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2023年12月21日01時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK292] 世論調査の肝はむしろこっち 自民党の裏金体質「変えられない」が約8割(日刊ゲンダイ)

※2023年12月20日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2023年12月20日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


いよいよ本丸へ(C)日刊ゲンダイ

 自民党派閥の政治資金パーティー収入を巡る裏金疑惑についに司直のメスが入った。東京地検特捜部は19日、億単位に上る収入を政治資金収支報告書に記載しなかった疑いがあるなどとして、政治資金規正法違反(不記載・虚偽記載)容疑で、最大派閥の「安倍派」(清和政策研究会)と「二階派」(志帥会)の事務所(いずれも東京・千代田区)を家宅捜索した。

 特捜部はすでに秘書や会計責任者らを任意聴取。両派とも不記載額が大きく、故意性も強いことから、実態解明には強制捜査が必要と判断した。

 収入の不記載額は時効にかからない2022年までの5年間で安倍派が約5億円、二階派は1億円超に上るとみられる。

 両派では派閥のパーティー券販売について所属議員の当選回数や役職などによってノルマが設けられ、超過分は議員側にキックバック。安倍派では、派閥と議員側のそれぞれの収支報告書に記載せず裏金化していた疑いも浮上している。

 安倍派の大半の議員側がキックバックを受けていて、判明しているだけでも大野泰正参院議員が約5000万円だったほか、派閥幹部の松野前官房長官、高木国対委員長、世耕前参院幹事長が各1000万円超などとされる。

 特捜部は、政治資金規正法違反容疑の立件を視野に入れ、派閥の不記載を中心に捜査。安倍派議員の任意聴取も始めており、議員側の不記載については悪質性などを踏まえ立件の可否を判断するとみられる。

票をカネで買うような仕組みが横行している

「令和のリクルート事件」「パー券疑獄事件」とも指摘されている今回の事件。強制捜査を受け、安倍派は「重大に受け止め、捜査に最大限協力し、真摯に対応していく」、二階派は「事案の解決に向けて努力していく」とコメント。岸田首相は党役員会で「党として国民の信頼回復のための新たな枠組みを立ち上げるなど、必要な対応を果断に講じたい」と言い、茂木幹事長も「大変遺憾だ。厳粛に受け止め、捜査の推移を見守りつつ必要な対策を取る」などとほざいていたが、何を今さら寝言を言っているのか。

 茂木は会見で、再発防止のため政治資金規正法を改正する可能性にも言及。パーティー券販売のノルマ超過分をキックバックする慣行の自粛も検討する考えを示していたが、NHKの取材に応じた自民党関係者によると、「裏金というのはどんな形にも使える自由なカネなので、それを人件費に使おうと、銀座のクラブでの飲み食いに使おうと、選挙に使おうと、自由にその財布から出せる。裏金がなければ何もできない。今回の事件を受けて政治資金規正法を厳しくしても、いたちごっこだと思う」なんて平然と言い放っていたから、小手先の法改正など、まったく期待できないだろう。

 盗人が防止策をつくり、神妙な顔をしても、派閥とパーティーを温存させる自民党の利権政治は変わらないのだ。

 政治評論家の小林吉弥氏がこう言う。

「政治は数の力であり、グループ化、つまり派閥がつくられるのはやむを得ない。しかし、政治資金の扱いについては変えられる。今の自民党は票をカネで買うような仕組みが横行し、カネのために政治家になったような人たちばかり。政治資金規正法の罰則規定を強化し、(公選法の)連座制を取り入れるなど抜本的な対策が不可欠だと思います」

政治資金パーティーは金権政治の温床であり、利権政治の元凶だ

「決して悪意を持って裏金をつくるようなことはしていない」

 キックバックに関与した自民党の派閥議員はこう言っているらしいが、すっとぼけもいい加減にしてほしい。横領や詐欺が発覚した際、「悪意はなかった」と言えば罪に問われないのか。そんなはずがないだろう。

 悪意があろうがなかろうが、違法・脱法行為に手を染めていたことに変わりはない。この期に及んでも、まだ言い訳を続けていれば許されると考えているのであれば救い難いが、もはやそんな腐った自民党の体質に国民はとっくに気付き、サジを投げている。

 各メディアの世論調査で、岸田内閣の支持率が軒並み1〜2割台と過去最低を記録。「危険水域に入った」などと報じられているが、世論調査の肝はそこじゃない。

 朝日新聞が16〜17日に実施した全国世論調査(電話)で、自民党は体質を変えられると思うか質問したところ、「変えられない」が78%にも達し、「変えられる」が17%にとどまったことだ。

「変えられない」との回答は無党派層では81%に上り、自民支持層でも59%というから驚愕ではないか。つまり、国民の大部分が、今回の事件を受けても、この先、「カネに汚い」自民党の悪しき体質が変わると思っちゃいないのだ。林官房長官は会見で、支持率低迷の理由について「政治への不信」と答えていたが全く違う。国民の不信感がかつてないほど高まっているのは「政治」ではなく、「自民党」に対してなのだ。

