★阿修羅♪ > アーカイブ > 2024年3月 > 23日02時40分 〜
 
 
2024年3月23日02時40分 〜
記事 [政治・選挙・NHK293] 世にもおぞましい東京15区 岸田政権には補選3タテでトドメが必要(日刊ゲンダイ)

※2024年3月22日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2024年3月22日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


辞意表明が有権者の大意(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 さながら腐敗政治の見本市だ。告示(4月16日、28日投開票)まで1カ月を切った衆院トリプル補選。岸田政権の命運がかかる各選挙区から腐臭がプンプン漂ってくる。

 東京15区は公選法違反の罪で有罪判決を受けた柿沢未途前法務副大臣の、長崎3区は安倍派の裏金事件で略式命令を受けた谷川弥一氏の、それぞれ議員辞職に伴う。刑事事件に発展した「政治とカネ」の悪臭を放つが、臭いのキツさは細田博之前衆院議長の死去に伴う島根1区も負けていない。

 晩年の細田は統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との深すぎる関係やセクハラ疑惑が取り沙汰され、昨年11月の死去後に会長として長年率いてきた現安倍派の組織的な裏金事件が炸裂。温床である派閥パーティーのキックバックの差配は「会長案件」と指摘される。「死人に口ナシ」とはいえ、細田の政治責任は亡くなった後も残り、有権者のハナをつく腐臭はこびりついたままだ。

 東京15区の醜悪さも特筆ものだ。柿沢の前任である元衆院議員の秋元司被告もカジノ事業を巡る汚職事件で実刑判決(控訴中)を受けた。逮捕者が2代続き、さすがの自民も独自候補を見送る公算が大きい。「不戦敗」は避けようとワラにもすがる思いで、小池都知事が特別顧問を務める都民ファーストの会との「相乗り」を模索する中、渦中の秋元がナント、補選立候補を表明したのだ。

 20日の会見で「東京15区の不祥事、混乱のスタートが私だったことも含めて、これをしっかりと正常化し、収めていかなくてはいけない」と強弁したが、どのツラ下げてとしか言いようがない。

選挙となれば厚顔無恥の「自民クオリティー」

 秋元は1審で懲役4年、追徴金約758万円の判決を受け、22日控訴審判決を言い渡される。結果にかかわらず出馬の意向で、なぜか「必ず無罪を勝ち取ると信じている」と自信マンマン。逆転無罪の判決が出た場合、自民に公認申請する意欲を示した。「事件がすっきりカタがつけば、党に戻るという動きをさせていただきたい。可能性はある」と言い放ったものの、無罪はともかく、公認を得る可能性はゼロに等しい。

 それでも補選に挑むのは古巣の足元を見て、ある程度は自民の票を奪えるという淡い期待ゆえか。かつての仇敵の小池にラブコールを送る党本部や都連の動きを含め、これぞ厚顔無恥な「自民クオリティー」。いざ、選挙となれば恥も外聞もなく、有権者度外視で手前勝手な行動ばかりやってのける。世にもおぞましい東京15区はその象徴だ。

 長崎3区も自民は「不戦敗やむなし」。ただでさえ、裏金直撃の逆風選挙に加え、次期衆院選から小選挙区定数の「10増10減」に伴い、長崎3区は新2区と新3区に分割される。新2〜3区はすでに自民候補が固まり、仮に補選で当選しても処遇が面倒になる。わざわざ、火中の栗を拾うバカはいないということだ。

 2つの選挙区で「不戦敗」が濃厚となれば「全敗」回避のため、苦境に立つ自民は「島根だけでも」とシャカリキとなる。それこそ、何でもやってくるに違いない。

 島根は竹下登元首相や青木幹雄元官房長官らを輩出した「保守王国」で、自民にとっては「弔い選挙」だ。本来なら負ける要素は皆無のはずが、裏金事件や細田の数々の問題が尾を引き、想像をはるかに超える逆風に苦しんでいる。

「党実施の情勢調査では対立候補に大幅リードを許す厳しい結果が出たといいます。楽観ムードは完全に吹き飛び、党本部も複数の職員を送り、テコ入れに必死。とはいえ、公募で擁立した元財務官僚の錦織功政氏は知名度不足。敗北の責任を負わされるのを恐れてか、選対本部長を買って出る人もなかなか現れなかった。ようやくベテラン県議が収まったものの、選挙を主導するには力不足です。本来なら現職の国会議員が務めるべき役職ですが……」(自民党関係者)

