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2024年4月07日04時40分 〜
記事 [政治・選挙・NHK293] 自民党はシッチャカメッチャカ 強まる岸田首相退陣論(日刊ゲンダイ)

※2024年4月6日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋

自民党はシッチャカメッチャカ 強まる岸田首相退陣論
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338581
2024/04/06 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


考えているのは保身だけ(岸田首相)/(C)共同通信社

 さすがに、いつもは忖度ばかりの大手メディアもケチョンケチョンだ。

 案の定、自民党が裏金議員に行った党内処分の評判はボロクソである。政権寄りとみられている読売新聞や産経新聞までが「これで党の再生につながるのか」(読売)、「これでけじめになるのか」(産経)と、社説で批判しているほどだ。

 国民が怒るのも当然である。裏金事件の全容がまったく明らかになっていないのに、とにかく「幕引き」をはかろうと、処分したのがミエミエだからだ。そのうえ、処分は大甘だった。

 裏金をつくっていたのは85人もいた。

 ところが、なぜか裏金総額500万円未満は不問に付され、処分を下されたのは半数以下の39人だけ。しかも、処分された39人のうち、次回選挙では公認を得られず無所属での出馬を余儀なくされる「離党勧告」や、「党員資格停止」の処分を受けたのは5人しかいない。

 つまり、残りの約80人は自民党公認として堂々と出馬するということだ。これで処分したことになるのか。国民が納得するはずがないだろう。

 党内処分を終えた岸田首相は「今後は政治資金規正法の改正に全力を尽くす」などと、裏金事件に区切りをつけたつもりらしいが、こんな党内処分で幕引きになると思ったら大間違いである。幕引きどころか、「第2幕」が上がったと覚悟したほうがいい。

「国民は事件の幕引きに納得しないでしょう。まだ、真相は明らかになっていませんからね。安倍派の裏金づくりは、誰がはじめたのか、いったん中止が決まった所属議員への還流がなぜ再開されたのか、肝心な点が解明されていない。まして、裏金総額500万円まではOKという信じがたいルールを作り、裏金議員の半数以上を処分なしで済まそうなんて許されるはずがないでしょう。裏金事件のキーマンとされる森喜朗元首相にも切り込んでいない。自民党のやり方は、国民意識とあまりにもかけ離れています」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 裏金議員は約80人もいるのに、政倫審に出席して説明したのは数人だけだ。ほぼ全員、ダンマリを決め込んでいる。

 デタラメな党内処分で「幕引き」をはかろうとする自民党に対して、国民の多くは、さらに不信感を強めたに違いない。

政権延命しか頭にない


重い処分の世耕弘成前参院幹事長(左)と安倍派座長だった塩谷立元文科相(C)日刊ゲンダイ

 デタラメな党内処分には、処分された自民党議員も怒りまくっている。「裏金をつくっていたヤツがなにを言っているのか」と鼻白む国民も多いだろうが、岸田に対する怒りはハンパじゃない。

 もともと、どんな処分を下すのか明確な基準があったわけではなく、執行部の「腹ひとつ」で決まったため「不当な処分だ」「絶対に許さない」と恨みが渦巻いている。

 とくに「派閥幹部には責任がある」と、エラソーに安倍派の幹部を処分しながら、岸田が自身の処分を見送ったことに対する不満は強く、裏金とは無関係な自民党議員も岸田批判を強めている状況だ。

「一番問題なのは総理だ。党のトップである総理が責任を取らないでどうする」「社長自身が責任を取らず、部下だけ左遷させた。こんなゴタゴタでは、支持率は上がらない」といった声が党内に蔓延している。

 実際、どんな組織だって部下が不祥事を起こしたら、トップが責任を取るのが当たり前である。

 しかも、岸田は裏金と無関係ではない。裏金をつくっていた岸田派の会計責任者も立件され、有罪が確定している。

 ところが、岸田は「自民党の歴史のなかで現職の総裁が処分された例はない」「私自身は収支報告書への不記載がなく、派閥が不記載にしていた金額が個々の所属議員に渡ったものでもない」などと自分を正当化。あれでは党内から岸田批判が噴出しても仕方ないのではないか。自民党の関係者がこう言う。

