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2023年2月15日01時57分 〜
記事 [政治・選挙・NHK289] ニュース研究:LGBT嫌悪発言たたき報道の真意(後) 高橋清隆の文書館
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2055008.html
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(前)からの続き

言動そのものが「問題」の人物たたき

 さて、政治関係者をメディアがたたく場合、言動自体がカルトに邪魔なときと、その人間自体を排除したいときがあると冒頭で述べた。今回のように言動自体が邪魔になった例を挙げるなら、真っ先に頭に浮かぶのは谷本誠一・呉市議や福地裕行・白糠町議、若林純一・前臼杵市議、斉藤新緑・福井県議、吉村洋文・大阪府知事、本多平直・前衆院議員などである。

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 谷本氏は飛行機でマスク着用要請に応じなかったため、(筆者と一緒に)降ろされた。「着用拒否し出発を1時間以上遅らせた」と各メディアがそろって非難。エアドゥなどを相手に民事提訴した際も、「『大きな力』と陰謀主張」などとやゆされた。

 福地氏は、マスクを着けないで町議会に臨んだところ、議長に発言が禁止された。「主張したいなら、自分がマスクを着けないと」などの町民の声が紹介された。

 若林氏も、鼻出しマスクやマスク無着用で市議会に出席。退場命令に応じなかったところ、「わがまま議員」と一斉に非難された。

 これら3議員がメディアでたたかれたのは、カルト権力が日本人にマスクをさせたかったからである。ちなみに、当時の理不尽な非難を報じた記事やニュースが、今ではウェブ上にほとんど残っていない。3月13日から「個人の判断」になるから、痕跡を消しているのだろうか。『1984年』に出てくる「真理省」のようだ。

 斉藤氏は、「ワクチンは殺人兵器」と発言し、各メディアから「陰謀論者」と嘲笑された。朝日新聞は「コロナのワクチンにはマイクロチップが入っていて、5G電波で操られる」と記者に語ったことを引き合いに「『虚』が広がって『実』がかすんでいく」と指弾したが、反証は示していない。むしろ、事実であることが裏付けられている。こぞっての批判は、ワクチンを打たせたいからにすぎない。

 吉村氏は、「イソジン」でのうがいを推奨したら、一斉射撃に遭った。これをすれば、PCR検査で陰性になりやすいからだ。内閣府と厚労省が推奨する感染拡大防止策には、「手洗い」や「咳(せき)エチケット」はあるが、コロナ前まであった「うがい」が消えている。免疫を落とし、風邪やインフルエンザにかかりやすくさせるためだろう。

 本多氏は、立憲民主党ワーキングチーム内で「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と発言したことで、各メディアから集中砲火を浴びた。当時、性交同意年齢を現行の13歳から16歳に引き上げる刑法改正が準備されていた。本多氏のような主張を野放しにしていたら、国際カルトの意向に反し、少子化が加速しない恐れがあった。

 ちなみに、コロナ関連で「失言」した国会議員は見当たらない。マスクからワクチンまで、全員がメディアの顔色をうかがっているからである。大抵の議員が毎朝各紙を確認しているのは、どんなことなら言ってよく、何を言ったら悪いかを確認するためだ。その結果、国際カルトの方針にひれ伏すことになる。

 以上見たように、ある言動がメディアで執拗(しつよう)にたたかれたら、その考えや主張が国民のためになる証しである。

別件による人物たたき

 では、政治関係者自体を排除したい場合を見てみる。私の記憶にある例を挙げれば、田中角栄や鈴木宗男、亀井静香、中川昭一、初鹿明博、安藤裕、山尾志桜里(しおり)、青山雅幸、池田利恵などの各氏が浮かぶ。

 田中氏は米石油メジャーに頼らない独自の資源外交を展開する中、米国からの情報で発覚するロッキード事件で失脚した。

 鈴木氏は、やまりんから400万円の収賄容疑で逮捕され、失脚した。しかし、佐藤優の『北方特命』によればこのとき、ロシアとの水面下の交渉で北方領土返還目前だった。米国は北方領土が返れば、沖縄も米軍基地なしの実質的な返還を求められることを危惧していた。

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メディアから常にたたかれた亀井氏。庶民を守る政策を実行していた。

 亀井氏は小泉純一郎内閣が構造改革に突き進んでから、郵政民営化反対やBIS(国際決済銀行)脱退、消費税引き下げなどを公然と主張。民営化の弊害を神戸少年事件の「少年A」になぞらえて説明したことや、わずか十数万円の不透明なお金の流れがあったことなどを大々的に報じられてきた。

 中川氏は、財務・金融相のとき、G7が開かれているローマでロバート・ゼーリック世銀総裁との会談。米国債の買い増しを断った直後、読売新聞の越前谷知子記者らとの食事中に異常な酩酊(めいてい)をし、失脚することになった。

 初鹿氏は、19年12月に5年前の女性関係を『週刊新潮』に報じられ、同党を離党。翌20年10月には議員を辞めてしまった。記事の掲載は、馬淵澄夫氏と山本太郎氏が主宰する消費税減税研究会第2回会合に立憲民主党所属の衆院議員でただ1人出席した直後だった。

 安藤氏は21年6月、『週刊文春』に不倫疑惑を報じられ、同年秋の衆院選に出ずに議員を辞めた。自民党内の「日本の未来を考える勉強会」会長を務め、プライマリーバランス黒字化目標の延期や消費税0%の実現を一貫して唱えてきた。

 山尾氏は20年3月、所属する立憲民主党の方針に逆らい、感染症対策の名の下に「緊急事態宣言」を可能にする新型コロナウイルス特措法改正に反対。週刊誌が不倫報道を展開し、翌年の選挙出馬を断念。政界を引退した。

 青山氏は新型コロナワクチン被害者遺族でつくる「繋(つな)ぐ会」の代理人弁護士だが、秘書だった女性へのセクハラ疑惑が17年、『週刊文春』に書き立てられ、所属する立憲民主党から無期限党員資格停止処分を食らう。次の選挙で落選したが、脱原発と日米地位協定改定を主張していた。

 池田氏は21年11月、日本テレビ『スッキリ』が放映した「京王線殺傷事件」の中で事件をやらせとみなすツイートが取り上げられ、「陰謀論者」とたたかれた。池田氏は子宮頸がんワクチン全国被害者連絡会代表を務め、13年に同ワクチン接種の積極勧奨を止めた立役者。厚労省が同ワクチンの勧奨再開を決める直前だった。

 ところで、これら議員の場合、前節の例のようになぜ、言動それ自体をたたかないのだろう。私見では、これら議員の取り組みは国民に正確に知られると逆効果だからだ。かえって国民を覚醒させ、運動を惹起させることにつながり、カルトの計画が頓挫しかねない。
 
