記事 [政治・選挙・NHK289] 日本のウクライナ支援を疑問視 森元首相「ロシア負けず」(日ロ外交に尽くした言い分は異常か?)
日本はじめ西側では、ウクライナの言い分は大きく、ロシアの言い分は小さく報じられる。真珠湾攻撃よろしく一方的に攻撃を加えたロシアに非はあったろう。だがその後の戦争は、国境線を争う軍事国家同士の、国民を巻き込み民間人を犠牲にする意地の張り合いでしかないと見える。
空気を読まないことで有名な元首相の言い方は、一方的と報じられるが一理の真実も含むのでないか。
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日本のウクライナ支援を疑問視 森元首相「ロシア負けず」
1/25(水) 18:50配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/51b0d321dfbf7327760a6a52eed5815fa397c379/images/000
共同通信
*東京都内のホテルで開かれた会合で、あいさつする森元首相=25日午後 https://static.tokyo-np.co.jp/image/article/size1/f/8/a/d/f8adf74632cc8af68d63ba223e9398da_1.jpg
森喜朗元首相は25日、東京都内のホテルで開かれた会合で、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、日本政府の対応を疑問視した。「こんなにウクライナに力を入れてしまって良いのか。ロシアが負けることは、まず考えられない」と述べた。
ロシアが核攻撃に踏み切ったらアメリカはどこに報復するか? 米政権内で行われていた机上演習の衝撃的な中身
日本は、ロシアのウクライナ侵攻について「不当かつ残虐な侵略戦争」(岸田文雄首相)と非難しており、森氏の発言は物議を醸しそうだ。
森氏は、自身がかつて会長を務めた「日印協会」の会合に出席。「今のロシア問題もそうだ。せっかく(日ロ関係を)積み立てて、ここまで来ている」として、ウクライナに肩入れしすぎれば日ロ関係が崩壊しかねないとの認識を示した。
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関連:
■森元首相がゼレンスキー氏を批判 「ウクライナ人苦しめた」/東京新聞
http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/550.html
投稿者 仁王像 日時 2022 年 11 月 19 日 09:23:19: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/209.html
2023年1月26日08時10分 〜
記事 [政治・選挙・NHK289] 「こんなにウクライナに力を入れていいのか」自民・森喜朗元首相(空気を読まない元首相の言い分の方がよほどまとも)
「防衛装備」と称する武器供与。挙句の果てに、非武装平和主義も専守防衛もかなぐり捨てて「反撃能力」と称する事実上の「敵基地先制攻撃能力」獲得のために大増税して世界第3位の軍事大国化とは。
ウクライナ戦争を利用して日本国民をだます言い方に疑問を持つ側に立てば、空気を読まない元首相の言い分の方がよほどまともに思える。
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「こんなにウクライナに力を入れていいのか」自民・森喜朗元首相
https://news.yahoo.co.jp/articles/a34dbe9e76e0f9a551b92119e47bef4d0f4ace1c
1/25(水) 19:30配信
朝日新聞デジタル
「清和政策研究会との懇親の集い」であいさつする森喜朗元首相=2022年5月17日午後6時34分、東京都港区、藤原伸雄撮影 *https://www.asahicom.jp/imgopt/img/8197b9bc56/hw414/AS20230125003472.jpg
■森喜朗元首相(発言録)
せっかく(これまでロシアと良好な関係を)積み立ててここまできているのに、こんなにウクライナに力入れちゃっていいのかな。ロシアが負けるってことはまず考えられない。そういう事態になればもっと大変なことが起きる。そういうときに日本がやっぱり大事な役割をしなきゃならん。それが日本の仕事だと思います。(日印協会創立120周年記念レセプションで)
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http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/210.html
「防衛装備」と称する武器供与。挙句の果てに、非武装平和主義も専守防衛もかなぐり捨てて「反撃能力」と称する事実上の「敵基地先制攻撃能力」獲得のために大増税して世界第3位の軍事大国化とは。
ウクライナ戦争を利用して日本国民をだます言い方に疑問を持つ側に立てば、空気を読まない元首相の言い分の方がよほどまともに思える。
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「こんなにウクライナに力を入れていいのか」自民・森喜朗元首相
https://news.yahoo.co.jp/articles/a34dbe9e76e0f9a551b92119e47bef4d0f4ace1c
1/25(水) 19:30配信
朝日新聞デジタル
