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2024年4月02日02時15分 〜
記事 [政治・選挙・NHK293] いつも口だけ首相の大ボラ 賃上げ空手形より円安物価高を止めるのが先だ(日刊ゲンダイ)

※2024年4月1日 日刊ゲンダイ1面 紙面クック拡大



※紙面抜粋


※2024年4月1日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


大仰な言い回しで国民に空手形(会見する岸田首相)/(C)J M P A

 裏金問題で迷走を続ける岸田政権だが、この内閣には他にも見過ごせないことが山のようにある。

 殺傷兵器の第三国への輸出を可能にし、武器購入ローンも恒久化。あり得ないスピードで「戦争準備」に着々なのがひとつ。「賃上げと成長の好循環」などと言って、嘘も方便を繰り返していることがもうひとつだ。

 とりわけ、聞き捨てならなかったのが予算成立を受けて行われた先月28日の首相会見だ。ふつうはこんなタイミングで会見はやらないのに、わざわざしゃしゃり出てきた理由はミエミエだ。株価が好調なので、「デフレ脱却」をアピール、裏金問題から目をそらさせる魂胆だろう。で、この日は「これでもか」と大ブロシキを広げてみせたのである。

「今我々はデフレから完全脱却する千載一遇の歴史的チャンスを手にしている」「30年ぶりのチャンスだ」「私の政権の存在意義はそこ(完全脱却)にあるという強い覚悟で取り組みたい」

 大仰な言い回しからはいかがわしさがプンプンだ。そもそも、自分の政権に歴史的意義がある--などと言うか? マトモな人間は言わないものだ。

 そのうえで、岸田首相は国民に2つの約束をすると言い切った。

「今年物価上昇を上回る所得を必ず実現する」

「来年以降、物価上昇を上回る賃上げを必ず定着させる」

「国民への2つの約束」は打ち上げ花火

 自分で国民の給料を決められるわけでもないのに、よくもまあ断言できるものだが、果たして経済専門家はこう言った。

「物価を上回る賃上げを実現するのはまず、不可能だと思います」(経済評論家・斎藤満氏)

 淑徳大大学院客員教授の金子勝氏(財政学)は「“新しい資本主義”と“1億円の壁”を思い出しました」と皮肉った。

 岸田が首相就任前後にぶち上げたアレである。

「成長と分配の好循環とか、中間層の拡大とか派手にアドバルーンを揚げましたが、その後、“新しい資本主義”はどこかに置き忘れられています。税率が一定である金融所得課税で節税すれば富裕層の税負担率が下がっていく“1億円の壁”についても、中途半端な課税でおしまいです。今度の2つの約束も同じでしょうね。ぶち上げただけで、そのあとはゴマカしてしまう。4月の衆院補選や9月の総裁選に向けた打ち上げ花火じゃないですか」(金子勝氏)

 岸田は春闘の賃上げ率が33年ぶりに5.25%(定昇+ベア、1446組合の集計)になったことでイイ気になっているのだろうが、いうまでもなく、この数値は労働組合を持つ企業の賃上げを連合がまとめたものだ。日本の企業の99%は中小企業だし、従業員数でいえば、7割が中小企業。しかも、これは正社員の話で、労働者全体を見れば、非正規雇用が4割もいる。組合を持ち、円安でボロ儲けした大企業に牽引された賃上げ5%超なんて、「どこの国の話?」が庶民の実感なのである。

 それなのに、岸田は歴史的使命に自己陶酔している。

 小沢一郎もSNSで<どこかへ消えた令和の所得倍増も、新しい資本主義も><この人物は約束など守った試しがない>と切り捨てていたが、同感だ。いつもの「やってる感」に国民はもう辟易なのである。

賃上げの中小企業への波及は「あり得ない」と専門家

 改めて、前出の斎藤満氏に岸田の約束が「不可能」な理由を聞いてみた。

「連合の5%超の賃上げ集計にしても、かなりお化粧をしていると思います。これは定昇とベアを足した数字で、ベアだけだと3%ちょっとでしょう。残業やボーナスを抜いた所定内給与は3%に届くか届かないかのレベルだと思います。まして、苦しい中小企業はとてもじゃないが、賃上げなんてできない。なぜかというと、中小企業こそが人手不足なので、賃上げをしたいんですよ。なのにできないのは、ない袖は振れないからです。その一方で、物価高はというと、直近の消費者物価は2.8%ですが、これにもカラクリがある。ほとんど上昇しない帰属家賃(持ち家を家賃換算した消費)が含まれているので、全体を引き下げている。帰属家賃を抜いた実際の消費者物価はもっともっと上がっている。苦しい中小企業も含めて、物価高を上回る賃上げを実現させるハードルはとてつもなく高いのです」

