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2023年10月08日03時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK292] ジャニーズ騒動のドサクサ紛れ 怪しいポンコツ・トマホーク前倒し購入(日刊ゲンダイ)

※2023年10月7日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2023年10月7日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


ワシントン郊外の米国防総省で栄誉礼を受ける木原稔防衛相(左)。右はオースティン米国防長官=4日(C)共同通信社

 創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が2日に開いた記者会見が、とんでもないデタラメだったことで、報道がますますヒートアップしている。記者会見で質問をさせない「指名NGリスト」の存在まで発覚し、会見を運営した外資系コンサル会社が謝罪。メディアはジャニーズ側の記者選別を一斉に批判し、ワイドショーもこぞってこの問題を取り上げるなど騒然だ。

 そんなドサクサに紛れ、岸田政権はまた、安全保障上、大きな政策変更をシレッと実行に移した。油断も隙もありゃしない。木原稔防衛相が4日、米ワシントンでオースティン国防長官と会談し、米国製巡航ミサイル「トマホーク」を1年前倒しして調達する方向となったのだ。

 トマホークは、政府が「反撃能力」と言い換えた「敵基地攻撃能力」の手段となる武器だ。相手の領域内にあるミサイル発射基地などをたたく敵基地攻撃能力の保有については、専守防衛の逸脱や国際法違反の先制攻撃になるという議論があるのに、岸田政権はおかまいなしに突き進んでいる。「12式地対艦誘導弾」や島しょ防衛用の「高速滑空弾」といった国産の長射程ミサイルの開発も進めながら、それらの実戦配備までのつなぎとして、昨年導入が決まった。

 調達の前倒しはトマホークの取得時期を早めるのが目的だ。これまでの計画では、2026、27年度に最新型の「ブロック5」を最大400発購入する方針だった。このうちの半分を1世代前の旧型である「ブロック4」に変更し、25〜27年度にかけてブロック4を最大200発、ブロック5を最大200発の計400発を購入することになる。既に23年度当初予算に取得費2113億円を計上済みだが、半分を型落ちに変えることで「安価になる見込み」と防衛省は説明しているようだ。

国民を黙らせるマジックワード

 だが、ブロック4と5では、射程はともに約1600キロで、目標への誘導方式や発射システムは共通であるものの、飛行中の精密誘導に必要な通信能力などがブロック4は落ちるという。

 米国から能力の劣るポンコツを買わされるのは毎度のことだ。無人偵察機グローバルホークは、購入した3機全ての納入が済んでいないうちに、米軍では「もう古くて使いものにならない」と退役させているし、そもそもトマホークは40年も前に開発されたミサイルだ。“在庫一掃”に協力してくれる日本は、米国にとってさぞかし上顧客なのだろう。

 では、そんな型落ちをなぜ積極的に前倒ししてまで購入するのか。木原はこう言った。

「より厳しい安全保障環境を踏まえ、取り組みをさらに前倒しして実施する必要がある」

 厳しい安全保障環境──。安倍政権以来、多用される、国民を黙らせるマジックワードである。念頭にあるのは中国なのだが、周辺国をいたずらに警戒させる敵基地攻撃用のミサイル取得時期の急な変更なのに、これほど何の説明もなくあっさり前倒しされてよいものか。決定過程がまったく見えない。

 防衛ジャーナリストの半田滋氏がこう言う。

「安全保障環境がより厳しくというより、日本政府として緊張感を表に出して、国民に見せるためだろう。今月14日から南西諸島で『レゾリュート・ドラゴン』と呼ばれる日米共同訓練が行われるのも、『いよいよ大変な時期になる』と喧伝する目的がある。しかし、トマホークが早く届いたからって、すぐにイージス艦に載せましょうということにはならない。イージス艦の改修や日米でのテストも必要です。そもそもトマホークの購入自体が、急に話が出てきて、1カ月程度で決定していることがおかしい。必要性についてきっちり詰めていない。政治家の勇み足で、防衛費が43兆円もあるのだから、国産ミサイルの開発を進めながら、あれもこれも買え、となってしまっている。超タカ派の木原防衛相が『台湾有事が早まる』と前のめりで、防衛省の現場はびっくりしているんじゃないか」

