※週刊文春 2023年8月10日号 誌面クリック拡大 続きは週刊文春をご覧ください
・
「誰が種雄さんの遺体を動かしたのか…」“木原事件”ベテラン捜査員の“捜査メモ”を独占入手!「自殺とはどうしたって考えられない」
https://bunshun.jp/articles/-/64761
2023.8.2 「週刊文春」編集部 週刊文春 2023年8月10日号 文春オンライン
2018年に再捜査が行われた、木原誠二官房副長官の妻X子さんの元夫・安田種雄さん(享年28)の“怪死”事件。X子さんの取り調べを担当した警視庁捜査一課の佐藤誠警部補(当時)が7月28日に記者会見を行うなど、新たな展開を見せている。
木原誠二官房副長官 ©時事通信社
佐藤氏の証言を裏付ける重要証拠を入手
佐藤氏は種雄さんの不審死について「自殺とする証拠品は存在しない。断言しますけど、事件性はある」と発言。一方で、この日行われた警視庁の國府田剛捜査一課長による定例レクで、國府田氏は「事件性は認められない。自殺と考えて矛盾はない」と述べるなど、警視庁の公式見解と現場の元捜査員の主張が真っ向から対立する異例の事態となっている。
警視庁の國府田剛捜査一課長 ©時事通信社
そんな中、「週刊文春」は、佐藤氏の証言を裏付ける重要証拠を入手した。それが、再捜査の最中だった2018年12月、佐藤氏とともに捜査にあたったベテラン捜査員が事件について分析した捜査メモだ。
メモにはX子さんや、彼女と親密な関係にあったY氏の名前を交え、こう記されている。
〈ポイントとなるのは、種雄の体位変換。種雄の父やYが体位変換を行っていないとすると、X子の行為とすることが自然である。それを解く鍵は、体位変換による流動血の移動だ〉
自殺とは考えられない、遺体のズレと現場に残された血痕
ここから読み取れるのは、血痕などから、何者かが種雄さんの遺体を動かした形跡があるということ。ベテラン捜査員はメモの中で「誰が遺体を動かしたのか」を考察しているのだ。メモはこう続く。
〈廊下の血痕は、凶器から滴下したもの。さらに、室内の黒色マット上と階段には血液の足跡が付着している。こうした犯行現場の状況から何者かが凶器を持ち出し、一度部屋を出たことが推察される〉
このメモからは、凶器のナイフから滴り落ちたとみられる血が廊下に残されていたことが分かる。さらに、室内のマットや階段に残された血液の足跡。ある捜査員は絶対匿名を条件に解説する。
「遺体のズレや現場に残された血痕を分析すれば、やはり自殺とはどうしたって考えられないのです」
さらに捜査メモには、遺体を動かした人物について、ベテラン捜査員の考察結果が記されていた――。
8月2日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および8月3日(木)発売の「週刊文春」では、捜査メモの詳細に加え、佐藤氏が種雄さんの遺族と対面して語ったことや、木原氏の“捜査介入”を示唆する映像記録の行方、木原氏が辞任しない理由などについて、6ページにわたって詳報している。
・
新聞、テレビが報じない「木原事件」全ての疑問に答える 現役刑事も告白、捜査メモ独占入手
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b6590
2023/08/02 「週刊文春」編集部
遂に“木原事件”が動いた。木原副長官の妻X子さんの取調官だった佐藤誠元警部補が会見を開いたのだ。「事件性なし」と主張し続ける警察の矛盾、再捜査の行方、木原氏の“議員特権”――小誌だから書ける事件の全て。
▶実名告発 警視庁取調官が遺族に語ったこと
▶現役刑事も告白「捜査が止められた訳を聞きたい」
▶「これは殺人」最大根拠は凶器から滴り落ちた血
▶ボサボサ頭、無精ひげ 木原副長官異変アリ
▶「遺体を移動させたのは誰か?」捜査メモ独占入手
▶自民幹部が小誌に「疑惑のナイフ」「副長官失格!」
“雲隠れ”中の木原氏
約1時間にわたる記者会見を終えた警視庁捜査一課殺人犯捜査第一係の佐藤誠元警部補は、煙草を1本燻らせると「俺のこと、待っているんだろ」と呟き、忙しなく文藝春秋本社ビル4階の応接室に向かった。
彼の到着を待ち侘びていたのは、安田種雄さん(享年28)の両親、長姉、次姉の4人。佐藤氏が応接室のドアを開けた瞬間、中央に座った母が堰を切ったように涙を流し、「ありがとうございました」と声を震わせる。
亡くなった種雄さん(遺族提供)
佐藤氏「取調官の佐藤です。捜査の基本はやっぱり被害者なんですよ」
長姉「そう言っていただいて、本当に心が楽になりました。そういう対応をされたことがなかったので」
※以下有料記事。続きは下記動画、佐藤章氏の解説をご覧ください
・
文春砲炸裂! 遺体の位置が変わっている。殺めた人間以外の誰が動かした? 事件当夜、被害者が亡くなる2時間半前にA子の父親が訪ねてきて被害者らと言葉を交わしている。そして木原氏がA子に発した「裏から手を回した」ドラレコ発言も残っている!「一月万冊」21時公開! https://t.co/BwyGGiUXbs
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) August 2, 2023
文春砲炸裂!木原事件の重大証拠!遺体の位置が変わっている。●人犯以外の誰が動かしたんだ?木原官房副長官の「裏から手を回した」ドラレコも残っている。野党は公開させよ!元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊
2023/08/02 一月万冊
マスコミでは語られない報道の真実。日本と報道を滅ぼす存在達との戦い。佐藤章。特別動画講義
http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/347.html