★阿修羅♪ > アーカイブ > 2024年3月 > 22日02時05分 〜
 
 
2024年3月22日02時05分 〜
記事 [政治・選挙・NHK293] 自民党じゃダメ、だけど野党には入れたくない人々(田中龍作ジャーナル)
自民党じゃダメ、だけど野党には入れたくない人々
https://tanakaryusaku.jp/2024/03/00030476
2024年3月21日 17:10 田中龍作ジャーナル


日本保守党の街宣。写真のフレームには入らなかったが、後ろにも大勢の聴衆がいた。=20日、江東区豊洲 撮影:田中龍作=

 ロッキード事件(1976年)で自民党の信用が地に墜ちていた時、河野洋平氏(後の自民党総裁)らが、自民党から飛び出し保守新党の「新自由クラブ」を結成した。

 保守政党支持だが自民党には投票したくない。かと言って野党に入れる気にはならない。という有権者たちの受け皿となった新自由クラブはデビューでいきなり2ケタ議席(17議席)を獲得した。

 ベストセラー作家の百田尚樹氏や名古屋市長の河村たかし氏らが立ち上げた日本保守党と参政党が衆院東京15区補選に候補者を擁立する。20日、タワマンが林立する江東区豊洲での街頭宣伝風景を取材した。

  日本保守党の候補予定者はイスラム学者の飯山陽氏、応援弁士はジャーナリストの有本香氏。いずれも保守論客である。

 街宣会場となった江東区豊洲のスーパー前は黒山の人だかりとなった。動員ではない。


参政党の街宣にも多くの聴衆が詰めかけた。=20日、江東区豊洲 撮影:田中龍作=

  「今の政治家、誰1人保守の政治はしていない。自民党政権、あの人たちは偽装です。日本の国土をめちゃくちゃにしている」。飯山候補予定者がぶちあげると会場から拍手が起きた。

 演説終了後の握手会には長蛇の列ができた。真冬のような冷たい風が吹き付けたが、会場を後にしたのはわずかだ。

 有権者たちは「自民党じゃダメ。一度壊すしかない」と口々に語る。

 「じゃあ立憲などの野党もダメですか?」と水を向けると誰もが「そうだ」と頷いた。

 田中は新自由クラブのブームを思い出した。百田尚樹氏や有本香氏はもともと「アベ応援団」とされる。新自由クラブのように一段落したら自民党に戻るのだろうか。

 日本保守党。いずれにせよ4月の補選や解散総選挙では台風の目となりそうな盛り上がりだ。

  〜終わり〜

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/683.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 異次元緩和終焉へようやく一歩 副作用への覚悟とアベノミクスの総括が必要だ(日刊ゲンダイ)

※2024年3月21日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2024年3月21日 日刊ゲンダイ2面

異次元緩和終焉へようやく一歩 副作用への覚悟とアベノミクスの総括が必要だ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/337801
2024/03/21 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


会見する日銀の植田和男総裁(C)共同通信社

 ようやく日本も「金利のある」正常な世界に戻ることになった。

 日本銀行が19日、11年間もつづけた「異次元の金融緩和」を終えると決定した。異次元緩和は、「マイナス金利政策」と「長期金利操作」の2本柱。

 日銀はマイナス金利をやめて金利をプラス0.1%に上げ、長期金利を低く抑えてきた「長短金利操作」(イールドカーブ・コントロール)の枠組みも廃止する。さらに、上場投資信託(ETF)と、上場不動産投資信託(Jリート)の買い入れもやめるという。

 マイナス金利をつづけていたのは世界でも日本だけだった。異次元緩和は物価高騰を招くなど、弊害ばかりが目立ち、以前から政策転換を求める声が強かった。正常化は遅すぎたくらいだ。

 しかし、なぜ日銀は、このタイミングで政策転換をしたのか。大手メディアは、「賃金と物価の好循環を確認し、2%の物価目標を見通せる状況にいたった」という植田総裁の発言をそのまま伝えているが、実際には政治的な事情があったのは間違いない。経済評論家の斎藤満氏がこう言う。

「日銀の政策転換は遅すぎました。本当は国民が物価上昇に苦しんでいた1年前には、異次元緩和をやめるべきだった。物価の安定をはかるのが、中央銀行の最大のミッションだからです。なのに異次元緩和をつづけたために、円安が止まらず輸入物価が上昇し、国民は2年もインフレに喘いでいる。日銀も本当は政策転換をしたかったようですが、日本政府と欧米の金融当局から圧力をかけられ政策転換できなかったといいます。日本政府は低金利による株高と円安による企業の好業績を優先し、一方、欧米の金融当局は、自分たちは金融引き締めに舵をきったが、世界経済が冷え込まないように日本には金融緩和をつづけさせたかった。日銀が19日の政策決定会合で異次元緩和の終結を決めたのは、日本政府と海外からの圧力がなくなったからというのが真相でしょう」

 日銀の政策転換は、岸田政権にとっても好都合だという。経済の好調さと経済政策の成功をアピールする好機になるからだ。岸田首相周辺からは「6月にデフレ脱却宣言を出して、解散総選挙になだれ込むべきだ」との声まで上がっている。

国力を低下させ、格差を広げた

 しかし、異次元緩和の終結は当然としても、11年間もつづけてきた政策だけに、やめたら副作用が生じるのは間違いない。どんなマイナスがあるのか、さらにアベノミクスの“第1の矢”だった異次元緩和が日本社会に何をもたらしたのか、その検証と総括も必要なはずだ。

「金利のある」世界に戻ることで、真っ先に打撃を受けるのが中小企業だ。帝国データバンクの調査によると、企業の借入金利が1%まで引き上げられた場合、対象9万社のうち7.1%が赤字に転落するそうだ。この先、中小企業がバタバタと倒れていく恐れがある。

 異次元緩和の最大の問題は、貧富の格差を拡大させたことと、国力を低下させたことだ。

 異次元緩和の目的は、要するに、資金をジャブジャブにすることと、「円安」を加速させることだった。その結果、行き場を失ったマネーが株や不動産に流れ込み、富裕層をさらに富ませることになった。また「円安」が輸出企業の業績を急回復させた。安倍元首相が「アベノミクス」を掲げて政権復帰した2012年、為替は1ドル=85円台だったのに、いまや150円台である。ここまで円安が進めば、輸入物価は高騰してしまうが、輸出企業は黙っていてもボロ儲けできる。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏はこう言う。

「アベノミクス推進派は、いずれ庶民にも恩恵があると“トリクルダウン”を唱えていましたが、結局、潤ったのは投資する余裕資金のある富裕層だけでした。いま都心の不動産は上がり過ぎて、庶民には手が出ない。アベノミクスによって、持つ者と持たざる者との差が広がってしまった。また円安は、経済大国だったはずの日本を『安いニッポン』に変えてしまった。いま日本株が買われているのもインバウンドが盛んなのも、外国からみたら“割安”だからです。自国通貨の価値が下がるのは、国力が落ちるのと同じこと。実際、エネルギーや食料の調達にもコストがかかるようになっています」