「裏金事件の表面化から5カ月。岸田首相は動くたびに党内を混乱させ、自民党議員の恨みを買ってきたのが実態です。一番初めは、派閥の解散宣言だった。安倍派と二階派が巻き込まれて解散することになった。2回目は突然『自分も政倫審へ出席する』と表明した時です。引きずられて数人が政倫審に引っ張り出された。そして、3回目が今回の党内処分です。すべて、岸田政権の延命のためだった。世論の批判が強まり政権が危機に直面すると、批判を沈静化させるために仲間を犠牲にしてきた。あの人は自分の保身しか考えていない。しかも、3回とも国民から評価されていない。党内はウンザリしています」

 裏金議員の「党内処分」をきっかけに、自民党内は一気に「岸田おろし」の風が強まっている。

国民からも党内からも「ノー」

「岸田おろし」のゴングが鳴るのは、3つの衆院補選(東京15区、島根1区、長崎3区)が投開票日をむかえる4月28日だ。いまでも党内には「岸田首相では次の選挙は戦えない」という声が沸々としている。全敗したら、その流れを決定づけるはずだ。

 自民党の石破茂元幹事長も「サンデー毎日」(4月14日号)でこう見通している。

「仮に3敗して世論が騒然となり自民党は下野しろとなると、さすがに選挙に弱い人たちは手のひらを返すかもしれない」「辞めろ、辞めろというのが始まるかもしれない」

 しかも、トリプル補選は、自民党の全敗となる確率が高まっている。すでに自民党は、東京15区と長崎3区は独自候補の擁立を断念。2つの不戦敗が確定している。

 自民党が総力をあげる島根1区も苦戦必至だ。もともと島根1区は、1996年に小選挙区制が導入されて以来、一度も負けていない自民党の金城湯池。しかも、細田博之前衆院議長の死去に伴う選挙だ。負けるはずがない弔い選挙である。

 ところが、自民党が3月に行った情勢調査では、立憲候補に大きくリードされていたという。

 9月に総裁選を控える岸田は、国会会期末の6月に解散総選挙に踏み切って勝利し、「無風」で総裁に再選されるシナリオを描いているという。しかし、島根1区で敗北したら、解散もできず、総裁選前に退陣を余儀なくされる可能性が高い。

 もし、強引に衆院を解散したら、その時は議席を大きく減らしておかしくない。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏がこう言う。

「立憲が行った調査では、いま選挙をやったら立憲の議席が大きく伸びるという結果だった、という情報が流れています。実際、自民党に対する有権者の不満や憤りが、マグマのようにたまっているのは間違いないでしょう。もし衆院選が行われたら、首都圏や各県の県庁所在地は、立憲候補が次々に当選を重ねる可能性がある。それに自民党の裏金議員80人は、かなり苦しい選挙戦になるでしょう。はたして、岸田首相が解散に踏み切れるのかどうか」

 国民からも、自民党議員からも「ノー」を突きつけられている岸田首相。いよいよ、追い詰められてきた。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/821.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 維新、次期衆院選で保守票獲得に照準…自民と政策協議進め政権担当能力アピール(読売新聞オンライン)
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20240403-OYT1T50213/





「同床異夢」とは、まさにこのことぞ。


立憲民主党も維新も自民党の過半数割れを目指すという。

立憲民主党は、そのことによって野党連合による政権奪取を実現し、「ミッション実現内閣」を組閣するという「夢」を追う。

維新は、そのことによって待望の自公政権への連立参加を実現し、大臣の利権への「夢」を追う。

国民民主党は、小所帯でも生き残り、密かに自公政権の安定多数割れを望み、大っぴらに自公政権への連立参加の「夢」を追う。


残念ながら、そこには「国民の生活が第一」という「夢」を追う姿は無い。


いずれも、国民に支持されることのない・・・「泡沫の夢(うたかたのゆめ)」。


「国民の生活が第一」という「夢」を追うならば、反自公政権の党がまとまり、「大きな塊」を作り、「一つの旗」の下に結集して、無党派、政治的無関心の諸君をも覚醒させなければならない。


それが実現できなければ、「泡沫政党の夢」に終わってしまうのは自明だ。


以下に記事の全文を転載する。

日本維新の会が、自民党との政策協議を積極的に進めることで、次期衆院選での保守票の獲得に照準を定めている。政府・与党の政策決定プロセスに関わることで政権担当能力をアピールしつつ、安全保障や農業などの政策で実績を積み重ね、自民支持層に食い込みたい思惑がある。

 自民と維新は3月15日に、「セキュリティー・クリアランス(適性評価)制度」を創設する重要経済安保情報保護・活用法案に関する政策協議を始め、法案修正も視野に入れて話し合いを進めている。維新の藤田幹事長は4月3日の記者会見で、「政府の足らざるところをプッシュするなど、積極果敢にやっていきたい」と意欲を示した。

