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2023年11月15日04時15分 〜
記事 [政治・選挙・NHK292] 上川外相なんてただのポチ ポスト岸田 飛び交う面々のアホらしさ(日刊ゲンダイ)

※2023年11月14日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2023年11月14日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


新任の赤沢亮正財務副大臣(左)と認証式を終えて(岸田首相)/(C)共同通信社

 坂を転がり落ち始めたら止まらない。辞任ドミノはこれで打ち止めになるのかどうか。岸田政権の政務三役が13日、また更迭された。税理士資格を持ちながら2013年から22年にかけて固定資産税を滞納し、4回にわたって差し押さえを食らった問題で火ダルマになっていた神田憲次財務副大臣だ。国民に納税を求める立場にありながら、納税逃れの確信犯だったことが明るみに出たのに、岸田首相の判断はまたも遅きに失した。政権はいよいよガタガタだ。

 神田更迭を受けて昨晩、官邸で取材に応じた岸田は「人事は適材適所で行われなければならない。政治は結果責任であり、国民におわびを申し上げなければならない」「任命責任は重く受け止めている。政府一丸となって緊張感をもって職責を果たし、国民の信頼回復につなげていくことに尽きる」などと陳謝した。

 形だけの謝罪はもう聞き飽きた。岸田が政権浮揚を狙った9月の内閣改造以降、2カ月の間に3人が不祥事で辞任した。ラブホ買春疑惑で山田太郎参院議員が文科政務官を辞めた時は、「任命責任を重く受け止めている。私自身先頭に立ち、緊張感をもって先送りできない課題に全力で取り組み、国民の信頼回復に努める」。公選法違反が浮上し、法務副大臣だった柿沢未途衆院議員が国会からトンズラした時は「任命権者としての責任を重く受け止めている。国民の信頼を回復できるよう内閣として与えられた課題に全力で取り組んでいく」。岸田が抱えている最大の課題は、政権にしがみついていることだ。国民の信頼回復はかなわない。来年の自民党総裁選で無風再選し、一日でも長く政権を維持する。そうした下心丸出しの派閥順送り人事で自分の首を絞めているのだから、世話がない。

菅政権末期と横並び

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

「モラルや道徳を問われる文科政務官は不倫パパ活疑惑、法令を誰よりも順守しなければならない法務副大臣は選挙買収を疑われ、税の専門家でもある財務副大臣は納税逃れの常習犯。職務に関わるところで問題を抱えている人物をこれほど多く任命したのも、辞任ドミノを招いたのも前代未聞でしょう。よりによって、なぜそのポストに就けたのか。平然と引き受けた側もどうかしていますし、国会議員の資質があるのかも疑わしい。せめて不祥事発覚直後にスパッと切ればいいものを、世論の出方を見るまで判断ができないあたりが岸田首相の程度をよく表している。今の岸田政権は、橋本政権末期と麻生政権末期をドッキングしたような状態です。橋本元首相は恒久減税で右往左往し、参院選で惨敗して退陣した。麻生元首相は解散時期を逃し、みるみる求心力を失って政権交代を招いた。岸田首相も『増税メガネ』を打ち消そうと掲げた所得税などの減税でさらに疎まれ、年内解散を封じ込められた。この先、浮上の目があるとは思えません」

 内閣支持率はつるべ落とし。大手メディアの世論調査では軒並み下落し、政権運営の危険水域である2割台沈没が大半だ。NHKの調査(10〜12日実施)でも、支持率は先月より7ポイント減の29%に下落。政権発足後初めて30%を割り込み、不支持率は8ポイント増の52%だった。いずれも死に体化していた菅前政権の末期と横並びだ。菅前首相はそれから1カ月足らずで退陣を表明。同じ光景を再び見ることになるのか。武田元総務相は先週収録のCS番組で「ビジョンと旗をきちっとあげないと、支持率は上がらない予感はしますね」と岸田に注文をつけ、「政権が弱く、支持率が下がった時は新たな候補者にアドバンテージが出やすいことがある」とチクリとやっていた。武田は岸田から自民党ナンバー2の座を追われた二階元幹事長の側近で、菅とも近い。

