・・・」を支援したら「あの女人」に嫌がらせをされる・・・。


結局は、野党と似非野党からの候補乱立で、混戦は避けられないのだろうが、そんな時こそ「野党共闘」の真価が発揮されるのではないか。


「頑張れ 野党共闘!」










http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/841.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 無為無策の岸田首相は退場(植草一秀の『知られざる真実』)
無為無策の岸田首相は退場
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-dc92ca.html
2024年4月 9日 植草一秀の『知られざる真実』

岸田首相が訪米。

国賓待遇での訪米は9年ぶりとメディアが報じるが海外に物見遊山をしている場合でない。

自民党の違法裏金・脱税疑惑事件。

自民党が組織的に犯罪に手を染めた。

政治資金の入りと出は収支報告書に記載しなければならない。

違法行為を組織的に実行していた。

犯罪行為が発覚したのちも、資金使途を明らかにしていない。

政治資金に活用されていない部分は雑所得として納税の義務がある。

重大犯罪を組織的に実行してきたという厳然たる事実が存在する。

昨年秋に問題が明らかになり、半年の時間を費やして出した答えが全く説明のつかないお手盛り内部処分。

500万円以下の犯罪行為は無罪放免にした。

これでは法治国家が成り立つわけがない。

何よりも大事なことは政治資金規正法を抜本改正すること。

半年議論して法改正の骨子を決定したというなら理解可能。

ところが、法改正の具体的内容は何も決まっていない。

レームダックのバイデン大統領と会談して得られるものは皆無。

国賓待遇での訪米、議会での演説を岸田首相はいくらで購入したのか。

日本は法外な財政資金を米国製軍事装備品購入に充当すると目をつけられている。

米国の軍事装備品不良在庫を定価で大量購入するお得意さんだ。

法外な買い物をしてくれるなら国賓待遇でも議会演説でも提供する。

これが米国のスタンス。

日本で災害が発生したら、日本の被災者は生存権さえ確保されない劣悪な避難所に投げ込まれる。

1か月間、レトルト食品での生存を強要される。

トイレの支給もない。

台湾との落差に唖然とした国民が多数だろう。

台湾は先進地域。

日本は後進国。

この現実をまざまざと見せつけられた。

米国に観光旅行に行っている場合ではない。

日本国民は岸田首相の無作為に怒り心頭だ。

その意思を形に表さなければならない。

まずは、4月28日の衆院3補選が焦点になる。

自民3敗を確実に実現しなければならない。

東京15区と長崎3区に自民党は候補を擁立しない。

ただし、東京15区は推薦を出す可能性がある。

東京15区で最重要のことは自民推薦候補を当選させないこと。

候補者が乱立しており、情勢が流動的だが、自公候補に勝てる候補者に投票を集中させることが重要になる。

長崎3区は自民が候補を擁立しない。

立憲民主候補に投票を集中させることが順当な戦術になるだろう。

島根1区は保守王国、

岸田首相はこの選挙区の勝利に全力を注ぐ。

女性の対立候補が出馬する見通し。

ここで自民候補を打ち破ることが最重要になる。

まずは、岸田自民にNOを突き付けることが重要。

衆院補選3戦全敗になれば岸田氏続投の目は消えるだろう。

まずは、何にもやる気がない無作為首相に退出してもらうことが先決だ。

残る問題はこれもまたやる気のない野党。

野党は予算審議の際に政治資金規正法抜本改正を突き付けるべきだった。

やればできた。

ところが何もしなかった。

したがって、怠慢野党に喝を入れる必要がある。

それが新党の創設だ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/842.html

記事 [政治・選挙・NHK293] シラけっぱなし大阪万博…「機運醸成」に国費40億円ムダ遣いでますます“負のスパイラル”に(日刊ゲンダイ)

シラけっぱなし大阪万博…「機運醸成」に国費40億円ムダ遣いでますます“負のスパイラル”に
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/338670
2024/04/09 日刊ゲンダイ


あと1年、「ミャクミャク」はSNS投稿用のキービジュアル(=右、万博協会HPから)/(C)日刊ゲンダイ

 約1年後の来年4月13日に開幕を控える2025年大阪・関西万博が一向に盛り上がらない。共同通信が万博に参加・出展する企業や団体などを対象に「開幕まで1年となった現在の課題」についてアンケート調査を実施したところ、「機運醸成」との回答が82%に上ったという。

 アンケートは複数回答で、「海外パビリオンの建設遅れ」(38%)や「海外での万博開催の認知や呼び込み」(31%)が続いた。「主催団体から柔軟なアイデアが少なくスピード感に乏しい」と指摘した企業もあったという。

 機運醸成に必死の日本国際博覧会協会(万博協会)は8日、公式ホームページで〈みんなで「大阪・関西万博開幕1年前」を盛り上げましょう!〉と呼びかけ。公式キャラクター「ミャクミャク」と「くるぞ、万博。」と書かれたイメージ画像をダウンロードしてSNSに投稿するよう訴え、〈ぜひポジティブなメッセージを添えて投稿をお願いいたします〉と“懇願”している。

 万博を主催する政府も盛り上げに躍起だ。機運醸成につぎ込まれる国費は約40億円。巨額の税金は一体、何に使われるのか。内閣官房に尋ねると、「昨年から全国の自治体を巻き込んで、知事参加のシンポジウムを開催するなど、機運醸成を図ってきました。今年からは、全国の小中高校を対象に万博に関わる企業に出前授業をしていただくことなどを考えています」(国際博覧会推進本部)と回答。「これから万博の中身が具体化するにつれ、(機運醸成の)効果が出てくると思います」(同)と期待感をにじませた。

来場したい人は3年連続減少

 ただ、好き勝手に税金を使われてはたまらない。盛り上がらない理由はひとえに、国民の多くが万博に関心を持っていないにもかかわらず、政府や大阪府市が巨額の税金をつっこんでいるからじゃないか。

「府市が昨年12月に実施したアンケート調査では、来場の意向を示した人は約3割にとどまり、3年連続で減りました。興味関心が薄れているにもかかわらず、時代錯誤の万博に巨額の税金を使っているのだから、盛り上がらないのは当然でしょう。お金をかけて宣伝すればするほど、さらに盛り下がっていくという負のスパイラルです」(ジャーナリスト・横田一氏)

 先月末に会場内で発生したガス爆発事故の検証もグダグダ。機運醸成に血道を上げている場合じゃない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/843.html

   

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