 メディアの人物の扱い方は全て、国際カルトのアジェンダ推進に寄与するか邪魔になるか、その一点だけである。

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http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/274.html

記事 [政治・選挙・NHK289] 日銀・植田新総裁の甘い認識…金融緩和で経済を持たせるやり方はもう限界だ 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)

日銀・植田新総裁の甘い認識…金融緩和で経済を持たせるやり方はもう限界だ 金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/318701
2023/02/14 日刊ゲンダイ ※文字起こし


緩和路線から“軟着陸”できると考えているのか。だとすれば、認識が甘い(植田和男次期日銀総裁)/(C)共同通信社

 日銀の新総裁に元日銀審議委員の植田和男氏が就任する見込みだ。植田氏はさっそく「黒田総裁の政策は適切だ」「金融緩和の継続が必要」と表明した。ダラダラと時間をかけて緩和路線から“軟着陸”できると考えているのか。だとすれば、認識が甘い。

 異次元緩和については「2年で2%の物価上昇」という目標を到達できない時点でやめるべきだったが、アベノミクスを10年も継続したために1000兆円を超える普通国債が累積し、日銀の保有残高は600兆円に向かう勢いである。

 そんな中、投機筋の国債売り圧力が大きく、長期金利を低く抑えるイールドカーブ・コントロール(YCC)は維持困難に陥っている。だが、YCCを外して金利を上げたら、国債費は膨張。日銀は保有国債の含み損を抱えて債務超過に陥る。そもそも雨宮副総裁が就任を断ったのも、もはや財政金融政策がもたないと考えたからではないのか。

 問題は、財政金融だけではない。少子高齢化も深刻だ。すでに出生数が年間77万人にまで落ち込んでおり、その半数の女性のうちのさらに半分しか子供を産まないとしたら、20〜30年後の出生数は20万人を割ってしまう。国が消滅する。

「安倍晋三 回顧録」(中央公論新社)に安倍元首相が民主党政権を「悪夢」と呼んだキャンペーンを「成果」と捉える記述があり、立憲民主党が反発。安倍政権を「失われた10年」と批判した。それに対し、岸田首相は「ミスリードだ」と開き直り「幼児教育の無償化を進めたのは自民政権だ」と反論したのだが、これは所得制限なしの児童手当同様、民主党の政策のパクリだ。

 未来のない国には子供は生まれない。産業の衰退も著しい。トヨタは車の販売台数こそ世界1位だが、電気自動車化で決定的な後れを取っており、2022年4〜12月期の純利益は米テスラの5分の1だ。情報通信産業もRNA医薬品も合わせて9兆円の貿易赤字になっている。

 さらに、政府は米バイデン政権に乗っかって、中国への半導体輸出を規制する方針だ。輸出が止められれば、貿易赤字は未曽有の規模に達するだろう。すでに22年は20兆円の貿易赤字だが、今年1月は上中旬だけで3兆円超の赤字だ。このペースだと今年の赤字額は30兆円を超えてしまう。日米金利差が拡大し、やがて資金が日本から海外に流出するキャピタルフライトが起きかねない。

 もはや日本経済はもちそうにない。ダラダラと金融緩和で日本経済をもたせるやり方はもはや限界だ。カタストロフが来る覚悟が必要だ。


金子勝 立教大学大学院特任教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/275.html

記事 [政治・選挙・NHK289] 河野太郎デジタル相が予算委で「所管外」12連発の異常 その後ツイッターで言い訳の姑息(日刊ゲンダイ)

河野太郎デジタル相が予算委で「所管外」12連発の異常 その後ツイッターで言い訳の姑息
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/318758
2023/02/15 日刊ゲンダイ


自らの言葉がブーメラン(答弁で「所管外」と連発する河野太郎デジタル相=13日)/(C)共同通信社

「所管外」──。壊れたレコードのように繰り返すこと12回。13日の衆院予算委員会で河野デジタル担当相が見せた態度は、「ブロック太郎」の異名に恥じない不誠実ぶりだった。

 河野氏は予算委で、安倍内閣で務めた外相時代の日ロ交渉や原発政策の立場などについて問われたが、ことごとく「所管外だ」としてスルー。安倍元首相が回顧録で明かしている「河野談話」の取り扱いに関するエピソードについて、事実関係を確認されても「所管外」で押し通した。

 外相時代、記者の質問に対して「次の質問どうぞ」と連発して炎上してもなお、反省している気配はない。

 さすがに自民党内からも批判が噴出。梶山幹事長代行は14日の会見で「あくまで一般論だが、国会の審議で、閣僚は野党からの質問に丁寧に真摯に答弁すべきだ」と苦言を呈した。

ツイッターでも言い訳

 閣僚の立場を盾にダンマリを決め込む河野氏だが、野党時代を忘れたのか。民主党政権を相手に、厳しい質問を投げかけたものである。

 例えば、2011年11月の衆院決算行政監視委員会。河野氏は独立行政法人「原子力安全基盤機構」(当時)の人事について、経産省政務官を追及。「政治家としてどうお考えかと聞いております」などと、再三にわたり「政治家として」の答弁を求めた。

 12年8月の同委員会では、原発関連事業の天下り問題を取り上げ、「こういう指摘をされたときに『所管外だ』ということを答える原子力委員会及び事務局のいいかげんさというのが事故の引き金を引いた遠因の一つになっているんだと思います」と厳しく批判。「所管外」を連発する今の河野氏からは想像もできない口ぶりだ。

 河野氏は自身のツイッターに〈閣僚は所管外のことに答弁できない〉などと言い訳したが、別にそんな決まりはない。

 実際、高市経済安保相は9日の衆院予算委で、同性婚の法制化について認識を問われた際、「私個人の考え方をここで述べるのは不適切かもしれない」と前置きしつつ、自説を開陳。何かしら答えようとする高市氏が若干マシに見えるほど、国会を小バカにしたような河野氏の態度が異常なのだ。

「ポスト岸田」に色気も、評判イマイチ

「ポスト岸田」を意識してなのか、河野氏は最近、若手を引き連れて飲み会を繰り返しているという。しかし、「自分から呼びかけておいて、1次会でサッと帰ってしまう」(自民党関係者)というから、評判はイマイチ。

 国会答弁も酒席も「所管外」なのか。

http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/276.html

記事 [政治・選挙・NHK289] 反撃能力の要「スタンド・オフ・ミサイル」保管の大型弾薬庫10棟整備へ…大分・青森に4棟新設(読売新聞オンライン)
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230214-OYT1T50286/


「敵基地攻撃能力としての要」であったはずが、いつの間にか、こっそりと、そしらぬ顔で「反撃能力の要」に宗旨替え。
そんな、いい加減な、そして日本にとって危険な「代物」を、日本各地にばら撒くんだという記事。
読売新聞が、政府広報の役目を立派にこなし、面目躍如といったところか。