 黙っていても儲かる「円安」というぬるま湯につかった大企業は、企業努力を怠り、あっと言う間に国際競争力を失ってしまった。日本のGDPも、就業者数が日本の3分の2しかいないドイツに抜かれ、世界4位に転落。

 日銀の植田総裁は「大規模緩和は役割を果たした」と、まるでアベノミクスが成功したかのように発言していたが、まさか本気で評価しているのだろうか。

11年間で抱えた巨大爆弾

 株価が4万円を突破しようが、庶民には好景気の実感はまったくない。いかに異次元緩和が愚策だったか、結果をみれば一目瞭然である。よくも日銀は、11年間も弊害だらけの政策をつづけられたものだ。

 それもこれも、何から何まで、国民生活ではなく、政治と大企業の都合を最優先してきたからなのではないか。

 どれほど国民がインフレに苦しんでいるか、日銀だって知っていたはずである。日銀が1月に発表した「生活意識に関するアンケート」によると、現在の暮らし向きについて56.2%が「ゆとりがなくなった」と答え、ゆとりがなくなった理由は「物価が上がったから」が90.8%だった。1年前に比べて、どのくらい物価が変化したと感じるかを尋ねると、平均16.1%上昇、中央値も10%アップだった。日常的に買うモノは、肌感覚だと10%以上、値上がりしているということだ。84.5%が物価上昇を「困ったことだ」と答えている。

 国民の生活苦を知りながら、なぜ植田日銀は物価高を招いている異次元緩和を見直そうとしなかったのか。

「そもそも異次元緩和には、庶民から大企業への所得移転という性質があります。異常な低金利によって、普通預金の平均金利は0.001%。銀行に1年間100万円を預けても利息は10円程度です。その代わり、企業の支払利子負担が軽くなっている。庶民の犠牲の上に成り立っていたのが異次元緩和です」(斎藤満氏=前出)

 最悪なのは、異次元緩和の後遺症が、この先、何年もつづくことだ。

「異次元緩和をつづけたために、日銀はETFを簿価で37兆円分、時価ベースで67兆円も保有し、事実上、日本株の最大の株主になっています。このETFをどうやって処分するのか。場合によっては、株を暴落させる恐れがあります。さらに、国債を買いつづけたために、日銀が保有する国債は約500兆円と、いまや発行残高の50%に達している。この処理も大変です。もし、金利が上昇したら、日銀のバランスシートは一気に傷ついてしまう。11年間も異常な金融政策をつづけたために、日銀はいくつも爆弾を抱えてしまった形です」(荻原博子氏=前出)

 日銀が大量に国債を買ってくれるため、政府には放漫財政が染みついてしまった。これからも赤字国債を発行して、巨額な予算を組もうとするのは間違いない。そのたびに日銀は、国債を買いつづけることになるのではないか。

 異次元緩和をつづけた責任を、日銀はどうとるつもりなのか。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/684.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 現実に政権交代が近づけば、その「ミッション」の中に、財界からの要求項目が含まれていきます。(阿修羅・コメント)
2024年3月21日 21:26:33

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/681.html#c2

 私は、立憲民主党を中心とする政権交代を支持しますが、その上で水を差すようで申し訳ないのですが、現実に政権交代が近づけば、その「ミッション」の中に、財界からの要求項目が含まれていきます。
 過去の非自民政権への交代の事例をつぶさに検証すれば、それは分かります。
 財界・官僚は、いよいよ自民党が下野しそうになったと判断した場合は、用意されていた、プランBの実行に切り替えます。
 そして、財界・官僚は、自民党が政権を取っている状況では、自民党から提案した場合に、猛反発を受けそうな「ミッション」を、あえて非自民政権の方から提案させてみる、という戦略を取ってきます。
 自民党政権から提案した場合に、政権交代前の野党や、その野党を支持する人たちから猛反発を受けて実現が難しそうな政策を、財界・官僚はあえて非自民政権に「ミッション」として課すわけです。
 このあたりの戦略は、松下幸之助さんのアイデアだと思います。
 実例では、1994年の細川政権の場合では、小選挙区制の導入、消費税の増税、政策の新自由主義への方針転換、がそれらの財界・官僚から与えられた「ミッション」でした。
 細川政権では、国民福祉税と称した消費税の増税は不発に終わりましたが、自民党政権の固定化につながった小選挙区制の導入が実現され、国政の新自由主義路線への転換を宣言した「平岩レポート」がまとめられました。
 2011年からの野田政権では、消費税の増税が「ミッション」として課せられ、民主党・自民党・公明党の3党合意で消費税増税の法制化を実現させました。
 おそらく、この時は読売新聞グループの渡邉恒雄さんの後押しが強かったと思います。
 次の立憲民主党を中心とする政権交代では、財界・官僚から課せられる「ミッション」としては,消費税のさらなる増税や、憲法改正が予想されます。
 前原新党が提案している「教育無償化」は、九条改正や緊急事態条項追加などの憲法改正に向けての試し斬りとして、憲法改正に絡めて、財界・官僚から次の非自民政権への「ミッション」の一つとして課せられているものではないでしょうか。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/685.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 岸田首相が画策する二階元幹事長と森元首相“生け贄”作戦の本気度…自身にも「非公認」科し、党内の異論封じ込め狙う?(日刊ゲンダイ)

岸田首相が画策する二階元幹事長と森元首相“生け贄”作戦の本気度…自身にも「非公認」科し、党内の異論封じ込め狙う?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/337799
2024/03/22 日刊ゲンダイ


本当にこの2人を厳しく問責するのか(左から二階俊博元幹事長、森元首相)/(C)日刊ゲンダイ

 派閥の裏金事件を巡り、自民党は総裁である岸田首相と二階元幹事長、安倍派幹部に処分を科す方向で検討中だ。二階氏や安倍派幹部は党則で定める8段階の処分のうち、3番目に重い「党員資格停止」や4番目の「選挙における非公認」となる可能性がある。一方、岸田自身は2番目に軽い「戒告」が検討されているとも報じられている。

 裏金議員約80人と併せ、4月上旬に一斉処分に踏み切る見込み。森山総務会長は20日、岸田首相と二階氏の処分について「党紀委員会に上申する前に執行部で議論することが前提になっており、そのことを踏襲していく」と話した。

「総理を軽い処分にすると、党内から『岸田さんは自分に甘い』と批判が噴出するのは間違いない。ただ、総理総裁に『役職停止』や『離党勧告』を科すことはできない。今後、落としどころを巡って大モメ必至だろう。とりあえず、総理としては派閥会長であり裏金額が3500万円超と突出している二階さんを厳しく処分して『自浄能力』をアピールしたいようだ」(官邸事情通)

 二階氏といえば、2022年までの3年間の収支報告書を訂正し、書籍代として約3500万円の支出があったと記載。「本当にそんなに買ったのか」と批判を招いている。

 幹事長時代に使途公開義務がない政策活動費を約50億円も受け取っていたこともあり、裏金自民を象徴する存在として世間に受け止められている。二階氏の吊し上げは「自浄能力」アピールとしてはうってつけだろう。