 島根選出といえば青木幹雄の長男・一彦参院議員は茂木派を飛び出し、選挙を仕切る茂木幹事長とは対立関係にある。20日の錦織の事務所開きには、その茂木が自ら県連に打診して現地入り。党幹部として最初に応援に駆け付け、裏金事件をわびたが、明らかなミスキャストだった。

1つでも勝てば居直り裏金政治は変わらない

 茂木は公開基準の緩い政治団体に資金を移し替える「茂木方式」により、億単位の使途不明金問題を抱え、野党の追及を受ける身だ。法の抜け穴をかいくぐる「新たな裏金」の当事者に、謝まられたって地元はドッチラケ。ますます票が離れるだけである。

 対する立憲民主は元職の亀井亜紀子氏を擁立。07年の参院島根選挙区で自民候補を破り、17年衆院選で比例復活の実績もあり、知名度に勝る。18日には共産が予定していた新人の擁立を見送り、亀井を自主支援すると発表した。国民民主も県連レベルでの亀井支援を決め、日本維新の会は擁立見送りの公算大だ。

 事実上の与野党一騎打ちの構図に持ち込み、自民が東京と長崎で候補擁立を断念すれば、立憲幹部が軒並み現地入りするなど島根1区に野党の戦力を集中できるメリットも生じる。

 立憲にすれば願ってもない好機が訪れつつあるが、自民は劣勢に立てば立つほど「1勝」に賭け、アノ手コノ手を繰り出してくるに決まっている。

「野党は油断大敵です。自民も1つの選挙区に潤沢な資金を集中投下できるので、何をするか知れたものではない」と、政治評論家の本澤二郎氏はこう指摘する。

「負けが許されない選挙になれば手段を選ばず、どんな汚い手を使ってでも勝ちに行くのが自民の悪しき伝統です。候補者への誹謗中傷に近い禁じ手も考えられます。たとえ僅差であっても、自民が1勝すれば裏金事件に居直り、『禊』ムードを強めるに決まっています。逆に野党が島根1区を落とすと、裏金自民に辟易し、政治を大きく変えようとする機運も一気にしぼみかねない。全国の有権者もSNSなどで島根の人々とつながり、不正な選挙に監視の目を光らせる必要があります」

米国の威を借る傀儡国の「自発的隷従」

 トリプル補選「0勝」に終われば一気に「岸田降ろし」だ。その保険のためか、岸田首相は「頼みは米国」とばかりに着々と布石を打っている。

 先週は昨年11月の屋久島沖での墜落事故以来、全世界で停止していたオスプレイの飛行を再開。米国側の「訴訟に関わるから」との説明通り、事故原因すら国民にハッキリ示さないまま。米国が安全とおっしゃるなら、と唯々諾々と追従した。

 19日には、米国からの武器“爆買い”で大幅に膨らんだ「兵器ローン」の時限法を恒久化する法案が衆院通過。来週26日には、日英伊で共同開発する次期戦闘機の第三国への輸出解禁の方針を閣議決定する見込みだ。

「裏金事件のドサクサ紛れに『戦時体制』への準備を加速とは、もってのほか。4月10日からの国賓待遇の訪米に向け、あからさまな“お土産”づくりです。岸田首相は自分の身を守るためなら、何でもする。今度は米国の威を借りて、裏金事件の火の粉を払い、政権継続のお墨付きを得ようとしているだけです。自己保身のためなら、戦後長らく日本が掲げてきた武器禁輸の原則をかなぐり捨てても平気の平左。宗主国に従う傀儡国の最高権力者のような振る舞いは、『自発的隷従』そのものです。世論調査を見ても『早く辞めてくれ』が有権者の大意であるなら、トリプル補選では岸田首相に退場勧告を突きつけ、自民を政権の座から引きずり降ろす足がかりにしなければいけません」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 野党も真価が問われる。補選3タテで岸田政権にトドメを刺せなければ、半永久的に政権交代の選択肢には成り得ないと覚悟すべきだ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 混迷する東京15区で深まる「小池百合子」支配…“知事の妹”立てて補選参戦の怪情報(日刊ゲンダイ)

混迷する東京15区で深まる「小池百合子」支配…“知事の妹”立てて補選参戦の怪情報
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/337859
2024/03/23 日刊ゲンダイ