以下に、記事の抜粋を示す。

「防衛省が2023年度に予定する弾薬庫の整備計画が明らかになった。「反撃能力」の要となる「スタンド・オフ・ミサイル」などを保管する大型弾薬庫について、大分県や青森県などの自衛隊施設で約10棟の整備に着手する。・・・

・・・これらの施設は、自衛隊の機動展開の拠点などに位置づけられ、有事の際には、ミサイルを前線に輸送する拠点にもなる。・・・

・・・大型弾薬庫は35年までに、全国で約130棟整備することを計画しており、新年度は第1弾となる。

 保管するミサイルは、相手の射程圏外から発射できる長射程ミサイルで、26年度にも部隊配備が始まる陸自の12式地対艦誘導弾の改良型や 島嶼とうしょ 防衛用高速滑空弾などだ。取得を予定している米国製の巡航ミサイル「トマホーク」の保管も想定している。・・・

・・・弾薬庫の整備には、地元の理解が不可欠なため、同省は自治体との調整や住民への説明を丁寧に行う考えだ。・・・」

記事の抜粋は以上。

・・・・・

「スタンド・オフ・ミサイル」とは、どんなミサイルなのか。
そもそも、スタンド・オフとは何ぞや・・・。

調べてみた。

英語から翻訳-スタンドオフ兵器は、攻撃要員が標的領域からの兵器または防御射撃の影響を回避するのに十分な距離から発射される可能性があるミサイルまたは爆弾です。通常、それらは攻撃作戦で陸上および海上の目標に対して使用されます。 ウィキペディア(英語)

明らかなのは、防御用ではなく、あくまでも「攻撃用」ということだろう。

相手からの防御用射撃の射程外から、撃ち込むという前提に立てば、一見無敵なミサイルに思われる。

だとすれば、敵の射程内に位置する日本全土のどこに配備するというのだろうか。
自己矛盾も甚だしい。

日本は、自ら、「相手が攻撃に着手した段階で、保有する敵基地攻撃能力を行使できる」
と世界に向かって、公言している。
「あんた方もそうしたらいいよ・・・」
と言われたからでもないだろうが、
いざ戦端が切られそうになったら、真っ先に攻撃を受けるのは、当然、虎の子の「スタンド・オフ・ミサイル」基地ということになるだろう。
子供でも、簡単にわかる。

すなわち、「スタンド・オフ・ミサイル」基地と、その周辺が、最も危険な地域となり、そこに住む住民は、生きた心地がしないだろう。

日本は「相手が攻撃に着手した段階で、保有する敵基地攻撃能力を行使できる」と言っている。
今回の「スタンド・オフ・ミサイル」の配備を見て、近隣諸国は、「日本が攻撃に着手した」と考えない保障は無い・・・と。

「・・・自治体との調整や住民への説明を丁寧に行う考えだ。・・・」

どんなことを、「丁寧」に説明しようというのか?。
皆さんが、お国のため、日本のために、犠牲になって下さい、決して無駄にはしませんから・・・とか?

日本の為政者の意識は、相手の軍備に怯え、あるいは、怯えた振りをし、相手国の軍事的脅威を喧伝し、既に軍拡競争という「麻薬」に侵されているのではないか。
一時の「根拠のない安心を得るために、金を湯水のごとくつぎ込む」。
まさに、薬物に溺れた人間の有様ではないか。

日本は、先の侵略戦争の反省から、近隣諸国に対して、「軍事的脅威」を与えることは、放棄した筈ではなかったか。
そして、そのことを、「憲法に明記」し、「専守防衛の理念」を堅持し、それなりに国際社会から「戦争をしない国」との名誉を得ていたのではなかったか。

そんな、日本のこれまでの努力も、「相手が攻撃に着手した段階で、保有する敵基地攻撃能力を行使できる」という一言で、一瞬にして水泡に帰してしまった。

「スタンド・オフ・ミサイル」などというものは、解説にあるように「敵基地攻撃」用であり、どう言葉を変え、どう言い繕おうとも、近隣諸国にとっては、日本から受ける「軍事的脅威」そのものでしかない。

一度失った信頼は、簡単には取り戻せないだろう。

近隣諸国に「軍事的脅威」を与え、近隣諸国の信頼を失うこと、そのことは、、日本にとっても「軍事的脅威」しか生まない。

そんな、国民を危険に晒すようななものは、保有してはいけない。
憲法でも、厳しく、禁じているではないか。

日本は、永久に、「戦争をしない国」であり続けなければならない。







http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/277.html
記事 [政治・選挙・NHK289] いまや永田町は骸骨や亡霊が跋扈する「ゾンビ村」と化しつつある 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)

いまや永田町は骸骨や亡霊が跋扈する「ゾンビ村」と化しつつある 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/318764
2023/02/15 日刊ゲンダイ


犯罪スレスレの疑惑を数々まといながら財務省の陰謀のせいに(2018年衆院厚労委、森友問題の厳しい質疑を受ける安倍元首相)/(C)日刊ゲンダイ

 先週発売された「安倍晋三回顧録」(中央公論新社)で安倍晋三が「財務省が私を引きずり下ろそうと画策した」、森友学園事件も「私の足をすくうための財務省の策略の可能性がゼロではない」と語っているのを知って、背筋が凍る思いがした。

 犯罪スレスレの疑惑を数々まといながら、「ああ言えばこう言う」ふうに言い逃れをし、それも面倒くさくなれば国会も記者会見も開かずに質問される機会を消し去ってしまうのが彼の常套手段であるとは認識していたが、ただ逃げるだけではなくて、窮鼠猫を噛むではないけれども、自分と妻の犯罪的失態を財務省の陰謀のせいにして自己正当化しようとするこの卑劣漢ぶりは一体何なのだろうか。

 それを自民党のベテラン秘書に問うと、彼の答えがふるっていた。

「あのね、いま永田町は岸田文雄村長の下で骸骨や亡霊や透明人間が跋扈する『ゾンビ村』と化しつつあるんですよ」と、こう続ける。

「岸田は安倍を国葬に付して無事送り出したつもりだったけれども、安倍はその程度では成仏しないで、『俺を撃ったのは山上徹也だが、財務省だって俺を殺そうとしたんだよ』とか恨み言をつぶやきながらこの辺を彷徨っている。そういうのをビシッと抑えて追い払うのが長老級の役目だが、麻生太郎も菅義偉もゾンビで、いずれも1年で首相の座を追われたのが悔しくて、あわよくば『もう一度』と魂を中空に漂わせている。二階俊博は年老いて、もはや自ら事を起こす気力がなく靄のように地面を這っているありさまだ」

