高市早苗氏がツイッターで“恨み節”…国会軽視批判のグダグダ答弁もまるで他人事
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2023/03/20 日刊ゲンダイ
高市早苗氏(C)共同通信社
《もはや大臣の資質云々と言う問題ではない。本気で頭を冷やしてもらった方がいいのではないか》
とうとうネット上では心身の不安を懸念する声も漏れ始めた。放送法の政治的公平に関する総務省の行政文書をめぐり、答弁が「捏造」から「私に関する文書は捏造」、「大臣レクはあった可能性があるが捏造」などとグダグダ答弁が続いている高市早苗経済安全保障相だ。
17日の会見では、捏造と断じた主張を「撤回するつもりはない」と改めて突っぱねていたが、SNS上では《悪あがき》、《みっともない》、《往生際が悪すぎる》などと批判的な投稿が収まる気配は見られない。
そんな中で、驚きと不安の意見が相次いだのが高市氏のツイッター投稿だった。
《3月15日の参院予算委員会で立憲民主党の杉尾秀哉委員が、私に何度も質問した後に「全く信用ができません、あなたの答弁は。どうですか」と言われたので、「私が信用できない、答弁が信用出来ないんだったら、もう質問をなさらないで下さい」と答えたら、「国会軽視」と大問題になっているそうです。》
自身の答弁で国会質疑が紛糾したにもかかわらず、まるで「他人事」のような投稿。そして、こう続けている。
《杉尾秀哉委員は「答弁拒否するんですか」と怒っておられましたが、その後も、私は席に留まり、杉尾委員への答弁を続けました。国会に呼ばれて答弁する事は大切な責務ですので、参院予算委員会に加えて、衆参両院の本会議や内閣委員会でも答弁を続けています。》
この投稿に驚きの声を上げたのが、高市氏の二転三転する答弁内容に怒りの声を上げていた人たちだ。
《これは一体どういう意味なのか。「席に留まり、答弁を続けました」って、自席で答弁しても意味がないだろう》
《ちょっと。大丈夫なのか。挙手してきちんと答弁したの?自分の席で答弁って?それともエア答弁?》
《いわゆる書き損じなのかもしれないが、高市さんは少し冷静になった方がいい。仮にもこの国の大臣なのだから》
高市氏は、その後もツイッターに《3月から、総務省文書騒動で役所の公務は殆どできなくなりました(略)多くの企業が参加される経済安全保障の講演会もドタキャン。「国会軽視」はしていません。》などと“恨み節”とも受け取られかねない投稿が続いているが、まずはツイッターに投稿する前に国会できちんと答弁し、野党議員や国民が納得する説明をした方がいいのではないか。
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