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2024年2月03日01時10分 〜
記事 [政治・選挙・NHK293] <安倍派議員10人を「脱税」で告発>収支報告書の訂正に国民の怒り 恐らく金丸事件と同じ展開になる予感(日刊ゲンダイ)

※2024年2月2日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2024年2月2日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


安倍派最後の総会(あいさつする塩谷座長と5人衆=奥)/(C)日刊ゲンダイ

 派閥ぐるみでパーティー券収入をチョロマカし、裏金づくりに励んできた安倍派(清和政策研究会)が1日、最後の議員総会を開催。政治活動の停止を決めた。塩谷座長は冒頭、「歴史ある清和研を閉じなければならないのは断腸の思いだ」と話したが、それだけのことをやらかしたのだから仕方ない。

 出席した議員からは、幹部の責任を問う声も上がったというが、結論には至らず、最後に塩谷が「誠にありがとうございました!」と締めくくっても拍手はまばらで盛り上がりに欠けた。

 今後の解散手続きは、塩谷や「5人衆」と呼ばれる幹部ら15人の常任幹事会を中心とした「清算管理委員会」を立ち上げて進めることになった。派内に残った資金は公的機関に寄付する方針というが、そこにはせっせと貯め込んだ裏金も含まれているのではないか。そうだとしたら、寄付される側は素直に喜べないかもしれない。

「安倍派に所属していた衆院議員は今後、当選期数ごとに連絡を取り合うことになった。参院の方は5人衆のひとり、世耕前参院幹事長が『自分が仕切る』と言い出し、これからも仲よくしようね、みたいな雰囲気で終わった。悲愴感を漂わせていたのは、スケープゴートになって詰め腹を切らされそうな塩谷座長だけで、他の幹部はあまり責任を感じていないように見えました」(参加した安倍派議員)

 安倍派幹部は、事実上のトップだからと塩谷に責任を押し付け、5人衆は生き残りをはかろうと画策している。塩谷が派閥会長に就任しようとした時はさんざん邪魔したくせに、こんな時だけ最高責任者扱いするのだからあさましい。だが、次期衆院選ではどのみち落選濃厚な塩谷ひとりが議員辞職したところで、何の意味があるのか。

訂正は裏金のマネーロンダリング

 安倍派は、裏金事件で東京地検特捜部が刑事処分を出した19日から10日以上も経った1月31日になって、ようやく政治資金収支報告書の訂正を総務省に届け出た。

 過去5年間で6億7654万円の不記載があり、裏金を受け取っていたのは現職・元職合わせて95人に上るという。所属議員のほとんどだ。

 もっとも、安倍派が収支報告書を訂正したのは過去3年分だけで、実態解明にはほど遠い。

 3年分の訂正額が大きかったのは、逮捕・起訴された池田佳隆衆院議員の3208万円、在宅起訴された大野泰正参院議員の3146万円、略式起訴され議員辞職した谷川弥一前衆院議員の2303万円、萩生田光一前政調会長の1952万円、三ツ林裕巳衆院議員の1808万円など。三ツ林は過去5年間では2954万円のキックバックを受けたと発表。立件ラインの3000万円ギリギリ。あと23枚、パー券を売ってたらアウトだった。

「裏金の金額を公表しても、何に使ったのかという明確な説明は誰もしていない。『政治活動』という言葉でゴマカしています。収支報告書を訂正して、政治団体の政治資金として処理すれば裏金のマネーロンダリングを許すことになる。訂正だけで終わらせていいはずがありません。裏金議員は議員辞職しない、自民党執行部も裏金議員を除名処分にしないとなれば、国会の予算委員会で証人喚問するなどして、裏金の使い道を徹底的に明らかにする必要がある。野党には頑張ってもらわなければならないし、派閥の解散程度で国民の政治への信頼が戻ると思っているとしたら、自民党も岸田首相も認識が甘すぎます」(政治評論家・本澤二郎氏)

市民団体が安倍派議員10人を「脱税」で告発

 自民党は2日から裏金事件の関係議員の聞き取り調査を始める。まずは安倍派と二階派の現職議員を対象に、森山総務会長、渡海政調会長、小渕選対委員長、梶山幹事長代行、松山参院幹事長、福岡参院政策審議会長の6人が3チームに分かれて聞き取りを実施するというが、身内のお手盛り調査では、実態解明なんてできっこない。アリバイづくりで終わるのは見えている。旧統一教会との癒着問題と同じで、“やってるフリ”の調査だけして、国民が忘れるのを待つ算段だ。問題の根本解決を考えているわけではない。

 そんな中、新たな動きがあった。市民団体「自民党ウラガネ・脱税を許さない会」が1日、安倍派の「5人衆」ら幹部7人と、政治資金規正法違反の罪で立件された3人の計10人を所得税法違反(脱税)の疑いで東京地検に告発状を提出。記者会見を開いたのだ。

 告発状によれば、裏金問題は<全員「小物」「雑魚」の類で政治資金規正法違反の事件としては終結した>が、<本告発は、派閥ではなく、派閥に所属する各議員のキックバック、脱税に焦点をあてた>という。

 非課税の政治資金として扱われるためには収支報告書の作成が必須だが、キックバックを不記載にして裏金化し、使途も不明な以上は政治資金ではない。裏金議員は正当な理由もなく所得税の課税を免れたというわけだ。