 何だかんだ厳しい内部批判をしながらも何十年も自民党に仕えてきた秘書氏にしては、珍しく暗い物言いではないか。

「うーん。私が最初に仕えたのは田中派で、これは良いも悪いもあっけらかんと明るくて気持ちよかった。次に付き合った宏池会はみな知的で、きちんと説明できないようなことはしないという毅然とした気風があった。だから私は自民党というのはそういうものだと思って仕事をしてきた。そうでなくなってきたのは、やはり第2次安倍政権の8年間を通じてではないか。一言でいうと陰険になった。キチンと説明しない。ヤジるのは得意だが議論するのは苦手。他人のせいにして逃げて、責任を取らない。こういうのが『安倍文化』で、それが今も永田町を暗雲のように覆っているのですよ」とのことだ。


高野孟 ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/278.html

記事 [政治・選挙・NHK289] 「ワクチン接種で致死率上昇」衝撃データを厚労省が隠蔽。京大名誉教授が開示を求める不都合な事実と悪魔の契約書とは?(まぐまぐニュース):医療板リンク 
「ワクチン接種で致死率上昇」衝撃データを厚労省が隠蔽。京大名誉教授が開示を求める不都合な事実と悪魔の契約書とは?(まぐまぐニュース)

http://www.asyura2.com/22/iryo10/msg/677.html



http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/279.html
記事 [政治・選挙・NHK289] 河野太郎氏が“ネット検閲”を画策? SNSマイナンバー紐付け発言が物議…国民の懸念は本当に「フェイクニュース」なのか (MAGニュース)
河野太郎氏が“ネット検閲”を画策? SNSマイナンバー紐付け発言が物議…国民の懸念は本当に「フェイクニュース」なのか
MAGニュース 2023.02.13号
https://www.mag2.com/p/news/566912

河野太郎デジタル相が12日のテレビ番組で明らかにした「マイナンバーカード認証によってSNS利用に年齢制限をかける」という案が大炎上している。河野氏は一連の騒動を「フェイクニュース」と切り捨てたが、一部では本格的な“ネット検閲”への布石との見方も浮上している。

マイナンバーカードでSNSを規制?河野太郎氏が炎上

河野太郎デジタル改革担当大臣が12日、『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)に出演。『スシロー』をはじめ大手飲食チェーンで、醤油ボトルに唾液をつける様子などを動画で撮影しSNSに投稿する迷惑行為が相次いでいることについて持論を展開した。

河野氏は、少年や若者の迷惑動画がたとえ「おもしろ半分」であっても、社会や投稿者の人生に多大な影響を与えるとして、ネットリテラシー向上が急務と指摘。

さらに、悪質な行為への対策として、マイナンバーを活用してSNS利用に年齢制限をかけるのが有効との認識を示し、「いろんなサービスのアカウントをつくるときに、マイナンバーカードで認証を最初にするということにすれば、年齢制限をきっちり守ることができますから。そういうところにも役に立ってくるんだろうと思います」と説明した。

ところがこの発言を、あるまとめサイトが「日本政府、YouTubeやツイッターなど利用にマイナンバーカード登録義務化する方針」というタイトル文言で伝えたことから、「海外企業にマイナンバー情報を渡せと?」「子供のいたずらをダシにネット検閲か」「まるで中国みたいだな」など、河野氏が痛烈な批判を浴びる事態に。

これに対し河野氏はツイッターで、まとめサイトを引用しつつ「フェイクニュースの出元はここか」とチクリ。自分を批判する人々が「デマ」を拡散していることを強くアピールしたが、それでも一連の騒動は収まりそうにない状況だ。

国民の懸念は「フェイクニュース」ではない

現時点の情報を整理すると、日本政府が「ネット利用時のマイナンバー登録を義務付ける方針」を持っているという指摘は事実ではない。河野氏も番組内で、そこまで踏み込んだ発言はしていない。この点はたしかに、まとめサイトのミスリードと言える。

ただし、それでもなお、河野氏に対する懸念の声をすべて「デマ」扱いするのは早計だ。自身への批判を十把一絡げに「フェイクニュース」と切り捨てる河野氏は、与党大臣としての説明能力に欠けている面がある。

「河野さんが言うように年齢制限を設けるとすれば、SNSを利用する日本国民全員が、マイナンバーカードによる初回認証を行うことになるんですよ。投稿を“禁止”されるのは未成年者だけですが、私たち大人も、自分が成人であることを証明するために結局マイナ認証をさせられるわけです。思想・良心の自由を考えると、非常に恐ろしい事態ですね。

河野さんの発言を批判している人たちは、何よりこの点を憂慮しているんです。『YouTubeやツイッターなどの利用にマイナンバーカード登録義務化』は、将来的には十分あり得るディストピア。このような真っ当な懸念を『デマ』や『フェイクニュース』の一言で切り捨てるのは頭が悪い人だけでしょう。

また、『初回アカウント作成時にマイナ認証』というフローも実効性に疑問があります。世界的規模のSNSプラットフォームがマイナ認証に対応する場合、日本からのアクセスとその他地域からのアクセスを区別して画面遷移を変える必要がある。その地域判定にはユーザーのIPアドレスなどを利用しますが、ノーログポリシーのVPNなどを噛ませば海外ユーザーになりすますのは簡単なんですよ。未成年者がそうやって一旦アカウントを作成してしまえば、その後、国内の生IPでアクセスしてもBANされることはない。訪日外国人観光客と区別するのは不可能ですし、寿司テロなどの迷惑行為を抑止することはできません」(ITジャーナリスト)

ザル規制ほど実は危険?ネット検閲への道

SNSアカウントとマイナンバーが紐付けされるのは、ネット上で悪事を働かない一般ユーザーとしても気持ち悪いのは間違いない。

ただ、河野氏の提案する方式が「やってる感」だけの無意味なものだとすれば、私たちが“ネット検閲”を過剰に心配する必要はないとも言えるのだろうか?