親台湾のタカ派防衛相と悪しきシビリアンコントロール

 木原の台湾への入れ込みは筋金入りだ。超党派の「日華議員懇談会」の事務局長で、今年7月には、フェリーで沖縄県の与那国島を訪れた台湾の立法院長(国会議長)らを、同議連の古屋圭司会長とともに現地まで出迎えに行っている。そして、そのフェリーに同乗して訪台し、蔡英文総統を表敬、「『台湾有事は日本有事』を語り合った」と台湾外交部が伝えている。

 防衛費を5年間で43兆円へと増額することを決めた際は、自民党の安全保障調査会幹事長として防衛力増強を主張する「軍拡路線」の旗振り役だった。それがいまや防衛相である。まさか台湾防衛のためのトマホーク前倒し調達なのか。台湾向けの個人的なアピールの意図すら疑いたくなる。

 しかし、である。前出の半田滋氏が言うように、トマホークの導入をいくら急いでも、自衛隊はすぐには使いこなせないのだ。25年度の配備まであと2年しかないのに、イージス艦8隻すべてを改修できるのか。そもそも、自衛隊は飛来してくるミサイルを撃ち落とすことはできても、敵基地攻撃などやったことがない。運用体制を2年でつくれるのかどうか。

 朝日新聞は〈トマホークは、日本にとって米国との緊密な連携を国際的にアピールする政治的ツールでもある〉と書いていた。木原と会談したオースティンは「今は日米同盟の中でも歴史的な機運がある時だ」と言ったが、旧型だろうがなんだろうが、大盤振る舞いで爆買いしているのが日本だ。

 半田滋氏によれば、FMS(対外有償軍事援助)による米国製兵器の調達額は1兆7000億〜1兆8000億円にまで膨らんでいるという。安倍政権時の最大だった7000億円からの倍増どころじゃない。国防上、「手の内を明かすことになる」と理屈をつけて、国会でもマトモに説明せず、やりたい放題はエスカレートの一途である。

「タガが外れています。悪しきシビリアンコントロールの典型です。政治案件で購入し、配備を停止したイージス・アショアと同様の無駄遣い。安倍政権と同じ轍を踏んでいます」(半田滋氏=前出)

国会軽視で既成事実を積み上げ

 悪辣なドサクサ紛れは、安保政策の大転換となる敵基地攻撃能力の保有や防衛費43兆円への増額を盛り込んだ、安保3文書改定の閣議決定からしてそうだった。

 昨年11月末の国会会期末ギリギリに与党で敵基地攻撃能力の保有の協議が始まり、岸田が突然、「5年後の27年度に防衛費をGDP比2%にする」とブチ上げた。43兆円はドンブリ勘定で、何にどう使うのかの説明も議論もない。それどころか、不足する予算は増税で賄うと決めた。

 今回のトマホーク調達の前倒しについても、臨時国会が召集される前にサッサとやってしまった。またしても一切の説明ナシだ。

 ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「防衛費の増額は、まず金額ありきで決まった。中身の説明はなく、財源もこれから。岸田政権ではこういう話ばかりです。安倍元首相の国葬も国会での議論なく決めて、検証も形だけ。『異次元の少子化対策』を言い出したのも年頭会見でした。国会閉会中に与党内で既成事実を積み上げて、国会を開いた時には『もう決まったこと』と議論しない。こんな国会軽視はありません。安倍政権時代からそうでしたが、岸田首相は国民の声を聞くと言っているだけに、なお罪深い」