レームダックが強がれる人材払底

 焦って人気取りに走るほど国民に嫌われる悪循環に陥り、党内から半ば嘲笑される岸田は、どう見てもレームダックだ。にもかかわらず、なぜ辞めないのかといえば、「ポスト岸田」にろくでもない連中しかいないからだそうだ。岸田自身、「他に誰かいるのか」とうそぶいているというからゾッとする。

 実際、飛び交っている名前を見ると、どれもこれも決め手に欠ける。石破茂元幹事長は相変わらず世論人気は高いし、本人も総裁選について「準備しておくのは、国会議員たるもの当たり前」と言っているが、党内基盤が弱い。反主流派の二階-菅との接近が注目されているが、岸田おろしの起爆剤になるかは不透明だ。

「ポスト岸田に意欲満々の河野太郎デジタル相は人望がなく、所属する麻生派をまとめることすら難しいし、なにより麻生さんが首をタテに振らないでしょう。マイナンバー問題をめぐる対応で世論の反感を買ったダメージもネック。河野大臣と連携する小泉進次郎元環境相は若く、弁も立つし、行動力もある。待望論はあるものの、大臣時代のポエム発言で期待値を下げた」(自民関係者)

 岸田が常に顔色をうかがう最大派閥の安倍派では、OBの森喜朗元首相が推す「5人衆」が牽制し合っている。

 筆頭格の萩生田光一政調会長は、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)とズブズブ。横死した安倍元首相の例を引くまでもなく、反日カルト集団と握る男なんて絶対にダメだ。ライバルの西村康稔経産相は総裁選出馬経験アリで、変わらず野心をみなぎらせているが、秘書が次々に辞めるパワハラ体質は安倍が懸念するほどで、これまた人望なし。

「茂木敏充幹事長は方々で〈令和の明智光秀にはならない〉と口にし、岸田総理が再選を目指す限りは支えると触れ回っていますが、総裁選の顔ぶれ次第。有力候補が立てば、慌てて手を挙げるんじゃないか」(自民中堅議員)

目新しさで一点突破

 岸田嫌いに比例して自民党の政党支持率も低迷する中、急浮上しているのが「女性初宰相」というカード。本命視されているのが、岸田派ナンバー2の林芳正前外相からポストを引き継いだ上川陽子外相だ。

 政治評論家の野上忠興氏はこう言った。

「女性首相が誕生すれば世論は盛り上がるでしょうし、自民党への逆風が追い風に変わる可能性大。その間に解散・総選挙を打てば勝てるとの計算です。上川外相を推す声が広がっているのは、前回の総裁選に初出馬した野田聖子元少子化担当相や高市早苗経済安保担当相、表舞台に復帰した小渕優子選対委員長らよりも目新しさがあるから。一方で大臣経験豊富で実務能力が高く、法相時代にオウム真理教の死刑囚の執行を決めた度胸を買われてのこと。もっとも、岸田首相が簡単に引き下がるとは思えません。首相秘書官に抜擢した長男が醜聞続きで炎上する中、かばい通そうとしたあたりから保身が露骨になった印象です」

 上川は岸田よりマトモかもしれないが、4歳年上。今年古希を迎えた。第1次安倍政権、福田政権、第2次安倍政権、菅政権、そして岸田政権と入閣し通しなのは、オッサン社会での立ち回りのうまさと表裏一体。ついでに言えば、米国のポチでもある。米ハーバード大ケネディスクールで政治行政学修士号を取得し、米上院議員の政策スタッフを務めた米国通の国際派との評価もあるが、深刻化するパレスチナ情勢をめぐる動きは米国隷従そのものだ。

「女性を前面に押し出せば危機を乗り越えられるなんていう発想は、女性蔑視の最たるもの。女性起用を人気取りの道具としか考えない自民らしい失礼千万ですよ」(五十嵐仁氏=前出)

