同性婚差別、岸田坊ちゃんの“観光ツアー”…岸田政権の言い訳の程度がとにかく低すぎる ラサール石井 東憤西笑
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2023/02/09 日刊ゲンダイ
会見で「総理に申し訳ない」と言った荒井氏(右)/(C)共同通信社
岸田首相のまわりが音を立てて崩れ始めている。
マスク着用義務の緩和開始を5月8日に決めた理由が「サミットでマスクしてたら各国首脳に恥ずかしい」と誰かが言ったそうだ。医学的根拠は何もない。なんでも欧米並みにしなきゃ恥ずかしいって、江戸幕府や鹿鳴館時代の発想ではないか。そのくせ「同性婚を認めてないのはG7の中で日本だけ」という事実だけはちっとも恥ずかしくないらしい。
岸田首相は同性婚を認めたら「社会が変わってしまう」と言った。それについてオフレコの記者会見で荒井秘書官が「見るのも嫌だ。隣に住んでいたら嫌だ」と言った。いくらオフレコでも、総理秘書官が人前で言うことじゃない。おそらくは政府にも自民党にも同じ考えの人間が大勢いるのだろう。総理だって同じではないのか。
そして荒井氏は釈明会見で「総理に申し訳ない」と言った。誰に謝っているのだ。謝るのはあなたの言葉によって傷ついた人たちだろう。
総理の更迭の決断は早かった。しかし、だったら先に更迭するべき人間が他にいるんじゃないのか。
そうだ。同じ秘書官で、日本の大使館を近畿ツーリストみたいに思っている、バカ坊ちゃんである。
今回の総理である父の外交の晴れ舞台への同行は願ってもない勉強のチャンスじゃないか。常に行動を共にし、その一挙手一投足を見逃さないのが真面目な人間の普通の行動である。別行動で観光する暇なんかあるわけがない。初めてのパリで興奮したって、子供か!!なんだよ「はじめてのおつかい」か。
ところが、木原官房副長官は「広報用の写真を撮っていた」と言い訳した。だったら総理の写真を撮れよ。ビッグベンやバッキンガムに行ったらしいが、そんな素人が撮った写真になんの価値があるのか。ハロッズではお土産を買ったらしい。なんだ、それこそ「はじめてのおつかい」ではないか。
とにかく言い訳の程度が低すぎる。しかも、わざわざそれを官房副長官が説明する。本人にやらせろ。
まあそもそも、この木原氏も首相の記者会見の後ろで両手をポケットに入れていた言い訳を「昔から考え事をするときはポケットに手を入れる癖がある。どうしたら日米首脳会談の友好関係を伝えられるか考えていた」と言ったが、大事なこと考えてたからって言い訳にはならないよ。
「誤解を与えたのなら謝罪する」ってテンプレートももうやめてくれ。あんたら他人が誤解するほど複雑なこと言ってないから。
ラサール石井 タレント
1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。
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