 呼びかけ人のひとりである立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。

「国民の代表である国会議員、特に国務大臣など要職経験者は一般国民より高い倫理観が求められる。それなのに、真逆のことをしていたのが裏金議員たちです。問題が発覚しなければ、ずっと隠していたのでしょう。国民は厳しく税金を取られるのに、裏金3000万円以下は罰せられないというのは、検察も自民党の国会議員に甘すぎる。『永田町の常識は世間の非常識』と言われますが、それが政治不信を招いているのです。説明責任も果たさない政治家には退場してもらうしかない。政治資金規正法で立件できなかったのなら、脱税容疑で取り締まるよう有権者が声を上げる必要があります」

「政治とカネ」で自民党政権は崩壊

 3000万円の手取り収入を得るには、額面で約5500万円を稼ぐ必要がある。逆に、3000万円の収入なら手取りは1800万円程度だ。それを自民党議員は3000万円手にしたらまるまるポッケに入れ、好き勝手に使っていた。

 まもなく確定申告のシーズンだが、零細事業者はインボイスで徹底的に徴税される。必死で納税している国民の怒りは今後ますます高まっていくのではないか。かつての「金丸事件」と同じ展開になる予感がする。

 1992年、自民党の金丸信副総裁に5億円の闇献金が発覚。この政治資金規正法違反がわずか20万円の罰金刑で決着したことに世論の怒りが沸騰し、東京地検の看板にペンキがかけられる騒ぎになった。金丸自身も議員辞職に追い込まれ、翌年には巨額の脱税で逮捕された。

 忘れてはならないのは、当時の金権政治への批判が、93年の自民党政権崩壊につながったことだ。

 くしくも当時の首相は宏池会の宮沢喜一。宮沢が「やる」と約束した政治改革関連法案を廃案にしたことへの反発から、自民党内からも造反が出て、野党が出した内閣不信任決議案が可決。宮沢は解散・総選挙を選んだが、自民党は過半数を割り込み、自民を飛び出た新党さきがけ、新生党などと日本新党の保守3新党が躍進。細川護煕を首班とする非自民連立政権が誕生した。

 岸田内閣は、宮沢以来30年ぶりの宏池会政権である。「政治とカネ」の問題が政権を揺るがし、「政治改革」がさかんに叫ばれているところも当時と似ている。

「国民の怒りの声が高まれば、検察も動かざるを得ないかもしれない。ただ、当時と違うのは、自民党内に党を割るエネルギーもないことです。それでも野党が一致団結すれば、国民の支持を得て政権交代の可能性がある。それほど政治とカネに対する国民の目は厳しい。この期に及んで裏金事件を『重く受け止める』と言うだけで、真相解明に後ろ向きな岸田首相が自民党下野の戦犯になっても不思議はありません」(金子勝氏=前出)

 国民の怒りを甘く見ていたら、岸田政権は自民党もろとも沈むだけだ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/264.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 赤いレターパックを使用して次の月曜必着で八王子選挙管理委員会に異議申し出をせよ
これは一般的に広く呼び掛けるものである。赤いレターパックを使用して次の月曜2月5日必着で八王子選挙管理委員会に異議申し出をせよ.
異議申し出は無料である。また、違う選挙区の人間も出したほうが良い。同じシステムを
全国でつくっており、選挙の結果はほかの地区にも影響を与えるからである。

<異議申出書>
                                       令和3年4月9日
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/shisei/001/008/001/p024398.html


八王子市選挙管理委員会
代表 委員長 様
〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号
電話:042-620-7319 ファックス:042-626-3275


令和6年1月21日執行八王子市長選挙の当選の効力について異議申し出をする。

令和6年1月21日執行八王子市長選挙の当選の効力について異議申し出
                         

(異議申出人)

氏名〇〇〇〇 (印)

住所
              【他異議申出人ら全員の郵便物の郵送先】



氏名〇〇〇〇 (印)
住所

令和6年1月21日執行八王子市長選挙の当選の効力について異議申し出をする。

異議申出に係る処分
令和6年1月21日執行八王子市長選挙の当選の効力について異議申当選
異議申出に係る処分があったことを知った年月日
令和6年2月2日

異議申出の趣旨
令和6年1月21日執行八王子市長選挙
当選者しやけ 和夫  63,838 を当選無効とし、次点落選者
滝田 やすひこ57,193 の繰上げ当選を求める。


異議申出の理由
票の差異は。6645票である。(63838─57193)

当選者得票数−次点落選者得票=差異は、票の数えなおしを行い再開票して精査すれば逆転するため

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/265.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 辻元議員が激怒「丸川珠代議員に、山谷えり子議員…自民党の憲法審査会21人中11人が『裏金議員』!」裏金総額はなんと5000万円(女性自身)
https://jisin.jp/domestic/2289772/?rf=2