 帰属家賃を除けば、消費者物価は3.3%くらいに跳ね上がるという試算もある。

 加えてきょう(1日)からハム、ソーセージ、ウイスキーなど食品2806品目が値上がりする。宅配便も上がり、社会保障関連の負担も増える。今でも22カ月連続で実質賃金はマイナスなのに、絵空事はいい加減にして欲しいのだ。

円安を止めて物価高を是正するのがまず先だ

 それよりも岸田には手っ取り早くできることがある。円安を是正し、物価高を止めることだ。政府・日銀がその気になれば、明日からでもできる。

 せっかく、マイナス金利解除を決めたのだから、「金融の緩和的環境継続」などという訳の分からない言い回しをやめて、金融正常化に舵切りすればいいだけのことだ。

 それなのに、中途半端で、恐る恐るの政策転換に終始しているのは3つの圧力があるからだとされる。

 長期金利が上がると困る財務省からの圧力、日本にだけは緩和を続けさせたい国際金融の圧力、もうひとつは今株が下がると困る富裕層からの圧力だ。そこに庶民はいないのだから、酷いものだ。

「できもしない賃上げのアドバルーンを揚げることよりも、正しい金融政策に戻して、円安を止めることが先決です。そもそも日銀の役割は物価の安定なのですから。ところが、政府・日銀がやろうとしていることは真逆です。賃上げと言うと聞こえはいいけれど、賃上げはコスト増ですから、必ず、価格に転嫁されることを忘れてはいけません。つまり、円安と賃上げの双方が物価上昇圧力になっていくのです。賃金が上がらない中小・零細企業の従業員や年金生活者の生活は地獄になりますよ。恐るべき格差拡大をもたらし、賃上げと物価高の悪循環に陥る恐れがあるのです」(斎藤満氏=前出)

 前出の金子勝氏は「税制を変えて、大企業から財源を確保し、中小企業対策に回すことが必要」としたうえで、「そもそも日銀が国債を買い続けているのは、武器爆買いのためだ。これを直ちにやめるべきだ」と言い切った。

 冒頭に書いた岸田政権で見過ごせない2つは相互にリンクしているのである。

 庶民の生活を犠牲にし、それを口先の空約束でゴマカシ、「戦争国家」に着々の岸田政権がやっていることは亡国の所業と言うしかない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/775.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 森喜朗元首相“お咎めナシ”に芸能界からも声上がる 自民裏金事件の幕引き急ピッチで世論の怒り増幅(日刊ゲンダイ)

森喜朗元首相“お咎めナシ”に芸能界からも声上がる 自民裏金事件の幕引き急ピッチで世論の怒り増幅
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/338296
2024/04/01 日刊ゲンダイ


どんな聞き取りをしたのか公表もせず「関与なし」と認定(森元首相)/(C)日刊ゲンダイ

 落ち目の岸田首相が政権浮揚を懸ける国賓訪米が1週間後に迫る中、自民党は裏金事件の幕引きに急ピッチだ。茂木幹事長は1日、裏金議員を処分する党紀委員会の招集を要請。安倍派(清和会)の幹部を中心に4日にも処分が下される見通しだ。実態解明を棚上げする強引な終止符、核心を知るキングメーカーは「高齢」を理由にどこまでもアンタッチャブル扱い。世論の怒りは増すばかりである。

 裏金議員82人の処分案はこうだ。安倍派の派閥パーティーをめぐり、販売ノルマ超過分の還流廃止撤回を協議した座長の塩谷立元文科相、下村博文元政調会長、西村康稔前経産相、世耕弘成前参院幹事長については、党規律規約の規定で2番目に重い「離党勧告」で調整。政治資金収支報告書への不記載額が2022年までの5年間で500万円を超える安倍派と二階派の約40人の処分は3番目の「党員資格停止」、4番目の「選挙での非公認」、7番目の「戒告」を検討しているという。