「清和政策研究会との懇親の集い」であいさつする森喜朗元首相=2022年5月17日午後6時34分、東京都港区、藤原伸雄撮影 *https://www.asahicom.jp/imgopt/img/8197b9bc56/hw414/AS20230125003472.jpg
■森喜朗元首相(発言録)
せっかく(これまでロシアと良好な関係を)積み立ててここまできているのに、こんなにウクライナに力入れちゃっていいのかな。ロシアが負けるってことはまず考えられない。そういう事態になればもっと大変なことが起きる。そういうときに日本がやっぱり大事な役割をしなきゃならん。それが日本の仕事だと思います。(日印協会創立120周年記念レセプションで)
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http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/210.html
記事 [政治・選挙・NHK289] 細田氏「安倍氏は大昔から教団と関係」発言 立憲・安住氏が解明要求(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20230125/k00/00m/010/127000c
少しずつではあるが、此度の「懇談」で細田氏が口にした言葉が活字になって、国民の前に披瀝されつつある。
しかし、結局は、内容は断片的であり、尚且つ「・・・と言っていた」の域を出るものではない。
聞かされ、読まされる国民にとっては、なんとももどかしく、じれったい。
今のままでは、この問題は終わらないし、終わらせない。
立憲・安住氏の決意表明といった内容の記事。
期待したい。
以下記事の抜粋。
「立憲民主党の安住淳国対委員長は25日、細田博之衆院議長が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と安倍晋三元首相は「大昔から関係が深い」との認識を示したことに関し、安倍氏や祖父の岸信介元首相と、旧統一教会との関係を調べる必要があると強調した。・・・
細田氏は24日に与野党の代表者と非公開で面会し、改めて自身と教団との関係を説明した。その中で、教団の組織票の差配などを否定する一方、「安倍(元)首相は大昔から関係が深い。こちらは最近だから。(安倍氏と教団の関係について)長い間に実感していたが、誰から聞いたということではない」などと言及していた。・・・
安住氏は細田氏の説明を受け、「大昔から深い関係だったというのは、具体的にどういうことなのか。細田議長の知っている範囲で教えていただかないといけない。安倍元首相と教団の関係を次はぜひ聞かせていただきたい」と述べた。・・・
安住氏は「記者の質問に答えなければこの問題は終わらない」として記者会見での説明も求めた。
以上が記事の抜粋だが・・・
読んでいても、やはり良く分からない。
肝心なところは、何も語られていないのだろう。
安住氏は上手いことを言う。
「・・・安倍元首相と教団の関係を「次は」ぜひ聞かせていただきたい」
と。
さすがは、元NHK。記者に代わって「記者会見」を要求している。
取材した記者は、そこんところ、「気が付かないかな〜。」
記者の仕事は、「細田氏は何と言ってましたか?」と国会議員に尋ねるのではなく、自らセットした記者会見の場で、国民に成り代わって、細田氏に直接質問をぶつけることではないのか。
http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/211.html
https://mainichi.jp/articles/20230125/k00/00m/010/127000c
少しずつではあるが、此度の「懇談」で細田氏が口にした言葉が活字になって、国民の前に披瀝されつつある。
しかし、結局は、内容は断片的であり、尚且つ「・・・と言っていた」の域を出るものではない。
聞かされ、読まされる国民にとっては、なんとももどかしく、じれったい。
今のままでは、この問題は終わらないし、終わらせない。
立憲・安住氏の決意表明といった内容の記事。
期待したい。
以下記事の抜粋。
「立憲民主党の安住淳国対委員長は25日、細田博之衆院議長が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と安倍晋三元首相は「大昔から関係が深い」との認識を示したことに関し、安倍氏や祖父の岸信介元首相と、旧統一教会との関係を調べる必要があると強調した。・・・
細田氏は24日に与野党の代表者と非公開で面会し、改めて自身と教団との関係を説明した。その中で、教団の組織票の差配などを否定する一方、「安倍(元)首相は大昔から関係が深い。こちらは最近だから。(安倍氏と教団の関係について)長い間に実感していたが、誰から聞いたということではない」などと言及していた。・・・
安住氏は細田氏の説明を受け、「大昔から深い関係だったというのは、具体的にどういうことなのか。細田議長の知っている範囲で教えていただかないといけない。安倍元首相と教団の関係を次はぜひ聞かせていただきたい」と述べた。・・・
安住氏は「記者の質問に答えなければこの問題は終わらない」として記者会見での説明も求めた。
以上が記事の抜粋だが・・・
読んでいても、やはり良く分からない。
肝心なところは、何も語られていないのだろう。
安住氏は上手いことを言う。
「・・・安倍元首相と教団の関係を「次は」ぜひ聞かせていただきたい」
と。
さすがは、元NHK。記者に代わって「記者会見」を要求している。
取材した記者は、そこんところ、「気が付かないかな〜。」
