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2023年10月26日00時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK292] 混乱、錯乱かと懸念 突然「経済、経済」と力む首相を見る目(日刊ゲンダイ)

※2023年10月25日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2023年10月25日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


生煮え二転三転の減税政策(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

「特殊詐欺の被害が後を絶ちません。中でも還付金詐欺が多発しています」──政府広報は現在、高齢者やその家族にそう注意を呼び掛けているが現政権トップの「税収増の還元」だって還付金詐欺みたいなものだ。血税を使った政府広報の注意喚起がむなしく響く。

 所信表明演説で岸田首相は「経済、経済、経済。私は何よりも経済に重点を置いていく」と「経済」を連呼し、所得税の「減税」を念頭に「物価高を乗り越える『国民への還元』」をアピール。なぜか、薄ら笑いを浮かべていたが、いかにも人が嘘をついている時にしがちな表情は詐欺師同然ではないか。

 岸田が最初に「還元」を打ち出したのは9月下旬。内閣改造が空振り、支持率が上昇しなかった直後だった。与党内は減税を求める大合唱だったが、岸田は明確な指示を出さず、ずるずると1カ月近くが経過。「総理は減税する気がない」との観測が広がった頃、報道各社の10月の世論調査で軒並み、支持率が過去最低を記録した。

 同時に衆参ダブル補欠選挙で「自民2敗も」との苦境が伝わり、不人気首相は大慌て。わざわざ与党の経済対策の提言から「所得税減税」の明記を外させ、自ら与党幹部に減税を指示する田舎芝居で突然、所得税減税に言及したのは補選を控えた先週末だ。

 露骨な人気取り、あざとい選挙対策はミエミエで、補選で自民が議席を1つ失う苦杯を喫したのも岸田を見る有権者の冷ややかな目の表れだ。

 引っ込めたり、出したり、フラフラした挙げ句、最後は「エイヤッ!」とばかりに目先の人気取りに走った岸田。二転三転のポピュリズム減税方針だから、その規模も細かい制度設計もこれから。生煮えになるのは当然だ。

人気取りのツケを将来世代に回す還元詐欺

 24日は自民の世耕参院幹事長が「高所得者に2万円や3万円を減税してもあまり効果がない」と所得制限を求め、公明の山口代表は「減税額が3万円では不十分だ」と注文を付けるなど、早くも百家争鳴の様相である。

 そもそも、岸田が「還元する」と力説する「税収増」が何を指すのかすら、ハッキリしない。2022年度の税収は確かに前年度比4兆995億円増、当初の見込みからは6兆円ほど上回った。この上振れ分を指すのかもしれないが、そっくり余っているわけではない。

 22年度の補正予算の財源などに消え、最終的な決算剰余金は約2.6兆円。財政法に基づき半分を国債の償還に充て、残り半分を今後5年間で43兆円に増やす防衛費倍増に充てる方針だ。

 いくら岸田が「還元」を唱えても、ない袖は振れない。それでも政府は税収増の還元策として、所得税を1人当たり年4万円減税し、低所得や高齢の非課税世帯に7万円を給付する案を検討しているという。必要な財源は所得税分だけでも3兆円規模に膨らむ可能性がある。財政に余裕のない中、財源を赤字国債に頼れば、人気取りのツケを将来世代に回すだけだ。

 それなのに、岸田は23日の党役員会で「過去2年の税収増を分かりやすく国民に税の形で還元すべきではないか」と豪語。過去2年度分の税収の上振れ分を合わせると、優に12兆円超だ。はたして丸ごと国民に還元する気なのか。場当たり的な発言で、大風呂敷を広げるにも程がある。法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。

「一国の総理にあるまじき無責任ぶりです。減税は法改正が必要で、実施は早くても来年夏ごろ。足元の物価高対策とはなり得ません。減税の期間も自民党内から『1年が極めて常識的』との声が上がり、終われば防衛費増額のための軍拡増税や、首相肝いりの少子化対策に伴う社会保険料の負担増が待っています。岸田首相の行き当たりばったりの減税は来年9月の総裁選での再選を目指し、今後1年の間に断行したい解散総選挙対策の域を出ない。選挙の前は票欲しさの減税、選挙が終われば増税とは、見え透いた狙い。本気で物価高による国民の負担を緩和したいなら、将来の負担増をやめればいいのです」