問題は法律ではなく自民党の反道徳性と反社会性

「派閥からの指示だった」「収支報告書に記載しなくて構わない政策活動費だと思っていた」

 よくもまあ、次から次へとロクでもない屁理屈をひねり出せるもの。

 悪事がバレて慌てふためき、論理のすり替えに必死な自民党議員はホント、見ていて見苦しい。

 政治資金規正法は分かりにくいなどと、したり顔で“解説”している議員には唖然呆然だ。

 かつて政府主催の「桜を見る会」の招待客をめぐり、反社会勢力の定義が議論されたことがあったが、反社とは「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人」のこと。まさに「威力(権力)」と「詐欺的手法(政治資金パーティーのキックバック)」を駆使して「経済的利益(裏金)」を追求する集団が自民党であり、反社そのものではないか。つまり、問題は法律ではなく、自民党の反道徳性、反社会性にあるのだ。

 それにしても、コロナ禍や物価高、資源高で国民生活が苦境に追い込まれる中、その裏では政権与党の国会議員が違法・脱法行為を繰り返し、私腹を肥やし続けていたわけで、あらためて国民は怒り心頭に発しているに違いない。

 一部報道では、販売ノルマを超えたパー券を多く売った議員ほど、出世したり、比例上位で優遇されたりしていた可能性もあったというが、これだって「振り込め詐欺」を行う反社グループ組織のシステムと変わらない。なるほど、どうりで近年、マトモとも思えない大臣や副大臣、政務官が自民党からワンサカ出てくるわけだ。

 自民党の金権政治体質を問題視し、長年、追及してきたジャーナリストの横田一氏がこう言う。

「自民党の政治資金パーティーというのは金権政治の温床。大企業や取り巻きにたくさんのパー券を買ってもらう代わりに要望を聞く。利権政治の元凶とも言えるでしょう。今の仕組みをガラリと変えない限り、自民党の悪しき体質は今後も続くと思います」

 裏金汚職まみれの腐敗政権を早く潰さないと国が壊れる。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 安倍派は裏金「不記載」どころか選挙に流用か…高まる「議員本人」公選法違反で立件の可能性(日刊ゲンダイ)


安倍派は裏金「不記載」どころか選挙に流用か…高まる「議員本人」公選法違反で立件の可能性
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/333670
2023/12/21 日刊ゲンダイ


安倍派事務所から出る捜査関係車両(C)日刊ゲンダイ

 自民党のパーティー収入の裏金疑惑を巡って、ついに東京地検特捜部が安倍派と二階派の強制捜査に踏み切った。19日午前、両事務所にそれぞれ20人ほどの係官がガサ入れ。詰めかけた報道陣には一瞥もせず、一様に厳しい表情を浮かべていた。

 両派とも、パー券収入の政治資金収支報告書への不記載を続けてきたとされ、特捜部は刑事責任を追及する。安倍派については、パー券販売ノルマ超過分のキックバックを受けた議員を聴取。不記載に至った経緯も解明を進めるもようだ。

 見逃せないのは、安倍派の問題が「不記載」だけに限らない可能性が浮上したことだ。19日の産経新聞によると、参院選を控えた一部議員には、ノルマ超過分のみならず全額がキックバックされ、選挙に流用された恐れがあるという。これまで、ノルマ超過分のキックバックについて、派閥と議員双方が「不記載」にしたことが問題視されてきたが、選挙に流用したなら話は別だ。選挙違反に問われかねない重大問題である。

「以前から、裏金づくりの目的は選挙対策じゃないかと囁かれていました。ただでさえ、国政選挙の費用は数千万円といわれている。かつては当選が危うい候補が選挙戦最終盤で地元に“実弾”をバラまくことも当たり前のように行われていた。イザという時のために裏金をプールしていた議員がいるのではないか」(政界関係者)

森喜朗政権時から始まったか

 安倍派が裏金を選挙に流用していたことを示唆する怪文書も永田町で出回っている。怪文書には、森喜朗政権時に実施された2000年の衆院選から〈裏金づくりが始まった〉などと記されている。一部週刊誌が、森元首相が派閥会長の時代から裏金づくりが始まった、などと報じていたが、やはり、安倍派は国政選挙のために裏金づくりに手を染めたのか。安倍派の裏金を巡っては、これまで「派閥の会計責任者はともかく、議員本人を政治資金規正法違反の不記載で立件するハードルは高い」という指摘が専門家から上がっていた。しかし、裏金を選挙で使っていたなら、議員本人が公職選挙法違反に問われるのではないか。元東京地検特捜部検事の郷原信郎弁護士が言う。

「国会議員は複数の政治団体の代表を務めています。政治資金規正法違反の不記載で立件する場合、どの政治団体への不記載の問題なのか特定するのが困難です。しかし、裏金を選挙に流用していたとなると話は全く別で、立件のハードルはグッと下がる。公選法は、選挙資金の出入りについて『選挙運動費用収支報告書』に記載するよう義務付けています。基本的に、報告書に記載する主体は議員事務所の出納責任者ですが、議員本人には記載するよう指示を出す責任がある。裏金を受け取りながら、収入を報告書に記載していなければ、議員本人が公選法違反の虚偽記入に問われる可能性がある。議員本人の立件も十分考えられるでしょう」

 14年には、猪瀬直樹元都知事が医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取っていた問題で、東京簡裁が公選法違反の虚偽記入の罪で罰金50万円の略式命令を出した。猪瀬元都知事は5年間の公民権停止に追い込まれ、選挙運動費用収支報告書を訂正。既に「前例」があるわけだ。司直の手が“バッジ”に及ぶ可能性が高まってきた。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/692.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 佐川宣寿氏への訴えは2審も棄却…赤木雅子さんの心境はZARDのヒット曲「負けないで」そのもの 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記 相澤冬樹(日刊ゲンダイ)