 岸田首相の標的は二階氏だけではない。安倍派の裏金化が始まった経緯を知り得る森元首相も“生け贄”にする可能性がある。

「安倍派の裏金スキームは、森さんが派閥会長を務めていた時期から始まったのではないか、と指摘されており、国会招致を求める声がある。朝日新聞の最新の世論調査では、森さんの国会招致について65%が『必要だ』と回答。国民の不満を解消するため、総理が森さんに説明を求めるのでは、と囁かれています」(永田町関係者)

派閥解散、政倫審出席表明と同じ手法


実態解明や裏金議員の悪質性を明らかにするのが先じゃないか?(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 岸田首相はこれまで森元首相への聴取に消極的だったのに、15日の参院予算委員会では「聴取対象の中に森氏も入ると認識している」と踏み込んでいた。

 岸田首相は本気で二階氏と森元首相を“生け贄”にするつもりなのか。ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「二階元幹事長の処分を巡る報道は、官邸リークの可能性があります。岸田首相は二階さんに『処分を受けますよね』とメッセージを送った格好です。森元首相について『聴取対象に入る』と国会で言及したことも、『調査に協力してくれますよね』と暗に投げかけたのでしょう。最終的なウルトラCとして浮上しているのは、岸田首相自身の処分を『選挙における非公認』とすること。自らの処分を厳しくすることで党内の異論を抑え、2人に対応を強く促す狙いです。突然、派閥解散や政倫審出席を表明したのと同じ手法と言えます」

 しかし、先に実態解明し、それぞれの裏金議員の悪質性を明らかにしなければ、処分などできるわけがない。結局は“やってる感”の演出でしかないわけだ。国民はだまされてはいけない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/686.html

記事 [政治・選挙・NHK293] <「下駄の雪」より下劣>公明党が揶揄される自民裏金と「同じ穴のムジナ」…与党歴24年超でものらりくらり主体性ゼロ(日刊ゲンダイ)

公明党が揶揄される自民裏金と「同じ穴のムジナ」…与党歴24年超でものらりくらり主体性ゼロ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/337800
2024/03/22 日刊ゲンダイ


世論に向けては立派なことを言っても、結局は自民党に…(自民党大会に出席し、岸田首相に挨拶をする公明党の山口那津男代表=右)/(C)J MPA

 自民党の裏金事件は聞けば聞くほど疑惑が深まる。衆参両院の政治倫理審査会に出席した安倍派幹部は、異口同音に「秘書が」の一点張り。派閥の政治資金パーティーをめぐるノルマ超過分の還流廃止を安倍元首相が決定したのは覚えているのに、4カ月後の廃止撤回の経緯はそろって記憶喪失。疑惑のド真ん中にいる元会長の森喜朗元首相の関与についても、誰ひとり本人に問いたださない。偽証罪に問われる証人喚問を野党が要求するのは当然だ。秋波を送られる公明党がこれほど存在感を高めている時はない。真価が問われている。

 立憲民主党などの野党4党は、安倍派の事務総長経験者である西村康稔前経産相、松野博一前官房長官、高木毅前党国会対策委員長、下村博文元文科相のほか、座長の塩谷立元文科相と政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で起訴された池田佳隆衆院議員(自民除名)の証人喚問要求で合意。衆院政倫審に出ていない裏金議員45人の出席を求める「申し立て」を目指すことでも一致した。

 もっとも、証人喚問の開催は予算委員会委員の全会一致が慣例で、政倫審は委員の3分の1以上の賛同が必要なため1人足りない。そこで野党は公明党にラブコールを送っているのだが、案の定つれない。

「下駄の雪」より下劣

 山口代表は政倫審について「国民の納得感は得られていない。ますます不信を強める結果になっている」と批判しているが、19日に立憲の安住淳国対委員長から協力要請を受けた公明の佐藤茂樹国対委員長は「我が党独自として回答しようがない」などとごにょごにょ。与党の一角を占めるとはいえ、主体性のなさをさらけ出した。証人喚問に至っては「非常にハードルが高い」と口合わせ。「下駄の雪」あらため「同じ穴のムジナ」と揶揄されるわけだ。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「自公連立政権発足から24年半。公明党は自民党のブレーキ役を自任していますが、与党ボケが目に余る。世論を受けてもっともらしいことを言っても結局、自民党におもねってしまう。防衛装備移転三原則の骨抜き合意にしたってそうです。金看板に掲げる『平和の党』の『平和』の定義は一体何なのか。自民党と組む前の野党時代を知っている議員は片手しかおらず、ぐだぐだもいいところ。自民党とそろって下野しない限り、目が覚めないでしょう」

 在野をほぼ知らない点で言えば、公明党の質も安倍チルドレンと大差ないのか。期待するだけムダ──そうは考えたくない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/687.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 政敵の排除に悪用も可能?…政務三役に「経済安保情報の適性評価」は必要か 国民民主・玉木氏の主張が波紋(東京新聞)
2024年3月22日 12時00分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/316516

 19日に衆院で審議入りした経済安保情報の保護法案。重要な情報を扱える人物かを調べる「適性評価」が盛り込まれる中、国民民主党の玉木雄一郎代表がこんな主張をしていた。政務三役を対象から外す現行案は見直しを―と。大臣経験者らに裏金疑惑がかかる現状を考えると、そんな案もアリかと思いそうになるが、安易に考えていいか。(森本智之、岸本拓也)
 「行政機関の長、大臣、副大臣、政務官、官房副長官、総理補佐官などは、適性評価を受けることなく重要経済安保情報にアクセスできることとなっています。これも見直しが必要です」

◆「大臣らは適性評価なしに情報にアクセス」
 「重要経済安保情報保護・活用法案」に盛り込まれた適性評価を巡り、玉木氏はX(旧ツイッター)でこんな主張を展開した。
 機密情報を扱う面々にもかかわらず、例外扱いであることに対して問題提起した格好。玉木氏の事務所は21日、「こちら特報部」の取材に「党として修正案を準備している。まとまり次第、記者会見などで公表したい」と回答した。
 内閣官房経済安全保障法制準備室によると、現行の適性評価案は二段構えになっている。まずは家族構成や犯罪歴、精神疾患や飲酒などの身辺調査。内閣府内に新設される部署が一元的に担う。その結果を踏まえ、機密情報を扱える人物か、大臣らが評価する。
 対象には政府職員らに加え、民間企業の社員も広く含まれる見通しだ。ただ、法案の11条では、政務三役らは身辺調査の対象外と規定されている。

