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2022年11月21日15時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK288] 三重・鈴鹿の車ルールに生活保護受給者が異議 最低限度の生活とは?(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20221120/k00/00m/040/212000c

記事によれば、

「乗用車の利用を巡る行政の指示に従わなかったため生活保護の支給を停止したのは違法だとして、三重県鈴鹿市が10、11月に障害のある受給者から相次いで提訴された。・・・車の保有率が7割に達する中、相次ぐ提訴は生活保護受給者の「最低限度の生活」とは何かという問いを投げかけている。・・・」

「買い物以外にも行きたい所はあるのに買い物もダメ、病院しかダメ、と言われるのはおかしいのではないか」

「・・・国は車も資産とみなし、原則として保有を認めていない。・・・」

小久保哲郎弁護士は「(障害者に限らず)地方に暮らす生活困窮者にとっては車が生活必需品だ。車の保有の制限が生活保護申請の大きな障害になっている」と指摘する。

龍谷大の嶋田佳広教授(社会保障法)は、・・・食べて、寝て、というだけが生活ではない。車を持っていいかどうかも含め、実質的な意味できちんと最低限度の生活が保障されるかが生活保護を考えていく上での一つのポイントだ」と指摘する。

・・・・

「最低限度の生活」とは、どんな生活をいうのだろうか?

私自身の生活を振り返ったときに、車は必要不可欠だと言える。
かといって、年がら年中、車を乗り回しているわけではない。
週1回の食料買出しと、2か月に1回の通院が車の主な出番だ。
勿論、それ以外に、車を使うことはある。
孫の発表会を見に行く時には、一張羅の服で着飾る事もある。
そんな時でも、どういう訳か、車は、目立たない隅の方に止める。
今のご時世、ガソリンを節約するために、車を出す回数も減らすべく、用事足しをまとめたりして、節約しているつもりだ。
真面目だからという訳ではない。
そうしなければ、直接、食事の回数に響いてくるからに他ならない。
私は、車を持っている。
と言っても、子供からお下がりして貰ったものだが・・・。
機能的には、十分役に立っている。今年で丸15年になるが、大切に使っている。
これも資産か〜。私も資産家〜?
先日、下取りの見積もりを依頼したら、値が付かなかった。
「それほどの高級車じゃないですよ〜」と言ったら、逆に、廃車費用に1万円も掛かると言われた。
その場は、笑って誤魔化したが、車といっても、いろいろあるものだと、初めて知った。
こんど、市役所に下取りして貰えないか、聞いてみることにする。

そんなことを考えていたら、自分は、まともな生活が出来ているのだろうか、と不安になってきた。
私は、今のところ、生活保護を受けなくとも、何とかやっていけているつもりだった。
もしかして、自分は、憲法が保障する「最低限度の生活」以下の生活を強いられているのではないか。
これで、車が無かったら、最低限度どころか、生活そのものが続けられそうにない。

「最低限度の生活」とは何ぞや。

アルバイトを朝から夜中まで掛け持ちにして、女手一つで、何人もの子供を育てている母子家庭のニュースを見る。
まともな食事にも苦労し、子供食堂に助けられているというニュースも目にする。
寒い中、炊き出しに並ぶ人たちに、暖かい食事を振舞う山本太郎のような人たちのことも、ニュースで知る。
一方で、生活保護の不正受給の話も絶えることがない。
さらには、我が国の総理大臣は、外遊のたびに、兆円の税金を、大盤振る舞いするのが、慣例になったような振舞いを見せる。

車を所有していたら、生活保護は受けられない・・・???。
判断基準が、根本のところで、間違っていないか?
生活保護の趣旨をはき違えていないか?
http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/765.html
記事 [政治・選挙・NHK288] 首相が寺田総務相を更迭、民主党政権で外相務めた松本剛明氏が後任…1か月で閣僚3人辞任(読売新聞オンライン)
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20221120-OYT1T50132/

「・・・首相は首相公邸で寺田氏から辞表を受け取った後、「国会中、相次いで閣僚が辞任することとなり、深くおわびする。私自身、任命責任を重く受け止めている」と記者団に述べ、陳謝した。寺田氏は自らの疑惑に関し、「議員活動は続ける中で確認できたことは発表する」と記者団に語った。・・・」


たった1か月で閣僚が3人も辞任。
しかも、これで収まりそうな気配はさらさら無い。
辞任ドミノとは、よく言ったものだ。
大臣予備軍の人たちは、それとなく、リークしているのだろうなぁ〜。
国民も既に予想してる。
この次はあの人。
そして、総理の口からは
「・・・私自身、任命責任を重く受け止めている・・・」
国民は既に予想してる。
この次の次はあの人と。
その時の総理の口からは・・・。

これが、今国民の目の前で繰り広げられている、日本政治の現実。

「・・・私自身、任命責任を重く受け止めている・・・」

そう言う総理自身の、「言葉の軽さ」は「鴻毛より軽し」
その事実を、重く受け止めてほしいものだ。

「死は或いは泰山より重く或いは鴻毛より軽し」

総理の言葉は、いつでも、泰山より重くあって欲しい。
http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/766.html

   

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