★阿修羅♪ > アーカイブ > 2023年10月 > 05日12時25分 〜
 
 
2023年10月05日12時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK291] 衆参2補選あるぞ「自民0勝2敗」…解散封じどころか“岸田おろし”にも現実味(日刊ゲンダイ)

衆参2補選あるぞ「自民0勝2敗」…解散封じどころか“岸田おろし”にも現実味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/330066
2023/10/05 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


小渕優子選対委員長の応援は逆効果?(C)日刊ゲンダイ

 今月22日が投開票の衆参2つの補欠選挙。参院徳島・高知選挙区は5日告示を迎える。衆院長崎4区は10日告示だ。いずれも自民党の議席だった選挙区で自民が強いとみられていたが、岸田政権が不人気のうえ、地元の自民組織がガタガタしていて、まさかの自民0勝2敗もありうる状況だ。

 参院補選は自民新人・西内健氏(56)VS野党系無所属の元職・広田一氏(54)の事実上の一騎打ちになりそうだ。

「先週、立憲民主党が行ったという情勢調査が出回った。高知は野党がリードで、徳島と合わせても自民が負けていた。確かにそんな空気だ。自民議員が暴行で辞職したことによる補選だし、野党の広田氏は高知選出で16年の衆参議員経験があり、高知では知名度がある。勝負は徳島で自民がどこまで引き離せるかだ」(自民党関係者)

 もっとも徳島は、今年4月の知事選で保守3分裂となったシコリが残る。自民は、後藤田正純知事と長年対決してきた野党系無所属の現職を次期衆院選の徳島1区の支部長に決めるなどの手を打っているが、“奇策”は吉と出るのかどうか。

 告示日の5日は、小渕優子選対委員長が徳島に応援に入る。

「小渕さんは知名度はあるが、要職起用を世論は評価していない。応援は逆効果にならないか」(地元メディア関係者)

 一方の衆院補選は、北村誠吾元地方創生相の死去にともなうもので、自民新人・金子容三氏(40)VS立憲現職(比例)末次精一氏(60)という、こちらも一騎打ちの見通しだ。自民が圧勝かと思いきや、「調査でわずか3ポイントのリードだったため慌てている」(別の自民党関係者)らしい。

衆院長崎4区は組織分裂

 長崎も昨年の県知事選と今年4月の佐世保市長選が保守分裂だった。親知事・親市長系と反知事・反市長系が反目している。さらに、自民候補は金子原二郎元農相の長男で、金子系VS北村系の戦いもシ烈。北村系は後継に県議を擁立しようとしたがかなわず、金子に決まった経緯があり、「金子側が北村側に補選での支援をお願いに行ったが、北村側は断った」(同)という。

 最近は世襲批判も根強い。一昨年の総選挙では、自民はわずか391票差の辛勝だっただけに、何が起こるか分からない。

「補選とはいえ国政選挙です。物価高の影響は大きく、岸田政権に対する視線は、生活基盤が脆弱な地方ほど厳しい。自民が2敗してもおかしくありません」(政治評論家・野上忠興氏)

 2敗したら、解散が封じられるだけでなく、岸田おろしが始まるか。

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/889.html

記事 [政治・選挙・NHK291] 八百長演出主演の井ノ原快彦氏(植草一秀の『知られざる真実』)

※補足 2023年10月5日 朝日新聞28面


八百長演出主演の井ノ原快彦氏
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2023/10/post-1b2f9c.html
2023年10月 5日 植草一秀の『知られざる真実』

ジャニーズ事務所が滅亡に向けて着実に歩みを続けている。

10月2日の記者会見で滅亡の時期が一気に近づいた。

会見で井ノ原快彦氏は次のように述べた。

「こういう会見の場は、全国に生放送で伝わっておりまして、小さな子供たち、自分にも子供がいます。

ジャニーズJr.の子たちもいますし、被害者のみなさんが自分たちのことでこんなに揉めているのかというのは僕は見せたくないので、できる限りルールを守りながら、ルールを守っていく大人たちの姿をこの会見では見せていきたいと僕は思っていますので、どうか、どうか落ち着いてお願いします。」