記者の仕事は、「細田氏は何と言ってましたか?」と国会議員に尋ねるのではなく、自らセットした記者会見の場で、国民に成り代わって、細田氏に直接質問をぶつけることではないのか。
http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/211.html
記事 [政治・選挙・NHK289] 国会で118回も嘘 安倍前首相は「虚偽答弁のホームラン王」 (日刊ゲンダイ)
国会で118回も嘘 安倍前首相は「虚偽答弁のホームラン王」
日刊ゲンダイ 2020/12/23
総理大臣がこれだけ「嘘」を重ねていれば国会審議が成り立つはずもない。安倍前首相後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題で、衆院調査局は21日、安倍氏が2019年11月〜20年3月の間、国会で計118回の虚偽答弁をしていたことを明らかにした。
前夜祭をめぐっては安倍氏側が、実費と会費(1人5000円)の差額を補填しながら、政治資金収支報告書に記載していなかった事実が発覚。立憲民主党がこれまで安倍氏が国会で繰り返し主張していた「事務所の関与はない」「補填はしていない」といった、事実と異なる発言の調査を衆院調査局に依頼したところ、衆参本会議と両予算委の計33件の答弁で118回の「嘘」があったという。
国権の最高機関で平然と嘘をつき続ける姿勢には呆れるというよりも怒りしか覚えないが、同じく安倍氏が首相時代に関わった森友問題でも虚偽答弁が相次いでいたことが分かっている。
立憲民主党の川内博史議員が衆院調査局に対し、2017年2月15日から18年7月22日までの間、森友問題をめぐる衆参両院の国会質疑と、財務省の調査報告書や会計検査院が参院予算委に提出した報告内容の異なる答弁の確認調査を依頼。11月24日の衆院財務金融委で調査局が明らかにしたところによると、報告と異なる答弁が51回確認され、計139回の虚偽答弁が判明したという。
内訳は財務省の佐川宣寿理財局長が108回だったほか、中尾睦理財局次長が12回(ともに肩書は当時)、麻生太郎財務相が3回などだ。佐川氏の虚偽答弁108回も驚きだったが、今回の安倍氏はそれを上回る118回だったから、まさに安倍氏は「虚偽答弁のホームラン王」と言っていいだろう。
森友、桜問題でこれだけの虚偽答弁が見つかるのであれば、加計学園獣医学部新設をめぐる疑惑や、陸自の南スーダンPKO派遣日報の隠蔽問題、菅政権下での学術会議会員拒否問題などの答弁でも多くの虚偽が見つかるのではないか。
安倍・菅政権で日本の民主主義は崩壊まっしぐらだ。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283040
http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/212.html
国会で118回も嘘 安倍前首相は「虚偽答弁のホームラン王」
日刊ゲンダイ 2020/12/23
総理大臣がこれだけ「嘘」を重ねていれば国会審議が成り立つはずもない。安倍前首相後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題で、衆院調査局は21日、安倍氏が2019年11月〜20年3月の間、国会で計118回の虚偽答弁をしていたことを明らかにした。
前夜祭をめぐっては安倍氏側が、実費と会費(1人5000円)の差額を補填しながら、政治資金収支報告書に記載していなかった事実が発覚。立憲民主党がこれまで安倍氏が国会で繰り返し主張していた「事務所の関与はない」「補填はしていない」といった、事実と異なる発言の調査を衆院調査局に依頼したところ、衆参本会議と両予算委の計33件の答弁で118回の「嘘」があったという。
国権の最高機関で平然と嘘をつき続ける姿勢には呆れるというよりも怒りしか覚えないが、同じく安倍氏が首相時代に関わった森友問題でも虚偽答弁が相次いでいたことが分かっている。
立憲民主党の川内博史議員が衆院調査局に対し、2017年2月15日から18年7月22日までの間、森友問題をめぐる衆参両院の国会質疑と、財務省の調査報告書や会計検査院が参院予算委に提出した報告内容の異なる答弁の確認調査を依頼。11月24日の衆院財務金融委で調査局が明らかにしたところによると、報告と異なる答弁が51回確認され、計139回の虚偽答弁が判明したという。
内訳は財務省の佐川宣寿理財局長が108回だったほか、中尾睦理財局次長が12回(ともに肩書は当時)、麻生太郎財務相が3回などだ。佐川氏の虚偽答弁108回も驚きだったが、今回の安倍氏はそれを上回る118回だったから、まさに安倍氏は「虚偽答弁のホームラン王」と言っていいだろう。
森友、桜問題でこれだけの虚偽答弁が見つかるのであれば、加計学園獣医学部新設をめぐる疑惑や、陸自の南スーダンPKO派遣日報の隠蔽問題、菅政権下での学術会議会員拒否問題などの答弁でも多くの虚偽が見つかるのではないか。
安倍・菅政権で日本の民主主義は崩壊まっしぐらだ。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283040
http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/212.html
記事 [政治・選挙・NHK289] 日本を私物化して開き直る安倍夫妻の異常。2人とも大事な何かが欠落している (プレジデント)
日本を私物化して開き直る安倍夫妻の異常。2人とも大事な何かが欠落している
「嘘つきは泥棒の始まり」ではなく「嘘つきは安倍晋三の始まり」
プレジデント・オンライン