 大ナタを振るったように見せながら、真相はヤブの中。清和会会長時代に裏金づくりに手を染めたとされる森喜朗元首相について、岸田首相は国会で聴取をにおわせていたが、その実、本人には聞かずじまい。

#森喜朗の証人喚問を求めます

「党関係者が森氏側から聞き取った」だけで関与なしと認定し、「高齢の森氏にこれ以上話を聞く必要はないとの判断に傾いた」と報じられたものだから、X(旧ツイッター)は大荒れだ。タレントの松尾貴史氏は《一味が親分にどんな聞き取りをしたのか、コントのような話ではないか》と書き込み、劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏も《「高齢過ぎて何聞いても理解できない、会話ができない」ということか?逃すな》と批判。落語家の立川雲水氏は《高齢って何歳から?事と次第によっては全国の高齢者が好き勝手な事し放題になるんじゃねぇの?》と皮肉たっぷり。「#森喜朗の証人喚問を求めます」のハッシュタグが再拡散し、「森にも処分を!」の声が広がっている。

 軽重はさておき、安倍派幹部は「党勢低迷を招いた反省が足りない」と離党勧告に処せられるのに、親玉が無傷なのは誰が見ても納得がいかない。

「政界引退を表明した二階俊博元幹事長がおとがめなしなのもそうですが、誤解を恐れずに言えば自民党というのは悪さを長くするほど許される組織なのでしょう。世間一般の評価基準なんか関係ない。そんな政党に力を与えてきたのが有権者なのです」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

 自民党支配の成れの果ては老害天国だ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/776.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 7月総選挙目論む断末魔岸田首相(植草一秀の『知られざる真実』)
7月総選挙目論む断末魔岸田首相
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-9b5187.html
2024年4月 1日 植草一秀の『知られざる真実』