しかし、会見にはNGリストが用意されていた。

会見で質問者を指名する際、指名しない人物があらかじめ定められていた。

顔写真入りのNGリストが準備され、質問から排除された。

他方、優先質問者リストも存在したと見られる。

インナーサークルの質問者に優先的に質問をさせるという目論見。

「やらせ会見」、「八百長会見」である。

日本では八百長会見、やらせ会見がはびこっている。

政府主催のタウンミーティングでもあらかじめ「さくら質問者」が用意され、用意された質問が提示される。

回答者は事前に準備した回答文を読み上げる。

官邸での首相会見がひな形。

事前に質問は提出が義務付けられ、提出された質問から質問者が事前に選定される。

首相は官僚が事前に準備した回答文を読み上げる。

これ以外の質問者への指名は、例外的に行われてもテレビ放映が打切られた後で実施される。

このような慣例が多く存在し、政府と癒着するジャニーズ事務所も踏襲したと見られる。

ジャニーズ事務所は会見執行を依頼した外資系PR会社がしたことでジャニーズ事務所は関知していないと述べている。

しかし、会見はジャニーズ社が実施したもの。

ジャニーズ社がどのような企業を使い、どのようなプロセスで会見を実施したのかは、あくまでもジャニーズ社の内輪の問題。

会見の全責任を負うのはジャニーズ社である。

国が橋を架ける事業を実施したとする。

完成した橋が不正工事で崩落したときに責任を負うのは国である。

国と事業者との契約において国の側に瑕疵がなければ国が事業者を訴えることはできる。

しかし、国が事前に事業者から橋の建設に関する詳細な情報を得ていたなら国の責任は免れない。

PR会社とジャニーズ事務所は事前に打ち合わせを実施している。

その段階でNGリストの存在は把握されていた。

井ノ原氏がNGリストの質問者にも質問させるようにと述べたとジャニーズ社が主張している。

PR会社は会見の後半で指名すると答えたと主張している。

会見では司会者の進行に激しいクレームが提示された。

NGリストの質問者を質問から排除したためである。

この時点で井ノ原氏は何が起きているのかを完全に把握したはずだ。

NGリストの問題が表面化したことを認識したはずである。

井ノ原氏がそう認識し、その方式ではダメだと判断したなら、井ノ原氏は声を挙げている人に質問をするよう、司会者に指示を示したはずだ。

ところが、井ノ原氏は声を挙げている人に対して「ルールを守れ」とのメッセージを発した。

典型的なトーンポリシング。

声を挙げることが正しいか間違っているかを判定する基準は、設定されたルールに正当性があるのかどうか。

設定されたルールは「八百長ルール」。

声を挙げることに正当性があったことは事後的に論争の余地がない。

しかも、井ノ原氏は発言した時点で「八百長カラクリ」を完全に把握していた。

「八百長会見」の全責任はジャニーズ社側にある。

その責任をPR会社に転嫁するための見解を表明したことが新しい驚き。

新体制の東山紀之社長、井ノ原快彦副社長の引責辞任は不可避である。

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/890.html

記事 [政治・選挙・NHK291] “令和の田中真紀子”的・加藤鮎子こども政策相の「ブラック伝説」元夫めぐる口論で安倍元首相ドン引きの過去(日刊ゲンダイ)

※週刊新潮 2023年10月12日号 誌面クリック拡大 続きは週刊新潮をご覧ください




“令和の田中真紀子”的・加藤鮎子こども政策相の「ブラック伝説」元夫めぐる口論で安倍元首相ドン引きの過去
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/330134
2023/10/05 日刊ゲンダイ