2022年参院選は張り付きで支援(小池百合子都知事=右)/(C)日刊ゲンダイ

「女帝」の周辺で怪情報が飛び交っている。

 岸田政権の余命を占う衆院3補選(4月16日告示、28日投開票)。東京15区をめぐっては、共産党、日本維新の会、参政党が候補を擁立した。IR汚職で22日の控訴審判決を待つ身の秋元司元衆院議員も名乗りを上げ、江東区民の民度が問われる事態になっている。国政復帰のタイムリミットが近づく小池都知事が参戦すれば勝利は堅いが、どうやら小舞台はお気に召さないようだ。

「衆院議員時代は練馬区などが地盤だったとはいえ、都知事2期目の現職が補選に出れば確実に勝てるでしょう。しかし、それじゃあドラマ性に欠けるし、インパクトが弱い。今回は『娘』とも『妹』とも呼ばれる右腕の荒木千陽元都議(都民ファーストの会特別顧問)を立て、解散・総選挙まで当面任せる案が浮上しています。イザとなれば『代わるわ』の一言でバトンタッチできる関係ですから」(都ファ関係者)

自民党のスキャンダルに小池都知事はダンマリ


IR汚職できょう(22日)の控訴審判決を待つ身の秋元司・元衆院議員も名乗りを上げ、無罪なら自民党に公認申請するという(C)日刊ゲンダイ

 都議2期目に途中辞職して2022年の参院選(東京選挙区)に打って出た荒木氏は、小池都知事の全面支援もむなしく惨敗。浪人中だ。都知事選と同日の7月7日に投開票される都議8補選の中野区に出戻り、再起を図るとみられていた。本人も「平日朝は毎日、中野区内の駅に立たせていただいている」とアピールしているが、さてどうなるか。

「荒木氏が17日に中野区内で開いた支援者を集めた会合には、生後10カ月の長男と小池都知事も出席。都知事は『子ども付きの荒木千陽をお育ていただきたい』と支持を訴える一方、自民党を揺るがす『政治とカネ』の『せ』の字も、『裏金』の『う』の字も口にしなかった。あの小池百合子がチクリとも言わないのは、どちらに転んでも補選で自民党推薦を取り付ける算段からでしょう。選挙買収で空席になった江東区長には子飼いの元都職員を押し込み、東京15区も掌握となれば、混迷する江東区への知事の影響力はどんどん深まる」(野党関係者)

 衆院補選告示まで残り25日。魔物がそこかしこで蠢いている。

関連記事
世にもおぞましい東京15区 岸田政権には補選3タテでトドメが必要(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/696.html

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 立民・国民が連合と維新の接近警戒…政策協議開始に「支援につながれば票奪われる」(読売新聞オンライン)
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240321-OYT1T50291/





この動きをどう見るべきや。


自民党との接近をカモフラージュするため、維新とも接触し、「全方位」を偽装したものと捉えるべきか。

それとも、次期衆議院選挙での政権交代を見据えて、野党統一候補となった維新の候補への「連合」の支援を正当化するための「地ならし」と捉えるべきか。

維新は選挙での野党共闘を拒否しているが、連合の芳野会長は野党共闘の邪魔をしているくらいだから、気にならないということなのか。

そもそも、「維新」は、大阪という商人の町で公務員を「敵」とし、その公務員を叩きまくることで、不景気な零細企業、自営業者の不満の受け皿となってのし上がってきた集団だ。

これまでに、「労働者の敵」にはなっても、「労働者の味方」になったことは一度たりとも無い。

そんな組織の「維新」を「連合」傘下の労働者はどう見ているのか。

「維新とは水と油で、政策的に合意できる余地はない」

と言う官公労系出身の連合幹部の言葉が全てだろう。



以下に記事の全文を転載する。

連合と日本維新の会が政策協議を始めたことに、立憲民主、国民民主両党が神経をとがらせている。連合には、維新が将来的に野党第1党となった場合を念頭に関係構築を進める狙いがあるが、連合から選挙支援を受ける立民と国民は、「連合票」が維新に流れる事態を懸念している。

 維新の藤田幹事長は21日、連合との協議について「政策面で相互理解を深め、中長期的に関係を深めていくことは意義がある」と取材に述べ、今後も協議を継続する考えを示した。

