★阿修羅♪ > アーカイブ > 2023年9月 > 30日10時45分 〜
 
 
2023年9月30日10時45分 〜
記事 [政治・選挙・NHK291] <「辞任第1号」まっしぐら>また醜聞! 加藤鮎子こども相に“違法疑惑業者”太陽光発電の社長との「蜜月写真」発覚(日刊ゲンダイ)


また醜聞! 加藤鮎子こども相に“違法疑惑業者”太陽光発電の社長との「蜜月写真」発覚
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/329771
2023/09/28 日刊ゲンダイ


加藤鮎子大臣(前列左2)と肩を組む池田友喜氏(同左3、=加藤大臣の夫のSNSから)

 スキャンダル第2弾である──。日刊ゲンダイの報道で、就任直後に「政治とカネ」が発覚した加藤鮎子こども政策相(44、山形3区)。政治資金を家賃名目で実母に還流していたことが分かったが、今度は「問題企業」との“蜜月”関係が明らかになった。

 日刊ゲンダイは、加藤氏の夫のSNSをチェック。すると、選挙区内の山形県酒田市に本社を置く「株式会社チェンジ・ザ・ワールド」で社長を務めた池田友喜氏と加藤氏が、笑顔で肩を組んでいる写真が投稿されていた。時期は加藤氏の初当選前の2014年8月だ。

 投稿によると、場所はチェンジ社のオフィス。新規事業のキックオフパーティーの様子を写したものだ。さらに調べると、この写真だけでなく、夫の「友達」のSNSにも、加藤氏と夫、池田氏が3人揃って納まる写真がアップされていた。2枚は別の時期に撮ったものだ。加藤夫婦が、池田氏と親しい関係だということが推察される。

 問題は、14年設立のチェンジ社のビジネスだ。

「チェンジ社は、発電施設の区分オーナーを募り、運営する太陽光発電所の売電収入から手数料を差し引いて出資者に還元するビジネスをしていました。いわゆる『預託商法』と呼ばれるものです。出資者は1万2000人を超えた。ところが、今年2月に破産を申し立て、債権者の出資金の一部が回収不能になっているのです」(経済ジャーナリスト)

 4月22日付の毎日新聞には、約1675万円を出資した債権者の「もうソーラーパネルを見るのも嫌な気持ち。つらい」という悲痛な声が掲載されている。毎日新聞は、入手した内部資料を基に〈(池田氏は)違法性を認識しながら資金を集め続けていた〉と指摘している。

「違法性」とは、チェンジ社の「預託商法」のことだ。購入者から商品を預かって運用する「預託商法」は、これまで安愚楽牧場やジャパンライフが展開してきたことで社会問題化。政府は「預託商法」を原則禁止する規定を盛り込んだ「改正預託法」を22年6月に施行。ところが、チェンジ社は、施行後も変わらず事業を展開していたのだ。

「辞任第1号」まっしぐら


社会問題「委託商法」経営のそのチェンジ社と「カネ」のやり取りも(加藤鮎子大臣)/(C)日刊ゲンダイ

「国会でも問題視されています。今年3月の参院消費者特別委員会で、野党議員から、チェンジ社の事業について認識を問われた河野消費者担当相(当時)は『消費者被害の未然防止という観点から、きっちり考えさせていただく』と答弁しています」(永田町関係者)

 加藤氏の政治資金の流れからも、チェンジ社との“蜜月”がうかがい知れる。加藤氏が代表を務める資金管理団体は16年、池田氏から3000円の寄付を受領。同年の政治資金パーティーの「カメラマン料」として3万円を支出している。また、加藤氏の政党支部は21年に「WEBサイト管理費」「HP改修費用」名目でチェンジ社に計約60万円を支払っている。

 加藤氏は問題企業のビジネスを知らなかったのか。チェンジ社の“客寄せ”に利用されていたとしたら大問題だ。加藤事務所に問い合わせるとこう回答があった。

〈(地元の)皆さまがされている地域の活動に参加し、その際、一緒に写真を取ることなどもあります。(池田氏も)活動をされている皆さまの1人です〉

 確かに、たまたま写真を撮ることはあるだろうが、加藤氏の場合「カネ」のやりとりまであるのだから、話は違うのではないか。ある官邸事情通が言う。

「家賃名目で政治資金を母親に還流していた問題を巡っては、周辺の家賃相場より高い金額を払っていた場合、差額を寄付として処理しなければ違法になる。加藤さんは違法性を否定するため、19日に『正確な家賃相場を調査し報告する』と発言していたが、説明がつかないのか、1週間以上経っても報告はない。この問題は政権内でも不安視されています。そこへきて、問題人物との接点まで明らかになってしまった。来月に予定される通常国会で追及され、答弁できなければ、辞任論が噴出する恐れがあります」