朝に弱く、気は強い(加藤鮎子こども政策相)/(C)日刊ゲンダイ

 政治資金を家賃名目で実母に還流するなど、就任直後に「政治とカネ」の問題が噴出した加藤鮎子こども政策相。早くも岸田政権のアキレス腱になりそうなムードだ。

 5日発売の「週刊新潮」が、「秘書にスピード違反を強要『加藤鮎子こども大臣』は『ブラック鮎子』」というタイトルで、加藤氏の呆れた行状を報じている。数々のパワハラ、違法行為を元秘書らが告発しているのだ。

 例えば、朝が弱い加藤氏は、秘書がモーニングコールをしても電話になかなか出ないことがあり、時間通りに起こそうと何度もかけると「生活の邪魔をしないでください」と嫌みを言う。それで電話を控えれば、「大事な会議なのになんで起こしてくれなかったのか」と逆ギレ。これでは、秘書はどうしていいか分からない。

 新潮の記事では、「寝坊すると、運転する秘書に、一般道を走行中でも“朝なので車がいないから、絶対間に合うように行ってください”と指示を出すのです。普通の農道を90キロで飛ばさせ、高速道路でも“前の観光バスが遅いからあれを抜いてちょうだい”と言って、猛スピードを出させたり……」という関係者の証言も掲載。秘書のアドバイスを聞き入れず、きつく言い返すことも多いという。

自民・茂木幹事長と通じるところが…

 こうした振る舞いに耐えかねたのか、2014年の初当選から現在まで公設、私設あわせて少なくとも10人を超える秘書が加藤事務所を退職しているという。朝が弱くパワハラ気質との評判は、自民党の茂木幹事長と通じるところがあるようだ。

 法的にも問題がありそうなのは、秘書と行う個別訪問だ。選挙が近づくと力を入れるそうで、新潮は、「鮎子さんは“戸別訪問は法律上、グレーだけど、バレた時は訪問先が後援会員です、とか言っておけば大丈夫”と話していましたね」という元秘書の告発を紹介している。グレーな選挙活動を強いられる秘書はたまったものではない。

 新潮の取材に対し、加藤事務所は「法定速度を超えてスピードを出すような指示をしたことはありません」「選挙違反に該当するようなことはしておりません」と回答している。

元夫をめぐって口論になったことも

「鮎子さんは、気が強いのは間違いない。元夫の宮崎謙介元衆院議員をめぐって、予算委員会でたまたま隣り合わせた現妻の金子恵美元衆院議員と口論になったこともあるそうです。それを閣僚席から見ていた安倍元首相が『凍り付いたよ』と語っていた。父の紘一氏は14年にミャンマーで倒れた後、16年9月に亡くなるまで都内の病院で療養していましたが、紘一先生に世話になった人たちが面会を申し込んでもシャットアウトで、鮎子さんは誰にも会わせようとしなかったそうです。田中角栄元首相が倒れた後、娘の真紀子さんが人を遠ざけたことと重なって見えます」(政界関係者)

 勝ち気な性格ゆえ野党の挑発に乗って失言するのではないかと、臨時国会での答弁も不安視されている。

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/891.html

記事 [政治・選挙・NHK291] 旧統一教会が繰り出す「訴訟連発」と「メディア抗議」の本当の狙い…友好団体が鈴木エイト氏を提訴(日刊ゲンダイ)

旧統一教会が繰り出す「訴訟連発」と「メディア抗議」の本当の狙い…友好団体が鈴木エイト氏を提訴
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/330135
2023/10/05 日刊ゲンダイ


旧統一教会から訴えられた(右から)山口広、川井康雄、紀藤正樹各弁護士(C)日刊ゲンダイ

 旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の解散命令請求が最終調整に入る中、教団側は、旧統一教会に批判的な発言をした識者や、番組を放送したテレビ局に対し、訴訟や抗議を繰り返している。