「真実ではないこと、偽りのこと。極論でいえば、嘘というものは、それを発言した人にとどまることなく、第三者、他人をまきこんでいく」。愛媛県の中村時広知事は5月11日の記者会見でそう話した。元「週刊現代」編集長の元木昌彦氏は「嘘をつき続ける安倍首相の言動は異常だ。また公私をわけられない昭恵夫人の行動も理解できない。2人とも人間として大事な何かが欠落している」という――。
安倍晋三という政治家をひと言で表す漢字は「嘘」だ
12月に京都・清水寺で発表される今年の漢字は「嘘」に決定した。
それ以外にないと、私は思っている。これに似た漢字「偽」が選ばれたのが、年金偽装問題が起きた2007年であった。これは第一次安倍内閣の時だ。安倍晋三という政治家をひと言で表す漢字に「嘘」ほど適切な言葉はない。
歴代総理で嘘をついた人間は数多いる。筆頭は佐藤栄作であろう。彼は沖縄返還を急ぐあまり、アメリカからは「核付き返還」といわれたにもかかわらず、「核抜き本土並み返還」だと国民を欺き、ノーベル平和賞まで授与されてしまうのである。
ここまでスケールの大きな嘘だと、沖縄返還という大義名分があるから仕方ないかと、騙されたほうもため息をつくしかないのかもしれない。
「公約は嘘だった」といってのけた小泉元首相
もう一人あげるとすれば小泉純一郎である。竹中平蔵を経済財政政策担当大臣に据え、派遣法改悪を含む格差拡大政策を取り、非正規労働者を激増させ、貧しい者をより貧しくしてしまった"元凶"である。
私が小泉を許せないと思うのは、この発言である。
総裁選出馬の時に公約した「国債30兆円枠」を守れなくなると、衆院予算委員会で「大きな問題を処理するためには、この程度の約束を守れなかったというのは大したことではない」といい放ったのである。
時の総理があの公約は嘘だった、破ってもいいといってのけたのだ。麻生太郎・財務相も真っ青の、狂気ともいうべき大暴言であるはずだ。
だが不思議なことにメディアの追及は甘く、小泉はそれからも放言を重ねた。当時のブッシュ大統領がイラク進攻の名分にした「大量破壊兵器」に、根拠もなくいち早く賛成した。後にアメリカが嘘だったと認めたのに、私が知る限り、小泉自らが誤りを認めて謝罪したという話は聞いていない。
在任中には原発を容認しておいて、今になると反原発をいい続けていたかのように振る舞う。この男には政治家に最低限必要な節操というものがない。
この二人に比べると安倍の嘘はスケールが極めて小さい。だからといって罪が軽いというわけでは決してない。
官房長官や大臣、秘書官、官僚までが嘘に嘘を重ねている
妻・昭恵が親しくしていた森友学園理事長の国有地購入に便宜を図ったこと。安倍の腹心の友である加計学園理事長の進めていた獣医学部新設に安倍自らが便宜を図ったことは、ほぼ間違いない事実なのに、安倍夫妻は嘘をつき続け、しらを切りとおしている。
最高権力者がついた嘘を、周りが寄ってたかって糊塗(こと)しようと、官房長官や大臣、秘書官、官僚たちまでが嘘に嘘を重ねてきているのである。異常というしかない。
集団思考の研究で有名なアーヴィング・ジャニスは、大統領とその側近がいかに優秀であっても、集団になるとばかげた意思決定をしてしまうことがあると、ベトナム戦争時のトンキン湾事件やウォーターゲート事件を例に出して分析している。
まして優秀ではない権力者が保身のために嘘をつけば、つじつまを合わせるために、官僚たちが文書改竄という犯罪的行為にまで手を染めてしまうのである。
愛媛県の中村時広知事は5月11日の記者会見でいみじくもこう指摘した。
「真実ではないこと、偽りのこと。極論でいえば、嘘というものは、それを発言した人にとどまることなく、第三者、他人をまきこんでいく」
困ったことに、嘘も百万遍いい続ければ嘘ではなくなるという空気、「安倍症候群」とでもいうべきものが日本中を覆い尽くしているのだ。
茂木経済再生相、内田日大監督、小池都知事……
今年に入ってからも、茂木敏充・経済再生相が地元の有権者に線香を無料で配布していた件で、個人の名前は書いていないから公選法違反にはならないと嘘をついた。
日大アメフト部の内田正人監督は、自軍の選手に、相手の選手にけがを負わせるよう指示したが、内田は記者会見で「指示はしていない」と否定し続けた。内田は日大の人間に「否定し続ければそのうち忘れる」と嘯いていたと報じられている。
福田淳一・財務事務次官は、テレビ朝日の女性記者へのセクハラ発言を録音され、週刊新潮がその音声を公開したのに、「オレの声ではない」と嘘をつき続けた。
小池百合子・東京都知事は、これまで経歴に「カイロ大学を"首席"で卒業」と書いてきたが、文藝春秋に「コネ入学であり、卒業していないのではないか」と報じられた。会見で小池は、卒業したことは事実だとはいったが首席については黙して語らなかった。
安倍首相にも「経歴詐称」の過去がある
実は安倍にも同じ経歴詐称の過去がある。彼は成蹊大学を卒業後、アメリカの南カリフォルニア大学政治学科に2年間留学していたと、当初の経歴には書いてあった。だが週刊ポスト(2004年2月13日号)が「経歴詐称」だと報じたのである。
南カ大学側は、安倍は1年間在籍してはいたが、それは「外国人のための英語」の授業だったことを認めた。その1年前は語学学校に通っていただけだったのだ。
以後、安倍は自分のプロフィールからこの部分を削除している。
極めつけは安倍の"嘘友"加計学園の加計孝太郎理事長の記者会見であった。
「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」
問題が起きて以来、逃げ隠れしていた加計が会見を開かざるを得なくなったのは、加計学園が獣医学部新設を進めるためについた嘘について申し開きするためだった。
