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2023年2月11日21時40分 〜
記事 [政治・選挙・NHK289] 核のごみ最終処分「政府責任で取り組む」 政府が基本方針改定案(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20230210/k00/00m/010/280000c



政府の動きは鈍い。未だに、廃棄場所を探しているが、見つからない。
なので、これから、鉢巻を締め直して、頑張りま〜す、と出来の悪い浪人生のようなことを言っているよ。
という記事。

これまでの60年間は、何をやっていたのか。

以下は記事の抜粋だが、・・・内容は無い。
「みんなで渡れば、怖くない」的な、体よく地方自治体を巻き込み、政府のやってるふりだけ。

記事の抜粋

「原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分を巡って、政府は10日、関係閣僚会議を開き、「政府一丸となって、政府の責任で取り組む」と明記した基本方針の改定案を作成した。最終処分の候補地拡大に向け、国主導で全国の自治体への働きかけを強化する。・・・

改定案によると国は、経済産業省など関係省庁と地方の各出先機関に「関係府省庁連絡会議」「地方支分部局連絡会議」を設置する。各連絡会議は候補地拡大へ向け、電力会社や原子力発電環境整備機構(NUMO、ニューモ)と協力し、自治体などを個別に訪問して理解を求める。100以上の自治体訪問を想定する。・・・

・・・最終処分地の選定を巡っては、第1段階の文献調査が20年11月に北海道の寿都(すっつ)町と神恵内(かもえない)村で始まったが、その後、受け入れを表明した自治体はない。西村康稔経産相は閣議後記者会見で、フィンランドなど先行する国々では10地域程度から絞り込みが進められているとして、「文献調査の実施地域を拡大させていくことが重要だ」と述べた。」

以上が記事の抜粋。


「核のごみ」とはいかにも軽い。実態は、「高レベル放射性廃棄物」
10万年も20万年も、放射能を出し続ける、危険極まりないものなのだが。
「核のごみ」と言えば、国民に、家庭から出る「生ごみ」と同じ扱いに出来る程度のものと思わせることが出来るとでも考えたか・・・。

国民も舐められたものだ。

いずれは、海に捨てるのが一番安上がりだと言って、海洋投棄が俎上に上って、議論にもならず、ひっそりと決まるのではないか。
地中に埋めるよりは、冷却されている分、安全だとかいって・・・。

それで思い出した。似たような「ごまかし」が、まだある。

よく言うわの「処理水」

上の空で聞いていると、水道水よりも、処理された分だけ「美味しそうな水」に聞こえる。
井戸水は美味しいと言われるが、これは、放射能たっぷりの「汚染された井戸水」だ。
これも、いかにも、放射能が除去されているかのような誤った認識を、国民に与える。
むしろ、そのことが目的で考え出されたものだから、世話が焼ける。

実体は、「放射能汚染水」であり、人体への危険は変わらないしろもの。

しかも、これも「処理水」とは言ってはみたものの、「核のごみ」同様、結局は「処理」に困って、とうとう、海に投げ出すと言い出した。
「処理水」なるものを海に放出する前に、目の前にある海水を汲んで、薄めてから、放出するからいいんだと、真面目な顔をして言う。

バケツに「処理水」なるものを入れ、そこに海水を加えて、薄めて、その後海の放出するのと、
「処理水」をそのまま海に放出するのと何が違うのか。

私には、幼稚園児にも分かるように説明することは出来ない。

「裸の王様」の寓話を思い出す。

しかも、その「汚染水」たるや、メルトダウンして地中に沈んでしまった、格燃料を取り出すことに失敗すれば、10万年も発生し続ける「放射能汚染水」となることを考えれば、とても正気な人間の考えることではないだろうと思うのだが。

そんなことを考える人間は、
人類を滅亡の危機に晒すことに、なんの躊躇もない「人非人」と言ってもいい。。
分かり易く言えば、「ひとでなし」だ。

さらに最近では、「反撃能力」という新語まで出てきた。

これも実態は「敵基地攻撃能力」であり、当初はそう言われていたもを、途中から言い換えた、そんな前科がある。

政府によれば、「相手が攻撃に着手したと日本側が主観的に判断すれば、先制攻撃も許される」という、プレミアム付きの、長射程で高性能なスタンドオフミサイルなんだとか。

こんな言葉の言い換えで、国民に降りかかる危険が、消滅するわけもない。
にも拘わらず、何度も同じ手口に騙される、独居高齢者の様に、国民は、いとも簡単に、受け入れてしまう。
政府、役人は、その成功体験に味をしめ、同じことを繰り返してきた。

そのような悪循環を断ち切らない限り、国民はこれからも、「舐められ続ける」ことになる。

何枚あるかも分からない「臭い舌」で舐められたら、私は生きていけそうもない。

何かしら、日本は、既に壊れて、世紀末の様相を呈しているような、暗い気持ちになる。

「王様は裸だよ!」と、声に出して言う勇気が求められている。・・・と思う。

そして、

「「核のごみ」を捨てる場所は、地球上のどこを探しても無いよ!。」

と、科学者は、声を上げるべきではないか。・・・とも思うのだが。







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