 維新は次期衆院選の目標に、野党第1党の奪取に加え、与党の過半数割れを掲げている。維新執行部は「与党を過半数割れに追い込むには保守票の取り込みがカギ」とみており、3月29日には農政の基本方針を示す「食料・農業・農村基本法」改正案の修正協議も自民に打診した。地方の自民支持層に関心の高いテーマを狙い撃ちした形だ。

 防衛政策に関しても、3月26日に発足した藤田氏直轄の「安全保障改革調査会」でサイバーや宇宙分野を含めた政策提言を目指しており、藤田氏は「政権を担える政党として現実を直視した安保政策をリードする」と強調する。

 自民にとっては、派閥の政治資金規正法違反事件の影響で苦しい国会運営が続く中、維新との政策協議には、法案審議で維新の協力を得て与野党の幅広い合意形成を演出できるメリットがある。ただ、自民内には保守票を奪われることへの警戒感から、「維新に安易に近づくべきではない」(党幹部)との声も根強く、政策協議がどこまで進むかは不透明だ。


記事の転載はここまで。


過半数割れを突き付けられている自民党はといえば、党の存続すら危ぶまれるような、内部からの崩壊が始まっている。

このまま自滅するのだろうか。

自民党は、今や、「無法集団」、「犯罪集団」であることを白日の下に晒され、党としての処罰も「目くらまし」に過ぎないことを誰からも見透かされていて、もはや万事休す。


この期に及んで、「自民党」にすり寄る「維新」や、「国民民主党」と「連合」、そしてそんな「維新」や、「国民民主党」と「連合」に、なおもすり寄る「立憲民主党」。


残念ながら、そこには「国民の生活が第一」という「夢」を追う姿は無い。

日々の生活に苦しむ国民には夜明けが遠く感じる。

迷える無党派の有権者、そして政治的無関心を自認する有権者、諸君は春眠を貪ったまま、暁を覚えず。

寝てる場合か?


このままでは、諸君を含め、我らの人生が「泡沫夢幻」に終わる。


誰もが待望する「国民の生活が第一」の政治、社会、という「夢」は不滅だ。


「異榻同夢」とは、まさにこのことぞ。







http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/822.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 吉村府知事「玉川徹は大阪万博に“出禁”」発言が大炎上! 詭弁を弄して謝罪・撤回する気なし(日刊ゲンダイ)

吉村府知事「玉川徹は大阪万博に“出禁”」発言が大炎上! 詭弁を弄して謝罪・撤回する気なし
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338428
2024/04/04 日刊ゲンダイ


吉村洋文大阪府知事(C)日刊ゲンダイ

 ニュースにもなったが、吉村大阪府知事による維新のタウンミーティングでの発言が炎上している。

 吉村氏は万博の悪名高き木造リングを「これを見にくるだけのために来る人もいる」と自画自賛し、「批判するのはいいけど、入れさせんとこと思って、もう『モーニングショー』は禁止。玉川徹“禁止”って言うたろうかなと思う」と発言した。

 もちろんジョークであることはわかる。しかしホームパーティーでの発言ではない。横山大阪市長も横にいるステージ上で支援者の前とはいえ公の場だ。

 万博は国のイベントだ。全国民に開かれている。「批判した者は出禁」は府知事としても万博協会の副会長の立場からしてもふさわしくない。何の権限があるのか、あんたから言われたくない、と非難が殺到だ。

 しかも腹が立つのは、後日の記者会見で、全く謝罪も撤回もなかったことだ。

「支援者の前で気が緩み、思わず言ってしまった。本気ではなかった。個人名まで出したのは不適切だった」と謝罪すればいいだけなのに、また「謝ったら死ぬ病」が出た。

 実際に「『出禁』にする権限がない」んだから問題ないと言い訳した。これはおかしい。「死ねばいいのに」と言っておいて「私に呪いの能力はない。殺人は罪なのだから法を犯すはずがない。だからセーフだ」と言っているようなもので、全くの詭弁である。

「批判に偏っている。反論だけでなく、賛否の賛も取り上げて欲しい」との思いから「知事や万博協会の立場ではなく、政治的発言だ」と言うが、批判される出来事が多いから批判されるのは当たり前だ。批判の途中で「でもこんないい面もありますよ」なんてバランスを取ったら逆に報道ではない。