佐川宣寿氏への訴えは2審も棄却…赤木雅子さんの心境はZARDのヒット曲「負けないで」そのもの 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/333661
2023/12/20 日刊ゲンダイ


判決後、報道陣の取材に答える赤城雅子さん/(写真)相澤冬樹

 この裁判、勝てっこない。原告の赤木雅子さん(52)にとって、それは織り込み済みのことだった。相手の土俵で相撲を取っても勝てない。裁判の流れから、そのことはわかっていた。法廷で黒野功久裁判長が「本件控訴を棄却する」と言い渡した時は、さすがに心がざわついたけど、表情は変わらなかった。

 被告は、財務省の元理財局長で、最後は国税庁長官になった佐川宣寿氏。森友学園との国有地取引を巡る公文書改ざんで「方向性を決定付けた」と、財務省の調査報告書で指摘されている。しかし、この事件で改ざんを強要され死に追い込まれた近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(享年54)のことについて、妻の雅子さんに謝罪や説明をしていない。

 これについて黒野裁判長は、「改ざんを指示したと評価されてもやむを得ないものといえる」と指摘した。さらに「道義的責任に基づき、あるいは一人の人間として、誠意を尽くした説明及び謝罪をすることがあってしかるべき」とまで指弾した。まさにその通り! ところが「法的には責任がない」と結論付けた。そんな理屈、世の中で通用する? もちろん、するわけない。満杯の傍聴席から抗議の声が上がった。

「なんでやねん」

「人が亡くなってるんやぞ」

「恥を知れ!」

 普通なら制止されるところだが、裁判長はヤジがないかのように淡々と理由を読み続けた。制止するのがためらわれたのだろう。

 それより、相手の佐川氏。ついに一度も法廷に姿を見せなかった。それどころか、判決の法廷には代理人の弁護士の姿もなく、被告席はからっぽだった。

改ざんのいきさつを説明してほしかった

 雅子さんは、亡き夫を死に追い詰めた公文書改ざんについて、「方向性を決定付けた」と指摘された佐川氏に、いきさつを説明してほしかった。ただ、それだけだ。

 だから、実は先月初め、弁護士を通し佐川氏に和解を申し入れる手紙を送っていた。佐川氏が俊夫さんの墓前か自宅の祭壇の前で手を合わせ、いきさつを話してくれたら、すぐに裁判をやめる。賠償金はいらない、と。

 でも、答えはなかった。「和解に応じない」という返事すら来なかった。スルーされた。国会の証人喚問でも証言を“差し控えた”佐川氏は、今も“だんまり”を決め込んだままだ。

 佐川氏は、1審に続き控訴審でも勝った。国にかばってもらった、ように見える。でも、実は逆なんじゃないか? 雅子さんは判決後、報道各社の取材に語った。

「佐川さんは国に守られたようでいて、実はまた捨てられたんだと思います。役所を辞めても、組織のために本当のことをしゃべらないんでしょうけれど、しゃべらない限り、つらい毎日が続くはずです。話す場所を奪われ、闇に葬られて、一番気の毒なのは佐川さんなのかもしれません」

 最後に、今の心境を歌に例えた。

「『負けないで』ですね」

 ZARDの30年前のヒット曲。ボーカルの坂井泉水は歌った。

「負けないで もう少し
最後まで 走り抜けて
どんなに 離れてても
心は そばにいるわ
追いかけて 遥かな夢を」

 雅子さんも夢を追い続けるのだろう。真実がわかるその日まで。


相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者

1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/693.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 訂正「火の玉」→「火だるま」(コラム狙撃兵・長周新聞)
訂正「火の玉」→「火だるま」
https://www.chosyu-journal.jp/column/28489
2023年12月18日 コラム狙撃兵 長周新聞

 

 恐らく「火の玉」ではなく「火だるま」の間違いなのだろう。時事世論調査でついに内閣支持率は17・1%まで落ち込み、裏金パーティー券問題でのグダグダとした対応如何によっては、今後さらに急落していく気配を見せている。我が世の春を謳歌していた安倍派のみならず他派閥も含めて、自民党が開催してきた政治資金パーティーとは要するに裏金作りの一大イベントだったことが暴露され、年の瀬も迫るこの時期になって政界は大炎上である。これらの自民党の裏金作り集団が火の玉になって、いったい何がどうなるというのだろうか? というか、「進め一億火の玉だ」(大政翼賛会が掲げたスローガン)をもじっているのだろうか? などと言葉の選択に疑問も抱きつつ、岸田文雄の涙目の会見を眺めていた。

 私たちが目下見せつけられているのは、表現としては「火の玉」などではない。「火だるま」状態の安倍派なり岸田政権の姿である。さもしくせこい裏金作りの実態が白日の下に晒されて、なんだか勝手に燃え始めた――。世間一般からするとそんな印象すらある今回の政界汚職事件。20〜30年前からノルマ以上のキックバックは慣例で、ずっとやっていた等々の報道もあり、わかっていたくせになぜこのタイミングで検察や商業メディアはやんやの騒ぎを始めたのか? という疑問もあるが、兎にも角にも明らかになった以上、政治家たちの汚職や腐敗は是正されて然るべきである。裏金作りに加担した者たちは一人残らず成敗されて公民権停止まで追い込まれるべきで、しっかりと火だるまになって燃え尽きるべきだろう。