◆「任命する際に必要な考慮がなされる」ので対象外
 同様の規定は特定秘密保護法にもある。2013年11月の衆院国家安全保障特別委員会では自民の牧島かれん氏が「行政府の職員として対象とすべきという意見もある」とただした。
 今回も対象外にする理由について、岸田文雄首相は今月19日の衆院本会議で「特定秘密保護法と同様に内閣総理大臣が任命を行うにあたり、必要な考慮がなされるとの考えに基づき、適性評価の対象外としている。国務大臣等の任命責任が総理大臣にあるのは言うまでもない」と答弁した。組閣時に必要な身辺調査はパスしているという理屈だ。
 とはいえ、政務三役といえば、裏金問題で昨年末、松野博一官房長官や西村康稔経済産業相を含む政務三役をこぞって交代させている。今年に入っても盛山正仁文部科学相が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体の選挙支援を受けていた疑惑が大臣就任後に発覚した。
 そんな中で玉木氏が議論の俎上(そじょう)に載せようとする「政務三役の適性評価」。かたや岸田氏は「組閣時に調査済み」と述べる。21日午後、新橋駅前で会社員らに尋ねると、岸田氏の説明に否定的な意見が相次いだ。

◆身体検査をした後、不祥事が出てくる閣僚
 「組閣時の身体検査って一体、何をやってるんでしょうか。本当にちゃんと検査してるなら、なぜ後から後から不祥事が出てくるんでしょうか」。さいたま市の会社員男性(28)は疑問を呈した。
 会社員の40代男性は、公選法違反の罪で有罪判決を受けた柿沢未途元衆院議員に触れ「法務副大臣なのに法律を違反していたのは、笑えないジョークと思った。事前の調査が行き届いているなら、こういう不祥事がどうして起きたのか、そこから説明してほしい」と述べた。別の40代男性は「政務三役は首相の身内のようなものでは。身内の検査を身内で済ませておいて、問題ないと言われても説得力がない」と突き放した。
 市井の人々から上がる政治不信の声。玉木氏が標榜(ひょうぼう)する「政務三役の適性評価」の後押しにもなりそうだが、果たして安易に認めてもいいのだろうか。

◆必要な法案なのか?対象拡大自体を疑問視
 「政務三役を適性評価の対象にするかしないかという議論は、この法案が社会に必要で、問題はないという前提に立っている点で、まずさがある」。ジャーナリストの青木理氏はそんな違和感を口にする。
 今回の法案は、2014年施行の特定秘密保護法を経済分野に拡大する趣旨だ。適性評価の対象がこれまでの公務員中心から、民間人にも広がる。保護される経済安全保障の情報とは、国が持つ電気や鉄道、通信などのインフラ、半導体や鉱物資源などの供給網を指すものとされる。しかし法案には具体的に明記されず、政府も説明していない。
 「特定秘密保護法は、適性評価でプライバシーが暴かれ、差別まで起きかねない仕組みだった。何が重要な経済安保情報に当たるか曖昧なまま、それを民間人にまで広げる今回の法案は危険すぎる」

◆「そもそも政治家を公正に調査できるのか」
 それなのに現行の法案を容認し、さらなる議論の誘い水にしようとしているのだろうか。
 「そもそも政治家を公正に調査できるのか」という疑問もある。
 前出のように、組閣時にも調査が行われている。政治ジャーナリストの泉宏氏によると、官邸の秘書官室を中心に、入閣候補者に対して、地元で悪いうわさが流れていないかを警察庁を通じて調べたり、異性関係などのスキャンダルを抱えていないかをメディア関係者に聞いたりする。
 だが、岸田内閣では調査の甘さが露呈している。さらに適性評価をするとしても、まともにできるのか。泉氏は「時の内閣によって身体検査の精度は全く違う。有名なのが、常に情報を集めて目を光らせていた小泉内閣の飯島勲総理秘書官。身体検査は属人的な仕事で、能力に結果が左右される」とみる。

◆行政機関が国会議員を調査、個人情報を握ることも
 本格的に適性評価をしようとすると、別の問題も浮かび上がってくる。
 今回の枠組みでは原則、内閣府に置く組織が適性評価のための調査を担う。つまり一行政機関が、民意の付託を受けた国会議員らを大手を振って調査し、膨大な個人情報を握ることにもなりかねない。
 「時の政権によって都合の悪い政敵の排除などに、悪用されることもあり得る。そもそも何を事前に取り締まるのか、基準も曖昧。恣意(しい)的に運用されたら、目も当てられない」と淑徳大の金子勝客員教授(財政学)は言う。
 山口大の纐纈(こうけつ)厚名誉教授(政治学)は「政務三役を適性評価の対象にするかどうかはミクロな論点」と断りつつ「大きな視点では、立法権と司法権が相対的に縮小され、行政権が肥大化する問題をはらむ」と三権分立が崩れかねない懸念を述べ、こう続ける。
 「民主主義は多くの人が情報を共有することが大原則。にもかかわらず、政府が秘密の範囲を拡大する一方、一元的に支配しようというのが今回の法案の本質。日本の国家体質を変えるものだ」
 一方で不適切さが目に余る政治家、政務三役がいることも事実だ。
 先の金子氏は「政治家も適性評価の対象に加えよ、という議論の背後には、裏金問題に代表される昨今の政治家不信がある」とみる。「そもそもの政治家不信を招いた自民党がプライバシー侵害を民間人にまで広げようというのは『危機便乗型』の悪乗りだ。まず裏金問題にしっかりけじめをつけて、有権者の審判をあおぐことが筋ではないか」

◆デスクメモ
 閣僚は国会議員から選ばれるのが通例だ。その国会議員は有権者が選ぶ。適任かどうかの判断は本来、私たち有権者が担うべきでは。その自覚とともに大切なのが、審判を下す際の判断材料。政治資金をどう使うか。どんな団体と関わるか。それらを可視化する制度を求めたい。(榊)

【関連記事】高市早苗担当大臣も「まだ分からない」連発なのに…「経済安保情報保護法案」を閣議決定 識者の見方は?
【関連記事】「身辺調査」の結果は上司に筒抜け…不利益はないのか 「経済安保」法案、岸田首相「今後検討する」連発
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/688.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 『『裏金事件』解決編。陸山会冤罪事件より、ねつ造に磨きがかかった。検察と立憲民主党の息の根を、そろそろ、止めないと・・・。』
『検察と立憲民主党の息の根を、そろそろ、止める』って、実は、簡単。
検察は、後述する私のブログの『通報2』を、国会で公表するだけです。
立憲民主党は、『ジャニー氏を、『性加害者』と断定しました』が、『男性も被害客体とした刑法第177条【強制性交等】の改正』があったのは、2017年【平成29年】です。
【改正前は、強姦罪:女性だけ】であることを、国会で公表するだけです。
■『ね!簡単でしょ。』

皆さん。検察【天下りを含む】は、悪党の集団にすぎないことを、まず、理解しましょう。
陸山会事件・貴乃花事件・ゴーン氏事件・ジャニーズ事務所騒動等、これらは、全て、検察の『デッチアゲ【冤罪事件】』なのです。
■『その辺の、事情は、後述する私のブログを見て悟ってね。』
■『よって、検察・裁判所は、『違憲・無効』であり、資格・権限の剥奪を要求します。』

■『さて、本題の『裏金事件』の全てが解明しましたので、報告します。』
■『一言で言うと、総務省【官僚】が、『冤罪ねつ造』を支持した張本人です。』
神戸学院大学教授上脇氏は、『ノルマ分だけ、収支報告書に記載されていた』と、刑事告発しました。おそらく、検察に懇願されて、やむなく・・・。