大阪をバカにするな

 失言のたびに自分の立場を変化させてゴマカすのもおかしい。二足も三足もワラジを履いてはいるが、履き替えてるわけじゃない、同時に重ねて履いてるんだから、首長がいちコメンテーターにこう言えばパワハラで圧力になる。だいたい冗談なら、隣の横山市長が「これこれ。そんなことできますか。皆さん来て下さいね」とすかさずフォローするべきだ。そんなスキルもないなら、ジョークなんかやめろ。

 これを受けて維新の馬場代長がXで「イッツ・ア大阪ジョーク」と呟いたが、大阪をバカにするな。こんなの大阪でもなければジョークでもない。それより現場のメタンガス爆発を謝罪して説明するべきだ。


ラサール石井 タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/823.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 学校という名の強制収容所(植草一秀の『知られざる真実』)
学校という名の強制収容所
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-e2524d.html
2024年4月 7日 植草一秀の『知られざる真実』

4月4日掲載の教育問題に関するブログ・メルマガ記事に対する反響が大きかったので、さらに考察したい。

「児童の権利に関する条約」は1989年11月20日に第44回国連総会において採択され、日本政府は1990年9月21日に署名、1994年4月22日に国会が批准した。

条約批准を受けて文部科学省は以下の通知を発出した。

1.学校教育及び社会教育を通じ、広く国民の基本的人権尊重の精神が高められるようにするとともに、本条約の趣旨にかんがみ、児童が人格を持った一人の人間として尊重されなければならないことについて広く国民の理解が深められるよう。一層の努力が必要であること。

この点、学校においては、本条約の趣旨を踏まえ、日本国憲法及び教育基本法の精神にのっとり、教育活動全体を通じて基本的人権尊重の精神の徹底を一層図っていくことが大切であること。

また、もとより、学校において児童生徒等に権利及び義務をともに正しく理解をさせることは極めて重要であり、この点に関しても日本国憲法や教育基本法の精神にのっとり、教育活動全体を通じて指導すること。

同条約の根幹は第3条に明記された以下の条文。

第3条
1 児童に関するすべての措置をとるに当たっては、公的若しくは私的な社会福祉施設、裁判所、行政当局又は立法機関のいずれによって行われるものであっても、児童の最善の利益が主として考慮されるものとする。