15年3月、愛媛県に学園側が説明する時、学園側の人間が2月25日に加計理事長が安倍首相と面会し、獣医学部新設について説明した際、安倍が「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」といっていたと説明していたのである。
愛媛県側に残されていた文書にはっきりそう書いてあった。そこで慌てた加計学園側は、話を前に進めるために嘘をついたといい出したのである。
首相の名前を使って相手に圧力をかけ、それがバレると嘘だったと臆面もなくいい出す輩が、教育者の仮面をかぶっているのだ。
「2月25日の記録が残っていないというのは考えにくい」
しかし名前を騙られた安倍は怒りもしなかった。やはり加計との間であのようなやりとりが実際にあったのだろう。そう思うのは私だけではないはずだ。そうした空気が蔓延することを恐れた安倍が、加計に「あんたが出て釈明しろ」といったのではないのか。
ようやく会見に出てきた加計だったが、記者クラブへの通告は2時間前、時間は30分、地元記者に限るというさまざまな制限を付けた。
そこで加計は、部下が嘘をついた、安倍とはその日面会していない、当日の記録はないと全否定したのだ。記者も核心を突く質問ができず、加計は間違いなく嘘をついているという印象が強く残っただけの会見だった。
ノンフィクション作家の森功は、昨年5月に文藝春秋で「安倍首相の腹心の友の商魂」を書いた際、加計側から猛烈な抗議を受けた。その際、加計側は理事長の詳細なスケジュールを出してきたと日刊ゲンダイで話している。それなのに「15年の2月25日の記録が残っていないというのは考えにくい」(森功)。
すべては17年2月17日、衆議院予算委員会で、森友学園に対する国有地払い下げに昭恵が関与しているのではないかと聞かれ、思わず口走ったこの言葉が発端だった。
「私や妻が関係していたということになれば、私は間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」
森友に続いて加計学園問題も追及され、いったんついた嘘に嘘を上塗りして、身動きが取れなくなってしまったというのが実態であろう。
「昭恵さんを慰める会」に集まった保育業界の思惑
その昭恵に新たな疑惑があると週刊文春(7/5日号、以下文春)が報じている。
6月2日、山口県下関市の割烹旅館「春帆楼」に昭恵が6人ほどのSPを従えて入っていった。「帝の間」で待っていたのは保育サービス業大手「ポピンズ」の中村紀子会長(69)と森まさこ参院議員(53)だった。
3月に開催された「ポピンズ」の30周年パーティで、昭恵は乾杯の音頭をとっていたそうだ。この日は中村が音頭をとり「昭恵さんを慰める会」を名目に、3万円コースのふぐを食らい、たらふく飲む会だったという。
文春によれば、第二次安倍内閣発足後に中村と昭恵は親しくなり、毎月のように飲んでいるそうだ。中村には当時、ぜひとも安倍首相に近づく必要があったというのである。中村はテレビ朝日にアナウンサーとして入社し、結婚、出産を経て退社した。
87年に娘をベビーシッターに預けて苦労した経験から、富裕層向けのベビーシッター業を始めた。その後、保育施設運営に乗り出そうとしたが、厚労省の岩盤規制にぶち当たったという。
目的は「官邸主導の国家戦略特区制度の活用」
一方安倍首相のほうは、アベノミクス新三本の矢として「待機児童解消加速化プラン」を打ち出す。そこで中村は安倍に近づき、岩盤規制を打ち破ろうと画策するのである。
女性経営者の交流団体(JAFE)を再始動させ、13年12月の発会式に安倍を呼ぶことに成功する。16年4月にはJAFEのセミナーで昭恵が講演している。
中村のもくろみは、認可保育園の場合、職員は全員保育士資格を持っていなければならないのだが、この規制を緩和して、保育士不足で進まなかった保育施設の増設を進め、国や自治体から手厚い補助金給付を受けられないかというものだ。
そこで中村が頼りにしたのが加計学園獣医学部設立問題でも出てきた「官邸主導の国家戦略特区制度の活用」(文春)だった。
要は、保育士の代わりに幼稚園教諭や小学校教諭の資格を持つ人間も認めてほしいというものである。だが厚労省関係者はこう疑問を呈している。
「中村さんの主張は、自分が運営する保育所増設のために、規制緩和して欲しいと主張しているようなもので、保育の質の確保は二の次に見えます。陳情にも来られましたが、厚労省相手では埒が明かないから、政治の力を頼りに内閣府で特区提案をしたのでしょう」
人件費70%を想定していたのに、平均50%程度しかない
結果からいえば、中村の望み通りに16年から規制が緩和されたのである。そのおかげで「ポピンズ」は120施設を増設し、全国で220カ所の保育施設を運営し、約70億円だった売上を17年度には約140億円に増やしているという。
その収入の半分が国や自治体からの補助金によるものだが、文春の調べによれば、国は保育所の経営実態調査などから人件費を70%と想定して補助金を支給しているのだが、「ポピンズ」運営の認可保育所の保育士人件費率は平均50%程度(16年度)しかないそうである。
中村の経営の私物化についてはここで触れないが、文春がいう通り「国家戦略特区には莫大な公金が投入される。首相夫人が規制緩和のメリットを享受する利害関係者と"お友だち"付き合いをしていては、その選定過程に疑念が生じることは加計学園の例からも明らかだ」。昭恵には人間として大事な何かが欠落している、そう思わざるを得ない。もちろん夫の安倍も同じである。
「50年後には再評価されるかもしれない」はあり得ない
