飛び交う4万円説と暴落説 のるかそるか 狂乱株価の今後を冷静に分析(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/307.html
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/366.html
松野前官房長官の機密費“食い逃げ問題”…国会で「領収書不要の内閣のヤミ金」と厳しく追及
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/336115
2024/02/13 日刊ゲンダイ
機密費の使い道は?(松野博一前官房長官)/(C)日刊ゲンダイ
「領収書不要の内閣のヤミ金ではないか」
13日の衆院予算委員会でこう声を荒げたのは、日本共産党の穀田恵二国対委員長(77)だった。
穀田氏は、松野博一前官房長官(61)が昨年12月、自民党の裏金問題を理由に官房長官を事実上、更迭されるまでの約2週間に4660万円の内閣官房機密費(報償費)を支出していたことを報じた「しんぶん赤旗」の記事を取り上げ、事実関係や「何に支出したのか」を質問。ところが、答弁に立った村井英樹官房副長官(43)は、「内閣官房報償費は国の機密保持上、使途等を明らかにすることが適当でない」「個別具体的な使途に関するお尋ねにお答えは差し控えている」と繰り返すばかりだった。
さらに立憲民主党の山岸一生議員(42)も松野氏の機密費支出について、「5000万円近くの支出は事実か」「(支出は)おかしいと思わないか」と追及。これに対し、林芳正官房長官(63)は「支出は事実」としつつも、「(松野氏)個人への支出ではない」「個別具体的な使途に関するお尋ねにお答えは差し控えている」と真正面から答えなかった。
立憲の泉代表は松野氏の機密費支出を懸念していた
SNS上でも、《なぜ、答えを差し控えるのだろうか》《これって、ほとんど公金泥棒ではないか》といった声が上がった松野氏の機密費支出問題。だが、この機密費“食い逃げ”を懸念していたのが立憲民主党の泉健太代表(49)だ。
泉氏は昨年12月、松野氏が官房長官を退く見通しとなった際、自身のX(旧ツイッター)に《まさか、まさか、辞任の際に首相官邸の官房長官室の金庫から官房機密費を持ち出すことはしないだろうな!》と投稿。松野氏は当時、この泉氏の発信内容について会見で問われると、「個々の発信の一つ一つに政府の立場からコメントすることは差し控える」と言っていたわけだが、この時、まさに機密費に手を出していたことになる。
松野氏は官房長官在任中、石川県の馳浩知事(62)が東京五輪の招致活動に機密費を使ったとの趣旨の発言を問われ、「内閣官房報償費は国の機密保持上、使途等を明らかにすることが適当でない性格の経費」とはぐらかし続けていた。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/367.html
“やってる感”丸出し自民議員384人アンケートで判明…裏金議員4人の“意外な集金力”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/336141
2024/02/14 日刊ゲンダイ
パーティー券さばきの達人たち(左から自民党の杉田水脈、橋本聖子、堀井学3議員)/(C)日刊ゲンダイ
“やってる感”以外の何物でもない。自民党は13日、派閥の裏金事件を受け、所属国会議員ら384人に実施したアンケート結果を公表。政治資金収支報告書に不記載や不正確な記載があった裏金議員は85人に上ったが、いつ誰が何にいくら使ったのか、まったく不明のまま。裏金の多寡を見ると、意外な“集金力”を発揮している議員がいる。
◇ ◇ ◇
アンケートは野党の要求に基づき、党所属議員374人と次期衆院選の立候補予定者となる支部長10人を対象に実施。設問はパーティー収入に関する不記載や記載漏れが「あったか」「なかったか」を問い、2018年からの5年間の不記載額を1年ごとに尋ねるだけ。これでは、不記載や記載漏れとなった理由や裏金の使途はまったく分からない。
自民は週内にも裏金議員への聞き取り調査を公表して処分を検討する方針だが、最も悪質な安倍派幹部連中が口を揃えて辞職も離党も否定している以上、大甘処分で済まされるのは間違いない。しかし、立憲民主、日本維新の会、共産、国民民主の野党4党は安倍派や二階派の幹部が政治倫理審査会で説明するよう求めており、そうやすやすとは逃げ切れまい。
改めて不記載額の多さにはア然とする。過去5年間で合計5億7949万円。最多の二階元幹事長(3526万円)に次いで、三ツ林裕巳衆院議員(2954万円)、安倍派5人衆の萩生田前政調会長(2728万円)がトップ3を占めた。