 やはり「辞任第1号」になるのだろうか。

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/849.html

記事 [政治・選挙・NHK291] 自民党の異常性を体現 「杉田水脈」は日本を崩壊させる 適菜収「それでもバカとは戦え」(日刊ゲンダイ)

自民党の異常性を体現 「杉田水脈」は日本を崩壊させる 適菜収「それでもバカとは戦え」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/329851
2023/09/29 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


一番の問題はこのような人物を優遇野放しにしている自民党政権(杉田水脈議員)/(C)日刊ゲンダイ

 自民党の杉田水脈がネット上でアイヌ民族を侮辱する投稿をしたことについて、札幌法務局は「人権侵犯の事実があった」と認定。杉田に対し「啓発」の措置を取った。杉田は2016年の国連女性差別撤廃委員会でアイヌ女性らを無断で撮影し、「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」などとネットに投稿していた。

 そもそも杉田といえば、現実と妄想の区別がついていない人物である。

 16年、保育所の待機児童問題に関して、産経新聞のサイトの自身のコラムで「旧ソ連崩壊後、弱体化したと思われていたコミンテルンは息を吹き返しつつあります。その活動の温床になっているのが日本であり、彼らの一番のターゲットが日本なのです」などと述べていたが、22年11月、国会で「事実として確認できず、不用意な発言だった」として撤回。

 20年9月の自民党内の会議では、性暴力被害者の相談事業をめぐって「女性はいくらでも嘘をつけますから」とあたかも被害を虚偽申告する女性が多数いると受け取れる発言をした。会議後杉田は「そんなことは言っていない」と発言を否定したが、参加者や関係者の証言もあり、逃げ切ることはできず、最終的にブログで「事実と違っていた」と嘘を認めた。

 22年10月、ジャーナリストの伊藤詩織がツイッター上の中傷投稿に「いいね」を押されて名誉感情を傷つけられたとして、杉田に損害賠償を求めた件で、東京高裁は杉田に55万円の支払いを命じた。

 社会は正常な人間だけで構成されているわけではない。社会の最底辺には、杉田のような嘘、デマ、ヘイトスピーチを垂れ流す邪悪な人間がいる。

 一番の問題はこのような人物を優遇し野放しにしてきた安倍晋三や岸田文雄だ。つまり、自民党という組織自体が異常極まりないのである。

 18年、杉田が「新潮45」に寄稿した記事(「LGBT支援の度が過ぎる」)は批判を浴び、最終的に雑誌は“廃刊”になったが、文章の最後は〈「常識」や「普通であること」を見失っていく社会は「秩序」がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません。私は日本をそうした社会にしたくありません〉と締めくくられていた。おまえが言うな。


適菜収 作家

近著に「安倍晋三の正体」「ニッポンを蝕む全体主義」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も発行。本紙連載を書籍化した「それでもバカとは戦え」も好評発売中

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/850.html

記事 [政治・選挙・NHK291] <勝負はこれから…>外苑伐採 三井不動産が住民説明会 「イコモスの警告があっても何が何でも進めるのか」(田中龍作ジャーナル)
【外苑伐採】 三井不動産が住民説明会 「イコモスの警告があっても何が何でも進めるのか」
https://tanakaryusaku.jp/2023/09/00029622
2023年9月28日 21:51 田中龍作ジャーナル


三井不動産による住民説明会。=28日、新宿区内 撮影:田中龍作=

 巨大な再開発のために外苑の森を伐採する三井不動産の住民説明会が、きょう28日、地元の新宿区であった。

 これまでの説明会は対象が外苑の境界線から380m以内の居住者に限られていたが、今回は地元町会の要望で開催されたため、圏外の住民も出席した。

 業者以外は誰も不便を感じておらず、住民のほとんどはイジラナイでくれと言っているにもかかわらず、外苑がもっと素晴らしくなるかのような詭弁を羅列した三井不動産による説明が、冒頭40分間あった。これが譲るべからざる大方針であった。

