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2024年1月30日02時10分 〜
記事 [政治・選挙・NHK293] 自民はバラバラ、首相は孤立 未曾有の混乱の中、この政権はいつまで持つのか(日刊ゲンダイ)

※2024年1月29日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2024年1月29日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


派閥に頼って来たのに格好つけ(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 自民党がドロドロに溶け始めている。

 派閥の裏金事件で、19日に東京地検特捜部が安倍派の会計責任者と二階派の元会計責任者を政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で在宅起訴。それまでノーマークだった岸田派も元会計責任者が略式起訴され、岸田首相が唐突に岸田派の解散を宣言したことで、次々と自民党の派閥が解散に追い込まれた。

 岸田派、二階派、安倍派に続き、裏金事件で立件されなかった森山派も25日の総会で解散を決定。党の政治刷新本部が25日に取りまとめた中間報告には、派閥の解消は盛り込まれなかったが、党改革に向けた取り組みや党内議論を踏まえ、派閥の存在自体が国民理解を得られにくいと判断したという。

 これで党内6派閥のうち4派閥が解散。さらには、派閥ではない有隣会(谷垣グループ)や、菅前首相の取り巻きグループ「ガネーシャの会」まで解散する意向を打ち出した。こうなると、存続を表明している茂木派と麻生派への解散圧力は高まるばかりだ。

 茂木幹事長が率いる茂木派は退会が相次いでいる。口火を切ったのが小渕優子選対委員長で、関口昌一参院議員会長ら参院幹部3人と、「参院のドン」と呼ばれた故・青木幹雄元官房長官の長男である青木一彦参院議員が続いた。

「総理総裁を狙う茂木会長にとって派閥は命綱ですから、解散は避けたいでしょうが、経世会からのよりどころである竹下・小渕・青木の血脈を失った平成研(茂木派)は、もはや抜け殻です。形だけ維持しても結束力を保つことは難しい。足元がグラグラの茂木会長は、ますます麻生副総裁に依存し、派閥存続派の麻生さんに気を使って派閥を維持しようとするでしょうが、付いていく議員が何人いるでしょうか」(茂木派関係者)

岸田首相の派閥解散は「自爆テロ」

 茂木派は30日にも会合を開いて今後について協議する。派閥事務所を閉鎖し、「政策集団」として存続するプランが有力視されているというが、政策集団に看板をかけ替えたところで、メンバーの退会は今後も続きそうだ。トップに人望がないとこうなる。ベテランの船田元・元経企庁長官も、茂木派が存続するなら「退会する」と明言している。

 残る麻生派も、いつまでも派閥にしがみついていられなくなる。党内の大半が無派閥ということになれば、「俺らは派閥だ」と言い張ったところで「だから何?」という話だ。そもそも親分の麻生太郎の資金力と政権への影響力でもっているだけで、麻生が引退した途端に瓦解する。

「自民党内には、急に派閥解散を言い出した岸田首相を苦々しく思っている人もいる。これまで派閥に頼り、支えられてきた岸田首相が不意打ちのように派閥解散を決めたのは、自分だけが『ええかっこしい』で国民世論にアピールする狙いに見えるからです。党内では“自爆テロ”とも言われている。総裁選再選が念頭にあるのでしょうが、自分の権力を維持するために、場当たり的に派閥解散をブチ上げたものの、党内に敵を増やし、国民からも派閥解散はたいして支持されていない。今後も苦しい政権運営が続きます」(政治評論家・野上忠興氏) 

 日経新聞とテレビ東京が26〜28日に実施した1月の世論調査で、岸田内閣の支持率は前回12月調査から1ポイント増の27%と、ほぼ横ばいだった。派閥の解散については、59%が「評価する」と答えたが、支持率にはほとんどプラス効果がなかった。

地方議員から「岸田NO」の声が上がる可能性

 国民からみれば、派閥は解散しないよりは解散した方がいいだろうが、それは「政治とカネ」の問題を解決する本質ではないと気づいている。裏金問題を派閥の話にスリ替えているようにしか見えないのだ。派閥解散は、自民党内の政局的な駆け引きに過ぎない。それが見えるから、ますます政治不信が進む。

 きょう、衆参両院の予算委員会で「政治とカネ」の問題について集中審議が行われる。首相の施政方針演説より先に予算委が開かれるのは異例だが、それだけ今回の「政治とカネ」は重大な問題なのである。

 自民党派閥の裏金は何に使われたのか。誰がいくら手にしていたのか。表に出せないカネが、もし選挙買収に使われていたら、政権党の正当性を揺るがす。民主主義の根幹である選挙が裏金で歪められていた可能性があるのだ。