不記載額が2000万円以上は二階氏、三ツ林氏、萩生田氏に加え、山谷えり子参院議員(2403万円)、堀井学衆院議員(2196万円)、橋本聖子元五輪相(2057万円)の計6人だった。
意外なのは、山谷氏や堀井氏、橋本氏の“集金力”。キックバックがデカいということは、それだけノルマを超えるパー券をさばいていたということだ。
パーティー1回で収入3000万円超
お手盛り調査(C)日刊ゲンダイ
特に、スピードスケートの五輪メダリストである橋本氏の集金能力は飛びぬけていて、「橋本聖子後援会」の22年の収支報告書によると、個人で開いたパーティーの収入も〈IOC女性スポーツ賞 橋本聖子さんを励ます会「夢と情熱と、その力」〉の1回だけで3393万円にも上る。
堀井氏も橋本氏と同じく、スピードスケートのオリンピアン。2人の元五輪選手が多額のキックバックを受けていたことは7日の衆院予算委でも、野党議員から「国民に夢や希望を与える立場のオリンピアンの国会議員が裏金にまみれている」と批判された。
不記載額1000万円以上が20人に上る中、安倍派5人衆である世耕前参院幹事長(1542万円)や松野前官房長官(1051万円)、高木前国対委員長(1019万円)よりも多額のキックバックを受けていたのが、安倍派の杉田水脈衆院議員(1564万円)だ。
杉田氏といえば、安倍元首相の「お気に入り」だったとされる生粋の安倍チルドレン。今月8日には、X(旧ツイッター)上でジャーナリストの伊藤詩織さんを中傷したとして、詩織さんへの55万円の賠償を命じた2審判決が最高裁で確定した。LGBTやアイヌ民族への差別的言動などで物議を醸してきた上、裏金問題でもミソをつけ、いよいよ政治家たる資格はない。
裏金議員は揃って収支報告書の訂正で逃げ切ろうとしているが、使途すら不明で脱税疑惑がくすぶったまま。逃げ切りなんて許されない。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/368.html
https://www.asahi.com/articles/ASS2F6SJ0S2FPUUB003.html?iref=pc_preftop_shimane
何とも狭量な女ではないか。
こんなこと言わせておいて、いいのかい?・・・「連合」さん。
共産党が亀井亜紀子氏を応援したら、「連合」は亀井亜紀子氏への推薦を取り消すようなことを言っているけど・・・。
まるで「嫌いな男と仲良くする女も嫌い」みたいな幼稚な話なのだが・・・。
また、その言いっぷりが、ねちっこく「イヤらしい」。ヤクザも顔負けの脅しだわ。
共産党が田村智子・新委員長に代わって、対抗意識丸出しで、意地の悪さは全開モードといったところか。
亀井亜紀子氏も、とんだ面倒に巻き込まれそうで気の毒。
それにしても、芳野という女は、どんだけ理不尽な女なんだか。
そんなことを言うの「鈍だけ〜」。
選挙では他の有権者同様、一票しか持たない自分に気が付いていない。
こういう振舞は、「分をわきまえない」といい、古来、人の道に外れるとして戒められてきた。
そもそも、政治家でもない芳野連合会長が労働組合の支援を餌にして、「反共を押し付けるべきではない」という分別もつかないようだ。
そんな女の醜態を、何時までも見せつけられるこちらの方がたまらない。
「連合」には、そんな女を教え諭す人物が誰もいないとしたら、「連合」も、いよいよ終わったかな・・・。
以下に記事の全文を転載する。
連合の芳野友子会長は13日、4月16日に告示される衆院島根1区補選について、「連合としては共産党と一緒に戦うことはありえない」とし、共産との野党共闘に否定的な考えを示した。連合は、立候補の意向を表明している立憲元職の亀井亜紀子氏(58)に推薦を出している。
芳野会長はこの日、鳥取県米子市で開かれた連合の中国ブロック代表者会議に出席。会議後の会見で、「候補者調整は政党が考えることなので、連合が踏み込むというのは難しいが、連合の考え方は明確なので、それを踏まえたうえで候補者調整をやったときに、支援できないこともありますし、推薦取り消しもあります」と述べた。
衆院島根1区補選にはこれまでに、自民新顔の錦織功政氏(54)も立候補表明している。一方、共産も昨年、島根1区の候補者として新顔の村穂江利子氏(55)を擁立しているが、党島根県委員会の関係者は「野党共闘への話し合いにはいつでも応じる構えでいる」としている。(渡辺翔太郎、堀田浩一)
記事の転載はここまで。
さて、共産党はどのような対応を見せるだろうか。
共産党の田村智子・新委員長曰く、
国民が政治を変えてほしいと願っている時、対抗の軸を示す責任が野党にはあり、共闘が必要だ。
野党共闘の1丁目1番地が、立憲主義を破壊した「安全保障法制の廃止」だ。
憲法に背く動きを自民党政治が着々と進めている。軍事費の(対GDP比2%への)倍増や殺傷武器の輸出、戦闘機の国際共同開発などは許されない。