 岸田は自分に都合のいいことだけアピールするモニターを使った説明ではなく、記者会見を開いて兵器爆買いについて説明したらどうか。もちろん、ジャニーズ事務所がマネした「1社1問」「NG記者はあてない」というデタラメ会見ではない、まっとうな記者会見をすべきなのは言うまでもない。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/110.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 自民・森山総務会長が解散風を煽りまくり 裏に「岸田首相vs二階元幹事長」の醜い主導権争い(日刊ゲンダイ)

自民・森山総務会長が解散風を煽りまくり 裏に「岸田首相vs二階元幹事長」の醜い主導権争い
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/330249
2023/10/07 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


火種まきまくり(自民党の森山裕総務会長)/(C)日刊ゲンダイ

 永田町ではあっちからもこっちからも解散風が吹き、一向にやむ気配がない。「伝家の宝刀」と呼ばれる解散権を握る岸田首相に次いで解散をあおっているのが、自民党の森山総務会長だ。

 森山は6日の会見で、「(解散権は)岸田文雄首相の専権事項で、制約はない」と発言。20日召集の臨時国会は、政府・与党が目下もんでいる経済対策を裏付ける補正予算案を通さなければまずい。国会日程の窮屈さから衆院解散・総選挙は厳しいとの見方が広がる中、それを思い切り打ち消した。

 森山の「解散におわせ」はこのところ頻繁だ。1日の講演では経済対策に減税措置が盛り込まれることを念頭に、「税に関することは国民の審判を仰がなければならない」と断言。減税で信を問う必要があるのかどうか。森山は先月末、衆院小選挙区の「10増10減」に伴う区割り変更が「一つの大義ではないか」とも言っていた。

 善し悪しは別として、1年後の党総裁選で無風再選したい岸田が求心力アップを狙って解散風をもてあそぶのは「永田町あるある」だが、なぜ森山まで前のめりなのか。

「森山さんは岸田政権発足で非主流派に追いやられた二階元幹事長や、岸田総理に引きずり降ろされた格好の菅前首相に近い。解散をあおる発言を繰り返しているのは、政権潰しの動きの一環。〈無風再選なんて冗談じゃない〉ということでしょう。党の情勢調査は表向き『現状維持』とアナウンスされていますが、目も当てられない数字も飛び交い、大きく負け越す可能性もある。ですが、森山さんは総務会長なので勝敗には直接絡まない。責任を問われるのは茂木幹事長と小渕選対委員長です」(自民中堅議員)

最側近である木原誠二幹事長代理の助言は…


経済対策に二階元幹事長(右)の代名詞「国土強靭化」を盛り込んだ岸田首相(C)日刊ゲンダイ

 岸田はライバルの茂木幹事長を牽制しつつ、二階元幹事長のご機嫌を取ろうと、二階側近の林幹雄元経産相を党の資金を管理する「金庫番」の経理局長に就けたが、その程度では借りは返せないということか。経済対策に二階の代名詞でもある「国土強靱化」を盛り込んだ媚が切ない。

「総理は最側近の木原誠二幹事長代理を官邸にしょっちゅう呼び込んでいます。この2週間足らずで4回。そのうち1回は週末で、1時間超も話し込んでいた日もある。主題は解散戦略で、木原氏は〈6月と同じ手を使うほかないのではないか〉と助言しているようです」(官邸事情通)

 通常国会の会期末1週間前、岸田は「今国会での解散は考えていない」と火消しに追われた。歴史は繰り返されるのか、意図せず解散に追い込まれるのか。いずれにせよ、岸田のレームダック化が始まった。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/111.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 立憲民主党は、ジャニーズいじめの一味だったようだな!地獄に落ちろ!国民・小沢一郎先生を、情報操作して洗脳しやがって!
首相官邸、各政党、各報道機関、等々、いままでの、私の投稿は、全部メールしていましたが、いつも、どこからも、立憲民主党からも、何の反応もありません。
でも、小沢一郎先生には、届いていてほしいな。と、期待は、していました。