 立憲民主党の泉代表は「岸田首相は当事者で、自ら責任をとらなければならない。内閣総辞職ものだ」と批判。立憲の安住国対委員長も「裏金に何人関わったか聞かれて(首相が)『分からない』と言ったら質疑できない。真相を解明する責任が首相にある」と指摘。その通りだ。派閥解散でウヤムヤにされては困る。

 ケタ違いの裏金をつくっていた安倍派では、地検の捜査が終結した後になって、2018年からの5年間で萩生田前政調会長が2700万円超、山谷えり子元国家公安委員長が2400万円超、堀井学衆院議員が約2200万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことを明らかにした。もう訴追されることはないと安心して公表したのだろうが、安倍派で裏金に関わっていない議員がいるのか?

 安倍派は派閥の政治資金収支報告書の訂正を29日に予定していたが、事務処理が間に合わず31日に延期するという。まさか、集中審議での追及を避けるためではないだろうが、全容を明らかにしない点では他の派閥も同罪だ。

まずは裏金の全容を明らかにすべし

「裏金の全容が明らかにならなければ、政治改革の議論もできません。岸田首相は自民党総裁として、派閥解散よりも先に全議員の裏金の有無を調査して公にし、相応の処分を下す必要があったのではないか。派閥が裏金づくりの温床になっていたのは確かですが、安易な派閥解消は、その場しのぎでしかありません。誰がいくらもらっていたかハッキリしないまま、問題にフタをしようとしているだけです。派閥を解消して、どうやって政権運営をしていくのかも見えない。混沌としています」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 派閥を介在し、カネとポストで結びついていたのが自民党政治だ。派閥が解散すれば、馬糞の川流れ。これまでは派閥のボスが話をつければ何とかなったが、党内の意見集約も難しくなる。皆が好き勝手言って収拾がつかないカオス状態が続く。それで岸田は長丁場の通常国会を乗り切れるのか。

「カネとポストを一元化すれば、官邸1強で求心力が高まると思っているのかもしれませんが、そもそも岸田首相が国民から支持されていない。全国の津々浦々まで自民不信、岸田不信は広がっています。まずは3月17日の自民党大会で、地方議員から『岸田NO』の狼煙が上がる可能性がある。無派閥議員が大半を占める党内では、それを収める術がない。派閥解散で烏合の衆になった自民党議員はガバナンスが利きません。派閥政治に代わる統治のあり方が見えない中で、4月の補選で惨敗すれば岸田退陣説が加速するでしょう。派閥解散など小手先の策を講じたところで、国民の信を得ていない政権が続くわけがないのです」(野上忠興氏=前出)

 岸田政権がいつまでもつかではなく、自分の保身延命しか考えていない政権をこれ以上長くもたせてはいけない。岸田政権で一般庶民に何かいいことがあったか? 生活が苦しくなっただけだ。民主主義を揺るがす裏金事件もヘラヘラ笑ってやり過ごそうとする岸田が退陣することが、政治改革の第一歩だ。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/221.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 泉房穂氏&豊田真由子氏 自民党の裏金問題に「政治への不信が極まってる」「落ちるところまで落ちてはる」(東京スポーツ)
2024年1月29日 22:12

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/290500

 前明石市長の泉房穂氏と元衆議院議員の豊田真由子氏が29日、関西テレビ制作の情報番組「旬感LIVEとれたてっ!」に生出演。裏金問題のあった自民党について言及した。
 議員時代に安倍派に所属していた豊田氏は「私、安倍派っていっても、お金がない、最底辺の議員だったんで。ここの貧富の差ってすごくあるんですよ。私も話が出てきて、そんなみんなパー券売ってお金もらってたんだって知ったくらい」と釈明。「政治への不信が極まってる。民間とのかい離が大きすぎるので、(お金の)入りと出をハッキリさせて、領収書をつけるとか外部で監査するとか」と、信頼回復の方法を提案した。
 一方、岸田文雄首相がこの日の国会審議で連座制に言及したことに泉氏は、「誰のためのお金ですか。国会議員本人が逃れて、会計責任者が責任を負うってのがおかしいわけだから。当然本人が責任を負う、政治家って責任負うのが仕事ですよ。責任逃れするのが仕事じゃないと思いますけどね」と糾弾した。
 最後に泉氏は岸田首相へ「この際、リーダーシップ発揮しはったら。もう落ちるところまで落ちてはるから。あと頑張ったらと思いますけどね」とエールを送っていた。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/222.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 安倍派5人衆の政治責任は塩谷座長を“生贄”で幕引きか…森元首相の介入で茂木幹事長が腰砕け(日刊ゲンダイ)