「汚れた手で憲法を触るな」

コピーライター顔負けの秀作。トレンド入りの予感。

もうひとつ、これも頼みます。

「汚い心で、憲法を語るな。」

コピペライター顔負けの盗作。ごみ箱入りの予感。


「裏金議員」は金で買われ、「憲法改正」を「私腹を肥やすために利用した」ということになるわけで・・・。

とんでもない奴らだ。


それにしても驚いた。

これでは、かのNHKも、受信料を取っておきながらも、国会中継を躊躇する筈だわ。


以下に記事の全文を転載する。

《今日届いた参議院憲法審査会のメンバー表で驚いた。自民党21名中、安倍派13名、報道によればうち11名が「裏金議員」。しかも差し替えた幹事が二人とも該当とは!2403万円の山谷議員、700万円の丸川議員ら11名で計五千万以上。「裏金」を作った議員に憲法審査会の資格なし。変えない限り議論はできない》

2月1日、X(旧ツイッター)でそう綴ったのは、立憲民主党の辻元清美参議院議員だ。「自分の任期中に憲法改正を実現したい」と語ってきた岸田文雄首相。憲法改正の是非や、改正のための手続きなどについて話し合う憲法審査会に送り込まれた議員のうち、なんと11人もの「裏金議員」がいたのだという。

これには日本共産党の小池晃参議院議員も、辻元議員のポストをリポストしつつ、こう同調した。

《私も驚いた。自民党は「裏金議員」を各委員会の委員長や理事から外したのに、なぜ憲法審査会は例外扱いなのか。

「裏金」をつくった議員に憲法審査会の理事や委員の資格なし。変えない限り議論は出来ない、という辻元さんの指摘はその通り!》

1月30日の首相演説を受けて、立憲民主党の泉健太代表が「汚れた手で憲法を触るな」とコメントしたことも話題になっている。

確かに政治資金のルールも守れない「裏金議員」が、我が国の最高法規のあり方に口をはさむことに違和感をもつ人は多そうだ。


記事の転載はここまで。


裏でこそこそ悪事を働いていた「裏金議員」が、早くも表に・・・。「裏の裏は表」、ブラックジョーク?

それにしても驚いた。

これほど多くの犯罪者が、永田町界隈を根城に、国会議員の肩書を隠れ蓑にして、しかも組織的に、そして常習的に私腹を肥やしていたとは。

まさに、国民に対する背信、反社会的行為。

金に麻痺してしまい、犯罪を犯しているという自覚も出来ないほど、倫理観、道徳観を喪失しているのではないか。

この者達、絶対に国会議員をやっていてはいけない人たちだ。

犯罪とは・・・

罪を犯す行為や,犯した罪自体をいう。狭義では法に規定された違法行為だけをいうが,最広義では罪と同義で反社会的・反権威的行為のすべてをさす。

犯罪者とは・・・

裏金に取り憑かれ「私」し、違法行為をした「裏金議員」は、それにあたる。最広義では反社会的・反権威的行為をした「裏金議員」のような輩、すべてをさす。


「裏金議員」・・・「まんま」だ。

吐き気を催す。


ちなみに「裏金」とは・・・

「経理上、正式な出入金記録に記載せずに蓄財された金銭。」

銀行口座に存置されていようと、事務所の引き出しに保管していようと、これがすでに使用されていようと、正式な出入金記録に記載されていない金を「裏金」と言う。


要するに、「「私」し、隠し持っていた金」ということを言ってます。・・・それ、「犯罪」です。


憲法審査会から、全ての「裏金議員」を排除しよう。

本件、放置していれば、「「裏金」は憲法違反ではない」と憲法9条に追加しようとするだろう。














http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/266.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 岸田内閣は志賀原発廃炉決定へ(植草一秀の『知られざる真実』)
岸田内閣は志賀原発廃炉決定へ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/02/post-d9bba9.html
2024年2月 3日 植草一秀の『知られざる真実』