「まったく逆です。ザル規制だからまあいいか、という考え方がいちばん危ない。初回のみの認証に実効性がなければ、じゃあ毎回マイナ認証を要求しようとか、国レベルでツイッターやTikTokへのアクセスを遮断しようとか、そういう動きに繋がっていくことは容易に想像できます。“日本の中国化”です。

どれほど無意味でも、すでに『初回マイナ認証』が仕組みとして導入されている状態なら、それを少しずつ厳格化していくだけなら国民の反発は生じにくい。そのときは“寿司ペロペロ”とはまた別の社会問題が“ネット検閲”の理由付けに利用されるんじゃないですか?国家は、国民の言論を統制したいという根源的欲求を持っている。このことを決して忘れてはいけないと思います」(前同)

陰謀論ではなく、ごく自然な推論として、マイナンバーカードによるSNSの年齢制限と、国家による本格的な“ネット検閲”は「地続き」と考える人たちが少なくないようだ。

今はそうでなくても、近い将来に懸念される最悪のシナリオ。それに対する不安の声を「フェイクニュース」の一言で一蹴して本当にいいのだろうか。

ネット上の言論とマイナンバーの紐付けは、民主主義を根幹から破壊する危険かつ異常な発想。そう感じる国民が多いからこそ、河野氏への抗議の声がこれほどまでに広がっているのだろう。

ワクチン問題と共通、河野太郎氏の「悪癖」

マイナンバーカードを利用した“ネット検閲”への懸念に対して、並の政治家なら「誤解を与えたのだとしたら謝罪する」などと釈明しそうなものだ。

しかし今回、河野太郎氏はツイッターで、そのような不安の声を「フェイクニュース」と一刀両断している。しかも、具体的に何がどう「フェイク」なのかの説明はどこにもない。

このような河野氏の強気姿勢には既視感がある。今年の正月早々、「運び屋の自分が後遺症の責任を取るなどと口にしたことはない」などと発言して大炎上したコロナワクチン問題だ。

「大人の常識として、元ワクチン大臣が逃げ支度や言い逃れをはじめたら、それは極めて危険なシグナルですよね(笑)ワクチンの安全性に不安を抱く人が増えるのは当然の流れでした。

ところが、あのとき河野さんは、ワクチンの安全性に懐疑的な人々すべてに『デマばかりの反ワクチン派』というレッテルを貼った。自らの主張に有利に働く極端なデマを都合よく拾い上げて印象操作をする一方、多くの国民が本当に知りたがっている疑問はスルーした。いわゆる『チェリー・ピッキング』型の詭弁を弄しました。

今回の“ネット検閲”騒動での初期対応もそれと共通しています。某まとめサイトの伝え方は確かにミスリードだったでしょう。でも、河野さんが『フェイクニュースの出元はここか』とまとめサイトを批判したところで何になりますか?マイナンバーカードによるSNS年齢制限を打ち出して騒動のきっかけを作った張本人が、“ネット検閲”への懸念すべてをデマ扱いすることなんて、絶対にできないはずなんですけどね」(前同)

極端な一部のデマを発掘してきて、それをもってすべての反対意見に「フェイク」のレッテルを貼ってしまうのは河野氏の悪癖のようだ。

だが、今どきのネット民にそんな屁理屈は通用しないし、瞬時に「論点すり替え乙」と見破られてしまう。火に油を注ぐようなものだ。

河野氏はサクランボを摘む前に、もっと国民ひとりひとりの声を拾い上げたほうがいいのではないか。

https://www.mag2.com/p/news/566912

http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/280.html
記事 [政治・選挙・NHK289] 創価よお前もか。細田衆院議長「統一教会隠し」に加担した公明党 (MAGニュース)
創価よお前もか。細田衆院議長「統一教会隠し」に加担した公明党
MAGニュース 2023.02.07号
佐高信
https://www.mag2.com/p/news/566256

旧統一教会とのただならぬ関係を疑われながら有権者に対する説明責任を果たさず、1月24日に非公開という形で彼らとの関わりについて釈明した自民党の細田博之衆院議長。多くの国民から疑問の声が上がるこの説明について、「透明性」を評価したという公明党を厳しく批判するのは、辛口評論家として知られる佐高信さん。佐高さんは自身のメルマガ『佐高信の筆刀両断』で今回、公明党を「自民党の統一教会隠しの共犯者」とバッサリ切り捨てるとともに、同党は自民の茶坊主党に成り下がったとして強く非難しています。

共犯者としての公明党

2019年10月5日、名古屋で開かれた統一教会の関連団体の国際会議に出席した自民党の憲法改正推進本部長、細田博之は基調講演を行い、総裁の韓鶴子を礼賛した。その後、細田は衆議院議長となり、一応、自民党を離れたが、統一教会との疑惑を問われて逃げまわり、2023年1月24日になって、ようやく非公開の形での「説明」をした。そして、「やましいつきあいはなかった」などと釈明したのである。非公開ということが「やましさ」を証明していると私は思うが、それについて公明党(岡本三成)は「誠実に十分に答えた。メディアの前で話をするのと非常に近い、透明性を持った形で懇談した」と評価したという。驚くべき反応だろう。これでは、自民党の統一教会隠しの共犯者となったと言わなければならない。

自民党の元幹事長で公明党(創価学会)とも近かった野中広務が『老兵は死なず』(文春文庫)の中で、小泉(純一郎)政権以降の公明党に苦言を呈している。その「平和と人権」というモットーに共感して緊密な関係を続けてきたからこそ、「原点に返れ」と提言しているのである。

連立を組む時に野中は「対米協力に走りがちな自民党を牽制し、諫める役割を公明党に期待をした」と言う。しかし、「今はそういう役割を放棄してしまい、与党にいることに汲々としている」と断定している。この本が書かれたのが2003年だから、20年前から公明党はブレーキ役を放棄していたのである。野中の苦言は次のように続く。

「インド洋にイージス艦を派遣した時にも、私ははっきりと反対したが、公明党から国会の場でそんな声が上がっただろうか。公明党が自民党と連立政権を組むに当たっての合意の1つに、衆院の選挙制度を中選挙区制に戻すということがあった。これは自民党側が守らなければならない約束なのだが、果たされていない。これについても、公明党の圧力は極めて弱い。政権内にいることを維持するために自分たちの拠って立つものを切り売りしているような印象を受ける」

厳しい批判だが、その通りだろう。20年経って公明党は汚職のテクニックだけは身につけたように見える。遠山清彦はじめ、その例が目立つからである。

「拠って立つもの」の「平和と人権」を公明党は完全にかなぐり捨てた。今や、自民党の公明派という派閥に過ぎず、わかりやすく、自民公明党と名称変更したほうがいいのではと思うほどである。

細田博之の統一教会疑惑追及を避けるのを助けたのだから、あるいは統一公明党と改称したほうがいいかもしれない。

野中は『老兵は死なず』の末尾に「自民党には茶坊主しか残っていない。そんな中で、私はひそかに公明党に期待をしていたが、これにも失望している」と書いている。公明党が自民党の茶坊主党になってしまったわけである。(文中敬称略)


http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/281.html
記事 [政治・選挙・NHK289] 特集/詐欺、殺人、汚職―頻発する「創価学会員の犯罪」 (宗教と社会のかかわりを考える月刊誌FORUM21)

