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「2人きりで会ってはいけない」、知的障害を理由に強いられた約束=@特別支援学校高等部の7割が交際を禁止や制限
2023/07/22(土) 14:53:11.17ID:Y7+m1B7l9
※東洋大の門下祐子客員研究員調査 (対象:全国の知的障害特別支援学校高等部の学年主任2,253人、回答:466教員(回収率20.6%)、調査期間:2021年1月〜2月)
「2人きりで会ってはいけない」、知的障害を理由に強いられた約束=@なぜ私たちだけ?特別支援学校高等部の7割が交際を禁止や制限 | 47NEWS
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Published 2023/07/22 10:00 (JST)
「どうして恋愛を制限されたのか、今でも分からない」。軽度の知的障害がある山口県の伊藤美枝さん(22)=仮名=は、特別支援学校の高等部時代に同じ学校の恋人と交際した際、周囲の大人から2人きりで会わないことなどを求められた。昨年、北海道のグループホームで、結婚を希望する知的障害者が不妊処置を受けていた問題が明らかになった。知的障害者の出産・子育ては「どうせできない」と、認められないケースが少なくない。青春時代の恋愛についても、特別支援学校高等部の7割が禁止や制限をしており、さまざまなルールを課されている。(共同通信=船木敬太)
▽デートで怒られる生徒
今年5月、山口県萩市の「ドリームスクール・はぎ」。高等部卒業後、障害がある人たちが4年間掛けて生活や仕事について学ぶ場で、この日は伊藤さんを含む18〜22歳の男女6人が、特別支援学校元教諭の岡野さえ子さんの性教育の講義を受けていた。
岡野さんは教諭時代から性教育に取り組み、ボランティアで月1回ほど講義している。5月の講義の題材はテレビドラマで強引にキスをした登場人物についてで恋愛の大切さを説きつつ、双方の同意が必要なことを教えた。授業の中で「高等部の時、学校で恋愛は制限されていた?」と質問すると、「制限はなかった」という声がある一方で、「恋愛は禁止だった」「周囲に他の人がいない場所で交際相手と会っているのが見つかり、ひどく先生に怒られている生徒を見た」などと話す若者もいた。
▽「自分たちは信用されていない」という思い
伊藤さんは自身の経験をあまり深く話さなかったが、高等部時代に交際を制限されていた。「学校外で2人きりで会ってはいけない。会う際は他の人も同席する」「手をつないではいけない」。2年生の時に同じ学校の男子生徒と交際した際、高等部の先生を含む周囲の大人たちに求められて「約束」をした。彼女が望んだわけではなく、今でも納得できない思いを抱える。「どれだけ自分たちは信用されてなかったんでしょうか」
デートの際は2人きりにならないよう、共通の友人を誘ったり、他のカップルとダブルデートをしたことも。「ダブルデートはまだいいが、関係のない友人をデートに付き合わせ、私たちも友人も気まずかった」と苦笑いする。
約束に反発して、こっそり2人きりで花火大会に行ったことがある。「花火でデート、あこがれだったんですよね」。だが、2人で出かけた姿をたまたま見つかり、先生たちに呼び出されてこっぴどく怒られたという。「健常者の人たちはこんなことを言われない。どうして私たちだけ言われるのか。何か問題を起こしたわけでもないのに」
小学生の時は引っ込み思案で周囲と話せなかったという伊藤さん。だが中学部や高等部で周囲の人間関係に恵まれてコミュニケーションを学び、自身も明るくなれた。恋愛はその中でも大きな経験だったという。
▽トラブルの未然防止を理由に厳しく制限
東洋大の門下祐子客員研究員が知的障害のある生徒が在籍している特別支援学校高等部の学年主任を対象に実施した2021年の全国調査では、約7割が男女交際を禁止または制限していた。
466人から回答があり、5・6%が交際を「禁止」、63・3%が「禁止していないがルールがある」と答えた。「禁止していないしルールもない」は30・0%だった。
交際禁止のケースについて理由を尋ねると、「トラブルの未然防止」が最も多く、100%が「とても当てはまる」「少し当てはまる」のどちらかを選択。「保護者が不安に思っているから」(81・8%)が続いた。
(略)
※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。
h ttps://pug.5ch.net/test/read.cgi/editorialplus/1690005191/
http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/222.html#c26