安倍派5人衆の政治責任は塩谷座長を“生贄”で幕引きか…森元首相の介入で茂木幹事長が腰砕け
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/335392
2024/01/30 日刊ゲンダイ


塩谷立座長(左)だけ辞任で安倍派「5人衆」(右5人)がお咎めナシとはあり得ない(右は、上左から時計回りに、西村、萩生田、高木、松野、世耕の5幹部)/(C)日刊ゲンダイ

 アノ人の登場で、安倍派幹部に対する処分がグダグダになってきた。「自発的な離党や議員辞職を求める」としていたはずの自民党執行部の勢いが急速にしぼみ、“お飾り”座長の塩谷立・元文科相ひとりを“生贄”にしてシャンシャン。安倍派の大ボス・森元首相がシャシャリ出てきて、そんなシナリオが画策されているという。安倍派の実権を握ってきた「5人衆」が不問なんて、どう考えてもおかしい。揃って議員辞職しなけりゃ、世論は納得しない。

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  ◇  ◇  ◇

 安倍派幹部「5人衆」は、西村康稔・前経産相、萩生田光一・前党政調会長、高木毅・前党国対委員長、松野博一・前官房長官、世耕弘成・前党参院幹事長。安倍派は約6億円もの裏金づくりで立件されながら、幹部はいずれも責任逃れに終始している。27日も現事務総長の高木氏が地元・福井県で記者会見し、「国対委員長という重い役職を辞めたのは一つの政治責任の取り方」とヌカして、離党や議員辞職を否定した。

 党の役職辞任なんて自民党というコップの中での話であり、国民に対して政治責任を取ったことには全くならないのだが、5人衆が強気なのは、親分の森元首相が5人衆を強力に擁護し、茂木幹事長が腰砕けになっているからだ。

「自民党執行部が安倍派幹部に自発的な離党や議員辞職を求めたことに激怒した森元首相は、25日に麻生副総裁を訪ねただけでなく、茂木幹事長にも会った。どうやら今回の処分方針は茂木さんの独断で、岸田首相は処分に慎重だという。で、形勢が悪くなった茂木さんは、森さんに平謝りだったそうです」(自民党関係者)

 森元首相は26日には塩谷氏とも会談。そこで「今後のこともあるので5人衆を何とか助けてやってくれないか」と切り出したという。要するに森元首相は、「座長の君が離党なり議員辞職なりすれば5人を守れる」と言いたいわけで、塩谷氏に犠牲になれということだ。これに歩調を合わせるように、5人衆も塩谷氏にすべての責任をかぶせようと画策して蠢き出した。

 こうなると、ひとり“生贄”に差し出される形の塩谷氏もさすがに反発。28日地元・静岡県で会見し、「誰かが辞めて幕引きするような状況ではない」と、議員辞職や離党を否定した。

「5人衆」こそが議員辞職がスジ


茂木敏充幹事長(右)は森元首相(左)に平謝り…(C)日刊ゲンダイ

「塩谷さんは、森さんの反対で会長にしてもらえなかったお飾り座長。安倍派の実権を握っていたのは5人衆です。塩谷さんひとりが辞任したって世論は納得しない。安倍派内でも中堅・若手は5人衆に対して怒っていて、『5人衆が責任を取るべし』と突き上げています」(安倍派関係者)

 今月26〜28日に実施された日経新聞の世論調査では、「安倍派の幹部に離党勧告などの処分をすべき」が71%に上った。一般世論にとって安倍派幹部イコール5人衆だろう。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)が言う。

「安倍元首相の死去後、5人衆の集団指導体制だったのですから、まず責任を取るべきは5人衆でしょう。党の役職辞任では責任を取ったことにならない。離党は当然のこと、揃って議員辞職すべきです。派閥の会計責任者を人柱にして刑事責任を問われず、さらに政治責任でも人柱を立てて逃げるのか。国会の議場でヘラヘラ笑って勝利宣言なんて許せません。5人衆こそ何らかの制裁を受けなければおかしい」

 このままグダグダで幕引きなんてあり得ない。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/223.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 米山隆一氏「野次らせて頂いた」維新・藤田幹事長が激怒した「馬場さん」やじ飛ばしたこと認める(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202401290000800.html



米山さん、野次 うま〜。

私、野次馬。

藤田氏も、I'm not BABA.くらいに切り返しておけばいいものを。

その狼狽ぶりは、それは「馬場さん!」、が図星というお粗末。・・・you're BAKA.