 動揺する安倍派の下っ端のなかからは、「政治資金収支報告書に記載しないよう派閥から指示されていた」「しゃべるな! と箝口令がしかれている」等々の不満も出始め、泥船からの脱出劇でも始まったのかと思わせている。派閥から恨まれるリスクを背負ってなおそのような嘘をつく必要などないだろうし、恐らく箝口令がしかれているのも事実なのだろう。谷川弥一がメモを棒読みしたのがあらわしたように、逃げ口上のコメントまで統一しており、発覚後の対応もまた派閥ぐるみなのである。「派閥から記載しないよう指示されていた」についても、1人や2人という規模ではなく清和会所属の国会議員たちの誰一人として収支報告書に記載せず、裏金としてポッケにインしていた事実からして、派閥ぐるみで示し合わせていたことは誰にでもわかる。記載すれば裏金にならないのだから、そもそも記載するわけがないのである。

 そのようにして稼いだ裏金の小遣いを彼らは何に使っていたのか? 領収もいらず、何に使ったのか明らかにする必要もないカネについて、どの事務所であれ会計責任者や秘書が勝手に使うわけなどなく、政治家本人がどのようなカネがいくらあるのか把握した上で使っていたと見なすのが自然だ。表に出るものならまだしも、裏金ならなおさらである。公表できない使い方があるからこそ裏金が必要となり、そのための捻出システムとしてパーティーをくり広げていたのだ。

 それにしても、年の暮れになって私たちは何を見せられているのだろうかという気もしないでもない。物価は上がり、食料も燃油も電気代その他もみな上がり、暮らしていくのに精一杯という状況が普遍的な昨今。早急に消費税を減税するなり、国民の暮らしを底上げするなり緊急政策を実施すべき政府が無能というか、自民党は己の懐のキックバックばかり考えているせこい連中の巣窟で、勝手に火だるまになって燃えている。支持率低迷の総理大臣といえば、何をいっているのかさっぱり不明で涙目になって能面という有り様である。さっさと解散総選挙を実施して、自民党にはドロップキックでも食らわせなければ、彼らに自浄作用など望めない。

 武蔵坊五郎

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 小泉元首相の会食報道に《キングメーカー気取り》と批判殺到! 郵便料金値上げで怒り増幅(日刊ゲンダイ)
小泉元首相の会食報道に《キングメーカー気取り》と批判殺到! 郵便料金値上げで怒り増幅
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/333707
2023/12/20 日刊ゲンダイ


小泉純一郎元首相(C)日刊ゲンダイ

 派閥の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑をめぐり、「安倍派」(清和政策研究会)と「二階派」(志帥会)の両事務所が19日、東京地検特捜部の家宅捜索を受けたことで大揺れとなっている自民党。そんな中、同党OBの小泉純一郎元首相(81)や山崎拓元副総裁(87)らが東京・銀座の日本料理店で会食したことが報じられた。

 会食後に記者団の取材に応じた山崎氏は、「次の総選挙を岸田総理のもとで戦うことは難しい」との認識で一致したと説明。小泉氏は「『50歳になるまでは(党総裁選に)立ってはならない』と(進次郎氏に)申しつけてある」などと語った、という。

 報道を受け、ネット上では《その通り。小泉さんが岸田さんに引導を渡して》といった声があった一方で、《小泉氏はいつまでキングメーカー気取りなのか》《メディアが小泉元首相を取り上げる意味は何?》との投稿も。

 小泉氏と言えば、思い出されるのは「自民党をぶっ壊す」と叫んで突き進んだ「郵政民営化」だろう。小泉氏の過去の国会答弁を聞き、民営化すれば郵便料金は割安に、サービスは向上する、などと受け取った国民も少なくなかったはずだ。

 例えば、2005年6月の「衆院郵政民営化に関する特別委員会」で、野党議員は郵政民営化についてこう質問。

「民営化されると、はがき、切手、まずこの2つは安くなるんですか、高くなるんですか」

「50円の切手が40円になるのか、60円になるのか、45円になるのか、きっとテレビを見ている皆さんはそれを一番聞きたいと思いますよ。大体で結構です。高くなると思いますか、安くなると思いますか。はっきり答えてください」

 すると当時、首相だった小泉氏は「値段が幾らになるかということは、はっきり予測はできません」と言いつつ、こう続けた。

「小包等にしても、民間参入すると必ず安くなっていますね。民間参入するまで割引制度はなかったけれども、最近は、郵政省は大口割引制度をとってきた。民間の経営者に任せれば、今まで値上げされたよりも値下げされた分がはるかに大きいと私は思います。郵便料金にしてもあるいは小包の料金にしても、(略)なかなか値上げは難しいんじゃないか」