来年のいろは歌留多は「嘘つきは泥棒の始まり」ではなく「嘘つきは安倍晋三の始まり」と変更されるだろう。
安倍がごり押しして今年から小学校で始まった(中学校は来年度から)道徳の授業でも、嘘をつくことは古来日本人の"美徳"であったと教えるようになるに違いない。
安倍は死しても嘘つき宰相としての名は末代まで残るのである。
それでも安倍は「悪名は無名に勝る」というかもしれない。「祖父の岸信介は、日米安保条約は50年後に評価されるといっていた。オレも50年後には再評価されるかもしれない」。そう考えているとしたら、期待は無残に踏みにじられるだろう。
https://president.jp/articles/-/25553
http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/213.html
日本を私物化して開き直る安倍夫妻の異常。2人とも大事な何かが欠落している
「嘘つきは泥棒の始まり」ではなく「嘘つきは安倍晋三の始まり」
プレジデント・オンライン
「真実ではないこと、偽りのこと。極論でいえば、嘘というものは、それを発言した人にとどまることなく、第三者、他人をまきこんでいく」。愛媛県の中村時広知事は5月11日の記者会見でそう話した。元「週刊現代」編集長の元木昌彦氏は「嘘をつき続ける安倍首相の言動は異常だ。また公私をわけられない昭恵夫人の行動も理解できない。2人とも人間として大事な何かが欠落している」という――。
安倍晋三という政治家をひと言で表す漢字は「嘘」だ
12月に京都・清水寺で発表される今年の漢字は「嘘」に決定した。
それ以外にないと、私は思っている。これに似た漢字「偽」が選ばれたのが、年金偽装問題が起きた2007年であった。これは第一次安倍内閣の時だ。安倍晋三という政治家をひと言で表す漢字に「嘘」ほど適切な言葉はない。
歴代総理で嘘をついた人間は数多いる。筆頭は佐藤栄作であろう。彼は沖縄返還を急ぐあまり、アメリカからは「核付き返還」といわれたにもかかわらず、「核抜き本土並み返還」だと国民を欺き、ノーベル平和賞まで授与されてしまうのである。
ここまでスケールの大きな嘘だと、沖縄返還という大義名分があるから仕方ないかと、騙されたほうもため息をつくしかないのかもしれない。
「公約は嘘だった」といってのけた小泉元首相
もう一人あげるとすれば小泉純一郎である。竹中平蔵を経済財政政策担当大臣に据え、派遣法改悪を含む格差拡大政策を取り、非正規労働者を激増させ、貧しい者をより貧しくしてしまった"元凶"である。
私が小泉を許せないと思うのは、この発言である。
総裁選出馬の時に公約した「国債30兆円枠」を守れなくなると、衆院予算委員会で「大きな問題を処理するためには、この程度の約束を守れなかったというのは大したことではない」といい放ったのである。
時の総理があの公約は嘘だった、破ってもいいといってのけたのだ。麻生太郎・財務相も真っ青の、狂気ともいうべき大暴言であるはずだ。
だが不思議なことにメディアの追及は甘く、小泉はそれからも放言を重ねた。当時のブッシュ大統領がイラク進攻の名分にした「大量破壊兵器」に、根拠もなくいち早く賛成した。後にアメリカが嘘だったと認めたのに、私が知る限り、小泉自らが誤りを認めて謝罪したという話は聞いていない。
在任中には原発を容認しておいて、今になると反原発をいい続けていたかのように振る舞う。この男には政治家に最低限必要な節操というものがない。
この二人に比べると安倍の嘘はスケールが極めて小さい。だからといって罪が軽いというわけでは決してない。
官房長官や大臣、秘書官、官僚までが嘘に嘘を重ねている
妻・昭恵が親しくしていた森友学園理事長の国有地購入に便宜を図ったこと。安倍の腹心の友である加計学園理事長の進めていた獣医学部新設に安倍自らが便宜を図ったことは、ほぼ間違いない事実なのに、安倍夫妻は嘘をつき続け、しらを切りとおしている。
最高権力者がついた嘘を、周りが寄ってたかって糊塗(こと)しようと、官房長官や大臣、秘書官、官僚たちまでが嘘に嘘を重ねてきているのである。異常というしかない。
集団思考の研究で有名なアーヴィング・ジャニスは、大統領とその側近がいかに優秀であっても、集団になるとばかげた意思決定をしてしまうことがあると、ベトナム戦争時のトンキン湾事件やウォーターゲート事件を例に出して分析している。
まして優秀ではない権力者が保身のために嘘をつけば、つじつまを合わせるために、官僚たちが文書改竄という犯罪的行為にまで手を染めてしまうのである。
愛媛県の中村時広知事は5月11日の記者会見でいみじくもこう指摘した。
「真実ではないこと、偽りのこと。極論でいえば、嘘というものは、それを発言した人にとどまることなく、第三者、他人をまきこんでいく」
困ったことに、嘘も百万遍いい続ければ嘘ではなくなるという空気、「安倍症候群」とでもいうべきものが日本中を覆い尽くしているのだ。
茂木経済再生相、内田日大監督、小池都知事……
今年に入ってからも、茂木敏充・経済再生相が地元の有権者に線香を無料で配布していた件で、個人の名前は書いていないから公選法違反にはならないと嘘をついた。
日大アメフト部の内田正人監督は、自軍の選手に、相手の選手にけがを負わせるよう指示したが、内田は記者会見で「指示はしていない」と否定し続けた。内田は日大の人間に「否定し続ければそのうち忘れる」と嘯いていたと報じられている。
福田淳一・財務事務次官は、テレビ朝日の女性記者へのセクハラ発言を録音され、週刊新潮がその音声を公開したのに、「オレの声ではない」と嘘をつき続けた。
小池百合子・東京都知事は、これまで経歴に「カイロ大学を"首席"で卒業」と書いてきたが、文藝春秋に「コネ入学であり、卒業していないのではないか」と報じられた。会見で小池は、卒業したことは事実だとはいったが首席については黙して語らなかった。
