【政界地獄耳】非情人事見え隠れ…首相・岸田文雄やり放題時代へ
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2023年8月24日8時1分 日刊スポーツ
★目標も目的もなく、安倍政権からの積み残しだから、財務省が言うから、経産省が必要だというからと安請け合いするのが首相・岸田文雄のスタイル、いややり口だと国民が気付くまで少々時間はかかったが、その政治姿勢に国民がNOを突きつけているのは支持率の続落で証明できる。だが首相は最初から国民の声を聴く気もなく、ぎりぎりまで放置してしのいできたにすぎない。そもそも結論ありきの事案をもんだように見せて、大して説明もせずに進める手法で押し切るばかりでは、政治というより、こなしているだけだ。
★22日、首相は党政調会長・萩生田光一を官邸に呼び、ガソリンなどの高騰対策を8月中に、9月には成長産業支援や物価高対策を盛り込んだ大型経済対策を出す予定だ。首相は会談後、「9月上旬には国民が効果を実感できるようにする」とした。自民党女性局長・松川るいがフランスでの研修中に撮影した写真投稿が批判を呼んだのはお盆前の話だが、今頃になって女性局長辞任などがニュースになってきた。今更何だろうと思うが、萩生田を呼んで経済対策を練らせたり、松川の更迭など間の抜けたタイミングだと思えば、いずれも党人事や内閣改造の人選時期に入ったということだろう。9月に経済対策が出ても萩生田が留任するのかもわからないまま、経済対策を策定するのは、前回の改造で泣く泣く経産相を降ろされたときと重なる。「岸田の人事はこういう非情さがある。松川は辞任具申を当初からしていただろうが、幹事長・茂木敏充が止めていたのか、この時期になった。官邸の思惑がいろいろあるのだろうが、そこをグリップできない茂木も情けない。もっとも幹事長人事もどうなるかわからないと考えれば、岸田1強状態が出来つつあるのではないか」(自民党ベテラン議員)。岸田やり放題時代へ突入か。(K)※敬称略
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