 旧統一教会の友好団体である「天宙平和連合」(UPF)は4日、ジャーナリストの鈴木エイト氏による安倍晋三元首相に関する発言で名誉を傷つけられたとして、1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 鈴木氏は今年7月1日、2021年9月に開催された「UPF」の国際会議に安倍氏がビデオメッセージを寄せたことについて、ツイッターに「トランプ大統領に1億、安部晋三前首相(当時)に5千万との内部情報」と投稿。これに対し、UPF側は「トランプ氏に1億円支払ったのは事実だが、安倍氏と関連団体には報酬を支払っていない」とし、「安倍氏やUPFの社会的信用をおとしめるものだ」と主張している。信者1人もこれとは別に、鈴木氏に1100万円の損害賠償などを求めて訴訟を起こした。

 旧統一教会と友好団体は、これまでも「全国霊感商法対策弁護士連絡会」所属の紀藤正樹弁護士をはじめ世話人7人を相手に、またワイドショーのコメンテーターを務める八代英輝、本村健太郎両弁護士、有田芳生前参院議員および放送局などを片っ端から提訴している。

 今年7月には、共同通信が韓鶴子総裁が教団の集会で発言した音声データを元に、「日本は第2次世界大戦の戦犯国家で、罪を犯した国だ。賠償をしないといけない」「日本の政治は滅ぶしかない」と発言を伝えたところ、HP上で<悪意ある曲解>として<発言の一部を切り取り曲解し、全く的外れな批判をしています>とかみついた。

 先月21日にはNHKに対し、信者勧誘の手口や資金集めを取り上げた番組「危険なささやき」の放送中止と謝罪を求めて抗議。番組内容を痛烈に批判している。

訴訟当事者に仕立て上げメディアから排除したい

 旧統一教会がここにきて高額な訴訟を起こし、影響力のあるメディアへの猛抗議を連発している「狙い」は何なのか。UPFと信者の会見を取材した鈴木エイト氏に聞いた。

「私に関しては、ピンポイントに影響力のある人物というニュアンスでした。『時期を急いだ』という話もしていたことから、解散命令請求の報道が相次ぐだろう来週に向け、教団は私が訴訟当事者になれば、テレビメディアは使いづらいと考えているのではないか。テレビに出させないようにして、メディアから排除したいのでしょう。さらに鈴木エイトがいかにいい加減で、信者に対しても誹謗中傷を行う人物かという印象を持たせ、私の信用をおとしめようとしています。言論を封じ込めようとしているのは明らかです」

 しかし、訴訟の連発は、旧統一教会に対する世間のイメージを一層悪くするだけではないか。

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/892.html

記事 [政治・選挙・NHK291] 汚染水海洋放出 ロンドン条約・議定書締約国会議で議論か(聯合ニュース)
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20231005000300882?section=japan-relationship/index



ロンドン条約・議定書締約国会議で、福島第一原発で8月24日から始めた「汚染水の海洋放出」を巡る議論が行われる見通しだ。

韓国の聯合ニュースが報じている。

もしも見通しどおりに議論されれば、国際社会が「アレ」は放射性廃棄物、すなわち放射性物質が含まれる「汚染水」であると認定したことになる。

どうする、日本。

韓国では政府を含め、今でも正式呼称は「汚染水」だ。

日本政府から、韓国政府に対して撤回と謝罪を求めた形跡はない。
中国の「核汚染水」を非科学的だと非難する政府ヨイショのメディアも、韓国の「汚染水」には何故か「無口」で大人しい。

どうしたの、日本。


以下に記事の全文を転載する。

ロンドン聯合ニュース】英ロンドンの国際海事機関(IMO)本部で開催中のロンドン条約およびロンドン議定書の締約国会議で、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を巡る議論が行われる見通しだ。

 締約国会議は2日(現地時間)から始まった。5日午後に放射性廃棄物の管理に関する事項のセッションが予定されている。韓国を含む関連国や国際的な環境保護団体のグリーンピースなどが汚染水に関する立場を表明すると予想される。