1月1日に発生した令和六年能登半島地震。

日本の防災対策の杜撰さと日本における原発稼働が合理性を持たないことを立証するものになった。

日本は2011年3月の東日本大震災に連動する重大な原発事故を経験している。

この経験が日本における原発稼働の非合理性を証明する事象だった。

「歴史に学ばぬ者は歴史を繰り返す」

という言葉がある。

日本は歴史に学ばず、歴史を繰り返そうとしている。

日本の国土面積は世界の0.25%しかないが、この日本で世界の地震の1割から2割が起きている。

他方、原発の耐震性能は一部の例外を除いて1000ガルが上限である。

原発を建造した時代、関東大震災は震度7で、ガル数としては350ガルないし400ガル程度だろうと思われていた。

しかし、阪神淡路大震災後に全国各地に地震計が設置された結果、現在では震度7は1500ガル以上に相当するということが科学的に判明している。

つまり、現在の原発はまったく見当違いの低い耐震性で設計建設されてしまっている。

今回の地震で最大震度7が観測されたのは石川県志賀町と輪島市。

志賀町では2828ガルの最大加速度が観測された。

他方、志賀原子力発電所の基準地震動(耐震性能)は1000ガルである。

志賀原発が運転停止中であったために大惨事を免れたと言える。

地震で最大被害を受けた珠洲市には原発建設計画があった。

珠洲原子力発電所が実現し、珠洲原子力発電所が運転中であったら、いかなる惨事が発生していたか。

今回の地震で志賀原発では重大事故が発生している。

志賀原発では1号機地下で震度5強の揺れが観測された。

この地震で変圧器が故障して油が漏れ、外部電源5回線のうち2回線が使用不能になった。

1月16日の余震後には1号機の非常用発電機3台のうち1台が試運転中に自動停止した。

京都大学原子炉実験所元助教の小出裕章氏は中日新聞のインタビューで次のように指摘する。

「志賀原発が10年にもわたり停止していたことが何より幸いだった。

原発の使用済み燃料は発熱しているが、10年たつと発熱量は運転停止直後に比べ、千分の1以下に低下する。

今回の地震で志賀原発は外部電源の一部系統が使えなくなり、非常用発電機も一部停止した。

稼働していたら、福島第1原発と同様の経過をたどったかもしれない。」

志賀原子力発電所は極めて重大な事態に直面した可能性が高い。

小出氏は原発運転中の地震災害に関して次の点を指摘する。

「出力100万キロワットの原発の場合、原子炉の中では、ウランが核分裂して3倍の300万キロワット分の発熱をしている。

大地震の際は制御棒を入れて核分裂反応を止めるが、実は300万キロワットのうちの21万キロワット分の発熱は、ウランの核分裂で出ているわけではない。

それまでに生成された「核分裂生成物」が原子炉の中に膨大にたまっており、「崩壊熱」を出している。

制御棒でウランの核分裂反応を止めても、21万キロワット分の崩壊熱は止められない。

膨大な発熱だ。

福島でも核分裂反応は止まったが、崩壊熱を止めることができないまま、電源が何もなくなり、冷やせないために炉心が溶けて、(放射性物質が)大量に出てしまった。」

運転停止から10年が経過した原発と、運転中の原発との間には比較にならない大きな差が存在する。

能登半島先端地域では2020年から群発地震が発生し、2021年9月にマグニチュード5.1、最大震度5弱の地震が発生。

その後も、2022年6月にマグニチュード5.4、最大震度6弱の地震、マグニチュード5.0、最大震度5強の地震が立て続けに発生した。

さらに、2023年5月にマグニチュード6.5、最大震度6強の地震が発生した。

これらの地震の震源は能登半島先端地域に集中していた。

ところが、今回の地震で震源域が珠洲市から志賀町にかけての150キロにも及ぶ沿岸域に広がった。

このなかで志賀町を震源とする地震が急増している。

志賀町に立地する志賀原子力発電所の危険性は鮮明である。

政府は速やかに志賀原子力発電所の廃炉を決定すべきである。

日本が今回の事例を教訓にして原発問題に向き合わなければ、早晩天誅が下されることになるだろう。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/267.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 断層上にある志賀原発は「次の地震」に耐えられるか 能登半島地震で高まった巨大地震発生リスク(東京新聞 TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/307026




記事の中で指摘されている。

「・・・原発は、揺れの大きさに対して耐震設計基準が示されている一方、地盤のズレなどにより「原子炉建屋が傾いたり、損壊したりすれば壊滅的な被害となる」。配管にズレが生じると取水できず、核燃料を冷却できなくなる可能性もある。」

と。

私達は、津波に対する備えと、原発の耐震安全性ばかりに目を奪われ過ぎているかもしれない。

今回の能登半島地震で、半島西側海岸では、海底の地盤が4mも隆起し、漁港が陸地になってしまったという、まるで信じられないことまで起きた。

そんなことが起きた近くに原発があることも、まるで信じられないことだ。

これまで海だったところが、さっきまで「海水があった」ところが陸地になり、無尽蔵に有る筈の「海水が無くなった」ということになる。

そして陸地では、ほとんどの地域で断水。

こんなことが起こることを原発運用者は想定していただろうか。

志賀原発は、1、2号機共、沸騰水型軽水炉(BWR、原子炉の中で蒸気を発生させる)であり、原子炉内で核燃料により水を熱し、そこで発生した水蒸気でタービンを回し、発電する。タービンを回した水蒸気は、復水器で海水により冷却され、水に戻して、再び原子炉に送られる、という仕組みだ。復水器で冷却の役目を終えた海水は、海に戻される。

ここで水蒸気を冷却するための海水は、当然海岸から少し離れた海中に取水口を設けたパイプを設置し、取水する。

こんな仕掛けの原子炉周辺で、4mも海底が隆起したことを重ね合わせて、どんなことが起きるのかを想像すれば、その重大さが理解できるのではないか。

原子炉圧力容器や、冷却するシステム、機器が、堅牢で壊れていなくても、外部電源が供給されていても、非常用電源が正常に動作できても、冷却のための海水、水を失ってしまったら、冷却することはできない。

目の前に、無尽蔵の海水があったとしても・・・。

もし、志賀原発が稼働中であったとして、志賀原発の目の前の海岸が隆起し、海水の取水口を失ってしまったとしたら・・・。

原子炉の冷却水を冷やす手立てを失ってしまうということではないのか。

その後の結果は、想像にお任せする。

素人なので、間違いかもしれない。詳しい方の解説を待ちたい。




以下、記事の抜粋。

マグニチュード(M)7.6を記録し、200人余が犠牲となった能登半島地震。発生から1カ月たつ中、拭い去れない危惧がある。次なる地震だ。・・・(岸本拓也、山田祐一郎)