■『さて、本題の【ねつ造に磨きがかかった】収支報告書の分析評価を報告します。』
2024年1月19日、松本淳一郎氏らを在宅起訴しました。
訴因【起訴理由】は、『収入の一部を収支報告書に記載していない』です。
つまり、『裏金【議員個人が着服した金額】』が、記載漏れと言っているのである。
それでしたら、無罪の証明は、簡単です。
『キックバック』の金額が、同一日の支部の『現金預金出納帳』に同金額が記載されていれば、『議員個人が着服したのでは無い』と、証明されます。
これを、検察も報道も、そして、総務省【官僚】も、ひた隠しに、隠しています。

まぁ、それは、置いとくとして、修正は、2024年1月31日です。
松本淳一郎氏は、検察に、『そうとう、酷い、いじめ【拷問】』を受けたのだと思います。
だって、『収支報告書の作成【総務省】』に、ことごとく、背いた修正を、検察に強いられ、支部にも、つじつまの合うように修正を依頼したのですから。

では、『収支報告書の作成【総務省】』に、基づいて説明いたします。
『1頁〜8頁』    https://www.soumu.go.jp/main_content/000077914.pdf
『9頁〜33頁』   https://www.soumu.go.jp/main_content/000077915.pdf
『34頁〜144頁』 https://www.soumu.go.jp/main_content/000077916.pdf

◆本部『特定パーティーの対価に係る収入の内訳』
・『修正前: 94,800,000円』  『修正後:197,620,000円』
・結果、パーティーの対価に係る収入を、『102,820,000円』増額。
●【評価】●
修正後の『対価の支払をした者の数』が、『不明』。
修正前は、『3,200人』と、記載されています。
では、パーティー券【1枚2万円】の売上枚数を、計算してみましょう。
・修正前:4,740枚  ・修正後:9,881枚

★『ね。令和4年に開かれたパーティーの売上枚数が、こんなに違うかな?普通。』
これは、『ノルマ分しか記載されていない』という起訴理由を正当化しようとして、キックバック分の売上枚数を、勝手に増やした【ねつ造した】ものと、思料します。

★『よって、パーティー収入『102,820,000円』の架空計上と、断定する。』
★『これが、総務省【官僚】が、『冤罪ねつ造』を支持した張本人である証拠です。』
【こんな、デタラメな収支報告書を、総務省【官僚】は、喜んで受理したんだぜ!】

◆本部『政治活動費の内訳 寄附・交付金 【寄附金】』
・月日不明分等【追加された分】:107,700,000円
【特定パーティーの対価に係る収入増額分より、488万円過大?】
●【評価】●
『収支報告書の作成【総務省】』の『67頁及び77頁』に、『本部又は支部から供与された交付金に係る収入は、寄附には該当しないため、『政治団体からの寄附』に含めないで下さい』と記述されています。
よって、【寄附金】では無く、【交付金】として、ページを別にして記載のこと。
支部は、『【その5】本部又は支部から供与された交付金に係る収入』欄に記載のこと。


■『裏金事件関係の収支報告書の分析結果』
【収支報告書:清和政策研究会:安倍派閥本部】
https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20231124/3120000041.pdf
・『代表者の氏名    松本 淳一郎』
・『会計責任者の氏名 松本 淳一郎』
・『政治団体の区分  その他の政治団体』

◆『特定パーティーの対価に係る収入の内訳』
・修正前: 94,800,000円
・修正後:197,620,000円
・差額:プラス102,820,000円
★『おかしいでしょ!記載漏れは、支部でしょ!本部を増額?』

◆『その15 政治資金パーティー開催事業費』
・修正無し: 25,919,320円

◆『『政治活動に関し支出』できる正しい金額は?』
『収支報告書の作成【総務省】』の17頁に、『収入総額−催物に要した経費』の残額を、『当該催物を開催した者【本部】又はその者以外の者【支部】の政治活動に関し支出すること』と、記述されています。
よって、『修正前: 94,800,000円』から『開催事業費: 25,919,320円』を、差し引いた『68,880,680円』を、本部又は支部で『政治活動に関し支出』すれば良いのです。

◆『本部の支出【寄附金】の修正金額総額』
・月日不明分等:107,700,000円
【特定パーティーの対価に係る収入増額分より、488万円過大?】
【内訳の一部】
・『政治活動費【寄附金】へ追加:下村博文議員 128万円』
【政倫審での弁明と一致する。】
・『政治活動費【寄附金】へ追加:塩谷立議員 76万円』
 【支部の『政治団体からの寄附』へ追加 76万円と一致する。】
・『政治活動費【寄附金】へ追加:宮澤博行議員 32万円』
 【支部の『政治団体からの寄附』へ追加 32万円と一致する。】

【参考:支部の収支報告書:塩谷政治経済研究会:塩谷立】
https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SS20211126/102110.pdf
・『代表者の氏名    塩谷立』
・『会計責任者の氏名 岡本直哉』
・『政治団体の区分  その他の政治団体』
★『その他の政治団体の支部』に、チェックすべき!
★だって、『キックバック』と言っているのだから『支部』でしょ。
・月日不明分等:『政治団体からの寄附』へ追加: 76万円
【記載は、『【その5】本部又は支部から供与された交付金に係る収入』欄が正しい。】


■『私のブログは、こちら。』
『日本滅亡を回避せよ!〜『陸山会事件の真相布教』より 〜』
https://ajari4704.seesaa.net/
『【第40回:最終回】国民の皆様、これを読んで洗脳から醒めて下さい。』
https://ajari4704.seesaa.net/article/201908article_1.html

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/689.html
記事 [政治・選挙・NHK293] “裏金作り”の次の手口が発覚! 自民党京都府連も自ら「マネーロンダリング」認める悪質さ(日刊ゲンダイ)
“裏金作り”の次の手口が発覚! 自民党京都府連も自ら「マネーロンダリング」認める悪質さ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/337829
2024/03/22 日刊ゲンダイ


参院政倫審で記者に囲まれる西田昌司参院議員(C)日刊ゲンダイ

 自民党京都府連が国政選挙前に候補者側から集めた資金を地方議員側に配っていたとして、京都の弁護士グループなどが2022年、府連会長の西田昌司参院議員(65)や所属する府議、市議ら計60人を公職選挙法違反の疑いで京都地検に告発していた問題で、同地検は21日、西田氏らを不起訴処分(嫌疑不十分)とした。

 告発状などによると、西田氏らは21年10月31日投開票の衆院選前、選挙運動の報酬として府連を通じ府議や市議らに現金を交付。さらに衆院選後もこれらの議員らが現金を受け取っていたとして買収疑惑が指摘されていた。

 この疑惑を巡り、22年3月号の月刊誌「文芸春秋」は〈自民党「爆弾男」を告発する〉と題した記事を掲載。「爆弾男」とは西田氏のことで、記事によると、府連は国政選挙で集票マシンとして動く府議や市議に「活動費」として1人につき現金50万円を支給。原資となったカネは候補者がまず府連に「寄付」し、そこから地方議員の関係する政治団体や党支部に「寄付」などの名目で流していたという。