国民の多くが郵政民営化による“バラ色の未来”を期待したが…

 さらに小泉氏は、郵政民営化によってサービスが低下するのではないかとの懸念についても、別の日の特別委でこう答えていた。

「決して民営化しても郵便局はなくならないということを、今後の民営化の過程ではっきり国民に分かるような対応をしていかなきゃならないと思っております」

 この時、国民の多くが郵政民営化による“バラ色の未来”を期待したのだが、その後、どうなったのかと言えば、21年10月から普通郵便の土曜配達が休止され、普通扱いの郵便物・ゆうメールの届け日数が段階的に繰り下げ。

 さらに総務省は12月18日、2024年秋ごろに、第1種定形郵便物の「封書」について、25グラム以下の84円、50グラム以下の94円をそれぞれ110円に値上げすることや、第2種郵便物の「通常葉書」を現状の63円から85円に引き上げる方針を公表した。

《小泉さんに聞きたい。民営化したら料金は上がり、サービスも低下しました。郵政民営化は失敗では》

《郵政民営化の一点突破の小泉さん、何がしたいか分からない岸田さん。どっちもどっち》

 SNS上で小泉氏に対する“恨み節”の声があるのも無理はないかも。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 盛り下がる大阪万博、海外メディアからネタにされる! 英紙「ハラハラする楽しさ」と皮肉たっぷり(日刊ゲンダイ)

盛り下がる大阪万博、海外メディアからネタにされる! 英紙「ハラハラする楽しさ」と皮肉たっぷり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/333725
2023/12/21 日刊ゲンダイ


英語発進はスルー… 何を持って“チャンス”か(大阪の吉村洋文府知事)/(C)日刊ゲンダイ

 2025年大阪・関西万博のボランティアについて、日本国際博覧会協会(万博協会)と大阪府・市は20日、募集を来年1月中旬に始めると発表した。大阪の吉村府知事は会見で「世界各国の人と直接触れ合って、サポートしたい人に参加して欲しい」と呼びかけたが、万博は国内だけでなく海外の反応もイマイチなのが実態だ。

 万博協会は日本語の公式X(旧ツイッター)アカウントのほか、英語版(Expo 2025 Osaka Kansai)も運用している。日本語版のフォロワーが6.9万人いる一方、英語版はわずか8453人。英語で〈フォローしてね〉と呼びかけているのが物悲しい。

 ただ、決して協会が英語での投稿をサボっているわけではない。むしろ、ほぼ毎日、熱心に万博関連の話題を提供しようと奮闘している。

 その努力は涙ぐましい。海外で人気の高いポケモンのキャラクターを使い、〈スペシャルサポーターのポケモンも大阪・関西万博が開幕まで500日を切ってワックワクだぜ!〉と繰り返し英語で投稿。しかし、どれもこれも再生数は1万回に達していない。投稿に対するコメントも軒並み1ケタで、関心を集めている様子は皆無。もちろん、ポケモンに罪はまったくない。

「日本のノスタルジックな情熱は…」


その努力は涙ぐましいが(「Expo2025 大阪・関西万博」のXから)

 海外が注目しているのは、大阪万博の展示や意義よりも成否だ。英紙フィナンシャル・タイムズは、〈今の時代、万博の意味とは何か?〉と題した記事(11月16日)で〈日本開催に向けた準備の混沌ぶりは、万博が世界秩序の過去の遺物であることを示唆している〉と指摘し、こう書いている。

〈ヨーロッパのある国は、日本最大手の建設業者から『お望み通りのパビリオンは確実に建てられるが、完成は万博閉幕後から1カ月後になる』と言われたという〉

 主催国の無責任ぶりを表す残念なエピソードを紹介しつつ、皮肉交じりにこうつづっている。

〈この種のイベントにかける日本のノスタルジックな情熱は、過小評価されるべきではないし、見ていてハラハラする楽しさがある〉

 もはやネタにされている感があるが、吉村知事は万博について「日本の最大のチャンスだ」と訴えてめげない。ただでさえ、国民の約8割が「チケットを購入しない」と表明している状況だ。

 いい加減、税金やポケモンのムダ遣いはやめて欲しい。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK292] “いつだってキーマン”の麻生太郎氏…岸田首相と異例の3日連続会談、それでも見限るか(日刊ゲンダイ)

“いつだってキーマン”の麻生太郎氏…岸田首相と異例の3日連続会談、それでも見限るか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/333724
2023/12/21 日刊ゲンダイ


頼れるのは麻生太郎副総裁(中央)しかいない?(C)日刊ゲンダイ

 とうとう内閣支持率が1割台にまで落ち込み、レームダック化しはじめた岸田内閣。もはや頼れるのは麻生太郎氏しかいないのか。追い込まれた岸田首相は、3日間連続で麻生副総裁と会談しているのだ。

 20日は正午過ぎに官邸で約30分間、19日には自民党本部で茂木幹事長も交えて約25分間、さらに18日にも官邸で約40分間、麻生氏と会っている。分刻みのスケジュールの総理大臣が、3日間連続で特定の人物と会うのはよほどのことだ。

 安倍派の閣僚を更迭した時も、岸田首相は真っ先に麻生氏を公邸に呼び、人事の相談をしたという。9日夜に行われた会談は2時間にも及んだ。

もはや頼りは一人だけ

<首相苦境 麻生氏頼み>とのタイトルを掲げた朝日新聞の記事(15日付)によると、首相周辺は「結局、首相が最後に頼るのは麻生さん」と言い切っているという。

「政権の発足時から、<岸田-麻生-茂木>の3頭体制でやってきたのが岸田政権です。3人とも派閥領袖です。3つの派閥がタッグを組むことで政権を安定させてきた。ただ、岸田首相は、“ポスト岸田”を狙う茂木さんのことを内心警戒している。やはり相談相手は麻生さんなのでしょう。しかも、全閣僚を更迭された安倍派(99人)が、岸田首相に反発を強めているだけに、さらに麻生依存が強まっている可能性はあります」(政界関係者)