「ポスト岸田」で飛び交う面々のアホらしさ。そうして迷走首相が粘り腰で居座るのは、国民にとって絶望しか生まない。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/388.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 北斎の「富嶽三十六景」全46作品、22年ぶりに国際的なオークションに出品へ…4億5000万円以上で落札か/読売新聞
北斎の「富嶽三十六景」全46作品、22年ぶりに国際的なオークションに出品へ…4億5000万円以上で落札か/読売新聞
読売新聞 によるストーリー
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%8C%97%E6%96%8E%E3%81%AE-%E5%AF%8C%E5%B6%BD%E4%B8%89%E5%8D%81%E5%85%AD%E6%99%AF-%E5%85%A8%EF%BC%94%EF%BC%96%E4%BD%9C%E5%93%81-%EF%BC%92%EF%BC%92%E5%B9%B4%E3%81%B6%E3%82%8A%E3%81%AB%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%9A%84%E3%81%AA%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AB%E5%87%BA%E5%93%81%E3%81%B8-%EF%BC%94%E5%84%84%EF%BC%95%EF%BC%90%EF%BC%90%EF%BC%90%E4%B8%87%E5%86%86%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%A7%E8%90%BD%E6%9C%AD%E3%81%8B/ar-AA1jSnOR?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=bd0408a32a274b75aa29dc5f532bf953&ei=6

江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎(1760〜1849)の代表作として知られる錦絵「富(ふ)嶽(がく)三十六景」全46作品が、来年3月、世界的な競売会社・クリスティーズによるオークションに一括で出品されることになった。アメリカ西海岸のコレクターが所有しているもので、国際的なオークションに一括で出品されるのは22年ぶりだという。同社は今回の落札予想価格を300万ドル〜500万ドル(4億5000万円〜7億5000万円、手数料は含まず)とみている。(デジタル編集部 小関新人)

■「神奈川沖浪裏」1枚で3億7000万円

 今回出品される全46作品は、同社の日本法人「クリスティーズジャパン」(東京都千代田区)で今月13、14日に公開され、その後、香港、パリの同社施設での公開を経て、米ニューヨークでのオークションにかけられる。

 富嶽三十六景は、江戸や東海道、常陸国や信濃国などから富士山の姿をとらえた木版画の浮世絵。1830(天保元)年から33(天保4)年ごろに作成された。出版が開始された当時から大変な人気で、売れ行きが好調であったため、36景では完結せず、計46図となった。舟に乗る人々を巨大な波がのみ込もうとする光景を描いた「神奈川沖浪(なみ)裏(うら)」は特に有名で、「赤富士」の通称で有名な「凱(がい)風(ふう)快(かい)晴(せい)」、「黒富士」として知られる「山(さん)下(か)白(はく)雨(う)」は、錦絵に詳しくなくとも目にしたことがある人は少なくないだろう。

 「神奈川沖浪裏」は、何度も同社のオークションに出品されている。23年3月のニューヨークでのオークションでは、276万ドル(約3億7000万円)で落札された。クリスティーズジャパンの山口桂社長によると、「簡単に言えば、初刷りが一番高い。また、来歴や作品の状態で価格は変わる。ここ5年ぐらい、世界で最も有名な日本美術であろうこの作品の需要が高まり、日本美術に興味はなくてもこれは欲しいというコレクターが増えた」という。

 また、「日本の美術品は中国の影響を受けているものが多く、かつては中国系の方が買うことは少なかった。近年は、日本人作家の現代美術の作品を購入するようになり、その流れの中で、浮世絵をポップアートのような感覚で購入する方が増えているように思う」と分析する。

 山口社長によると、「富嶽三十六景」が出版当時セットで販売されたことはなく、刷られた時期もバラバラ。ひとそろいになっているのは、コレクターの収集によるものだ。既に所有している作品であっても、より状態の良いものが売りに出ていれば、購入して差し替え、コレクションの価値を高めていくコレクターも多く、満足のいくセットを完成させるのに30年程度かかったケースもあるという。また、三十六景の中で人気のない作品は刷られた数も少なく、あまり流通しておらず、良い状態のものを見つけることが困難な点も、全作品収集を難しくしているという。
http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/389.html
記事 [政治・選挙・NHK292] ふざけるな!国会議員もボーナス18万7600円増 立憲民主の「修正案」を自公、国民が葬り去る(日刊ゲンダイ)