 というのも、候補者が直接、府議や市議らにカネを渡せば公選法違反(買収)になるため、いったん府連に寄付して迂回させるという、いわば脱法スキームを使っていたわけだ。

内部文書には「府連経由でマネーロンダリングすることにあります」との記載が…

 しかも、告発した弁護士グループらが公開している2014年11月25日付の府連の内部文書には、「なお、京都府連からの支給 (交付) にすることは、府連経由でマネーロンダリングすることにあります」などと記してあり、府連側がこうした行為が「マネーロンダンリング」に該当すると認識していた可能性が高い。

 にもかかわらず、地検が不起訴処分としたことに対し、SNS上では裏金事件と同様に怒りの声が拡散されている。

《カネを配った時期は選挙。しかも、マネロンですと府連自体が認めているのに不起訴処分とは納得がいかない》

《特捜部も京都地検もそろって政治家の犯罪には甘い。国民は検察を信用しなくなる》

《この手口が合法となったら、自民党の次の裏金作りの手口になりかねない》

 告発された当時、自身のユーチューブチャンネルなどで、「政治資金の流れは収支報告書に記載されており、法にのっとって行われている」などと主張していた西田氏。自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、14日に参議院で初めて開かれた政治倫理審査会(政倫審)に出席した際には「誰が還付金を受け続けることを決めたのかが問題だ。誰がやめないでくれと言ったのか、ここを明らかにすることが国民への説明責任だ」などと声を荒げ、派閥幹部の「説明責任」を求めていたが、会長を務める府連の疑惑についても「説明責任」を果たすべきではないか。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 政治資金規正法改正不熱心野党(植草一秀の『知られざる真実』)
政治資金規正法改正不熱心野党
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-c4d187.html
2024年3月21日 植草一秀の『知られざる真実』

政治の停滞が深刻だ。

自民党裏金事件は大規模組織犯罪である。

政治資金の収支は収支報告書に記載しなければならない。

自民党は組織的に収支を収支報告書に記載せず、政治資金を闇資金にして懐に入れた。

政治資金としての使い残しがあれば納税の必要がある。

これも行っていない。

大規模組織犯罪なのだ。

ところが、検察は犯罪を取り締まらない。

この国の検察には法外な裁量権が付与されている。

犯罪が明白に存在しても犯罪者を無罪放免にする裁量権が与えられている。

犯罪者が与党国会議員の場合、犯罪者が無罪放免にされることが極めて多い。

他方、無実の市民を犯罪者に仕立て上げる裁量権も保持している。

警察・検察の取調室は密室で、ここで冤罪を創作することは朝飯前。

無実の政治的敵対者を犯罪者に仕立て上げることも行われている。

日本は文字通りの暗黒国家である。

海外の暗黒国家を批判する資格を持たない。

自民党の組織犯罪に対して日本の主権者は怒り心頭に発している。

内閣支持率は10%台に低迷。

自民党支持率も急落している。

内閣支持率と自民党支持率の合計が50%を下回れば政権は持たないと言われる。

その状況に移行している。

このような局面で活躍しなければならないのが野党第一党だが、野党第一党の立憲民主党の不人気は自民党に勝っている。

立憲民主党不人気が岸田内閣を支える大黒柱になっている。

岸田内閣を取り巻く状況は2009年の麻生内閣を取り巻く状況に酷似する。

唯一の相違は、当時の民主党が40%の支持率を獲得していたのに対し、現在の立憲民主党支持率は10%を割っている。

現在、予算委員会が開かれている。

3月2日に予算案が衆議院を通過した。

これで予算の年度内成立が確定した。

これを許したのは立憲民主党。

予算案の衆院通過を阻止することは十分にできた。

ところが、立憲民主党が予算成立を幇助した。

問題の根幹は現在の政治資金規正法がザル法であること。

政治資金規正法の抜本改正こそ最重要のテーマだ。

岸田首相に対して、政治資金規正法抜本改正を予算成立の条件に活用すべきだった。

本ブログ、メルマガで当初からこの提言を示している。

岸田首相が応じなければ国会審議に応じない。

強い姿勢で臨むことができた。

なぜなら、このような条件闘争に対して岸田首相が拒絶するなら、批判は野党ではなく、岸田首相に向かうからだ。

政治資金規正法抜本改正の確約を取り付ける。

これを予算通過の条件にすべきだった。

1.政治家個人への政党および政党支部からの寄附を禁止する(21条の2の2項削除)

2.連座制導入

3.政治家に対する総括収支報告書提出の義務化

この三つを含む政治資金規正法改正の確約を取るべきだった。

しかし、立憲民主党は何もしないで予算成立を幇助した。

立憲民主党自身が政治資金規正法改正に賛成していないということだ。

この現実を日本の主権者はしっかりと認識する必要がある。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK293] ウソをつけない証人喚問を「のめるわけない」と拒否する自民 裏金解明にふたをしたまま処分、法改正?(東京新聞 TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/316272?rct=politics



「ウソをつけない証人喚問を「のめるわけない」と拒否する自民」


救いようがないが、正直でよろし。

「政倫審」はウソをつけるから「のんだ」ということやね。

「知らない」という「ウソ」。

「分からない」という「うそ」。

「聞いてない」という「嘘」。

「ウソじゃない」と「ウソ」のつき放題。・・・人はこれを案の定と思う。


物事には「見切る」ということが大切な時もある。


ここまで「舐められた」ら、国民と、野党がやることは、ただ一つ。

「咬みつく」


以下に記事の抜粋を記す。


自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に関し、岸田文雄首相が党としての処分や再発防止策の検討を表明して幕引きを急いでいる。安倍派や二階派の幹部らは衆参の政治倫理審査会で「知らない」「分からない」と繰り返し、裏金づくりの経緯は解明されていない。このまま処分や再発防止を進めても、国民の信頼回復は難しい。野党はさらなる政倫審の開催や、安倍派幹部らの証人喚問での徹底追及を要求し、実態解明を迫る。(大野暢子)

◆野党は追及姿勢、でも「1票足りない」

 立憲民主党と日本維新の会、共産党、国民民主党は19日の野党の国対委員長会談で、自民議員計10人の衆参政倫審での弁明について「実態の解明には全くつながらなかった」との認識で一致。政治資金収支報告書にキックバック(還流)の不記載があった衆院議員51人のうち、まだ弁明していない45人の政倫審への出席を求めた。・・・
 
◆「仮に開いたとしても政倫審以上の話は出ない」と自民幹部

 野党はさらに、安倍派の塩谷立氏ら5人のほか、政治資金規正法違反罪で逮捕、起訴された衆院議員池田佳隆被告の計6人の証人喚問を要求。安住氏は記者団に「・・・実態解明には偽証が罰せられる証人喚問を行わなければならない」と強調した。