■『でも、届いていなかったことが分かりました。この国には、言論の自由は無い!』

■『やい!立憲のバカ共。これを、小沢一郎先生は、知らないだろ?』
『『立憲の食い物に…』カウアン氏の政治利用♀惧する声 永田町は冷ややか』
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/263406

■『これも、小沢一郎先生は、知らないだろ?』【これに、真相の全てを記載しました。】
『東山社長、ジャニーズの力を見せてやりましょう。岸田総理に保護をお願いして下さい。さあ、反撃です。武器は、私のブログです。』_ 2023.09.29_阿修羅投稿
http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/844.html

■『これも、小沢一郎先生は、知らないだろ?』【小沢先生を洗脳した証拠】
『ジャニーズが危ない。再発防止特別チームの林真琴座長【前検事総長】は、世論操作の名人。陸山会事件でも、冤罪裁判の指揮。』_ 2023.09.03_阿修羅投稿
http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/642.html
◆『当時民主党代表だった小沢一郎先生の陸山会事件の初公判は、2011年10月6日でした。』
◆『2011年には、林真琴氏は、最高検察庁検事でした。』
◆『つまり、陸山会事件の『信じられないくらい、無知で、あからさまな冤罪裁判』を指揮した人物だということです』

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/112.html
記事 [政治・選挙・NHK292] 「NGリスト」に批判相次ぐ 会見やり直し求める声も―ジャニーズ問題で識者ら(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023100700344&g=soc



「NGリスト」まで作成し、ジャニーズ事務所側に不都合な質問を封じ込めて、会見をコントロールしようとした行為は、「国民の知る権利」に対する「挑戦」と捉えるべき、重大事だ。

このような「国民の知る権利」に重大な影響を与える行為を、PR会社が独自に行うことに何のメリットも無い。
動機があり、そのことを必要としていたのが誰かは自明だ。
それは、ジャニーズ事務所そのものであり、ひな壇に並んだ、東山氏であり、井ノ原氏だ。

そして、会見場で会見の進行をコントロールする役目を担い、そのことが出来、そのことを実行した人物は、司会を務めた元NHKアナの松本氏しかいない。

その他には、会見場に巧妙に配置された、不埒な「サクラ」、「さくら」そして「うばざくら」。
ジャニーズ事務所の発言には「思わず拍手」し、好ましからざる記者の発言には、たっぷりとドスを利かせた「怒声」と「罵声」といった具合。


以下に記事の抜粋を記す。


ジャニーズ事務所が創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて2日に開いた記者会見で、特定の記者から質問を受けない「NGリスト」の存在が判明し、波紋を広げている。識者からは「考えられない」「直ちに会見をやり直すべきだ」などと厳しい声が上がっている。

 ・・・会見には約300人の報道陣が集まった。・・・時間は2時間と制限され、質問は1社1問に限定。追加質問も認められず、司会者に指名されない記者から怒号が飛ぶ場面もあった。

 企業の危機管理に詳しい「エイレックス」の江良俊郎社長は「今回のような不祥事の会見では質問を全て受けるのが基本だ。突き詰めて真実に迫ることが社会的に必要で、企業側には説明責任がある」と指摘する。NGリストの存在は「考えられない。ナンセンスだ」と断じ、運営会社はむしろ説明責任を果たすために追加質問などの必要性を企業側に伝えるべきだと話した。
 上智大の音好宏教授(メディア論)は、事務所側が会見に制限を設けたことについて「不満が出るのは当然。必要なのは疑問に誠実に答えることで、2時間で逃げ切ることではない」と対応の誤りを指摘する。・・・国民の知る権利にどう応えるかが問われる」と語った。
 会見に出席したオンラインメディア「Arc Times」編集長の尾形聡彦さんは「最前列中央の席に座り、司会者と目が合ったのに指されないことが続いた。八百長のような会見だった」と憤る。NGリストの存在が明らかになったことに「説明責任を求める記者の質問に答えたくないという意思が明白に表れている。直ちに会見をやり直すべきだ」と訴えた。
 欧米での取材経験が豊富な尾形さんは、会見者が質問に答えなければ追加質問するのは当然だと話す。「日本では『追加質問禁止』という世界にないルールが適用されることがあるが、おかしな言論規制に従っている記者は間違っている。・・・