 政策協議は13日に国会内で行われ、連合から政策担当役員、維新から藤田氏と音喜多政調会長が出席。子ども・子育て支援法などの改正案や、セキュリティー・クリアランス(適性評価)制度を創設する法案を巡って意見交換した。

 連合としては、維新を含めた「全方位外交」で政治的な影響力を長期的に維持したいとの思惑がある。芳野友子会長は15日、「連合の考えを伝えなければ政策は実現できない。非常に有意義だった」と記者団に強調した。

 維新は選挙での野党共闘を拒否し、次期衆院選でも立民や国民の候補者と多くの選挙区で競合している。立民内では「連合の維新支援につながれば、票が奪われる」(幹部)との声が出ている。国民も、19日に開かれた玉木代表ら党幹部と芳野氏らとの会談の場で、維新に接近しすぎないよう懸念を伝えた。

 もっとも、連合内も一枚岩ではない。維新が公務員削減などの「身を切る改革」を掲げていることから、官公労系の労働組合を中心に、維新への拒否感が根強くあるためだ。官公労系出身の連合幹部は、「維新とは水と油で、政策的に合意できる余地はない」として、芳野氏ら執行部の姿勢に反発している。


記事の転載はここまで。


多くの国民からは、今の自民党は「犯罪者の集団」であり、そんな集団が国会を乗っ取り、政治を私物化し、私腹を肥やしていると見做されている。

芳野連合会長と連合執行部は、そんな自民党に接近した己を恥じねばならないし、責任を取らねばならない立場だ。

今更ながら、「全方位」ということにして、自民党との接近を取り繕っているだけなら、それは単なる自己保身というものだろう。

しかも、新たに接近しているのが第2自民党を自認する「維新」というのだから、反省の欠片も見えない。

現に、連合としての統一した方針でもなさそうだ。


記事によれば、

「・・・立民内では「連合の維新支援につながれば、票が奪われる」(幹部)との声が出ている。・・・」

という。

立憲民主党が心配すべきは、そんなことではなく、自民党を支援する組合が出てきていることに危機感を持つべきではないか。

立憲民主党が、あまねく労働者の味方であると見做されていないことの証左だ。

その事を反省すると同時に、立憲民主党としては、もはや「反社集団」に成り下がった自民党に接近した芳野連合会長と連合執行部を批判し、猛省を促すべきだし、自民党を支援することを打ち出した労働組合の姿勢をも批判すべきではないか。

言うべきことは、はっきり言うべきだ。

労働組合のあるべき姿を取り戻せ・・・と。

支援欲しさに、口をつぐむことは、共に不幸でしかない。


「連合」が「維新」と関係を深めても、「連合」にはメリットは何もないどころか、総評系と同盟系に分裂する危機に直面する。

最悪は、「連合」の組織が崩壊してしまう可能性も否定できない。

そんな危険を犯してまで、「維新」との関係を深める意味がない。

そう考えれば、「全方位」なるものが、自民党に接近したい連合執行部が連合内部の批判をかわすための「目くらまし」に過ぎないことになる。








http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/698.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 自民・長谷川岳参院議員「カスハラ」指摘にブログで反論するものの大炎上!(日刊ゲンダイ)

自民・長谷川岳参院議員「カスハラ」指摘にブログで反論するものの大炎上!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/337863
2024/03/22 日刊ゲンダイ


自民党の長谷川岳参院議員のブログがさらなる火に油を注ぐ展開に(C)日刊ゲンダイ

 飛行機のファーストクラスに乗っていた国会議員の客室乗務員に接する態度について昨年、自身のユーチューブチャンネルで「言葉の使い方とかが乱暴」「横柄な態度」と感想を漏らし、「国民を代表して出てる人は横着な態度はやめてもらいたい」と苦言を呈していた演歌歌手の吉幾三氏(71)が21日までにアップした新たな動画で、この議員の名前を明らかにした。

 今回の動画では、現役の客室乗務員からの手紙を公開するかたちで、この議員が自民党の長谷川岳参院議員(53)だったと公表。

 注目は手紙の内容で、長谷川氏について「非常に高圧的な言い方をされます」「到着が遅れることに関しては、鬼の首を取ったような言い方でクレームをされます」「長谷川さまが気づきと態度を改めていただくきっかけになってほしいと思います」などと書かれていたという。