ふざけるな!国会議員もボーナス18万7600円増 立憲民主の「修正案」を自公、国民が葬り去る
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/331989
2023/11/15 日刊ゲンダイ


岸田首相や閣僚(上)だけではない、国民困窮そっちのけで全国会議員のボーナスも大幅アップ(C)日刊ゲンダイ

 国会議員だけウハウハとは、また国民の怒りの炎に油を注ぐことになるのではないか──。

 あれほど批判されたのに、総理大臣の報酬を年46万円もアップさせる「特別職の職員の給与に関する法律」は、14日衆院本会議で可決された。法案は今後、参院に送られ、可決・成立すれば大臣の報酬も年32万円増えることになる。岸田首相は「増額分は国庫に返納する」と釈明し、批判をかわそうと必死だ。

 閣僚が増額分を国庫に返納するのは当然のこと。見逃せないのは、なぜだか大新聞テレビは問題にしないが、この法律が成立すると、国会議員のボーナスまで自動的に増額されることだ。

 岸田内閣が提出した法案には、国会議員のボーナスについては一行も記述がないが、「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」に従って、特別職の給与が改定されると、国会議員のボーナスも自動的に改定される仕組みになっているのだ。

 衆議院議員課の担当者がこう言う。

「法案が成立すると、特別職の給与が増額されるので、連動して国会議員のボーナスも増額されることになります」

 これまで国会議員のボーナスは、月額歳費に1.65をかけて算出されていた。しかし、法案が成立すると、1.75をかけることになる。その結果、ボーナスは年間18万7630円も増えるという。12月8日に支給される予定だ。閣僚と違って、国会議員は国庫に返納できないので、全額、国会議員の懐に入ることになる。

 しかし、「特別職」の給与がアップされると、国会議員のボーナスまで増えるなど、ほとんどの国民は知らないのではないか。

国民の実質賃金は18カ月連続のマイナス


「特別職給与法」について、立憲民主党が提出した「修正案」(下)を自民、公明、国民民主が潰した(上左から=岸田首相、山口代表、玉木代表)/(C)日刊ゲンダイ

 許しがたいのは、せっかく立憲民主党が、閣僚の報酬アップはもちろん、国会議員のボーナスアップも「凍結」する修正案を提出したのに、自民、公明、国民民主の国会議員たちが、増額したボーナス欲しさに否決してしまったことだ。

 国民が物価高に苦しんでいるのに、自分たちだけボーナスを増やそうとは、どういうつもりなのか。身を切るどころか、国民の税金で懐を肥やそうとしているのだから、ふざけるにも程がある。国民の減税はたった4万円だ。

 立憲民主党の長妻昭政調会長がこう言う。

「物価高によって、国民の実質賃金は18カ月連続のマイナスです。なのに、国会議員のボーナスを増額するのはおかしいでしょう。岸田首相は、来年4月には国民の給与は上がると主張しています。だったら、国会議員のボーナスアップは、国民の賃金が増えた後でいいのではないか。なぜ、国会議員が先取りするのか。しかも、岸田内閣が提出した法案には、大阪万博の事務方トップの報酬を増額する一文も入っている。この法案は、なんとしても参院で廃案にすべきです」

 国会議員は報酬を国庫に返せないため、立憲民主党は、法律が成立した場合、すべての議員から増額された金額を党に集め、しかるべき所に全額寄付するという。

 自民、公明、国民民主の議員たちは、このまま増額ボーナスを全額、懐に入れるつもりなのか。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/390.html