企業・団体献金の禁止、連座制も含めた政治資金規正法改定では一致している。
消費税減税など経済政策の転換、選択的夫婦別姓・同性婚など、野党が一致できる政策を大いに議論したい。
これこそが、日本を良くしたいと、政治を志した人の言葉だ。
改めて言うが、「共産党は嫌い」というだけで、票を餌に政治を歪めるようなことがあってはならない。
ここからは、本来であれば「釈迦に説法」というもので、慎まなければならない内容だが、連合内には諭す人物が誰もいないようなので、本分を忘れた「お方」にご忠告申し上げねば、と思い書き記す。
<労働組合の3原則>という言葉を思い起こしてほしい。
すなわち、
@一致する要求での団結と行動の統一
A資本からの独立
B政党からの独立
ここで関連する「政党からの独立」という原則。
要求で一致する政党とは協力・共同して闘うが、さまざまな思想をもった組合員が団結するためには、政党支持をおしつけたり、排除したり、組合費から特定政党にカンパしたりすることは許されない、とする原則。
芳野会長に必要なことは、
労働組合のナショナルセンターの一つである「連合」のトップとしては、あってはならない言動ということを再認識し、猛省することではないのか。
芳野会長の言動は、「連合」は連合でも「国際勝共連合」のメンバーと見紛うばかりだ。
ちなみに、「国際勝共連合」は、旧統一教会系列の団体であることは周知の事実だ。
何か「臭い」、何処か「怪しげ」な雰囲気がただよう・・・「連合」。
このままでは、組合員の支持も失い、静かにフェードアウトしまうのではないか。
「分をわきまえる」の意味は、端的に言えば
「身の程を心得て、出しゃばらない」。
理解できるように易しく言えば、おまえは「すっこんでろ!」。
理解できるように優しく言えば、おまえは「黙ってろ!」。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/369.html
野党が共闘できるか否かが、今後の日本政治のカギになる 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/336237
2024/02/15 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
自民党王国・群馬で、前橋市長選結果は貴重な教訓(初当選を決め、万歳する4野党推薦候補の小川晶氏)/(C)共同通信社
日本経済は単なる停滞だけでなく、没落の道を進んでいる。日経新聞によると、日本の2020年度のGDP構成は、個人消費が53%、政府消費が21%、設備投資が16%、公共投資が6%である。
政府消費や公共投資は税収に依存する。賃金が上昇せずにGDPが拡大することはない。
では賃金動向はどうか。2023年の毎月勤労統計調査によると、1人あたり賃金は物価を考慮した実質で前年比2.5%減となり、2年連続で減少した。20年を100とした指数で見ると、97.1。日経は「比較可能な1990年以降で最も低かった」と報じている。
抜本的な対策が講じられなければ日本は衰退していく。
その中で、岸田政権の支持率は危険水域の30%を割り、日本の政治は混迷を続けている。では自民党に代わり得る政権が成立する可能性があるのだろうか。
今月4日、京都、前橋両市で地方選挙があった。
この2つの選挙は貴重な教訓を示している。
前橋市長選挙は立憲、共産、国民、社民の議員から支援を受けた小川氏が、自民党と公明党が推薦し、4期目を目指した現職の山本氏に1万5000票近くの差をつけて破った。
群馬県は福田、中曽根、小渕の3氏といった首相を輩出する日本有数の自民党王国である。山本知事はブログで、「30年近い政治家としてのキャリアの中で、保守王国での与党の完敗という現象を初めて目撃した」と書いていた。
他方、京都では自民、立憲、公明、国民が推薦した元官房副長官の松井氏が、共産党が支援した元京都弁護士会副会長の福山氏に対し、1万6000票余の差で勝利した。
福山氏は子育てなどの具体的政策も打ち出した有望な候補だったが、「反共キャンペーン」もあって敗れた。
選挙と同時期に行われたJNNの世論調査では、内閣支持率が先月調査から、3.4ポイント下落し、23.7%。不支持率は3.8ポイント上昇し、74.2%だった。
野党4党の支援を受けた前橋市長選挙では、保守王国の完敗をつくり出した。岸田内閣の不支持率を見れば当然の結果だ。
しかし、京都では立憲は自民党と相乗りし、京都入りした立憲の泉代表も自民党批判をしなかった。これでは、どんなに立派な候補であっても勝つのは難しい。
野党が勝つチャンスは十分ある。果たして選挙で野党が共闘できるか。これが今後の日本政治のカギである。
孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/370.html
https://www.tokyo-np.co.jp/article/309302?rct=national
原子力規制委員会は、いつ何時でも想定通りの避難が出来ることを前提にしているようだ。
今回の能登半島地震は、規制委員会の「そんな考え」をあざ笑うかのように、原発が被害を受けるような大地震が発生した場合は、近隣住民の避難は不可能であることを人々に証明して見せた。
被害は甚大ではあったが、「原発は廃止せよ」との神の啓示でもあったのではないか。
しかし、原子力規制委員会は「その現実」を、何故か直視しようとしない。
その有様は、およそ科学的な姿勢とは程遠いものがある。
東京新聞は、そのことを「現実逃避する、原子力規制委員会」と断罪し、原子力規制委員会の「思考停止」は放置できないと訴える。
改めて考えさせられる。
日本の原発政策において、「原子力規制委員会」とは何者なのか、何様なのか。
どう足掻いても現実味に欠ける避難計画は自治体任せ。
最悪なのは、その自治体が避難出来ないと訴えていても、耳を貸そうとしない。
何処までも傲慢な態度。そして、無責任な態度。
人命にかかわる問題に向き合うにしては、あまりに不遜な態度。
避難出来ないという現実に目を背けて、地震に対して脆弱な原発を稼働させているとすれば、これほどの人命軽視はない。
住民の命を犠牲にしてしまうかもしれない危険を犯して、原発を稼働させる「大義」は絶対にあり得ない。
能登半島地震の被害の実情を目の前に突き付けられても尚、その現実から目を逸らし、考えを改めようともしない。
原子力規制委員会は、この頑なな姿勢で、一体「何」を守ろうとしているのか。
かけがえのない筈の「人命」でない事だけは、薄々感じるのだが・・・。
それほどまでに、原発利権は旨味があるということなのか。
以下に記事の全文を転載する。
原子力規制委員会は14日の定例会合で、原発事故時の防災対応を定めた原子力災害対策指針の見直しについて、環境に拡散した放射性物質による被ばくを避ける住民の「屋内退避」の手法に限って議論する方針を決めた。5人の委員全員一致の判断。能登半島地震では家屋の倒壊や道路の寸断が多発し、屋内退避や避難が困難だったことが判明したものの、それらの課題を想定せずに検討を進める。(渡辺聖子)
◆対策指針の見直しは「屋内退避」の手法のみ
山中伸介委員長は会合後の記者会見で、家屋倒壊や避難ルートの寸断などは自治体側の検討課題と強調。「自然災害への対応はわれわれの範疇(はんちゅう)外」と繰り返した。屋内退避ができる前提で今後の議論をするのかを問われると、「そのような考え方で結構」と答えた。
東京電力福島第1原発事故後に発足した規制委は、原発の事故対策の審査や規制はするが、審査の対象外である避難計画には助言など限定的な役割を担う。
見直しの議論は、屋内退避を原発からどれぐらい離れた場所に住む人々が何日間ぐらい実施するかや、解除の判断基準など、現行指針に具体的な記載がない項目に限る。外部専門家や自治体、内閣府の担当者らを交えたチームで検討し、1年程度で結果をまとめる。
会合でも委員からは、自然災害への対応は「議論の対象外」とする発言が相次いだ。伴信彦委員も「原子力災害のあるなしにかかわらず、家屋倒壊や集落孤立はそのこと自体が問題。それは自然災害への対策として(自治体側で)手当てされるべきだ」と述べた。杉山智之委員は、屋内退避先となり得る集会所について耐震性があることが望ましいと指摘したものの、規制委として議論する必要はないという認識を示した。
◆原発立地県知事「現実踏まえた避難のあり方を議論すべき」
現行指針は、大量の放射性物質が外部に飛散する重大な事故が起きた場合、原発から5キロ圏内の住民は避難、5〜30キロ圏内は屋内退避と定めている。自治体は指針を基に詳しい避難計画を策定する。
能登半島地震後、自治体からは指針への疑問の声も上がる。東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発が立地する新潟県の花角(はなずみ)英世知事は9日、規制委事務局である原子力規制庁の片山啓(ひろむ)長官に「現実を踏まえた避難のあり方を議論すべきだ」と要望していた。
記事の転載はここまで。
能登半島地震の被害の状況が明らかになればなるほど、その現実を踏まえれば、誰が考えても、「避難は出来ない」という結論に達する。
後は、
避難は出来なくても、原発を稼働させるか、
避難出来きないならば、原発を廃止するか、
二者択一の選択ということになるのだろう。
そして、この問題で最も重要なことは、その選択権は、電力会社にではなく、原子力規制委員会にでもなく、そこに住む住民にのみ与えられるものだということだ。