 岸田は還付金詐欺よりタチが悪い「還元詐欺師」のそしりを免れない。

権力欲ムキ出しに注がれる冷ややかな視線

 詐欺師の口上に付き合わされる自公与党も、たまったものではない。唐突な岸田の減税方針に慎重論が渦巻く自民党内からも「場当たり的」「迷走しているように見える」などとさまざまな雑音が聞こえてくる。

 減税の制度設計を丸投げされた自民党税制調査会の宮沢洋一会長は「総理がこう考えているからそうなるというわけではない」と不満をにじませ、遠藤利明前総務会長が「(首相は)『増税メガネ』と言われることに過剰反応している」と苦言を呈する場面もあった。

 宮沢は岸田のいとこであり、遠藤も岸田とは親しい関係にある。極めて近い仲の2人でさえ、戸惑いを隠せないほど、党内は岸田の暴走・迷走にコリゴリなのだろう。

「党内は岸田首相への不信感を強めています」と言うのはジャーナリストの鈴木哲夫氏だ。こう続けた。

「原因は岸田首相のコミュニケーション戦略の欠如です。世論やメディアに自分をどう見せるのかが下手な上、自民党内とのすり合わせも不十分。例えば安倍政権の頃には、消費税率を引き上げるような大きな決断の前に、党幹部たちが賛否両論の持論をふるって議論百出。あらゆる意見が出尽くしたところで、最後は安倍首相が苦渋の判断というパターンができていた。

 メディアを通じて世間に党内がもめているように見せておきながら、実は『毎朝、党幹部の皆と打ち合わせをしている』と政権幹部に聞かされ、驚いたことがあります。演出が巧みだったゆえの長期政権とも言えますが、岸田首相にそんな芝居は打てません。党内の議論はそっちのけ、思い付きだけでのトップダウンの連続に皆、右往左往。ある意味、大した『鈍感力』ですが、党内の不満は募るいっぽうです」

「増税メガネ」のイメージを払拭しても…

 世間の目に、今の岸田は「増税メガネ」という悪名を打ち消そうと「減税」に躍起になっているようにしか映っていない。自民党内でも「混乱、錯乱か」と懸念が深まるのも仕方なく、突然の「経済三唱」も、ひょっとするとオツムが危険な状況にある兆候かもしれない。

 大体、首相になってやりたいことを問われ「人事」と答えるような人物だ。とにかく長く首相を続けることが最優先で、そのために人事権を行使することだけが岸田の目標なのである。しかも、自身は第4派閥の領袖に過ぎないだけに、就任してから2年余り、党内の評判ばかりを気にし、敵を取り込むことだけに腐心してきた。

 9月の内閣改造・党役員人事でも、最大派閥の安倍派の実質オーナーである森元首相の顔色をうかがって、覚えめでたい「5人衆」を全員留任。その一方でライバルたちをまるめ込む。来秋の総裁選に出馬できないように茂木幹事長を留任させ、河野デジタル相と高市経済安保相を閣内に取り込んだ。

 そんな権力欲ムキ出しで自分のことしか考えていない薄気味悪さから世論は離れていっているのに、「増税」イメージを払拭すれば支持率は回復すると思い込んでいるフシがあるから、岸田は相当オメデタイ。その全てがズレまくっている。

「本来の物価高対策は金融緩和の修正です。輸入品や資源の価格を高騰させる円安政策を放置したまま、減税を実施しても効果は限定的ですが、岸田首相はわが身可愛さゆえに決断できない。安倍派に気兼ねし、安倍政権を支えてきた強固な保守層の支持を失うのが怖いからです。それが自己保身首相の限界です」(五十嵐仁氏=前出)

 還元詐欺に注がれている冷めた視線に気付いていれば、岸田の選択肢は一つ。退陣あるのみだ。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/237.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 変化の流れ、車の両輪…岸田首相が所信表明で“お気に入りフレーズ”連発に透けるプライド(日刊ゲンダイ)

変化の流れ、車の両輪…岸田首相が所信表明で“お気に入りフレーズ”連発に透けるプライド
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/331071
2023/10/25 日刊ゲンダイ


薄ら笑いで…(所信演説をする岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

「変化の流れを掴み取る」「明日は今日より良くなる」──。岸田首相が23日の所信表明演説で連発した、お気に入りのフレーズだ。具体性に乏しい抽象的な言い回しを好むあたり、「軽薄メガネ」のそしりは免れない。