 与党は追加の政倫審や証人喚問による真相究明には後ろ向きだ。・・・自民幹部は「のめるわけがない」と完全否定した・・・。

 事件の真相はうやむやのまま、与党は関係議員の処分や再発防止に向けた法改正の議論を早く始める姿勢を示すことで、お茶を濁そうとしている。自民党内からは「重くても軽くても、国民の信頼は戻らない」(中堅)「国民が納得するわけがない」(若手)と、実態解明なき処分に冷めた見方も出ている。


記事の抜粋はここまで。


これまでのような「政倫審」を続けても、裏金事件の真相解明など出来ないことを国民は理解している。

今や、国民が「政倫審」を視聴するのは、ゴシップを待つがごとき興味本位でしかない。

誰が一番「ウソの付き方が上手いか」。

どなたが一番「国民を愚弄しているか」。

そして、どの面下げて・・・

「政倫審」などは、「人間失格品評会」のごとし。


ここまで舐められたら、国民と、野党がやることはただ一つ。

やってもやらなくても変わらない国会での全ての審議を拒否、放棄し、街頭に出て国民に訴え、「犯罪者集団」に乗っ取られた国会と政治を、国民の手に取り戻すために、国民運動を組織するしかないのではないのか。

これは、憲法でも認められている、基本的人権「抵抗権」の行使に他ならない。

これまでずっと、コケにされ続けてきた国民の心に鬱積した怒りは、すでに臨界点を越えている。

そんな民衆のエネルギーを束ね、整然と国会議事堂に向かわせることも、国民の負託を受けた野党議員の責務と心得よ。

戦場は「国会」のみに非ず。

政治が届いていない国民は、鉢巻をし、腕まくりをし、拳を突き上げ、野党の国会議員が国会から街頭に出てくるのを今か今かと待っている。

その時は、大谷翔平に負けない「歓呼」で迎えられるだろう。

国民は「怒り心頭に発す」、その目は既に血走り、鬼の形相だ。

既に牙は研いである。

その怒りは、「全国一斉ストライキ」の決行で表明しよう。

組織された労働者も、組織されていない労働者も、共に手を携え、全労働者は立ち上がれ。

男も女も、大人も子供も、スクラムを組んで国会議事堂を取り囲み、「犯罪者集団」を国会から追放しよう。

事ここに至っては、「問答無用」。

問うても、「ウソ」しか答えない。


物事には「見切り」ということが大切な時もある。

今や、戦術を変える時だ。

スローガンはこれだ。

泉立憲民主党代表も、言っていたではないか。

汚い手で「憲法に触るな!」


追加で叫ぼう。

汚い手で「税金に触るな!」

汚い口で「憲法を語るな!」

汚い口で「政治を語るな!」

「犯罪者」は国会から出ていけ!。

     ・
     ・
     ・














http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/692.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 石垣島に現れた陸自駐屯地反対派、ハングル文字のプラカードを掲げてしまうw(5ちゃんねる)
1 名前:名無しさん@涙目です。[] 投稿日:2024/03/19(火) 16:45:44.48 ID:NOUKCIpH0

琉球新報@ryukyushimpo
オスプレイ飛行再開 「日米の基地いらない」 辺野古、平和団体ら政府批判

h ttps://ryukyushimpo.jp/news/national/entry-2901554.html


2 名前:名無しさん@涙目です。[] 投稿日:2024/03/19(火) 16:45:59.31 ID:NOUKCIpH0


h ttps://twitter.com/ryukyushimpo/status/1768515026514497670

6 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 16:48:16.58 ID:+tvdOehJ0
米はまぁ分かる、日?


21 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 16:58:48.76 ID:7QiUOCqd0
>>6
外患誘致したい連中なんだから日本の自衛隊がいるのも困るんだろ


3 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 16:46:16.46 ID:tnLDJnm10
ついに馬脚を現したな


4 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 16:46:17.22 ID:+la35Qhj0
欲しいのは中国の基地だもんな


5 名前:名無しさん@涙目です。[] 投稿日:2024/03/19(火) 16:47:10.21 ID:xYzHSUIb0
> >1 > >4
欲しいのは中国の基地と支配なんだよね

123 名前:名無しさん@涙目です。[] 投稿日:2024/03/19(火) 20:17:30.36 ID:1SIJEBoX0
> >
カルトはお前じゃん
中国や北朝鮮みたいな独裁国家が好きなんだろ?
頭イカれてんな


94 名前:名無しさん@涙目です。[] 投稿日:2024/03/19(火) 17:59:58.38 ID:+H0CpEiB0
米軍基地だけでなく自衛隊の基地も要らんということは
中華人民共和国琉球族自治区を目指すということか
おっそろしいなあ


14 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 16:52:15.51 ID:83iqyzFs0
中国人ですら逃げ出すプー体制の中国になんで支配されたがるのか理解できん


15 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 16:52:34.99 ID:wvRIlnT00
沖縄の自然守りたい的な人が良いようにのせられてカモになってるよな
沖縄の自然も中国に占領されたら途端に汚水になるのになぁ


16 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 16:53:58.27 ID:tnLDJnm10
>>15
スプラトリー諸島の美しい珊瑚礁を
情け容赦なく小汚ない土砂で埋め尽くしたからな
ホントロクはことしねーわ


41 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 17:11:02.73 ID:t7EGXVJH0
この主張をそのまま報道する新聞…


54 名前:名無しさん@涙目です。[] 投稿日:2024/03/19(火) 17:23:14.75 ID:wbO05zd/0
>>41
新聞社もこれを不適切な発言だとは考えてないからな


86 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 17:47:46.57 ID:IEvttTHr0
>>54
琉球新報だからな
さて自らの主張を体現してくれる活動を有料の記事にしてまったく読ませないのはどういうことなんだろうな


105 名前:名無しさん@涙目です。[] 投稿日:2024/03/19(火) 18:21:58.43 ID:e7zQ0cD40
>>86
米兵の事件・事故は無料で全文読めるクソ仕様


18 名前:名無しさん@涙目です。[] 投稿日:2024/03/19(火) 16:54:54.39 ID:l+K/+fz60
彼らは実質的に中国軍の部隊と同じ
侵略戦争はもう始まってるということ


17 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 16:53:59.91 ID:VY4UygLC0
潜入工作員として失格
本音を喚いて正体晒してどうすンだこのマヌケ


22 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 16:59:28.55 ID:wvRIlnT00
と言うか大半は共産党のおかげでナマポ貰ってるお年寄りたちでしょ


99 名前:名無しさん@涙目です。[hage] 投稿日:2024/03/19(火) 18:06:08.43 ID:h16ThIQN0
>>22
後ろから指揮してる活動家がいる


19 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 16:56:19.49 ID:mcU9EKa20
見事に高齢者ばかり
お小遣い出す余裕がなくなって若いパヨクが集まらないのか


62 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 17:27:31.59 ID:8ak78Zmd0
>>19
逆かと
放置看板立てて稀に集まってマスコミの前で小一時間騒ぐだけで
報酬もらえるから他人に回したくないだけかと


47 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 17:18:44.25 ID:VGQqQAE00
彼らは沖縄県民なんですか?
もし日本人ですらないとしたら外患罪を適用しても良いのでは


48 名前:名無しさん@涙目です。[] 投稿日:2024/03/19(火) 17:19:36.21 ID:1Zi/SdkX0
>>47
ほとんどは県民どころか国民でもない


55 名前:名無しさん@涙目です。[] 投稿日:2024/03/19(火) 17:24:22.02 ID:wB5XxMJF0
>>47
国籍に関わらず反日である時点でアイデンティティ的には日本人ではない


49 名前:名無しさん@涙目です。[] 投稿日:2024/03/19(火) 17:19:55.39 ID:kKkM05ZB0
アカの活動家だろ?