記事 [政治・選挙・NHK292] <れいわ・地方選で躍進!>山本太郎「今や国会議員が8人、地方議員が50人になった 実際に広げたのは皆さん!」

※2023年11月12日 福島民報 休刊日特別号 紙面クリック拡大
引用元 https://twitter.com/ALPHAVILLE1965/status/1723840148276924433









青梅市長選で自民敗北、維新も2市長選で敗北、れいわは躍進 - 2023.11.13

2023/11/13 時事ぽぽんぷぐにゃん

青梅市長選で自民敗北、維新も2市長選で敗北、れいわは躍進 - 2023.11.13
https://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/3ac7c401a582efef0249119534743689

【説明】11月12日の注目選挙。青梅市長選で自公推薦の現職が敗れ、八幡市長選(京都)と海老名市長選(神奈川)では、
維新推薦の候補が敗れました。また、福島県議選では自民が過半数割れ、いわき市ではれいわ新選組の推薦候補が2位当選。
また、海老名市議選でもれいわ推薦候補が5位当選という結果に。これらの選挙結果について、ぽぽんぷぐにゃんが
考えます。

【参考資料】青梅市長選、現職敗れる 多摩の選挙で自民系候補が3連敗(東京新聞)
自民、福島県議選も敗北 過半数割れ、宮城から連続(共同通信)
福島県議選、自民も立憲も共産も敗北 躍進したのは若手と無所属(朝日新聞)
自民29議席、過半数割れ 福島県議選、県民連合18議席(福島民友新聞)
八幡市長選で33歳女性初当選、史上最年少(京都新聞)
激戦の京都・八幡市長選、自立公推薦の33歳女性が制す 維新候補退ける(産経新聞)
海老名市長選、内野氏6選 新市議も決まる(読売新聞)




http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/391.html
記事 [政治・選挙・NHK292] 大阪万博“言い出しっぺ”橋下徹氏が言い訳連発…安倍元首相への「おちょこ接待」蒸し返される(日刊ゲンダイ)

大阪万博“言い出しっぺ”橋下徹氏が言い訳連発…安倍元首相への「おちょこ接待」蒸し返される
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/332001
2023/11/14 日刊ゲンダイ


責任の一端を認めたけれど(橋下徹元大阪市長)/(C)共同通信社

 責任を認めたはいいが、ちょっと言い訳がヒド過ぎるのではないか。

 多くの国民が「不要」としている大阪・関西万博を巡って、“言い出しっぺ”の橋下徹元大阪市長が13日、フジテレビの番組で自らの責任を一部認め、SNSで大炎上している。

 橋下氏は番組で「僕が言い出して、きちっと方針とかコンセプトとかを固めて関係者全員に徹底する前に政治家を辞めてしまった」「方針を明確にし切れなかったところは僕の責任」と発言した。

「プレハブ万博」でもいい?

 ところが、自国でパビリオンを建設する「タイプA」で参加予定だったメキシコが撤退を決めたことを念頭に「どんどん撤退してもいいし、パビリオンはタイプAにこだわらなくていい。『プレハブ万博』ということでいいと思う」と言い訳。コスト膨張については「3兆とか4兆の経済効果を叩き出す投資だということで、費用ばかりを抑える議論にしない方がいい」とも発言した。

 言い訳連発の橋下氏に対し、SNSでは〈(経済効果の)内訳を教えて下さい〉〈それってあなたの願望ですよね〉〈橋下さん、現場に行って手伝いなよ〉と批判が続出している。

「万博が実現したのは松井さんの政治力」


安倍元首相への“接待”で実現?(大阪万博が決定し、安倍首相と握手する大阪府の松井一郎知事〈左3〉や、吉村洋文大阪市長=左端)/(C)共同通信社

 さらに、SNSで蒸し返されて話題になっているのが「日本維新の会」の“生みの親”でもある橋下氏と松井前大阪市長、吉村府知事が過去、酒席で政権トップを接待し、万博誘致を実現した一幕だ。注目されているのは、スポーツ報知電子版の〈2025年大阪・関西万博に橋下徹氏『松井さんが安倍さんにお酒を注ぎ倒して実現した』〉(20年11月29日付)という記事だ。