 50代の女性が「ここで私たちが質問、要望したことで変更してくれることはありうるのか?」と聞くと、三井不動産は「規模だとか用途だとかの大枠は決まっている。細かい点については検討してまいる」とあいまいに答えた。事実上突き放した感がある。


男性住民は開発による環境破壊を厳しく追及した。=28日、新宿区内 撮影:田中龍作=

 計画によれば一角に189mの超高層ビルが登場する。完成した頃(2036年)には人口減やリモートワークでオフィス需要が変わっている。

住民「ゴーストの超高層ビルで街自体が荒れてしまうので見直して頂けないか?」

三井「風の影響や昼間の人口など環境についても我々が評価を致しまして法律に基づいて報告してゆく」

住民 「CO2を吸収する大量の樹木をなぜ伐採し、CO2を大量に排出する高層ビルを建設するのか?」

「多くの住民の反対があってもイコモス本部の警告があっても、何が何でもこの計画は進めるのでしょうか?」

三井 「どうしても伐採する木は出てしまう。伐採した以上に木を植えまして、全体としての木の本数、全体としての緑の割合を増やしてゆく」

 三井は増やすと主張するが、詭弁である。大木を切ってヒョロヒョロとした木をいくら植えたところで、CO2の吸収量が増えるものではない。ヒートアイランド現象の緩和にもならない。

 イコモスについては答えなかった。


最もデリケートな緑地といわれる建国記念文庫の森。屋根つきラグビー場のため破壊される。=22日、外苑 撮影:田中龍作=

 高層ビルからのCO2の排出量については外苑近くに住む大澤暁氏(未来の子どもたちの笑顔をつくる神宮外苑を考える会会長)が、前回7月の説明会で質問し、今回の説明会でも質問したが、三井側から回答はなかった。

 住民たちは三井不動産への不信感を募らせ、回答に対しても「エーッ!?」を頻発した。

 全国紙やNHKが取材に来ていたが、記者さんたちはお行儀よく外で待機した。昔の記者はナリスマシてでも会場に潜入したものだ。

 田中は最初から最後まで説明会場で取材した。三井不動産と住民のやりとりをナマで見るべきと思ったからだ。

  〜終わり〜

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/851.html

記事 [政治・選挙・NHK291] これぞ岸田自民党!レイシスト杉田水脈氏とエッフェル松川るい氏が“復活”のメチャクチャ(日刊ゲンダイ)


これぞ岸田自民党!レイシスト杉田水脈氏とエッフェル松川るい氏が“復活”のメチャクチャ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/329884
2023/09/30 日刊ゲンダイ


そこそこの役職をゲット(杉田水脈衆院議員と松川るい参院議員=右)/(C)日刊ゲンダイ

 自民党最大派閥に性懲りもなく配慮したのか、その後ろに控える岩盤保守層への媚なのか。

 岸田首相が実施した内閣改造・党役員人事に伴い、29日の総務会で残りのポストが決まった。札幌法務局に「レイシスト」と断じられたも同然の杉田水脈衆院議員(比例中国)や、“エッフェル姉さん”とあだ名される松川るい参院議員(大阪選挙区)がそこそこの役職をゲット。いずれも安倍派で、ハレーションを引き起こしている。

 政界で一、二を争うネトウヨの杉田氏は先日、アイヌ民族らへの差別投稿をめぐって札幌法務局から「人権侵犯」を認定されたばかり。一連の言動で昨年末に総務政務官を更迭されて無役だったが、環境部会長代理に就いた。部会長に次ぐナンバー2だ。自民の部会は政策分野ごとに設けられ、政府提出法案の審査や政策立案に携わる。選良を辞すべき人間が環境政策に影響力を持つなんて、メチャクチャだ。

「当初は外交部会長代理で調整されていましたが、人事案が漏れ伝わると、あちこちから反発の声が上がった。ネトウヨ丸出しでギャンギャンやられたら、関係国と不要な摩擦を引き起こしかねない。それで、格下の環境部会へ差し替えられた。もっとも、本人は反省の色ゼロ。法務局から〈アイヌ文化を学んで発言を注意するように〉と啓発されたとの報道に、〈アイヌ文化を学ぶようにとか、具体的な啓発なんかなかった〉と文句を垂れています」(自民党中堅議員)