 ロンドン条約およびロンドン議定書は海洋環境を守るため廃棄物などの海洋投棄を禁じており、韓国と日本も批准している。

 韓国政府は2019年から締約国会議で日本の原発汚染水の処理に関する議論が必要だと主張してきた。一方、日本政府は原発汚染水の放出は海洋投棄には当たらないため、ロンドン条約・議定書の枠組みで議論する事項ではないとの立場を貫いており、議論に進展がなかった。

 IMOは福島第1原発の汚染水について、韓国など当事国間の合意に基づきロンドン条約・議定書締約国会議で議論できるとの解釈を示している。今回の会議で、汚染水問題がどのように扱われるかに関心が集まっている。


記事の転載は以上。


記事によれば、

「・・・韓国政府は2019年から締約国会議で日本の原発汚染水の処理に関する議論が必要だと主張してきた。・・・」



「・・・議論に進展がなかった。・・・」

という。
理由は、

「・・・日本政府は原発汚染水の放出は海洋投棄には当たらないため、ロンドン条約・議定書の枠組みで議論する事項ではないとの立場を貫いている」

からだと。

日本政府は国際社会に対して、丁寧な説明も、真摯な議論も、拒否してきたということか?

何やってんの、日本。

「・・・今回の会議で、汚染水問題がどのように扱われるかに関心が集まっている。」

5日午後、ロンドン条約およびロンドン議定書の締約国会議で、放射性廃棄物の管理に関する事項のセッションが予定されている。

5日午前、福島第一原発から、2回目の「汚染水の海洋放出」が始まった。


ヤッチャッタの、日本。アチャチャ〜。












http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/893.html
記事 [政治・選挙・NHK291] 車両襲撃 伸長する「れいわ」へのテロ(田中龍作ジャーナル)
車両襲撃 伸長する「れいわ」へのテロ
https://tanakaryusaku.jp/2023/10/00029662
2023年10月3日 19:04 田中龍作ジャーナル


窓ガラスが割られた八幡氏の車両。=写真提供:八幡愛氏=

 1日、次期衆院選に大阪1区から立候補予定の八幡愛氏(れいわ新選組)の車両が、大阪市内で何者かに襲われ、後部窓ガラスが粉々に割れた。

 幸い八幡氏は乗車しておらず、スタッフにもケガはなかった。大阪府警は器物損壊の疑いで捜査を始めた。

 割られた窓ガラスの真横には山本太郎代表の顔写真が大きくプリントされており、襲撃は同代表への威嚇とも取れる。

 事件を受けてわいわ新選組は7日に大阪で予定していた集会と9日に神戸で予定していたデモと集会を中止した。

 全国各地で展開してきたデモ、集会はれいわの政策をアピールする絶好の機会だった。特にデモは生活苦にあえぐ人々の怒りを反映し、殺気を感じさせるほどの迫力だった。


車内に飛び散った窓ガラス。=写真提供:八幡愛氏=

 支持を伸ばしたれいわは世論調査で野党第一党の立憲民主党に迫る結果を出すこともある。

 コテコテ自民党系のジャーナリストが、れいわの動向をめぐって頻繁に探りを入れてくる。選挙や政局への影響が小さくないからだ。

 不謹慎を恐れずに言えば、八幡氏の車両襲撃は伸長するれいわへのテロである。効果は十分だった。

 山本太郎は初当選から間もない2013年秋、園遊会で天皇陛下(現・上皇陛下)に子どもの被曝を憂う直訴状を手渡したことで右翼に狙われた。

 制服私服の警察官約50人が警備するなか山本が街頭演説し、右翼の街宣車が出没することもあった。

 それでも山本は脅しに屈することなく防刃下着を着用しながら街宣活動を続けた。屈しなかったから今のれいわ新選組がある。


当時、山本太郎は警察から「できるだけ外出しないように」と要請を受けていた。私服警察官が背後についた。=2013年11月、東京亀有 撮影:田中龍作=

〜終わり〜

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/894.html

記事 [政治・選挙・NHK291] 暴落株価を尻目に信じられない感覚だ 朝日が報じた亡国首相の意気軒高 本当ならば選挙で鉄槌以外なし(日刊ゲンダイ)