その麻生氏からハシゴを外されたら…


3頭体制でも、岸田首相(左)は茂木敏充幹事長を内心警戒(麻生太郎副総裁と話し込む同幹事長=右)/(C)日刊ゲンダイ

 しかし、麻生氏の存在が大きくなればなるほど、麻生氏からハシゴを外されたら、岸田政権は即死しかねない。

 一部スポーツ紙には、すでに麻生氏は岸田首相に見切りをつけ“ポスト岸田”に義弟の鈴木財務相を就けようとしていると報じられている。麻生氏がハシゴを外す可能性はあるのか。

「岸田-麻生-茂木の思惑は三者三様です。麻生さんにとって最悪なのは、ズルズルと岸田政権がつづき、任期満了による、来年秋の総裁選に突入することでしょう。一般党員も投票できる本格的な総裁選だと、人気投票になり、非主流派に担がれた石破政権が誕生しかねない。麻生さんは非主流派に追いやられてしまう。

 だったら、本格的な総裁選にならないように、総裁任期の途中で岸田首相を降ろし、国会議員だけの投票で決まる臨時の総裁選に持ち込んだ方が得策と考えても不思議はありません。国会議員だけの投票なら、岸田派-麻生派-茂木派のタッグが主導権を握れます」(自民党事情通)

 岸田政権の足元はどんどん弱まっている。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 「政治改革政権を作るんだ」 立憲・泉氏が野党各党に連立呼びかけ(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASRDP5FZZRDPUTFK017.html?iref=pc_politics_top




「いまいう?」、「おまいう!」と言うのはやめておこう。

「君子豹変す、(小人は面を革む)」で良いではないか。


「野党各党に呼びかけていきたい。」と今言う泉代表。

二言は無い?・・・ね。

政権交代の千載一遇のチャンス、ものにしてほしいね。



発言録につき、以下に記事の全文を転載する。


立憲民主党・泉健太代表(発言録)

 立憲民主党は野党第1党だが、単独では議席が少なすぎる。自民党政権を倒す。倒すだけでなく、自分たちが必ずこの政策をやるというミッションを明確にした政権を作ろうではないか。私は野党各党にこれからも伝えていきたい。

 外交やエネルギー政策、経済政策、全てをやると時間もかかる。政策のすり合わせも大変だ。継続するものは継続して、まずはやるべきことを必ずやる。こういう政権を作るべきだ。

 独立独歩で行きますと言ってたら自民党に選挙で勝てないという状況が続くだけだ。自民党政権の延命を許さない。裏金政権の延命を許さない。派閥政治の延命を許さない。政治改革政権を作るんだいうことで野党各党に呼びかけていきたい。(記者会見で)


記事の転載はここまで。


それだよ、それ。

「連立政権構想」。そして「一つの旗」。

ただ〜、泉氏では心もとない。

首班指名で「泉健太」と書いてもらうには、老いたとはいえ、いや、老いたればこそ、小沢一郎氏の力が必要だろう。

野党の束ね役として、力を発揮してもらえるのではないか。

比例代表は「オリーブの木」か?

泉健太にその度量が有れば、過去の不義理を素直に詫びて、「三顧の礼」を尽くすべき時だ。

「連合」の女狐に振り回される醜態は、金輪際見せてはならない。


「野党各党に呼びかけていきたい。」

この言葉通り行動することができれば、首班指名で「泉健太」と書いてもらえるかもしれない。

今一つ心もとない気はするが、仕方がない。


「がんばれ! 野党共闘!」 「君子豹変す」。


ところで、立憲以外の野党って、共産党と、れいわ新選組と、社民党、だっけ。

後は、第2自民党と、気分は既に与党、はどうするのか。

難しい!・・・ね。

やはり、束ねられるのは、小沢氏くらいか・・・。





http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/698.html
記事 [政治・選挙・NHK292] 辺野古代執行「沖縄県民の民意に背く判決」 各地で抗議集会(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20231220/k00/00m/040/336000c


「辺野古ノー」の民意は司法に届かなかった――。

「うちなんちゅ」分断の歴史に1ページが加えられる。


「公益」とは何ぞや。

民意よりも重たい「公益」など、民主主義の社会にあるのか。

「・・・そもそも国政は国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。・・・」

と、その前文で宣言した日本国憲法が言う「国民」とは、ただ「やまとんちゅ」のことでしかないのか、或いは単なる「お飾り」だったということか。


以下、記事の抜粋。

「辺野古ノー」の民意は司法に届かなかった――。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設計画を巡る訴訟で、埋め立て予定海域にある軟弱地盤の改良工事を承認するよう玉城デニー知事に命じた20日の福岡高裁那覇支部判決。知事が判決に従わなくても国は承認を「代執行」して地盤改良などの工事に着手する。県民を分断したまま、工事は新たな段階へと進むことになる。