記事の抜粋は以上。


表には出ず、裏でこんなシナリオを描き、演出指導まで行ったのは、「あの男」か「あの女」か。

このように「無反省」なことが繰り返されるのは、未だに「ジャニーズ」に「忖度」するメディアがいることに加えて、これまで一緒になって「甘い汁」を吸ってきたメディアの存在があるからだろう。

そんなメディアが心から反省し、再発防止の意思を示すとしたら、ジャニーズ事務所あるいは、ジャニーズ事務所所属タレントとの契約を全て破棄し、一度完全に「ジャニーズ」と決別した姿を国民に示すしかないのではないか。

その上で、被った損失はジャニーズ事務所にでも、SMILE-UPにでも損害賠償請求すればよい。

そうすることによって初めて、ジャニーズ事務所側も自分たちの置かれている立場を理解し、勝手なルールを押し付けた、自分たちの都合がいい会見を画策することも無くなるのではないか。

ジャニーズ事務所所属タレントに罪は無いと弁護する声も聞こえるが、「傍で見て見ぬ振りをしてきた」道義的責任は免れるものではない。

彼らとの今後の付き合い方をどうするかは、ジャニーズ事務所が、会見で真実を明らかにし、被害者に対する救済など、今後の取り組みを見極めたうえで、改めて検討しても遅くは無い、と思うのだが・・・。

今は、どのメディアも、国民も、毅然とした態度で、一度完全に「ジャニーズ」と決別すべきではないか。

そういう社会的コンセンサスが生れないと、少女たちも含めた、同様の被害の再発防止は出来ないだろうと思うところだ。

当然「会見をやり直すべきだ」。

まだ、国民に向かって「真実」が語られていない。

そして、その「真実」を語ることが出来る人物の出席は「必須条件」だろう。







http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/113.html
記事 [政治・選挙・NHK292] <軍拡するなら生活に回せ!>自民党本部前で「戦争反対」と叫ぶ(田中龍作ジャーナル)
自民党本部前で「戦争反対」と叫ぶ
https://tanakaryusaku.jp/2023/10/00029686
2023年10月6日 22:55 田中龍作ジャーナル


警察は労働者たちの前に立ちはだかり自民党本部に近づけさせまいとした。=6日、永田町 撮影:田中龍作=

 ストを忘れ戦うことを忘れた労働組合「連合」の定期大会に5日、岸田首相が駆けつけた。新聞テレビはもとより労働界も政権党に取り込まれ、大政翼賛会化は進む一方だ。

 世相に流されない尖がった労働者たちが、きょう6日夕、自民党本部前で戦争反対を訴えた。(主催:労組反戦行動実行委員会)

 東京東部労組の菅野存委員長は「我々がストライキをすれば戦争を止められる」と呼びかけた。

 田中が理由を聞くと「兵器が作れなくなるからね」と答えた。生産の現場を握る労働者が踏み留まれば戦争遂行は困難になる。

 そうさせないため資本家と政治家は労働組合を取り込むのだ。連合の姿勢は体制側にとって願ったり叶ったりだ。


6日、自民党本部前 撮影:田中龍作=

 社民党の福島みずほ党首がマイクを握った―

 「戦争に賛成だった人も反対だった人も原発事故と一緒で、本当にひどい目に遭う。

 働く現場を戦争に協力させるように作り変える。財界や政府がぼろ儲けする戦争ではなく、みんなのための平和を作っていこうではありませんか」。弁護士としての福島氏は労働問題が専門で、父親は特攻隊の生き残りだった。労働と戦争に敏感だ。