◆震度5強以上の発生確率「平常時の60倍」

 「いずれ志賀原発の近くでも大きな地震が来るんじゃないか」

 能登半島の東端に位置し、先月の地震で甚大な被害が生じた珠洲市の元市議、北野進氏はそう語る。・・・

 ・・・気象庁は1月末に「今後2〜3週間程度、最大震度5強程度以上の地震に注意を」と呼びかけ、その発生確率は「平常時の60倍程度」と付け加えた。

◆周囲100キロ以内で「地震活動は活発に」

 ・・・先の地震は能登半島の北側で東西約150キロにわたって断層が活動したとされる。東北大の遠田晋次教授(地震地質学)・・・能登半島東側の新潟・佐渡沖、半島西側の志賀町沖の断層で今後、地震が発生しやすくなったという・・・。

 遠田氏は「佐渡島周辺や志賀町沖などで体に感じないほどの小さな地震が増えている。何らかのひずみが加わったサインだ」と解説する・・・

◆「流体」今回の地震のトリガーに?

 ・・・能登半島で起きた近年の群発地震は、地下深くから上昇した水などの流体が原因とされる。断層帯にある岩盤の隙間に流体が入り込み、潤滑油のように作用することで断層がずれやすくなったと考えられてきた。

 「流体が今回の地震のトリガーとなった可能性がある」と話すのは金沢大の平松良浩教授(地震学)。・・・

◆「地震を起こしやすくする力がかかった」

 平松氏は、・・・「今回の地震によって、能登半島の西側を含め、北陸一帯の多くの断層帯に地震を起こしやすくする力がかかったことが分かっている。マグニチュードで7クラスの大地震発生のリスクは相対的に高くなった」

 次なる地震で心配なのが志賀原発だ。立地するのは能登半島の西側。地震が起きやすくなったとも。原発の周辺は、活動性が否定できない断層が少なくない。北陸電の資料を見ると、原発の10キロ圏に限っても陸に福浦断層、沿岸地域に富来(とぎ)川南岸断層、海に兜岩沖断層や碁盤島沖断層がある。

 次なる地震に原発は耐えられるか。北陸電の広報担当者は、地震の揺れの強さを示す加速度(ガル)を持ち出し「原子炉建屋は基準地震動600ガルまで耐えられ、今回の地震による地盤の揺れは600ガルよりも小さかった。さらに2号機については1000ガルまで耐えられると新規制基準の審査に申請している。原子力施設の耐震安全性に問題はない」と話す。

◆「想定を超えた」北陸電の言い分

 北陸電の言い分はうのみにしづらい・・・
 同社が能登半島北側の沿岸部で想定してきた断層活動は96キロの区間。だが先の地震では、政府の地震調査委員会が震源の断層について「長さ150キロ程度と考えられる」と評価した。

 なぜ想定を超えるのか。

 「海底の断層を調査する音波探査は、大型の船が必要。海底が浅い沿岸部は、調査の精度が落ちる。・・・」

◆現行の技術水準では全容捉えがたく

 こう指摘するのは新潟大の立石雅昭名誉教授(地質学)。陸の断層も「地表に見える断層が数キロ離れていても、地下で一つにつながっているかもしれない」。

 現行の技術水準では捉えがたい活断層の全容。・・・

 志賀原発周辺で注目すべき一つは、北に約10キロの距離にある富来川南岸断層。この断層の全容は見方が割れる。北陸電の資料では陸域を中心に長さ9キロと書かれる一方、研究者からは、海まで延びる可能性を指摘する声が上がってきた。

 脅威の程度が捉えづらいこの断層。再評価を求めるのが名古屋大の鈴木康弘教授(変動地形学)だ。

◆地表のずれとたわみ、志賀町内に点在

 先の地震後に志賀町内を調べ、富来川南岸断層とみられる地表のずれやたわみが点在しているのを確認した。「1970年代から推定されていたが、今回の痕跡でより確度が高まった」

 ・・・今までの知見に頼らず、断層の評価を検討し直す必要がある」と語る。

 志賀原発の近くにあり、多大な影響を及ぼしかねない富来川南岸断層。同様に再検証が必要なのが、原発の西4キロの海域で南北に延びる兜岩沖断層という。北陸電の資料によれば、「活動性が否定できない」とされ、長さは4キロとある。

◆「計算するまでもなく原発はもたない」地盤がズレたら…

・・・ 原発に及ぶ地震の脅威でいえば、揺れ以外にも思いを巡らせる必要がある。地盤のズレもだ。元東芝原発設計技術者の後藤政志氏は「メートル単位で上下や水平方向にズレが生じたら、計算するまでもなく原発はもたない」と指摘する。

 原発は、揺れの大きさに対して耐震設計基準が示されている一方、地盤のズレなどにより「原子炉建屋が傾いたり、損壊したりすれば壊滅的な被害となる」。配管にズレが生じると取水できず、核燃料を冷却できなくなる可能性もある。

◆手放しで安心できぬ規制委の判断

 志賀原発は2012年、直下に断層があり、これが動いて地盤のズレが生じうると指摘された。原子力規制委員会は昨年、直下断層の活動性を否定する北陸電の主張を妥当と判断した。

 ただ、手放しで安心できるかといえば、そうではないと後藤氏は説く。「周囲の断層が起こす地震によって、直下断層の動きが誘発される恐れもある」

 地震リスクの懸念が拭い去れない志賀原発。いま、何をすべきか。龍谷大の大島堅一教授(環境経済学)は「原発が止まっているとはいえ、核燃料がプールで保管されている。金属製のキャスクに移すなどの対策が必要ではないか」と述べ、・・・核燃料の扱い方について早急に議論するよう求める。

