★阿修羅♪ > アーカイブ > 2023年7月 > 15日06時15分 〜
 
 
2023年7月15日06時15分 〜
記事 [政治・選挙・NHK291] まるで一周忌ビジネスの様相 玉石混交な「保守政治家安倍晋三」関連本の大きな誤解 適菜収「それでもバカとは戦え」(日刊ゲンダイ)

まるで一周忌ビジネスの様相 玉石混交な「保守政治家安倍晋三」関連本の大きな誤解 適菜収「それでもバカとは戦え」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/326039
2023/07/14 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


安倍元首相の一周忌に行われた「安倍晋三元総理の志を継承する集い」/(C)日刊ゲンダイ

 安倍晋三の一周忌ということで、関連の雑誌特集や書籍がいくつか出てきたが、中には安倍を「偉大な保守政治家」として礼賛するものもあった。もちろん、言論は自由だが、大事なことは事実を議論の前提にすることである。

 先日、私は「安倍晋三の正体」(祥伝社)という新書を上梓したが、たくさんの肯定的なメッセージをいただいた一方で、「安倍さんを批判する適菜は極左活動家」といったツイートもあった。

 私が極左活動家だったら、一部から右翼寄りと言われる「月刊日本」で保守思想の解説を何年間も連載しないとは思うが、こうした現象がなぜ発生するのか考えてみた。

 おそらく、そのツイートをした人は、安倍を保守政治家だと思っているのだろう。そして「保守の反対は左翼」という感覚で、「適菜は左翼」と結論を出したのだと思う。つまり、前提がおかしいから、すべてを間違う。

 前掲書でも詳しく述べたが、安倍は保守どころか、その対極にある人物だった。安倍の発言を検証しても、保守思想を理解していた形跡はない。マイケル・オークショット、ジョン・アクトン、シャルル=ルイ・ド・モンテスキュー、エドマンド・バーク……。保守思想の歴史は、権力の集中・私物化を図ってきた安倍のようなものを全否定してきたのである。

 成蹊大学の元学長で国際政治学者の宇野重昭は「彼の保守主義は、本当の保守主義ではない」と言った。にもかかわらず「保守政治家安倍晋三」という虚像がつくられたのは、偏向メディアがデタラメな報道を続けてきたからだろう。

 三島由紀夫は日本語の「極度の混乱」を嘆いた。

〈歴史的概念はゆがめられ、変形され、一つの言葉が正反対の意味を含んでいる〉〈長崎カステーラの本舗がいくつもあるようなもので、これでは民衆の頭は混乱する。政治が今日ほど日本語の混乱を有効に利用したことはない〉(「一つの政治的意見」)

 安倍政権においては、徹底的に言葉の破壊が行われた。それだけにとどまらず、都合が悪くなると「反社会的勢力」という言葉の定義まで変えてしまった。公文書という国家の記憶も攻撃された。

 戦後の無責任体質、知性の劣化、言葉の混乱、メディアの腐敗が、安倍というパチモンを支えていたのである。


適菜収 作家

近著に「安倍晋三の正体」「ニッポンを蝕む全体主義」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も発行。本紙連載を書籍化した「それでもバカとは戦え」も好評発売中

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/170.html

記事 [政治・選挙・NHK291] 中国は海洋放出に猛反発! 福島原発「処理水」と「汚染水」認識のズレはどこに?(日刊ゲンダイ)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/326037


ASEANと日中韓3カ国の外相会議で、福島第1原発の処理水をめぐり、中国が科学的根拠に基づかない主張を行い、林外相が反論したということの、日刊ゲンダイの検証記事。