とりあえず共産党禁止法作ろうぜ


98 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 18:04:20.78 ID:Rb7/dy1R0
>>
まずネトウヨは右翼思想という思い違い捨てるところから始めようか
米兵含めアメリカに対してそこまで拒否感無いのよ今の日本人は

82 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 17:35:33.43 ID:beJAH6ZG0
県のトップが無法者なんだよね、冗談抜きで


84 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 17:37:53.49 ID:SQ1HKFPg0
>>82
いやほんまよ。
未だに知事とか信じられん


28 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 17:04:06.21 ID:xUx1SVeQ0

地元の民意を無視する玉城デニー

知事の自衛隊批判「理解できず」 不満募らせる八重山首長
h ttps://yaeyama-nippo.co.jp/archives/20335

台湾有事を念頭にした政府の安全保障政策を批判する玉城デニー知事に対し、八重山の3市町長が不満を募らせている。玉城知事は沖縄の自衛隊強化に懸念を示し、南西地域を「第一線」と指摘した安保関連3文書の改定に対し「県民に大きな不安を感じさせる」と批判。一方、台湾に近い八重山では沖縄本島と比べ格段に有事への危機感が強く、エスカレートする知事の言動に、3市町長から「理解できない」という声が上がる。


44 名前:名無しさん@涙目です。[sage] 投稿日:2024/03/19(火) 17:15:05.05 ID:xUx1SVeQ0

石垣島に現れた陸自駐屯地反対派、ハングル文字のプラカードを掲げてしまうw
h ttps://www.qab.co.jp/news/20230316168718.html

h ttps://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1679099215/

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/693.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 解雇・永久追放の野球界 大甘の政界(田中龍作ジャーナル)
解雇・永久追放の野球界 大甘の政界
https://tanakaryusaku.jp/2024/03/00030483
2024年3月22日 21:37 田中龍作ジャーナル


松野前官房長官と萩生田前政調会長。2人ともアベ派幹部である。=2月、自民党本部 撮影:田中龍作=

 50年余りも前の事件だが、暴力団の資金源になっていた野球賭博で、八百長に関わっていたプロ球界のスター選手らが永久追放された。日本社会を揺るがした黒い霧事件である。

 6人が永久追放、13人が長期間出場停止、減俸などの処分を受けた。

 暴力団関係者から多額の現金を受け取った選手たちは、わざと打たれたり、エラーをしたりして負け試合を作った。

 永久追放された選手のなかに不世出の天才投手池永正明(西鉄)がいた。

 池永は先輩投手から現金100万円を突き付けられ、八百長を勧められた。現金は自宅の押し入れにしまったままにしておいた。これが命取りになった。

 池永が八百長に手を染めた形跡は確認できかったようだ。それでもコミッショナー委員会は池永を永久追放処分とした。


顔色がいい世耕前参院幹事長。裏金作りで中心的役割を果たす立場にいた、とされる。=2月、自民党本部 撮影:田中龍作= 

 永久追放を受けた6人のうち4人までが西鉄(現西武)の選手だった。

 西鉄球団は野球賭博発覚の第一号となった永易将之投手(永久追放)に現金を渡し、身を隠すように命じたとされる。

 ドジャーズ大谷翔平選手の水原一平通訳が違法賭博に巨額のカネをつぎ込んでいたことが発覚し、球団を速攻解雇された。

 野球界は日米を問わず違法行為があれば即解雇か永久追放だ。処分は厳正である。

 日本政界はどうだろう。数千万円もの脱税をしても今のところお咎めはない。あったとしても永久追放のような厳しい処分はない。

 野球は観客あってのものだ。観客の目は厳しい。政治も国民あってのはずなのだが、国民を舐め切っているのか、不祥事への対応は手ぬるい。

 罪を犯しているという認識さえもない。大甘である。

  〜終わり〜

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 政治不信の元凶へ…「解体的出直し」ではなく「解体」をお願い 適菜収「それでもバカとは戦え」(日刊ゲンダイ)

政治不信の元凶へ…「解体的出直し」ではなく「解体」をお願い 適菜収「それでもバカとは戦え」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/337856
2024/03/22 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


鉄面皮(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 岸田文雄がSNSに愚にもつかない投稿をしていた。

〈政治とは実行です。
約束したことは必ずやり遂げる、そして次の課題を見つけ取り組む、その繰り返しが政治です。
こうした営みを脈々と果たしてきたからこそ、我々は政権を担わせていただいている〉

 面の皮が厚すぎる。これまでも「令和版所得倍増」や「住居費・教育費への支援」といった“約束”をほぼ撤回。喫緊の課題は放置するか、隠蔽するか、先延ばしにする。それを繰り返してきたからこそ、内閣支持率はわずか22%(3月16、17日「朝日新聞」全国世論調査)に落ち込んでいるのである。一方、不支持率は67%と、2012年末に自民党が政権に復帰して以降で最高となった。

 岸田の動きは、ほとぼりが冷めるのを狙って時間稼ぎをしているようにしか見えない。

 衆院政治倫理審査会(政倫審)がなかなか開かれなかったのも、安倍派幹部に“配慮”したからだろう。

 3月17日、自民党は党大会を開催。岸田は「なぜ、政治資金の収支を明確にするとの当然のルールすら守れなかったのか。そこに緩みや驕りはなかったか、ものを言えない風土はなかったか、深い反省の上に、政治の信頼回復に向けて、私自身が先頭に立って、自民党改革、政治改革を断行することを改めてお約束いたします」などと言っていたが、その「私自身」が政治不信の元凶。

 自民党は安倍、二階両派の議員計80人規模を一斉処分するというが、党が定める処分で最も重い「除名」と、それに次ぐ「離党勧告」は見送るとのこと。議員に連帯責任が科せられる連座制を組み込むかどうかもはっきりしない。これまで通りの、秘書に責任を押し付けて、逃げ切る道が閉ざされたわけではない。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との深い関係についても、実態は解明されていない。

 岸田は18日の党役員会で、「先送りできない課題に専念しなければならない。これに尽きる」などと言っていたが、先送りできない問題は、カルトや不正議員に汚染された自民党を封じ込めることである。自民党は「全く新しく生まれ変わる覚悟で解体的な出直しを図る」との方針を打ち出したが、「解体的」ではなくて「解体」でお願い。


適菜収 作家

近著に「安倍晋三の正体」「ニッポンを蝕む全体主義」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も発行。本紙連載を書籍化した「それでもバカとは戦え」も好評発売中

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/695.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2024年3月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。