以下、記事の抜粋。

立憲民主党の米山隆一衆院議員は29日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、この日の同委員会での日本維新の会の藤田文武幹事長の質問中にやじが飛び、藤田氏が「ええかげんにせえよ」などと激怒した問題について、自身がやじを飛ばしたことを明かした。

「話題の件、藤田議員の『一つ目は恐らく陣中見舞いとか政治活動とかで現金をばらまいているんじゃないかという疑惑』の所で、私が一言『馬場さん!』と野次らせて頂いた所、『馬場さん、やってないから。いらん事言うなよ、ほんま。ええかげんにせえよ、ほんま』仰られました」と投稿した。・・・

・・・米山氏は別の投稿で「私が直接関わった維新の党分裂騒動当時から馬場議員の多額の党経費使用を仄聞していた」などと、持論を展開。「この様な指摘もある所から、『政策活動費』という事で野次らせて頂いたもの」・・・と主張した。

一方で「とはいえ、・・・今国会では政治と金の問題について同意できるならぜひ維新の皆さんとスクラムを組んで与党に改革を迫らせて頂きたいと存じます。・・・」とも投稿した。

藤田氏は、米山氏のやじが飛んだ際「馬場さん、やってないから。いらんこと言うなよ、ほんま。ええかげんにせえよ、ほんま」と、米山氏の主張を否定し、吐き捨てるように反論を口にした。・・・


記事の抜粋はここまで。


藤田さ〜ん、「ちゃうちゃう」。ヤジったのは「本間さん」じゃなくて、「米山さん」らしい。

本間さんには、指詰めて、「詫び」入れといた方がいい。

「わし知らんがな。I'm not YONE. われ〜、いいかげんにせえよ、ふじた。」ゆわれんがな。

あんまりえげつないことゆわんといてーや、ふじた。


維新に金は鬼門という、笑えない話。

これぞ、「藪蛇」。

おかげで当たる、「馬場!」の悪事へのスポットライ。

「いいかげんにせえよ、ふじた。」・・・BY 馬場!。






http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/224.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 「闇パーティーやりたい放題」…岸田首相「就任祝う会」の巧妙さ 野党が批判、首相は「純粋な祝賀会」主張(東京新聞 TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/306033


自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件。

調べていったら、岸田首相と岸田派が、「一番悪質だった」という、怪談よりも怖〜いお話。

「闇パーティー」がトレンド入りし、これが岸田首相の命取りになる予感。

キーワードは「嘘」。「欺」。

その矛先は、いずれも国民に向けられたもの。

「民信なくんば立たず」

分かっていても、出来ない・・・日本の総理大臣。

 嗚呼。からっきしだ。




以下に記事の全文を転載する。

自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、国会は29日、衆参予算委員会を開き「政治とカネ」の問題に関する集中審議を行った。衆院予算委では、岸田文雄首相が自身の支援者らが主催した首相就任を祝う会を巡り、野党から脱法的だとの追及を受けた。首相は「法に従って行った会だ」と述べて違法性を否定したが、野党は「収支報告書に記載されていない闇パーティーではないか」と批判し、会計資料などの国会提出を求めた。(小椋由紀子)

◆岸田氏側が開催事務を行い、事後に320万円寄付を受けたと指摘

 立憲民主党の大西健介氏が質問した。2022年6月に首相の地元・広島で開かれ、約1100人が出席した「内閣総理大臣就任を祝う会」に関し、会費1万円で飲食の提供はないことを指摘。さらに、首相が代表を務める自民党広島県第1選挙区支部に主催した任意団体から約320万円が寄付されていたことや、受付・経理などの事務を同団体ではなく岸田事務所が担っていたことなどを挙げ、「実態は政治資金パーティーだ」と批判した。

 政治資金パーティーであれば、政治資金規正法に基づいてその旨の明記や、政治資金収支報告書への収支の記載が必要になる。大西氏は、任意団体による開催だとしても、収入見込みが1000万円以上になる場合には、事前の届け出が必要であることも強調した。

◆首相「不慣れと聞いて私の事務所がお手伝い」違法性否定

 首相は「祝う会は、地元政財界の皆さんが発起人となり開催いただいた純粋な祝賀会と認識している。事務局から不慣れだとの相談を受け、私の事務所がお手伝いした」と説明し、政治資金パーティーとの見方を否定した。