「接客業のプロ中のプロ」とも言われる客室乗務員が、著名な芸能人に手紙を託してまで“告発”しているのだから、よほど酷いカスタマーハラスメントを受け、しかもそれが常態化していた様子がうかがえるだろう。

長谷川氏はブログでやんわりと“反論”するものの…

 吉氏は改めて「大人だったら、ましてや国会議員だったらよ、ある程度、歳いったらちゃんとした人の接し方をしなきゃ恥ずかしいよ」と呆れていたが、この動画が話題となった21日、名指しされた長谷川氏が自身のブログを更新。

「本日は航空政策および飛行機の遅延についての考え方を述べたいと思います」と題し、「私は、航空会社の対応について、機内で発言をする際、三つの原則に従います。一つ目は『正確な情報を伝えているか』、二つ目は『不都合な情報をしっかりと開示しているか』、三つ目は、『正しい見立てを立てた情報発信となっているか』の三点です」などとつづり、吉氏や客室乗務員の指摘にやんわりと“反論”しているかのような内容なのだが、SNS上では、この長谷川氏のブログがさらなる火に油を注ぐ展開に。

《「正確な情報を伝えているか」「不都合な情報を開示しているかどうか」→裏金疑惑の議員に恫喝的に言って欲しい》

《「正しい見立てを立てるかどうか」→不祥事だらけの自民党議員のせいで、国会の審議が伸びている》

《脱税党の議員が何をエラソーに言ってるんだ。まず自分の党をあらためろ。航空政策とあなたのカスハラは関係ないだろ!》

 長谷川氏にはぜひ「自民党の裏金事件についての考え方」を述べてほしいものだ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 住民を見殺しにした枝野官房長官(植草一秀の『知られざる真実』)
住民を見殺しにした枝野官房長官
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-e3b476.html
2024年3月22日 植草一秀の『知られざる真実』

毎年3月11日になると東日本大震災を特集する。

しかし、この日が過ぎると震災の話などなかったかのように忘れ去る。

本年1月1日には能登半島で大地震が発生した。

いずれの問題も最重要のテーマは原発。

フクシマ原発は起こしてはならない事故が引き起こされたもの。

フクシマ事故は東日本を喪失する危機を伴った。

大地震が発生した際、火力発電所は火を止めることで水の沸騰を停止させ、即座に安全な状況に移行する。

しかし、原発はウラン燃料のエネルギー量が大きすぎるために核分裂反応を止めても沸騰が続き、水が蒸発するとウラン燃料がむき出しになって溶け出す=メルトダウンする。

正常時には原発自身の発電でモーターを回して水を循環させられるが、核分裂反応を止めると原発自身で発電できなくなり、外部電源によってモーターを回して水を循環させなければならない。

京都大学原子炉実験所元助教の小出裕章氏は次のように指摘する。

「出力100万キロワットの原発の場合、原子炉の中では、ウランが核分裂して3倍の300万キロワット分の発熱をしている。

大地震の際は制御棒を入れて核分裂反応を止めるが、実は300万キロワットのうちの21万キロワット分の発熱は、ウランの核分裂で出ているわけではない。

それまでに生成された「核分裂生成物」が原子炉の中に膨大にたまっており、「崩壊熱」を出している。

制御棒でウランの核分裂反応を止めても、21万キロワット分の崩壊熱は止められない。」

「福島でも核分裂反応は止まったが、崩壊熱を止めることができないまま、電源が何もなくなり、冷やせないために炉心が溶けて、(放射性物質が)大量に出てしまった。」

本年1月1日に能登半島でマグニチュード7.6、最大震度7の地震が発生した。

最大震度を観測したのは輪島市と志賀町。

志賀町では最大加速度2828ガルの揺れを観測した。

この志賀町に北陸電力志賀原子力発電所が立地する。

小出裕章氏は次のように指摘した。

「志賀原発が10年にもわたり停止していたことが何より幸いだった。

原発の使用済み燃料は発熱しているが、10年たつと発熱量は運転停止直後に比べ、千分の1以下に低下する。

今回の地震で志賀原発は外部電源の一部系統が使えなくなり、非常用発電機も一部停止した。

稼働していたら、福島第1原発と同様の経過をたどったかもしれない。」

志賀原発が運転停止から10年経過していたために大惨事を免れた。

地震発生で露わになったのは避難計画の無意味さだった。

放射線量を測定するモニタリングポストも使用不能に陥った。

屋内退避をしようにも家屋が倒壊して屋内退避は不可能だった。

避難に自動車、船を利用することとされていたが、道路は崩壊し、港湾は隆起のために使用不能に陥った。

2011年3月11日の地震で東京電力福島第一原子力発電所は外部電源を失った。

外部電源が地震で断たれた上、非常用電源も使用できず、モーターで水を循環させることができなくなり、そのために1号機から3号機までの原子炉核燃料がむき出しになり溶け落ち=メルトダウンした。