岸田首相が衆議院を解散し、4月28日衆院総選挙を実施する決断を下した。

というのは4月1日情報だが、岸田首相は解散総選挙を乗り切って首相を続投する願望を捨て去っていない。

ぼろぼろの内閣支持率。

自民党支持率も凋落の一途をたどる。

満身創痍の岸田内閣を支える屋台骨が野党不人気。

与野党一騎打ちの地方首長選で野党は敗北を続ける。

3月24日の熊本県知事選。

昨年12月の東京・武蔵野市長選、本年1月の八王子市長選のすべての選挙で野党候補が敗北。

政権末期には与党候補が連敗し続けるのが通例。

政権交代への期待が高まる。

しかし、現状は異なる。

自民人気が凋落しているにもかかわらず、重要選挙で与党候補が勝利を重ねている。

野党第一党の立憲民主党の不人気は自民党に勝る。

現状を踏まえれば岸田首相が解散総選挙で中央突破を図ることは不思議と言えない。

通常国会会期末の衆院解散、7月総選挙の可能性が残存する。

焦点は自民党内の抗争だ。

中央突破を図り、首相続投の野望を追求する岸田首相。

これに対する対抗馬の筆頭が茂木敏充自民党幹事長。

これまでの自民党で最大権勢を振るってきたのは安倍派だ。

裏金事件は安倍派の権勢をそぐために用いられている。

同時に岸田氏にとっての大きな脅威が二階派だった。

裏金事件で安倍派と二階派の権勢を沈めた。

岸田氏に対抗する茂木氏は麻生太郎氏を頼みに岸田氏退陣を画策する。

国民も野党も視界にはない。

自民党内の権力闘争が展開されている。

裏金事件で最重要の問題は政治資金規正法の抜本改正。

野党はここに焦点を絞って予算審議に対応するべきだった。

予算成立への協力の条件として抜本法改正の確約を獲得するべきだった。

岸田内閣が法改正に背を向け、その結果として国会審議が止まるなら、国民の批判は野党ではなく岸田内閣に向かう。

この国民世論を追い風に予算審議での強硬対応を示すべきだった。

ところが、その野党が率先して予算成立に力を貸した。

野党に政治資金規正法を抜本改正する意思が存在しない。

かくして予算は何の抵抗もなく年度内に成立し、裏金事件は自民党内の処分問題に転化してしまった。

自民党内でどのような処分を行おうが大勢に影響しない。

離党勧告で該当者が自民党を離党したところで、総選挙で対立候補を自民党が擁立しないなら、何の変化も生じない。

痛くもかゆくもない自民党内処分問題に焦点をずらされたのは、野党の全面協力のおかげ。

「政治とカネ」問題に真摯に取り組むなら、抜本法改正を通常国会で成立させることが必要不可欠。

1.同法21条の2の2項を削除する

2.政治家に総括収支報告義務を課す

3.連座制を導入する

この三つを盛り込む法改正が必要不可欠。

自民党幹事長が5年で50億円の寄附を受領し、使途が一切公表されない現実に焦点が当たり、この事態を根絶する法改正を実行しないなら、日本政治が腐敗から脱することはできない。

政治自身が腐敗から脱する意思を有していないことが鮮明になる。

岸田首相は自民党内処分を確定し、4月9〜13日に訪米。

実質賃金指数が2年ぶりに前年比プラスを記録する可能性がある。

この統計を受けて「デフレ脱却宣言」を行い、7月総選挙に突き進む。

政権を維持して9月自民党総裁続投を狙う。

こんな皮算用が透けて見える。

この局面でゲームチェンジャーの役割を担うのは主権者国民である。

関連記事
満身創痍の首相 与党で「岸田離れ」加速/ネット「国民はすでに瀕死じゃ、馬鹿たれが!」(Total News World)
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/772.html

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/777.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 安倍元首相“トップダウン”の罪…「機能性表示食品」導入決定に消費者庁もブチ切れていた!(日刊ゲンダイ):医療板リンク 
安倍元首相“トップダウン”の罪…「機能性表示食品」導入決定に消費者庁もブチ切れていた!(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/390.html



http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/778.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 自民裏金議員16人が次期衆院選で“討ち死に”濃厚 処分対象「500万円以上」で丸川珠代氏もピンチ<リスト付き>(日刊ゲンダイ )


自民裏金議員16人が次期衆院選で“討ち死に”濃厚 処分対象「500万円以上」で丸川珠代氏もピンチ【リスト付き】
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/338354
2024/04/02 日刊ゲンダイ


衆院鞍替えを決めたが…(丸川珠代元五輪相)/(C)日刊ゲンダイ

 ただでは済まなそうだ。

 派閥裏金事件を巡り、自民党は1日、安倍・二階両派の議員39人の処分について党紀委員会に審査を要請。政治資金収支報告書への不記載額が過去5年間で500万円以上だった議員を対象とした。正式処分は4日にも決まる見込みだ。

 執行部は安倍派の幹部に対する処分はより厳しくする方針。最も重い処分は8段階のうち2番目の「離党勧告」とし、その他の議員については派閥での役割や裏金額を踏まえて、「党員資格停止」や「選挙における非公認」、「戒告」などの処分を検討している。

 国民からすれば、10万円だろうが100万円だろうが裏金に変わりはない。裏金額が500万円未満の議員がおとがめなしなど納得いかないが、議員にとっては処分されるか否かは死活問題。「6月解散」が囁かれる中、処分で「裏金議員」の“悪名”が決定的になれば、次期衆院選で当選が危うくなるからだ。

 処分対象から公認候補予定者である支部長1人を除いた38人の現職のうち、次期衆院選で“討ち死に”濃厚な議員を本紙が調べたところ、16人いた(別表)。前回2021年衆院選で敗北したか、野党票を合計すると1万票以下の僅差となった議員らだ。

 中でも、厳しいと目されているのは、区割り変更に伴い設置される新東京7区に鞍替えする丸川珠代元五輪相(参院東京選挙区)だ。裏金額は822万円だった。

 丸川氏については、裏金の大きさもさることながら、先月末に告発されたことが手痛い。神戸学院大の上脇博之教授と郷原信郎弁護士が28日、安倍派から丸川氏へのキックバックは「個人への寄付」だとして、政治資金規正法違反容疑の告発状を東京地検に送付。上脇教授らは、丸川氏が2月の会見で「(キックバックを)自分の口座で管理していた」と説明したことを問題視している。規正法は、政治家個人への寄付を禁じているからだ。