安倍首相にも「経歴詐称」の過去がある
実は安倍にも同じ経歴詐称の過去がある。彼は成蹊大学を卒業後、アメリカの南カリフォルニア大学政治学科に2年間留学していたと、当初の経歴には書いてあった。だが週刊ポスト(2004年2月13日号)が「経歴詐称」だと報じたのである。
南カ大学側は、安倍は1年間在籍してはいたが、それは「外国人のための英語」の授業だったことを認めた。その1年前は語学学校に通っていただけだったのだ。
以後、安倍は自分のプロフィールからこの部分を削除している。
極めつけは安倍の"嘘友"加計学園の加計孝太郎理事長の記者会見であった。
「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」
問題が起きて以来、逃げ隠れしていた加計が会見を開かざるを得なくなったのは、加計学園が獣医学部新設を進めるためについた嘘について申し開きするためだった。
15年3月、愛媛県に学園側が説明する時、学園側の人間が2月25日に加計理事長が安倍首相と面会し、獣医学部新設について説明した際、安倍が「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」といっていたと説明していたのである。
愛媛県側に残されていた文書にはっきりそう書いてあった。そこで慌てた加計学園側は、話を前に進めるために嘘をついたといい出したのである。
首相の名前を使って相手に圧力をかけ、それがバレると嘘だったと臆面もなくいい出す輩が、教育者の仮面をかぶっているのだ。
「2月25日の記録が残っていないというのは考えにくい」
しかし名前を騙られた安倍は怒りもしなかった。やはり加計との間であのようなやりとりが実際にあったのだろう。そう思うのは私だけではないはずだ。そうした空気が蔓延することを恐れた安倍が、加計に「あんたが出て釈明しろ」といったのではないのか。
ようやく会見に出てきた加計だったが、記者クラブへの通告は2時間前、時間は30分、地元記者に限るというさまざまな制限を付けた。
そこで加計は、部下が嘘をついた、安倍とはその日面会していない、当日の記録はないと全否定したのだ。記者も核心を突く質問ができず、加計は間違いなく嘘をついているという印象が強く残っただけの会見だった。
ノンフィクション作家の森功は、昨年5月に文藝春秋で「安倍首相の腹心の友の商魂」を書いた際、加計側から猛烈な抗議を受けた。その際、加計側は理事長の詳細なスケジュールを出してきたと日刊ゲンダイで話している。それなのに「15年の2月25日の記録が残っていないというのは考えにくい」(森功)。
すべては17年2月17日、衆議院予算委員会で、森友学園に対する国有地払い下げに昭恵が関与しているのではないかと聞かれ、思わず口走ったこの言葉が発端だった。
「私や妻が関係していたということになれば、私は間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」
森友に続いて加計学園問題も追及され、いったんついた嘘に嘘を上塗りして、身動きが取れなくなってしまったというのが実態であろう。
「昭恵さんを慰める会」に集まった保育業界の思惑
その昭恵に新たな疑惑があると週刊文春(7/5日号、以下文春)が報じている。
6月2日、山口県下関市の割烹旅館「春帆楼」に昭恵が6人ほどのSPを従えて入っていった。「帝の間」で待っていたのは保育サービス業大手「ポピンズ」の中村紀子会長(69)と森まさこ参院議員(53)だった。
3月に開催された「ポピンズ」の30周年パーティで、昭恵は乾杯の音頭をとっていたそうだ。この日は中村が音頭をとり「昭恵さんを慰める会」を名目に、3万円コースのふぐを食らい、たらふく飲む会だったという。
文春によれば、第二次安倍内閣発足後に中村と昭恵は親しくなり、毎月のように飲んでいるそうだ。中村には当時、ぜひとも安倍首相に近づく必要があったというのである。中村はテレビ朝日にアナウンサーとして入社し、結婚、出産を経て退社した。
87年に娘をベビーシッターに預けて苦労した経験から、富裕層向けのベビーシッター業を始めた。その後、保育施設運営に乗り出そうとしたが、厚労省の岩盤規制にぶち当たったという。
目的は「官邸主導の国家戦略特区制度の活用」
一方安倍首相のほうは、アベノミクス新三本の矢として「待機児童解消加速化プラン」を打ち出す。そこで中村は安倍に近づき、岩盤規制を打ち破ろうと画策するのである。
女性経営者の交流団体(JAFE)を再始動させ、13年12月の発会式に安倍を呼ぶことに成功する。16年4月にはJAFEのセミナーで昭恵が講演している。
中村のもくろみは、認可保育園の場合、職員は全員保育士資格を持っていなければならないのだが、この規制を緩和して、保育士不足で進まなかった保育施設の増設を進め、国や自治体から手厚い補助金給付を受けられないかというものだ。
そこで中村が頼りにしたのが加計学園獣医学部設立問題でも出てきた「官邸主導の国家戦略特区制度の活用」(文春)だった。
要は、保育士の代わりに幼稚園教諭や小学校教諭の資格を持つ人間も認めてほしいというものである。だが厚労省関係者はこう疑問を呈している。
「中村さんの主張は、自分が運営する保育所増設のために、規制緩和して欲しいと主張しているようなもので、保育の質の確保は二の次に見えます。陳情にも来られましたが、厚労省相手では埒が明かないから、政治の力を頼りに内閣府で特区提案をしたのでしょう」
人件費70%を想定していたのに、平均50%程度しかない