 記事によると、3氏が参加したトークイベントで、橋下氏は万博誘致のため当時の安倍首相や菅官房長官と会談した際の一幕を披露。「万博が実現したのは松井さんの政治力。安倍さんのおちょこに酒を注いで『(万博は)必要ですよね! 総理!』」「安倍さんも『そうだよね!』。それまでは(世論は)シラ〜ッとしていたが、お酒を注ぎ倒して実現した」と語ったというのだ。

「おちょこ接待」で万博を誘致した結果、コスト膨張で国民負担が増しているのだから、どうしようもない話だ。建築エコノミストの森山高至氏がこう言う。

「万博誘致で経済を活性化させようという狙いは、百歩譲って理解できなくもない。ただ、現状はコストが膨張しているだけでなく、無理な工期を求められている建設業界からは悲鳴が上がっている。“言い出しっぺ”の橋下氏らは、こうした状況を見通す能力がなかったとしか思えない。いくら言い訳しても取り返しはつきません」

 責任を認めるなら、引き返すのがスジじゃないか。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/392.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 日銀の短期金利引き上げ必須(植草一秀の『知られざる真実』)
日銀の短期金利引き上げ必須
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-3b007e.html
2023年11月14日 植草一秀の『知られざる真実』

10月31日の金融政策決定会合で日銀は予想通り政策修正に追い込まれた。

長期金利変動の上限を1.0%としていたものを1%超への上昇を容認することを決定した。

政策決定会合と同時に発表された「経済・物価情勢の展望(=展望レポート)」で日銀は今回もインフレ率見通しを上方修正した。

中央銀行がもっとも重要視する物価統計は食品とエネルギーを除く消費者物価指数。

米国ではコア指数と呼び、日本ではコアコア指数と呼ぶ。

日本のコア指数は「生鮮食品を除く総合」である。

このコア消費者物価指数の2024年度上昇率見通しについて、日銀は7月の「展望レポート」で+1.9%としていたが、今回10月レポートでは+2.8%に上方修正した。

日銀のインフレ目標は2%。

これを大幅に上回る見通しが示された。

これまでで初めてのこと。

これまでは、2024年度、25年度のインフレ率見通しについて、コア指数においても、コアコア指数においても、2%を下回る数値を発表してきた。

そして、その数値を盾にして

「2%インフレ率が持続的かつ安定的に達成される見通しは得られていない」

としてきたのである。

ところが、今回の10月見通しでは2024年度のコア指数インフレ率見通しを+2.8%とした。

この見通し修正を受けて長期金利上限の1%超え容認の政策修正が決定された。

日銀はなし崩しでの施策修正を実行している。

問題は、日銀のインフレ率見通しが甘いこと。

甘すぎると言ってよい。

2023年度の消費者物価コアコア指数(生鮮食料品及びエネルギーを除く総合)上昇率は本年4回の政策決定会合で次のように改定されてきた。

2023年1月  +1.8%
2023年4月  +2.5%
2023年7月  +3.2%
2023年10月 +3.8%

蜃気楼の逃げ水のようだ。

時間を追うごとに上方修正を繰り返してきた。

日銀の植田和男総裁は11月8日の衆院財務金融委員会で、

「(物価見通しの)上方修正を続けてきた」

「見通しの誤りがあったということは認めざるを得ない」

と述べた。

インフレが加速してしまうとの見通しを示し、政策対応によりインフレ圧力を抑止し、インフレ見通しを下方修正してきたのなら問題はない。

ところが、日銀の現実は真逆。

甘い見通しを示すなかで、現実のインフレが加速して、それを後追いしてインフレ見通しを上方修正し続けてきた。

これでは物価安定の責務を担う日銀に対する信頼が根底から揺らぐ。

本年9月のコアコア指数(生鮮食料品及びエネルギーを除く総合)前年比上昇率は+4.2%。

同月の米国のコア指数(食品とエネルギーを除く)前年比上昇率は+4.1%。

日本のインフレ率が米国を上回っている。