リスト外の萩生田前政調会長も“黄信号”


次期衆院選で“討ち死に”濃厚な議員が16人…(C)日刊ゲンダイ

 1日の参院決算委員会で丸川氏は、野党議員に名指しされた上で「個人宛ての寄付としか考えられない」と指摘され、完全に悪目立ちしてしまっている。

 リスト外ながら、安倍派幹部だった萩生田前政調会長(東京24区)も“黄信号”だ。「選挙における非公認」か「役職停止」の処分が下される可能性があるが、非公認だと次の衆院選は厳しい。

「前回選挙は、出馬した野党3党の候補の得票を合計しても、萩生田さんが約4万票上回っています。ところが、選挙区の八王子市は公明票が約4万票。公明は萩生田さんへの推薦見送りを検討しているようだ。公明票が期待できなければ、萩生田さんは一気に危険水域です」(地元関係者)

 JNNが先週末に実施した世論調査では、「政権交代をのぞむ」が42%で、「自公政権の継続をのぞむ」の32%を上回った。各選挙区で与野党一騎打ちの構図となれば、16議員は軒並み落選する可能性がある。今頃、処分にビビりまくっているに違いない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/779.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 「財務省は不開示決定を取り消すべき」審査会から赤木雅子さんに届いたうれしい知らせ 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記 相澤冬樹(日刊ゲンダイ)

「財務省は不開示決定を取り消すべき」審査会から赤木雅子さんに届いたうれしい知らせ 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/338353
2024/04/02 日刊ゲンダイ


国の答申書(*下線は編集部)/(提供写真)

「審査会の答申書が届きました。何と取り消しです!」

 森友学園への国有地巨額値引きを巡り、財務省の公文書改ざん事件で命を絶った赤木俊夫さん。その妻、雅子さんに1日昼過ぎに届いた代理人の生越照幸弁護士からのメールだ。

 財務省は事件当時、背任などの疑いで捜査にあたった大阪地検特捜部に関係文書を任意提出したが、全員不起訴。雅子さんは真相解明のため、提出文書の開示を財務省に求めたが拒否された。雅子さんの不服申し立てを受け、国の情報公開・個人情報保護審査会で審査が行われていた。それから2年、忘れたころになって答申が届いた。

 財務省は、検察に提出した文書があるかないかを明らかにするだけで、将来の同種事案の捜査に影響を与えるとして開示を拒否した。「将来の同種事案」って、また公文書を改ざんするつもりなの? とあきれる。これについて審査会は、「文書の存否を答えても文書を任意提出した事実がわかるだけで、捜査の“手の内”の情報がわかるわけではなく、将来の類似事件の捜査に支障を及ぼすものではない」と指摘。財務省の不開示決定は取り消すべきだと判断した。

 雅子さんはこれまでに、公文書改ざんを主導したとされる佐川宣寿元財務省理財局長への裁判を起こしたが、1審.2審で相次いで敗訴し、最高裁に上告。この裁判と並行して、財務省が文書開示を拒否したのは不当だと訴える裁判も起こしたが、1審でやはり敗訴し、控訴審で争っている。

 敗訴続きでいささかめいっているさなかに届いた弁護士からのメールが、良い知らせだとは一瞬気づかなかった。でもよく見ると、財務省に不開示決定の取り消しを求める答申だとわかった。やった、これは素晴らしい知らせだ!

 だが、ちょっと待てよ。ふと気づいたが、きょうは4月1日ではないか……念のため雅子さんは弁護士にメールを送った。

「まさかエープリルフールじゃないですよね」

国の審査会が答申

 もちろん、これは正真正銘、国の審査会の答申だ。弁護団はさっそく、進行中の情報開示訴訟の証拠として提出することを決めた。

「訴えを退けた1審の裁判官にも、この答申をよく読んでほしい」

 そんな声も弁護団の間から出た。負けっぱなしの赤木雅子さんの裁判。この答申が流れを変える“追い風”となるだろうか?