 大西氏は「ダミー団体をかませば政治資金収支報告書に書かなくてよいとなれば、闇パーティーをやりたい放題だ」と追及。祝う会を主催した任意団体の代表が、「岸田文雄後援会」の代表も務めていることを指摘した上で、案内状や会費収支の明細など関連資料の提出を求めた。首相はこれに対し「(予算委の)理事会等の指示に従う」と応じた。


記事の転載はここまで。


国会よりも、メディアの追及の方が厳しい。・・・はっきりと「違法パーティー」


以下、NEWSポストセブンの記事の抜粋。

【「違法パーティー」疑惑】岸田首相、国会答弁で「口座開設を事務所の人間が手伝った」などと墓穴を掘り、深まる疑惑

https://www.news-postseven.com/archives/20240130_1937976.html?DETAIL

国会で追及された岸田文雄・首相の「内閣総理大臣就任を祝う会」(以下、「祝う会」パーティーと略す)の違法パーティー疑惑。・・・首相の答弁によって疑念はさらに深まった。問題の「祝う会」パーティーは・・・会費1人1万円で約1100人が出席したと報じられた。単純計算でも約1100万円の収入があったと見られる。

 だが、この「祝う会」パーティーの収支は、首相の政治団体や自民党支部の政治資金収支報告書に一切記載がない。・・・「祝う会」なる任意団体が主催のかたちになっていることで、かかった会場費など収支が全くわからなくなっているのだ。

・・・

■破綻している「純粋な祝賀会」という説明

 首相は「祝う会」パーティーを「知事以下地元の政財界の皆さんが発起人となって開催していただいた、純粋な祝賀会」と説明した。政治資金パーティーではなかったという主張だ。

 政治資金規正法では、収入から経費を差し引いた差額を政治資金にあてることを目的としたパーティーを「政治資金パーティー」と定義しており、政治団体が主催し、事業の収支を政治資金収支報告書に報告しなければならない。

 一方、「純粋な祝賀会」とは、たとえば、友人・知人らが会費制で開く形式の叙勲祝いなどのことであり、会費で会場費や参加者の飲食代、叙勲された人への記念品代などをまかない、利益を出さずに“収支トントン”にするものだ。そうだったのであれば、政治資金パーティーではなかったという説明は成り立つ。

 だが、実態は“政治資金集め”が目的だった疑いが濃厚だ。

 前述のように「祝う会」パーティーは会費1万円で、飲食の提供はなし。参加者には首相の「色紙」と著書『岸田ビジョン』が配られただけ。ホテルの会場費を考えても、最初から利益をあげることを前提に企画されていたことは明らかだ。お土産に議員の著書を配るのは政治資金パーティーの定番となっている。

 しかも、パーティーの収益の一部が「祝う会」代表の名前で岸田首相の自民党支部に献金されたことから、岸田首相の政治資金集めを目的とした「政治資金パーティー」だったことは隠しようがない。

「純粋な祝賀会」という説明は破綻している。

■口座開設に岸田事務所が関与

 本誌の取材によると、「祝う会」パーティーは準備段階から当日の会場の受付、経理まで岸田事務所が総出で取り仕切っていた。その点について首相はこう答弁した。

「振込先の口座開設など様々な手続きについて、私の事務所の人間がお手伝いをした」

 口座開設に岸田事務所が関わったことを認めたのは重大な問題だ。

「祝う会」パーティーの案内状では、会費は広島銀行など3つの金融機関に開設された「衆議院議員 岸田文雄先生 内閣総理大臣就任を祝う会 代表 伊藤様」という名義の個人口座に振り込むことになっていた。

「伊藤様」とは、岸田文雄後援会の会長であり、岸田首相の政党支部の政治資金収支報告書で約322万円を寄附したことになっている「祝う会」の代表として名前がある、伊藤學人氏のことだ。だが、その伊藤氏は本誌の取材に、「『祝う会』の代表だったことも知らないし、寄附した覚えもない。経理には全く関与していない」という趣旨の証言をしている。

・・・岸田首相の答弁でそれに岸田事務所が関わったことがわかった。会費の収入と支出など「祝う会」パーティーの経理を岸田事務所が把握、コントロールしていた疑いがさらに濃厚になった。