 副幹事長に就任した“エッフェル姉さん”もしかり。問題のフランス研修を「まじめな研修だった」と言い張ったものの、報告書などを公表することもなく、8月下旬に女性局長を辞任して雲隠れ。ケジメをつけずに表舞台に復帰した。

「あの騒動前はBSの報道番組などに引っ張りダコ。米国隷従で、中韓に対して強硬発言を繰り返していました。改憲、防衛費大幅増、敵基地攻撃能力の保有、非核三原則の見直しに賛成するタカ派。地元・大阪では冷たい視線を向けられていますが、タカ派ウケする“論客”としてまだ使い道があるということでしょう」(与党関係者)

 岸田自民党が「女性活躍社会」を実現するなんて、どだいムリなのだ。

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/852.html

記事 [政治・選挙・NHK291] 維新の「身を切る改革」って? 大阪府民やあたしたちの国民の負担になるんじゃん 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)

維新の「身を切る改革」って? 大阪府民やあたしたちの国民の負担になるんじゃん 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/329806
2023/09/29 日刊ゲンダイ


当初の予算から8割以上のアップとは…(C)共同通信社

『防衛費増額43兆円を賛成されていますけど、いってるような「身を切る改革」で賄えるわけないじゃないですか。維新の方は嘘をいってて虚しくないんですか』(大石あきこ・衆議院議員・れいわ新選組)

  ◇  ◇  ◇

 これは24日、『NHK 日曜討論』の中での大石さんの発言。

 そうじゃ、そうじゃ!『身を切る改革』って、みんなのために自分らが犠牲になりますみたいな、なんか一見、綺麗な言葉。が、維新はいってることとやってることが違うんだよ!

 43兆円もの防衛費に賛成しているのもそうなんだけどさ、維新が推してる大阪万博のことも見過ごせないよね。

 9月25日の『SmartFLASH』、「恥を忍んでやめたら?」大阪万博、当初予定から1000億円以上増加…“後出しジャンケン”に怒りの声という記事によると、『2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の会場建設費が、現在の1850億円から450億円上振れし、2300億円程度になる見通しになったという。』

 記事によれば、これは9月25日、万博を運営する日本国際博覧会協会の関係者への取材でわかったこと。これからもっと増えるっぽい。

 はじめは1250億円だったから、8割以上のアップだという。

 というか、大阪の夢洲の万博からカジノ構想に関しては、そのインフラ整備費用は約3400億円から約7500億円になっているという(8月29日付『しんぶん赤旗』より)。

 それってさ、大阪府民やあたしたちの国民の負担になるんじゃん。

 あたしはね、議員の歳費を削れっていうのではなく、政治家と業界や企業の癒着をなくすルールを一刻も早く作った方がいいと思うわ。

 カジノは、それを指揮する自民党の内閣府副大臣・IR担当だった人間(秋元)まで、利権を貪っていたのがバレた。

 利権で政治を動かされてちゃ、そりゃ、この国は良くならない。


室井佑月 作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/853.html

記事 [政治・選挙・NHK291] マイナ保険証、利用率が下がり続けて5%割れ…「不安が払拭されていない証左」(東京新聞 TOKYO Web)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/280650?rct=national


人は、この問題を論ずるとき、

「マイナ保険証が信頼されていない」と言う。

マイナ保険証に対する「国民の不安が払拭されていない」と言う。

そして、厚労省幹部は、

「一つ一つ(マイナ保険証の)課題を解決してゆく。マイナ保険証、オンライン資格確認の信頼確保につとめ、利用促進をして参りたい」

と言う。


私はマイナンバーカード自体作っていない。

最初のころは作ろうかと考えた時期もあったが、政府が「ポイントを付与」すると「2万円の飴」をちらつかせたときに、作らないと決めた。

政府が、国民にとってのメリットは「2万円の飴」相当でしかない、と言ったに等しい。

2万円は欲しかった。私の命を1か月伸ばせる大金だ。

しかし、「飴」をチラつかせる政府の振舞いは、明かに国民を「バカ」にしていると感じた。

交付金、或いは補助金と一緒で、「金」で人の頬を叩き、人を手繰る常套手段。

その金も元はと言えば我らが収めた「血税」だ。
そして、国民を見下した、政府のいつもながらの姿勢は許しがたい。

憲法前文にはこう記されている。

「・・・そもそも国政は国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらはこれに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。・・・」