相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者

1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/780.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 「まるで『ガキ』です」吉村洋文知事の玉川徹氏への「大阪・関西万博出禁」発言がSNSで波紋(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202404010000248.html




この場合、『ガキ』よりも「餓鬼」を使う方がより的確で、悪辣なという印象を与えられる。

仏教の「餓鬼」という概念は、六道輪廻の説に出てくる。

この中で餓鬼道は、極端にケチな人間や、嫉妬深い人間が行かされるところだとされる。そこは、閻魔王の支配する、飢えと渇きに苦しみ続ける世界だ。

本来は地獄に閉じ込められている「餓鬼」が、人間の世界にまぎれ込んで悪さをしているのだろうか。

「出禁」などはケチな人間のすることだ。
「玉川徹」を名指しすることは、嫉妬深い人間のすることだ。

そして口先だけで世間の歓心を買おうとするのは、

いつも注目されることに飢え、そして、満たされることも無く心の渇きに苦しむ人間の証だ。


「まるで『餓鬼』です」



以下に記事の抜粋を記す。

大阪府の吉村洋文知事が、先月23日に大阪府茨木市で行われた「維新タウンミーティング」で、2025年大阪・関西万博で「象徴」となる木造の巨大環状屋根「リング」をめぐり、批判的なコメントをしているとして元テレビ朝日社員の玉川徹氏をやり玉に挙げ、「出禁」と発言していたことが分かった。

インターネット上に拡散されている当日の動画の中によると、吉村氏は万博リングについて「絶対、これは何らかの形で残して欲しいというくらいのものができている」と強調。一方で「今、批判しているね、名前言いませんけど、『(羽鳥慎一)モーニングショー』の玉川とかね。今、批判するのはいいけど、入れさせんとこうと思って」と発言。「『入れさせてくれ』『見たい』といっても、もう、モーニングショーは禁止。玉川徹は禁止と、言うたろうかなと思う」とも発言。会場からは笑いが起きていた。・・・

吉村氏は当日の会合のあいさつでは「腹立つことは多いですね。テレビにしても、コメンテーターにしても、ネットも週刊誌にしても文句ばっかり言われるが、大阪を良くしたいという思いでいろいろやっている」とも述べ、万博やリングへの批判へのいらだちもにじませていた。

吉村氏の「玉川氏出禁」発言は波紋を広げており、インターネット上では批判の声が寄せられている。「多額の税金を大阪万博に使っておいて、気に入らないやつには『出禁』とか言って、まるで『ガキ』です 自分も万博に批判的だから『出禁』で全く構わないけど、その分の税金返してくれ」・・・「批判する人を排除しておいて何が『命輝く』だ」などのコメントが寄せられた。


記事の抜粋はここまで。


本件、問題は極めて大きい。

決して、放置しておくべきことではない。

巨額の税金が投じられている催しを「私」し、しかも、詭弁を弄して責任逃れに汲々とする。

国会でも取り上げるべき問題であり、大阪府知事/万博協会の副会長の座から退いてもらうことで、その責任の重大さを明らかにすべきだろう。

その事を的確に指摘し、警鐘を鳴らしている人がいる。

その人は、立憲民主党の米山議員。

「これは、思想信条による差別的取り扱いであり、権力による反対する言論の封殺であり、万博協会の副会長/大阪府知事の権力乱用であって、内輪の会の発言だとか、冗談だとかと言う事で、看過していいものではありません。」


下記の「よろず〜ニュース」から引用。

「米山議員「玉川は万博出禁」発言の大阪・吉村知事に撤回と謝罪を要求 “冗談”でない「言論封殺」と危惧」

https://yorozoonews.jp/article/15216360


このことを、「イッツ、ア大阪ジョーク」と言った馬鹿がいる。

とんだ「お笑い種」だ。名前言いませんけど、全くセンスのない馬場だ。

「維新こそ大阪の冗談」


そもそも、「リング」などと、・・・何の祟りじゃ。

「リング」と言われても、遠目に見れば、ただ「羊を放牧する囲い」の如し。

「リング」と言われても、近くで見れば、ただ「工事現場の足場」の如し。

来場者には、絶対に輪に見えない「リング」。存在する意味が分からん。

むしろ「2億円のトイレ」に興味を惹かれる。

怖いもの見たさで人が集まり、何日で浄化槽から「貞子」が溢れ出てくるか・・・

そしてもう一つ・・・漏れ出るメタンガス。

爆発すれば噴煙が「輪」、悲鳴は「わ!」、そして、あたり一面「わや」。


私は行かない。・・・「これ」が無い。












http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/781.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 「何様だよ」吉村知事 大阪万博“玉川徹は出禁”発言で「万博の私物化」と大炎上(女性自身)
「何様だよ」吉村知事 大阪万博“玉川徹は出禁”発言で「万博の私物化」と大炎上
https://jisin.jp/domestic/2309674/?rf=2
2024/04/01 15:15 女性自身