■「任意団体が主催した会」だとしても政治資金規正法違反


 大西代議士が、・・・みんな闇パーティーをやり放題になる。違法でないなら脱法パーティーだ」と指摘すると、首相はこう開き直った。

「・・・法に従って行った会であると認識をしております」

 しかし、「法に従って行った会」という主張にはいくらなんでも無理がある。

 政治資金規正法では、任意団体の主催であっても、収入が1000万円を超える見込みだとわかった段階で総務省か都道府県の選挙管理委員会に「政治団体」として届出し、たとえ結果的に収入が1000万円未満であっても、その任意団体(みなし政治団体)がパーティー開催から3か月以内に政治資金収支報告書を提出しなければならないと定めている。違反すれば「5年以下の禁錮又は100万円以下の罰金」が科せられるのだ。

 岸田首相は国会答弁で”墓穴”を掘った。さらなる説明責任を果たさなければならない。



記事の抜粋はここまで。


「祝う会 代表」、その伊藤氏は・・・

「『祝う会』の代表だったことも知らないし、寄附した覚えもない。経理には全く関与していない」

と証言しているという。

「伊藤様」という名義の(名義人本人が知らない)個人口座。

誰が、どんな手を使って開設したのか。

銀行に新規口座を開設する場合は、本人確認書類と印鑑が必要だ。

従って、われわれ一般人は、名義人本人が知らない所で新規口座は開設出来ない。

どんな裏技を使ったのだろうか。「伊藤」名の印鑑はどうしたのか。

既に開設されていた「岸田文雄後援会 会長 伊藤様」名義の口座を利用できるのかもしれない。

なんと言っても、「内閣総理大臣就任を祝う会」だから、銀行としては、どんな便宜でも図るだろう。

しかし、そうだとしたら、銀行が犯罪の片棒を担いだことになる。

3つの銀行に経緯を問いただすのが真相究明には手っ取り早いかも。
答えてくれないだろうけど・・・嫌味で。

ところで、

「任意団体」で代表者または管理者を決めている場合は、「人格のない社団等」に該当する。

本件の場合、任意団体としても、伊藤が代表とされているので、「人格のない社団等」に該当する。
つまりは、法人税法では、法人とみなされることになる。

そして、「人格のない社団等」は、収益事業を営む場合に限り法人税が課税される。

任意団体であっても、収益事業を行っている場合は、そこで得た所得に対して法人税が課されることになる。

当然消費税も納める必要がある。

岸田首相が「任意団体」と言い張りたいなら、そこでは収益を上げてはけないということなのだ。

僅かの金を惜しんですべてを失う人の見本だろう。

記載を忘れていたと言えばよかったものを、下手に「嘘」をいうものだから、その後は「嘘」の上塗りを重ねなければならなくなり、結局、

一生懸命”墓穴”を掘ってたことになった。


「脱税」の罪を重ねる前に、神妙に、縛に就け。

それにしても、「ちっさ」。







http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/225.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 解体安倍派のセコ過ぎる店じまい 野党の追及かいくぐり収支報告書訂正“先延ばし”の魂胆(日刊ゲンダイ)

解体安倍派のセコ過ぎる店じまい 野党の追及かいくぐり収支報告書訂正“先延ばし”の魂胆
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/335446
2024/01/30 日刊ゲンダイ


「キックバック」を「還付金」と言い換えても裏金は裏金(安倍派総会)/(C)日刊ゲンダイ

 自民党派閥の裏金事件をめぐり、その悪質性を露呈させた安倍派だが、連中に反省の色は見えない。「東京地検特捜部に恭順の意を示すべく、派閥単位で政治資金収支報告書を訂正するとしたものの、モタモタと先延ばしにしている」(自民党中堅議員)からだ。

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 およそ80人の所属議員が裏金をつくっていた安倍派は、31日にも収支報告書の訂正を総務省に届け出て、来月1日に派閥総会を開き、解散に向けた事務手続きなどを説明する見通し。

「個別の議員による収支報告書の訂正は2日に届け出る見込み」(安倍派関係者)というからふざけている。29日の衆参両院予算委員会の集中審議、31日からの代表質問で突っ込まれるのを避けたい意図がミエミエなのだ。

 というのも、最高幹部の「5人衆」と座長の塩谷元文科相は、この週明けまでにそれぞれ会見。

「キックバック」を「還付金」、「中抜き」を「留保金」などと巧妙に言い換えながら、政治資金パーティー収入の不記載額を明示していたのだ。その額は萩生田前政調会長2728万円、世耕前参院幹事長1542万円、松野前官房長官1051万円、高木前国対委員長1019万円、塩谷234万円、そして西村前経産相の約100万円。