中国外務省によると、王毅氏は「核汚染水」と発言したという。

「言葉」でもめるのも大人気ないと思うし、あまり本質的ではないのだが、騒ぎになっている以上、白黒を付けなければならない。

福島原発「処理水」と「汚染水」認識のズレ?。
少し違う、科学的にはどちらが正しいかだ。

今回のテーマはこれにしよう。
ちなみに、私は、これまで「汚染水」と言い続けている・・・。


日刊ゲンダイの記事の抜粋は以下の通り。


「国際基準と国際慣行にのっとり実施する」

 ASEAN(東南アジア諸国連合)と日中韓の外相会議で、日本の福島第1原発「処理水」の海洋放出計画をめぐり、林芳正外相(62)が声を荒げる場面があった。林氏の発言は、会議に参加している中国外交トップの王毅政治局委員(69)が「汚染水」と発言。海洋放出に反対姿勢を示したことに対して抗議する意味もあったとみられる。・・・

「処理水」か「汚染水」か──認識のズレはどこにあるのか。

 一つのヒントになるのは、2020年12月の衆院東日本大震災復興特別委員会の質疑だ。

立憲民主党の玄葉光一郎議員(59)は「ALPS(多核種除去設備)処理水というのは、他の原発から出ているトリチウムと同列に論じていいのかどうか」と質問。これに対し、当時の江島潔経産副大臣(66=自民党)は、ALPS処理水について、「溶融した核燃料に直接触れている水が由来であります。従いまして、核分裂で生じた核種を含んでいるということは事実」とした上で、「(核燃料の)再処理工場というものから出てくる排水には、同じく核分裂で生じた核種が含まれている」「トリチウムに加えまして、セシウム、放射性ヨウ素、それからカーボン14等々、福島第一原発のALPS処理水に含まれる核種と同じものが確認をされている」と答弁。

 同委員会に出席していた東電副社長も、「損傷した燃料に触れた水という点では、通常の原子力発電所で発生いたします液体廃棄物に含まれない放射性物質が含まれております」と説明していた。

■政府や東電の二転三転した対応も近隣諸国の不信感に…

日本共産党の高橋千鶴子議員(63)は、処理タンクで液漏れやさび、硫化水素の発生などのトラブルが続いた事実を挙げ、「事故炉を通した水であること、トリチウム以外に62種の放射性物質があり、濃度や組成はタンクによって均一ではないこと、タンクの中で有機結合型トリチウムの発生も確認されていること、こうしたことから、通常運転時に放出されるトリチウムと同一視することはできない」と断言。さらに「そもそも、基準、基準と言いますけれども、事故炉に対して総量規制を取っ払ってしまっていること、再処理工場はもっと高いからという何かすごい答弁がございましたけれども、数万倍も高い濃度のトリチウムを放出すると言われている再処理工場には、濃度基準さえない」と指摘していた。

この時の質疑をそのまま受け取ると、福島原発の「処理水」をたどると、ネット上でみられる「他の原発の処理水と同じ」とは言い難く、再処理工場で粉砕された核燃料に触れるなどした「排水」に近いようだ。

 もっとも、それでも政府や東電はALPSの処理を重ね、IAEA(国際原子力機関)のOKも得たから「処理水」と主張したいのだろう。ただ、一方で、この問題を振り返ると、もともとALPS処理後に残るのはトリチウムだけと言われていたはずが、その後、他にも放射性核種が含まれており、(排出)基準を上回るものも多い──ということが発覚して大騒ぎとなったのは記憶に新しい。

 政府や東電のこうした二転三転した対応が、中国など近隣諸国の不信感を招く要因になった面は否めないのではないか。

記事の抜粋は以上。

福島事故原発由来の、海洋放出をしようとし、海水で希釈した「あの液体」は、「処理水」なのか「汚染水」なのか。
科学的にはどちらが正しい表現なのか。
参考までに記しておくと、「汚染」の対義語は「浄化」「洗浄」とある。

IAEAはどう捉えているのか。
国際基準に則ると言うなら、IAEAの定義ではどうなのかを調べるのが良さそうだ。

IAEAによる汚染(放射能汚染)の定義:(ウィキペディアから抜粋)