※2023年10月5日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2023年10月5日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


4日は、所得減税の検討も示唆した岸田首相(C)共同通信社

 空虚な2年間だった。そればかりか、時計の針が巻き戻された2年間だった。

 安保関連3文書の改定で推し進められる防衛費倍増、専守防衛を逸脱する敵基地攻撃能力の保有、紛争を助長しかねない防衛装備移転三原則の骨抜き。12年前に東京電力福島第1原発で発生した過酷事故を忘却したかのような原発回帰、漁業関係者を踏みにじる汚染水の海洋放出。そして、アベノミクスの負の遺産にほかならない異次元緩和の継続。ぬるま湯に漬かった企業は国際競争力を失い、経済は当然ヘタり、終わりの見えない円安物価高で国民生活はズタズタだ。「安いニッポン」を通り越し、外国人観光客以外には見向きもされない「激安ニッポン」に成り下がりつつある。反日カルト集団の統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着が白日の下にさらされた安倍元首相を送る時代錯誤の国葬も強行された。

 2021年10月4日の岸田政権発足からこの方、この国の劣化に拍車がかかるばかり。4日の朝刊各紙が「岸田政権の2年」を総括する特集を組む中、際立っていたのが朝日新聞だ。岸田首相の政治手法についてこう書いていた。

〈永田町の解散風は昨年末ごろから吹き続け、時に突風となって議員らを浮足立たせてきた。風速が最も強まったのは、今年6月の通常国会の最終盤だ。首相は野党を国会に集中させないよう、岸田派の議員らとともに解散の可能性を何度もにおわせた。風を背に、自民内の選挙区の候補者調整も一気に進めた。

「解散カードを使わずに残すことができた。秋も冬も来年だってまた使える」。通常国会を乗り切った首相は会期末、周囲にそう口にしていた。その「成功体験」が、いま臨時国会を前に形になって表れている〉

〈10月に入り、「補正提出表明」で解散風がやや収まると、首相は今度は周囲にこんな考えを口にしたという。「記者には補正を提出したいという思いを語っただけ。解散の選択肢の幅は、確保している」〉

〈当の首相は、3年目の新たな布陣に自信を深めているようにみえる。最近も周りにこう胸を張った。「政権運営を積み重ねていくなかで、体制ができてきた。強い官邸をめざしたい」〉

円安株高のアベノミクス破綻

 いやはや、驚くべき記事だった。首相は政権運営に自信を深めているという奇々怪々。岸田の関心事は永田町の空気だけで、国民生活は度外視なのがよく分かる。生活保護申請が7カ月連続で増加していることを知っているのだろうか。読売新聞も「解散権の威力はすさまじい」と興奮気味に漏らしていたと報じている。

「『聞く力』がちっとも発揮されていないという批判は耳に入っているものの、総理はこのところ積極的に人と会おうとしません。1年後に迫る自民党総裁選での再選に向けた解散戦略で頭がいっぱいのようです。求心力をいかに高めるか。年内に解散が打てるかどうか。負け込んでしまったらどうなるか。総理が何かと意識する池田勇人元総理は、自身が率いる岸田派(宏池会)出身の歴代総理5人のうち、在任日数がトップ(約4年4カ月)。池田元総理を超えるには2期6年は必達です」(官邸事情通)