 グズグズしているのは、さらなる上積みがあるからなのか。まさか、立件ラインの3000万円を超過しないように付け替えているのか。

「派内には収支報告書の訂正を拒む議員もいて、〈耳をそろえて返金するから、なかったことにしてほしい〉という声も上がっている」(安倍派関係者=前出)

 ドロボーが盗品を戻したからといって、犯罪は消えない。子供だましの手口で国民を欺くのはいい加減にしろという話だ。

 裏金事件の端緒を開いた神戸学院大教授の上脇博之氏は29日、日本記者クラブで会見。収支報告書を訂正した安倍派議員について、規正法違反容疑で追加告発する意向を明かした。安倍派の面々は首を洗って待っていたほうがいい。

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/226.html

記事 [政治・選挙・NHK293] 『志賀原発で火災』主張の鳩山由紀夫元首相、あらためて火災発生に執着 北電幹部社員の回答に「誠実な応対に感動」(中日スポーツ)
https://www.chunichi.co.jp/article/845939?rct=entertainment


「・・・『今回の地震で火災が起きなかったと断言できるか?』と尋ねたところ、その幹部社員は『断言できない』と答えた。・・・」

鳩山由紀夫氏が非難される謂われは微塵も無い。

非難されるべきは、消防署に確認することも無く、こんな「コタツ記事」を書く新聞ではないか。



以下気にの抜粋。


能登半島地震に絡み、X(旧ツイッター)に「志賀原発で火災が起きた」と根拠不明情報を投稿して批判を浴びた鳩山由紀夫元首相が30日、あらためてXで火災発生を疑う持論を展開した。

 鳩山元首相は「良き友を持って幸せだ。川内博史君(注:立憲民主党の元衆院議員)が志賀原発に赴き、北陸電力の幹部社員に『今回の地震で火災が起きなかったと断言できるか?』と尋ねたところ、その幹部社員は『断言できない』と答えた」と投稿。「何もなかったと平静を装うのではなく、私はむしろその幹部社員の誠実な応対に感動した」との気持ちを表明した。

 この問題は地震発生直後の1日午後、林芳正官房長官が「変圧器の火災が発生したが、消火済み」と記者会見で説明。しかし、2日午前までに北陸電力が「確認の結果、所内消火設備の動作はあったものの、1、2号機とも火災は発生しておりません」と発表。複数のメディアも火災は誤認だったと報じていた。

 その後、2日午後9時半頃、鳩山元首相がXに「気になるのは志賀原発で、爆発音がして変圧器の配管が破損して3500ℓの油が漏れて火災が起きた」と投稿し、物議を醸した。

 長男の紀一郎氏が投稿の撤回を求める騒ぎに発展したが、鳩山元首相は4日、あらためてXに「火災がないに越したことはないが、作業員が何を火災と間違えたのか。では火もないのに消火済みとは?怪しさは消えず」と記し、撤回には応じなかった。

 以下省略。


記事の抜粋ここまで。


内容は、Xなど、ネットから拾ったものの寄せ集め。

本件は、能登半島地震の発生時に、記事にあるように、

日本政府の報道官でもある「林芳正官房長官が「変圧器の火災が発生したが、消火済み」と記者会見で説明した。・・・」

その後、政府のこの説明は訂正されていない。

すなわち、日本政府の公文書では、「変圧器の火災が発生したが、消火済み」なのだ。

「確認の結果、所内消火設備の動作はあったものの、1、2号機とも火災は発生しておりません」と訂正したのは、北陸電力。

どちらの情報を信じるか、という問題なのだろうが、この場合、政府の情報を信じるしかない。


北陸電力は火災の発生を消防署に通報した。

鳩山由紀夫氏が非難される謂われは微塵も無い。

個人的に穿った見方をすれば、北陸電が「消防当局の現場検証」を受けることに重大な不都合があったために、慌てて「火災」の発生を否定したという顛末ではないか。

総務省消防庁の火災の定義によれば、

「火災とは、人の意図に反して発生し若しくは拡大し、又は放火により発生して消火の必要がある燃焼現象があって、これを消火するために消火施設又はこれと同程度の効果のあるものの利用を必要とするもの、又は人の意図に反して発生し若しくは拡大した爆発現象をいう。」


そして、火災を発見した場合には、発見者は消防署への通報義務を負う。

本件も当然、消防署への通報がなされ、原発内の火災ということで、政府・官邸まで報告が上がったものだろう。

消防訓令に「火災調査規程」というものがある。

そこには、

「調査は、すべての火災の原因及び損害並びに関係者の行動等を明らかにすることにより、火災予防施策及び警防対策に必要な基礎資料等消防行政を推進するためのあらゆる情報の収集を図り、もって市民生活の安全を確保することを目的とする。」