1. 表面上、または固体、液体、気体(人体を含む)内の放射性物質、または、それを生むプロセスで、その放射性物質の存在が意図しないか望ましくない場合。
2. ベータおよびガンマ線と低毒性(low toxicity)アルファ線の場合は0.4 Bq/cm2を超える量、または他のすべてのアルファ線の場合は0.04 Bq/cm2を超える量の放射性物質が表面に存在する場合。・・・
2. については、この定義は国際輸送規則上の定義であって、その数値以下であっても、1の科学的定義が考慮されなければならないとしている。
また特に、汚染の語には意図しないということを含意している場合があり、汚染の語は単に放射能の存在を示すにすぎず、関連する危険有害性の大きさを示すものではないとしている。

以上はウィキペディアから抜粋引用。

IAEAによる汚染(放射能汚染)の定義、特に1の科学的定義に従えば、「汚染水」をALPSによって一定量の放射性物質を除去したとしても、意図ぜずして混入した放射性物質が残っている以上は、その危険有害性の大きさに関らず「汚染」水と言うことになろうか。

ということで、

科学的には、「汚染」された水・・・「汚染水」
「処理水」と言おうとも、「汚染」された水・・・であるから「汚染水」

こうしてみると、「処理水」という表現は、恣意的に「汚染」を隠すために作られた悪質な造語と言える。
すなわち、プロセス的には「汚染」水に「浄化」処理を施した、いわば「浄化処理水」なのだろうが、除去できない放射性物質が残る以上「浄化水」あるいは「浄水」とは言えない。
結論的には、「汚染水」を浄化処理で放射性物質を除去しきれなかった「不完全浄化処理水」ということになる。

政府と東電は、「不完全浄化処理水」を(完全を装って)「処理水」と言っていることになる。
科学的には、「汚染された水」という実態は変わらない。

「汚染水」という表現こそが科学的であり、「処理水」と表現するのは、もはや科学とは無縁の「詭弁」の類いだろう。

政府や東電のこうした「人を騙そうとする」ような対応が、日本国民だけではなく、「中国など近隣諸国の不信感を招く要因になった面は否めないのではないか。」


「汚染水」にはトリチウム以外の核種が含まれていることは、日刊ゲンダイの本記事からも分かるとおり、政府、東電ともに認めている事実であり、正常に運転されている原発から排水される冷却水と同列で語ることは、明かに「非科学的」と言えよう。

林外相は、「国際基準と国際慣行にのっとり実施する」と言うが、

IAEAの報告書は前文で、「福島第一原発の処理水の海洋放出は日本政府の「国家的決定」だとし、「この報告書は政策の推薦でも、裏書きでもない」と強調しているという。

同報告書はまた、扉ページの声明で、報告書の提示した見解は必ずしもIAEA加盟国の見解を反映しているわけではなく、「IAEAとその加盟国は、この報告書の利用によって引き起こされるいかなる結果に対しても責任を負わない」と強調しているという。

さらには、
「福島の放射能処理水は飲用や水泳が可能で他国の原発排水と同じく危険がない」
などと言う、IAEAのグロッシ事務局長の提出する包括報告書を「科学的」として信用する、「非科学的」なその神経を疑う。

審査を依頼されて、「内容に責任を持ちません」という報告書を出す方も出す方だが、受け取る方も受け取る方だ。

中国政府から、
「飲めるんであれば、日本国内で飲料水として使ったらどうだ」。
と言われて、

「飲めるんじゃない」

と口をまげて言った奴がいるみたいだが、絶望的に情けなくなる。




http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/171.html
記事 [政治・選挙・NHK291] 立民・小沢氏、「150議席」目標批判(時事通信)
2023年07月14日20時58分

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023071401129&g=pol

立民・小沢氏、「150議席」目標批判(時事通信)

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員は14日、次期衆院選に臨む党の方針について「政権交代を実現することが、少なくとも野党第1党の目標でなければならない」と強調した。泉健太代表が衆院の過半数(233)を大きく下回る150議席獲得を目標に掲げていることを批判したものだ。横浜市で開かれた同党参院議員のパーティーで語った。
http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/172.html
記事 [政治・選挙・NHK291] ジャニーズ性加害問題がついに国際問題化…国連始動で“スルー”してきた岸田政権ビクビク(日刊ゲンダイ)


