日銀・植田新総裁は“学歴フェチ”岸田首相のさも人事…早くも銀座通いと酒豪モテ伝説が飛び交う
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2023/02/16 日刊ゲンダイ
ピカピカの経歴(日銀総裁次期候補の植田和男氏)/(C)共同通信社
4月に任期満了となる日銀の黒田総裁の後任候補として、政府が国会に提示した経済学者の植田和男氏に注目が集まっている。まったくノーマークだっただけに事前情報が少なく、過去の著書がネットで3万円を超える高値で取引されるなど過熱気味だ。
植田氏の起用理由について、岸田首相は15日の衆院予算委で「国際的にも著名な経済学者であり、理論、実務両面で金融分野に高い見識を持っており、最適任と判断した」「主要国中央銀行のトップとの緊密な連携や、内外の市場関係者に対する質の高い発信力、受信力も重要」などと説明した。
「党内でもごく一部の人しか知らないサプライズ人事でした。岸田総理は植田氏起用の理由についていろいろと挙げていますけど、決め手はピカピカの学歴じゃないですかね。総理の“学歴フェチ”は有名で、岸田内閣の閣僚は半分近くが東大卒です。植田氏はいかにも総理が好きそうな経歴ですね」(自民党ベテラン議員)
植田氏は東京教育大学付属駒場高校(現・筑波大学付属駒場高校=筑駒)から東大理学部を経て東大経済学部に学士入学。その後、マサチューセッツ工科大で経済学の博士号を取得した秀才だ。
筑駒は全国トップレベルの進学校だが、岸田首相は何か強いこだわりがあるのか、筑駒出身者を起用するケースが目立つ。
また「筑駒から東大」起用
昨年の閣僚辞任ドミノで、山際前経済再生相と葉梨前法相の後任にそれぞれ起用した後藤茂之経済再生相と斎藤健法相は、ともに筑駒→東大という植田氏と同じ経歴。「死刑のハンコ」発言で辞任した葉梨前法相も筑駒から東大の経歴だった。
ちなみに、統一教会との関係やセクハラ疑惑が取り沙汰されてきた細田衆院議長も、同じく筑駒から東大。黒田日銀総裁も筑駒→東大だ。
「筑駒は国立の中高一貫校で唯一の男子校。制服もなく、自由な校風で知られていますが、クセの強い人が多いのも確かです。社会に出ても筑駒出身者は協調性がないとよく言われます」(筑駒OB)
「先生が一番強い」
岸田首相の“学歴フェチ”は有名(C)日刊ゲンダイ
岸田首相が「中銀との緊密な連携」を期待する植田氏の協調性はどうなのだろうか。酒席は好きなようで、日銀審議委員時代の2000年には、日銀公用車を使ってクラブホステスと同伴し、クラブを“はしご”して豪遊していたと「週刊ポスト」に報じられたこともある。
16日発売の「週刊新潮」は「日銀新総裁『植田和男』“夜の交遊録”」というタイトルで、教え子や知人が証言する植田氏の酒豪ぶりを報じている。
<酔ったような素振りを見せるのに、その実、全く酔っていない。泥酔したのを見たことがありません>
<ゼミ旅行に行くと、先生が一番酒が強いので深夜まで飲んでいる。カラオケもお好きでした>
<赤坂プリンスのスイートルームを取って、ゼミ生と植田先生、差し入れを持ってきてくれたOBと朝まで夜通し飲む会が年に1回ありました>
<夜のお店は昔から好きみたいで、銀座や六本木のクラブに頻繁に通っていたと聞きます。飲み仲間に野村総研のエコノミストだった植草一秀さんもいたそうです>……。
新潮の直撃取材に対し、植田氏本人も「割り勘の時もありましたし、私が払った時もありました」と“銀座通い”を認めている。
「若い頃はイケメンで鳴らし、女性にもモテた」(学者仲間)という植田氏。夜の酒席での失敗が懸念されそうだが、酒にはめっぽう強いようだから、心配は不要か。
http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/292.html