 「軍拡するなら生活に回せ」
 「軍拡するなら福祉に回せ」
 「軍拡するなら貧困対策に回せ」

 シュプレヒコールが自民党本部前に響いた。

 マスコミは大政翼賛会の一角を占める連合の大会を報道しても、ごくまっとうな主張を展開する労働者たちの動きは見向きもしない。


=6日、自民党本部前 撮影:田中龍作=

    〜終わり〜

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/114.html

記事 [政治・選挙・NHK292] 1ドル=150円突破で「為替介入」と「脱金融緩和」は焼け石に水…長期化する円安はどこまで進む?(日刊ゲンダイ) :経済板リンク 
1ドル=150円突破で「為替介入」と「脱金融緩和」は焼け石に水…長期化する円安はどこまで進む?(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/238.html



http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/115.html
記事 [政治・選挙・NHK292] ジャニ問題処理転覆させたNG6(植草一秀の『知られざる真実』)
ジャニ問題処理転覆させたNG6
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-10a68f.html
2023年10月 8日 植草一秀の『知られざる真実』

ジャニーズ事務所会見はこの国の暗部に光を当てる効果をもたらしている。

第一はメディアの暗部。

メディアは第4の権力とも言われる。

「情報による加害」をいつでも展開できる。

標的にした人物の社会的生命をいつでも奪うことができる。

他方で糾弾すべき対象の問題を素通りし、深刻な問題を隠ぺいすることも可能である。

これは第二の問題に通じる。

第二は日本の刑事司法の不正。

人間の身体の自由を奪うことができる刑事司法の力は大きい。

近代国家の条件は刑事司法の公正さにある。

しかし、日本ではこの根本が崩壊している。

犯罪が存在するのに無罪放免にする裁量権と犯罪が存在しないのに無実の市民を犯罪者に仕立て上げる裁量権が警察と検察に付与されている。

ジャニーズ事務所の史上空前の性犯罪事案が放置されてきた大きな背景に日本の刑事司法の歪みがある。

第三は日本社会のいびつさ。

これだけの重大問題が白日の下に晒されながら、なお、犯罪企業と連携するインナーサークルの勢力が大きな塊が力を維持し続けること。

NGリストが発覚し、「不都合な真実」が露わになったが、NGリストが発覚しなければ、インナーサークルがなお力を温存した可能性が高い。

ジャニーズ事務所は9月7日と10月2日に記者会見を実施。

しかし、ジャニーズ事務所の対応は「戦力の逐次投入」そのもの。

抜本的対応を示さずにどんどん窮地に追い込まれている。

第二次世界大戦での日本軍失敗の原因を分析した『失敗の本質』が指摘する要因がジャニーズ事務所にそのまま当てはまる。

『失敗の本質』(中公文庫)
https://x.gd/IpEzr

あいまいな作戦目的
会見を開き、社会に対して全面的に謝罪し、解体的出直しを図るのか、八百長会見を開いて問題を封じ込めるのか。
作戦の目的があいまいである。

過度の精神主義
ジャニー喜多川氏一族内の内情を世間に訴え、経営トップが精神的にダメージを負っていることを強調して世間の同情を買う作戦が取られているが、ジャニーズ社に求められているのは精神主義の発露でなく一企業としての矜持を示すこと。

不測の事態が発生した際の瞬時の有効かつ適切な反応の欠落
会見では東山紀之氏の過去の性暴力行為についての質問が浴びせられたが、東山氏はしどろもどろになって明確な回答を示すことができなかった。
また、ジャニー喜多川氏の性暴力行為についての認識について問われると「見て見ぬふりをしていた」ことを吐露した。
こうした質問が提示されることは事前に十分に想定されたはずだが、明確な対応を取る準備がなされていなかった。
仮に準備していたとしても真実をそのまま述べるわけにはいかない事情があったとも考えられる。