メルトダウンが始まるまでの時間は電源が失われてから、わずか4〜5時間である。

福島原発では3月11日夜の時点でメルトダウンに至ることが判明していたが、原発周辺住民に対する避難指示が出されなかった。

この問題を私は2011年11月に上梓した

『日本の再生』(青志社)


https://x.gd/stUsS

第1章に詳述した。

3月11日午後3時42分には原子力安全・保安院に対して、東京電力から福島第1原発1、2号機で炉心を冷やす緊急炉心冷却装置(ECCS)が稼動しなくなったとの報告が入っている。

これを背景に同日午後7時3分に「原子力緊急事態」が宣言された。

政府は3月11日午後9時23分に福島第1原発から半径3キロ以内の住民に避難を指示したが、半径3キロから10キロ以内の住民には屋内退避を指示したのである。

しかし、事態は変わらず、3月12日になって午前5時44分に福島第1原発から半径10キロ圏内の住民に対し、10キロ圏外への避難指示を出した。

本来は3月11日の夕刻、遅くとも「原子力緊急事態」を宣言した午後7時には半径10キロ圏内の住民に10キロ圏外への避難指示を出すべきだった。

政府は国民の命を守る行動を取らなかった。

この罪は万死に値する。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/700.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 日銀マイナス金利解除の副作用…植田総裁うかつ発言で円安・賃上げWインフレ圧力の悪循環(日刊ゲンダイ)

日銀マイナス金利解除の副作用…植田総裁うかつ発言で円安・賃上げWインフレ圧力の悪循環
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/337880
2024/03/23 日刊ゲンダイ


苦しむのは年金生活者(C)日刊ゲンダイ

 まさかの「副作用」だ。日銀がマイナス金利を解除。17年ぶりの利上げに踏み切ってから急激な円安が続く。

 理論上、利上げは円高に振れるはずが、22日も一時1ドル=151円80銭台まで下落。政府・日銀が円買い介入した2022年10月の水準(151円94銭)に迫っている。

 鈴木財務相の口先介入もむなしく、市場は様子見ムードにとどまる。マイナス金利解除と同時に、日銀の植田総裁は「今後も緩和的な金融環境が続く」と繰り返し強調。投機筋に「追加利上げはしばらくない」と円売りへの安心感を与えたからだ。

「物価の番人」のうかつなアナウンスで利上げ効果はしぼみ、記録的な円安水準に張り付いたまま。1月15日以降、1ドル=145円を一度も割り込むことなく、すでに年初から10円以上も円安方向に進んでいる。再び「円安物価高」の悪夢がよぎる。

「来週は34年ぶりの円安となる152円を試す展開となり、突き抜ければ青天井。財務省も恐らく為替介入に動くでしょうが、円安を招く構図が変わらなければすぐ後戻り。米国の早期利下げ観測は後退し、植田総裁が『緩和環境は継続』と言った手前、日銀も次の利上げは緩やかに進めざるを得ない。少なくとも夏場まで日米の金利差は縮まりそうもありません」(経済評論家・斎藤満氏)

 今春闘の33年ぶり賃上げ率5%超も人件費増のコスト高要因となる。円安・賃上げの2つのコストプッシュで、多くの企業がさらなる値上げに踏み切るのは必至だ。

「政府は中小企業の価格転嫁を支援し、賃上げに伴う物価高を後押し。『貯蓄から投資へ』とあおる新NISAも大きな円安圧力です。海外の金融資産購入により、国内の投資資金が流出しています。円安と賃上げがさらなるインフレを招く悪循環。苦しむのは、所得の増えない年金生活者です」(斎藤満氏)

 やたらと「三十何年ぶり」と耳にするが、その間、ジッと耐え忍んできた庶民の暮らしは一向に良くならない。

関連記事
あるぞ日銀の追加値上げ…「次のタイミング」は7月か? 悩める植田総裁の“胸の内”(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/336.html

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/701.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2024年3月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。