いつの間にか論点がすり替えられ、防衛費増税が既成事実化されている
まるこ姫の独り言
いつの間にか防衛費増税の話がどんどん進んでいる
ネットでは、台湾有事やウクライナ侵攻の話にかこつけて「防衛費増税はやむなし」のような政府に理解を示す発言が多い。
防衛費増大について復興特別税が防衛費の一部に転用されるのは間違っているというものの、枕詞に必ず「防衛費増税は昨今の状況を見たらやむを得ないが」とやけに政府に理解を示している。
本当にやむを得ないのだろうか。
防衛費増額が本当にやむを得ないかどうか、そこのところを政府は何も説明せず、とにかく防衛費増額が既定路線化されて自民党内では喧々諤々の大騒動。
それを大騒ぎして報道するメディア。
見ている方を誘導しているのじゃないか?
防衛費増額の是非の議論は何一つしないまま、防衛費の増額の財源をどうするかが独り歩きしている。
そして防衛費増額が防衛費増額の一部に転用されることだけが大問題になっている。
勿論、復興特別所得税が防衛費増税に使われることは名目上あってはならない事なのだが、そもそも、いつの間に防衛費増税が規定路線になってしまったのか。
そして、国民が政府に防衛費増税をお願いしたかのような話になっていて、知らない間に防衛費負担が国民の責任にされている。
私たち国民は自民党の詐欺に引っかかったようなものだ。
岸田も防衛費増税を国民がお願いして決まったかのように、胸を張って「今を生きる国民の責任」だと言い切っていた。
それが大不評だったせいか「今を生きる我々れの責任だ」に変更してしまったが、要するに政府が勝手に防衛費の増額を国会にも諮らず決めてしまったという事だ。
結局、泉も自民党議員と何ら変わらない発想の持ち主で、野党政党代表と言う感じはしない。
本来の野党は、「復興予算が防衛費増額に使われるのは筋違い」ではなく「防衛費を政府が独断で勝手に増やす事が決定している」のはおかしいと抗議するのが仕事だと思うが、簡単に与党に取り込まれてしまっている。
相手の土俵に完全に乗って話を展開している立憲の泉で。
これでは野党としての存在意義さえ疑われる。
http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/890.html