結果からいえば、中村の望み通りに16年から規制が緩和されたのである。そのおかげで「ポピンズ」は120施設を増設し、全国で220カ所の保育施設を運営し、約70億円だった売上を17年度には約140億円に増やしているという。
その収入の半分が国や自治体からの補助金によるものだが、文春の調べによれば、国は保育所の経営実態調査などから人件費を70%と想定して補助金を支給しているのだが、「ポピンズ」運営の認可保育所の保育士人件費率は平均50%程度(16年度)しかないそうである。
中村の経営の私物化についてはここで触れないが、文春がいう通り「国家戦略特区には莫大な公金が投入される。首相夫人が規制緩和のメリットを享受する利害関係者と"お友だち"付き合いをしていては、その選定過程に疑念が生じることは加計学園の例からも明らかだ」。昭恵には人間として大事な何かが欠落している、そう思わざるを得ない。もちろん夫の安倍も同じである。
「50年後には再評価されるかもしれない」はあり得ない
来年のいろは歌留多は「嘘つきは泥棒の始まり」ではなく「嘘つきは安倍晋三の始まり」と変更されるだろう。
安倍がごり押しして今年から小学校で始まった(中学校は来年度から)道徳の授業でも、嘘をつくことは古来日本人の"美徳"であったと教えるようになるに違いない。
安倍は死しても嘘つき宰相としての名は末代まで残るのである。
それでも安倍は「悪名は無名に勝る」というかもしれない。「祖父の岸信介は、日米安保条約は50年後に評価されるといっていた。オレも50年後には再評価されるかもしれない」。そう考えているとしたら、期待は無残に踏みにじられるだろう。
https://president.jp/articles/-/25553
http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/213.html
記事 [政治・選挙・NHK289] さらば日本人!日本滅亡が18年も前倒し!理由は政治の貧困と競争力の低下 (桑野一哉)
さらば日本人!日本滅亡が18年も前倒し!理由は『政治の貧困』にある。
2022/05/10 桑野一哉
望しかない国、日本。
日本人が消滅するカウントダウンに入りましたね。
今の日本がコロナを乗りきっても、世界で競争できるほどの競争力はないでしょう。
どのみち消える民族。
ただ人種というのはその土地の環境に根ざしたもの。
遙か未来には同じような民族が生まれるでしょう。
明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ)
『出生数』が、何と「75万人」を割り込んだ。
国立研究所の推計より“18年”も早まっている。
理由は『政治の貧困』にある。
「子ども予算」を諸外国並みに増やし、“嫌がらせ”のような「所得制限」を撤廃し、社会全体で子育てを応援する方針へと転換することだ。
成功することは、明石市で実証済みだ。
https://twitter.com/izumi_akashi?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1522741697146683392%7Ctwgr%5E1373103bc9f0c8c34ec62682d917fe6a17ffc2c2%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fkuwanokazuya.com%2Fgood-bye-japan-20220510%2F
イーロンマスク
「出生率が死亡率を上回らない限り、このままいくと日本消滅するだろう」私もそう思います。
http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/214.html
さらば日本人!日本滅亡が18年も前倒し!理由は『政治の貧困』にある。
2022/05/10 桑野一哉
望しかない国、日本。
日本人が消滅するカウントダウンに入りましたね。
今の日本がコロナを乗りきっても、世界で競争できるほどの競争力はないでしょう。
どのみち消える民族。
ただ人種というのはその土地の環境に根ざしたもの。
遙か未来には同じような民族が生まれるでしょう。
明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ)
『出生数』が、何と「75万人」を割り込んだ。
国立研究所の推計より“18年”も早まっている。
理由は『政治の貧困』にある。
「子ども予算」を諸外国並みに増やし、“嫌がらせ”のような「所得制限」を撤廃し、社会全体で子育てを応援する方針へと転換することだ。
成功することは、明石市で実証済みだ。
https://twitter.com/izumi_akashi?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1522741697146683392%7Ctwgr%5E1373103bc9f0c8c34ec62682d917fe6a17ffc2c2%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fkuwanokazuya.com%2Fgood-bye-japan-20220510%2F
イーロンマスク
「出生率が死亡率を上回らない限り、このままいくと日本消滅するだろう」私もそう思います。
http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/214.html
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