戦略的合理性を欠く作戦
世界でも類例を見ない最悪の長期間性暴力犯罪行為が白日の下に晒され、過去の検証を十分に行い、被害者に対する謝罪・救済・補償を確実に執行し、解体的出直しを図ることが求められているが、こうした戦略的合理性を持つ作戦が示されていない。

人間関係を過度に重視する情緒主義
東山紀之氏は客観的にみて「喜多川システムの共犯者」である疑いが限りなく強い。
しかし、東山氏がジュリー藤島氏と長期にわたる親密な関係を有していることを背景に安直な人事が強行されている。

統一指揮の不在
統一指揮を執るべき人物はジュリー藤島氏だが、ジュリー氏が陰に隠れて他の人物に指揮を委ねている。さらに、最大の説明責任を負う白波瀬傑前副社長が説明を行わない一方で依然として背後で画策している疑いがある。

ジャニーズ社は10月2日の会見をもって説明を封印し、過去の検証を十分に行わないまま問題に蓋をすることを目論んだと考えられる。

しかし、NGリスト問題が表面化して事態は一変した。

ジャニーズ社は会見を再度実施する責務を負う。

八百長会見で問題に幕を引くことは不可能になった。

現時点で補償の具体的内容がまったく明らかにされていない。

新企業の詳細が不明。

新企業トップに東山氏と井ノ原氏を充てることの正当性は完全に失われている。

新社名を公募するのは新企業の広告宣伝事業にほかならず、解体的出直しを図る新企業に適合しない。

ジャニーズ社がまず実行しなければならないことは過去の検証だ。

TBS「報道特集」は東山紀之氏がジャニー喜多川氏の性犯罪事案の実質的な共犯者であったとの元ジャニーズ所属者の証言を報じた。

過去の検証なしに東山氏などを新企業の経営幹部に就任させることの正当性が失われている。

http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/116.html

記事 [政治・選挙・NHK292] <消費税は福祉の財源… 30余年、騙し続けた>ジャニーズより罪深い日本の新聞テレビ(田中龍作ジャーナル)
ジャニーズより罪深い日本の新聞テレビ
https://tanakaryusaku.jp/2023/10/00029698
2023年10月7日 17:39 田中龍作ジャーナル


山本太郎は消費税の正体を早くから明らかにしていた。=9月30日、渋谷 撮影:田中龍作=

 記者会見でマスコミを欺いたジャニーズ。消費税で国民を欺いたマスコミと政府。

 どちらが悪質かを問われれば、明らかに後者である。被害の規模と深刻さにおいてケタ違いである。

 「消費税は福祉の財源として必要」…マスコミはさんざん政府のプロパガンダを流布してきた。消費税が創設されたのが1989年のことだから30余年間にわたって新聞テレビは国民を騙し続けてきた。

 消費税は福祉の財源なんぞではない。大企業減税の穴埋めに使われるという現実が、最近になってやっと日の目を見るようになった。馬淵澄夫議員(立憲)は「第2法人税」とさえ指摘する。

 「消費税は福祉に充てられる」…官邸の提灯を持つマスコミの刷り込みは効果絶大だった。

 新聞社は読者・国民に負担を押し付ける一方で、政府からチャッカリ軽減税率を適用してもらっていた。

 消費税が上がれば輸出企業はその分濡れ手で粟の還付金をせしめることができる。「スポンサー命」のテレビ局もまた「消費税は福祉に」と刷り込んだのである。

 政府の庇護で電波を格安で独占しているテレビ局は、官邸の意向には逆らえない。

 かくして新聞テレビは、庶民を消費税地獄に突き落として自らは甘い汁を吸ってきたのである。

 人道犯罪ともいえる新聞テレビの悪業に比べればジャニーズの記者会見なんて可愛いものだ。


消費税は法人税引き下げの穴埋めにされてきた。「法人税率を元に戻せ」は極めてまっとうな主張だ。=9月30日、渋谷 撮影:田中龍作=

 〜終わり〜

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