ジャニーズ性加害問題がついに国際問題化…国連始動で“スルー”してきた岸田政権ビクビク
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/326030
2023/07/14 日刊ゲンダイ


2019年7月、ジャニー喜多川氏の死去を伝える街頭テレビ(C)共同通信社

 ついに国際機関が動き始めた──。ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長(2019年死去)による性加害問題を巡って、国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会が今月下旬に来日し、被害者らへの聞き取り調査を実施するという。

 作業部会は今月下旬から8月上旬にかけて東京と大阪で当事者をヒアリングする予定だ。これに岸田政権は“大慌て”しているという。

「作業部会の専門家が来日して被害者にヒアリングすれば、国内外のメディアが続々と報じることになるでしょう。すると、深刻な性加害問題を長年、放置してきた日本の政治にも矛先が向きかねない。3月に問題が明るみに出て以降、政府はロクに対策に取り組んでこなかっただけに、総理周辺は危機感を強めているようです」(官邸事情通)

 13日の会見で性加害問題について質問された松野官房長官は、「個別の事案について申し上げることは差し控える」などとゴマカしていたが、心中穏やかではないのではないか。

関係府省会議は“やってるふり”


性被害を告白したカウアン・オカモト氏(C)日刊ゲンダイ

 これまで岸田政権は、性加害問題に本腰を入れる機会が何回かあったのに、ことごとく“スルー”してきたからだ。先月12日の衆院決算行政監視委員会で、性加害問題について問われた岸田首相は「性犯罪を防止するための対策の強化について、関係府省会議を開催し、検討を進める」と答弁。確かに関係府省会議は何度か開催されているが、どこまで本気なのか疑われている状況だ。

「本来は、会議での議論をもとに法案のたたき台を検討するものだが、そうした動きは見えてこない。また、いつまで会議を続けるかのメドもアヤフヤ。“やってる感”の演出で、本当はヤル気がないとしか思えませんよ。『芸能界の特殊な話だろ』と考えている可能性もあります」(永田町関係者)

 立憲民主党が先の国会で提出した被害防止のための「児童虐待防止法改正案」も、成立が見送られてしまった。立憲に得点を与えたくなかったのだろうが、改正案には、被害者の元ジャニーズJr.から「この法律があれば被害拡大を防げた」という声が上がっていたほどだ。

 法案作成に関わった立憲の柚木道義衆院議員はこう言う。

「実効性のある制度をつくらなければ、性加害問題はなくならないのではないか。先の国会での採決を見送った政府与党の態度は、後ろ向きと言わざるを得ません」

 国連人権理事会の調査で、岸田政権のヤル気のなさが浮き彫りになるかもしれない。

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/173.html

記事 [政治・選挙・NHK291] 岸田首相「リアリズム軍拡外交」の危険度…“まだらボケ”バイデン大統領が絶賛した真意とは(日刊ゲンダイ)

岸田首相「リアリズム軍拡外交」の危険度…“まだらボケ”バイデン大統領が絶賛した真意とは
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/326031
2023/07/15 日刊ゲンダイ


定期的に不規則発言(バイデン米大統領)/(C)ロイター

 加齢による認知機能の衰えが指摘されている米国のバイデン大統領が、またやらかした。

 リトアニアで開かれたG7とウクライナとの首脳会議後の演説で、ゼレンスキー大統領をロシアのプーチン大統領のファーストネーム「ウラジーミル」と呼んで会場をザワつかせた後、「アドリブ」と断りを入れて岸田首相を絶賛。その意図をめぐって臆測が広がっている。

 首脳らが並び立つ中、バイデン大統領は意気揚々とスピーチ開始。冒頭「台本になかったことから話させてもらう」と切り出し、右隣の岸田首相の方を向いて「欧州でも米国でも、彼が立ち上がり、ウクライナを支援し、日本の防衛費を増額すると思っていた人はほとんどいなかった」と語りかけた。「彼は日本を強化した」「改めて公の場で感謝したい」と持ち上げた。