 地震リスクは他の原発にも潜むとし「現状で動いている原発も止めた上で断層の再評価など規制基準の見直しが必要だ」と訴える。・・・

◆デスクメモ
 (省略。)


記事の抜粋はここまで。


志賀原発では、一部失った外部電源を含め、まだまだ完全復旧には程遠い。

現状の志賀原発は、安全面からは、極めて脆弱な状況にあるといえるのではないか。

この状態で、再び大地震が起こったら、停止中とはいえ、重大事故が起きないと、だれが言い切れるだろうか。

そうなる前に備え、対策が急務だと、記事でも警鐘を鳴らしている。


その通りだと思う。

しかし、電力会社はやらないだろう。


原発は、地震国日本には「あってはならないもの」というのが、国民誰しもが辿り着く結論だ。

原発に代わる電源はあるのだから。








http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/268.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 怒り爆発!市民有志が安倍派幹部の所得税法巡り、東京地検に告発状を提出…古賀茂明氏は税務当局の対応に提言(日刊ゲンダイ)
怒り爆発!市民有志が安倍派幹部の所得税法巡り、東京地検に告発状を提出…古賀茂明氏は税務当局の対応に提言
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/335614
2024/02/01 日刊ゲンダイ


市民有志でつくる「自民党ウラガネ・脱税を許さない会」/(C)日刊ゲンダイ

 市民の怒りが爆発だ。

 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、市民有志でつくる「自民党ウラガネ・脱税を許さない会」(藤田高景代表)は1日、パーティーで得た売上金(収入)を正当な理由もなく申告しなかった所得税法違反(脱税)の疑いがあるとして、最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)の幹部ら10人に対する告発状を東京地検に提出した。

 告発状を提出されたのは、安倍派座長だった塩谷立元文科相(73)や、松野博一前官房長官(61)、西村康稔前経済産業相(61)、下村博文元政調会長(69)、高木毅前党国対委員長(67)、萩生田光一前党政調会長(60)、世耕弘成前党参院幹事長(61)など。

 告発状によると、所得税法では政治資金が非課税所得として申告、納税が不要とされるためには、「公職選挙法の適用を受ける選挙に関して」、「選挙活動に関連する収支で」、「収支報告書の提出がなされた」ことが絶対の要件であるとし、今回、キックバックされていた裏金はいずれの要件にも当てはまらず、「いかなる意味においても非課税にする理由はない」と主張している。

なぜ裏金にするのかと言えば「知られたら困るから」

 1日、参院議員会館の会議室で会見を開いた同会の藤田代表は「今回の自民党裏金疑惑は、倫理の底が抜けた、非常識極まりない行為。法律違反であり、明確な犯罪行為」と言い、「金権腐敗政治の解明、説明の責任を果たさぬ政治家は、 永田町から退場してもらうしかない」と強調。賛同者の一人として出席した元経産官僚の古賀茂明氏(68)は「そもそもなぜ裏金にするのかと言えば、知られたら困るから。これを放置していいのか。税務当局はそれでも非課税でいいと言うのかが問われている」などと語った。

 安倍派は1月31日、2020〜22年分を含めた5年間で、現・元職の衆院議員に関係する58団体、参院議員関連の37団体の計95政治団体に対する総額約6億7600万円の寄付を記載していなかったとして、政治資金収支報告書の訂正を総務省に届け出た。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/269.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 日米合同委員会の開催日電話で教えず 2/1は開催せず? [外務省] 高橋清隆の文書館
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2060607.html
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 2.1ニュー山王ホテル前集会の拙稿で筆者は、2月1日に日米合同委員会が開かれたかどうかについて「後で外務省に問い合わせても教えてくれなかった」と書いた。電話での最終回答は「対外公表していない」というもだったが、初めに出た男性職員は「本日は開催しておりません」と答えていた。

 開催日が秘密事項なのか、情報の入手方法はあるのか質問を続けていると、「緊急用のお電話になりますので」と切られた。あまりに国民を侮った対応なので、通話の全音声と文字起こしを公開することにした。

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 最初につながれた北米局日米安全保障条約課では、「日米合同委員会は今日、開かれたんでしょうか」との筆者のあっけらかんとした質問に男性職員が「本日は開催しておりません」と返答した。口を滑らせたのだろうか? 先月の開催実績についても「1月の中旬」と答えた。

 さらに詳しく聞こうとすると、「担当官のみで調整等をしておりますので」と渋り始める。担当者へ回してくれるよう頼むと、「長期で休暇を頂いております」と白々しいことを言う。

 次善に回された日米地位協定室の女性職員は、開催日について「対外公表はしておりません」と回答する。「国民に秘密と解釈してよいか」とただすと、「こういった照会の形では」と頑なに拒む。

 「どういった照会の形なら教えるのか」と突っ込むと、「情報公開では開示したことがございます」との返事。筆者は情報公開法に基づいて行政文書開示請求中だ。「開示請求すれば必ず出すのか」とただすと、「照会方法による」「そのときの判断」などあやふやな言葉を並べた末、「緊急用のお電話になりますので」と一方的に電話を切られてしまった。