児童に関する措置をとるに際して「児童の最善の利益が」主として考慮されなければならないことが明記された。

「義務教育」という言葉が用いられるが、これは「子供が学校に行くことが義務である」ということではない。

「義務教育」とは「保護者が子女に普通教育を受けさせる義務」のことである。

この部分がいまだに広く誤解されている。

憲法が定めているのは保護者が子女に「普通教育」を受けさせる義務。

保護者が子女に「学校教育」を受けさせる義務ではない。

ところが、「学校教育法」が同法の第一条に定める学校=一条校に子女を就学させることを義務付けてしまった。

そのために、保護者は学校教育法第一条に定める学校に子女を就業させる義務を負うことになってしまった。

かつては、学校に登校しない場合、学校は卒業証書を渡さなかった。

ところが、1992年に運用が弾力化されて学校に行かない子供にも卒業証書を渡すようになった。

文部省内で議論があり、有識者会議で議論した結果として1992年に文部省が通知を出した。

このときに「登校拒否」の表現が「不登校」に改められた。

同時に、フリースクールなどに通っている場合でも、在籍している学校での出席として見なすことになった。

弾力運用が行われるようになった。

それでも、出席扱いを認めるフリースクールは「学校復帰を目指す」ことが条件とされた。

学校教育法第一条が定める学校に復帰することが大前提に置かれていた。

この考え方が、2017年施行の「教育機会確保法」でようやく変更された。

不登校の子どもに対する大前提が「社会的な自立に導くこと」に変わった。

その結果として「学校に戻ることが唯一の方法」ではないこととされ、学校に戻すことだけが目標ではなくなった。

2019年の通知でようやく「学校復帰が唯一の前提ではない」ことが明確になった。

「学校に復帰することがすべての前提に置かれる」状況は消滅した。

「学校に行かない」という選択が初めて市民権を獲得したと言ってよい。

世界の潮流は「学校は普通教育を受ける場の一つ」というもの。

学校を否定するものではないが、普通教育を受ける場を学校に限定しない。

「家庭での教育」も正規の普通教育として認める国が多い。

学校教育法第一条に定める学校以外の場も普通教育を受ける場として認めることが必要。

2017年に施行された「教育機会確保法」制定に際して、文部科学省は学校以外にも普通教育を受ける場を設定する原案を提示した。

ところが、与野党が一致してこの提案を葬った。

理由は、学校に行かない選択肢を正規に認めれば、みな学校に行かなくなるというものだった。

その主張の前提に置かれている考え方は「学校は嫌なところ」というもの。

「嫌な学校に子供を強制収容して子供に修練させることが必要」という前提が共有されている。

学校がそのような「強制収容所」であるなら、子供が学校を嫌うのは当たり前だ。

根本的な発想の転換が求められている。

普通教育を受ける場を学校以外にも開放するべきだ。

同時に、学校という場を子供にとって魅力のある場に変えるべきだ。

子供が輝きを失っている。

その最大の原因は「学校という名の強制収容所」にある。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/824.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 「自民党が滅びる日」永田町取材42年・後藤謙次(74)が斬る(週刊文春)

※週刊文春 2024年4月4日号 各誌面クリック拡大



「自民党が滅びる日」永田町取材42年・後藤謙次(74)が斬る
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b8347
2024/03/27 「週刊文春」編集部 週刊文春 2024年4月4日号

 裏金問題、過激ダンスショー発覚と激震続きの岸田政権。鈴木善幸政権から42年にわたり永田町取材を続け、このほど『ドキュメント平成政治史』(全5巻)の最終巻『安倍「超長期政権」の終焉』(岩波書店)を上梓した政治ジャーナリストの後藤謙次氏(74)が、自民党政治を斬る。


後藤氏

「山高ければ谷深し」。2012年から約7年8カ月にわたり栄華を極めた第二次安倍政権の反動で、今自民党は底すら見えない深い谷に転落しています。

 今はその谷底から脱出できるかどうかの重大局面に差し掛かっています。3月29日に予算が成立した後、4月10日に岸田首相は国賓待遇で訪米し、バイデン大統領と会談する予定です。この3月29日から4月10日までの“13日間”で、自民党はこれまでとは全く違う自民党に大きく変容する可能性があります。…


※以下有料記事、続きはトップ誌面をご覧ください。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/825.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 二階俊博氏から「バカヤロウ」と言われた記者は田崎スシローを目指しとるんかい? 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)

二階俊博氏から「バカヤロウ」と言われた記者は田崎スシローを目指しとるんかい? 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338493
2024/04/05 日刊ゲンダイ


二階元幹事長(C)日刊ゲンダイ

『ただ残念だったのは、本質的な疑問点が解消されないまま、記者会見が終わってしまったことだ』(大八木友之 MBS 東京報道部 記者兼解説委員)

  ◇  ◇  ◇

 これは3月30日のMBS NEWS、『二階俊博元幹事長から「バカヤロウ」と言われた地元記者 自民党重鎮議員の“不出馬”会見で「裏金問題の政治的責任か、それとも年齢の問題か」を質問したワケ』という、大八木記者が書いた記事(?)の中の一文だ。

 う〜ん、あたしにはよくわからないのだが、本質的な疑問点が解消されなかったのであれば、二階さんへインタビューを申し込み、断られたら、朝がけ夜がけをして、記者として本質を聞いてくればいいじゃない?

 この記事は、東京へ異動して8か月の大八木さんが、政界の妖怪、二階さんに最後の暴言を吐かれた記録である。最後の暴言吐かれた栄誉に酔うような。プチ自慢の。

 最近の記者ってこういう感じなの? とあたしはびっくらした。が、瞬間的に、ネットニュースでこの記事が1位になっておった。

 大八木記者はこんなことも書いていた。

『政治取材は、政治家の懐に入り、どう本音を引き出すかとかが難しく、距離感とタイミングをはかり質問を繰り出すのが一つの醍醐味なんだろうと思う。(中略)ほかの取材と少し異なる独特の世界でもある』

 いいえ、違います。二階氏は裏金派閥の長。ご自分も裏金にまみれていた。政治家を引退することで問題の幕引きを考えているのか、そうだと首相も含めて考えているのか、それが一般人の知りたいところ。罪の行き所と。おまえは田崎スシローを目指しとるんかい?

 そして、最後にこう綴る。

『権力者や政治家から誉めそやされるよりは、怒られるほうがマシだ』

 いやいやいや、あなたが二階氏から「バカヤロウ」といわれたのは、権力者が嫌がる質問をしたからじゃないじゃんか。御託はいいから、朝がけ夜がけをし、靴の底を減らしてこい。頑張れよ〜!


室井佑月 作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/826.html

   

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