特集/詐欺、殺人、汚職―頻発する「創価学会員の犯罪」
古川利明 ジャーナリスト
宗教と社会のかかわりを考える月刊誌 FORUM21

のっけから、今回のテーマとは一見、全く関係のないような話で恐縮だが、この4月にJR西日本の福知山線で脱線事故が起こり、じつに乗客100人以上が亡くなるという痛ましい大惨事となったのは、記憶に新しい。
 こうした「絶対に安心、安全」だと思っていた鉄道の「ありえない事故」について、運転士が前の駅のオーバーランの遅れを取り戻そうと、通常を遙かに上回る時速100キロ超のスピードで急カーブに突っ込んでいったため、車輪が脱線し、沿線のマンションに激突してしまったことは、既にこれまでの報道で明らかになっている。
 こうした前代未聞の大事故に対し、もちろん、当該電車の運転士の責任は免れようもない。が、しかし、それ以上にいま、厳しく追及されているのが、収益を最優先するあまり、安全対策をおろそかにしていたJR西日本の「体質」である。つまり、「カネ儲け」の前には「乗客の安全」など二の次だという、深刻な「モラル・ハザード」である。
 結論から先に言うと、今度の創価学会迎賓館建設話などに絡む「巨額かたり融資詐欺事件」も、このJR西日本の脱線事故と全く同じことがいえるのではないだろうか。

 「池田大作のウラ」が犯行のヒント?

 警視庁が摘発した「巨額かたり融資詐欺事件」とは、創価学会の迎賓館を建設するなどといった架空話を持ちかけ、巨額の融資をみずほ銀行から騙し取ったとして、主犯格とされる川村克彦(53=犯行当時は創価学会員)ら計7人を、詐欺などの疑いで逮捕したものである。
 これまでの新聞報道によれば、川村は03年12月ごろ、同行国分寺支店長らに対し、「私は池田大作名誉会長の秘書である」と名乗って信用させ、国立市内に創価学会が迎賓館を建設するという話を持ちかけ、融資金約1億4000万円を受けた疑いが持たれている。川村はこのほかにも、八王子市内に創価大学の学生寮を建設するという話を持ちかけ、同支店から約10億円もの融資を引き出した余罪もあるという。
 川村は元創価大教授の女性を「母親」とする養子縁組を結んでおり、「その母親と池田大作は以前から相当、親密な関係にあった」という内部からの情報を私は掴んでいる。そうした関係から、「川村は母親から、表からはなかなか窺い知れない池田大作のウラをいろいろと聞き出し、それをヒントに犯行を思いついたのではないか」という見方をする捜査員もいる。
 今度の詐欺事件について、現段階では、逮捕された川村克彦らによる“個人犯罪”という筋書きで捜査は進展している。
 例の迎賓館建設話が本当に「架空」だったかどうかはともかく、法務局への土地の売買登記の段階で、川村らが偽造の収入印紙を使用している点に、詐欺罪の構成用件である「だまそうとした」という、「犯意の立証」は可能だと私はみている。それゆえ、JR西日本の脱線事故における運転士と同様、川村ら個人の「刑事責任」は免れられないのではないか、と思う。
 しかし、川村らそれぞれの個人をあたかも「トカゲのシッポ」のように切り落とすごとく、「すべては川村たち個人が勝手にやったことで、組織としてはあとは知らぬ存ぜぬ」と、この事件の幕引きを図ってもいいのだろうか。

 金権体質が数々のスキャンダルを生んだ

 JR西日本の脱線事故が、その組織が宿命的に抱える「体質」に由来しているのと同様、こうした今回の「巨額かたり融資詐欺事件」も、「創価学会=池田大作」の金権体質抜きには、決して起こりえない。
 こうした金権体質の具体例を挙げていったら、それこそキリがないが、例えば、89年6月、横浜市旭区の産廃施設場で、現金1億7500万円の入った耐火金庫が放置されるという“ミステリー”が起こった。しばらく経ってから、池田大作の側近で、文字通り、池田の「金庫番」だった中西治雄が「持ち主は、じつは私」と名乗り出たことから、「そんな大金をゴミのように捨てるとは、創価学会と池田大作は、よっぽどカネが余っているのか」と、世間を驚かせた(ちなみに、中西は池田の大蔵商事営業部長時代の部下である)。
 また、これに続く金銭スキャンダルとしては、91年3月に朝日新聞のスクープによって、ルノワールの絵画を転がすことで、15億円もの裏金を捻出していたことが明るみになっている。これは学会系列の富士美術館が、三菱商事という“ブラック・ボックス”を経由する形でアートフランスから購入する手口によるものだった。ここでは相当の金額を水増しする形で購入したように見せかけることで、巨額の裏金は、文字通り、闇の中へとすっぽり消えていってしまったのである。

 池田キャラクターと非課税特権が体質の土壌

 このような「創価学会=池田大作」の「金権体質」を生む土壌には、大きく二つあり、まず、第一に、池田大作自身のキャラクターである。
 それは、戸田城聖が経営していた高利貸し業「大蔵商事」で池田が営業部長を務めたことで、ピンハネやキックバックといった裏金捻出方法も含め、「カネの持つ威力」を自らの血肉化された体験によって熟知したことである。
 もう一点は、宗教法人法によって、「信教の自由」の名のもと、カネの出入りが事実上、“治外法権化”していることである。法人税、固定資産税は専ら「宗教活動」に関わるものについては、まったく課税されない。つまり、「宗教活動」と名がつけば、1円たりとも税金を支払う必要はないわけで、それゆえ、一般企業ではまず不可能といっていい巨額の資産形成が可能となる。
 こうした二つの要因をもとに、65年に正本堂建立名目で、公式発表で「355億円」(現在の資産価値に換算すると、その約10倍に相当)ものカネをかき集めたことをきっかけに、大手都市銀行の目の色が変わることとなる。池田大作の元には、銀行のトップらがコメつきバッタのごとく、日参していたことが、元学会顧問弁護士・山崎正友氏の内部告発からも、既に明らかになっている。
 〈支店長だけでなく、頭取、副頭取といった首脳も、池田氏に面談を求めては、精一杯ゴマをすっていた。三菱の田実渉、中村俊男の頭取副頭取、富士の岩佐凱実頭取……。
 池田氏も心得たもので、そのゴマすりが気に入ると、ポンと数億円の預金を土産に与える。〉(『週刊新潮』82年3月18日号)
 とりわけ、池田大作の旧三菱銀行に対する発言力は絶対的で、「私が一声かければ、三菱は私の指定する人に、三百億までは無担保で貸すといってる」と豪語していた事実を明かしている。

 厳しく問われる池田大作の“使用者責任”