 暴落株価を尻目に信じられない感覚だ。岸田は先月25日に「国民のみなさんは物価高に苦しんでいる」と言いながら経済対策の骨子をぶら下がり取材で発表したものの、弥縫策と財界へのバラマキからなる「5本柱」にマーケットはちっとも反応しなかった。自民党内からは「少なくとも15兆円、できれば20兆円ぐらいは必要になる」(世耕弘成参院幹事長)などと威勢のいい数字が飛び交っているが、日経平均株価は4日まで5日続落。とりわけ4日の売りは激しかった。日米の金利差拡大懸念から全面安の展開となり、終値は前日比711円06銭安の3万526円88銭に沈んだ。3万1000円を割り込んだのは、5月17日以来およそ5カ月ぶり。前夜の円相場は一時1ドル=150円台に下落し、1年ぶりの円安ドル高水準だった。この10年あまり、自民党政権が誇示してきた円安株高セオリーは破綻し、アベノミクスが詰んだのはアリアリだ。

空っぽ首相の見せかけ政治で補選全敗も

 朝日などが報じた亡国首相の意気軒高が本当ならば、選挙で鉄槌を下すのが有権者の役目。22日に投開票を迎える衆参ダブル補選は、解散の判断材料となる重要な国政選挙だ。参院徳島・高知は5日、衆院長崎4区は10日告示。いずれも元々は自民党の議席で、与野党対決の構図だ。暴力沙汰による議員辞職に伴って実施される参院徳島・高知は自民に分が悪いが、衆院長崎4区は一種の弔い選挙。内閣支持率が高ければ勢いでグイグイ攻める手もあろうが、低支持率の上、保守分裂のシコリが残る選挙区事情もあいまって、情勢は混沌としている。

 政治評論家の野上忠興氏はこう言う。

「物価高に対する世論の怒りは地方でも燃え盛っている。野党が事実上、候補を一本化したのも奏功し、自民が2敗してもおかしくありません。毎日新聞の世論調査(9月)では内閣改造・党役員人事、岸田政権の物価対策を8割近くが評価せず、岸田首相に〈早く辞めてほしい〉との回答は半数を超えていた。世間はよく見ていますよ。首相になってやりたいことを聞かれて〈人事〉と言い、小学生から首相を目指した理由を問われて〈日本で一番権限が大きい人だから〉と身もフタもなく答える。やりたいことがない空っぽ首相だから、やることなすこと空っぽ。要するに、見せかけ政治なのです。正式な記者会見を避け、短時間で一方的に発信しやすいぶら下がり取材を多用しているのも、そうした政治姿勢を象徴している。岸田政権の点数をつけるとしたら、100点満点中30点程度でしょうか。そんな首相が2期6年を堂々と目指すのは、党内にライバルが不在だからです」

野党とメディアも延命に加担

 解散権を弄び、この株価と物価高に支離滅裂な経済対策と空疎な会見でいい気になっているのだとしたら、まさしく政権交代以外に打開策はない。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言った。

「岸田政権が延命している要因は4割が野党、2割がメディアにある。野党もメディアも岸田首相の本質を正確につかめず、リベラルで穏やかな人物として接し、そのイメージを垂れ流している。麻生副総裁が〈ある種の誠実そうに紳士そうに見えるあの顔、リベラルそうに見えるあの顔が世の中に受ける〉と表現したのは言い得て妙。安保政策を大転換させても、強引な印象をさほど持たれない。問題閣僚らの更迭が続いても、安倍元首相の強弁パターンのひとつだった〈責任は私にある〉〈結果で責任を果たす〉のコピペでウヤムヤにしている。岸田首相は本音のところでは、野党勢力は立憲民主党と共産党くらいで体制を脅かすほどではないし、たとえ低空飛行でも墜落しなければいいくらいの腹積もりなんじゃないか。弱者イジメのインボイス制度を中止する、予算膨張に反発が強まる大阪・関西万博を中止する。それくらいの政治決断を見せなければ支持率は反転しないでしょう。逆にインボイス導入の余地をつくったのは、消費増税の制度設計を詰め切れなかった野田政権なのですから、立憲民主が命がけで止めれば浮上するチャンスになる」

 アンポンタン首相に国政を託したままでいいわけがない。政権を取りにいこうとしないビジネス野党もいらない。

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/895.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2023年10月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。