以下、記事の抜粋。


医療機関などでの保険診療のうち、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」を患者が8月に利用した割合は4.67%だったことが分かった。利用率は5%を割り込み、低下は4カ月連続。・・・立憲民主党など野党は「国民の不安が払拭されていない証左」(党幹部)と、10月召集の臨時国会で政府を追及する姿勢を見せている。(長久保宏美)

◆顔認証エラー、窓口負担割合の誤表示…

 政府は今年4月から、・・・「オンライン資格確認システム」を導入。各医療機関に顔認証機能付きカードリーダー(読み取り機)の原則設置を義務付けた。

 厚生労働省によると、今月24日現在、全国で90%近くの医療機関・薬局がシステムの運用を始めているが、・・・トラブルが続発している。・・・

 ・・・政府はこれまで、マイナ保険証の利便性を繰り返し強調してきた。利用登録件数は現在約6900万件で、カード交付枚数(約9600万枚)に占める割合は7割以上に上っている。それなのに、利用率が減り続けるのはなぜか。厚労省幹部は29日の会見で、本紙の質問に「一つ一つ(マイナ保険証の)課題を解決してゆく。マイナ保険証、オンライン資格確認の信頼確保につとめ、利用促進をして参りたい」と歯切れが悪い回答に終始した。

 現行の保険証廃止反対を主張する全国保険医団体連合会(保団連)の幹部は、・・・使いい勝手が悪いことの証しだ」と指摘。・・・厚労省がトラブル防止を指示しても、利用が急に増えるとは思えない」との見方を示した。

◆立憲民主は「廃止延期法案」提出の方針

 立民幹部は29日、来月20日にも召集される臨時国会の冒頭に「健康保険証廃止延期法案」(仮称)を提出する意向を示した。・・・利用数が減少し続けるということはマイナ保険証が信頼されていないということを政府は理解すべきだ。2024年秋の保険証廃止は延期すべきだ」と話した。


記事の抜粋はここまで。


カード交付枚数は約9600万枚だそうだ。

このうち、一度でも使用されたカードは何枚あるだろうか。

そんなことを思わせるほど、国民にとっては、もともと使用機会が少ないだろう事は、当の国民は知っている。

私はカードを持っていないが、そのことで困ったことは無い。
むしろ、落としたり、盗まれたり、或いは・・・、といろいろ心配することも無く、その点に関しては平穏に暮らしている。

マイナ保険証の利用登録件数は現在約6900万件とのことだが、6900万人の人が保険証として利用しようとしていたわけではなく、95%の人は、「2万円の飴」を得るために登録したに過ぎないと考えれば、利用率5%から伸びない理由も理解できる。

従って、「2万円の飴」を得てしまえば、当面は用無しのカードとなり、持ち歩く危険を避けて、タンスの奥深くに仕舞い込むのは普通の行動ではないか。

95%の人は政府・官僚よりは「強か」だったということになる。
この国民の強かさは頼もしい。

しかし、あまり喜んでもいられない。
何故なら、自身が収めた血税のうちから、僅か2万円を取り返したに過ぎないからだ。


「マイナ保険証が信頼されていない」と言う。
マイナ保険証に対する「国民の不安が払拭されていない」と言う。

信頼されていないのは、「マイナ保険証」ではなく、マイナカードを国民全員に持たせようと目論む「政府」そのものだ。

そして、

・マイナンバーに個人情報のすべてが紐付けされてしまう事への不安、
・紐付けすることで、政府が何を狙っているのかという不信、
・この後に被ることになる国民の受ける不利益に対する不安、
などなど、

が払拭されていない、ということだと考えるべきなのではないか。

個人情報がすべて政府に見られているとなれば、その恐ろしさ、息苦しさは、憲法で保障する、基本的人権が侵されていることの証左だ。

そう考えれば、立憲民主が計画している「現行保険証の廃止延期法案」の提出も、ピントがズレていることがわかる。

提出すべきは、「現行保険証の廃止禁止法案」だ。
それと同時に、「マイナンバーに個人情報のすべてを紐付けることの禁止法案」だ。

そのことによって、マイナカードの取得は個人の自由裁量に任せられることが担保される。

その上で、マイナ保険証の利便性を活用したい人は、マイナカードを継続して持ち歩けばいいだけのことではないか。












http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/854.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2023年9月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。