と規定されている。

この訓令通りに行動すれば、「火災の原因及び損害並びに関係者の行動等を明らかにする」ために少なくとも消防署の調査が行われるはずだ。

全ての火災・・・と記されている・・・。

そのことによって「市民生活の安全を確保する」責任と義務を負っているからに他ならない。

果たして、消防署の「火災調査」は行われたのだろうか。

北陸電としては、基本的には「火災調査」を拒む理由は無いはずだが・・・。

消防署としても、通報を受けた「火災」の「火災調査」をやらない正当な理由は無いはずだ。

そして、当局が「火災調査」を止めたとすれば、「国民の安全」よりも「原子力ムラの住民の安全」を優先したことになり、到底許されるものではない。


国民には知る権利がある。

政府は国民に知らせる義務がある。

メディアは、国民の知る権利に奉仕する責任がある。

メディアは、自ら消防署に出向き、志賀原発の火災調査の結果を聴き取り、結果を国民に知らせるべきではないか。

万一、消防署が火災調査をしていなければ、その怠慢を責め、改めて調査を求めるべき事案だろう。

川内博史君を「三顧の礼」を尽くして、「主筆」として迎えたらどうだ。






http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/227.html
記事 [政治・選挙・NHK293] 問題は派閥じゃなくて脱税なのだ 新聞テレビの世論操作に乗せられるな(田中龍作ジャーナル)
問題は派閥じゃなくて脱税なのだ 新聞テレビの世論操作に乗せられるな
https://tanakaryusaku.jp/2024/01/00030206
2024年1月23日 22:35 田中龍作ジャーナル


ぶ然たる表情の麻生元首相。麻生派は解散しない。=23日、自民党本部 撮影:田中龍作=

 問題は派閥ではないのだ。国民は血の一滴まで税金を搾り取られるのに、なぜ自民党議員は3千万円までだったら脱税できるのか、ということなのだ。

 我が家は数十万円の延滞で税務署員に踏み込まれかけたことがある。「家の中を見せてもらえますか?」と言って中に入ろうとしたところを女房が体を張って押し止めた。

 入られていたらPCやカメラなど金目の物は押収されただろう。仕事ができなくなり田中家は路頭に迷っていたはずだ。

 安倍派幹部らの脱税に国民の怒りが収まらないのは当然である。

 岸田首相を本部長とする自民党の政治刷新本部は、裏金事件の再発を防止する諸施策の中間とりまとめ案について、きょう23日、全議員から意見を聞いた。


茂木幹事長、岸田首相、麻生元首相。3人の目線は別方向を向く。事態を暗示しているようだ。=23日、自民党本部 撮影:田中龍作=

 刷新本部の安倍派9人のうち8人までが裏金を受け取っていたことが特捜部の調べで明らかになっている。刷新とは名ばかり。泥棒に縄を結わせるようなものである。

 刷新本部は案の定、問題をすり替えていた。中間とりまとめ案の骨子は派閥を「政策集団」とし、▼政策集団による政治資金パーティーの禁止▼政策集団による人事介入は行わない、などである。

 岸田首相は「資金と人事を遮断する」と豪語するが。

 リクルート事件(1988〜89年)を受けた政治改革では派閥の弊害除去と称して政治資金規正法が設けられ、小選挙区制が導入された。


刷新本部の中には「ドリル優子」こと小渕優子・選対委員長の姿も。小渕事務所は政治資金規正法違反の疑惑がかけられた際、PCのハードディスクにドリルで穴を空け証拠隠滅を図った。=23日、自民党本部 撮影:田中龍作=

 結果はどうなったか。政治とカネをめぐる事件は浜の真砂のように尽きない。

 小選挙区制にしたため選挙の公認権を握る党執行部の権威は絶大となり、政治家たちは地元選挙民を重視しないようになった。

 何が政治のニーズなのか汲み上げることをしなくなったのである。政治は劣化した。

 法律を強化して派閥の弱体化を謳ったのだが、政治はもっと悪くなった。今回も似たようなことが繰り返されるだろう。

 にもかかわらず新聞テレビは全力投球で「派閥の解消(それも抜け穴だらけ)」を報道した。岸田政権報道部に騙されてはいけない。


平河クラブの記者たちは中間とりまとめの説明を受けた議員が出てくるたびに群がった。=23日、自民党本部 撮影:田中龍作=

 〜終わり〜

http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/228.html

   

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