 岸田首相は所信で「変化の流れ」を13回使用。9月の内閣改造後に好んで使っている「明日は今日より良くなる」は、演説の最終盤に連発した。こうも大仰な言葉を使うのはなぜなのか。明大講師の関修氏(心理学)がこう言う。

「良くも悪くも、岸田さんは個性やアクがなく、一国の首相としては存在感に乏しい。誰が言っても代わり映えのない言葉を使うよりも、お気に入りのフレーズを繰り返し用いて、国民に『これが岸田だ』という印象を与えたいのではないでしょうか。一方、ヤユする『増税メガネ』は受け入れられない。そんなプライドの高さも感じます。あくまでもポジティブに評価して欲しくて、『明日は今日より良くなる』など前向きなフレーズを並べているのでしょうが、聞く側の評価とのギャップがあり、むしろポジティブな言葉は浮いているように思います」

 岸田首相が繰り返すお気に入りフレーズは他にもある。所信表明でも使った「車の両輪」だ。

 岸田首相は所信で「変革を力強く進める『供給力の強化』と、物価高を乗り越える『国民への還元』」を挙げ、「この2つを『車の両輪』として総合経済対策を取りまとめ、実行してまいります」と強調。首相に就任してから、コトあるごとに「車の両輪」を持ち出している。

「新しい資本主義を実現していく『車の両輪』は、成長戦略と分配戦略です」(2021年10月8日所信表明)

「(次元の異なる少子化対策の実現にあたり)経済成長実現と少子化対策を『車の両輪』とした大きなパッケージをお示しし……」(今年6月13日総理会見)

「次元の異なる少子化対策とデジタル社会の改革を『両輪』に社会を変革していく」(今年7月22日令和臨調)

「両輪」と言わなければ気が済まないのか、しつこいぐらいに多用しているが、「成長戦略」も「分配戦略」も「経済成長実現」も「少子化対策」も「デジタル社会の改革」も何一つとして達成できていない。両輪どころか片方すら動いていない。

 いつになったら、国民の心に響く言葉を発するのか。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/238.html

記事 [政治・選挙・NHK292] <フザケルナ!>首相や大臣が自らの懐をポカポカに…お手盛り“大臣賃上げ”法案を臨時国会初日にシレッと提出(日刊ゲンダイ)


首相や大臣が自らの懐をポカポカに…お手盛り“大臣賃上げ”法案を臨時国会初日にシレッと提出
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/331119
2023/10/26 日刊ゲンダイ


自分たちの「物価対策」だけは超万全(C)共同通信社

 岸田首相や大臣の懐はポカポカ──。税収増の還元策が迷走する中、臨時国会が開会した20日に岸田内閣がサッサと提出したのが、閣僚給与の引き上げ法案だ。物価高に賃金が追いつかず、国民は悲鳴を上げている。ロクな物価対策を打たないくせに、自分たちの高給だけはさらに充実させるつもりだ。こんな究極のお手盛り法案を許していいのか。

 ◇  ◇  ◇

 提出されたのは「特別職の職員の給与に関する法律」の改正案。今年の人事院勧告で「一般職」の国家公務員の給与が引き上げられるのに合わせ、「特別職」も上げるというものだ。

 岸田首相は月額6000円アップの201万6000円。大臣と副大臣は4000円増え、それぞれ147万円と141万円。大臣政務官も4000円増の120万3000円だ。今年4月にさかのぼって引き上げられる。閣僚らの月給引き上げは2015年以来、8年ぶりだ。

「今年の人事院勧告では、各省庁の局長など“指定職”の給与引き上げも盛り込まれました。従来から指定職見合いで“特別職”である閣僚の給与を上げることにしています。ただ、指定職の給与が上がれば、自動的に閣僚も引き上げられるわけではなく、都度、法案を提出します」(内閣人事局の担当者)

 つまり、閣僚の給与が指定職と自動的に連動する仕組みは存在せず、引き上げる法案を出すか出さないかは、時の内閣の判断ということなのだ。人事院が公務員の給与引き上げを勧告するのと、内閣が自分たちの給与をアップさせる法案を提出するのとでは意味がまったく違う。

担当者は「従来通りの対応をしました」


国民は悲鳴を上げているのに…(C)日刊ゲンダイ

 労働者の実質賃金は17カ月連続のマイナスが続く。帝国データバンクの試算によると、今年度は、1世帯あたり月3700円もの食費を節約している。そんな中、高給取りである大臣の給与引き上げを見送る選択肢はなかったのか。