 質問の都度、保留にして、話してよいか上司に確認を取りに行っている様子がうかがえる。上司が怖いようだが、その上司はよほど米国が怖いのだろう。

 通話は全13分。その音声と文字起こしは次の通り。


 2月1日、外務省に電話したときのやり取りは以下の通り。

(代表窓口より、日米安全保障条約課につながれる)
女1:日米安全保障条約課です。
私:ちょっと教えて欲しいんですが、日米合同委員会ってありますよね。あれは今日開かれたんでしょうか。
女1:少々お待ちください
男:本日は開催しておりません。
私:隔週で木曜日午前11時から開かれるんですよね。今度の開催はいつなんでしょうか。
男:ちょっとまだこちらとしては未定ということで予定しております。
私:今度、場所はどちらになるんでしょうか
男:ちょっとそれはまだ決まっていないのが現状です。
私:ちなみに、先月は何日に開かれたんでしょうか。
男:先月は1月の中旬に行わさせていただきました。
私:1回ですか2回ですか。
男:1回のみです。
私:それはどちらで。
男:そうですね、それは今、私どもまだ把握ができていないところがありますので。はい。
私:担当部署はこちらの条約課でしょうか
男:えっとそうですね。
私:把握はできていないんでしょうか
男:担当官のみで調整等をしておりますので。
私:あなたが担当官ではなくて?
男:ではなく、はい。
私:担当の方はいらっしゃいますか。
私:しばらく休暇を頂いておりまして。
私:秘密で、これは明かせないということなんでしょうか。
男:ではないんですけれども、そうですね。ちょっと、担当官の方が不在にしておりますので。
私:戻りはいつになるんでしょうか。
男:長期で休暇を頂いておりますので、ちょっと把握しかねるところでございます。
私:教えないことになってると理解してよろしいでしょうか。
男:というわけではないのですがちょっと。
私:どのようにしたら知ることができますか。
男:そうですね 担当官が戻り次第という形になってしまうんですが。
私:長期なんでしょう?
男:長期になっておりますので。
私:(笑)知ってるわけでしょ 開催してるわけですから。それは秘密主義と取られても仕方がないんじゃないですか。
男:ですね。一般的には、そう捉えられても致し方ないところがあるんですけれども。
私:一般的というか、そのものじゃないですか。おたくが開いているのに知らないってことはないでしょう。
男:一応ですが、広報の方がいますので。ちょっと今、別の電話に出ておりまして
私:いや、広報じゃなくて、あなたの方がより近い部署なわけでしょう。
男:いえ、当課の方でもっと詳しい者がおりますので。
私:北米課(局)ではなく?
男:ええ、当課の者で。少々お待ちいただいてもよろしいでしょうか。すいません、お名前とか伺ってもよろしいでしょうか。
私:はい 高橋と申します。
男:一般の方で間違えお間違いないでしょうか。
私:はい。
男:少々お待ちください。
(待ち約1分30秒)
男:お待たせしております 今戻りました 少々お待ちください。
(待ち約30秒)
男:すいません、お待たせしております。ただ今、担当が別件でちょっと対応中でして、再度お電話いただくことって可能でしょうか。
私:はい。それは額面通り受け取ってよろしいんでしょうか?
男:はいそうですね。対応いたしますので、申し訳ございませんが。
私:次は何て受付で呼び出せばいいんでしょうか。
男:そうですね、最初かけていただいた通り……。少々お待ちください。
女2:お電話変わりました。外務省日米地位協定室の○○と申します。
私:ちょっとお尋ねしたいんですが、日米合同委員会は今日開かれたんでしょうか?
女2:いつ開かれたかということですか?
私:はい、今日開かれたかどうか。
女2:えーっと、日米合同委員会の直近の開催日ということでしょうか。
私:今日開かれたかどうか。
女2:えーっと、…………今日、日米合同委員会が開かれたかどうかという問い合わせですか?
私:はい。
女2:(間)少々お待ちください。
私:はい。
(待ち約1分弱)
女2:すいません。日米合同委員会の開催日についてなんですが、対外公表していないので、お答えできないことになります。
私:これは秘密なんですか、国民に?
女2: そうですね、対外公表していません。
私:先月は何日に開かれたか、それは教えられるんでしょうか。
女2:そちらも、日米合同委員会の開催日については対外公表していませんので、お答えできません。
私:実はさっき、教えてくれたんですね。先月(のを)。
女2:なるほど。どなたからでしょうか。
私:教えない。
女2:(間、笑い)分かりました。
私:じゃあ、これは国民に秘密と解釈してよろしいでしょうか。
女2:そうですね、対外公表はしておりません。
私:まあ、国民にということですよね。お役所の内部関係者のみということですよね。 一般国民にはこれを教えないということでよろしいでしょうか。
女2:こういった照会の形での対外公表はしておりません。
私:それ以外、どんなことがあるんでしょうか。
女2:防衛省のピンナップ(公開資料)など、ホームページで公開されていることがございますので、そちらを見れば判明することもあります。
私:(笑い)おたくが所管なわけですよね。おたくが一番知ってるわけですよね、内情を。それを教えないということですか?
女2:こういった照会での対外公表はしておりませんので。
私:所管であるおたくは教えないということですね。
女2:こういった照会の形ではお教えしておりません。
私:どういった照会の形なら教えるんでしょうか。
女2:(無言)……情報公開では開示したことがございます。
私:日にちは秘密っていう理解でよろしいでしょうか。
女2:こういったご照会では対外公表しておりません。
私:それは何か、情報公開で出てきたってことは、付随的にうっかり出さざるを得なかったっていうことなんじゃないでしょうか?
女2:情報公開では出しているものの、こういった口頭での照会では出していないということになります。
私:じゃあ開示請求すれば、必ず出してくれるんですね。
女2:情報公開でそのようなそのような情報が明らかになることはあります。
私:100%じゃないということですか? 出さないかもしれないと。
女2:照会方法によります。
私:照会方法って何ですか? 「日米合同委員会はいつ開いたのですか」「今後の予定も決まっていたら教えてください」っていう言い方はどうですか。
女2:それに当てはまる文書があれば特定の上、開示を判断することになります。
私:今言ったような要件で書けば、公開してくれるってことですか?
女2:その時の判断、その時にきちんと上まで判断をした上で、確認することになります。
私:秘密だとして…
女2:(かぶせて)このお電話で一般のご照会はちょっと。緊急用のお電話になりますので。以上で照会を終わらせていただきます。
私:緊急用じゃないですよ。普通の代表にかけたんですよ。代表にかけました
音声:プープープー(切られる)