 法廷は傍聴席48席が満席となり、三浦隆志裁判長が主文を言い渡すと、傍聴席から「不当判決だよ」と声が上がった。被告席の県側代理人の弁護士や県幹部らは硬い表情を変えず、判決理由に耳を傾けた。

 玉城知事は10月30日にあった第1回口頭弁論の意見陳述で、沖縄の民意について重ねて強調。・・・「辺野古新基地建設に反対している沖縄県民の民意は明確だ。民意こそが公益とされなければならない」と訴えていた。

 判決は「ここでいう『公益』とは法定受託事務にかかる法令違反を放置することによって害されるものだ」と法律論で県の主張を退けた。一方で、・・・戦後の米国統治下では「銃剣とブルドーザー」と呼ばれる強引な手法で米軍基地が建設された経緯に触れ、「沖縄県民の心情は十分理解できる」と付言した。

 判決後、玉城知事は「多くの沖縄県民の民意という真の公益をくんだ判決がなされるべきではなかったか」とコメントし、判決に疑問を投げかけた。

 大葉性肺炎で20日から療養することになった玉城知事に代わって記者団の取材に応じた池田竹州(たけくに)副知事は「付言という形で沖縄の民意や県の立場に一部理解を示しているが、そこはしっかりと判決の中に組み込んでほしかった」と不満をにじませた。


 判決をいち早く知ろうと、福岡高裁那覇支部前には多くの市民らが集まった。廷内で判決言い渡しを聞き、裁判所前で「不当判決」の紙を掲げた那覇市の北上田毅さん(78)は「予想はしていたが、目の前で聞いたときはぼうぜんとした」と憤りをあらわにした。

 米軍普天間飛行場に隣接する沖縄国際大に通う新城(しんじょう)弘大(ひろと)さん(20)は、・・・判決の報告を聞き、「こんなあからさまに県民の意見を無視することがまかり通るのかと驚いた。今後は課題と関係なく自ら関心を持って学んでいきたい」と話した。

 普天間飛行場の県内移設などに反対する政党や団体でつくる「オール沖縄会議」は同日夜、県庁前で集会を開き、国会議員や県議、市民ら約300人が参加。「司法による地方自治と民主主義の破壊であり、民意に背く判決は断じて許されない」とするアピール文を採択して玉城知事を支持する姿勢を鮮明にした。

 工事用の土砂や資材を運ぶトラックの出入り口となっている米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、辺野古沿岸部の埋め立て工事に反対する市民ら約20人が座り込み、雨が降りしきる中で「埋め立てをやめろ」「代執行を許さない」などと抗議の声を上げた。

 毎週ゲート前を訪れているという、同県うるま市の小橋川共行さん(81)は「判決に関わらず、埋め立てに反対する私たちの姿勢は変わらない。間違っているのは日米同盟を優先する政府だ」と話した。・・・

 ・・・【喜屋武真之介、比嘉洋】


記事の抜粋はここまで。

判決で言う。

「ここでいう『公益』とは法定受託事務にかかる法令違反を放置することによって害されるものだ」

簡単に言うと、ここでいう『公益』とは「役人の利益、都合」と言ってるんだね。


最近の司法は、「正義」という言葉と意味を忘れてしまったのか。

今回の判決は、「・・・法律論で県の主張を退けた。」と新聞に書かれ、ある時は、「手続き論で門前払い」と書かれる。

そんな司法でも、司法の頂点に鎮座する最高裁判所内には,ギリシャ神話の法の女神テミスに由来すると言われる「正義」の彫像が立っているらしい。

その女神は人々に「希望」を感じさせ、そして「裏切らない」。

正義の女神 テミス

彼女が手に持つ天秤は正邪を測る「正義」を、剣は「力」を象徴し、「剣なき秤は無力、秤なき剣は暴力」に過ぎず、正義と力が法の両輪であることを表している。目隠しは彼女が前に立つ者の顔を見ないことを示し、法は貧富や権力の有無に関わらず、万人に等しく適用されるという「法の下の平等」の法理念を表す。

「剣なき秤は無力、秤なき剣は暴力」

今の日本の司法は、強き者には「剣なき秤」、弱き者には「秤なき剣」の如し。

「法は貧富や権力の有無に関わらず、万人に等しく適用されるという「法の下の平等」の法理念」を何時頃何処に置き忘れてしまったのか。

また書くことになった。

「正義の女神テミス」の前で胸を張れる裁判官が、日本には何人いるのだろうか。


それでも、81歳の「うちなんちゅ」は健在だ。

「判決に関わらず、埋め立てに反対する私たちの姿勢は変わらない。間違っているのは日米同盟を優先する政府だ」

闘う姿勢を崩す様子は微塵も無い。

何をやってるんじゃ、「やまとんちゅ」は。






http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/699.html
記事 [政治・選挙・NHK292] 松野前官房長官「差し控える」はもう通用しない…特捜部から任意聴取要請、「政治とカネ」追及した過去(日刊ゲンダイ)
松野前官房長官「差し控える」はもう通用しない…特捜部から任意聴取要請、「政治とカネ」追及した過去
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/333767
2023/12/21 日刊ゲンダイ


「お答えを差し控える」の繰り返し…(松野前官房長官)/(C)日刊ゲンダイ

 いよいよ本丸に突入だ。

 自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部が、松野博一前官房長官(61)ら最大派閥「安倍派」(清和政策研究会)の幹部に対して任意聴取を要請した、とNHKが21日昼のニュースで報じた。