 この点を問うと、「指定職の公務員の給与だけが上がると、指定職の給与が総理を上回るような事態も起こりかねない。そういうバランスを考慮して、従来通りの対応をしました」(前出の担当者)との回答だった。

 立正大法制研究所特別研究員の浦野広明氏(税法)が言う。

「内閣人事局が前例に従ったり、給与体系のバランスに配慮するのは役人としてやむを得ないでしょう。しかし、この改正案は岸田内閣の責任で提出された閣法です。実質賃金のマイナスが続く中、首相の判断で今回は提出を見送る判断もできたはずです。数千円の加算がなくても、別に困ることはないでしょう。国民の目にどう映るのか、想像できなかったのか。あまりにセンスがありません」

 給与引き上げ法案は衆参の内閣委員会で審議される。野党は体を張って阻止すべきだ。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/239.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 激震!木村弥生江東区長に異例の特捜部ガサ入れ→辞職へ…囁かれる政界“本丸”への飛び火(日刊ゲンダイ)

激震!木村弥生江東区長に異例の特捜部ガサ入れ→辞職へ…囁かれる政界“本丸”への飛び火
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/331132
2023/10/26 日刊ゲンダイ


問題を認め謝罪した東京都江東区の木村弥生区長(C)共同通信社

 突然のガサ入れに、政界で激震が走っている。

 東京地検特捜部が公職選挙法違反の疑いで、今年4月に初当選した東京・江東区の木村弥生区長の関係先を強制捜査。区長選期間中に木村陣営が投票を呼びかける有料広告をユーチューブに出した問題を巡って、先月下旬に刑事告発されていたが26日、辞職する意向を固め、同日午後に記者会見する。

 公選法では、有料インターネット広告で候補者自身への投票を呼びかけることは禁止されている。特捜部は木村本人の関与の有無を調べているとみられる。木村氏は25日、「捜査協力」を理由に区議会本会議を欠席した。

 木村氏は、8月の会見で支援者が有料広告を出したと明かし「適法な中でのことと信じていた。監督不行き届きで申し訳ない」と言っていた。謝罪をもって“一件落着”と思いきや、いきなり特捜部がガサ入れとは異例の展開だ。東京政界に詳しい関係者はこう言う。

「有料広告以外にも何か問題があるのかもしれない。木村陣営の選挙活動はかなりズサンだったそうだ」

政界へ“飛び火”の可能性


木村区長をバックアップ(自民党の柿沢未途衆院議員)/(C)日刊ゲンダイ

「区長だけの問題で終わらない可能性がある」と言うのは区政関係者だ。

「いきなり区長に捜査が及ぶのは、どうも不自然だ。特捜部は区長への捜査を『起点』にして、別の政界関係者に捜査の手を伸ばすつもりではないか。“本丸”は区長以外の人物では、と囁かれています」

 木村氏の政界人脈はかなり幅広い。保守分裂だった区長選を制した木村氏をバックアップしたのは、江東区全域が選挙区の柿沢未途・自民党衆院議員(東京15区)だった。

「2人とも父親が江東区を地盤とした元衆院議員です。木村さん自身も2014年から衆院議員を2期務めていました。しかし、選挙区は北関東や近畿で、江東区ではありませんでしたから、区長選では柿沢さんが水面下でサポートした。木村さんの区長選の相手は柿沢さんの“天敵”でしたしね。2人の後援会の事務総長が同一人物で、共通点も多い」(東京政界に詳しい前出の関係者)

 他にも、区長選では木村氏の応援に野田聖子、稲田朋美両衆院議員が駆け付けていた。さらに、小池都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」の都議も支援していた。

 前出とは別の区政関係者はこう言う。

「突然のガサ入れで、区役所と区議会は騒然としています。特捜部は確たる証拠を掴んでいるのでしょう。一体、どこに“飛び火”するのか。正直、恐怖です……」

 今頃、ビクビクしている政界関係者がいるに違いない。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/240.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 福島第一原発で作業員が汚染廃液を浴びる ALPSの配管洗浄で飛散(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASRBT7H8PRBTULBH00L.html



今回の事故は、IAEAも未だ「アンタッチャブル」な「多核種除去設備(ALPS=アルプス)」の周辺で起こった。

24日からのIAEAの調査団の訪問はALPS査察の絶好の機会だったはずだ・・・が。

この事故の影響で、IAEAによる「多核種除去設備(ALPS=アルプス)」の検証も視察もなくなるのだろうか。

「只今、除染作業中につき、立ち入り禁止」・・・とか。


飛散した「スラリー洗浄廃液」の量は約100ミリリットルだということだが。

牛乳瓶に入れたら約半分程度。

それが5人にかかったという。

仮設の配管が外れたためだというが、一体何があったのか。

それにしても、素人には僅かの量に見える放射能廃液でこの騒ぎにしてこの被害。

放射能の恐ろしさを改めて実感させられるニュースだ。

私達は、目に見えない放射能の恐ろしさに対して、不感症に成ってはいないか?