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http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/270.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 裏金事件のさなか不信感高まり…自公に「連立解消論」浮上! ブチ上げたのは自民党側(日刊ゲンダイ)


裏金事件のさなか不信感高まり…自公に「連立解消論」浮上! ブチ上げたのは自民党側
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/335633
2024/02/03 日刊ゲンダイ


「戦争をしないニッポン」が崩壊の道へ…(岸田首相=左)、地に落ちた信頼の回復を…と公明党の山口代表(C)日刊ゲンダイ

 自民党から、公明党との「連立解消論」が飛び出した。

 自民党が31日に開催した国防部会などの合同会議で、国際共同開発による防衛装備品の輸出解禁に慎重な公明党への不満が噴出。出席した自民党議員から「連立を解消してでも進めるべきだ」「公明党の理解が得られなくてもやる」といった強硬論が相次いだのだ。

 現在、日本は英国、イタリアと次期戦闘機の共同開発を進めている。ところが、現行の武器輸出ルールでは、他国と共同開発する装備品は、日本から第三国に輸出できない。岸田政権は輸出解禁の是非について、2月末までに結論を出すよう与党に要請。ところが、公明党は「2月末に結論を出すことではない」(北側一雄副代表)と難色を示している。

 パーティー裏金事件で公明党が自民党に不信感を募らせる中、合同会議で飛び出した強硬論をきっかけに、両者に決定的な亀裂が生じかねない状況だ。

「合同会議は、慎重姿勢を崩さない公明党に文句を言うためにセッティングされたともっぱらだ。非公開で発言者がオープンにならないから、自民党議員は言いたい放題だった。間違いなく禍根を残すだろう」(官邸事情通)

 公明党を刺激しすぎてソッポを向かれれば、創価学会票頼みの自民党議員は次期衆院選で“討ち死に”しかねない。それでも、自民党強硬派はイキリ立っている。合同会議に出席した自民党議員は言う。

「公明党の支援がなくなれば、次の選挙が危うくなるのは百も承知だ。それでも、輸出解禁を前に進めないと、日本は世界から立ち遅れかねない。公明党に潰されるなんて許されないことだ。合同会議で複数の議員が『連立解消論』をブチ上げると、万雷の拍手が起こっていた。こっちは徹底的にやるつもりだ」

 自民党議員がブチ上げた「連立解消論」を、公明党が黙って見過ごすとは思えない。「このままでは、恫喝に屈したと受け止められかねない」(前出の官邸事情通)からだ。

裏金事件でイライラを募らせる公明党


首相は自民提言丸のみで、裏金事件ドサクサに紛れ日英伊国防相会談(左からクロセット伊国防相、木原稔防衛相、シャップス英国防相=昨2023年12月)/(C)共同通信社

 自公間で不和が生じ、選挙協力体制が決裂した過去もある。昨年5月、次の衆院選での候補者調整を巡る対立から、公明党が東京で自民党の候補を推薦しない方針を決定。その後、岸田首相と公明党の山口代表の会談で手打ちに至ったものの、しこりが残っている。

 裏金事件を巡っても、公明党はイライラを募らせている。

「山口代表が昨年末、動画投稿アプリ『TikTok』で『同じ穴のムジナと見られたくない』と、自民党の『政治とカネ』の問題を痛烈に批判しました。裏金事件への公明党の嫌悪感は相当なものです。中には、『このまま自民党と組んでいて大丈夫なのか』と考える関係者もいる。自民党と一緒に沈んでいくような状況になれば、パッと手を引く可能性があります」(永田町関係者)

 山口代表の「同じ穴のムジナ」発言を受け、立憲民主党の泉代表は「同じ穴のムジナと見られたくないならば、ちゃんと政権から離れていただきたい」と、連立政権からの離脱を呼びかけていた。

 今回のいさかいで自公が仲たがい。公明党が野党の求めに応じる日が来るかもしれない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/271.html

   

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