防衛費倍増を暴露され…

 しかし、岸田首相にとって防衛費倍増ネタは鬼門だ。

 というのも、バイデン大統領は来年の大統領選に向けた先月下旬の集会で「広島を含めて3回、日本の指導者と会った。彼(岸田首相)を説得し、彼自身も何か違うことをしなければならないと考えた。日本は飛躍的に防衛費を増やした」と発言。米国に隷従して防衛費を増やしたと暴露したのである。

 さもありなんではあるが、日本国内でハレーションを起こしたことから岸田政権は米政府に異論を申し入れ、バイデン大統領が訂正した経緯がある。なのにまた……。どういうつもりなのか。

 国際ジャーナリストの春名幹男氏はこう言う。

「頭の片隅に防衛費倍増をめぐるスッタモンダの記憶があり、気を利かせたつもりだったのか。あるいは、米国の安保戦略に欠かせない日本をさらに引き寄せるため、おだてたのかもしれません」

 年が明ければ大統領選レースが本格化し、再選を目指すバイデン大統領は内政で手いっぱいになる。台湾有事もにらんだ対中包囲網の構築に日米韓の連携はマストで、年内に議論は加速するとみられている。

「8月下旬にワシントンで予定される日米韓首脳会談で、米韓の核協議グループに日本が引き込まれる可能性は十分にある。そうなれば非核三原則はなし崩し。もうひとつの懸念は、台湾有事をめぐる在日米軍の出撃問題です。現状は日米安保条約に基づく事前協議の対象で、フリーハンドを得たい米軍にとってネック。無定見な岸田首相がどこまで追従するかが焦点です」(春名幹男氏)

 日本列島は不沈空母──。中曽根元首相が米国でそう言ったのは40年前。歴史は繰り返されるのか。

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/174.html

記事 [政治・選挙・NHK291] <国民皆保険を潰そうとしている!>開業医を廃業に追い込むマイナ保険証(田中龍作ジャーナル)
開業医を廃業に追い込むマイナ保険証
https://tanakaryusaku.jp/2023/07/00029192
2023年7月15日 18:59 田中龍作ジャーナル


「保険証を廃止するな」。国民の大きな叫び声だ。=15日、新宿 撮影:田中龍作=

 デモ取材の目的の一つは当事者の話を聞くことである。

 マイナ保険証の廃止を求めて市民たちが、きょう15日、新宿をデモ行進した。(主催:共通番号いらないネット)

 参加者の一人に横浜市寿町の診療所に勤める医師がいた。

 「マイナ保険制度で廃業に追い込まれる高齢の開業医が増えている」と話す。

 理由はこうだ。マイナカードの読み取り機は国の補助だが、回線費用は自分持ちとなる。

 しかも建物が古くて光回線が来ていなかったりすると、回線を引く工事をしなくてはならない。一部は国が補助してくれるが、自己負担も大きい。

 出費に耐えられなくなって廃業せざるを得なくなるというのだ。


河野大臣への怒りが反マイナ保険証感情を増幅させる。=15日、新宿 撮影:田中龍作=

 自民党に高額献金していたマイナンバー事業受注者の中に通信会社が占める割合が多いのも頷ける。

 投薬、病歴のビッグデータで医療機器メーカー、製薬会社も儲かる。マイナ保険証は利権の塊でもある。

 「(岸田政権は)国民皆保険を潰そうとしている」。最前線で低所得者層の命と健康を預かる医師の憤りは収まらなかった。

 マイナカードはトラブルが果てることなく噴出する底なし沼状態となっている。トラブル対応にあたる自治体は悲鳴をあげる。

 岸田首相はこのままでは衆院解散が打てない。

 河野デジタル担当相を更迭し、紙の保険証廃止を事実上延期する。資格確認証を保険証として再来年以降も使えるようにする。そこで解散…

 岸田首相はこんなシナリオも想定しているようだ。

  〜終わり〜

http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/175.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2023年7月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。