そして当然のように、事故に会ったのは、協力企業の作業員との由。

東電の社員は、常に安全地帯にいる。



事故の内容を報じる記事なので、以下に全文転載する。


東京電力は25日、福島第一原発の汚染水から大半の放射性物質を除去する「多核種除去設備(ALPS=アルプス)」の配管を洗浄していた20〜40代の男性作業員5人が、配管を洗った廃液を防護服の上から浴びたと発表した。

 5人とも全面マスクをしていて、放射性物質の体内への取り込みはなかったが、このうち4人に体の汚染を確認した。

 除染したが、うち2人は股間付近や両腕の表面で原発を出る基準濃度(1平方センチあたり4ベクレル)を下回らなかったため、福島市内の病院へ搬送する。ただ、原発構内の医療室の医師の診断では、放射線障害による熱傷の可能性は低いと判断されたという。

 東電によると、25日午前10時40分ごろ、協力企業の作業員5人は汚染水が通る配管に硝酸液を流して洗浄していたところ、廃液をタンクに流すためのホースが抜けて、約100ミリリットルの廃液が飛び散った。うち1人は全面マスクの汚染があり、ベータ線の被曝(ひばく)線量が5ミリシーベルト以上になったことを知らせる線量計のアラームが鳴ったという。


記事の転載はここまで。


今回の事故は、IAEAが言うところの「国際的な安全基準」に合致していても起こったのか?

或いは、IAEAが言うところの「国際的な安全基準」に合致していなかったために起こったのか?

IAEAの見解を聞かせてもらいたいところだが・・・。


今回の事故で明らかになったことは、

福島原発で生じている「汚染水」の海洋放出計画が、IAEAが、いくら「国際的な安全基準」に合致していると声高に言ったところで、絶対の「安全」が保障されているわけではない。

ということだ。

今回事故に会った作業員の方々が、その身をもって、国民に「警鐘」を鳴らしたと認識すべきではないか。


IAEAが国際社会を代表して「汚染水」の海洋放出の「安全を監視」していくと言うなら、「多核種除去設備(ALPS=アルプス)」の性能と長期にわたる信頼性について、科学的手法での検証が不可欠だ。

今回の事故は、IAEAも未だ「アンタッチャブル」な「多核種除去設備(ALPS=アルプス)」の周辺で起こった。

IAEAも、日本政府も、この事実を重く受け止めるべきではないか。

事故は机上では起きない。事故は現場で起きるものだ。



狙いはどうあれ、思惑はどうあれ、韓国では日本以上に与野党により議論が戦わされている。

25日の聯合ニュースによれば、

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20231025004300882?section=politics/index

与党は汚染水の放出に政府は賛成する立場ではないとし・・・

 ・・・与党「国民の力」の鄭熙溶(チョン・ヒヨン)議員は「わが政府は日本の汚染水放出を原則的に賛成せず、国民の健康を守るために努力している」と強調した。また「われわれがするなと言っても日本が(放出)した場合、国民の安全を守るための最善の措置を取るしかないのではないか」と述べた。・・・

また26日の記事では、

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20231025004400882?section=politics/index

・・・野党の議員の鄭氏は「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の福島汚染水への対応が結局、国の財政負担につながっている」とし、「直接、間接的な被害規模を推算し近隣国に被害が及ぶことを知りながら無責任に放出を推進した日本政府に積極的に求償権を請求しなければならない」と強調した。

と報じている。


嗚呼・・・「四面楚歌」。








http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/241.html
記事 [政治・選挙・NHK292] 志位氏、立民・共産連携は「党首合意」 泉氏「あいさつ回り」と説明(JIJI.com)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102501084&g=pol