米国FRBはインフレ抑止に向けて厳しい政策運営を続けているが、日本銀行はインフレ推進の旗をいまなお振っている。

日銀の抜本的な政策修正が強く求められる。

日銀のインフレ推進=金融緩和政策はインフレ亢進以外にも、もうひとつの重大問題を引き起こしている。

日本円暴落だ。

日本円暴落の弊害が広がっている。

日本円暴落の主因は内外実質短期金利差にある。

日本円暴落を抑止するには日本の実質短期金利を引き上げることが必要不可欠だ。

具体的には日銀が短期金利引き上げを決定することが必要。

日銀は次回12月19日の金融政策決定会合で短期政策金利引き上げ決定に追い込まれることになると考えられる。


http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/393.html
記事 [政治・選挙・NHK292] 神田財務副大臣「遅すぎる更迭」となったワケ…岸田首相「辞任ドミノ」嫌い様子見がアダに(日刊ゲンダイ)

神田財務副大臣「遅すぎる更迭」となったワケ…岸田首相「辞任ドミノ」嫌い様子見がアダに
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/331987
2023/11/14 日刊ゲンダイ


税金滞納議員が税金の徴収をつかさどる要職にいたとは…(更迭された神田憲次財務副大臣)/(C)共同通信社

 税金滞納と差し押さえの“常習犯”だった財務副大臣がようやく辞任した。

 岸田首相が13日、自民党の神田憲次財務副大臣(60=衆院愛知5区)を事実上、更迭。後任には自民党の赤沢亮正政調会長代理(62=衆院鳥取2区)を充てる。

 税金を滞納していた政治家が税金の徴収をつかさどる要職にいたというあり得ない不祥事は、先週水曜(8日)に発覚し、翌日には神田氏本人も事実を認めていたのに、更迭は週明けまで遅れた。神田氏の辞任を求める野党の反発で、経済対策の裏付けとなる補正予算案の審議入りのメドが立たなくなり、岸田首相が追い込まれての更迭劇だった。

「既に文科政務官、法務副大臣が辞任しており、官邸は『辞任ドミノ』の印象になるのを嫌がった。辞任した2人と違って刑事事件になることはないと、本人に謝罪させて、少し様子見していた」(官邸事情通)

 岸田首相は13日午前の時点でも、神田氏更迭を“迷っていた”ようだが、「木原前官房副長官との面会後に更迭を決断したらしい」(前出の官邸事情通)という。

4人目のスキャンダル情報も


またもや判断出遅れ、同じ轍を踏む…(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 昨年の4大臣ドミノ辞任や長男・翔太郎氏の秘書官更迭でも岸田首相は判断が遅れた。今回も同じ轍を踏んでいるが、ここまで逡巡したのには、支持率暴落の不人気首相ならではの保身も見え隠れする。

「更迭が遅れた理由として、神田議員が『安倍派』所属なので、安倍派への配慮があったと囁かれています。安倍派は世耕参院幹事長が国会の代表質問で、岸田首相を痛烈批判するなど、最近“岸田離れ”ですから」(自民党関係者)

 世耕氏に限らない。萩生田政調会長も岸田首相肝いりの「定額減税」について、「1年限りと決定しているわけではない」と口出し。高木国対委員長は首相ら閣僚の給与引き上げ法案について「状況を考えるとなかなか厳しい」と口にしていた。

 ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「更迭のタイミングは先週中でした。経済対策を審議するという時に税を所管する副大臣の税金滞納は筋が悪すぎる。2日もあれば、本人にきっちり確認して辞職させることができたはずです。週をまたいだ結果、週末のテレビの『まとめニュース』などでこの問題が取り上げられ、さらなる支持率下落を招いた。岸田首相は人事に自信を持っているといわれていましたが、その人事で失敗している。支持率低下に輪をかけることになるでしょう」

 永田町では早速、4人目の政務三役のスキャンダル情報が出回り出した。ドミノはいつまで続くのか。 



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