 松野氏は2019年9月から約2年、安倍派の運営を取りしきる事務総長に就いていたことから、特捜部は派閥パーティーの収入の扱いやキックバック、裏金化の認識や指示について話を聴くとみられる。

「お答えを差し控える」。臨時国会で野党議員から今回の問題を幾度となく問われても、こう繰り返すばかりで何も答えなかった松野氏。特捜部に対して「差し控える」とは言えないだろう。

野党時代の松野氏は「政治とカネ」問題で大臣を厳しく追及

 松野氏は自身が野党時代に「政治とカネ」問題で大臣を追及していた時代を思い出してほしい。2010年3月5日の衆院文部科学委員会。松野氏は当時、民主党政権で文科大臣を務めていた川端達夫氏(78)の事務所費問題を取り上げ、こう声を荒げていた。

「ここで取り上げるのも大変恐縮でございますけれども、最高責任者としての川端大臣の事務所費問題というのが本会議でも取り上げられましたし、また各種マスコミでも書かれているわけであります。衆議院本会議におきまして、大臣は(略)精査をしたけれども何ら問題はないというふうにお答えをされ、今後とも適切に説明責任を果たしていきたいと答弁をされています」

「これは適切で問題がないということであれば、会計帳簿や領収書等の書類を委員会にぜひ提出していただきたいというふうに思います。委員会で審議をして、川端大臣のお話のとおり、法律上も政治倫理上も社会的道義上も全く問題がないということになれば、今後この問題に時間をとられることなく、大臣にとってもいいことだと思いますけれども、いかがでしょうか」

 川端氏が「私は適切に処理しており、その時々に応じた報告をしているということでございます」と答えると、松野氏はさらにこう畳みかけた。

「委員長、ぜひ、川端大臣の政治団体の資金管理責任者の方を当委員会にお呼びをして質疑をする機会を設けていただきたいと思いますが」

 松野氏は当時を振り返り、「安倍派」の会計帳簿や領収書等の書類を特捜部に提出し、資金管理責任者としての説明責任を果たしてほしい。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/700.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 自民党安倍派のパー券裏金疑惑は反社の“みかじめ料”と同じではないか ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)

自民党安倍派のパー券裏金疑惑は反社の“みかじめ料”と同じではないか ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/333691
2023/12/21 日刊ゲンダイ


谷川弥一衆院議員(C)日刊ゲンダイ

 完全にタガが外れた。底が抜けたと言ってもいい。

 自民党安倍派のパーティー券裏金の実態は、記載漏れなどでは収まらぬ長年続いた組織的犯罪だった。言い逃れようとする者、居直る者、実態を証言し自分の罪を軽くしようとする者。まあ、自民党なんてこんなものだろうと思ってはいたが、検察が本気を出さなきゃ、ここまで明るみには出なかった。

 企業献金をパーティー券という隠れみのでかき集め派閥に集中してキックバック、もらった個人は何に使っても領収書なしでいい。これが裏金のシステムだ。

 しかも売る方がエラそうで、黙って2万円のパー券を10枚束で差し出せば、大企業は何枚も買い(お得意さまは経団連)、地方企業は10枚ずつ、これまた何も言わず買うのが習慣になっていた。大企業はもちろんメリットがある。法人税引き下げ、消費税の還付、その他の利益誘導(原発推進、保険証廃止など)、地方企業は、逆に買わない時のデメリットが怖い。それ以後相手にしてもらえなくなるからだ。これはもう「みかじめ料」。反社の「アウトレイジ」の世界だ。

 我々演劇関係者もチケットを売る。弱小劇団にはノルマ制もあったし、ノルマ以上売れば役者の取り分にして売らせているところもあった。

 昔「こち亀」のミュージカルをやった時、毎日最前列だけ客がいなくて、めちゃくちゃやりにくかったことがあった。原因は新しいプロデューサーが銀行などに無理やり売りつけたせいだった。

 私は激怒した。いくら金が入っても客がいなきゃ全く意味がない。かと言って席を超過して二重に売ることはできない。万が一、お客がかち合ったら大問題だからだ。

 本来ノルマとはそういうものだろう。必要な人数を各人で割って算出する。

 しかしパー券は違う。むしろ買うだけ買って、来てもらわないほうがよかったりする。しかもその裏金を何に使ったか書かなくていい。庶民は1円単位で収支を報告し納税しているのに、Sサイズのコーヒー代でLのボタン押して逮捕されたりしているのにだ。

「キックバックはこの世界の文化」発言のトンデモ

 鈴木前総務大臣は「キックバックはこの世界の文化」と発言したが、古今東西キックバックの描かれた文学や映画など聞いたことがない。「文化」=「習慣」ぐらいにしか思ってないんだな。

 長崎の谷川議員(写真)の「頭が悪い」発言しかり、今回は今まで知らなかった下劣な政治家の姿が随所に垣間見えた。何年何期やっても、政治家としての資質に欠ける議員は自民党にはまだまだたくさんいるのだろう。

 安倍派だけではない。自民党そのものが反社会集団だ。徹底的に膿(うみ)を出してもらいたい。きっと実体がなくなるだろう。全部膿だから。


ラサール石井 タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/701.html

   

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