 それゆえ、こうした「創価学会=池田大作」の、旧三菱銀行をはじめとする大手都市銀行に対する巨額預金の存在ゆえに、例えば、旧三菱銀行とその系列の三菱商事と「三位一体」による全国の規模での墓苑開発ビジネスや、さらには前述したような、ルノワールの絵画転がしによる、巨額の裏金捻出も可能となるのである。
 その意味では、今度の迎賓館建設話などにまつわる巨額かたり融資詐欺事件も、捜査当局がどこまで全容を解明できるか(もしくは、解明する気があるのか)はわからないが、銀行も“共犯”として参画することで、「池田大作名誉会長の秘書」を名乗っていた川村克彦らを経由し、「創価学会=池田大作」が最終的にその土地を高額で買い上げる(=転がす)ことで、あのルノワール疑惑と全く同じ手口で、巨額の裏金を捻出することは、少なくとも、技術的には可能だったわけだ。
 「魚は頭から腐る」のことわざの通り、今度の「巨額かたり融資詐欺事件」は、何度でも言うが、「創価学会=池田大作」の金権体質抜きに、絶対に語ることはできない。
 であるなら、何よりも組織のトップである池田大作の?b使用者責任”を厳しく問うとともに、こうしたトンデモない詐欺事件を引き起こすバックグラウンドともなっている、「宗教法人の非課税特権」にも徹底したメスを入れていくことが必要だろう。  (文中・一部敬称略)

古川利明(ふるかわ・としあき)1965年生まれ。毎日新聞、東京新聞(中日新聞東京本社)記者を経て、フリージャーナリスト。著書に『システムとしての創価学会=公明党』『シンジケートとしての創価学会=公明党』『カルトとしての創価学会=池田大作』『デジタル・ヘル サイバー化監視社会の闇』(いずれも第三書館刊)など。

https://forum21jp.web.fc2.com/05-6-1.html


頻発する創価学会の組織犯罪や創価学会員の犯罪行為の多さを批判する報道

創価学会という犯罪者の巣窟(実話BUNKAタブー 2021年6月号)
https://ameblo.jp/cultsoudan/entry-12749735639.html

創価学会犯罪史
http://www.soka-news.jp/jiken.html

創価学会のお家芸 嫌がらせと盗聴
創価学会はストーカー犯罪の常習犯であると証明された
https://21cult.web.fc2.com/stalking.htm

京都アニメーション放火事件の青葉容疑者は創価学会員の衝撃!
https://21cult.web.fc2.com/kyoani.htm

多くの国が創価学会をカルトに指定。
https://21cult.web.fc2.com/cult.htm

フランス国営テレビが創価学会批判特集!!
「創価学会は社会を死に至らしめる最も危険なカルトのひとつ。21世紀型のホワイトカラーのカルト。」
https://torideorg.web.fc2.com/study/185.htm

創価学会はオウム真理教の双子。宗教界でも世界でも異端カルトの創価学会=公明党。
https://21cult.web.fc2.com/gendai1.htm


http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/282.html
記事 [政治・選挙・NHK289] カルト集団と化した自民党 (HARUKI)

カルト集団と化した自民党
HARUKI
https://ameblo.jp/vita-sana/entry-12271161232.html

今の自民党は名前こそ自由民主党ですが、中身は反自由・非民主党です。党内議論は封じられ、安倍独裁となっています。

 それでも自民党が一定の支持を得ているのは、以前の自民党を支持していた層の受け皿となる政党が見当たらない事、世界的なナショナリズムの台頭によって若者を中心に右傾化が進んだ事、そして何よりもマスコミが安倍政治をほとんど批判しなくなった事にあると思います。

 議論や意見が許されなくなった自民党、その原因は小選挙区制度にあります。

 小選挙区では自民党から複数の候補者を立てられません。しかも公認権は自民党総裁である安倍晋三が握っています。

 安倍晋三は小心者で、聞く耳を持ちません。自分を批判したり、意見するような人物は絶対に公認しません。公認が得られなくなったら、政治家はお終いです。

 自民党に気骨のある政治家がいなくなったのはこれが原因です。

昨年9月の国会で、安倍総理の所信表明演説を自民党議員全員がスタンディングオベーションで讃えるという前代未聞の出来事がありました。

 ヒットラーを党首とするナチスの姿が被り、非常に気味悪く感じました。

 安倍ほど自分の言葉に責任を持たない政治家はいません。

息を吐くように嘘を吐く・・・こんな人物をリーダーとして崇める自民党はもはやカルト集団です。教祖絶対のカルト集団は必ず暴走します。ブレーキが壊れた車と変わりません。その先にあるのは破壊と破滅です。

 この数年で自民党はすっかり変貌しました。

 そんな自民党の変貌について、「BEST T!MES」の書評記事とお馴染み「岩上安身」さんのIWJの掲載記事から転載させて頂きます。

http://best-times.jp/articles/-/2231

<以下転載>

自民党の裏の裏まで知り尽くした田原総一朗にしか書けない自民党論
田原 総一朗
2016年06月08日

閉塞する日本の元凶は自民党にある。 自民党前史と言える吉田茂の自由党時代まで遡り、結党から高度経済成長の時代を経て、冷戦の終結と、時代の変遷を踏まえた上で、現在の安倍政権がいったい何をめざし、日本をどう変えようとしているのかを浮き彫りにする。

主流派、非主流派が激論を交わした自民党はもはやない
議論なき政党はいったいどこへ向かうのか!?

 自民党とは、いわば総合デパートのような政党であった。
 保守もいれば、リベラルもいる。タカ派がいれば、ハト派もいる。党内には言論の自由があり、民主的な雰囲気があった。

 かつての自民党は党内で徹底的な議論が行なわれ、根本的な矛盾が国会審議にまで持ち越されることなどなかった。たとえば、安保関連法案が憲法違反かどうか、どの部分が憲法に抵触するのかといった問題は、自民党内で議論が尽くされていたはずである。

 なぜなら、自民党には主流派に激しく論争を挑む反主流派や非主流派の議員がいたからだ。自民党には自由に自分の意見を表明して討論できる柔軟な構造があり、その意味では開かれた政党であった。だからこそ、長期間にわたって国民の支持を得て、政権を維持してきたのである。

 政治を取材するジャーナリストたちは、社会党や共産党といった野党になどほとんど関心がなかった。自民党内の主流派と反主流派、非主流派の争いの方が格段に面白く、取材のエネルギーと神経のほとんどを注いだものである。

 総裁選にしても、かつての自民党なら複数のリーダーが出馬して、それぞれの政策を掲げて論争するのが通常のパターンだった。角福(田中角栄と福田赳夫)戦争や三角大福中(三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘)の抗争などと言われ、主流派と反主流派、非主流派の間で、総裁の座をめぐる激しい攻防が展開された。
 ところが、自民党は大きく変わってしまった。