その権利は、人が持って生まれた「生存権」という。
そして、原発稼働を阻止する権利は、人が持って生まれた「抵抗権」という。
そもそも、原子力規制委員会とは、原発を「規制」する側に立った組織ではなく、原発を推進する側に立った組織であることを忘れてはならない。
「・・・規制・・・」という2文字も。国民の眼を誤魔化すための詐術なのだろう。
東京新聞の「こちら特報部」が訴える。
(https://www.tokyo-np.co.jp/article/307567)
(以下引用)
能登半島地震では、原発防災の限界が鮮明になった。道路や建物の損壊が激しく、避難や屋内退避をしようにも無理があると突きつけられた。・・・
・・・避難や屋内退避をしようにも無理がある現実。中垣さんは「能登半島地震を自然の警告と受け止める契機にするべきだ」と訴える。・・・
・・・それでも国が指針を見直さない点について「本気で見直せば、各自治体は実現可能な防災計画をつくれず、原発を動かせなくなるからでは」とみる。・・・
引用はここまで。
東京新聞は、「・・・思考停止の代償は住民に及ぶ。」と結んでいる。
危険な「原発」など無くても、クリーンで安全な「電源」はいくらでもあるではないか。
「原発は廃止せよ」
これは、神の啓示でもあり、なによりも「国民の声」である。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/371.html
松野前官房長官「機密費4660万円」持ち逃げ疑惑…自身の裏金還流1000万円超が報じられた時期
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/336140
2024/02/14 日刊ゲンダイ
裏金疑惑の渦中に機密費4660万円を自身の「政策推進費」に振り分け、とんだ銭ゲバ(松野博一前官房長官)/(C)日刊ゲンダイ
松野前官房長官が、昨年12月14日に退任する直前の2週間に内閣官房機密費4660万円を使用していたことが明らかになった。「しんぶん赤旗」が情報公開で入手した「政策推進費受払簿」で判明したとして、11日に「“闇金”抱え退任」と報道。13日の衆院予算委で、この件について野党から質問された林官房長官が事実と認めた。
松野氏は昨年12月1日に機密費9660万円を自身が管理する「政策推進費」に振り分けたが、14日に後任の官房長官に就いた林氏が金庫を確認したところ、残っていたのは5000万円だったという。差額の4660万円は何に使われたのか。
当時は自民党派閥の政治資金パーティーの裏金化が問題になり、松野氏が直近5年間で1000万円を超える裏金のキックバックを受けていたことが新聞などに報じられた時期だ。松野氏は会見でもロクに説明できずヨレヨレで事実上、更迭されたのだが、5000万円近いカネを持ち逃げとはいい度胸だ。
パーティー裏金も1000万円超
不信任決議案が否決され、思わず、ニヤリ(C)日刊ゲンダイ
昨年12月12日に松野氏の不信任決議案が否決された際、ニヤリと不敵な笑みを浮かべたことが印象に残る。キックバックに加え、つかみ金の機密費まで手にしていたら、そりゃ笑いが止まらないだろう。
松野氏は13日、「公益、国益にのっとって使用されている」と記者団に話したが、使途については明らかにしない。松野氏の官房長官在任中に約27億5000万円の機密費が支出され、そのうち約26億5000万円が政策推進費に充てられていた。
「官房機密費はだいたい月に1億円といわれていて、2週間で4660万円は特に多いわけではない。ただ、持ち出したタイミングが悪いよね。12月の後半2週間分の5000万円を残していくところは松野さんらしいと思いましたが、『政治とカネ』に厳しい目が注がれる中で、なかなか国民の理解は得られないでしょう」(自民党ベテラン議員)
松野氏は千葉県立木更津高校から早大法学部に進み、卒業後は生活用品メーカーのライオンに勤務。その後、松下政経塾に入った。政経塾9期生の同期には秋葉元復興相らがいる。1996年に自民党千葉県連の公募に合格し出馬するも落選。2000年の衆院選で初当選して以来、当選8回。安倍派では19年9月から約2年間、事務総長を務めた。裏金キックバックが盛んだった頃だ。
松野氏が自身のHPに残したエッセーには、自宅の庭で缶ビールを空けるのがお気に入りだと書かれている。<うちにあるビールはカロリーオフの発泡酒しかないけど>と庶民的なつつましい生活ぶりをアピールしていたが、地味な風貌からは想像できない銭ゲバだったということか。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/372.html
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