2025年に開催される「大阪・関西万博」のシンボルとして建設中の“木造リング”を巡り、大阪府の吉村洋文知事(48)が、リングに批判的なコメントをしているとして元テレビ朝日社員の玉川徹氏(61)を“出禁”にすると発言し、批判が殺到している。

問題の発言は、3月23日に大阪府茨木市で開催された「維新タウンミーティング」でのもの。建設費が約350億円もかかることから批判も多い“木造リング”について吉村知事は、「これは本当にすごいから、できたら絶対にこれ、多くの人がこのためだけに来るぐらいになるから」と賞賛し、「今、批判している、名前言いませんけど、『モーニングショー』の玉川徹」と玉川氏を名指しすると、会場からはどっと笑いが起きた。

さらに、「今、批判するのはいいけど、入れさせんとこと思って。“入れさせてくれ”“見たい”と言っても、もう『モーニングショー』は禁止。玉川徹“禁止”って言うたろうかなと思う」と発言すると、再び会場からは笑いと拍手が。

この動画はXで瞬く間に拡散され、たとえ会場にいる人への“リップサービス”だったとしてもあまりにも”不適切”であるとして、複数の政治家からも苦言が呈された。

立憲民主党の米山隆一衆院議員(56)はXで《万博は多額の国費を使ったイベントで、吉村知事のホームパーティではなく、氏に入場者を制限する権限は欠片程もありません。公的行事を私物化する維新の様な政党が権力を握る恐ろしさを、我々は認識すべきです》と指摘。

れいわ新撰組の大石あきこ衆議院議員(46)も《気に入らないマスコミをしばき、記者を袋叩きにする。この橋下徹・元知事の手法を、大阪維新、吉村知事が引き継ぎ、大阪を壊し続けている》と非難。立憲民主党の蓮舫参議院議員(56)も《どこまで勘違い。多額の国費を充てている大阪万博。吉村知事のもの? 笑いをとる話ではないことにも気付いていないとは》と批判した。

吉村知事の発言には、万博の私物化だとしてネット上でも批判が噴出することに。

《「出禁」だと? 「維新の維新による維新のための万博」だと、自ら認めちゃってるじゃーないの?》

《吉村知事様 大阪府民です。万博を出禁にしていただいて結構ですので、その分税金を返して下さい》

《いくら政治集会とはいえ、国民が視聴できるネット配信で、公人という立場でもあり万博協会の副理事長でもある吉村知事が、税金を払っている国民の一人を名指して、批判している万博を出禁するというのはあまりにも酷い発言》

《玉川氏を出禁? その玉川氏の納めてる税金を使ってるのに? 吉村、お前何様だよ。お前の万博か》

4月1日の囲み会見で、吉村知事は発言について事実だとしたうえで「僕自身に出禁にする権限が本当にあれば問題だと思いますが、だけども出禁にする権限は全くないので。そんなことはありえない、できないという前提での発言です」と、発言については問題ないとの認識を示した。

さらに、発言の意図については「万博に対する課題の指摘は報道機関として当然あるべき姿だと思います。ただ、僕はそれが非常に偏り過ぎていると思っています。万博っていうのは賛否あるなかで、賛否両論あることをもう少し公平にやってもらいたい」と語った。

『女性自身』編集部

出典元:WEB女性自身

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/782.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 小林製薬「紅麹」サプリ健康被害拡大の“元凶”は安倍元首相…「機能性表示食品」解禁は米国の圧力(日刊ゲンダイ):医療板リンク 
小林製薬「紅麹」サプリ健康被害拡大の“元凶”は安倍元首相…「機能性表示食品」解禁は米国の圧力(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/391.html



http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/783.html

   

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