 激しい論争が消え、反主流派や非主流派の存在感が全くなくなってしまったのだ。不自由非民主党になったと言ってもよい。政治が面白くないのは、そのせいである。

 安保関連法案にしても、批判したのは元副総裁の山崎拓や、元幹事長の野中広務や古賀誠ら自民党OBばかりであった。現役の自民党議員は執行部の顔色を覗うばかりで、自分の意見を表明するのを恐がっているかのように見えた。安倍首相と異なる意見を述べることが、党への「造反」であるという捉え方すらされているようだ。

 これは尋常ではない。いろいろな意見が戦わされることによって法案が確かなものになっていくのであり、党内の言論の自由や民主主義が欠如すると、欠陥のある法案が国会に提出されてしまうことになりかねない。

 15年9月に行なわれるはずだった自民党総裁選では、対立候補の出馬がないままに安倍首相が無投票で総裁に再選された。
総裁派閥である細田派をはじめ、額賀派、岸田派、二階派など党内の全派閥がまるで忠誠心を競うように安倍首相支持を打ち出した。

 たとえば、岸田文雄外相が率いている岸田派、つまり宏池会は池田勇人時代に立ち上げられ、大平正芳、鈴木善幸、宮澤喜一ら首相を輩出した保守本流であり、平和憲法を守るハト派であって、安倍政権とは体質が異なるはずである。

 こうしたなかで、自民党の柔軟さを示そうと前総務会長の野田聖子が勇気を持って出馬を決意したが、党内の切り崩しにあって20人の推薦人を集めることができず、出馬を断念せざるをえなかった。(本文より)

〜ここまで〜


http://iwj.co.jp/wj/open/archives/365665
<以下転載>
「安倍政権はもはや自民党政権ではない」〜自由党・小沢一郎代表が「森友学園」問題で「こんな馬鹿なことはない。党としても全力で調査する」
記事公開日:2017.3.4
(取材・文:ぎぎまき)

「(森友学園問題は)安倍内閣の強権的な権力政治の一つの現れだろう」

 自由党の小沢一郎代表は2月28日の定例会見で、学校法人「森友学園」へ国有地がただ同然で払い下げられた問題について「誰が考えても理解できない問題で徹底的に真相を解明しなければならない。党としても全力で調査する」とIWJの質問に答えた。

 同学園へ9億円以上もする国有地が、結果200万円という法外的な価格で払い下げられた問題は、今や「森友学園」だけにとどまらず、第二の「森友学園」疑惑へと広がりを見せている。安倍総理が「腹心の友」と呼ぶ、学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長が運営する岡山理科大に、なんと37億円にもおよぶ土地が無償譲渡される疑惑も浮上している。

【国会ハイライト】開校まで残り1ヵ月!いまだに設置許可がおりていない「瑞穂の國記念小學院」〜鍵を握るのは大阪府の私学審議会の議事録だがなぜ公開しない!? 知事!「極右学校法人の闇」第10弾 2017.2.22
安倍首相に“第二の森友学園”疑惑! 親友が経営、昭恵夫人が名誉園長の学校法人に特区指定、37億の土地がタダに

 森友学園をめぐる数々の疑惑は安倍政権の「強権的な権力政治」に拠るところだと指摘する小沢代表は、日頃から「安倍内閣の暴走を止めるために政権交代が必要」と主張してきた。長く自民党に身を置いてきたベテラン議員として、安倍自民党は「歴代自民党とは全く異質のもの」とも言い切り、「反国民的」「反民主的」だと非難した。

 小沢代表は森友学園が運営する「塚本幼稚園」での安倍昭恵総理夫人のスピーチの内容も問題視した。「普通の公立学校の教育を受けると、せっかくここ(塚本幼稚園)で芯ができたものが(公立の)学校に入った途端に揺らいでしまう」とする、まるで公立学校教育の否定とも取れる発言について「行政府の長の妻として非常におかしな言動だ」と批判した。

 以下、IWJの質問に対する小沢一郎自由党代表の回答を掲載する。

会見者 小沢一郎代表
日時 2017年2月28日(火) 16:30〜
場所 参議院議員会館「希望の会(自由・社民)会派事務室」(東京都千代田区)

小沢一郎代表「(森友学園問題は)私どもとしても由々しい問題だと思います。安倍内閣の強権的な権力政治の一つの現れだろうと思いますね。

 これが問題になってからテレビで総理夫人の挨拶などを見聞きする機会がありましたが、国民の財産である国有地の払い下げを、ただ同然で特定の人に払い下げをすることは本当に誰が考えても理解できない問題で、これは徹底的に真相を解明しなければならない。

 総理は『もし自分や自分の妻が関係していたとすれば、総理も議員もやめる』と国会で話されたそうだけども、奥さんがあれだけ強烈な挨拶をし、名誉校長ということ自体で直接、権力の行使に関与したかどうかは別として、少なくとも、それだけで大きな影響があったことは否めない事実です。

 自分が直接、財務省や国交省に指示をしたりしなくても、当事者に大きな影響を与えたと思っています。これからさらにどういう事実があるのか、党としても全力で調査をしたいと思います。

 国民の財産を自分たちの特別の仲間の一人に、ただであげるということですから、こんな馬鹿なことが許されるはずがない。

 幼稚園の園児教育の内容等も我々にとっては不見識で、理解不能な内容ですけれども、安倍総理の奥さんがものすごく絶賛するような挨拶をしているんですね。

 教育は私学ですから中身は自由ですけれども、憲法の『公共の福祉』に反しないものである限りは自由ですけれども、『皇国史観』にたった教育をしようが何しようが、直接、法律に触れるものでない限りいいが、そういう考え方の教育をしていることを非常に褒め称え、素晴らしいと総理夫人が言ったということは政治的な意味において、非常に大きな問題だと思います。

 同時に、公立学校ではこういうことをさっぱりやらないのでダメだみたいな話もしている。行政の長の奥さんの発言、総理も同じような考え方を持っているということであるとすれば、非常におかしな言動だと思っています。

 安倍政権は小泉政権もそうですけど、自民党政権ではない。なぜならば、その本質とバックボーンとなる哲学を失ってしまったと思います。言葉で言えば強権的な権力の行使。経済活動で言えば、自由競争を最優先。そして、先人が営々として築いてきた社会保障を始めとするセーフティネットを規制撤廃という名のもとにどんどん取り崩していっている。私は歴史に逆行し、民主主義を否定する考え方だと思います。

 旧来の自民党はやはり富の国民に対する配分を政治の一つの前提として、哲学として持っていた。そこが全く違う。強いやつが勝つから仕方ないという考え方ですし、自分の国家観に合わないものは権力を行使してでも排除するという感覚ですから、非常に反国民的な反民主的な政権だと思っています。かつての自民党政権とは全く異質のものになってしまったと思います」

〜ここまで〜

http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/283.html

   

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