立憲民主党の泉代表は、こんな話が多すぎる。

「言葉が軽い人」と言うか、「言葉に責任を持たない人」という印象ばかりが付いて回る。

政治家としての資質に疑問を呈しなければならない。

これでは、政権交代の期待も膨らむわけが無いし、立憲民主党の支持率も上がる訳がない。



以下に記事の全文を転載する。

共産党の志位和夫委員長は25日の記者会見で、立憲民主党の泉健太代表と次期衆院選を「連携」して取り組むと決めたのは、党首合意だとの認識を重ねて示した。泉氏は24日、記者団に「あいさつ回り」だったなどと発言し、方針を正式に決めるための党首会談ではなかったと説明していた。

 泉氏と志位氏は23日に会談し、次期衆院選の連携を申し合わせた。志位氏は会見で「党首と党首が会談したのだから党首会談だ」と強調。「泉氏から『与党の議席の最小化のため、次の総選挙で連携、力合せをしたい』との提起があり、私からも『賛成だ』と話した。まさに合意だ」と語った。


記事の転載はここまで。


泉氏は『与党の議席の最小化のため、次の総選挙で連携、力合せをしたい』との提起をしたのか、していないのか。

泉氏は、『ただのあいさつ回りですから〜』と断りを入れたのか。

泉氏が「発した言葉」はどちらなのかを、自らの口で明らかにしなければならないのだろう。

そうしなければ、志位委員長に対して、あまりにも礼を失することになる。

その辺で屯している「ガキ」でも、そのくらいの分別は持っているだろう。


いやしくも公党の代表なら、己の言動には責任を持て。

この場合の言い訳は見苦しい。

周りには諫言する人は誰もいないのか。











http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/242.html
記事 [政治・選挙・NHK292] 自民・山田太郎政務官「不倫&買春」報道で辞任…鬼門の臨時国会“辞任ドミノ”再来か、危うい大臣ゴロゴロ(日刊ゲンダイ)

自民・山田太郎政務官「不倫&買春」報道で辞任…鬼門の臨時国会“辞任ドミノ”再来か、危うい大臣ゴロゴロ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/331133
2023/10/26 日刊ゲンダイ


器じゃなかった(山田太郎政務官)/(C)共同通信社

 唐突な辞任だった。

 自民党参院議員の山田太郎文部科学政務官(56)が25日、盛山文科相に辞表を提出した。9月の内閣改造後の臨時国会が始まって1週間も経たないうちに、である。

 理由は、26日発売の「週刊文春」で20代女性との「不倫」と「ラブホ買春」を報じられたこと。山田氏は25日、自身のホームページにお詫びコメントを掲載。〈妻以外の女性と男女の仲になってしまったという点は事実です〉と不倫関係を認めた上で、買春については〈報道には性行為の対価として現金を支払ったという内容がございましたが、このような事実はございません。早急な法的対応を検討しております〉と否定している。

 文春によると、山田氏は国会召集日前日の19日午後6時40分ごろ、JR大塚駅のラブホテルで20代後半の女性と落ち合い、約3時間を過ごした後、自らが運転する車で女性を自宅まで送り届けていた。

 気になるのは、山田氏は「不倫だが、買春ではない」と言い張っているものの、文春の直撃を受けた女性の話と食い違うことだ。女性は「6年くらい前に知り合い、“パパ活”に近い関係」と「買春」であることを認めているのだ。

 買春なら、売春防止法が禁じる違法行為だ。教育行政をつかさどる文科政務官としてあるまじき事態であり、即時辞任は当然だ。

「山田氏は旧みんなの党で2012年に繰り上げ当選し、19年参院選で自民党の比例で2度目の当選を果たした。秋葉原のオタクやネット族の支持を集めて、54万票もの大量得票を獲得した自民党では珍しいタイプの議員です。子どもの問題に詳しく、こども庁設置では重責を担った。それが買春とは……。政権への影響が心配です」(自民党関係者)

加藤、自見、木原…危うい大臣がゴロゴロ

 思い返せば、臨時国会は岸田政権にとって鬼門。昨年は、山際経済再生相、葉梨法相、寺田総務相の3人がドミノ辞任した。今国会も、加藤こども政策相や自見万博相に政治とカネの問題がくすぶり、木原防衛相の自衛隊をめぐる発言も予算委のヤリ玉に挙がりそうだ。

 支持率低迷で暗雲垂れ込める岸田政権だけに、山田政務官の辞任が再びの閣僚ドミノ辞任を招くことになりかねない。

「不倫・買春で政務官辞任とか、秘書を殴って議員辞職とか、国政を担おうとする器じゃない。最近の自民党は次元の違う酷さです」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

 トップの責任は大きい。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/243.html

   

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